JP3330715B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents

車両の下部車体構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の下部車体構造に
関し、特に、ミッドシップタイプのエンジン配設構造を
有する車両における下部車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の走行特性を向上させるために、動
力性能の向上、軽量化、操舵時に発生するヨー慣性モー
メントの最小化、前後軸に対する重量配分の適性化等の
手法が知られており、特に、ヨー慣性モーメントの最小
化および前後軸に対する重量配分の適性化のために、重
量物であるエンジンを車体の中央部に搭載する、ミッド
シップタイプと呼ばれるエンジン配設構造が、従来より
種々提案されている。
【0003】ところで、一般のミッドシップタイプのエ
ンジン配設構造を有する車両では、エンジンを運転席の
後方において左右中央位置に配置しているため、荷室を
設けるスペースがなく、低いCD値(空気抵抗係数)を
得るためのスラントノーズ化と相俟って、荷物収容性が
完全に犠牲となっていた。したがって、運動性能は優れ
ているものの、レイアウト性が劣り、実用性の点で問題
があった。
【0004】そこで、例えば特開平5−85195号公
報に開示された「自動車のエンジンユニット配置構造」
では、ツーシータ(2人乗り)の車両において、エンジ
ンユニットを、前輪の後方において車体の左右中心線に
対して運転席側とは反対側に片寄せた状態で前後車軸間
に縦置きに配置することにより、運動性能の向上ととも
に、レイアウト性の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたような構成を有する車両では、エンジン
ユニットが車室内に配置されるために、エンジンユニッ
トをパネルで覆う必要があり、車体フロア上に大きいト
ンネル部が設けられるから、車体中央部の剛性が低下す
るという問題がある。
【0006】また、車室空間を広くするために、トンネ
ル部は小さい方が望ましいから、エンジン補機類の配設
に制約を伴う。
【0007】そこで、本発明は、一般にスポーツカーと
呼ばれる種類の車両のうちでミッドシップタイプのエン
ジン配設構造を有する車両において、低重心、低車高、
低ヨー慣性モーメントのレイアウトを極めてコンパクト
な構成をもって達成することを可能にするとともに、こ
のような構成を有する車両における車体剛性の向上を図
り、かつ補機類の配設を容易にした下部車体構造を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる車両の下
部車体構造は、車室とその前方のノーズ部の内部空間と
がダッシュパネルにより区画され、該ダッシュパネルの
車幅方向のほぼ中心部位から後方に延び、かつ前端を上
記ノーズ部の内部空間に開口させたトンネル部が上記車
室内のフロアパネル上に凸設され、該トンネル部の上記
ノーズ部の内部空間に望む開口部に、該開口部を閉塞す
るクロージングプレートが設けられ、該トンネル部内に
エンジンが配設されると共に、上記ノーズ部の内部空間
に該エンジンの補機が配設されてなることを特徴とする
ものである。
【0009】本発明の1つの態様によれば、左右のサイ
ドフレームとその外側のサイドシルとをそれぞれ接続す
る左右1対の閉断面状のトルクボックスが上記クロージ
ングプレートにより連結される。
【0010】本発明の他の態様によれば、上記クロージ
ングプレートと上記エンジン前部のマウントメンバとが
一体に形成される。
【0011】本発明のさらに他の態様によれば、エンジ
ンの補機が、上記クロージングプレート上に支持さ
【0012】本発明のさらに他の態様によれば、上記ク
ロージングプレートを貫通して上記ノーズ部の内部空間
に延びる補機駆動軸が、エンジンの前端に連結される。
【0013】その場合に、上記補機駆動軸は、エンジン
との連結部において上記クロージングプレートを貫通す
るように構成される。
【0014】本発明のさらに他の態様によれば、上記ク
ロージングプレートに、エンジンの吸気管の一部が形成
される。
【0015】
【作用および発明の効果】本発明によれば、車体のダッ
シュパネルの後方において車室のフロアパネル上に凸設
されたトンネル部を閉塞するクロージングプレートが設
けられていることによって、トンネル部の剛性を高める
ことができ、さらに、左右のトルクボックス間が、クロ
ージングプレートによって連結されていることにより、
車体剛性を著しく高めることができる。
【0016】また、エンジン補機を、クロージングプレ
ート上に支持させた態様で車体ノーズ部の内部空間に収
容したことによって、補機の支持が容易になるととも
に、エンジンで駆動される補機を車体ノーズ部の内部空
間に配設したことによって、エンジンの前面投影面積を
減少させることができ、これによって、エンジン、クラ
ッチおよびトランスミッションを含むパワーユニット
を、車室のフロアパネル上に凸設されたトンネル部内に
配設することを可能にしている。したがって、車体前後
長を短縮できるとともに、低重心、低車高、低ヨー慣性
モーメントのレイアウトを極めてコンパクトな構成をも
って達成することができる。
【0017】また、エンジンを車室内に収容したことに
より、低CDと高ダウンフォースとを両立させたスラン
トノーズを実現でき、しかも十分な荷室容積を確保する
ことが可能である。
【0018】さらに、小型、軽量な車体でありながら、
エンジンパワーユニットが存在しない車体ノーズ部が正
面衝突に対する十分なクラッシャブルゾーンとして機能
することになり、安全性も確保されている。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例について説明する。
【0020】図1および図2は本発明に係わる下部車体
構造を有する車両の構成を概略的に示す側面図および平
面図である。この車両は、縦置きエンジンを含むパワー
ユニットを前後輪車軸の間に配設したミッドシップタイ
プのエンジン配設構造を有する小型ツーシータ(2人乗
り)クーペとして構成され、図中、1は車体、8はエン
ジン、11は前輪、12は後輪であり、これら参照番号
に付したRは右輪、Lは左輪を意味する。また、以下の
説明では、左右を識別するために、必要に応じて適宜参
照番号に、右についてはRを、左についてはLを付すこ
とにする。
【0021】図において、車体1は、スラントノーズ化
されたノーズ部の内部空間2と、その後方の車室3とが
ダッシュパネル4により区画され、車体後部には荷室5
が形成され、車室3内のフロアパネル6上には、要部の
拡大正面図である図3に示されているように、ダッシュ
パネル4の車幅方向のほぼ中心部位から後方に延び、か
つノーズ部の内部空間2に前端を開口させたトンネル部
7が凸設されている。そして、このトンネル部7内に、
出力軸の延長方向を車体1の前後方向とするエンジン8
が配設されている。
【0022】エンジン8は、オイルパンを省いてドライ
サンプ潤滑方式を採用した、2ローター・ロータリピス
トンエンジンよりなり、エンジン8の下面は、オイルパ
ンの代わりに平坦なクロージングプレート8bによって
閉塞されており、その分だけエンジン8の全高が低くな
っている。エンジン8の前端には、該エンジン8の前端
に取り付けられたオイルポンプ等を覆うエンジンカバー
8aが設けられ、エンジン8の後端には、クラッチハウ
ジング9が、該ハウジング9の前端に一体に形成された
取付フランジ9aを介して剛結合されている。さらに、
クラッチハウジング9の後端には、トランスミッション
ハウジング10が一体に剛結合されている。クラッチハ
ウジング9およびトランスミッションハウジング10
も、エンジン8とともにトンネル部7内に配設されてい
る。
【0023】また、トランスミッションハウジング10
は、従来の構成と同様に、その後部に一体に形成されて
後方に延長されたエクステンションハウジング13を備
えているが、本実施例では、このエクステンションハウ
ジング13からさらに後方へ延びる管状の延長部13a
が一体に形成され、かつこの延長部13aの後端が後輪
差動歯車装置(ディファレンシャル)のハウジング14
に剛結合されている。そして、トランスミッションの出
力軸(図示は省略)が後方へ延長されて、上記延長部1
3a内を通って後輪差動歯車装置の入力軸(図示は省
略)に連結されていることにより、エンジン8、クラッ
チハウジング9、トランスミッションハウジング10お
よび後輪差動歯車装置のハウジング14が一体に剛結合
されたパワートレイン15を構成している。
【0024】運転席および助手席は、車室3内において
上記トンネル部7の両側に配設されているが、図1にお
いては、運転席または助手席のシートバック16のみが
示され、かつ運転姿勢にあるドライバの胴部17および
下半身18がハッチングを施した仮想線で示されてい
る。そして、図1から明らかなように、運転姿勢にある
ドライバの下半身18と、トンネル部7とが、車体1の
側方から視てオーバーラップした状態にある。
【0025】なお、図2においては、運転席がトンネル
部7の左方に設けられ、ステアリング19、フットレス
ト20、クラッチペダル21、ブレーキペダル22、ア
クセルペダル23がトンネル部7の左方に配置された左
ハンドル車が示されているが、本実施例が適用される車
両のエンジン配設構造は、右ハンドル車にも適用可能で
ある。
【0026】上記パワートレイン15は、エンジン8の
前部の両側2箇所と、後輪差動歯車装置のハウジング1
4の両側2箇所の4箇所において、車体フレームに防振
ラバーを介してマウントされている。
【0027】すなわち、図3および図4に示されている
ように、車体1のノーズ部には、左右1対のフロントサ
イドフレーム24L、24Rが車体前後方向に延長して
設けられ、フロントサイドフレーム24L、24Rの後
端において、これらフレーム24L、24Rを互いに連
結するクロスメンバ25がエンジンマウント用メンンバ
として設けられ、クロスメンバ25上に、エンジン8の
前部の両側壁に一体に突設されたエンジンマウント用ブ
ラケット37L、37Rが防振ラバー27L、27Rを
介して取り付けられている。
【0028】さらに、左右のフロントサイドフレーム2
4L、24Rの後端と、車体中央部の左右サイドフレー
ムを構成するサイドシル28L、28Rの前端とは、車
幅方向に延びる閉断面状のトルクボックス29L、29
Rによりそれぞれ連結され、したがって、これら左右の
トルクボックス29L、29R間が、エンジンマウント
用クロスメンバ25により連結された状態となってい
る。
【0029】一方、サイドシル28L、28Rの後端
は、図2に示されているように、クロスメンバ30によ
り連結され、さらに、このクロスメンバ30に前端を連
結されて後方へ延びる左右のリヤサイドフレーム31
L、31Rが設けられ、これらリヤサイドフレーム31
L、31R間を連結するクロスメンバ32上に、後輪差
動歯車装置のハウジング14が防振ラバー(図示は省
略)を介して取り付けられている。後輪差動歯車装置の
ハウジング14の上方には、燃料タンク34がこのハウ
ジング14を跨ぐように配設されている。
【0030】本実施例に採用されているエンジン8はロ
ータリピストンエンジンであるため、その吸気管41お
よび排気管42が、排気管42の導出位置を吸気管41
の導出位置よりも下方にした態様で、ともにエンジン8
の右側面に取り付けられている。そして、排気管42は
エンジン8から後方へ延長されており、排気管42を通
じてエンジン8の後方へ導出された排気は、プレキャタ
リスト(前置触媒コンバータ)47およびメインキャタ
リスト(主触媒コンバータ)48を通過して浄化されて
から左右に分岐され、左右のサイレンサ49L、49R
を経て、車外に放出されるようになっている。
【0031】一方、各気筒につき2本ずつ設けられてい
て計4本の吸気管41は、上方へ延出されて、エンジン
8の上面に取り付けられているサージタンク46に連結
されている。そして、吸気系においてサージタンク46
の上流側に設けられるエアクリーナ(図示は省略)等
は、ラジエータ50等とともに車体ノーズ部の内部空間
2に配設される。なお、ラジエータ50は前傾して設け
られており、スラントノーズ化を可能にしている。
【0032】車体ノーズ部の内部空間2に開口している
トンネル部7の前端は、トンネル部7の前端に固定され
るクロージングプレート35により閉塞されている。こ
のクロージングプレート35は、図5に示されているよ
うに、エンジンマウント用クロスメンンバ25上にこれ
と一体または別体に設けられており、クロージングプレ
ート35の左右縁部には、後方へほぼ直角に折り曲げら
れて、左右のフロントサイドフレーム24L、24Rに
それぞれ連結される袖部35a、35aが形成されてい
る。したがって、左右のトルクボックス29L、29R
間は、エンジンマウント用クロスメンンバ25とクロー
ジングプレート35との双方によって連結されており、
これによって、トンネル部7の前部における車体剛性と
エンジンの支持剛性とが高められている。
【0033】クロージングプレート35の前面には、例
えばバッテリー38のような、エンジン8で駆動されな
い補機と、例えばエアコン用ポンプ53のようなエンジ
ン8で駆動される補機とが取り付けられている。上記バ
ッテリー38は、クロージングプレート35の前面に設
けられた支持台39上に支持されている。また、エンジ
ン8の前端に取り付けられたエンジンカバー8aからエ
キセントリックシャフト55の前端が前方に突出してお
り、上記エアコン用ポンプ53は、エキセントリックシ
ャフト55の前端に連結された補機駆動軸40によって
駆動されるようになっている。
【0034】すなわち、クロージングプレート35に
は、上記補機駆動軸40を貫通させるための孔35bが
形成されており、図6に示されているように、ジョイン
ト61を介してエキセントリックシャフト55の前端に
連結された補機駆動軸40が、上記ジョイント61の位
置でクロージングプレート35の孔35aを貫通して、
車体ノーズ部の内部空間2に突出している。このよう
に、補機駆動軸40を軸振れの微小なジョイント61の
位置でクロージングプレート35の孔35aを貫通させ
ることにより、クロージングプレート35の孔35aを
最小化して、クロージングプレート35の剛性を高める
ことができる。
【0035】クロージングプレート35の前面には、エ
キセントリックシャフト55と同軸的な軸受け部62を
前端に備えた筒状の軸受け部支持体63が突設されてお
り、この軸受け部62にドライブプーリ55aが回転自
在に軸支されているとともに、このドライブプーリ55
aに、上記補機駆動軸40の前端がジョイント64を介
して連結されている。そして、図3に示されているよう
に、上記ドライブプーリ55aと、エアコン用ポンプ5
3の回転軸に取り付けられたドリブンプーリ53aとの
間にベルト58が懸装されて、エアコン用ポンプ53が
駆動されるように構成されている。
【0036】さらに、クロージングプレート35には、
図3および図7から明らかなように、クロージングプレ
ート35の面に対してほぼ直交する軸線を有して吸気管
の一部を形成する管体65が、クロージングプレート3
5の両面から突出する態様で一体に形成されている。そ
してこの管体65のクロージングプレート35の背面側
に突出する部分65aと、エンジン8の上方に設けられ
ているサージタンク46との間がフレキシブルパイプよ
りなる吸気管66によって連結されている。また、上記
管体65のクロージングプレート35の正面側に突出す
る部分65bには、車体ノーズ部の内部空間2に配設さ
れたエアクリーナ(図示は省略)との間を連結する吸気
管67が接続されている。このように、クロージングプ
レート35に吸気管を貫通させる孔でなく、吸気管の一
部を形成する管体65をクロージングプレート35に一
体に形成することによっても、クロージングプレート3
5の剛性を高めることができる。
【0037】以上が本発明の実施例の構成であるが、本
実施例においては、トンネル部7の前端開口部を閉塞す
るクロージングプレート35を設けたことによって、ト
ンネル部7の剛性を高めることができ、さらに、左右の
トルクボックス29L、29R間が、エンジンマウント
用クロスメンンバ25とクロージングプレート35との
双方によって連結されていることにより、車体剛性とエ
ンジンの支持剛性との双方を著しく高めることができ
る。
【0038】また、本実施例においては、エンジン8
が、オイルパンを省いてドライサンプ潤滑方式を採用し
た、2ローター・ロータリピストンエンジンよりなり、
しかも、エンジン8で駆動される、例えばエアコン用ポ
ンプ53等のような補機と、例えばバッテリ38のよう
な、エンジン8で駆動されない補機とを、クロージング
プレート35の前面に取り付けた態様で車体ノーズ部の
内部空間2に収容したことによって、補機の支持を容易
になる。さらに、エンジン8で駆動される補機を車体ノ
ーズ部の内部空間2に配設したことによって、エンジン
8の前面投影面積を減少させることができ、これによっ
て、エンジン8、クラッチおよびトランスミッションか
らなるパワーユニットを、車室3のフロアパネル6上に
凸設されたトンネル部7内に配設することを可能にして
いる。したがって、車体前後長を短縮できるとともに、
低重心、低車高、低ヨー慣性モーメントのレイアウトを
極めてコンパクトな構成をもって達成することができ
る。
【0039】また、上記パワーユニットを車室3内に収
容したことにより、低CDと高ダウンフォースとを両立
させたスラントノーズを実現でき、しかも十分な荷室容
積を確保することが可能になった。
【0040】さらに、小型、軽量な車体でありながら、
パワーユニットが存在しない車体ノーズ部が正面衝突に
対する十分なクラッシャブルゾーンとして機能すること
になり、安全性も確保されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる車両の概略的側面図
【図2】図1に示す車両の概略的平面図
【図3】図1に示す車両の要部の拡大正面図
【図4】同 平面図
【図5】エンジンマウント用クロスメンバとトンネル部
のクロージングプレートとの一体構成を示す斜視図
【図6】補機駆動機構の構成を示す拡大側面図
【図7】図3のVII−VII線に沿った拡大断面図
【符号の説明】
1 車体 2 ノーズ部の内部空間 3 車室 4 ダッシュパネル 5 荷室 7 トンネル部 8 エンジン 9 クラッチハウジング 10 トランスミッションハウジング 11 前輪 12 後輪 14 後輪差動装置のハウジング 15 パワートレイン 24L、24R フロントサイドフレーム 25 エンジンマウント用クロスメンバ 27L、27R エンジンマウント用防振ラバー 28L、28R サイドシル 29L、29R トルクボックス 35 クロージングプレート 40 補機駆動軸 41 吸気管 42 排気管 46 サージタンク 50 ラジエータ 61、64 ジョイント 65 管体
フロントページの続き 審査官 山内 康明 (56)参考文献 特開 平5−301529(JP,A) 実開 平4−86586(JP,U) 実開 平4−22381(JP,U) 実開 昭64−25970(JP,U) 実開 平3−43577(JP,U) 実開 平3−47284(JP,U) 実開 平5−1669(JP,U) 実開 昭63−181531(JP,U) 実開 昭64−51552(JP,U) 実開 平4−117167(JP,U) 実開 昭63−21125(JP,U) 実開 平2−42807(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室とその前方のノーズ部の内部空間と
    がダッシュパネルにより区画され、該ダッシュパネルの
    車幅方向のほぼ中心部位から後方に延び、かつ前端を上
    記ノーズ部の内部空間に開口させたトンネル部が上記車
    室のフロアパネル上に凸設され、該トンネル部の上記ノ
    ーズ部の内部空間に望む開口部に、該開口部を閉塞する
    クロージングプレートが設けられ、該トンネル部内にエ
    ンジンが配設されると共に、上記ノーズ部の内部空間に
    該エンジンの補機が配設されてなることを特徴とする車
    両の下部車体構造。
  2. 【請求項2】 左右のサイドフレームとその外側のサイ
    ドシルとをそれぞれ接続する左右1対の閉断面状のトル
    クボックスが上記クロージングプレートにより連結され
    てなることを特徴とする請求項に記載の車両の下部車
    体構造。
  3. 【請求項3】 上記クロージングプレートと上記エンジ
    ン前部のマウントメンバとが一体に形成されてなること
    を特徴とする請求項またはに記載の車両の下部車体
    構造。
  4. 【請求項4】 上記エンジンの補機が、上記クロージン
    グプレート上に支持されてなることを特徴とする請求項
    ないしのうちのいずれか1つに記載の車両の下部車
    体構造。
  5. 【請求項5】 上記クロージングプレートを貫通して上
    記ノーズ部の内部空間に延びる補機駆動軸が、上記エン
    ジンの出力軸の前端に連結されてなることを特徴とする
    請求項1ないし4のうちのいずれか1つに記載の車両の
    下部車体構造。
  6. 【請求項6】 上記補機駆動軸は、上記エンジンの出力
    軸との連結部において上記クロージングプレートを貫通
    してなることを特徴とする請求項に記載の車両の下部
    車体構造。
  7. 【請求項7】 上記クロージングプレートに、上記エン
    ジンの吸気管の一部が形成されてなることを特徴とする
    請求項ないしのうちのいずれか1つに記載の車両の
    下部車体構造。
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