JPH033437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033437Y2 JPH033437Y2 JP6064485U JP6064485U JPH033437Y2 JP H033437 Y2 JPH033437 Y2 JP H033437Y2 JP 6064485 U JP6064485 U JP 6064485U JP 6064485 U JP6064485 U JP 6064485U JP H033437 Y2 JPH033437 Y2 JP H033437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pencil
- protrusions
- receiving surface
- tube
- hole
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 7
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 8
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Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、鉛筆を取付けて用いる製図用コンパ
スの鉛筆取付脚の構成に関する。
スの鉛筆取付脚の構成に関する。
考案の概要
本考案は、鉛筆取付本体に鉛筆に対する固定受
面を形成しておき、軟質材料の可動帯筒をねじ装
置によつて固定受面側へ引張り込み、固定受面と
可動帯筒の外辺部間で鉛筆を締付け固定するよう
にしたコンパスの鉛筆取付脚である。
面を形成しておき、軟質材料の可動帯筒をねじ装
置によつて固定受面側へ引張り込み、固定受面と
可動帯筒の外辺部間で鉛筆を締付け固定するよう
にしたコンパスの鉛筆取付脚である。
従来技術
従来例は、第6図に示すように薄板金を円筒形
に曲成して鉛筆抱込み筒26をつくり、同鉛筆抱
込み筒26の自由端27を間隔を置いて平行に伸
し、この平行部27に締付ねじ28を螺着し、締
付ねじ28の回転によつて鉛筆抱込み筒26の抱
込み径を小さくして鉛筆を固定していた。この従
来例における鉛筆抱込み筒26、平行部27は板
金製であるために工作上のバラツキにより正しい
筒体を形成しにくく、そのために、締付ねじ28
を強く締めても鉛筆の筒面に抱込み筒26が全面
的に適合せず、鉛筆がゆらいで、この種のコンパ
スで円を画くときは真円とならず、線の終端と始
端が喰い違う等の欠点があつた。また抱込み筒2
6が金属であるために、学童が指を傷めることが
あり、さらに筆箱内に収納して持運ぶと高い金属
音を発する等の欠点があつた。
に曲成して鉛筆抱込み筒26をつくり、同鉛筆抱
込み筒26の自由端27を間隔を置いて平行に伸
し、この平行部27に締付ねじ28を螺着し、締
付ねじ28の回転によつて鉛筆抱込み筒26の抱
込み径を小さくして鉛筆を固定していた。この従
来例における鉛筆抱込み筒26、平行部27は板
金製であるために工作上のバラツキにより正しい
筒体を形成しにくく、そのために、締付ねじ28
を強く締めても鉛筆の筒面に抱込み筒26が全面
的に適合せず、鉛筆がゆらいで、この種のコンパ
スで円を画くときは真円とならず、線の終端と始
端が喰い違う等の欠点があつた。また抱込み筒2
6が金属であるために、学童が指を傷めることが
あり、さらに筆箱内に収納して持運ぶと高い金属
音を発する等の欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、上記従来例の欠点にかんがみて工夫
されたもので、鉛筆の保持力が強固であり、安全
で、収納して持運ぶ際に静粛な取扱いが出来るコ
ンパスの鉛筆取付脚を得ることを目的とする。
されたもので、鉛筆の保持力が強固であり、安全
で、収納して持運ぶ際に静粛な取扱いが出来るコ
ンパスの鉛筆取付脚を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案は、第1図に示すように鉛筆取付部本体
1より突出した上下二段の突段2,2前面にV溝
形の鉛筆の固定受面3を形成し、固定受面後部の
横孔に指繰りナツト5を嵌入し、軟質の可動帯筒
9の腹部を前記突段間に緩嵌すると共に腹部に帯
筒9と軸直角に立設した雄ねじ12を前記指繰り
ナツト5に螺着し、指繰りナツト5の回転により
固定受面3に対して可動帯筒9の外辺部9bを接
近離間させる構成によつて問題点の解決手段とし
た。
1より突出した上下二段の突段2,2前面にV溝
形の鉛筆の固定受面3を形成し、固定受面後部の
横孔に指繰りナツト5を嵌入し、軟質の可動帯筒
9の腹部を前記突段間に緩嵌すると共に腹部に帯
筒9と軸直角に立設した雄ねじ12を前記指繰り
ナツト5に螺着し、指繰りナツト5の回転により
固定受面3に対して可動帯筒9の外辺部9bを接
近離間させる構成によつて問題点の解決手段とし
た。
作 用
前述の構成において、指繰りナツト5を回転さ
せると、同ナツトに螺入した雄ねじ12が進退し
て、可動帯筒9が固定受け面3に向つて接近、離
間する。よつてこの離間時、可動帯筒内に鉛筆を
挿入しておき、指繰りナツト5を操作して可動帯
筒9を固定受面3に強く引付けると可動帯筒9の
外辺部9bによつて鉛筆が固定受面3に押付けら
れて固定される。この際、可動帯筒9は軟質材料
でつくつてあるから、その一部である外辺部9b
は鉛筆面に隙間なしに当接する。
せると、同ナツトに螺入した雄ねじ12が進退し
て、可動帯筒9が固定受け面3に向つて接近、離
間する。よつてこの離間時、可動帯筒内に鉛筆を
挿入しておき、指繰りナツト5を操作して可動帯
筒9を固定受面3に強く引付けると可動帯筒9の
外辺部9bによつて鉛筆が固定受面3に押付けら
れて固定される。この際、可動帯筒9は軟質材料
でつくつてあるから、その一部である外辺部9b
は鉛筆面に隙間なしに当接する。
実施例 1
第1図、第2図と第3図に示すものは本考案の
一実施例である。1は硬質の合成樹脂よりなる鉛
筆取付本体は、コンパスの鉛筆取付脚の下端に当
る。2は鉛筆取付脚本体1の外側に同本体と一体
的に上下二段に突出させた突段で、前面には鉛筆
の筒面に当接するV溝形の固定受面3,3が形成
されている。4は突段2の後部の本体1の部分に
透設した縦に薄い板状の横孔で、この横孔4には
指繰りナツト5が嵌入している。6は横孔4と突
段間空間7とを仕切る隔壁8の中央に透設した軸
孔である。9は軟質材料よりなる可動帯筒で、U
形に曲げられて両端がコの字形金具10の両端板
外側にピン11で振れ可能に止着されている。コ
の字形金具10の横巾は前記突段間空間7の横巾
と略々同巾で、同金具10の高さは同空間7の高
さより、やや小になつている。12は可動帯筒9
の腹部に当るコの字形金具の連結板11aの中央
を可動帯筒9の内側に頭部を置いて外に向けて貫
通させた雄ねじで、この雄ねじ12は前記透孔6
を通つて指繰りナツト5に螺入する。この際、ロ
ーレツト目を刻んだナツト5の両側は横孔4より
突出する。そしてコの字形金具10は突段間空間
7にスライド自在に嵌入し、可動帯筒11の両端
内側面9aは、突段2の両側面2aに当接する。
一実施例である。1は硬質の合成樹脂よりなる鉛
筆取付本体は、コンパスの鉛筆取付脚の下端に当
る。2は鉛筆取付脚本体1の外側に同本体と一体
的に上下二段に突出させた突段で、前面には鉛筆
の筒面に当接するV溝形の固定受面3,3が形成
されている。4は突段2の後部の本体1の部分に
透設した縦に薄い板状の横孔で、この横孔4には
指繰りナツト5が嵌入している。6は横孔4と突
段間空間7とを仕切る隔壁8の中央に透設した軸
孔である。9は軟質材料よりなる可動帯筒で、U
形に曲げられて両端がコの字形金具10の両端板
外側にピン11で振れ可能に止着されている。コ
の字形金具10の横巾は前記突段間空間7の横巾
と略々同巾で、同金具10の高さは同空間7の高
さより、やや小になつている。12は可動帯筒9
の腹部に当るコの字形金具の連結板11aの中央
を可動帯筒9の内側に頭部を置いて外に向けて貫
通させた雄ねじで、この雄ねじ12は前記透孔6
を通つて指繰りナツト5に螺入する。この際、ロ
ーレツト目を刻んだナツト5の両側は横孔4より
突出する。そしてコの字形金具10は突段間空間
7にスライド自在に嵌入し、可動帯筒11の両端
内側面9aは、突段2の両側面2aに当接する。
以上の鉛筆取付脚において、可動帯筒9と固定
受け面3との間に鉛筆Aを入れて、第3図に示す
ように、指繰りナツト5を回転させて雄ねじ12
を螺進させ、可動帯筒9を固定受面3側へ引付け
ると可動帯筒9の外辺部9bと固定受け面3間で
鉛筆Aが固定される。
受け面3との間に鉛筆Aを入れて、第3図に示す
ように、指繰りナツト5を回転させて雄ねじ12
を螺進させ、可動帯筒9を固定受面3側へ引付け
ると可動帯筒9の外辺部9bと固定受け面3間で
鉛筆Aが固定される。
実施例 2
第4図、第5図に示すものは、別実施例で、軟
質材料よりなる可動帯筒14が完全な筒状で、雄
ねじ15を軸直角に立設した腹部16の上下に切
欠部17が設けられ、この切欠部に鉛筆取付脚本
体18から一体的に突出させた突段19が嵌入
し、腹部16が突段間空間20に嵌入すると共
に、雄ねじ15が透孔21を通つて横孔24内の
指繰りナツト23に螺入し、前実施例同様指繰り
ナツト23を回転させて可動帯筒14を引寄せる
とき、帯筒14の外辺部14aと固定受面25間
で鉛筆が固定されるものである。
質材料よりなる可動帯筒14が完全な筒状で、雄
ねじ15を軸直角に立設した腹部16の上下に切
欠部17が設けられ、この切欠部に鉛筆取付脚本
体18から一体的に突出させた突段19が嵌入
し、腹部16が突段間空間20に嵌入すると共
に、雄ねじ15が透孔21を通つて横孔24内の
指繰りナツト23に螺入し、前実施例同様指繰り
ナツト23を回転させて可動帯筒14を引寄せる
とき、帯筒14の外辺部14aと固定受面25間
で鉛筆が固定されるものである。
効 果
本考案は以上のごときものであつて、鉛筆が当
接するV溝形の固定受面に対して、軟質材料より
なる可動帯筒が、指繰りナツトの回転による雄ね
じの引張りによつて引寄せられて、固定受面と可
動帯筒の外辺部間で鉛筆を固定させるものであつ
て、軟質の外辺部が鉛筆面に隙間なく当接して鉛
筆を不動に固定する点に特徴を有し、さらにコン
パスの突出部分であり鉛筆挿入部として手を触れ
ることの多い部分が軟質の帯筒であるために学童
が指を傷めるおそれがなく、また筆箱に入れて持
運んでもうるさい音を発することがない等の利点
を有する。
接するV溝形の固定受面に対して、軟質材料より
なる可動帯筒が、指繰りナツトの回転による雄ね
じの引張りによつて引寄せられて、固定受面と可
動帯筒の外辺部間で鉛筆を固定させるものであつ
て、軟質の外辺部が鉛筆面に隙間なく当接して鉛
筆を不動に固定する点に特徴を有し、さらにコン
パスの突出部分であり鉛筆挿入部として手を触れ
ることの多い部分が軟質の帯筒であるために学童
が指を傷めるおそれがなく、また筆箱に入れて持
運んでもうるさい音を発することがない等の利点
を有する。
第1図は本考案の実施例1の分解斜視図、第2
図は同上の一部切欠上面図、第3図は同上の側断
面図、第4図は実施例2の分解斜視図、第5図は
同上の側断面図、第6図は従来例の斜視図であ
る。 図中、1……鉛筆取付部本体、2……突段、3
……固定受面、4……横孔、5……指繰りナツ
ト、9……可動帯筒、12……雄ねじ、14……
可動帯筒、15……雄ねじ、17……切欠部、1
9……突段、23……指繰りナツト、25……固
定受面。
図は同上の一部切欠上面図、第3図は同上の側断
面図、第4図は実施例2の分解斜視図、第5図は
同上の側断面図、第6図は従来例の斜視図であ
る。 図中、1……鉛筆取付部本体、2……突段、3
……固定受面、4……横孔、5……指繰りナツ
ト、9……可動帯筒、12……雄ねじ、14……
可動帯筒、15……雄ねじ、17……切欠部、1
9……突段、23……指繰りナツト、25……固
定受面。
Claims (1)
- 鉛筆取付部本体より上下二段に突出させた突段
の前面に、鉛筆の筒面が当接するV溝形の固定受
面を形成し、鉛筆取付部本体の前記突段間に突段
の突出方向に平行な軸孔を形成し、鉛筆取付部本
体に同軸孔と垂直に同軸孔より大きい横孔を形成
し、軟質材料よりなる可動帯体の腹部に軸直角に
雄ねじを立設して、同腹部を前記突段間に緩嵌す
ると共に前記雄ねじを前記軸孔を貫通させ前記横
孔に嵌入した指繰りナツトに螺着し、指繰りナツ
トの回転によつて可動帯筒を固定受面側へ接近さ
せ、可動帯筒の外辺部と固定受面間で鉛筆を挟着
しうるようにしたコンパスの鉛筆取付脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064485U JPH033437Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064485U JPH033437Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61175497U JPS61175497U (ja) | 1986-11-01 |
JPH033437Y2 true JPH033437Y2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=30588183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6064485U Expired JPH033437Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033437Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2826505B2 (ja) | 1996-04-24 | 1998-11-18 | 大都技研株式会社 | 支柱固定構造物、支柱固定具及び支柱固定方法 |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP6064485U patent/JPH033437Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2826505B2 (ja) | 1996-04-24 | 1998-11-18 | 大都技研株式会社 | 支柱固定構造物、支柱固定具及び支柱固定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61175497U (ja) | 1986-11-01 |
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