JP4756333B2 - 自動車のバッテリ搭載構造 - Google Patents
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Description
前者の特許文献1には、エンジンルームと車室内とを前後方向に仕切るダッシュパネルを設け、このダッシュパネル直後の助手席側にのみバッテリを配置し、このバッテリをパンタグラフ移動機構により支持させたものである。
そこで、空調装置からの空気を上記連通ダクトを介してバッテリに流通させるので、該空調装置からの空気(ブロア下流の空気と空調済みの空気つまり空調風との双方を含む)を最短経路にてバッテリに導入することができる。
この結果、連通ダクトの大幅な短縮を図って、そのレイアウトスペースの狭小化と、圧力損失の低減との両立を図りつつ、バッテリ冷却構造を達成することができる。
ここで、上述の車体前部の側部は、ダッシュロアパネルの配設部よりも後方で、かつヒンジピラーよりも前方のフロントフェンダ部分に設定してもよい。
このように構成したので、上述の車体前部の側部には車両走行時に空力特性上、負圧(内部の空気を車外側へ吸い出す方向の空気圧)が発生して、圧力が比較的低くなるので、バッテリを冷却または加熱した熱交換済みの空気を容易に車外に排出することができる。
上述のT字状とは、インストルメントパネルがその平面視で車幅方向に延びる部分と、インパネセンタが車室内方に突出した部分とを組合わせて構成されており、平面から見て横向きのT字形状を成していることを意味する。
上記構成によれば、バッテリと空調装置とが車両の前後方向にオーバラップするので、これら両者を車幅方向にずらせて配置することができる。このためバッテリと空調装置との前後方向の配設長さを減少させ、インストルメントパネルの車室内への膨出量を低減させることができる。
上述の空調風とは、空調装置による空調済みの空気(冷風または温風)を意味する。
上記構成によれば、単なる送風ではなく、空調風を連通ダクトを介してバッテリ内部に供給することができるので、バッテリを効果的に冷却または加熱(寒冷時にバッテリを加熱する必要がある)することができる。
上記構成によれば、バッテリを運転席側と助手席側とにわたって配置したので、充分なバッテリ容量を確保することができ、また連通ダクトからの空気(ブロア下流の空気と空調風との双方を含む)により、バッテリ内の運転席側と助手席側とを略均等に冷却または加熱することができる。
しかも、バッテリを冷却または加熱した熱交換済みの空気を容易に車外に排出することができる効果がある。
図面は自動車(ハイブリッド・カー)のバッテリ搭載構造を示し、図1〜図3において、エンジンルーム1と車室2とを前後方向に仕切るダッシュロアパネル3(ダッシュ部)を設けている。このダッシュロアパネル3は、フロントサイドフレーム4(フロントフレーム)の高さ位置からフロアパネル5底部までの間で、車室2とエンジンルーム1とを前後方向に仕切り、かつ、後方に傾斜するトーボード部6(傾斜部)を備えている。
車両走行時には、カウル部12の外気と連通する連通部12aには、空力特性上、走行風をカウル断面12A内に押込む方向の空気圧が作用する一方、フロントフェンダ17後端とフロントドア20前端との間の隙間部分には、空力特性上、該隙間から空気を車外へ吸い出す方向の空気圧が作用するので、送風ファン57を駆動しなくても、走行風は連通部12aからカウル断面12Aに流入した後に、雨水侵入防止用ダクト8aから外気導入ダクト58を介してバッテリケース31の車幅方向略中央部上端から同ケース31内に流入する。
しかも、空調ユニット43の駆動時には、カウル断面12Aから外気取入れ口46を介して同ユニットケース内に外気が導入され、ブロア44下流の空気または空調済みの空気(つまり、エバポレータにより熱を奪われた冷風、あるいはヒータコア45により加熱された温風)がバッテリ用の連通ダクト50から図3に点線矢印aで示すように、バッテリ30の車幅方向中央部からバッテリケース31内に供給され、バッテリ30内のバッテリセル32と熱交換した空気は排出ダクト59を介して図3に点線矢印b,cで示すように車外に排出される。
上記バッテリ30は、ダッシュロアパネル3の車内側に沿って車幅方向に延在して配置され、上記空調ユニット43と上記バッテリ30とを空気流通可能に連通する連通ダクト50を備えたものである。
そこで、空調ユニット43からの空気を上記連通ダクト50を介してバッテリ30に流通させるので、該空調ユニット43からの空気(ブロア44下流の空気と空調済みの空気つまり空調風との双方を含む)を最短経路にてバッテリ30に導入することができる。
この結果、連通ダクト50の大幅な短縮を図って、そのレイアウトスペースの狭小化と、圧力損失の低減との両立を図りつつ、バッテリ冷却構造を達成することができる。
この構成によれば、空調ユニット43が車幅方向の中央部に配置され、インストルメントパネル33の前後方向の幅はインパネ中央部にて後方に延びるので、このインパネ中央部の前後方向の幅を有効利用して、上記空調ユニット43をレイアウトするので、運転席スペースおよび助手席スペースを狭めることなく、バッテリ30の冷却構造を確保することができる。
この構成によれば、単なる送風ではなく、空調風を連通ダクト50を介してバッテリ30内部に供給することができるので、バッテリ30を効果的に冷却または加熱(寒冷時にバッテリ30を加熱する必要がある)することができる。
この構成によれば、上述の車体前部の側部には車両走行時に空力特性上、負圧(内部の空気を車外側へ吸い出す方向の空気圧)が発生して、圧力が比較的低くなるので、バッテリ30を冷却または加熱した熱交換済みの空気を容易に車外に排出することができる。
図7は自動車のバッテリ搭載構造のさらに他の実施例を示し、フロントフェンダ17におけるダッシュロアパネル3よりも後方で、かつヒンジピラー18よりも前方の部位には、スリット63が形成されており、バッテリ30冷却後または熱交換後の空気を、このスリット63から車外に放出すべく構成したものである。
なお、図8、図9に示す実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図8、図9において、図4、図5と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図1〜図9で示した各実施例においては、バッテリ30をダッシュロアパネル3の直後において、運転席側と助手席側との双方にわたるように配置したが、図10に平面図で、図11に斜視図で示すこの実施例においては、運転席側のバッテリを省略し、バッテリ30を助手席側においてのみ車幅方向に延びるように設けたものである。
図10、図11に示す実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図10、図11において、前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図12〜図14で示した実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図12〜図14において、前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明のダッシュ部は、実施例のトーボード部6を備えたダッシュロアパネル3に対応し、
以下同様に、
空調装置は、空調ユニット43に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
2…車室
3…ダッシュロアパネル(ダッシュ部)
6…トーボード部
30…バッテリ
33…インストルメントパネル
43…空調ユニット(空調装置)
50…連通ダクト
51…デフロスタ吐出口(吐出口)
52…ベント吐出口(吐出口)
55…サイドベント吐出口(吐出口)
59…排出ダクト
Claims (7)
- 車室内の前部に車両駆動用のバッテリを配置する自動車のバッテリ搭載構造であって、
車室前部は、車室とその前方のエンジンルームとを仕切るダッシュ部と、インストルメントパネルと、該インストルメントパネル内に収容された空調装置とを含み、
上記バッテリは、ダッシュ部の車内側に沿って車幅方向に延在して配置され、
上記空調装置と上記バッテリとを空気流通可能に連通する連通ダクトを備え、
上記バッテリを冷却または加熱した空気を、車体前部の側部を通して車外に排出する排出ダクトを備えた
自動車のバッテリ搭載構造。 - 車室内の前部に車両駆動用のバッテリを配置する自動車のバッテリ搭載構造であって、
車室前部は、車室とその前方のエンジンルームとを仕切るダッシュ部と、インストルメントパネルと、該インストルメントパネル内に収容された空調装置とを含み、
上記バッテリは、ダッシュ部の車内側に沿って車幅方向に延在して配置され、
上記バッテリと上記空調装置が、上記ダッシュ部後方とインストルメントパネル前方で隣接して配置され、
上記空調装置と上記バッテリとがこれら両者を空気流通可能に連通する連通ダクトを介して接続され、
上記空調装置は車室内に空調用の吐出口を備えた
自動車のバッテリ搭載構造。 - 上記連通ダクトと上記吐出口とは非連通に構成された
請求項2記載の自動車のバッテリ搭載構造。 - 上記空調装置は車幅方向中央部に配置され、
上記インストルメントパネルは上記空調装置を収容して平面視でT字状に形成された
請求項1または2記載の自動車のバッテリ搭載構造。 - 上記バッテリと空調装置とを車両前後方向にオーバラップして配置した
請求項1〜4の何れか1項に記載の自動車のバッテリ搭載構造。 - 上記連通ダクトは空調装置の空調風の吐出部とバッテリとを連結する
請求項1,2または4に記載の自動車のバッテリ搭載構造。 - 上記バッテリはダッシュ部の車内側に沿って運転席側と助手席側とにわたって配置され、
上記連通ダクトはバッテリの車幅方向中央部に連通する
請求項1〜4,6,7の何れか1項に記載の自動車のバッテリ搭載構造。
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