JP2005218401A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 枠体1の左側枠1aに開口部1fが形成されてその外側の複数箇所に中心に向けてL字形の係合部1gが形成され、開口部1fの前側の上部の左右両側枠1aに透孔1hが形成されて螺杆5がハンドル側から挿通されている。
反ハンドル側の左側側板2に大径の筒体2bが形成されて筒体2bの先端外周には開口部1fの内径に嵌合される嵌合筒部2cが形成され、筒体2bの外周には軸線方向に複数本の突堤が形成されて突堤に周方向のスリ割溝2dで周方向の矩形の係合部2eが形成されて係合部1gが係合され、透孔1h位置の外側の側板2にはナット13が埋設されて螺杆5のネジ部5aが螺合される。
【選択図】 図2
Description
又、弾性部材が長期使用で劣化、変形、摩耗、或は、異物付着により損傷したり等の不具合が生じ易く、反ハンドル側側板のフレ−ムに対する密着固定を安定して維持出来ない。
又、魚のヌメリ、異物が付着している掌に触れるので、ネジ部材が汚れてネジ山も詰まり易く、着脱作業が容易に行えなくなる問題も生じる。
本発明の請求項2は、前記螺杆は、スプ−ル軸より上部で且つ前方におけるリ−ル本体の左右側板間に配置されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、前記螺杆は、枠体の両側間に露出状態で配置されていることを要旨とするものである。
請求項2の本発明により、リ−ル本体のスプ−ル軸より上部で且つ前方に締め付け部材(螺杆)が配置されているので、握持保持の際に邪魔にならず、魚釣り操作性が向上する。
請求項3の本発明により、螺杆を枠体の左右両側枠間に露出状態で配置したので、釣糸放出操作時におけるバックラッシュ現象(スプ−ル過回転で、釣糸が径方向外方に膨出)が生じても、螺杆に釣糸を接触させることによって枠体の左右両側枠間に架設された支柱サムレストへの直接的な接触を抑制できるので、釣糸への傷発生が抑えられて釣糸の寿命が伸びる。
反ハンドル側の左側側板2に大径の筒体2bが形成されて筒体2bの先端外周には開口部1fの内径に嵌合される嵌合筒部2cが形成されている。
筒体2bの外周には軸線方向に複数本の突堤が形成されて突堤に周方向のスリ割溝2dで周方向の矩形の係合部2eが形成されている。
係合部2eは係合部1gに係合されて係合手段が構成されている。
透孔1h位置の外側の反ハンドル側の左側側板2の縁には縁面から幾分突出するように突出部2fが形成されて突出部2fにナット13が埋設されている。
透孔1i位置の外側のハンドル側の右側側板3には透孔3aが穿設されている。
透孔3aと透孔1iと透孔1hには螺杆5が挿通されてネジ部5aはナット13に螺合される。
螺杆5のハンドル側にはツマミ5bが設けられ、側枠1bとハンドル側の右側側板3の中の螺杆5にEリングが嵌合されて抜け止めされている。
螺杆5はサムレスト1cの下側でスプ−ル4の上方で露出されている。
枠体1は左右両側枠1a、1bと左右両側枠1a、1b間の前側上部を覆うサムレスト1cとリ−ル脚1dと固定板1eが一体的に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持されている。
左右両側枠1a、1b間の前側にはフロントカバ−10が取り付けられている。
左側枠1aには大径の開口部1fが形成されている。
両側枠1a、1b間にはスプ−ル4が配設され、スプ−ル4が固定されたスプ−ル軸11は反ハンドル側の左側側板2に取り付けられた一方の軸受12と側枠1b側に取り付けられた図示しない他方の軸受で回転可能に軸承されている。
スプ−ル4は釣糸巻回胴部4aと両側のフランジ部4b、4cで形成されている。
開口部1fの内径は一方のフランジ部4bの外径より幾分大きく形成されている。
開口部1fの外側の複数箇所に中心方向に向けてL字形で鈎形の係合部1gが形成されている。
開口部1fの前側の上部の左右両側枠1a、1bに透孔1h、1iが形成されている。
筒体2bの先端外周には開口部1fの内径に嵌合される嵌合筒部2cが形成されている。
筒体2bの外周には軸線方向に複数本の突堤が形成されて突堤に周方向のスリ割溝2dで周方向の矩形の係合部2eが形成されている。
係合部2eは係合部1gに係合されて係合手段が構成されている。
透孔1h位置の外側の反ハンドル側の左側側板2の縁には縁面から幾分突出するように突出部2fが形成されて突出部2fにナット13が埋設されている。
透孔1i位置の外側のハンドル側の右側側板3には透孔3aが穿設されている。
透孔3aと透孔1iと透孔1hには螺杆5が回動可能に挿通されてネジ部5aはナット13に螺合される。
左側枠1aの螺杆5が突出する位置の内側面を1jとする。
螺杆5のハンドル側にはツマミ5bが設けられ、側枠1bとハンドル側の右側側板3の中の螺杆5にEリングが嵌合されて抜け止めされている。
螺杆5はサムレスト1cの下側でスプ−ル4の上方で露出されている。
螺杆5はサムレスト1cの中に開けた透孔に挿通するようにしてもよい。
クラッチ機構のON/OFF操作は左右両側枠1a、1b間の後側に設けられた押圧操作部7で操作される。
ピニオン6には駆動歯車14が噛合されている。
駆動歯車14はハンドル軸15に摩擦結合され、ハンドル側の右側側板3から突出したハンドル軸15にハンドル16が取り付けられている。
ハンドル16がスプ−ル4に釣糸が巻回される方向に回転されると、駆動歯車14とピニオン6を介してスプ−ル4が回転される。
左右両側枠1a、1b間のスプ−ル4より釣糸繰出し方向側に図5のように釣糸案内装置Bが設けられている。
この時、左側側板2の外周形状が左側枠1aの外周形状に合致したところで、左側側板2の縁面から幾分突出した突出部2fが左側枠1aの内側面1jとの係合による協動作用で規制されて左側側板2の時計方向の回動が停止される。
尚、突出部2fは左側側板2の縁面と同一面にして手の指の感触で左側枠1aと左側側板2の外周形状の合致を感知してもよい。
次に螺杆5を押し込んでネジ部5aをナット13に螺合して締め付けると枠体1に反ハンドル側の左側側板2が回り止め固定されると共に、枠体1の左側枠1aの外周形状と左側側板2の外周形状が一致した状態に位置決めされて固定される。
枠体1から反ハンドル側の左側側板2が離脱される時は、螺杆5を緩めて引出し、反ハンドル側の左側側板2を反時計方向に回動することで離脱できる。
リ−ル本体Aのスプ−ル軸11より上部で且つ前方に締め付け部材(螺杆5)が配置されているので、握持保持の際に邪魔にならず、魚釣り操作性が向上する。
螺杆5を枠体1の左右両側枠1a、1b間に露出状態で配置したので、釣糸放出操作時におけるバックラッシュ現象(スプ−ル過回転で、釣糸17が径方向外方に膨出)が生じても、螺杆5に釣糸17を接触させることによって枠体1の左右両側枠1a、1b間に架設された支柱サムレスト1cへの直接的な接触を抑制できるので、釣糸17への傷発生が抑えられて釣糸の寿命が伸びる。
1 枠体
1f 開口部
1g 係合部
2 反ハンドル側の側板
2b 筒体
2e 係合部
3 ハンドル側の側板
4 スプ−ル
5 螺杆
11 スプ−ル軸
16 ハンドル
Claims (3)
- リ−ル本体の枠体の両側に装着された左右側板間に配置されたスプ−ルを前記一方の側板に設けたハンドルの回転操作で巻き取り回転可能とすると共に、他方の側板内側に一体的に形成した筒体を前記枠体の開口部に嵌挿し、該筒体と開口部との間に形成した係合手段により、前記枠体に対して前記反ハンドル側の他方の側板を着脱自在に抜け止め固定した魚釣用リ−ルにおいて、前記ハンドル側の側板から反ハンドル側の側板に向けて嵌挿された螺杆の締め付けによって、該反ハンドル側の側板を前記枠体に対して回り止め固定したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
- 前記螺杆は、スプ−ル軸より上部で且つ前方におけるリ−ル本体の左右側板間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の魚釣用リ−ル。
- 前記螺杆は、枠体の両側間に露出状態で配置されていることを特徴とする請求項2記載の魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004031811A JP2005218401A (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004031811A JP2005218401A (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 魚釣用リ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005218401A true JP2005218401A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34994537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004031811A Pending JP2005218401A (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005218401A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652842B1 (ko) | 2005-09-01 | 2006-12-01 | 주식회사 바낙스 | 베이트 케스팅 릴 커버의 착탈장치 |
JP2013188140A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Shimano Inc | 両軸受リール |
JP2013252134A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Doyo Engineering:Kk | クィックオープニングサイドカバーを備えた釣り用リール |
KR101534273B1 (ko) * | 2013-12-05 | 2015-07-07 | 주식회사 바낙스 | 양베어링형 릴의 커버 착탈장치 |
-
2004
- 2004-02-09 JP JP2004031811A patent/JP2005218401A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101534273B1 (ko) * | 2013-12-05 | 2015-07-07 | 주식회사 바낙스 | 양베어링형 릴의 커버 착탈장치 |
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