JP4414374B2 - 車両用防護柵及び車両用防護柵の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車道に沿って設置される車両用防護柵、及び車道に沿って設置される車両用防護柵の形成方法に関するものである。
従来、車両用の防護柵として最もよく用いられてきているのが、一般にガードレールと呼ばれる波形断面のビームを支柱で支えたものであるが、最近ガードレールの継手やボルトに金属片が付着し、その金属片に歩行者や自転車の運転者などが接触して怪我をするという事件が多発しており、かかる状況を抜本的に解決する方法として、ガードレールから連結された複数のパイプを支柱で支えるガードパイプと呼ばれる車両用防護柵への取り替えを行う場合がある。
ガードパイプと呼ばれる車両用防護柵に係わる発明については、例えば特許文献1に示すようなものや、その他に極めて多数の発明が開示されてきている。
実願平5−46374号のCD−ROM(実開平7−12517号)
しかしながら、従来のガードパイプと呼ばれる車両用防護柵では、ガードレールからの取り替えにおいて、ガードレール用の支柱を撤去し、ガードパイプ用の支柱を施工しなおして複数のパイプを取り付ける必要があり、繁雑で長期間に亘る作業が必要なものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、簡便で迅速に形成が可能となされた車両用防護柵、及び車両用防護柵の形成方法を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる車両用防護柵は、路面に立設された本体支柱と、前記本体支柱に被せられる取付用支柱と、前記本体支柱と前記取付用支柱とを固定する締結手段と、前記取付用支柱に継手金具を用いて取り付けられた複数段のビームパイプとを備えている車両用防護柵であって、前記締結手段は、前記本体支柱と前記取付用支柱とを貫通して設けられると共に、継手金具の固定を兼ねるものとなされていることを特徴とするものである。
本発明に係わる車両用防護柵によれば、取付用支柱を本体支柱に被せて締結手段により固定することで、ガードレールをガードパイプに交換するような場合でも本体支柱を撤去して新しい支柱を施工しなおす必要がなく、その取付用支柱に複数段のビームパイプを取り付けて形成することができ、簡便で迅速に形成が可能となされたものとできる。
また前記締結手段は、前記本体支柱と前記取付用支柱とを貫通して設けられると共に、継手金具の固定を兼ねるものとなされていれば、一体の締結手段で支柱同士の固定と継手金具の固定とを兼ねることができ、形成が更に簡便且つ迅速なものとでき好ましい。
また本発明に係わる車両用防護柵の形成方法は、本体支柱にビーム板が取り付けられたガードレールのビーム板を撤去し、前記本体支柱に取付用支柱を被せ、前記本体支柱と前記取付用支柱とを締結手段により固定し、前記取付用支柱に取り付けた継手金具により複数段のビームパイプを取り付けることを特徴とするものである。
本発明に係わる車両用防護柵の形成方法によれば、取付用支柱を本体支柱に被せて締結手段により固定することで、ガードレールをガードパイプに交換するような場合でもガードレールのビーム板が取り付けられていた本体支柱を撤去して新しい支柱を施工しなおす必要がなく、その取付用支柱に複数段のビームパイプを取り付けて形成することができ、車両用防護柵の形成を簡便で迅速なものとできる。
本発明に係わる車両用防護柵によれば、取付用支柱を本体支柱に被せて締結手段により固定することで、ガードレールをガードパイプに交換するような場合でも本体支柱を撤去して新しい支柱を施工しなおす必要がなく、その取付用支柱に複数段のビームパイプを取り付けて形成することができ、簡便で迅速に形成が可能となされたものとできる。
また本発明に係わる車両用防護柵の形成方法によれば、取付用支柱を本体支柱に被せて締結手段により固定することで、ガードレールをガードパイプに交換するような場合でもガードレールのビーム板が取り付けられていた本体支柱を撤去して新しい支柱を施工しなおす必要がなく、その取付用支柱に複数段のビームパイプを取り付けて形成することができ、車両用防護柵の形成を簡便で迅速なものとできる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる車両用防護柵の、実施の一形態を示すもので、(a)は車道側からの正面図、(b)は(a)のA−A断面を示す縦断面図である。まず(a)において、車両用防護柵10は、路面Gから本体支柱1が立設され、本体支柱1には被せられて取り付けられた取付用支柱2の車道側に、継手金具4を用いて上下方向三段に亘って上からビームパイプ3a、3b、3cが取り付けられて形成されたものである。尚、ビームパイプ3と継手金具4とは、継手金具4に固定されたインナースリーブ(図示せず)がビームパイプ3の一端から挿入されてボルト止めされることで固定されている。
次に(b)において、本体支柱1と取付用支柱2とは鋼製の管状体によって形成されており、取付用支柱2の内径は本体支柱1の外径よりやや大きいものとなされることで、取付用支柱2を本体支柱1に被せることが可能となされている。三段に亘ってビームパイプ3を取り付けている継手金具4は、最上段の継手金具4aが取付用支柱2を貫通したボルトB1を用いて取り付けられ、中間の継手金具4bが本体支柱1と取付用支柱2とを貫通したボルトB2を用いて取り付けられている。ボルトB2は本体支柱1に対して取付用支柱2を固定する締結手段5も兼ねるものとなされている。最下段の継手金具4cは、取付用支柱2の内面に取り付けられたインサート金具6に固着されたボルトB3のねじ部が取付用支柱2の外面に突出され、そのねじ部を用いて取り付けられている。
ここで、本体支柱1と取付用支柱2とは、取付用支柱2の内径が本体支柱1の外径よりやや大きくなされていることで、本体支柱1に対して取付用支柱2が着脱自在に被せられるようになされており、本体支柱1がガードレールの支柱であり、そのガードレールをガードパイプに交換する場合などにおいても本体支柱1を撤去して再度支柱を立設する必要がなく、形成に係わる作業は簡便且つ迅速なものとなり得る。
また本体支柱1の地上高が、最上段のビームパイプ3aを取り付けるのに必要な高さに足りない場合でも、取付用支柱2を被せて高さを補うことで、支柱を再度立設することなく最上段のビームパイプ3aを必要な高さに設けることを容易に行うことができる。
図2は、本発明に係わる車両用防護柵の一例と、ガードレールとの高さの比較を示す側面図である。ガードレールRは、本体支柱1にブラケットR2がボルト止めされ、ブラケットR2に断面波形のビーム板R1が取り付けられたものである。ガードレールRは通常横断防止柵も兼用することから、ビーム板R1の上端R11は、路面Gから750mm〜800mm程度の高さとなされ、またビーム板R1の上端R11と下端R12との間隔Kは350mmのものが標準的である。車両用防護柵10に用いられている本体支柱1は、ガードレールRに用いられている本体支柱1と同一のものであるが、取付用支柱2により嵩上げを行ってビームパイプ3を取り付け、更に最上段のビームパイプ3aと最下段のビームパイプ3cとの間隔を、ビーム板R1の上下端の間隔Kと略同一の約350mmとすることで、車両衝突時における防護性能や車両衝突時における防護性能や横断防止性能等、ガードレールが有する防護柵としての性能を同程度とするにおいて、ビーム板、ビームパイプといった防護手段の、上下方向の幅が異なることによる不確定な要素を排除することができ、性能を同程度のものとするのが設計上等において容易なものとなり得る。
更に本実施形態においては、ガードレールRのブラケットR2を固定するボルトB4を挿通するために本体支柱1に明けられたボルト孔(図示せず)を用いて、車両用防護柵10の中段の継手金具4bを固定しているが、その他に本体支柱1にはボルト孔等を明けていないことで、本体支柱1の強度低下を防止して車両衝突時等に対する本体支柱1の強度が低下しないように図られている。
図3は、本発明に係わる車両用防護柵の形成方法の、実施の一形態を示すもので、ガードレールをガードパイプに変更する方法を示す説明図である。まず(a)は車道側と反対側からの斜視図であるが、ガードレールRは本体支柱1にブラケットR2によりビーム板R1が取り付けられたものであるが、ブラケットR2を本体支柱1に固定しているボルトB4に螺着されたナットN4を緩めて外し、ブラケットR2ごとビーム板R1を本体支柱1から取り外す。ここで本体支柱1にはボルトB4が貫通して取り付けられていたボルト孔11が残される。
次に(b)は車道側からの斜視図になるが、本体支柱1の上方から取付用支柱2が被せられる。取付用支柱2には、上端付近に取付用支柱2を貫通して設けられた第一のボルト孔21と、第一のボルト孔21より下方に同じく取付用支柱2を貫通して設けられ、上下方向に長孔となされた第二のボルト孔22とが穿設されており、更に第二のボルト孔22の下方に、インサート金具により取付用支柱2の内面に固着されたボルトB3のねじ部が外面に突出されている。
更に(c)において、本体支柱1に被せられた取付用支柱2の、本体支柱1のボルト孔11と取付用支柱2の第二のボルト孔22とに、ボルトB2が挿通されてナットN2により固定されることで、ボルトB2及びナットN2が締結手段5となって本体支柱1と取付用支柱2とが固定される。第二のボルト孔22は上下方向に長孔となされていることで、取付用支柱2の本体支柱1に対する上下方向の取付位置をある程度自在に設定することができる。
ボルトB2には、更に継手金具4が同時に取り付けられる。継手金具4は、ブラケット部41とインナースリーブ42とからなり、ボルトB2に更にブラケット部41が挿通されてナットN2が緊結される。更に第一のボルト孔21にはボルトN1が挿通され、他の継手金具4のブラケット部41が挿通されてナットN1が緊結され、ボルトB3にも更に他のブラケット部41が挿通されてナットN3が緊結されて取り付けられることで、ブラケット部41が取付用支柱2に三段に亘って取り付けられる。次に各々取り付けられたブラケット部41に、側方からインナースリーブ42が挿通される。
最後に(d)において、各々のブラケット部41とインナースリーブ42とを下方からボルトB5を螺着してボルト止めし、更にインナースリーブ42の両端にビームパイプ3を挿通して、ボルトB6を螺着してボルト止めすることで車両用防護柵が形成される。かかる車両用防護柵の形成方法によって、上述の形成に係わる作業が簡便且つ迅速にできると共に、車両用防護柵の取付用支柱2以外は汎用の車両用防護柵のものをほぼそのまま用いることができ、形成に係わる作業は更に簡便且つ迅速なものとすることができる。
本発明に係わる車両用防護柵の、実施の一形態を示す説明図である。 本発明に係わる車両用防護柵の一例と、ガードレールとの高さの比較を示す側面図である。 本発明に係わる車両用防護柵の形成方法の、実施の一形態を示す説明図である。
符号の説明
1 本体支柱
2 取付用支柱
3 ビームパイプ
4 継手金具
5 締結手段
10 車両用防護柵
R ガードレール
R1 ビーム板

Claims (2)

  1. 路面に立設された本体支柱と、前記本体支柱に被せられる取付用支柱と、前記本体支柱と前記取付用支柱とを固定する締結手段と、前記取付用支柱に継手金具を用いて取り付けられた複数段のビームパイプとを備えている車両用防護柵であって、前記締結手段は、前記本体支柱と前記取付用支柱とを貫通して設けられると共に、継手金具の固定を兼ねるものとなされていることを特徴とする車両用防護柵。
  2. 本体支柱にビーム板が取り付けられたガードレールのビーム板を取り外し、前記本体支柱に取付用支柱を被せ、前記本体支柱と前記取付用支柱とを締結手段により固定し、前記取付用支柱に取り付けた継手金具により複数段のビームパイプを取り付けることを特徴とする車両用防護柵の形成方法。
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