JP2001241011A - 壁高欄への支柱固定方法及び支柱固定具 - Google Patents

壁高欄への支柱固定方法及び支柱固定具

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JP2001241011A
JP2001241011A JP2000049957A JP2000049957A JP2001241011A JP 2001241011 A JP2001241011 A JP 2001241011A JP 2000049957 A JP2000049957 A JP 2000049957A JP 2000049957 A JP2000049957 A JP 2000049957A JP 2001241011 A JP2001241011 A JP 2001241011A
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Yoshio Tsuzuki
義雄 都築
Soujin Tsuzuki
相仁 都築
Souho Tsuzuki
相鳳 都築
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GUARDRAIL KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁高欄を利用して目隠しネットや防音壁等の
支柱を取り付けるに際して、壁高欄を傷つけず、取り外
しが容易で且つ自動車の衝突に対しても支柱を保護する
ことができる支柱固定具及び支柱固定方法を提供する。 【解決手段】 コンクリート等で形成され地面から突出
してなる壁高欄30に目隠しネットや防音壁等の支柱2
0a,20bを固定する支柱固定具1であって、該固定
具1は上記壁高欄30の上面及び側面の一部を覆うよう
にしてなる着脱可能な壁高欄取付け部10と、該取付け
部10の上面10aに設置されて上記支柱20a,20
bを着脱可能に固定できる支柱固定部13a,13bと
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の対向車線の
間を仕切る場合の仕切り壁等の構造物である壁高欄を利
用して目隠しネットや防音壁等の支柱を取り付ける支柱
固定具及び支柱固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路の仕切り壁等として利用
されている壁高欄は一般にコンクリートで形成されてお
り、図16に示すように、この壁高欄30の上面30a
には予め一定間隔でボルト31が先端を突出させて埋入
されているものである。そして、目隠しネット構造物2
3や防音壁等の支柱パイプの下端の内壁にはボルト31
に螺合するように雌螺子が形成されていて(図示せ
ず。)、壁高欄上部に目隠しネット構造物23等が立設
されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では道路工事等で目隠しネットや防音壁等を一時的に
使用するだけの場合には、道路工事が終わった後は目隠
しネットや防音壁が撤去されるので、ボルトの先端が突
出したままの状態となり見栄えが悪いものである。又、
このボルト先端は雨ざらしとなるので腐食されることに
より、次の使用時には支柱パイプがうまく係合されない
不具合が生じる原因となるものでもあった。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、壁高欄を利用し
て目隠しネットや防音壁等の支柱を取り付けるに際し
て、壁高欄を傷つけず、取り外しが容易で且つ自動車の
衝突に対しても支柱を保護することができる支柱固定具
及び支柱固定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンクリート
等で形成され地面から突出してなる壁高欄に目隠しネッ
トや防音壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該
固定具は上記壁高欄の上面及び側面の一部を覆うように
してなる着脱可能な壁高欄取付け部と、該取付け部の上
面に設置されて上記支柱を着脱可能に固定できる支柱固
定部とからなることを特徴とする支柱固定具を要旨とす
る。
【0006】又、前記壁高欄取付け部は側面及び上面に
補強板が設置されていて、該補強板によって上記壁高欄
取付け部の両側面が拡がらないようにしてなる支柱固定
具を要旨とする。
【0007】さらに、前記壁高欄取付け部の側面には複
数のリブが設置されていて、該リブによって自動車等の
衝突による損傷を減少させるようにしてなる支柱固定具
を要旨とする。
【0008】又、前記壁高欄取付け部には壁高欄の側面
を押圧する押圧部材が設置されてなる支柱固定具を要旨
とする。
【0009】さらに、前記支柱固定部は前記目隠しネッ
ト等の支柱を挿通させて固定する開口を有するものであ
る支柱固定具を要旨とする。
【0010】又、前記支柱固定部は前記目隠しネット等
の支柱を挿嵌させて固定する開口を有するものである支
柱固定具を要旨とする。
【0011】さらに、コンクリート等で形成され地面か
ら突出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱
を固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄
取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うよう
にして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上
記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記
支柱を挿通させて着脱可能に固定してなることを特徴と
する支柱固定方法を要旨とする。
【0012】又、コンクリート等で形成され地面から突
出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を固
定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄取付
け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うようにし
て壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上記取
付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記支柱
を挿嵌させて着脱可能に固定してなることを特徴とする
支柱固定方法を要旨とする。
【0013】さらに、コンクリート等で形成され地面か
ら突出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱
を複数固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁
高欄取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆う
ようにして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定
し、上記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口
に上記支柱を挿通させて着脱可能に固定し、上記複数の
支柱間にワイヤーロープを挿通してなることを特徴とす
る支柱固定方法を要旨とする。
【0014】又、コンクリート等で形成され地面から突
出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を複
数固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄
取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うよう
にして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上
記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記
支柱を挿嵌させて着脱可能に固定し、上記複数の支柱間
にワイヤーロープを挿通してなることを特徴とする支柱
固定方法を要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る支柱固定具を
示す斜視図である。この図に示すように支柱固定具1は
上板10aと、この上板10aの両端部から下方に延出
する側板10b,10cとが一体的に成形されたコ字状
の固定板10と、この固定板10の上板10aと側板1
0b又は10cとに対して垂直方向に一体的に立設され
た補強板11と、両方の側板10b,10cの複数箇所
に設置された三角形状のリブ14a,14b,14c・
・・と、上板10aに設置された支柱固定板13a,1
3bと、この支柱固定板13aと13bとの間に挿入さ
れ、固定される仕切り板12と、支柱固定板13a,1
3bを支持するために各々の外側に設置された支持板1
5a,15cとから構成されているものである。尚、側
板10b,10c間の長さであるA寸法は壁高欄の厚み
方向の長さよりも若干長く(10mm程度)なるように
設計されている。又、側板10cの複数の箇所には内側
に雌螺子が螺刻されているボルト螺合貫通孔101,・
・・が穿設されており、支柱固定板13a,13bには
複数のボルト貫通孔131,・・・が穿設されている。
さらに、側板10c側の補強板11には複数のボルト貫
通孔111,・・・が穿設されている。
【0016】図2は支柱固定具の側板に取り付ける調整
板を示す斜視図である。この調整板17は壁高欄の側面
を押圧する押圧面17aと、この押圧面17aの両端が
垂直方向に折曲され、長孔からなるボルト貫通孔17d
が穿設されているボルト固定面17b,17cとからな
るコ字状の部材である。
【0017】図3は支柱固定具に調整板が取り付けられ
る過程を示す分解図である。先ず、上述した調整板17
は支柱固定具1の内側から側板10cの内面に押圧面1
7aの裏面が当接される状態とする。そして、長尺なボ
ルト18aがボルト固定面17cのボルト貫通孔17d
を貫通させた後、補強板11のボルト貫通孔111を貫
通させる。さらに、ボルト固定面17bのボルト貫通孔
17dを貫通させた後にナット18bにより仮締めされ
る。次に、側板10cの雌螺子が螺刻されているボルト
螺合貫通孔101に調整ボルト19を螺合していき、調
整ボルト19の先端が上述の調整板17の押圧面17a
の裏面に当接される状態として支柱固定具1への調整板
17の取り付けが完了する。
【0018】次に本発明の使用態様を図4乃至図9に基
づいて説明する。図4は支柱固定具を壁高欄に設置した
状態を示す一部断面図である。上述したように支柱固定
具1の側板10cと10bとの間の長さは壁高欄30の
厚み方向の長さよりも若干長い寸法となるように設計さ
れているので、支柱固定具1を壁高欄30の上方から容
易に被せることができるのである。そして、図4の断面
図部分に示すように、側板10cに取り付けられている
調整ボルト19を更にねじ込むことにより、この調整ボ
ルト19の先端は調整板17の押圧面17aを裏側から
押圧し、押圧面17aが壁高欄の側面を押圧するところ
まで移動することにより支柱固定具1は壁高欄に固定さ
れるのである。従って、支柱固定具1の壁高欄への固定
に際して壁高欄を傷つけることを防止するとともに強固
に固定できるのであり、調整板17の押圧面17aにゴ
ム板を貼り付ければ、更にその効果を上げることができ
る。
【0019】図5は壁高欄に設置された支柱固定具に目
隠しネットの支柱が取り付けられる過程を示す分解図で
ある。この図に示すように目隠しネットの支柱20a,
20bは別々の目隠しネットの一方の端部に立設する支
柱であり、この支柱20a,20bは各々上板10aに
設置された支柱固定板13a,13bと、この支柱固定
板13a,13bの間に挿入され、固定される仕切り板
12とで形成される空間に挿入されるのであるが、支柱
固定板13a,13bに穿設されている複数のボルト貫
通孔131・・・に対応する支柱20a,20bの位置
に予め貫通孔201が穿設されている。そして、複数の
長尺なボルト21・・・を支柱固定板13aのボルト貫
通孔131・・・に貫通させ、次に、支柱20a,20
bの貫通孔201・・・に貫通させる。更に、支柱固定
板13bのボルト貫通孔131・・・に貫通させた後、
ナット22,・・・を締め付けることにより支柱20
a,20bは支柱固定板13a,13bに固定されるこ
ととなり、図6に示すように壁高欄30への目隠しネッ
トの支柱20a,20bの取り付けが完了するのであ
る。
【0020】次に、本発明に使用する目隠しネット相互
間の連結について図7乃至図10を用いて説明する。図
7は本発明の支柱固定具を使用して壁高欄に目隠しネッ
トを取り付けた状態を示す全体図である。上述したとお
り、目隠しネット23,23は一単位ごとに両端の支柱
20,20が支柱固定具1,1に取り付けられて壁高欄
30に固定されていくものであるが、目隠しネット23
の相互間は、この図に示すように上部支柱20c,20
cに沿ってワイヤーロープ40が張設されているもので
ある。ワイヤーロープ40の上部支柱20cへの張設
は、図8に示すように上部支柱20cに先端がループ形
状の金具41を固定し、この金具41のループにワイヤ
ーロープ40を挿通させることにより行う。又、ワイヤ
ーロープ40の端部の上部支柱20cへの固定は図9及
び図10に示すように支柱取り付け部材42a,42b
及びU字ボルト43等で構成されるロープ固定金具44
によって上部支柱20cへ固定されるのである。
【0021】次に、本発明に係る支柱固定具の第2実施
形態について図11及び図12を用いて説明する。尚、
本実施形態は上述の第1実施形態とは異なる部分のみ説
明し、第1実施形態と同様な部分についての説明は省略
する。本実施形態では図11に示すように支柱固定板1
3cを上板10aに着脱可能な可動板としている。そし
て、上板10aに固定されている支柱固定板13aに穿
設された複数のボルト貫通孔131・・・と、このボル
ト貫通孔131・・・に対応する位置の支柱固定板13
cに穿設された複数のボルト貫通孔131cとの間にボ
ルト21が挿入された後、目隠しネットの支柱20a,
20bが支柱固定板13aと13cとの間で且つ、ボル
ト21,21間に挿入される。最後に、複数のボルト2
1・・・にナット22・・・が締結されて図12に示す
ように、目隠しネットの支柱20a,20bは支柱固定
板13aと13cとの間に挟持されて支柱固定具1aに
固定されるのである。尚、支柱固定板13cが上板10
a上を移動できるように支柱固定板13cには溝131
dが形成されている。
【0022】尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上述した第2実施形態の支柱固定具の
変形例として図13の平面図に示すように上板10a上
を移動可能な支柱固定板13cの支柱固定板13aと対
向する面に所定間隔をおいて支柱嵌合板132c,・・
を複数設置して、この支柱嵌合板132c間の空間に目
隠しネットの支柱20a,20bを挿嵌する構成とする
こともできる。さらに、上述した第1実施形態の支柱固
定具の変形例として図14に示すように支柱固定板13
aと13bとの間に上面が開口されている中空状の支柱
嵌合柱132を複数設置して、この支柱嵌合柱132の
開口に目隠しネットの支柱20a,20bを挿嵌する構
成とすることもできる。尚、本発明に使用する目隠しネ
ットは、図15に示すように支柱20とネット本体24
とが分離できるものであり、ネット本体24は下部に開
口部24aを有する袋状のものを使用している。このネ
ット本体24は支柱20の支柱固定具に固定される部分
以外の部分を覆うように支柱20の上側から被せられた
後、開口部24aが閉塞されて支柱20に挿着されるも
のである。
【0023】以上説明した実施形態の支柱固定具では目
隠しネットの支柱20の壁高欄30への固定を説明して
いるが、これに限定されるものではなく、フェンス、目
隠し板、防音壁等の支柱を壁高欄30に固定する場合も
含まれるものである。又、上述の実施形態では支柱20
が円柱の場合の支柱固定具1について説明しているが、
これに限定されるものではなく、支柱が角柱等の場合に
も適宜対応する形状に変更して利用することができるも
のである。又、上記実施形態における壁高欄は地面から
突出する直方体の形状ものを使用し、これに対応するよ
うに支柱固定具の固定板10を成形しているが、これに
限定されるものではなく、壁高欄の形状が変われば、こ
れに対応して固定板10の形状も変更できるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、コンクリート等
で形成され地面から突出してなる壁高欄に目隠しネット
や防音壁等の支柱を固定する支柱固定具であって、該固
定具は上記壁高欄の上面及び側面の一部を覆うようにし
てなる着脱可能な壁高欄取付け部と、該取付け部の上面
に設置されて上記支柱を着脱可能に固定できる支柱固定
部とからなることを特徴とする支柱固定具を要旨とする
ので、壁高欄を傷つけずに目隠しネット等の支柱を設置
することができ、且つ取り外しも容易で再利用すること
ができる支柱固定具である。
【0025】又、前記壁高欄取付け部は側面及び上面に
補強板が設置されていて、該補強板によって上記壁高欄
取付け部の両側面が拡がらないようにしてなる支柱固定
具を要旨とするので、支柱固定具の壁高欄への固定力が
弱まって緩みが生じるのを防ぐことができる。
【0026】さらに、前記壁高欄取付け部の側面には複
数のリブが設置されていて、該リブによって自動車等の
衝突による損傷を減少させるようにしてなる支柱固定具
を要旨とするので、支柱固定具が強靭なものとなり、自
動車等が衝突しても支柱固定具の破損を最小限にとどめ
ることができ、目隠しネットの支柱が倒れるのを防ぐこ
とができる。
【0027】又、前記壁高欄取付け部には壁高欄の側面
を押圧する押圧部材が設置されてなる支柱固定具を要旨
とするので、壁高欄への支柱固定具の固定をより強固な
ものとすることができる。
【0028】さらに、前記支柱固定部は前記目隠しネッ
ト等の支柱を挿通させて固定する開口を有するものであ
る支柱固定具を要旨とするので、支柱の固定及び取り外
しを容易とすることができる。
【0029】又、前記支柱固定部は前記目隠しネット等
の支柱を挿嵌させて固定する開口を有するものである支
柱固定具を要旨とするので、支柱の固定及び取り外しを
容易とすることができるとともに、支柱の固定を強固な
ものとすることができる。
【0030】さらに、コンクリート等で形成され地面か
ら突出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱
を固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄
取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うよう
にして壁高欄を上記支柱固定具に固定し、上記取付け部
の上面に設置された支柱固定部の開口に上記支柱を挿通
させて固定してなることを特徴とする支柱固定方法を要
旨とするので、目隠しネット等の支柱を容易に固定する
ことができ、取り外すことも簡単な方法である。
【0031】又、コンクリート等で形成され地面から突
出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を固
定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄取付
け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うようにし
て壁高欄を上記支柱固定具に固定し、上記取付け部の上
面に設置された支柱固定部の開口に上記支柱を挿嵌させ
て固定してなることを特徴とする支柱固定方法を要旨と
するので、目隠しネット等の支柱を容易且つ強固に固定
することができる方法である。
【0032】さらに、コンクリート等で形成され地面か
ら突出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱
を複数固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁
高欄取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆う
ようにして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定
し、上記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口
に上記支柱を挿通させて着脱可能に固定し、上記複数の
支柱間にワイヤーロープを挿通してなることを特徴とす
る支柱固定方法を要旨とするので、目隠しネット等に自
動車等が衝突して壁高欄から支柱が離脱した場合でもワ
イヤーロープによって複数の支柱が連結されている状態
となっているので、目隠しネット等の一部が飛ばされて
車道や歩道等に落下するのを防ぐことができる方法であ
る。
【0033】又、コンクリート等で形成され地面から突
出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を複
数固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄
取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うよう
にして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上
記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記
支柱を挿嵌させて着脱可能に固定し、上記複数の支柱間
にワイヤーロープを挿通してなることを特徴とする支柱
固定方法を要旨とするので、上述の方法と同様に、目隠
しネット等の一部が飛ばされて車道や歩道等に落下する
のを防ぐことができる方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支柱固定具を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る支柱固定具の側板に取り付ける調
整板を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る支柱固定具に調整板が取り付けら
れる過程を示す分解図である。
【図4】本発明に係る支柱固定具を壁高欄に設置した状
態を示す一部断面図である。
【図5】本発明に係る支柱固定具に目隠しネットの支柱
が取り付けられる過程を示す分解図である。
【図6】壁高欄への目隠しネットの支柱の取り付けが完
了した状態を示す説明図である。
【図7】壁高欄に目隠しネットを取り付けた状態を示す
全体図である。
【図8】上部支柱に取付けたループ状の金具にワイヤー
ロープを挿通させた状態を示す説明図である。
【図9】ワイヤーロープを上部支柱へ固定する金具を示
す分解図である。
【図10】ワイヤーロープを上部支柱へ固定した状態を
示す斜視図である。
【図11】本発明に係る支柱固定具の第2実施形態を示
す斜視図である。
【図12】本発明に係る支柱固定具の第2実施形態によ
り支柱を固定した状態を示す説明図である。
【図13】本発明に係る支柱固定具の第3実施形態を示
す平面図である。
【図14】本発明に係る支柱固定具の第4実施形態を示
す平面図である。
【図15】本発明に使用する目隠しネットとその支柱を
示す説明図である。
【図16】壁高欄に目隠しネットを取付けた状態を示す
従来図である。
【符号の説明】
1 支柱固定具 10 固定板 10a 上板 10b,10c 側板 11 補強板 12 仕切り板 13a,13b,13c 支柱固定板 14a,14b,14c,・・・ リブ 15a,15c 支持板 17 調整板 17a 押圧面 17b,17c ボルト固定面 17d,111,131,201 ボルト貫通孔 18a,21 長尺なボルト 18b,22 ナット 19 調整ボルト 20,20a,20b 目隠しネットの支柱 20c 上部支柱 23 目隠しネット 24 ネット本体 30 壁高欄 40 ワイヤーロープ 41 金具 42a,42b 支柱取付け部材 43 U字ボルト 44 ロープ固定金具 101 ボルト螺合貫通孔 132 支柱嵌合柱 132c 支柱嵌合板
フロントページの続き (72)発明者 都築 相仁 愛知県宝飯郡小坂井町大字宿字佐平山48番 地 ガードレール工業株式会社内 (72)発明者 都築 相鳳 愛知県名古屋市名東区社が丘一丁目407番 地 ガードレール工業株式会社名古屋支店 内 Fターム(参考) 2D001 BA02 BB01 2D059 AA22 AA24 GG25 GG55

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート等で形成され地面から突出
    してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を固定
    する支柱固定具であって、該固定具は上記壁高欄の上面
    及び側面の一部を覆うようにしてなる着脱可能な壁高欄
    取付け部と、該取付け部の上面に設置されて上記支柱を
    着脱可能に固定できる支柱固定部とからなることを特徴
    とする支柱固定具。
  2. 【請求項2】 前記壁高欄取付け部は側面及び上面に補
    強板が設置されていて、該補強板によって上記壁高欄取
    付け部の両側面が拡がらないようにしてなる請求項1に
    記載の支柱固定具。
  3. 【請求項3】 前記壁高欄取付け部の側面には複数のリ
    ブが設置されていて、該リブによって自動車等の衝突に
    よる損傷を減少させるようにしてなる請求項1又は2に
    記載の支柱固定具。
  4. 【請求項4】 前記壁高欄取付け部には壁高欄の側面を
    押圧する押圧部材が設置されてなる請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載の支柱固定具。
  5. 【請求項5】 前記支柱固定部は前記目隠しネット等の
    支柱を挿通させて固定する開口を有するものである請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の支柱固定具。
  6. 【請求項6】 前記支柱固定部は前記目隠しネット等の
    支柱を挿嵌させて固定する開口を有するものである請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の支柱固定具。
  7. 【請求項7】 コンクリート等で形成され地面から突出
    してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を固定
    する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄取付け
    部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うようにして
    壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上記取付
    け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記支柱を
    挿通させて着脱可能に固定してなることを特徴とする支
    柱固定方法。
  8. 【請求項8】 コンクリート等で形成され地面から突出
    してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を固定
    する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄取付け
    部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うようにして
    壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上記取付
    け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記支柱を
    挿嵌させて着脱可能に固定してなることを特徴とする支
    柱固定方法。
  9. 【請求項9】 コンクリート等で形成され地面から突出
    してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を複数
    固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄取
    付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うように
    して壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上記
    取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記支
    柱を挿通させて着脱可能に固定し、上記複数の支柱間に
    ワイヤーロープを挿通してなることを特徴とする支柱固
    定方法。
  10. 【請求項10】 コンクリート等で形成され地面から突
    出してなる壁高欄に目隠しネットや防音壁等の支柱を複
    数固定する支柱固定方法において、支柱固定具の壁高欄
    取付け部により壁高欄の上面及び側面の一部を覆うよう
    にして壁高欄を上記支柱固定具に着脱可能に固定し、上
    記取付け部の上面に設置された支柱固定部の開口に上記
    支柱を挿嵌させて着脱可能に固定し、上記複数の支柱間
    にワイヤーロープを挿通してなることを特徴とする支柱
    固定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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