JP3330920B2 - ガードレールへの支柱固定方法及び支柱固定具 - Google Patents
ガードレールへの支柱固定方法及び支柱固定具Info
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- JP3330920B2 JP3330920B2 JP2000049955A JP2000049955A JP3330920B2 JP 3330920 B2 JP3330920 B2 JP 3330920B2 JP 2000049955 A JP2000049955 A JP 2000049955A JP 2000049955 A JP2000049955 A JP 2000049955A JP 3330920 B2 JP3330920 B2 JP 3330920B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガードレールの支
柱を利用して目隠しネットや防音壁等の支柱を取り付け
る支柱固定具及び支柱固定方法に関するものである。
柱を利用して目隠しネットや防音壁等の支柱を取り付け
る支柱固定具及び支柱固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速道路等の車線拡大工事等
でガードレール構造物の上部に目隠しネット等を取り付
ける方法としてガードレールの支柱にボルト貫通孔を穿
設し、目隠しネットの支柱とガードレールの支柱とを直
接、ボルト及びナットを使用して取り付ける方法が知ら
れている。
でガードレール構造物の上部に目隠しネット等を取り付
ける方法としてガードレールの支柱にボルト貫通孔を穿
設し、目隠しネットの支柱とガードレールの支柱とを直
接、ボルト及びナットを使用して取り付ける方法が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガード
レールの支柱に直接ボルト貫通孔を穿設する方法では目
隠しネットを取り外した後は、ボルト貫通孔がむき出し
の状態となり、見栄えが悪く雨水が支柱内部に入り込み
支柱を腐食させる原因となるものである。又、風による
目隠しネットが受ける力は目隠しネットの支柱とガード
レールの支柱との結合部に加わるものであり、この部分
の安定性及び安全性を考慮すると、さらに改善する必要
があった。
レールの支柱に直接ボルト貫通孔を穿設する方法では目
隠しネットを取り外した後は、ボルト貫通孔がむき出し
の状態となり、見栄えが悪く雨水が支柱内部に入り込み
支柱を腐食させる原因となるものである。又、風による
目隠しネットが受ける力は目隠しネットの支柱とガード
レールの支柱との結合部に加わるものであり、この部分
の安定性及び安全性を考慮すると、さらに改善する必要
があった。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、ガードレールの
支柱に対しての固定が確実で安定性に優れ、且つ、取り
外しが容易でガードレールの支柱が腐食するのを防ぐこ
とができる支柱固定具及び支柱固定方法を提供すること
を目的とする。
支柱に対しての固定が確実で安定性に優れ、且つ、取り
外しが容易でガードレールの支柱が腐食するのを防ぐこ
とができる支柱固定具及び支柱固定方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガードレール
の支柱に目隠しネットや防護壁等の支柱を固定する支柱
固定具であって、該固定具は、ガードレールの支柱の上
面に接触する横板と該横板から垂直下方に折曲された縦
板と該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一
体的に成形されてなる固定板と、上記ガードレールの支
柱に上記固定板を結合させるU字ボルト及びナットと、
上記固定板の縦板との間に上記U字ボルト及びナットを
使用して目隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する挟持
板とを有することを特徴とする支柱固定具を要旨とす
る。
の支柱に目隠しネットや防護壁等の支柱を固定する支柱
固定具であって、該固定具は、ガードレールの支柱の上
面に接触する横板と該横板から垂直下方に折曲された縦
板と該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一
体的に成形されてなる固定板と、上記ガードレールの支
柱に上記固定板を結合させるU字ボルト及びナットと、
上記固定板の縦板との間に上記U字ボルト及びナットを
使用して目隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する挟持
板とを有することを特徴とする支柱固定具を要旨とす
る。
【0006】又、前記固定板のガードレールの支柱側の
縦板にはガードレール支柱の側面に先端が当接する支柱
当接板が固定されているものである支柱固定具を要旨と
する。
縦板にはガードレール支柱の側面に先端が当接する支柱
当接板が固定されているものである支柱固定具を要旨と
する。
【0007】さらに、ガードレールの支柱に目隠しネッ
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合す
ることを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合す
ることを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
【0008】又、ガードレールの支柱に目隠しネットや
防護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合
し、上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿通してなる
ことを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
防護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合
し、上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿通してなる
ことを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
【0009】さらに、前記支柱固定方法に使用する前記
固定板のガードレールの支柱側の縦板には支柱当接板が
固定されているものであって、該支柱当接板がガードレ
ール支柱の側面に当接されるものである支柱固定方法を
要旨とする。
固定板のガードレールの支柱側の縦板には支柱当接板が
固定されているものであって、該支柱当接板がガードレ
ール支柱の側面に当接されるものである支柱固定方法を
要旨とする。
【0010】又、ガードレールの支柱に目隠しネットや
防護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該固定
具は、ガードレールの支柱の側面に接触する縦板と該縦
板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成
形されてなる固定板と、該固定板の縦板との間に目隠し
ネットや防護壁等の支柱を挟持する支柱保護金具と、上
記ガードレールの支柱に上記固定板を結合させつつ上記
支柱保護金具と結合して目隠しネットや防護壁等の支柱
の下端を挟持するU字ボルト及びナットとを有すること
を特徴とする支柱固定具を要旨とする。
防護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該固定
具は、ガードレールの支柱の側面に接触する縦板と該縦
板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成
形されてなる固定板と、該固定板の縦板との間に目隠し
ネットや防護壁等の支柱を挟持する支柱保護金具と、上
記ガードレールの支柱に上記固定板を結合させつつ上記
支柱保護金具と結合して目隠しネットや防護壁等の支柱
の下端を挟持するU字ボルト及びナットとを有すること
を特徴とする支柱固定具を要旨とする。
【0011】さらに、前記固定板の縦板にはガードレー
ル支柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫
通孔が穿設されているものである支柱固定具を要旨とす
る。
ル支柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫
通孔が穿設されているものである支柱固定具を要旨とす
る。
【0012】又、ガードレールの支柱に目隠しネットや
防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、該固
定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された支柱
受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱保護
金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定具を
使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支柱の
側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目隠し
ネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボルト
及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記支柱
保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支柱を
挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板を結
合させることを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、該固
定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された支柱
受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱保護
金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定具を
使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支柱の
側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目隠し
ネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボルト
及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記支柱
保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支柱を
挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板を結
合させることを特徴とする支柱固定方法を要旨とする。
【0013】さらに、ガードレールの支柱に目隠しネッ
トや防護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であっ
て、該固定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲さ
れた支柱受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、
支柱保護金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレール
の支柱の側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上
記目隠しネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U
字ボルト及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と
上記支柱保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等
の支柱を挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固
定板を結合し、上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿
通してなることを特徴とする支柱固定方法を要旨とす
る。
トや防護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であっ
て、該固定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲さ
れた支柱受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、
支柱保護金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレール
の支柱の側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上
記目隠しネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U
字ボルト及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と
上記支柱保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等
の支柱を挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固
定板を結合し、上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿
通してなることを特徴とする支柱固定方法を要旨とす
る。
【0014】又、前記固定板の縦板にはガードレール支
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されていて、該ボルト貫通孔の内の一つを適宜選
択し、該貫通孔に上記ボルトが貫通されるものである支
柱固定方法を要旨とする。
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されていて、該ボルト貫通孔の内の一つを適宜選
択し、該貫通孔に上記ボルトが貫通されるものである支
柱固定方法を要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る支柱固定具の
固定板を示す図である。固定板1はガードレールの支柱
上面に当接する横板11と、この横板11の端部が折曲
されて横板11に対して垂直下方に延出する縦板12
と、この縦板12の下端が横板11とは反対方向に折曲
されて縦板12に対して垂直方向に延出する支柱受け板
13とが一体となって成形されているものである。そし
て、縦板12上部二箇所の所定の位置にU字ボルト用貫
通孔12a,12aが穿設されており、縦板12下部二
箇所の所定の位置にもU字ボルト用貫通孔12b,12
bが穿設されている。そして、縦板12の裏面にはガー
ドレール支柱の側面に先端が当接する支柱当接板14,
14が固定されている。この支柱当接板14,14は図
2に示すように上端が横板11に固定されていて、縦板
12のU字ボルト用貫通孔12a,12a及び12b,
12bよりも内側であって、横板11の裏面に対して垂
直方向に突出して先端部14a,14aがガードレール
支柱の側面に当接するようになっている。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る支柱固定具の
固定板を示す図である。固定板1はガードレールの支柱
上面に当接する横板11と、この横板11の端部が折曲
されて横板11に対して垂直下方に延出する縦板12
と、この縦板12の下端が横板11とは反対方向に折曲
されて縦板12に対して垂直方向に延出する支柱受け板
13とが一体となって成形されているものである。そし
て、縦板12上部二箇所の所定の位置にU字ボルト用貫
通孔12a,12aが穿設されており、縦板12下部二
箇所の所定の位置にもU字ボルト用貫通孔12b,12
bが穿設されている。そして、縦板12の裏面にはガー
ドレール支柱の側面に先端が当接する支柱当接板14,
14が固定されている。この支柱当接板14,14は図
2に示すように上端が横板11に固定されていて、縦板
12のU字ボルト用貫通孔12a,12a及び12b,
12bよりも内側であって、横板11の裏面に対して垂
直方向に突出して先端部14a,14aがガードレール
支柱の側面に当接するようになっている。
【0016】次に、本発明に係る実施形態における使用
態様について説明する。図3はガードレールと目隠しネ
ットの支柱及び支柱固定具を示す分解図である。この図
に示すように、ガードレール50はガードレール支柱5
1の上部にボルト51a及びナット51bにより固定さ
れているものである。そして、上述の固定板1の縦板1
2の上部と挟持板20bとの間に目隠しネットの支柱6
0,60がU字ボルト52b及びナットとにより挟持さ
れるのである。この時、U字ボルト52bはガードレー
ル支柱51のボルト51aよりも上方で支柱51を囲む
ように掛けられた状態となっている。そして、上述のガ
ードレール支柱51の上面に固定板1の横板11が当接
されると同時に支柱当接板14,14の先端部14a,
14aがガードレール支柱51の側面に当接される。さ
らに、U字ボルト52a及びナットとによって固定板1
の縦板面12の下部と挟持板20aとの間に目隠しネッ
トの支柱60,60が挟持され、U字ボルト52aはガ
ードレール支柱51下方で支柱51を囲むように掛けら
れた状態となる。最後に、上述のU字ボルト52b及び
52aに取付けられたナットを締め付けることによりガ
ードレール支柱51と固定板1に固定された目隠しネッ
トの支柱60,60とが結合された状態となり、図4に
示すように目隠しネットの支柱60,60の設置が完了
するのである。
態様について説明する。図3はガードレールと目隠しネ
ットの支柱及び支柱固定具を示す分解図である。この図
に示すように、ガードレール50はガードレール支柱5
1の上部にボルト51a及びナット51bにより固定さ
れているものである。そして、上述の固定板1の縦板1
2の上部と挟持板20bとの間に目隠しネットの支柱6
0,60がU字ボルト52b及びナットとにより挟持さ
れるのである。この時、U字ボルト52bはガードレー
ル支柱51のボルト51aよりも上方で支柱51を囲む
ように掛けられた状態となっている。そして、上述のガ
ードレール支柱51の上面に固定板1の横板11が当接
されると同時に支柱当接板14,14の先端部14a,
14aがガードレール支柱51の側面に当接される。さ
らに、U字ボルト52a及びナットとによって固定板1
の縦板面12の下部と挟持板20aとの間に目隠しネッ
トの支柱60,60が挟持され、U字ボルト52aはガ
ードレール支柱51下方で支柱51を囲むように掛けら
れた状態となる。最後に、上述のU字ボルト52b及び
52aに取付けられたナットを締め付けることによりガ
ードレール支柱51と固定板1に固定された目隠しネッ
トの支柱60,60とが結合された状態となり、図4に
示すように目隠しネットの支柱60,60の設置が完了
するのである。
【0017】図5乃至図7は本発明に係る支柱固定具の
他の実施態様を示す図である。図5に示すように固定板
3は縦板32と、この縦板32の下端が手前に折曲され
て縦板32に対して垂直方向に延出する支柱受け板33
とが一体となって成形されているものである。そして、
縦板32上部の二箇所には目隠しネットの支柱を固定す
るための固定ボルトが貫通する長孔32a,32aが穿
設されている。又、縦板32には長孔32a,32a間
の上下方向にガードレールとガードレールの支柱とを固
定しているボルトの先端が貫通する複数の貫通孔32
b,32b・・・が穿設されている。尚、この複数の貫
通孔32b,32b・・・は図5に示すように周縁が互
いに接触して一体となっているもの、周縁が接触しない
で分離しているもののどちらでもよいものである。さら
に、縦板32下部の二箇所にはU字ボルトが貫通する貫
通孔32c,32cが穿設されている。
他の実施態様を示す図である。図5に示すように固定板
3は縦板32と、この縦板32の下端が手前に折曲され
て縦板32に対して垂直方向に延出する支柱受け板33
とが一体となって成形されているものである。そして、
縦板32上部の二箇所には目隠しネットの支柱を固定す
るための固定ボルトが貫通する長孔32a,32aが穿
設されている。又、縦板32には長孔32a,32a間
の上下方向にガードレールとガードレールの支柱とを固
定しているボルトの先端が貫通する複数の貫通孔32
b,32b・・・が穿設されている。尚、この複数の貫
通孔32b,32b・・・は図5に示すように周縁が互
いに接触して一体となっているもの、周縁が接触しない
で分離しているもののどちらでもよいものである。さら
に、縦板32下部の二箇所にはU字ボルトが貫通する貫
通孔32c,32cが穿設されている。
【0018】次に、上述の他の実施形態における使用態
様について説明する。図6はガードレールと、目隠しネ
ットの支柱及び支柱固定具を示す分解図である。この図
に示すようにガードレール50とガードレールの支柱5
1とを結合しているボルト51aからナット51bを外
し、固定板3の複数の貫通孔32bのうち1つを選択
し、この貫通孔32bにボルト51aを貫通させ、ナッ
ト51bで締め付ける。これによって固定板3はガード
レール支柱51に固定される。次に、目隠しネットの支
柱60,60の下端が固定板3の支柱受け面33に載置
され、この目隠しネットの支柱60,60の所定の位置
に穿設されている貫通孔と、固定板3の長孔32a,3
2aとにボルトを貫通してナットにより固定する。そし
て、U字ボルト52が固定板下部の貫通孔32c,32
cを貫通し、さらに、断面コ字状の支柱保護金具40に
穿設された貫通孔40a,40aを貫通した後、ナット
が締め付けられて図7に示すようにガードレールの支柱
51と目隠しネットの支柱60,60とは結合される。
様について説明する。図6はガードレールと、目隠しネ
ットの支柱及び支柱固定具を示す分解図である。この図
に示すようにガードレール50とガードレールの支柱5
1とを結合しているボルト51aからナット51bを外
し、固定板3の複数の貫通孔32bのうち1つを選択
し、この貫通孔32bにボルト51aを貫通させ、ナッ
ト51bで締め付ける。これによって固定板3はガード
レール支柱51に固定される。次に、目隠しネットの支
柱60,60の下端が固定板3の支柱受け面33に載置
され、この目隠しネットの支柱60,60の所定の位置
に穿設されている貫通孔と、固定板3の長孔32a,3
2aとにボルトを貫通してナットにより固定する。そし
て、U字ボルト52が固定板下部の貫通孔32c,32
cを貫通し、さらに、断面コ字状の支柱保護金具40に
穿設された貫通孔40a,40aを貫通した後、ナット
が締め付けられて図7に示すようにガードレールの支柱
51と目隠しネットの支柱60,60とは結合される。
【0019】次に、本発明に使用する目隠しネット相互
間の連結について図8乃至図10を用いて説明する。上
述したとおり、目隠しネット構造物は一単位ごとに両端
の支柱が支柱固定具に取り付けられて壁高欄に固定され
ていくものであるが、目隠しネットの相互間は、図8に
示すように上部支柱60cに先端がループ形状の金具4
1を固定し、この金具41のループにワイヤーロープ4
0を挿通させることにより行う。又、ワイヤーロープ4
0の端部の上部支柱への固定は図9及び図10に示すよ
うにように支柱取り付け部材42a,42b及びU字ボ
ルト43等で構成されるロープ固定金具44によって上
部支柱60cへ固定されるのである。
間の連結について図8乃至図10を用いて説明する。上
述したとおり、目隠しネット構造物は一単位ごとに両端
の支柱が支柱固定具に取り付けられて壁高欄に固定され
ていくものであるが、目隠しネットの相互間は、図8に
示すように上部支柱60cに先端がループ形状の金具4
1を固定し、この金具41のループにワイヤーロープ4
0を挿通させることにより行う。又、ワイヤーロープ4
0の端部の上部支柱への固定は図9及び図10に示すよ
うにように支柱取り付け部材42a,42b及びU字ボ
ルト43等で構成されるロープ固定金具44によって上
部支柱60cへ固定されるのである。
【0020】又、本発明に使用する目隠しネットは、図
11に示すように支柱60とネット本体24とが分離で
きるものであり、ネット24本体は下部に開口部24a
を有する袋状のものを使用している。このネット24本
体は支柱60の支柱固定具に固定される部分以外の部分
を覆うように被せられた後、開口部24aが閉塞されて
支柱60に挿着されるものである。
11に示すように支柱60とネット本体24とが分離で
きるものであり、ネット24本体は下部に開口部24a
を有する袋状のものを使用している。このネット24本
体は支柱60の支柱固定具に固定される部分以外の部分
を覆うように被せられた後、開口部24aが閉塞されて
支柱60に挿着されるものである。
【0021】尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上述の実施形態に係る支柱固定具では
目隠しネットの支柱60のガードレールの支柱51への
固定を説明しているが、これに限定されるものではな
く、フェンス、目隠し板、防音壁等の様々な支柱をガー
ドレールの支柱51に固定する場合も含まれるものであ
る。
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上述の実施形態に係る支柱固定具では
目隠しネットの支柱60のガードレールの支柱51への
固定を説明しているが、これに限定されるものではな
く、フェンス、目隠し板、防音壁等の様々な支柱をガー
ドレールの支柱51に固定する場合も含まれるものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、ガードレールの
支柱に目隠しネットや防護壁等の支柱を固定する支柱固
定具であって、該固定具は、ガードレールの支柱の上面
に接触する横板と該横板から垂直下方に折曲された縦板
と該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体
的に成形されてなる固定板と、上記ガードレールの支柱
に上記固定板を結合させるU字ボルト及びナットと、上
記固定板の縦板との間に上記U字ボルト及びナットを使
用して目隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する挟持板
とを有することを特徴とする支柱固定具を要旨とするの
で、簡易な構造で、設置作業及び取り外し作業が容易で
あり、U字ボルトによって確実にガードレールの支柱に
目隠しネットや防護壁等の支柱を固定することができ
る。
支柱に目隠しネットや防護壁等の支柱を固定する支柱固
定具であって、該固定具は、ガードレールの支柱の上面
に接触する横板と該横板から垂直下方に折曲された縦板
と該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体
的に成形されてなる固定板と、上記ガードレールの支柱
に上記固定板を結合させるU字ボルト及びナットと、上
記固定板の縦板との間に上記U字ボルト及びナットを使
用して目隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する挟持板
とを有することを特徴とする支柱固定具を要旨とするの
で、簡易な構造で、設置作業及び取り外し作業が容易で
あり、U字ボルトによって確実にガードレールの支柱に
目隠しネットや防護壁等の支柱を固定することができ
る。
【0023】又、前記固定板のガードレールの支柱側の
縦板にはガードレール支柱の側面に先端が当接する支柱
当接板が固定されているものである支柱固定具を要旨と
するので、ガードレール固定ボルトが固定板の縦板に接
触することがなく、固定板が不安定になることがないの
である。
縦板にはガードレール支柱の側面に先端が当接する支柱
当接板が固定されているものである支柱固定具を要旨と
するので、ガードレール固定ボルトが固定板の縦板に接
触することがなく、固定板が不安定になることがないの
である。
【0024】さらに、ガードレールの支柱に目隠しネッ
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合す
ることを特徴とする支柱固定方法を要旨とするので、簡
易且つ確実な支柱固定方法である。
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横
板と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から
垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形され
てなる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱
固定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間
に上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや
防護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上
記固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合す
ることを特徴とする支柱固定方法を要旨とするので、簡
易且つ確実な支柱固定方法である。
【0025】又、前記支柱固定方法に使用する前記固定
板のガードレールの支柱側の縦板には支柱当接板が固定
されているものであって、該支柱当接板がガードレール
支柱の側面に当接されるものである支柱固定方法を要旨
とするので、ガードレール固定ボルトが固定板の縦板に
接触することがない支柱固定方法である。
板のガードレールの支柱側の縦板には支柱当接板が固定
されているものであって、該支柱当接板がガードレール
支柱の側面に当接されるものである支柱固定方法を要旨
とするので、ガードレール固定ボルトが固定板の縦板に
接触することがない支柱固定方法である。
【0026】さらに、ガードレールの支柱に目隠しネッ
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該
固定具は、ガードレールの支柱の側面に接触する縦板と
該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的
に成形されてなる固定板と、該固定板の縦板との間に目
隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する支柱保護金具
と、上記ガードレールの支柱に上記固定板を結合させつ
つ上記支柱保護金具と結合して目隠しネットや防護壁等
の支柱の下端を挟持するU字ボルト及びナットとを有す
ることを特徴とする支柱固定具を要旨とするので、部品
点数を減らしたコスト安な支柱固定具を提供できる。
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該
固定具は、ガードレールの支柱の側面に接触する縦板と
該縦板から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的
に成形されてなる固定板と、該固定板の縦板との間に目
隠しネットや防護壁等の支柱を挟持する支柱保護金具
と、上記ガードレールの支柱に上記固定板を結合させつ
つ上記支柱保護金具と結合して目隠しネットや防護壁等
の支柱の下端を挟持するU字ボルト及びナットとを有す
ることを特徴とする支柱固定具を要旨とするので、部品
点数を減らしたコスト安な支柱固定具を提供できる。
【0027】又、前記固定板の縦板にはガードレール支
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されているものである支柱固定具を要旨とするの
で、目隠しネット等の設置に際して上下方向の微調整が
可能な支柱固定具である。
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されているものである支柱固定具を要旨とするの
で、目隠しネット等の設置に際して上下方向の微調整が
可能な支柱固定具である。
【0028】さらに、ガードレールの支柱に目隠しネッ
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された
支柱受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱
保護金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定
具を使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支
柱の側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目
隠しネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボ
ルト及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記
支柱保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支
柱を挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板
を結合させることを特徴とする支柱固定方法を要旨とす
るので、目隠しネット等の設置が容易でコスト安な支柱
固定方法を提供できる。
トや防護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、
該固定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された
支柱受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱
保護金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定
具を使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支
柱の側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目
隠しネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボ
ルト及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記
支柱保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支
柱を挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板
を結合させることを特徴とする支柱固定方法を要旨とす
るので、目隠しネット等の設置が容易でコスト安な支柱
固定方法を提供できる。
【0029】又、前記固定板の縦板にはガードレール支
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されていて、該ボルト貫通孔の内の一つを適宜選
択し、該貫通孔に上記ボルトが貫通されるものである支
柱固定方法を要旨とするので、目隠しネット等の設置に
際して上下方向の微調整が可能な支柱固定方法である。
柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔
が穿設されていて、該ボルト貫通孔の内の一つを適宜選
択し、該貫通孔に上記ボルトが貫通されるものである支
柱固定方法を要旨とするので、目隠しネット等の設置に
際して上下方向の微調整が可能な支柱固定方法である。
【0030】さらに、複数の目隠しネット等の支柱間に
ワイヤーロープを挿通すれば、目隠しネット等に自動車
等が衝突してガードレールから支柱が離脱した場合でも
ワイヤーロープによって複数の支柱が連結されている状
態となっているので、目隠しネット等の一部が飛ばされ
て車道や歩道等に落下するのを防ぐことができる方法と
なる。
ワイヤーロープを挿通すれば、目隠しネット等に自動車
等が衝突してガードレールから支柱が離脱した場合でも
ワイヤーロープによって複数の支柱が連結されている状
態となっているので、目隠しネット等の一部が飛ばされ
て車道や歩道等に落下するのを防ぐことができる方法と
なる。
【図1】本発明に係る支柱固定具の固定板を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る支柱固定具の固定板を示す図であ
る。
る。
【図3】ガードレールと目隠しネットの支柱及び支柱固
定具を示す分解図である。
定具を示す分解図である。
【図4】ガードレールの支柱と目隠しネットの支柱とが
結合された状態を示す図である。
結合された状態を示す図である。
【図5】本発明に係る他の支柱固定具の固定板を示す図
である。
である。
【図6】ガードレールと目隠しネットの支柱及び支柱固
定具を示す分解図である。
定具を示す分解図である。
【図7】ガードレールの支柱と目隠しネットの支柱とが
結合された状態を示す図である。
結合された状態を示す図である。
【図8】上部支柱に取付けたループ状の金具にワイヤー
ロープを挿通させた状態を示す説明図である。
ロープを挿通させた状態を示す説明図である。
【図9】ワイヤーロープを上部支柱へ固定する金具を示
す分解図である。
す分解図である。
【図10】ワイヤーロープを上部支柱へ固定した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図11】本発明に使用する目隠しネットと、その支柱
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1,3 固定板 11 横板 12,32 縦板 13,33 支柱受け板 14 支柱当接板 20a,20b 挟持板 32a 長孔 32b 貫通孔 40 支柱保護金具 50 ガードレール 51 ガードレールの支柱 52a,52b U字ボルト 60 目隠しネットの支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都築 相鳳 愛知県名古屋市名東区社が丘一丁目407 番地 ガードレール工業株式会社名古屋 支店内 審査官 中槙 利明 (56)参考文献 登録実用新案3033605(JP,U) 登録実用新案3045119(JP,U) 実公 昭46−20489(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 9/011 E01F 15/02 E01F 15/08
Claims (10)
- 【請求項1】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該固定具
は、ガードレールの支柱の上面に接触する横板と該横板
から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から垂直前方に
折曲された支柱受け板とが一体的に成形されてなる固定
板と、上記ガードレールの支柱に上記固定板を結合させ
るU字ボルト及びナットと、上記固定板の縦板との間に
上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや防
護壁等の支柱を挟持する挟持板とを有することを特徴と
する支柱固定具。 - 【請求項2】 前記固定板のガードレールの支柱側の縦
板にはガードレール支柱の側面に先端が当接する支柱当
接板が固定されているものである請求項1に記載の支柱
固定具。 - 【請求項3】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、該固定
方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横板と該
横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から垂直前
方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形されてなる
固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱固定具
を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間に上記
U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや防護壁
等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上記固定
板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合すること
を特徴とする支柱固定方法。 - 【請求項4】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であって、該
固定方法は、ガードレールの支柱の上面に接触する横板
と該横板から垂直下方に折曲された縦板と該縦板から垂
直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形されて
なる固定板と、挟持板と、U字ボルトとを有する支柱固
定具を使用し、上記固定板の縦板と上記挟持板との間に
上記U字ボルト及びナットを使用して目隠しネットや防
護壁等の支柱を挟持し、上記ガードレールの支柱に上記
固定板を上記U字ボルト及びナットを使用して結合し、
上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿通してなること
を特徴とする支柱固定方法。 - 【請求項5】 前記支柱固定方法に使用する前記固定板
のガードレールの支柱側の縦板には支柱当接板が固定さ
れているものであって、該支柱当接板がガードレール支
柱の側面に当接されるものである請求項3又は4に記載
の支柱固定方法。 - 【請求項6】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該固定具
は、ガードレールの支柱の側面に接触する縦板と該縦板
から垂直前方に折曲された支柱受け板とが一体的に成形
されてなる固定板と、該固定板の縦板との間に目隠しネ
ットや防護壁等の支柱を挟持する支柱保護金具と、上記
ガードレールの支柱に上記固定板を結合させつつ上記支
柱保護金具と結合して目隠しネットや防護壁等の支柱の
下端を挟持するU字ボルト及びナットとを有することを
特徴とする支柱固定具。 - 【請求項7】 前記固定板の縦板にはガードレール支柱
から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通孔が
穿設されているものである請求項6に記載の支柱固定
具。 - 【請求項8】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を固定する支柱固定方法であって、該固定
方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された支柱受
け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱保護金
具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定具を使
用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支柱の側
面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目隠しネ
ットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボルト及
びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記支柱保
護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支柱を挟
持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板を結合
することを特徴とする支柱固定方法。 - 【請求項9】 ガードレールの支柱に目隠しネットや防
護壁等の支柱を複数固定する支柱固定方法であって、該
固定方法は、縦板と該縦板から垂直前方に折曲された支
柱受け板とが一体的に成形されてなる固定板と、支柱保
護金具と、U字ボルト及びナットとを有する支柱固定具
を使用し、上記固定板の縦板を上記ガードレールの支柱
の側面に接触させ、上記固定板の支柱受け板に上記目隠
しネットや防護壁等の支柱を載置した後、上記U字ボル
ト及びナットとにより、上記固定板の縦板下部と上記支
柱保護金具との間に上記目隠しネットや防護壁等の支柱
を挟持させつつ上記ガードレールの支柱に上記固定板を
結合し、上記複数の支柱間にワイヤーロープを挿通して
なることを特徴とする支柱固定方法。 - 【請求項10】 前記固定板の縦板面にはガードレール
支柱から突出するボルトが貫通できる複数のボルト貫通
孔が穿設されていて、該ボルト貫通孔の内の一つを適宜
選択し、該貫通孔に上記ボルトが貫通されるものである
請求項8又は9に記載の支柱固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049955A JP3330920B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ガードレールへの支柱固定方法及び支柱固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049955A JP3330920B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ガードレールへの支柱固定方法及び支柱固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241015A JP2001241015A (ja) | 2001-09-04 |
JP3330920B2 true JP3330920B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18571812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000049955A Expired - Fee Related JP3330920B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ガードレールへの支柱固定方法及び支柱固定具 |
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---|---|
JP (1) | JP3330920B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
KR100646846B1 (ko) | 2005-08-31 | 2006-11-23 | 신호산업(주) | 조립식 패널로 설치되는 야생동물 보호 가드레일 |
KR100727058B1 (ko) | 2006-09-21 | 2007-06-12 | 재 술 나 | 충격흡수용 가드레일 |
CN104032691B (zh) * | 2014-05-23 | 2016-08-24 | 江苏爱可青实业有限公司 | 护栏型材 |
CN106939565B (zh) * | 2017-03-31 | 2019-12-31 | 安徽卓航展示用品有限公司 | 防护栏 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049955A patent/JP3330920B2/ja not_active Expired - Fee Related
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