JPH099828A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JPH099828A
JPH099828A JP7165580A JP16558095A JPH099828A JP H099828 A JPH099828 A JP H099828A JP 7165580 A JP7165580 A JP 7165580A JP 16558095 A JP16558095 A JP 16558095A JP H099828 A JPH099828 A JP H099828A
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JP
Japan
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flange
cover
opening
shaped cover
rotor
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JP7165580A
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Yasuhiro Hitomi
康弘 人見
Seiichi Aratake
清一 荒武
Kenichi Sugawara
謙一 菅原
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータをリール本体に取り付けた状態のまま
で、マスターギアの交換が容易に行えるようにする。 【構成】 リール本体とハンドル軸とスプールとロータ
3とマスターギアとカバー本体200とフランジ状カバ
ー210とを備え、カバー本体200が、ロータ3に重
ならない範囲でリール本体の開口部2hの一部を塞ぎ、
ハンドル軸の一端側が回転自在に支持され、開口部2h
から取り外し可能であり、フランジ状カバー210が、
カバー本体200に塞がれていない残りの開口部2hを
塞ぎ、マスターギアが開口部2hから取り出し可能にな
る退避状態に配置可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピニングリールに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、リール本体
と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、外周
に釣り糸が巻かれるスプールとを有している。リール本
体にはロータを回転させるためのハンドル及びハンドル
軸が装着されており、ハンドル軸にはフェースギアから
なるマスターギアが固定されている。このマスターギア
にはピニオンギアが噛み合っており、ピニオンギアの先
端はロータに固定されている。一方、リール本体にはロ
ータの回転軸芯に沿って螺軸が設けられており、この螺
軸の一端に中間ギアが固定されている。そして、中間ギ
アはピニオンギアに噛み合っている。さらに、螺軸には
スプール軸に固定されたスライダーが係止しており、螺
軸が回転することによりスライダーがスプール軸ととも
に往復動するようになっている。また、ロータは1対の
アーム部を有しており、両アーム部の間には、釣り糸を
スプール外周に案内するためのベール及びラインローラ
が設けられている。
【0003】このようなスピニングリールでは、ハンド
ルの回転操作に伴ってロータを回転させるとともにスプ
ールを往復動させることにより、スプール外周に釣り糸
が均一に巻かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スピニングリールのマ
スターギアは、ロータの回転やスプールの往復動などス
ピニングリールの作動にとって極めて重要な部品であ
る。そこで、マスターギアが磨耗したり損傷したりした
ときに交換できることが要求される。そのため、リール
本体にマスターギアを抜き差し出来る開口部を設け、こ
の開口部を着脱自在なカバーで覆っておくことが考えら
れた。このカバーには、マスターギアが固定されたハン
ドル軸の一端側が回転自在に支持される。
【0005】ところが、マスターギアの抜き差しが確実
に行えるだけの広さがある開口部の全体を、ひとつのカ
バーだけで覆うようにすると、カバーの着脱が困難にな
るという問題が生じる。スピニングリールの小型化や操
作効率を向上させるために、マスターギアをロータの内
部空間あるいはそれに近い位置まで配置することが行わ
れている。マスターギアがロータの内部あるいはそれに
近い位置に配置されれば、マスターギアを抜き差しする
ための開口部およびそのカバーは、ロータの内部空間に
までわたって配置されることになる。ロータの内部空間
に配置されたカバーは、ロータを取り外さなければ容易
に取り外すことができない。カバーを取り外すには、カ
バーに支持されたハンドル軸の軸方向に沿ってカバーを
抜き出さなければならず、そうすると、カバーがロータ
に引っ掛かって抜き出すことができない。
【0006】しかし、マスターギアを交換するたびにロ
ータまでも分解して取り外すのは作業が面倒である。本
発明の目的は、ロータをリール本体に取り付けた状態の
ままで、マスターギアの交換が容易に行えるようにする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールは、リール本体とハンドル軸とスプールとロータ
とマスターギアとカバー本体とフランジ状カバーとを備
える。リール本体は、一方側に開口部を有し釣り竿に装
着される。ハンドル軸は、リール本体に回転自在に支持
される。スプールは、リール本体に往復動自在に支持さ
れ外周に釣り糸が巻かれる。ロータは、リール本体に回
転自在に支持され、スプール外周に釣り糸を案内し、リ
ール本体の開口部の上方空間の一部を覆う。マスターギ
アは、リール本体に収容され、ハンドル軸に固定されて
ロータを回転させ、リール本体の開口部から取り出し可
能である。カバー本体は、ロータに重ならない範囲でリ
ール本体の開口部の一部を塞ぎ、ハンドル軸の一端側が
回転自在に支持され、開口部から取り外し可能である。
フランジ状カバーは、カバー本体に塞がれていない残り
の開口部を塞ぎ、マスターギアが開口部から取り出し可
能になる退避状態に配置可能である。
【0008】発明2のスピニングリールは、発明1にお
いて、退避状態がフランジ状カバーがリール本体から取
り外された状態である。発明3のスピニングリールは、
発明1において、退避状態でフランジ状カバーがリール
本体に係止されている。発明4のスピニングリールは、
発明2において、フランジ状カバーが開口部を塞いだ状
態から開口部の中央側へと摺動自在にリール本体に係合
され、開口部の中央側でフランジ状カバーがリール本体
から取り外し可能であり、フランジ状カバーで開口部を
塞いだ状態でカバー本体で開口部を塞ぐことで、フラン
ジ状カバーが固定される固定手段を備える。
【0009】発明5のスピニングリールは、発明3にお
いて、フランジ状カバーがリール本体に対して、開口部
の周辺に配置された支点を中心にして開口部を塞ぐ状態
と退避状態との間で旋回自在で、かつ、旋回の軸方向に
移動自在に係合され、フランジ状カバーの旋回の外周側
に、フランジ状カバーが旋回の軸方向に移動することで
リール本体に係止される係止手段を備える。
【0010】
【作用】発明1に係るスピニングリールでは、ハンドル
軸が回転させられると、その回転力はマスターギアを介
してロータに伝達される。ロータの回転によってリール
本体に釣り糸が巻かれる。マスターギアをリール本体か
ら取り出すための開口部は、カバー本体とフランジ状カ
バーとで塞がれている。
【0011】マスターギアをリール本体から取り出す際
には、まず、ハンドル軸の軸方向に沿ってカバー本体を
取り外す。カバー本体は、ロータに重ならない範囲で開
口部の一部を塞いでいるので、ハンドル軸に沿って取り
外すことが可能である。つぎに、フランジ状カバーを、
カバー本体とともに開口部を塞いでいる状態から退避状
態へと移行させれば、マスターギアをハンドル軸の軸方
向に沿って開口部から取り出すことができる。
【0012】すなわち、カバー本体およびフランジ状カ
バーという2つの部材で開口部を塞いでおくことによ
り、ロータを分解せずとも、マスターギアの交換が容易
に行えることになる。発明2のスピニングリールでは、
退避状態がフランジ状カバーがリール本体から取り外さ
れた状態であるので、開口部からカバー本体およびフラ
ンジ状カバーの両方を取り外した状態でマスターギアの
取り出し作業が行えることになり、作業が容易になる。
【0013】発明3のスピニングリールでは、退避状態
でフランジ状カバーがリール本体に係止されているの
で、マスターギアを交換したあとで、フランジ状カバー
を所定の位置に戻す作業が容易である。取り外したフラ
ンジ状カバーを保管しておく手間がかからない。発明4
のスピニングリールでは、フランジ状カバーを開口部の
中央側へ摺動させてから取り外すことで、フランジ状カ
バーの上方を覆うロータに引っ掛かることなくフランジ
状カバーを容易に取り外すことができる。フランジ状カ
バーを取り付ける際にも、開口部の中央側から摺動させ
て所定の位置に戻すようにすれば、ロータの内側であっ
てもフランジ状カバーを確実に所定の位置に取り付ける
ことができる。カバー本体で開口部を塞ぐことでフラン
ジ状カバーが固定される固定手段を備えているので、フ
ランジ状カバーとカバー本体を別々に固定する手間およ
び機構が省ける。開口部を塞ぐ部材が、フランジ状カバ
ーとカバー本体とに分かれていても、取り付け固定およ
び取り外しの手間がかからず、取扱い易い。
【0014】発明5のスピニングリールでは、フランジ
状カバーの旋回動作で開口部を塞ぐ状態と退避状態とが
切り換えられるので、操作が簡単である。また、フラン
ジ状カバーを旋回の軸方向に移動させてリール本体に係
止する係止手段を備えているので、フランジ状カバーを
所定の位置に確実に配置することができる。前記旋回動
作と旋回の軸方向への移動動作とは一連の動作で行える
ので、移動および位置決めの操作は簡単かつ確実に行わ
れる。
【0015】
【実施例】
〔全体構造〕図1〜図5に示す本発明の一実施例による
スピニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2
と、リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ
3と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプ
ール4とを備えている。
【0016】リール本体2はボディ2aを有しており、
その上部にはスピニングリールを釣り竿に取りつけるた
めの取付部2bが形成されている。ボディ2aの内部に
は、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、
スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移動させて
スプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのレベルワイ
ンド機構6(往復動機構)とが設けられている。図3お
よび図5に示すように、ボディ2aの片側の側面には開
口部2hを有し、この開口部2hは、カバー本体200
とフランジ状カバー210とで塞がれている。
【0017】〔ロータ駆動機構の構造〕ロータ駆動機構
5は、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに
回転するマスターギア11と、このマスターギア11に
噛み合うピニオンギア12とを有している。ハンドル軸
10はリール本体2に回転自在に支持されている。マス
ターギア11は、図1あるいは図3に示すように、ハン
ドル軸11と一体形成された円盤状の本体11aと、本
体11aの一方の側壁外周部に形成された歯部11bと
を有している。歯部11bはハンドル軸10の軸方向に
突出している。ハンドル軸11は、ボディ2aおよびカ
バー本体200に軸受10a、10bを介して回転自在
に支持されている。リール本体2の外部で、ハンドル軸
11にハンドルが取り付けられている。図3および図5
に示すように、ボディ2aの開口部2hは、マスターギ
ア11の外形よりも大きい。
【0018】ピニオンギア12は筒状に形成されてお
り、その前部12aはロータ3の中心部を貫通してスプ
ール4側に延びている。そして、その先端にはねじ部が
形成されている。ピニオンギア12は、図1および図3
から明らかなように、マスターギア11に対して下方に
一定距離だけけオフセットされて配置されており、その
軸方向の中間部と後端部とは、それぞれ転がり軸受1
3,14を介してリール本体2に回転自在に支持されて
いる。なお、ピニオンギア12の後端部を支持する転が
り軸受14は、マスターギア11の本体の内部に位置し
ている。
【0019】〔カバーの構造〕図2および図3に示すよ
うに、カバー本体200はボディ2aに対して複数個所
をねじ201で固定されて取り付けられる。図4に示す
ように、カバー本体200はロータ3の軸方向側端面よ
りも外側に配置されている。ボディ2aに取り付けられ
たカバー本体200の一部を覆って銘板カバー220が
取り付けられている。銘板カバー220には、機種名や
型番などの文字や記号が打刻あるいは印字されている。
銘板カバー220は、ボディ2aおよびカバー本体20
0の一部を覆って嵌め込まれている。ボディ2aの下面
には係合突起2dを有し、この係合突起2dに銘板カバ
ー220に有する係合部223が係合している。また、
銘板カバー220は複数個所をねじ222でボディ2a
に固定されている。前記した係合突起2dと係合部22
3による係合機構およびねじ222による固定機構を用
いて、銘板カバー220をリール本体2に取り付けるこ
とで、銘板カバー220の取付作業が容易かつ確実に行
える。
【0020】図2および図4に示すように、フランジ状
カバー210は、ほぼ全体がロータ3の内側空間でボデ
ィ2aの開口部2hを塞ぎ、開口部2hの内部に収容さ
れたマスターギア11の一部上方に被さるように配置さ
れている。フランジ状カバー210は、その外周に拡が
る周縁部212が、ボディ2aとロータ3の内面との間
を塞いで、ロータ3の内部に異物などが侵入するのを防
ぐ機能がある。そのためにも、フランジ状カバー210
はロータ3の内部空間に配置されている必要がある。
【0021】図4に示すように、フランジ状カバー21
0の下面一端には摺動突起211を有し、ボディ2aの
表面に設けられた摺動溝2eに摺動自在に嵌め込まれて
いる。摺動溝2eは、ロータ3の内側からボディ2aの
開口部2h側へと延び、摺動溝2eの末端は開口部2h
につながっている。したがって、フランジ状カバー21
0の摺動突起211は、摺動溝2eをロータ3の内側か
ら開口部2hへと移動して開口部2hに抜き出される。
【0022】フランジ状カバー210のうち、摺動突起
211に隣接してカバー本体200と当接する側端面に
は開口部2h側に突出する固定片213を有する。固定
片213の途中には固定孔215が貫通している。フラ
ンジ状カバー210の固定片213を覆うようにカバー
本体200が取り付けられ、カバー本体200の下面に
は、フランジ状カバー210の固定孔215に嵌入する
固定ピン202を有する。
【0023】〔マスターギアの取り外しおよび取り付け
操作〕リール本体2からマスターギア11を取り外すに
は、カバー本体200、フランジ状カバー210および
銘板カバー220を取り外す必要がある。銘板カバー2
20は、ねじ222を外して係合部223をボディ2a
の係合突起2dから抜き出せば容易に取り外すことがで
きる。
【0024】つぎに、カバー本体200を開口部2hか
ら取り外す。カバー本体200を固定するねじ201を
取り外した上で、図4に示すように、カバー本体200
をハンドル軸10の軸方向に沿って真っ直ぐに抜き取
る。カバー本体200は、ロータ3に引っ掛かることな
くスムーズに取り外すことができる。ついで、フランジ
状カバー210の摺動突起211をボディ2aの摺動溝
2eにしたがって移動させ、フランジ状カバー210を
ロータ3の内部空間側から開口部2h側へと引き出す。
フランジ状カバー210が開口部2h側へと引き出され
れば、フランジ状カバー210をロータ3に引っ掛ける
ことなくボディ2aから取り外すことができる。
【0025】図5に示すように、カバー本体200、フ
ランジ状カバー210および銘板カバー220が取り外
された状態のボディ2aの開口部2hから、マスターギ
ア11をハンドル軸10の軸方向に沿って引き出せば、
マスターギア11の取り外しが行える。リール本体2を
再び組み立てる際には、開口部2hにマスターギア11
を収容する。つぎに、フランジ状カバー210を取り付
ける。フランジ状カバー210は、開口部2hからロー
タ3側へと挿し入れ、フランジ状カバー210の摺動突
起211をボディ2aの摺動溝2eに嵌め込んで奥側へ
と摺動させる。摺動突起211が摺動溝2eの奥に当た
れば、フランジ状カバー210は所定の取り付け位置に
配置されたことになる。フランジ状カバー210の上か
らカバー本体200を取り付ける。カバー本体200を
軸受10aを介してハンドル軸10に差し込み、カバー
本体200の固定ピン202をフランジ状カバー210
の固定孔215に嵌合させれば、カバー本体200がボ
ディ2aに取り付けられるとともにフランジ状カバー2
10の位置決めが行われる。カバー本体200は、ねじ
201でボディ2aに固定される。その後、銘板カバー
220を取り付ければ、リール本体2の組み立ては完了
する。
【0026】〔レベルワインド機構の構造〕レベルワイ
ンド機構6は、スプール4の中心部に固定されたスプー
ル軸20を前後方向に移動させてスプール4を同方向に
移動させるための機構である。レベルワインド機構6
は、スプール軸20の下方に配置された螺軸21と、螺
軸21に沿って前後方向に移動するスライダー22と、
螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有してい
る。螺軸21は、スプール軸20と平行に配置されてお
り、ボディ2aに回転自在に支持されている。また、螺
軸21の外周部には螺旋状の溝21aが形成されてい
る。スライダー22にはスプール軸20の後端が固定さ
れている。また、中間ギア23はピニオンギア12に噛
み合っている。ピニオンギア12の回転が中間ギア23
から螺軸21に伝達され、スライダー22が螺旋状の溝
21aにしたがって摺動し、スプール軸20を前後に往
復運動させる。
【0027】〔ロータの構造〕ロータ3は、円筒部30
と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1
アーム部31及び第2アーム部32とを有している。円
筒部30と両アーム部31,32とは一体成形されてい
る。円筒部30の前部には前壁33が形成されており、
前壁33の中央部にはボス33aが形成されている。ボ
ス33aの中心部には貫通孔が形成されており、この貫
通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸2
0が貫通している。前壁33の前方側にはナット34が
配置されており、このナット34がピニオンギア12の
先端ねじ部に螺合している。ナット34の内周部には、
スプール軸20を回転自在に支持する軸受35が配置さ
れている。
【0028】第1アーム部31の先端の内周側には、第
1ベール支持部材40が揺動自在に取り付けられてい
る。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプ
ール4に案内するためのラインローラ41が装着されて
いる。また、第2アーム部32の先端の内周側には、第
2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。第
1ベール支持部材40先端のラインローラ41と第2ベ
ール支持部材42との間には、ベール43が設けられて
いる。また、各アーム部31,32の外周側には、カバ
ー44,45が取り付けられている。
【0029】ロータ3の円筒部30の内部には、ロータ
3の逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構
50は、ローラ型のワンウェイクラッチと、このワンウ
ェイクラッチを操作するための操作機構を有している。
操作機構は、図1に示すように、操作ロッド62と、操
作ロッド62の後端に連結された操作レバー64とを有
している。
【0030】〔スプールの構造〕スプール4は、ロータ
3の第1アーム部31と第2アーム部32との間に配置
されており、スプール軸20の先端にドラグ機構70を
介して装着されている。スプール4は、外周の釣り糸が
巻かれる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で
形成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に固
定されたフランジ板4cとを有している。フランジ板4
cは、ステンレス製の板材で形成されており、ねじによ
って糸巻胴部4aに装着されている。
【0031】〔ドラグ機構の構造〕ドラグ機構70は、
スプール4の内部前端面に押し付けられる押し付け部材
71と、ドラグ力を調整するための調整つまみ72と、
押し付け部材71と調整つまみ72との間に配置された
押圧ばね73と、押し付け部材71とスプール4との間
に配置された複数のクラッチ板75とを有している。こ
のような構成では、調整つまみ72の締め付け量を調整
することにより、押し付け部材71のスプール4に対す
る押圧力を調整でき、ドラグ力を調整可能である。
【0032】また、ドラグ機構70にはクリック音発生
機構が設けられている。この機構は、押し付け部材71
の前端面に形成された複数の溝71aと、調整つまみ7
2に軸方向に沿って摺動自在に設けられた1対のピン7
6と、1対のピン76を溝71aに付勢するためのばね
74とを有している。このようなクリック音発生機構で
は、調整つまみ72を回転させることによって使用者に
クリック感を与えることができる。
【0033】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には、ベール43を糸開放姿勢側に倒す。そして釣り
竿を振り出すことにより、スプール4の外周に巻かれた
釣り糸は繰り出される。釣り糸巻き上げ時には、ベール
43を糸巻取り姿勢側に倒す。この状態でハンドル1を
回転させると、この回転力はハンドル軸10及びマスタ
ーギア11を介してピニオンギア12に伝達される。こ
のピニオンギア12に伝達された回転力は、ピニオンギ
ア前部12aを介してロータ3に伝達される。
【0034】一方、ピニオンギア12に噛み合う中間ギ
ア23によって螺軸21が回転し、この螺軸21の溝2
1aに噛み合うスライダ22がガイド軸28,29に案
内されて前後方向に移動する。このため、スプール軸2
0及びスプール4が回転軸芯Xに沿って前後方向に往復
動し、ベール45及びラインローラ41によってスプー
ル4に案内された釣り糸は、スプール4の外周に前後方
向に均一に巻き取られる。
【0035】−別の実施例− 〔カバー部分の別の実施例1〕図6および図7に示すよ
うに、フランジ状カバー210のうち一端の下面には比
較的長い旋回ピン241を有し、他端の下面には比較的
短い係止ピン242を有する。ボディ2aの表面には、
旋回ピン241が旋回自在に嵌入されて軸方向に摺動自
在な旋回穴2jと係止ピン242が嵌入される係止穴2
kとを有する。
【0036】図7に示すように、フランジ状カバー21
0の旋回ピン241をボディ2aの旋回穴2jに嵌入し
た状態で、フランジ状カバー210をボディ2aの表面
から少し持ち上げると、係止ピン241は係止穴2kか
ら抜け出る。この状態では、フランジ状カバー210は
旋回ピン241を中心にして係止ピン242側が旋回移
動できる。フランジ状カバー210の係止ピン242を
ボディ2aの係止穴2kに嵌め込んで係止させれば、フ
ランジ状カバー210は旋回することはできなくなり位
置決めされる。
【0037】したがって、マスターギア11を取り外す
際には、まず、フランジ状カバー210をボディ2aの
表面から少し持ち上げて、係止ピン242を係止穴2k
から抜き出す。ロータ3の内部空間に配置されたフラン
ジ状カバー210は、その外周の周縁部212とロータ
3の内面との間の隙間程度は持ち上げることができる。
この状態で、フランジ状カバー210をロータ3の内部
側へと旋回させる。そうすると、開口部2hでマスター
ギア11の上方一部に被さっていたフランジ状カバー2
10がロータ3の内部側へと退避することになり、マス
ターギア11の取り出しが可能になる。
【0038】フランジ状カバー210を再び取付状態に
配置するには、フランジカバー210を開口部2h側へ
と旋回させる。所定の位置まで旋回すれば、係止ピン2
42が係止穴2kに嵌まり込んで係止され、フランジ状
カバー210がマスターギア11の上方に一部被さるよ
うな所定の位置に位置決めされる。フランジ状カバー2
10の上部にカバー本体200を取り付けてフランジ状
カバー210を固定してしまえば、フランジ状カバー2
10がボディ2aの表面から持ち上がる心配はない。
【0039】この実施例では、フランジ状カバー210
をボディ2aに取り付けたままで、退避状態に移動させ
ることができるので、フランジ状カバー210を取り外
して保管しておく手間がかからず、マスターギア11を
交換した後の再度組み立てが簡単である。 〔カバー部分の別の実施例2〕図8および図9に示すよ
うに、フランジ状カバー210のうち一端の下面には旋
回ピン243を有し、他端側の側端面には開口部2h側
へと突出する固定片244を有する。固定片244には
固定孔245が貫通している。ボディ2aの表面には、
旋回ピン243が旋回自在に嵌入される旋回穴2mを有
する。カバー本体200の下面には、フランジ状カバー
210の固定孔245に嵌入する固定ピン204を有す
る。
【0040】フランジ状カバー210が旋回ピン243
を中心にして旋回移動してロータ3の内部空間側へと退
避する点は前記実施例と同様である。フランジ状カバー
210がマスターギア11の上方に一部被さるように取
り付けられた状態で、カバー本体200を取り付ける
と、カバー本体200の固定ピン204がフランジ状カ
バー210の固定孔245に嵌入されて、フランジ状カ
バー210が位置決め固定される。
【0041】この実施例では、前記実施例のようにフラ
ンジ状カバー210を旋回させる際にボディ2aの表面
から持ち上げるという操作が要らない。その代わり、カ
バー本体200を取り付けるまでは、フランジ状カバー
210の位置決めはなされない。 〔カバー部分の別の実施例3〕図10に示すように、フ
ランジ状カバー210には、前記実施例と同様の摺動突
起211を有し、ボディ2aの摺動溝2fに摺動自在に
挿入されている。但し、摺動溝2fは、ロータ3の側端
位置程度までしか延びておらず、開口部2hに開放され
てはいない。フランジ状カバー210の側端面には固定
片213が突出している。この固定片213は開口部2
hまでは突出しておらず、ボディ2aの表面に配置され
る。フランジ状カバー210が所定の取付位置に配置さ
れた状態で、固定片213がボディ2aにねじ217で
固定されている。
【0042】フランジ状カバー210をボディ2aから
取り外す際には、カバー本体200を取り外してから、
ねじ217を抜き去る。ねじ217は、ロータ3の側端
よりも外側に突出した固定片213に取り付けられてお
り、ロータ3を取り外さずともドライバーなどの工具で
ねじ217を操作できる。ねじ217を外せば、フラン
ジ状カバー210はロータ3の内側空間から開口部2h
側へと移動することができる。フランジ状カバー210
の外周に拡がる周縁部212がロータ3の外に出てしま
えば、フランジ状カバー210をボディ2aから上方に
引き離して取り出すことができる。したがって、摺動溝
2fは、フランジ状カバー210をロータ3の外に引き
出せる程度の範囲まで設けられていればよい。
【0043】この実施例では、フランジ状カバー210
をねじ217で固定するので、カバー本体200で押さ
えなくても、フランジ状カバー210を単独で固定して
おくことができる。なお、上記実施例のようにフランジ
状カバー210をねじ217で固定する場合、ねじ21
7のねじ回し操作が可能であれば、フランジ状カバー2
10の何れの部分でボディ2aに固定するようであって
もよい。例えば、フランジ状カバー210の側面をボデ
ィ2aにねじ217で固定することもできる。
【0044】〔ピニオンギア部分の別の実施例〕図11
および図12に示すように、ピニオンギア12をハンド
ル軸10側で支持する転がり軸受14の取り付け個所に
抜け止め板120を備えている。抜け止め板120は、
ボディ2aに備えた固定構造である軸受収容部2mに取
り付けられる。抜け止め板120には、転がり軸受14
の外周部分いわゆる外輪部に当接する環状押さえ部12
1と、軸受収容部2mに取り付けるための取付部122
を有する。環状押さえ部121からボディ2aの底面側
へと延びる一対の脚部123を備え、抜け止め板120
を転がり軸受14の所定位置に確実に当接できるように
なっている。
【0045】このような転がり軸受の抜け止め手段は、
前記転がり軸受14以外の他の軸受部分にも適用するこ
とができる。 〔ドラグ機構の別の実施例1〕図13に示すように、押
し付け部材71、調整つまみ72、押圧ばね73、ピン
76、溝71a、ばね74等を備えている点は、前記実
施例と同様である。
【0046】この実施例では、調整つまみ72の外面側
にドラグ銘板部172が配置されている。ドラグ銘板部
172の表面には、ドラグ操作の指示用文字や記号など
が刻印または印字されている。ドラグ銘板部172には
調整つまみ72側に突出する脚部174を周方向に複数
個有する。脚部174は調整つまみ72に設けられた脚
孔175に挿入されて調整つまみ72の裏面側に露出し
ている。
【0047】ピン76等を押し付け部材71とともに収
容する収容カバー部176が、ねじ178で脚部174
にねじ込み固定されている。この実施例では、調整つま
み72とは別部材からなるドラグ銘板部172を備えて
いるので、ドラグ銘板部172に自由な着色や模様形成
その他の表示が行え、外観性あるいは意匠性を高めるこ
とができる。このようなドラグ銘板部172を、調整つ
まみ72を挟んで収容カバー部172にねじ178で一
体的に取り付けるので、ドラグ銘板部172だけを別に
取り付けるのに比べて、取付作業の手間が少なくて済
む。
【0048】〔ドラグ機構の別の実施例2〕図14に示
すように、調整つまみ72の内部において、スプール軸
20の端部で押圧ばね73の外側にドラグナット273
がねじ込まれている。ドラグナット273の端部は調整
つまみ72の側端面から外方に突出している。調整つま
み72の外面側にはキャップ状に膨出するドラグ銘板部
271を有する。調整つまみ72から突出するドラグナ
ット273の端部はドラグ銘板部271の内部空間に配
置されている。
【0049】この実施例では、ドラグ銘板部271の内
部空間にドラグナット273を収容することで、調整つ
まみ72などのドラグ機構の主要構造部材を小型化でき
る。ドラグ銘板部271は合成樹脂などで簡単に成形で
き製造コストも安価であるので、ドラグ銘板部271が
大きくなっても、調整つまみ72などの主要構造部材の
小型化、軽量化の利点が大きい。外方に膨出するドラグ
銘板部271の外表面には種々の装飾や意匠を施すこと
ができ、外観性を向上させることができる。
【0050】なお、図14には、ピン76やばね74等
のクリック音発生機構は示されていないが、必要に応じ
て、前記実施例と同様のクリック音発生機構その他ドラ
グ機構に必要な構造を備えておくことができる。 〔ドラグ機構の別の実施例3〕図15(a) (b) に示すよ
うに、ドラグ調整つまみ72が、クリック音発生機構等
の機構部品が収容された機能部370と、回動操作を行
う際の手掛かりとなる鍔部372と、機種名や操作指示
が標記された銘板部374とを有している。
【0051】鍔部372の内部に機能部370が収容さ
れ、鍔部372の外面側に銘板部374が取り付けられ
る。銘板部374の背面には複数の脚部375を有し、
この脚部375が鍔部372に嵌入され、機能部370
の背面側から脚部375にねじ378をねじ込むこと
で、機能部370、鍔部372および銘板部374が一
体的に組み立てられる。
【0052】この実施例では、機能部370、鍔部37
2および銘板部374を別々の材料および加工方法で製
造することができるので、それぞれに必要な特性や機能
に合わせて適切な材料および加工方法を適用することが
できる。特に、各部材の表面仕上げを違えておけば、外
観意匠的に優れたものが得られる。具体的には例えば、
機能部370には起毛塗装仕上げを施し、鍔部372に
は機能部370とは異なる塗装仕上げを施し、銘板部3
74にはめっき仕上げを施すことができる。
【0053】〔アーム部の別の実施例1〕図16に示す
ように、ラインローラ41(図示省略)を有する第1ベ
ール支持部材40が、第1アーム部31の先端に、ねじ
402で揺動自在に支持されている。第1アーム部31
のうち、ねじ402がねじ込まれる部分がカバー44側
に突出して突起部312を構成している。突起部312
はカバー44に設けられた支持穴442に嵌入されてい
る。
【0054】この実施例では、突起部312と支持穴4
42との嵌合により、第1アーム部31がカバー44に
一体的に結合されるので、第1アーム部31の剛性を高
めることができる。その結果、第1ベール支持部材40
および第1アーム部31に力が加わったときに、これら
の部材が倒れたり変形したりするのを防ぐことができ
る。また、第1アーム部31からカバー44が浮き上が
るのを防ぐこともできる。
【0055】〔アーム部の別の実施例2〕図17に示す
ように、ラインローラ41(図示省略)を有する第1ベ
ール支持部材40が第1アーム部31の先端に、ねじ4
02で揺動自在に支持されている点は前記実施例と同様
である。第1アーム部31とカバー44との間で、第1
ベール支持部材40が第1アーム部31およびカバー4
4の先端外方を覆って延びている個所の下面からねじ4
02にかけて、糸ガラミ防止板406を備えている。ね
じ402のうち、糸ガラミ防止板406の外側にはE型
止め輪404が装着されていて、糸ガラミ防止板406
の抜け止めを果たしている。糸ガラミ防止板406は薄
い板片状をなし、第1ベール支持部材40とともに揺動
する。
【0056】この実施例では、第1ベール支持部材40
と第1アーム部31およびカバー44の先端との間に釣
り糸が入り込み各部材同士の隙間に釣り糸が挟み込まれ
てしまうのを、糸ガラミ防止板406で防ぐことができ
る。第1ベール支持部材40と第1アーム部31および
カバー44の先端との間に釣り糸が入り込もうとして
も、糸ガラミ防止板406よりも奥には侵入できないの
である。
【0057】上記実施例において、糸ガラミ防止板40
6の形状や取付方法は図示した構造以外にも変更するこ
とができる。例えば、E型止め輪406を用いる代わり
に、糸ガラミ防止板406をねじ402にねじ込み固定
することができる。 〔ベール反転機構の別の実施例〕図18〜図20に示す
ように、アーム部にはベール反転機構を備えておくこと
ができる。ベール反転機構とは、ベール43およびベー
ル支持部材40、42を糸開放姿勢と糸巻き取り姿勢と
の間で反転動作させるとともに反転した姿勢を維持して
おくための機構である。
【0058】<第1トグル機構>図18に示すように、
第1アーム部31の内部に第1トグル機構440を備え
ている。第1トグル機構440は、第1アーム部31の
軸方向に沿って延び第1アーム部31の先端側で第1ベ
ール支持部材40に支持されたロッド445と、ロッド
445の後端部分が摺動自在に挿入された筒状部材44
6と、ロッド445と筒状部材446との間に装着され
たばね447とを有している。ロッド445の途中には
鍔部445bを有し、ばね447は鍔部445bと筒状
部材446の底部との間で伸縮し、ロッド445と筒状
部材446とを互いに軸方向に伸びる方向に付勢する。
筒状部材446は、揺動中心Aを中心に第1アーム部2
1の内壁に揺動自在に支持されている。
【0059】図18に示すように、第1アーム部31の
内壁のうち、第1ベール支持部材40が第1アーム部3
1に対して回動したときに、第1ベール支持部材40に
支持されたロッド445の先端側が当たる位置にはスト
ッパー部31aが設けられており、このストッパー部3
1aを超えては第1ベール支持部材40は揺動できな
い。
【0060】図19に示すように、ロッド445の先端
側は直角に屈曲され、その先端部445aが第1ベール
支持部材40の背面に回動自在に支持されている。第1
ベール支持部材40は、第1アーム部31の先端に断面
L字形に凹入形成された凹入部314内に配置されてお
り、前記ロッドの先端部445aが通過する部分を除い
て、第1ベール支持部材40の背面が凹入部314の前
面に対面している。このような構造であれば、第1ベー
ル支持部材40に力がくわわったときに、凹入部314
の側面および底面の2面を第1ベール支持部材40に当
接させて支持することができ、第1ベール支持部材40
の傾きや変形を良好に抑えることができる。
【0061】上記構造の第1トグル機構440では、第
1ベール支持部材40の揺動に伴って、ロッド445お
よび筒状部材446が図18の状態にある第1位置と、
ロッド445の先端側がストッパー部31aに当たりロ
ッド445および筒状部材446の全長が縮んで、筒状
部材446の下端が図18の右側に移動する第2位置と
をとることができる。第1位置はベールの糸巻き取り姿
勢に対応し、第2位置はベールの糸開放姿勢に対応す
る。ベール43を揺動操作すれば、ロッド445と筒状
部材446とが、ばね447の付勢力で第1位置と第2
位置との間を反転動作するとともに反転した姿勢を弾力
的に維持することができる。
【0062】<第2トグル機構>図18および図20に
示すように、筒状部材446の下端側の第1アーム部3
1からロータ30の内部に第2トグル機構441を備え
ている。第2トグル機構441には、ロータ30の回転
面と平行な面内で揺動自在なレバー450と、一端がレ
バー45に係止されたロッド451と、一端側にロッド
451が収納され他端側がロータ30の内壁面に当接し
て揺動自在に支持された筒状部材452と、ロッド45
1と筒状部材452との間に装着されロッド451と筒
状部材452との全長が伸びる方向に付勢するばね45
3とを備えている。
【0063】レバー450には、第1アーム部31の内
部で第1トグル機構440の筒状部材446の下端に当
接する係止用切欠き450aと、ロータ30の内側で回
転軸中心側に突出する突出部450cを有している。図
18に示すように、レバー450の係止用切欠き450
aは、第1トグル機構440の筒状部材446が左右の
何れの側に揺動したときでも、確実に筒状部材446の
下端部分に係止されるように、第1アーム部31の下端
からの係止用切欠き450aの高さ位置hを筒状部材4
46の回転中心Aに近い側に配置している。
【0064】ベールの姿勢反転操作で第1トグル機構4
40の筒状部材446が左右に揺動すると、筒状部材4
46に係止された第2トグル機構441のレバー450
が揺動する。レバー450が揺動すると、ロッド451
および筒状部材452が伸縮および揺動し、その結果、
レバー450は、図20の一点鎖線で示す第1位置と実
線で示す第2位置との間を反転動作し、反転した姿勢を
維持することになる。上記第1位置は第1トグル機構4
40の第1位置すなわちベールの糸巻取り姿勢に対応
し、第2位置は第1トグル機構440の第2位置すなわ
ちベールの糸開放姿勢に対応する。
【0065】したがって、第1トグル機構440と第2
トグル機構441との2重のトグル機構によって、ベー
ルの反転動作および反転姿勢の維持を果たすことがで
き、確実な反転動作が行われる。 <レバー切換機構>前記したようにベール43およびベ
ール支持部材40、41を揺動させれば、ベールの反転
動作が行われるが、ベール43側を直接に操作させなく
てもロータ30の回転によってベールの反転動作を行わ
せることができる。
【0066】図20に示すように、リール本体2には切
り換え部材442を有している。切り換え部材442に
はロータ30の外周内壁に向かって突出する突出部44
2aを有する。ロータ3が回転すると、第2トグル機構
441のレバー450に有する突出部450cが、切り
換え部材442の突出部442aに当たって押し動かさ
れ、レバー450が揺動する。なお、レバー450の突
出部450cが切り換え部材442の突出部442aに
当たるのは、レバー450が前記第2位置(図20の実
線位置)にあるときであり、レバー450が第1位置
(図20の一点鎖線位置)に移動した状態では、レバー
450の突出部450cは切り換え部材442の突出部
442aには当たらない。
【0067】したがって、ベールが糸開放姿勢にあると
きに、ハンドル1を操作してロータ30を糸巻取り方向
に回転させると、第1トグル機構441のレバー450
の突出部450cが切り換え部材442の突出部442
aに当たり、レバー450が蹴り上げられるように揺動
させられて前記第2位置から第1位置へと移行する。レ
バー450が第2位置から第1位置へと移行すれば、第
2トグル機構441ではトグル動作が行われる。レバー
450が係合する第1トグル機構440でも同様のトグ
ル動作が行われ、さらに、第1トグル機構440のロッ
ド445が係止された第1ベール支持部材40およびベ
ール43が反転動作を行って糸巻取り姿勢に切り換えら
れる。すなわち、ベールを直接に操作して糸巻取り姿勢
にしなくても、ハンドル1で釣り糸を巻き取れば自動的
にベールが糸巻取り姿勢に反転動作するのであり、ベー
ル反転操作の手間が省ける。
【0068】〔レバー切換機構の別の実施例1〕前記実
施例とは切り換え部材442の構造が異なる。図21に
示すように、ロータ30の内部でリール本体2の側端面
にロータ30の内部側に突出する軸受収容筒部420を
備えている。軸受収容筒部420には、前記したピニオ
ンギア12を支持する転がり軸受13が収容される。軸
受収容筒部420の端面には、リング状の軸受押さえ板
424がその外周をねじ422で締め付け固定され、転
がり軸受13を位置止定する。
【0069】軸受収容筒部420の外周には、奥側が広
くなったT字形の取付溝426を有する。取付溝426
には、切り換え部材442に有するT字形の取付突起4
42bが係合される。軸受収容筒部420の取付溝42
6に切り換え部材442の取付突起442を係止した状
態で、軸受収容筒部420の端面に軸受押さえ板424
を取り付ければ、転がり軸受13とともに切り換え部材
442の取付けが完了する。
【0070】切り換え部材442は、レバー450の突
出部450cが当たる側の側面が滑らかな曲面に成形さ
れており、前記したレバー450の蹴り上げ動作がスム
ーズに行えるようになっている。この実施例では、切り
換え部材442の取り付け取り外しが簡単に行える。 〔レバー切換機構の別の実施例2〕図22に示すよう
に、ロータ30の内部に配置されたリール本体2の側端
面に取付部430が突出している。取付部430の外周
には、切り換え部材442の収容凹部432を有する。
切り換え部材442は矢印形をなし、基端部分442c
が収容凹部432内に揺動自在に支持されている。切り
換え部材442の尖った先端が突出部442aとなり、
レバー450の突出部450cに当たる。収容凹部43
2の内部で、切り換え部材442のうちレバー450の
側方には、切り換え部材442に側面に当接する概略U
字形の板ばね434が配置されている。板ばね434
は、切り換え部材442を収容凹部432の内壁側へと
付勢している。
【0071】ロータ30の回転動作に伴ってレバー45
0の突出部450cが切り換え部材442の突出部44
2aに当たると、レバー450が蹴り上げられてレバー
450の位置切り換えが行われる。このとき、板ばね4
34の付勢力に抗して切り換え部材442が弾力的に揺
動することで、レバー450の突出部450cと切り換
え部材442の突出部442aとの衝突の衝撃が緩和さ
れる。その結果、切り換え動作に伴う衝撃音の発生を防
止したり、突出部450cと突出部442aとの衝撃接
触による磨耗や損傷を防いだりするのに有効である。
【0072】なお、切り換え部材442が弾力的に変形
できれば、上記実施例の構造の他にも通常の各種機械装
置における弾力変形機構を適用することができる。 〔その他の実施例〕 (a) 開口部2hのカバーを構成するカバー本体200お
よびフランジ状カバー210の形状は、図示した実施例
以外にも、スピニングリール全体の構造に合わせて適宜
に変更することができる。
【0073】(b) カバー本体200およびフランジ状カ
バー210に関する構成を除くスピニングリールの各機
構や部材の構造は、前記した各実施例の他にも通常のス
ピニングリールの構造を自由に組み合わせて実施するこ
とができる。 (c) フランジ状カバー210が退避状態でリール本体2
に取り付けられた状態になる場合、退避状態でのフラン
ジ状カバー210の配置場所は、マスターギア11の取
り外しの邪魔にならない位置であれば、リール本体2の
何れの場所に設定してもよい。前記したロータ3の内部
空間側のほか、ロータ3の外側空間でボディ2aの側方
や開口部2hのうちマスターギア11の取り外しの邪魔
にならない場所が採用できる。
【0074】(d) フランジ状カバー210を所定の取付
状態から退避状態まで移動させる移動機構としては、前
記した摺動突起211による摺動機構や旋回ピン24
1、243による旋回機構の他にも、通常の機構部材に
おける各種移動機構が適用できる。 (e) フランジ状カバー210を所定の取付状態で固定す
る手段としては、前記したカバー本体200で押さえ付
ける構造やねじ217による締結構造のほか、凹凸嵌合
による固定手段や各種金具による固定手段が採用でき
る。
【0075】(f) フランジ状カバー210を退避状態と
所定の取付状態との間で移動させたり取り外したりする
際にフランジ状カバー210を把持するつまみ片を、フ
ランジ状カバー210の一部に設けておけば、フランジ
状カバー210の取扱いが容易になる。このようなつま
み片は、マスターギア11やカバー本体200の取り付
け取り外しの邪魔にならない場所に設けておく。
【0076】
【発明の効果】発明1に係るスピニングリールは、前記
構成を備えたカバー本体およびフランジ状カバーという
2つの部材でリール本体の開口部を塞いでおくことによ
り、ロータを分解せずとも、マスターギアの交換作業が
容易に行え、スピニングリールの保守管理や修繕が迅速
かつ簡単に行えるようになる。
【0077】発明2のスピニングリールでは、フランジ
状カバーをリール本体から取り外してしまうので、フラ
ンジ状カバーがマスターギアの取り出しを邪魔する可能
性は全く無くなり、マスターギアの交換作業が容易にな
る。発明3のスピニングリールでは、退避状態でもフラ
ンジ状カバーがリール本体に係止されているので、フラ
ンジ状カバーを退避状態から所定の取付位置に戻す作業
が簡単に行え、マスターギアの交換作業が容易になる。
【0078】発明4のスピニングリールでは、退避状態
と所定の取付位置との間でのフランジ状カバーの移動操
作が容易であり、フランジ状カバーおよびカバー本体の
取り付け取り外しの手間も少なくなり、マスターギアの
交換作業が容易になる。発明5のスピニングリールで
は、フランジ状カバーの移動操作および取付位置での位
置決め操作が簡単かつ確実に行え、マスターギアの交換
作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表すスピニングリールの全体
構造断面図
【図2】マスターギア取付部分を表す一部断面正面図
【図3】マスターギア取付部分の図2と直交する方向の
断面図
【図4】フランジ状カバーの取付部分を表す要部断面図
【図5】カバー本体およびフランジ状カバーを取り外し
たリール本体の正面図
【図6】別の実施例を表すフランジ状カバー部分の正面
【図7】図6の実施例のフランジ状カバー部分の断面図
【図8】別の実施例を表すフランジ状カバー部分の正面
【図9】図8の実施例のフランジ状カバー部分の断面図
【図10】別の実施例を表すフランジ状カバー部分の要
部断面図
【図11】ピニオンギア取付構造の別の実施例を表す要
部断面図
【図12】図11の軸方向から見た抜け止め板部分の正
面図
【図13】ドラグ機構の別の実施例を表す一部断面図
【図14】ドラグ機構の別の実施例を表す断面図
【図15】ドラグ調整つまみの別の実施例を表す側面図
(a) および分解図(b)
【図16】ベール支持部材の取付構造の別の実施例を表
す要部断面図
【図17】ベール支持部材の取付構造の別の実施例を表
す要部断面図(a) および側面図(b)
【図18】ベール反転機構の別の実施例を表すアーム部
分の内部構造図
【図19】図18の実施例におけるベール支持部材の取
付部分を表す断面図
【図20】図18の実施例におけるアーム部分およびロ
ータ部分の内部構造図
【図21】切り換え部材の別の実施例を表す一部断面平
面図
【図22】切り換え部材の別の実施例を表す要部平面図
【符号の発明】
1 ハンドル 2 リール本体 2a ボディ 2h 開口部 3 ロータ 4 スプール 10 ハンドル軸 11 マスターギア 12 ピニオンギア 200 カバー本体 202 固定ピン 210 フランジ状カバー 211 摺動突起 213、244 固定片 215、245 固定穴 241、243 旋回ピン 242 係止ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方側に開口部を有し釣り竿に装着される
    リール本体と、 前記リール本体に回転自在に支持されたハンドル軸と、 前記リール本体に往復動自在に支持され外周に釣り糸が
    巻かれるスプールと、 前記リール本体に回転自在に支持され、前記スプール外
    周に釣り糸を案内し、前記リール本体の開口部の上方空
    間の一部を覆うロータと、 前記リール本体に収容され、前記ハンドル軸に固定され
    て前記ロータを回転させ、前記リール本体の開口部から
    取り出し可能なマスターギアと、 前記ロータに重ならない範囲で前記リール本体の開口部
    の一部を塞ぎ、前記ハンドル軸の一端側が回転自在に支
    持され、前記開口部から取り外し可能なカバー本体と、 前記カバー本体に塞がれていない残りの開口部を塞ぎ、
    前記マスターギアが前記開口部から取り出し可能になる
    退避状態に配置可能なフランジ状カバーとを備えるスピ
    ニングリール。
  2. 【請求項2】前記退避状態が、前記フランジ状カバーが
    前記リール本体から取り外された状態である請求項1に
    記載のスピニングリール。
  3. 【請求項3】前記退避状態で、前記フランジ状カバーが
    前記リール本体に係止されている請求項1に記載のスピ
    ニングリール。
  4. 【請求項4】前記フランジ状カバーが、前記開口部を塞
    いだ状態から前記開口部の中央側へと摺動自在に前記リ
    ール本体に係合され、 前記開口部の中央側で、前記フランジ状カバーが前記リ
    ール本体から取り外し可能であり、 前記フランジ状カバーで前記開口部を塞いだ状態で前記
    カバー本体で前記開口部を塞ぐことで、前記フランジ状
    カバーが固定される固定手段を備える請求項2に記載の
    スピニングリール。
  5. 【請求項5】前記フランジ状カバーが前記リール本体に
    対して、前記開口部の周辺に配置された支点を中心にし
    て前記開口部を塞ぐ状態と前記退避状態との間で旋回自
    在で、かつ、前記旋回の軸方向に移動自在に係合され、 前記フランジ状カバーの前記旋回の外周側に、前記フラ
    ンジ状カバーが前記旋回の軸方向に移動することで前記
    リール本体に係止される係止手段を備える請求項3に記
    載のスピニングリール。
JP7165580A 1995-06-30 1995-06-30 スピニングリール Pending JPH099828A (ja)

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US08/662,992 US5683051A (en) 1995-06-30 1996-06-13 Spinning reel with removable master gear cover unit
SG1996010131A SG44050A1 (en) 1995-06-30 1996-06-22 Spinning reel
DE69608856T DE69608856T2 (de) 1995-06-30 1996-06-28 Angelwinde
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