JP4783690B2 - 防護柵の横桟支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、歩車道境界や道路境界等に用いられ、主に道路や橋梁上に設置される防護柵の横桟支持具に関するものである。
従来、防護柵の横桟支持具に関する発明は多岐にわたりなされており、例えば特許文献1には、円筒状の保持部材とブラケットからなる横桟取付金具であって、保持部材はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔を有し、かつ中央部の底部及び/又は長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔を有するとともに、ブラケットは支柱固定ボルトを通す貫通孔を有するものが開示されている。
特開2005−264542号公報
しかしながら、上述の如き防護柵の横桟取付金具においては、支柱に横桟取付金具を固定する時、ボルトとナットとを締付用工具を用いて緊締するのであるが、その際、ボルト頭及びナットの両方を締付用工具をもって保持し、いずれかを回動させて締め込んでいくため、両手に各々締付用工具を把持し作業せねばならず、必ずしも作業性に優れているとは言えなかった。
そこで本発明は上記の如き問題点を解消し、1個の締付用工具をもって締付作業が実施可能であり、作業性に優れた防護柵の横桟支持具を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る防護柵の横桟支持具は、支柱間に長尺の管状体からなる横桟が架設されてなる防護柵の支柱に固定されて横桟を支持する横桟支持具であって、該横桟支持具の支柱と当接する取付部に穿設したボルト孔の内面側に、前記ボルト孔を介して横桟支持具を支柱に固定する多角形ボルトの頭部側面又は多角形ナットの側面に当接して、前記多角形ボルト又は多角形ナットの回転を阻止する円形ドーム状の係止部が当該ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設されると共に、前記係止部は取付部の外面側からプレス加工して内面側に突出させるようにして形成され、前記係止部により、多角形ボルトの回転を阻止させた状態で多角形ナットを締着させ、又は多角形ナットの回転を阻止させた状態で多角形ボルトを締着させることにより、横桟支持具を支柱に固定することができるようになされたことを特徴とするものである。
本発明によれば、横桟支持具の支柱と当接する取付部に穿設したボルト孔の内面側周囲に、前記ボルト孔を介して横桟支持具を支柱に固定する多角形ボルトの頭部側面又は多角形ナットの側面に当接させ、前記多角形ボルト又は多角形ナットの回転を阻止する係止部を前記ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設して、前記係止部により、多角形ボルトの回転を阻止した状態で多角形ナットを締着させ、又は多角形ナットの回転を阻止した状態で多角形ボルトを締着することができるようになしているため、例えば締付用工具をもって多角形ボルトを締付けていく場合、取付部の内面側に前記ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設した係止部間に多角形ナットを配置し、その側面を係止部に当接させて多角形ボルトを締付ければ、多角形ナットを指で軽く支持しておくだけで、多角形ナットの回転が阻止され、支柱と横桟支持具との固定を効率良く行うことができることから、施工効率が向上する。
本発明に係る実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
すなわち、図1は本発明に係る防護柵の横桟支持具の実施の一形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図、図2は図1に示す防護柵の支持具を用いて形成した防護柵の要部拡大の分解斜視図、図3は本発明に係る防護柵の横桟支持具の別の実施形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図、図4は本発明に係る防護柵の横桟支持具の更に別の実施形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図である。
道路等に設置される防護柵は、間隔をおいて立設された支柱1間に長尺の横桟2が上下並行に間隔を開けて取付けられたものである(但し、図2においては、その要部を拡大して示す)。支柱1は、従来の防護柵に用いられているものと同様なものが用いられ、一般には外表面を塗装や合成樹脂で被覆した円形の鋼管から形成されているものであって、支柱1の側面に取付けられた金属製の横桟支持具3を介して横桟2が取付けられているものである。また、横桟2も、従来の防護柵に用いられているものと同様なものが用いられ、一般には外表面を塗装や合成樹脂で被覆した長尺の円形鋼管から形成されている。
横桟支持具3は、板材を側面視略馬蹄形状に折曲したものであって、支柱1の側面に当接する取付部31が設けられ、その中央付近には横長形状のボルト孔32が穿設され、前記ボルト孔32に支柱1側から六角ボルトBを挿通・螺着して横桟支持具3が支柱1に固定される。また、取付部31の上端から前方に先端が下方に湾曲した上側支持部33が延設され、取付部31の下端からはこれに対向して、先端が上方に湾曲した下側支持部34が前方に延設され、前記上側支持部33及び下側支持部34には上下方向にボルトB1を挿通してインナースリーブ4を固定するための横長孔35、36が穿設されている。
図1において、取付部31のボルト孔32の上下にはそれぞれ1個ずつ、六角ナットNの回転を阻止する円形ドーム状の係止部37が内面側に突設されている。六角ボルトBと六角ナットNとを用いて横桟支持具3を支柱1に螺着・固定する際には、六角ナットNを取付部31のボルト孔32の内面側に配置すると共に六角ナットNの側面を上下の係止部37で係止させるように指で支持しつつ、支柱1の側面から前記ボルト孔32を挿通させた六角ボルトBを六角ナットNに螺入していけば、前記係止部37によって、六角ナットNの回転が阻止され、六角ボルトBと六角ナットNとを効率よく締着することができるのである。
なお、図3に示すように、横長形状のボルト孔32の上下にそれぞれ2個ずつ、円形ドーム状の係止部37を形成してもよいし、また図4に示すように、横長形状のボルト孔32の上下にそれぞれ1個ずつ、横長ドーム状の係止部37を形成してもよい。要は、係止部37間に六角ナットNを指で支持し、支柱1の側面から前記ボルト孔32を挿通させた六角ボルトBを六角ナットNに螺入する際に、係止部37に六角ナットNの側面が当接して、六角ナットNの回転が阻止されるようになされていればよい。また、言うまでもなく、六角ボルトBと六角ナットNを逆に用いて、六角ボルトBの頭部側面が係止部37に当接するようになしてもよい。
また、横桟支持具3の取付部31に係止部37を形成する方法としては、湾曲した円形ドーム状の部材を取付部31の内面に溶接して形成してもよいが、溶接手間や仕上がりの具合を考慮すると、取付部31の外面に凹み38は生じるものの、取付部31の外面からプレス加工して、内面に係止部37を突出させるようにして形成するのが好ましい。
さらに、前記形態における係止部37は、いずれも上下に形成されているが、左右に形成されていてもよい。ただし、横断面が円形の支柱に対して、横桟支持具3の取付部31の形状を支柱の側面に沿うように湾曲状とした場合に、係止部37を左右に形成すると、湾曲した分だけ係止部37の高さを高くする必要があることから、上下に形成するのが好ましい。上下に形成すれば、下側の係止部37でこれに係止される六角ナットN又は六角ボルトBを若干でも支えられる利点がある。また、斜めに形成してもよい。
さらに又、前記形態における係止部37は、いずれも取付部31の内面に一体的に形成されているが、上側支持部33の内面から下方に突出させたり、下側支持部34の内面から上方に突出させるようにして形成してもよい。かようにして、取付部31に穿設したボルト孔32の内面側周囲に形成した係止部37によっても、取付部31に穿設したボルト孔32の内面側周囲に、多角形ボルトの頭部側面又は多角形ナットの側面を当接させて、前記多角形ボルト又は多角形ナットの回転を阻止することができる。
そして、支柱1に固定された横桟支持具3の上側支持部33及び下側支持部34の間に断面略円形のインナースリーブ4を水平方向から挿入し、上方からボルトB1を横長孔35、インナースリーブ通孔41、横長孔36に挿通し、下方からナットN1を螺着して、インナースリーブ4が横桟支持具3を介して支柱1に固定される。そして、インナースリーブ4の両側に横桟2,2端部を外挿して、上下方向にそれぞれ2個ずつのボルトB2・ナットN2を挿通・螺着して、横桟2,2は横桟支持具3を介して支柱1に固定される。
本発明に係る防護柵の横桟支持具は、横桟支持具の支柱と当接する取付部に穿設したボルト孔の内面側周囲に、前記ボルト孔を介して横桟支持具を支柱に固定する多角形ボルトの頭部側面又は多角形ナットの側面に当接させ、前記多角形ボルト又は多角形ナットの回転を阻止する係止部を前記ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設して、前記係止部により、多角形ボルトの回転を阻止した状態で多角形ナットを締着させ、又は多角形ナットの回転を阻止した状態で多角形ボルトを締着することができるようになしているため、例えば締付用工具をもって多角形ボルトを締付けていく場合、取付部の内面側に前記ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設した係止部間に多角形ナットを配置し、その側面を係止部に当接させて多角形ボルトを締付ければ、多角形ナットを指で軽く支持しておくだけで、多角形ナットの回転が阻止され、支柱と横桟支持具との固定を効率良く行うことができる防護柵の横桟支持具として、好適に利用することができる。
本発明に係る防護柵の横桟支持具の実施の一形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図である。 図1に示す防護柵の支持具を用いて形成した防護柵の要部拡大の分解斜視図である。 本発明に係る防護柵の横桟支持具の別の実施形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図である。 本発明に係る防護柵の横桟支持具の更に別の実施形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図である。
符号の説明
1 支柱
2 横桟
3 横桟支持具
31 取付部
32 ボルト孔
37 係止部
4 インナースリーブ

Claims (1)

  1. 支柱間に長尺の管状体からなる横桟が架設されてなる防護柵の支柱に固定されて横桟を支持する横桟支持具であって、該横桟支持具の支柱と当接する取付部に穿設したボルト孔の内面側に、前記ボルト孔を介して横桟支持具を支柱に固定する多角形ボルトの頭部側面又は多角形ナットの側面に当接して、前記多角形ボルト又は多角形ナットの回転を阻止する円形ドーム状の係止部が当該ボルト孔の上下に少なくとも1個ずつ突設されると共に、前記係止部は取付部の外面側からプレス加工して内面側に突出させるようにして形成され、前記係止部により、多角形ボルトの回転を阻止させた状態で多角形ナットを締着させ、又は多角形ナットの回転を阻止させた状態で多角形ボルトを締着させることにより、横桟支持具を支柱に固定することができるようになされたことを特徴とする防護柵の横桟支持具。
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