JP2826505B2 - 支柱固定構造物、支柱固定具及び支柱固定方法 - Google Patents

支柱固定構造物、支柱固定具及び支柱固定方法

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JP2826505B2
JP2826505B2 JP8129069A JP12906996A JP2826505B2 JP 2826505 B2 JP2826505 B2 JP 2826505B2 JP 8129069 A JP8129069 A JP 8129069A JP 12906996 A JP12906996 A JP 12906996A JP 2826505 B2 JP2826505 B2 JP 2826505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガードレール構造
物に支柱により上部構造物を設けた支柱固定構造物、そ
れに適用される支柱固定具、及びガードレール構造物に
支柱により上部構造物を設けるための支柱固定方法に関
し、ガードレール構造物の有効利用を図るためのもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、フェンス、目隠しネット等を設け
るための支柱を、ガードレール構造物の上部に設けるた
め、それをガードレール支柱に当て、数個所においてバ
ンドでぐるりと巻き付けてボルト・ナット等で固定して
いる。これにより、フェンス等をガードレール上部に設
けて目隠し等の所定の効果を挙げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、支柱等をガ
ードレール支柱にバンドで取り付ける際の施行性が非常
に悪く、数人以上の作業者でかなりの時間をかけて作業
をしなければならずコスト高となり、また、支柱の安定
性、安全性等も改善すべきである。また、バンドなどの
不必要な物がガードレールに取り付けられ外観が悪い。
そこで、本発明は、目隠しネット支柱等をガードレール
支柱に取り付ける際の施行性、支柱安定性、安全性、コ
スト、外観を改善することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記諸課題に鑑み、本発
明者は、ガードレール支柱の内部空間を支柱の立設のた
めに有効に活用することに着目したものであり、請求項
1に係る発明は、上端部が開放されたガードレール支柱
を備え、該ガードレール支柱の内部空間に支柱固定具を
配設し、前記ガードレール支柱よりも小径の支柱を、前
記支柱固定具の開口部及び前記ガードレール支柱の内部
空間に挿通させて固定してなることを特徴とする支柱固
定構造物とするものである。また、請求項2に係る発明
は、上端部が開放されたガードレール支柱と、該ガード
レール支柱を支持するブロックとを備え、前記ガードレ
ール支柱の内部空間に支柱固定具を配設し、前記ガード
レール支柱よりも小径の支柱を、前記支柱固定具の開口
部及び前記ガードレール支柱の内部空間に挿通させて固
定してなることを特徴とする支柱固定構造物である。
【0005】請求項に係る発明は、上記に加えて、ガ
ードレール取付ボルトの有効活用に着目したものであ
り、ガードレール構造物に支柱を建てた支柱固定構造物
であって、上端部の開放されたガードレール支柱がアイ
アンブロック内部に設けた竪孔に嵌挿され固定され、前
記ガードレール支柱の内部空間内において、支柱固定具
をガードレール取付ボルトに配設し、前記支柱固定具の
嵌挿口に支柱を嵌挿し固定してなることを特徴とする支
柱固定構造物とするものである。支柱を前記支柱固定具
の嵌挿口に嵌挿することで、支柱がガードレール支柱に
固定される。支柱は支柱固定具と地面等とで2箇所以上
で固定可能なことから、支柱が堅固に固定されることと
なる。ガードレール取付ボルトに支柱固定具を配設する
こととしているので、支柱固定具をガードレール支柱に
取り付けるための特別の受け具等を不要とすることも可
能となり、また、既存のガードレール取付ボルトを有効
に活用でき、さらに、支柱を単に支柱固定具の嵌挿口に
嵌挿するだけで良いので、作業性が格段に向上するので
ある。
【0006】請求項に係る発明は、上端部が開放され
たガードレール支柱の内径より小さく形成され、支柱を
嵌挿し固定できる嵌挿口を設け、ガードレール取付ボル
トに配設可能としてなることを特徴とする支柱固定具と
するものである。簡素構成により、前記諸課題が解
できるのである。
【0007】請求項に係る発明は、平行な複数の係止
板とパイプとが直交して接続され、該複数の係止板の間
にある空間が支柱を嵌挿し固定できる複数の嵌挿口とな
り、前記パイプに取付ボルトが挿通され、該取付ボルト
にナットが緊締されて前記ガードレール支柱に固定で
き、さらに、ガードレール支柱の内部空間に収容可能な
寸法に設定されたことを特徴とする支柱固定とするも
のである。
【0008】請求項6に係る発明は、平行な複数の係止
板とパイプとが直交して接続され、該複数の係止板の間
にある空間が支柱を嵌挿し固定できる複数の嵌挿口とな
り、前記パイプにガードレール取付ボルトが挿通され、
該ガードレール取付ボルトにナットが緊締されて前記係
止板を前記ガードレール支柱に固定でき、さらに、ガー
ドレール支柱の内部空間に収容可能な寸法に設定された
ことを特徴とする支柱固定具とするものである。 また、
請求項7に係る発明は、接続板の側面に対して上下方向
に、互いに平行に、複数の係止パイプが接続され、該複
数の係止パイプの内部空間が支柱を嵌挿し固定できる複
数の嵌挿口となり、さらに、ガードレール支柱の内部空
間に収容可能な寸法に設定されたことを特徴とする支柱
固定具とするものである。 さらに、請求項に係る発明
は、ガードレールを固定するガードレール支柱の上端部
を開放し、該ガードレール支柱をアイアンブロックの竪
孔に嵌挿し固定し、前記ガードレール支柱の内部空間内
に設けたガードレール取付ボルトに支柱固定具を配設
し、該支柱固定具にネット支柱を嵌挿し固定してなるこ
とを特徴とする支柱固定方法とするものであり、前記諸
課題を好適に解決することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を一層明確にするため
に好適な実施形態を図面とともに説明する。図1(a)
(b)の支柱固定構造物1は、上端部の開放されたガー
ドレール支柱2が仮設用のアイアンブロック3内部に設
けた竪孔4に嵌挿され固定され、更に図3〜図8に示す
ように、ガードレール支柱2の内部空間5内において、
後に詳述する支柱固定具6,6’,6”をガードレール
取付ボルト7に配設し、目隠しネット支柱8を支柱固定
具6の嵌挿口63,63’,63”に嵌挿してなるもの
である。図1(a)及び図2に示すように、各アイアン
ブロック3には長尺状のチャネル13がボルト14で、
相互に連結されて固定されるようになっている。また、
ガードレール支柱2はФ139.8×t4.5mmの寸
法に設定されており、ガードレール支柱2には、ブラケ
ット15及びガードレール16を介してガードレール取
付ボルト7が水平方向に嵌挿されて、ガードレール取付
ボルト7の端部はナット17(図2及び図9参照)で締
められて固定されるとともに、ガードレール16はブラ
ケット15にボルト・ナット18により複数個所におい
て固定されている。アイアンブロック3にはアングル3
2が設けられ、それにアンカーボルト34が打ち込まれ
ることにより、地面に固定できるようになっており、ア
イアンブロック3については後述する。目隠しネット支
柱8はФ48.6×t2.3×L2620mmのサイズ
に設計されており、目隠ネット支柱8には、フックボル
ト11が複数個所に配設されている。また、高さ1.8
mのグリーン色の目隠しネット10(6mm目合)の上
段、中段、下段にはメッキワイヤ12が水平方向に設け
られており、それらが各フックボルト11に掛止されて
いる。
【0010】図3、図4(a)〜(d)に示す支柱固定
具6は、上端部が開放されたガードレール支柱2の内径
よりも小さく形成され、その内部空間5に配設可能のサ
イズに設計されている。支柱固定具6は、平行状態の2
枚の係止板61,61が、その面に垂直なパイプ62で
溶接接続されているものであり、これにより2つの嵌挿
口63,63が形成されて、それらに、緩みの無い状態
(係止板61及び/又はパイプ62に内接する状態)又
はそれに近い状態で、目隠しネット支柱8を嵌挿口63
に嵌挿することができるように設計されている。各係止
板61の端部はガードレール支柱2の内周面に当接でき
るようなサイズ又はそれに近いサイズに設定されてい
る。また、パイプ62に取付ボルト64が嵌挿できるよ
うにしてあり、取付ボルト64の端部には係止片64a
が、他端部にはねじが設けられており、取付ボルト64
をナット65で緊締することにより、支柱固定具6がガ
ードレール支柱2に固定できるようになっている。こう
して目隠しネット支柱8をガードレール支柱2に取り付
ける際の施行性が改善される。また、内部に配設された
支柱固定具6により支柱安定性が向上し、安全性の面で
も非常に好適なものであり、上記のような簡素の構成に
よりコストも大幅に改善され、さらに余分な取付具がガ
ードレール支柱2の外部に存在しないので、その外観を
大幅に改善することが可能となる。
【0011】図5、図6(a)〜(d)に示す支柱固定
具6’は、支柱固定具6の変形例であり、上端部が開放
されたガードレール支柱2の内径よりも小さく形成さ
れ、その内部空間5に配設可能のサイズに設定されてい
る。支柱固定具6’は、平行状態の2枚の係止板61’
がパイプ62’で溶接接続されているものであり、これ
により嵌挿口63’が形成されて、それらに緩みの無い
状態(係止板61’及び/又はパイプ62’に内接する
状態)又はそれに近い状態で、目隠しネット支柱8を嵌
挿口63’に嵌挿することができるようにしている。各
係止板61’の端部はガードレール支柱2の内周面に当
接できるようなサイズ又はそれに近いサイズに設定され
ている。パイプ62’は、図5に示すように、その中空
部にガードレール取付ボルト7が嵌挿できるような内径
とされており、これにより、支柱固定具6’がガードレ
ール支柱2に固定できるようになっている。
【0012】図7、図8(a)〜(d)に示す支柱固定
具6”も同様に支柱固定具6の他の変形例であり、上端
部が開放されたガードレール支柱2の内径よりも小さく
形成され、その内部空間5に配設可能のサイズに設定さ
れている。支柱固定具6”は、嵌挿口63”を有する2
本の係止パイプ61”が接続板62”に左右対称的に溶
接接続されているものであり、係止パイプ61”に緩み
の無い状態(全周が内接状態)ないしそれに近い状態
で、目隠しネット支柱8を嵌挿口63”に嵌挿すること
ができるようになっており、係止パイプ61”底部がガ
ードレール取付ボルト7の上に当接された状態で載置さ
れることにより、支柱固定具6”がガードレール支柱2
に固定できるようになっている。また、上記では、係止
パイプ61”の底面は平面をなしているが、ガードレー
ル取付ボルト7に適合した凹形状とすることも可能であ
る。接続板62”の両端部はガードレール支柱2の内周
面に当接できる状態ないしそれに近い状態のサイズに設
定されている。
【0013】図9及び図10に示すように、アイアンブ
ロック3は、重量が250Kg、サイズがw450×4
50×h300mmに設定された中空四角形状のもので
あり、その下端側面にはボルト31でアングル32が固
定されており、アングル32の孔33にアンカーボルト
34が打ち込まれることにより地面に固定できるように
なっている。アイアンブロック3の上面の中央部から内
部にかけては、パイプ状の竪壁35が溶接されることに
より竪孔4が形成されており、その竪孔4にガードレー
ル支柱2が嵌挿されて、さらにガードレール支柱2及び
アイアンブロック3の孔に固定ピン36が横方向に嵌挿
されて、その端部が溶接で固定されることにより、ガー
ドレール支柱2がアイアンブロック3に固定されてい
る。前記溶接に代えてナットで固定ピン36を固定して
も良い。
【0014】次に目隠しネット支柱8の支柱固定方法に
ついて図1(a)(b)に基づいて説明する。まず複数
個のアイアンブロック3を、アンカーボルト34を孔3
3に打ち込むことにより地面に所定間隔で固定するとと
もに、各アイアンブロック3をチャネル13とボルト1
4で連結する。次に、アイアンブロック3の竪孔4にガ
ードレール支柱2を上面から嵌挿し、アイアンブロック
3の横面から固定ピン36を嵌挿し溶接固定する。ガー
ドレール支柱2に、ブラケット15及びガードレール1
6を介してガードレール取付ボルト7が水平方向に嵌挿
し、ガードレール取付ボルト7の端部はナット17で締
めて固定し、ガードレール16をブラケット15にボル
ト・ナット18により複数個所において固定する。図3
に示すように、支柱固定具6を内部空間5内に配設す
る。まず、図4(a)(c)の係止片64aを方に若
干程度引出し、支柱固定具6を内部空間5に係止板61
がガードレール取付ボルト7に直交するように挿入し、
今度は逆に係止片64aを押し込んで取付ボルト64の
他端部に設けられたねじをガードレール支柱2表面から
突出させ、それをナット65で締めて固定するのであ
る。次に、2つの嵌挿口63,63のいずれかに目隠し
ネット支柱8を上から嵌挿して、目隠しネット支柱8を
ガードレール支柱2及び係止板61に内接させた状態と
し、更に、その端部を固定ピン36とガードレール支柱
2の間の空間に嵌挿(ないし挿通)し、更に地面にあた
るまで押し込む。こうして目隠しネット支柱8は支柱固
定具6と固定ピン36と地面の3箇所で固定され支柱安
定性が担保される。次に目隠しネット支柱8の複数個の
フックボルト11にメッキワイア12を掛止することに
より、目隠しネット10がアイアンブロック3及びガー
ドレール16の上部に設けられることとなる。したがっ
て目隠しネット支柱8をガードレール支柱2に取り付け
る際の施行性、支柱安定性、安全性、コスト、外観を大
幅に改善することが可能となる。
【0015】図5の支柱固定具の取付は、図3の支柱固
定具6の場合と若干異なり、ガードレール取付ボルト7
の取付時に、それにパイプ62’に嵌挿することによ
り、支柱固定具6’を内部空間5内に配設することによ
り行われる。この場合は、若干程度固定作業が簡単であ
る利点がある。図7の支柱固定具6”の取付は、図3の
支柱固定具6の場合と若干異なり、支柱固定具6”の連
結板62”をガードレール取付ボルト7の軸方向と一致
するように、係止パイプ61”をガードレール取付ボル
ト7上に載置することにより、支柱固定具6”を内部空
間5に配設する。この場合は、目隠しネット支柱8の外
周面が係止パイプ61”の内周面全面に当接しているの
で、より一層嵌挿の程度が密となる利点がある。
【0016】こうして、目隠しネット支柱8をガードレ
ール支柱2に固定する際、一人でも作業が可能であり、
その施行性が大幅に改善され、コスト安となり、また、
目隠しネット支柱8が支柱固定具6及び地面の2ヵ所で
固定できるので支柱安定性が大幅に高まり、また強度的
な面でも改善されて安全性が大幅に改善でき、更に、バ
ンドなどの不必要な物がガードレール支柱2に取り付け
られることもなく、すっきりした外観を提供できる効果
がある。更に、ガードレール支柱2には、通常、それに
設けられるキャップ及びその取付作業が全く不必要とな
るので、コスト安になる効果がある。
【0017】上記ポール形状の目隠しネット支柱8に替
えて、他の形態の図11に示す目隠しネット支柱8’と
することも可能である。目隠しネット支柱8’はコ字形
状ないしU字形状に形成され、その一端部が1つのアイ
アンブロック3の支柱固定具6,6’,6”に嵌挿さ
れ、その他端が前記アイアンブロック3に隣接する他の
アイアンブロック3の支柱固定具に嵌挿され、逆U字状
に配置されるように構成することも可能である。この場
合は、支柱固定具のすべての嵌挿口に支柱が嵌挿され、
目隠しネット支柱8’がガードレール支柱に跨って配置
されることとなる。
【0018】以上説明した本実施の形態では、目隠しネ
ット10を目隠しネット支柱8に固定具6等で固定して
いるがこれには限定されず、他のもの、例えば、フェン
ス、目隠し板、防音板等を支柱に取り付ける等の用途の
変更も可能である。また、本実施形態のアイアンブロッ
ク3に代えて、地面に埋設されるタイプの通常型ガード
レールの支柱の頭部を取り外す、又はカッターで切断す
ること等により、その上端部を開放したものにも適用で
きることも当然のことであるし、アイアンブロック3に
代えて仮設コンクリートブロックでも代用可能である。
支柱固定具6,6’,6”は、上記に限定されず、角型
パイプ等の種々の態様が可能であり、目隠しネット支柱
8が固定できる機能を果たすものであれば良い。また、
目隠しネット支柱8を固定ピン36とガードレール支柱
2の間に単に通すのみで、目隠しネット支柱8を支柱固
定具6,6’,6”と地面の2箇所で固定可能としても
良い。また、支柱固定具6,6’,6”の下端をガード
レール支柱取付ボルト7の円周外面に適合する円周凹外
面形状としてもよい。さらに、支柱固定具6,6’,
6”をガードレール支柱取付ボルト7上に配設したが、
ガードレール支柱取付ボルト7下で掛止して固定しても
良い。支柱固定具6,6’,6”を2個設け、それぞれ
ガードレール支柱取付ボルト7及び固定ピン36に配設
しても良く、この場合には、より一層支柱安定性が増大
することとなる。また、支柱固定具6,6’,6”専用
の受け具(例えば、ボルト)をガードレール支柱2の内
部、例えば、ガードレール支柱取付ボルト7(場合によ
り固定ピン36付近)上側又は下側に配設しても良いこ
とは当然である。
【0019】
【発明の効果】請求項1〜に係る発明によれば、ガー
ドレール支柱の内部空間を有効に活用でき、支柱をガー
ドレール支柱に取り付ける際の施行性、支柱安定性、安
全性、コスト、外観を大幅に改善した支柱構造物を提供
できる。さらにガードレール支柱のキャップ及びその取
付作業が不要となり、コストを低減することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の支柱固定構造物を平面から見たも
のと正面からみたものを二段にして示す説明図である。
【図2】本実施形態の右側面図である。
【図3】ガードレール支柱内に配設された支柱固定具付
近の斜視図である。
【図4】(a)は本実施形態の支柱固定具の平面図、
(b)は支柱固定具の正面図、(c)は支柱固定具の右
側面図、(d)は支柱固定具の斜視図である。
【図5】ガードレール支柱内に配設された支柱固定具付
近の斜視図である。
【図6】(a)は他の形態の支柱固定具の平面図、
(b)は支柱固定具の正面図、(c)は支柱固定具の右
側面図、(d)は支柱固定具の斜視図である。
【図7】支柱固定具ガードレール支柱内に配設された更
に異なる他の形態の支柱固定具付近の斜視図である。
【図8】(a)は更に異なる他の形態の支柱固定具の平
面図、(b)は支柱固定具の正面図、(c)は支柱固定
具の右側面図、(d)は支柱固定具の斜視図である。
【図9】アイアンブロック、ガードレール支柱及びガー
ドレールの右側面図である。
【図10】(a)はアイアンブロック及びガードレール
支柱の右側面図、(b)はアイアンブロック、ガードレ
ール支柱及びガードレールの正面図である。
【図11】他の実施形態の支柱固定構造物の一部を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・支柱固定構造物 2・・・・ガードレール支柱 3・・・・アイアンブロック 4・・・・竪孔 5・・・・内部空間 6,6’,6”・支柱固定具 63,63’,63”・・・・嵌挿口 7・・・・ガードレール取付ボルト 8・・・・目隠しネット支柱

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部が開放されたガードレール支柱を備
    え、 ガードレール支柱の内部空間に支柱固定具を配設し、前記ガードレール支柱よりも小径の支柱を、前記 支柱固
    定具の開口部及び前記ガードレール支柱の内部空間に挿
    通させて固定してなることを特徴とする支柱固定構造
    物。
  2. 【請求項2】上端部が開放されたガードレール支柱と、
    該ガードレール支柱を支持するブロックとを備え、 前記ガードレール支柱の内部空間に支柱固定具を配設
    し、 前記ガードレール支柱よりも小径の支柱を、前記支柱固
    定具の開口部及び前記ガードレール支柱の内部空間に挿
    通させて 固定してなることを特徴とする支柱固定構造
    物。
  3. 【請求項3】ガードレール構造物に支柱を建てた支柱固
    定構造物であって、 上端部開放されたガードレール支柱がアイアンブロッ
    ク内部に設けた竪孔に嵌挿され固定され、 前記ガードレール支柱の内部空間内において、支柱固定
    具をガードレール取付ボルトに配設し、 前記支柱固定具の嵌挿口に支柱を嵌挿し固定して なるこ
    とを特徴とする支柱固定構造物
  4. 【請求項4】上端部が開放されたガードレール支柱の内
    径より小さく形成され、 支柱を嵌挿し固定できる嵌挿口を設け、 ガードレール取付ボルトに配設可能としてなる ことを特
    徴とする支柱固定
  5. 【請求項5】平行な複数の係止板とパイプとが直交して
    接続され、 該複数の係止板の間にある空間が支柱を嵌挿し固定でき
    る複数の嵌挿口となり、 前記パイプに取付ボルトが挿通され、 該取付ボルトにナットが緊締されて前記ガードレール支
    柱に固定でき、 さらに、ガードレール支柱の内部空間に収容可能な寸法
    に設定された ことを特徴とする支柱固定
  6. 【請求項6】平行な複数の係止板とパイプとが直交して
    接続され、 該複数の係止板の間にある空間が支柱を嵌挿し固定でき
    る複数の嵌挿口となり、 前記パイプにガードレール取付ボルトが挿通され、 該ガードレール取付ボルトにナットが緊締されて前記係
    止板を前記ガードレール支柱に固定でき、 さらに、ガードレール支柱の内部空間に収容可能な寸法
    に設定されたことを特徴とする支柱固定具。
  7. 【請求項7】接続板の側面に対して上下方向に、互いに
    平行に、複数の係止パイプが接続され、 該複数の係止パイプの内部空間が支柱を嵌挿し固定でき
    る複数の嵌挿口となり、 さらに、ガードレール支柱の内部空間に収容可能な寸法
    に設定されたことを特徴とする支柱固定具。
  8. 【請求項8】ガードレールを固定するガードレール支柱
    の上端部を開放し、 該ガードレール支柱をアイアンブロックの竪孔に嵌挿し
    固定し、 前記ガードレール支柱の内部空間内に設けたガードレー
    ル取付ボルトに支柱固定具を配設し、 該支柱固定具に支柱を嵌挿し固定してなることを特徴と
    する支柱固定方法。
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