JPH0740406Y2 - 車両終減速装置のオイルクーラ取付構造 - Google Patents
車両終減速装置のオイルクーラ取付構造Info
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- JPH0740406Y2 JPH0740406Y2 JP1987140907U JP14090787U JPH0740406Y2 JP H0740406 Y2 JPH0740406 Y2 JP H0740406Y2 JP 1987140907 U JP1987140907 U JP 1987140907U JP 14090787 U JP14090787 U JP 14090787U JP H0740406 Y2 JPH0740406 Y2 JP H0740406Y2
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- Japan
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- oil cooler
- reduction gear
- final reduction
- vehicle
- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
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- F01P11/08—Arrangements of lubricant coolers
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P2060/00—Cooling circuits using auxiliaries
- F01P2060/04—Lubricant cooler
- F01P2060/045—Lubricant cooler for transmissions
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- General Details Of Gearings (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両終減速装置のオイルクーラ取付構造に係
り、特に車室、トランクルームのスペース等を減少させ
ることのない車両終減速装置のオイルクーラ取付構造に
関するものである。
り、特に車室、トランクルームのスペース等を減少させ
ることのない車両終減速装置のオイルクーラ取付構造に
関するものである。
〔従来の技術〕 一般にエンジンを車体の前部に搭載し、後輪を駆動して
走行する、フロントエンジン−リアドライブ（FR）車
は、エンジンから変速機を経た駆動力をプロペラシャフ
トを経て終減速装置に入力し、この終減速装置で左右の
車軸に駆動力を分配して後輪を駆動するようにしてい
る。
走行する、フロントエンジン−リアドライブ（FR）車
は、エンジンから変速機を経た駆動力をプロペラシャフ
トを経て終減速装置に入力し、この終減速装置で左右の
車軸に駆動力を分配して後輪を駆動するようにしてい
る。
ここで終減速装置は減速歯車装置と差動装置とをケーシ
ング内に配置したものであって、そのケーシングの内部
には歯車潤滑用のオイルを満たすようにしている。
ング内に配置したものであって、そのケーシングの内部
には歯車潤滑用のオイルを満たすようにしている。
ところで、車両を高速で長時間走行させると、上記のオ
イルが加熱されて高温になり、潤滑性能が低下するた
め、ケーシングにフィン等を形成してオイルの冷却を図
るようにしているが、このような冷却方法だけではオイ
ルの冷却には限界がある。
イルが加熱されて高温になり、潤滑性能が低下するた
め、ケーシングにフィン等を形成してオイルの冷却を図
るようにしているが、このような冷却方法だけではオイ
ルの冷却には限界がある。
そこでこのオイルを走行風で冷却するオイルクーラを設
け、このオイルクーラ内にオイルを循環させてオイルを
冷却すれば、オイルクーラを選択することによって所望
の冷却性能を得ることができる。
け、このオイルクーラ内にオイルを循環させてオイルを
冷却すれば、オイルクーラを選択することによって所望
の冷却性能を得ることができる。
しかしながら、第８図に示すように、オイルクーラ２の
車両１への設置個所によっては、燃料タンク３を小さい
ものとしなければならなかったり（第８図中にオイルク
ーラ取付前の燃料タンクの大きさを仮想線で示した）、
車室やトランクルームの容積を減少させてしまうという
問題がある。尚第８図中符号４は終減速装置、５はフロ
アパネル、６はオイルクーラにオイルを送出するオイル
ポンプを示している。
車両１への設置個所によっては、燃料タンク３を小さい
ものとしなければならなかったり（第８図中にオイルク
ーラ取付前の燃料タンクの大きさを仮想線で示した）、
車室やトランクルームの容積を減少させてしまうという
問題がある。尚第８図中符号４は終減速装置、５はフロ
アパネル、６はオイルクーラにオイルを送出するオイル
ポンプを示している。
本考案にあって、上記の問題点を解決するための手段
は、車両の終減速装置のオイルを冷却するオイルクーラ
を車体の床下であって、プロペラシャフトを挟んで排気
系部品と反対側で、且つ、終減速装置、排気系部品及び
燃料タンクを含む車体下側部品を床下に配置する空間を
設けるためにリアフロアパネルを上方に立ち上げた段差
部と、終減速装置との間に設けることである。
は、車両の終減速装置のオイルを冷却するオイルクーラ
を車体の床下であって、プロペラシャフトを挟んで排気
系部品と反対側で、且つ、終減速装置、排気系部品及び
燃料タンクを含む車体下側部品を床下に配置する空間を
設けるためにリアフロアパネルを上方に立ち上げた段差
部と、終減速装置との間に設けることである。
以下本考案に係る車両終減速装置のオイルクーラ取付構
造の実施例を図面に基づいて説明する。
造の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図及び第２図は本考案に係る車両終減速装置のオイ
ルクーラ取付構造の第１の実施例を示すものである。本
実施例において車両10の終減速装置12には、第１図に示
すように、車両10のフロアパネル13に設けたトンネル14
内に配置したプロペラシャフト15が連結され、左右の車
軸16,17に駆動力を振分けるものである。そして本実施
例において、オイルクーラ18は後部座席19の下側のフロ
アパネル13の立ち上がり部24であって、リヤフロアパネ
ル13と、終減速装置12、排気管24、消音器20等の排気系
部品及び燃料タンクを含む車体下側部品を床下に配置す
る空間を設けるためにリアフロアパネル13を上方に立ち
上げた段差部11と、終減速装置12とに囲まれた凹部に取
り付けるようにしている。またこのオイルクーラ18の取
付位置はプロペラシャフト15を挟んで、排気管25、消音
器20等のエンジン排気系の反対側になるようにしてい
る。従って、排気系の熱を受けることがなく効率よくオ
イルを冷却することができる。また、終減速装置12とリ
アフロアパネル13の段差部11と立ち上り部24とで囲まれ
た凹部にオイルクーラ18を配置したので、従来使用され
ていなかった空間（デッドスペース）を有効利用できる
とともに、オイルクーラ18が車体に囲まれるようになる
ので、オイルクーラ18の路面との干渉による破損を防止
することができる。
ルクーラ取付構造の第１の実施例を示すものである。本
実施例において車両10の終減速装置12には、第１図に示
すように、車両10のフロアパネル13に設けたトンネル14
内に配置したプロペラシャフト15が連結され、左右の車
軸16,17に駆動力を振分けるものである。そして本実施
例において、オイルクーラ18は後部座席19の下側のフロ
アパネル13の立ち上がり部24であって、リヤフロアパネ
ル13と、終減速装置12、排気管24、消音器20等の排気系
部品及び燃料タンクを含む車体下側部品を床下に配置す
る空間を設けるためにリアフロアパネル13を上方に立ち
上げた段差部11と、終減速装置12とに囲まれた凹部に取
り付けるようにしている。またこのオイルクーラ18の取
付位置はプロペラシャフト15を挟んで、排気管25、消音
器20等のエンジン排気系の反対側になるようにしてい
る。従って、排気系の熱を受けることがなく効率よくオ
イルを冷却することができる。また、終減速装置12とリ
アフロアパネル13の段差部11と立ち上り部24とで囲まれ
た凹部にオイルクーラ18を配置したので、従来使用され
ていなかった空間（デッドスペース）を有効利用できる
とともに、オイルクーラ18が車体に囲まれるようになる
ので、オイルクーラ18の路面との干渉による破損を防止
することができる。
尚、第１図において符号21は終減速装置12からオイルを
圧送するオイルポンプ、22は終減速装置からのオイルを
オイルクーラに導くフィードパイプ、23はオイルクーラ
18で冷却されたオイルを再び終減速装置に導くリターン
パイプを示している。
圧送するオイルポンプ、22は終減速装置からのオイルを
オイルクーラに導くフィードパイプ、23はオイルクーラ
18で冷却されたオイルを再び終減速装置に導くリターン
パイプを示している。
ここでオイルクーラは第２図に示すように、車両10の後
部座席19の下部であってフロアパネル13の立ち上がり部
24に設けているから、燃料タンク、車室、トランクルー
ムの容量を減少することなくオイルクーラを設けること
ができる。
部座席19の下部であってフロアパネル13の立ち上がり部
24に設けているから、燃料タンク、車室、トランクルー
ムの容量を減少することなくオイルクーラを設けること
ができる。
第３図は本発明に係る車両終減速装置のオイルクーラ取
付構造の第２の実施例を示すものである。本実施例にお
いて、車両30をフロントフロアパネル31と、このフロン
トフロアパネル31の後端縁に取り付けられ、立ち上がり
部33を形成するリアフロアパネル32と、このリアフロア
パネル32の下部に設けたリアシートクロスメンバ34とで
構成している。そして、終減速装置12のオイルクーラ18
は、車両の後部座席（図示していない）の下の部分、即
ちリアフロアパネル32の下部であって、終減速装置12と
リアフロアパネル31の段差部36と立ち上り部33とで囲ま
れた凹部に取り付けられている。
付構造の第２の実施例を示すものである。本実施例にお
いて、車両30をフロントフロアパネル31と、このフロン
トフロアパネル31の後端縁に取り付けられ、立ち上がり
部33を形成するリアフロアパネル32と、このリアフロア
パネル32の下部に設けたリアシートクロスメンバ34とで
構成している。そして、終減速装置12のオイルクーラ18
は、車両の後部座席（図示していない）の下の部分、即
ちリアフロアパネル32の下部であって、終減速装置12と
リアフロアパネル31の段差部36と立ち上り部33とで囲ま
れた凹部に取り付けられている。
本実施例において上記のリアシートクロスメンバ34の底
壁部35を、後上がりに傾けその延長線がオイルクーラ18
の上端縁部に向くように形成している。従って本実施例
によれ走行風が上方に持ちあげられ（第３図中矢印で示
した）、走行風がオイルクーラ18に効率良く流入し、オ
イルクーラ18の冷却能力を大きいものとすることがで
き、より小形のオイルクーラでオイルの冷却を十分に行
なうことができ、車両の重量の低減を図ることができ
る。
壁部35を、後上がりに傾けその延長線がオイルクーラ18
の上端縁部に向くように形成している。従って本実施例
によれ走行風が上方に持ちあげられ（第３図中矢印で示
した）、走行風がオイルクーラ18に効率良く流入し、オ
イルクーラ18の冷却能力を大きいものとすることがで
き、より小形のオイルクーラでオイルの冷却を十分に行
なうことができ、車両の重量の低減を図ることができ
る。
第４図及び第５図は本発明に係る車輌終減速装置のオイ
ルクーラの取付構造の第３の実施例を示すものである。
本実施例において、車輌40を上述した第２の実施例と同
様にフロントフロアパネル41とリアフロアパネル42とで
構成している。また、オイルクーラ18は、車両の後部座
席（図示していない）の下の部分、即ちリアフロアパネ
ル42の下部であって、プロペラシャフトを挟んで排気系
部品（図示していない）と反対側で、且つ、終減速装置
12とリアフロアパネル42の段差部45と立ち上り部とで囲
まれた凹部に取り付けられている。本実施例においてリ
アシートクロスメンバ43はリアフロアパネルの上方に設
けるようにしてる。そして本実施例において、フロント
フロアパネル41の後端部を整流板44としてリアフロアパ
ネル42を取付た個所から更に後上がりに延設するように
構成しており、その先端が、オイルクーラ18の上端部に
向くようにしている。従って、本実施例によっても、走
行風を効率よくオイルクーラ18に導入することができ、
第２の実施例と同様の効果を得ることができる。
ルクーラの取付構造の第３の実施例を示すものである。
本実施例において、車輌40を上述した第２の実施例と同
様にフロントフロアパネル41とリアフロアパネル42とで
構成している。また、オイルクーラ18は、車両の後部座
席（図示していない）の下の部分、即ちリアフロアパネ
ル42の下部であって、プロペラシャフトを挟んで排気系
部品（図示していない）と反対側で、且つ、終減速装置
12とリアフロアパネル42の段差部45と立ち上り部とで囲
まれた凹部に取り付けられている。本実施例においてリ
アシートクロスメンバ43はリアフロアパネルの上方に設
けるようにしてる。そして本実施例において、フロント
フロアパネル41の後端部を整流板44としてリアフロアパ
ネル42を取付た個所から更に後上がりに延設するように
構成しており、その先端が、オイルクーラ18の上端部に
向くようにしている。従って、本実施例によっても、走
行風を効率よくオイルクーラ18に導入することができ、
第２の実施例と同様の効果を得ることができる。
第６図及び第７図は本発明に係る車両終減速装置のオイ
ルクーラ取付構造の第４の実施例を示すものである。本
実施例において、オイルクーラ18を車体の床下であっ
て、プロペラシャフトを挟んで排気系部品（図示してい
ない）と反対側で、且つ、終減速装置12とリヤフロアと
段差部54との間の凹部に設け、更に、オイルクーラ18に
は、第７図に示すような導風装置50を設けるようにして
いる。この導風装置50はオイルクーラ18とフロアパネル
52との間に設けられ、前縁部が下方に張出しフロアパネ
ルに沿って流れる走行風をオイルクーラ18に案内する取
付ブラケット51と、オイルクーラの側縁部及び下縁部か
ら前方に延設され、少なくともオイルクーラの開口面積
より大きい開口面積を有する断面略コ字状の導風板53と
から構成している。
ルクーラ取付構造の第４の実施例を示すものである。本
実施例において、オイルクーラ18を車体の床下であっ
て、プロペラシャフトを挟んで排気系部品（図示してい
ない）と反対側で、且つ、終減速装置12とリヤフロアと
段差部54との間の凹部に設け、更に、オイルクーラ18に
は、第７図に示すような導風装置50を設けるようにして
いる。この導風装置50はオイルクーラ18とフロアパネル
52との間に設けられ、前縁部が下方に張出しフロアパネ
ルに沿って流れる走行風をオイルクーラ18に案内する取
付ブラケット51と、オイルクーラの側縁部及び下縁部か
ら前方に延設され、少なくともオイルクーラの開口面積
より大きい開口面積を有する断面略コ字状の導風板53と
から構成している。
従って、本実施例によれば、オイルクーラ18に流れ込
み、オイルを冷却する空気をより大量に導入することが
できるため、オイルクーラ18の冷却能力は向上して、よ
り小さいサイズのオイルクーラで所定の能力を発揮する
ことができ、車両の軽量化を図ることができるほか、オ
イルクーラの配置個所の自由度を増すことができる。
み、オイルを冷却する空気をより大量に導入することが
できるため、オイルクーラ18の冷却能力は向上して、よ
り小さいサイズのオイルクーラで所定の能力を発揮する
ことができ、車両の軽量化を図ることができるほか、オ
イルクーラの配置個所の自由度を増すことができる。
以上説明したように、本考案によれば、車両の終減速装
置のオイルを冷却するオイルクーラを車体の床下であっ
て、プロペラシャフトを挟んで排気系部品と反対側で、
且つ、終減速装置、排気系部品及び燃料タンクを含む車
体下側部品を床下に配置する空間を設けるためにリアフ
ロアパネルを上方に立ち上げた段差部と、終減速装置と
の間に設けるようにしたから、燃料タンク、車室、トラ
ンクルームの容量を減少することなく終減速装置のオイ
ルクーラを装備することができる。また本発明によれ
ば、オイルクーラはプロペラシャフトを挟んで排気系部
品と反対側に設けられるから、排気系部品の熱を受ける
ことがなく効率良くオイルを冷却することができる。更
に、終減速装置とリアフロアパネルの段差部と立ち上り
部とで囲まれた凹部にオイルクーラを配置することにな
るので、従来使用されていなかった空間（デッドスペー
ス）を有効利用できるとともにオイルクーラの路面との
干渉による破損を防止することができるという効果を奏
する。
置のオイルを冷却するオイルクーラを車体の床下であっ
て、プロペラシャフトを挟んで排気系部品と反対側で、
且つ、終減速装置、排気系部品及び燃料タンクを含む車
体下側部品を床下に配置する空間を設けるためにリアフ
ロアパネルを上方に立ち上げた段差部と、終減速装置と
の間に設けるようにしたから、燃料タンク、車室、トラ
ンクルームの容量を減少することなく終減速装置のオイ
ルクーラを装備することができる。また本発明によれ
ば、オイルクーラはプロペラシャフトを挟んで排気系部
品と反対側に設けられるから、排気系部品の熱を受ける
ことがなく効率良くオイルを冷却することができる。更
に、終減速装置とリアフロアパネルの段差部と立ち上り
部とで囲まれた凹部にオイルクーラを配置することにな
るので、従来使用されていなかった空間（デッドスペー
ス）を有効利用できるとともにオイルクーラの路面との
干渉による破損を防止することができるという効果を奏
する。
第１図は本考案に係る車両終減速装置のオイルクーラ取
付構造の第１の実施例を示す車両の底面図、第２図は第
１図に示した車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の
第１図中II方向からの矢視側面図、第３図は本考案に係
る車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第２の実施
例を示す第２図と同様の側面図、第４図は本考案に係る
車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第３の実施例
を示す底面図、第５図は第４図に示した車両終減速装置
のオイルクーラ取付構造の第４図中Ｖ方向からの矢視側
面図、第６図は本考案に係る車両終減速装置のオイルク
ーラ取付構造の第４の実施例を示す側面図、第７図は本
考案に係る車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第
４の実施例に使用するオイルクーラを示す斜視図、第８
図はオイルクーラ取付に際する不具合を示す側面図であ
る。 10,30,40……車両 12……終減速装置 18……オイルクーラ
付構造の第１の実施例を示す車両の底面図、第２図は第
１図に示した車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の
第１図中II方向からの矢視側面図、第３図は本考案に係
る車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第２の実施
例を示す第２図と同様の側面図、第４図は本考案に係る
車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第３の実施例
を示す底面図、第５図は第４図に示した車両終減速装置
のオイルクーラ取付構造の第４図中Ｖ方向からの矢視側
面図、第６図は本考案に係る車両終減速装置のオイルク
ーラ取付構造の第４の実施例を示す側面図、第７図は本
考案に係る車両終減速装置のオイルクーラ取付構造の第
４の実施例に使用するオイルクーラを示す斜視図、第８
図はオイルクーラ取付に際する不具合を示す側面図であ
る。 10,30,40……車両 12……終減速装置 18……オイルクーラ
Claims (1)
- 【請求項１】車両の終減速装置のオイルを冷却するオイ
ルクーラを車体の床下であって、プロペラシャフトを挟
んで排気系部品と反対側で、且つ、終減速装置、排気系
部品及び燃料タンクを含む車体下側部品を床下に配置す
る空間を設けるためにリアフロアパネルを上方に立ち上
げた段差部と、終減速装置との間に設けることを特徴と
する車両終減速装置のオイルクーラ取付構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987140907U JPH0740406Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 車両終減速装置のオイルクーラ取付構造 |
| US07/241,897 US4915192A (en) | 1987-09-17 | 1988-09-08 | Arrangement for oil cooler for final drive unit |
| DE3831564A DE3831564C3 (de) | 1987-09-17 | 1988-09-16 | Anordnung eines Ölkühlers an einem Fahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987140907U JPH0740406Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 車両終減速装置のオイルクーラ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445535U JPS6445535U (ja) | 1989-03-20 |
| JPH0740406Y2 true JPH0740406Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15279584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987140907U Expired - Lifetime JPH0740406Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 車両終減速装置のオイルクーラ取付構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4915192A (ja) |
| JP (1) | JPH0740406Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3831564C3 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5316106A (en) * | 1993-05-07 | 1994-05-31 | Ford Motor Company | Lubricant cooling system for a motor vehicle axle |
| US5513490A (en) * | 1994-11-23 | 1996-05-07 | Volvo Gm Heavy Truck Corporation | Highway truck with power steering system and a method of operation |
| US5540300A (en) * | 1995-01-09 | 1996-07-30 | American Axle & Manufacturing Inc. | Drive axle assembly with lubricant cooling system |
| US5584773A (en) * | 1995-07-12 | 1996-12-17 | Caterpillar Inc. | Fluid circulatory system for an axle assembly |
| US5839327A (en) * | 1995-09-18 | 1998-11-24 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Drive axle assembly with lubricant cooling system |
| US5927384A (en) * | 1997-04-28 | 1999-07-27 | Waldner, Jr.; Craig M. | Apparatus and method for controlling the operating temperature of lubricants |
| US6360840B1 (en) * | 1998-09-28 | 2002-03-26 | Caterpillar Inc. | Apparatus and method for controlling temperature of fluid in a differential assembly |
| US6135065A (en) * | 1999-04-09 | 2000-10-24 | Caterpillar Inc. | Cooling system for a machine |
| US6997284B1 (en) | 2001-06-26 | 2006-02-14 | Spicer Technology, Inc. | Lubricant cooling system for a motor vehicle axle |
| DE10350375A1 (de) * | 2003-10-28 | 2005-06-02 | Volkswagen Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Kühlung des Achsdifferenzials einer Kfz-Antriebsachse |
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Also Published As
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| DE3831564A1 (de) | 1989-03-30 |
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