JP2002153179A - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents
魚釣用両軸受型リールInfo
- Publication number
- JP2002153179A JP2002153179A JP2000355130A JP2000355130A JP2002153179A JP 2002153179 A JP2002153179 A JP 2002153179A JP 2000355130 A JP2000355130 A JP 2000355130A JP 2000355130 A JP2000355130 A JP 2000355130A JP 2002153179 A JP2002153179 A JP 2002153179A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- handle shaft
- spool
- fishing
- reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚釣用両軸受型リールにおけるハンドル軸基
部のフレーム本体への支持機構を改良して、組立操作の
効率化と使用中のメンテナンス操作の容易性を図る。 【解決手段】 ハンドル軸７の基端部を支持する軸受１
１をスプール側からフレーム本体３に嵌装係止すると共
に前記ハンドル軸７の基端部に形成した係合溝１３にフ
レーム本体３の内側面に設けた係止部材１４を係合して
ハンドル軸７の軸方向移動を規制するようにする。
部のフレーム本体への支持機構を改良して、組立操作の
効率化と使用中のメンテナンス操作の容易性を図る。 【解決手段】 ハンドル軸７の基端部を支持する軸受１
１をスプール側からフレーム本体３に嵌装係止すると共
に前記ハンドル軸７の基端部に形成した係合溝１３にフ
レーム本体３の内側面に設けた係止部材１４を係合して
ハンドル軸７の軸方向移動を規制するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用両軸受型リー
ルにおけるハンドル軸の支持機構の改良に関する。
ルにおけるハンドル軸の支持機構の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】魚釣用両軸受型リールにおけるハンドル
軸基部のフレーム本体に対する支持機構としては、実公
平６−２９０２７号公報に見られるようにフレーム本体
の外側面に取付けられた抜け止め部材をハンドル軸に形
成された係合溝に係合させてハンドル軸の軸方向移動を
規制する方式と、実開平６−２４４７４号公報に見られ
るようにフレーム本体に収容保持した軸受に支持された
ハンドル軸をフレーム本体の内側に位置した抜け止め輪
をハンドル軸に形成された係合溝に係合させてその軸方
向移動を規制する方式が知られている。
軸基部のフレーム本体に対する支持機構としては、実公
平６−２９０２７号公報に見られるようにフレーム本体
の外側面に取付けられた抜け止め部材をハンドル軸に形
成された係合溝に係合させてハンドル軸の軸方向移動を
規制する方式と、実開平６−２４４７４号公報に見られ
るようにフレーム本体に収容保持した軸受に支持された
ハンドル軸をフレーム本体の内側に位置した抜け止め輪
をハンドル軸に形成された係合溝に係合させてその軸方
向移動を規制する方式が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記方式
は何れもハンドル軸の基端部を支持する軸受をフレーム
本体の外側面であるハンドル側からフレーム本体に装着
係止しているため、ハンドル軸をそのハンドル側から軸
受部へ着脱するのが容易でなく、定期的な軸受部への注
油や清掃等のメンテナンスが困難であり、しかも前者の
方式ではこれに加えて駆動機構、ドラグ機構、外側板及
びハンドル等を装着する前にハンドル軸をフレーム本体
に装着支持しなければならない等の製造組立上の制約も
ある欠陥がある。
は何れもハンドル軸の基端部を支持する軸受をフレーム
本体の外側面であるハンドル側からフレーム本体に装着
係止しているため、ハンドル軸をそのハンドル側から軸
受部へ着脱するのが容易でなく、定期的な軸受部への注
油や清掃等のメンテナンスが困難であり、しかも前者の
方式ではこれに加えて駆動機構、ドラグ機構、外側板及
びハンドル等を装着する前にハンドル軸をフレーム本体
に装着支持しなければならない等の製造組立上の制約も
ある欠陥がある。
【０００４】本発明はこれらの現状に鑑み、ハンドル軸
の製造時における組込み作業性の効率化とリール使用後
における軸受部のメンテナンスの迅速化の双方を向上す
るようにした魚釣用両軸受型リールを提供することを目
的とするものである。
の製造時における組込み作業性の効率化とリール使用後
における軸受部のメンテナンスの迅速化の双方を向上す
るようにした魚釣用両軸受型リールを提供することを目
的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、側板を取付けたフレーム本体間に支持され
たスプールを有するスプール軸をハンドル軸と連動せし
めて釣糸をスプールに巻き取るようにした魚釣用両軸受
型リールにおいて、フレーム本体に形成した貫通孔に軸
受をスプール側から着脱自在に嵌装係止し、該軸受にハ
ンドル軸をハンドル側から装着支持すると共にフレーム
本体の内側面に取付けた係止部材でハンドル軸端部を係
合してその軸方向移動を規制したことを特徴とするもの
であり、特に前記軸受のスプール側側面と係止部材間又
は軸受の両側部にシール部材を介装するときは軸受、駆
動機構及びクラッチ機構等の内部への水、砂等の異物の
侵入を防止でき一層好適である。
するために、側板を取付けたフレーム本体間に支持され
たスプールを有するスプール軸をハンドル軸と連動せし
めて釣糸をスプールに巻き取るようにした魚釣用両軸受
型リールにおいて、フレーム本体に形成した貫通孔に軸
受をスプール側から着脱自在に嵌装係止し、該軸受にハ
ンドル軸をハンドル側から装着支持すると共にフレーム
本体の内側面に取付けた係止部材でハンドル軸端部を係
合してその軸方向移動を規制したことを特徴とするもの
であり、特に前記軸受のスプール側側面と係止部材間又
は軸受の両側部にシール部材を介装するときは軸受、駆
動機構及びクラッチ機構等の内部への水、砂等の異物の
侵入を防止でき一層好適である。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、夫々外側に側板１・２を着脱自
在に装着し一体的に形成されているフレーム本体３・３
間にはスプール４を有するスプール軸５が支持されてい
ると共に該スプール軸５とハンドル６を有しかつフレー
ム本体３と側板１に支持されたハンドル軸７とは、公知
のように駆動歯車機構８、ドラグ機構９、クラッチ機構
１０等を介して連動するように連結されており、ハンド
ル６の回動操作とクラッチ操作とによりスプール４に釣
糸を巻き取ったりスプール４の釣糸を繰出したりできる
ように構成されている。
面について説明すると、夫々外側に側板１・２を着脱自
在に装着し一体的に形成されているフレーム本体３・３
間にはスプール４を有するスプール軸５が支持されてい
ると共に該スプール軸５とハンドル６を有しかつフレー
ム本体３と側板１に支持されたハンドル軸７とは、公知
のように駆動歯車機構８、ドラグ機構９、クラッチ機構
１０等を介して連動するように連結されており、ハンド
ル６の回動操作とクラッチ操作とによりスプール４に釣
糸を巻き取ったりスプール４の釣糸を繰出したりできる
ように構成されている。
【０００７】しかして前記ハンドル軸７の基端部を支持
する軸受１１はフレーム本体３に設けられた貫通孔１２
の係止部１２′にスプール側から着脱可能に嵌装係止さ
れると共に軸受１１に側板１側から挿嵌されたハンドル
軸７の基端部には係合溝１３が形成され、該係合溝１３
にリール本体３の内側面に止めネジ１４′で固定された
係止部材１４が係合してハンドル軸７の軸方向の移動を
規制しており、更に前記軸受１１の内側面と係止部材１
４間にはシール部材１５が介装されスプール４に付着し
た水、砂等の異物が駆動歯車機構８、クラッチ機構９な
どの部分に侵入するのを防止している。
する軸受１１はフレーム本体３に設けられた貫通孔１２
の係止部１２′にスプール側から着脱可能に嵌装係止さ
れると共に軸受１１に側板１側から挿嵌されたハンドル
軸７の基端部には係合溝１３が形成され、該係合溝１３
にリール本体３の内側面に止めネジ１４′で固定された
係止部材１４が係合してハンドル軸７の軸方向の移動を
規制しており、更に前記軸受１１の内側面と係止部材１
４間にはシール部材１５が介装されスプール４に付着し
た水、砂等の異物が駆動歯車機構８、クラッチ機構９な
どの部分に侵入するのを防止している。
【０００８】図８に示す実施例は、シール部材１５を更
に軸受１１の外側面とリール本体３の貫通孔１２の係止
部１２′との間にも介装して軸受１１の両側面にシール
部材１５を設けたものであり、異物が駆動歯車機構８、
ドラグ機構９、クラッチ機構１０等の部分に侵入するこ
とを一層確実に阻止するようにしたものである。
に軸受１１の外側面とリール本体３の貫通孔１２の係止
部１２′との間にも介装して軸受１１の両側面にシール
部材１５を設けたものであり、異物が駆動歯車機構８、
ドラグ機構９、クラッチ機構１０等の部分に侵入するこ
とを一層確実に阻止するようにしたものである。
【０００９】また前記実施例においてスプール軸５を支
持する軸受１６・１６もハンドル軸７の軸受１１と同様
にフレーム本体３．３にスプール側から装着する構造と
するときは、リール本体３に対するこれら軸受を嵌装す
る孔を同時に加工形成できるので高い芯間精度維持する
ことができ、その回転性能及び耐久性を一層向上するこ
とができる。
持する軸受１６・１６もハンドル軸７の軸受１１と同様
にフレーム本体３．３にスプール側から装着する構造と
するときは、リール本体３に対するこれら軸受を嵌装す
る孔を同時に加工形成できるので高い芯間精度維持する
ことができ、その回転性能及び耐久性を一層向上するこ
とができる。
【００１０】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるから、フレーム本体３の貫通孔１２にスプール側か
ら嵌装して係止部１２′で係止した軸受１１にハンドル
側からハンドル軸７を嵌装してその係合溝１３に係合部
材１４を係合してハンドル軸７の基部を抜け止め支持す
ることにより、ハンドル軸７に駆動歯車機構８やドラグ
機構９及びハンドル６等の組立装着作業を効率よく行う
ことができると共に軸受１１の着脱作業も容易に行うこ
とができ、しかも長期に亘り使用している間に定期的に
行う軸受１１の交換や軸受部への注油や清掃等のメンテ
ナンスも円滑容易に行うことができ、しかも軸受１１の
内側又は内外側に介装されたシール部材１５はスプール
４に付着した海水、砂、その他の異物が駆動部に侵入す
るのを防止して長期に亘り安定した釣糸巻取り操作がで
きるものである。
いるから、フレーム本体３の貫通孔１２にスプール側か
ら嵌装して係止部１２′で係止した軸受１１にハンドル
側からハンドル軸７を嵌装してその係合溝１３に係合部
材１４を係合してハンドル軸７の基部を抜け止め支持す
ることにより、ハンドル軸７に駆動歯車機構８やドラグ
機構９及びハンドル６等の組立装着作業を効率よく行う
ことができると共に軸受１１の着脱作業も容易に行うこ
とができ、しかも長期に亘り使用している間に定期的に
行う軸受１１の交換や軸受部への注油や清掃等のメンテ
ナンスも円滑容易に行うことができ、しかも軸受１１の
内側又は内外側に介装されたシール部材１５はスプール
４に付着した海水、砂、その他の異物が駆動部に侵入す
るのを防止して長期に亘り安定した釣糸巻取り操作がで
きるものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明はハンドル軸の基端部を支持する
軸受をフレーム本体にスプール側から嵌装係止すると共
にハンドル軸の基端部をフレーム本体の内側面に取付け
た係止部材で係止するようにしたので、ハンドル軸の製
造時の組立作業を能率よく行うことができると共に使用
後においては軸受の交換、軸受部への注油、清掃等のメ
ンテナンスを円滑容易に行うことできる。
軸受をフレーム本体にスプール側から嵌装係止すると共
にハンドル軸の基端部をフレーム本体の内側面に取付け
た係止部材で係止するようにしたので、ハンドル軸の製
造時の組立作業を能率よく行うことができると共に使用
後においては軸受の交換、軸受部への注油、清掃等のメ
ンテナンスを円滑容易に行うことできる。
【００１２】また前記軸受のスプール側の側面と係止部
材間又は軸受の両側面にシール部材を介装するときはス
プールに付着した水、砂等の異物が駆動歯車機構、クラ
ッチ機構部等の駆動部への侵入を確実に防止でき、使用
環境の厳しい釣場において長期に亘り安定した状態で釣
糸巻取り操作を円滑確実に行うことができる。
材間又は軸受の両側面にシール部材を介装するときはス
プールに付着した水、砂等の異物が駆動歯車機構、クラ
ッチ機構部等の駆動部への侵入を確実に防止でき、使用
環境の厳しい釣場において長期に亘り安定した状態で釣
糸巻取り操作を円滑確実に行うことができる。
【図１】本発明の縦断正面図。
【図２】図１Ａ−Ａ線断面図。
【図３】本発明の係止部材の側面図。
【図４】本発明のフレーム本体部分の要部の断面図。
【図５】本発明の軸受部分の説明図。
【図６】同説明図。
【図７】同分解説明図。
【図８】本発明の他の実施例の要部の断面図。
１ 側板 ３ フレーム本体 ４ スプール ５ スプール軸 ６ ハンドル ７ ハンドル軸 １１ 軸受 １２ 貫通孔 １２′ 係止部 １３ 係合溝 １４ 係止部材 １５ シール部材
Claims (2)
- 【請求項１】 側板を取付けたフレーム本体間に支持さ
れたスプールを有するスプール軸をハンドル軸と連動せ
しめて釣糸をスプールに巻き取るようにした魚釣用両軸
受型リールにおいて、フレーム本体に形成した貫通孔に
軸受をスプール側から着脱自在に嵌装係止し、該軸受に
ハンドル軸をハンドル側から装着支持すると共にフレー
ム本体の内側面に取付けた係止部材でハンドル軸端部を
係合してその軸方向移動を規制したことを特徴とする魚
釣用両軸受型リール。 - 【請求項２】 軸受の少なくともスプール側側面と係止
部材間にシール部材を介装したことを特徴とする請求項
１記載の魚釣用両軸受型リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000355130A JP2002153179A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 魚釣用両軸受型リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000355130A JP2002153179A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 魚釣用両軸受型リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002153179A true JP2002153179A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18827600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000355130A Pending JP2002153179A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 魚釣用両軸受型リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002153179A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180051363A (ko) * | 2016-11-08 | 2018-05-16 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 방수 구조 |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000355130A patent/JP2002153179A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180051363A (ko) * | 2016-11-08 | 2018-05-16 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 방수 구조 |
| JP2018074932A (ja) * | 2016-11-08 | 2018-05-17 | 株式会社シマノ | 釣用リールの防水構造 |
| KR102473153B1 (ko) | 2016-11-08 | 2022-12-02 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 방수 구조 |
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