JP5014359B2 - 走行減速機用潤滑油の冷却装置 - Google Patents

走行減速機用潤滑油の冷却装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば鉱山等で採掘した砕石物を運搬する大型のダンプトラック等の作業車両に用いる場合に好適な走行減速機用潤滑油の冷却装置に係わり、特に作業車両の起動運転時に潤滑油冷却装置を作動させる装置に関する。
一般に、ダンプトラックと呼ばれる運搬車は、車体のフレーム上に起伏可能となるベッセルを備え、このベッセルに砕石物等の重い荷物を多量に積載した状態で運搬するものである。このため、ダンプトラックの駆動輪を駆動する走行駆動装置は、車体に取付けられた筒状のモータ収容筒と、このモータ収容筒内に設けられ回転軸を回転駆動する電動モータまたは油圧モータ等の駆動モータと、前記モータ収容筒の先端側に設けた筒状スピンドルの外周に軸受を介して回転可能に取付けられ、かつ車輪が外嵌固定された車輪取付筒と、この車輪取付筒内に取付けられ、前記駆動モータの回転を減速して前記車輪取付筒(車輪)に伝達する走行用減速機等を備えている(例えば特許文献1,2参照)。
また、走行用の車輪が取付けられる前記車輪取付筒内には、減速歯車機構を構成する各歯車等を潤滑状態に保つために潤滑油が溜められる。この潤滑油は、走行時間の経過により温度が上昇し、粘度が低下し、これに伴って潤滑作用が低下する。この潤滑作用の低下および潤滑油の劣化を防止するため、この潤滑油を車輪取付筒の外部に設けた潤滑油ポンプにより車輪取付筒の内、外に強制的に循環させると共に、循環路の途中に設けたオイルクーラにより潤滑油を冷却する構成としている。
この場合、潤滑油ポンプの吸込み側には吸込配管が接続され、この吸込配管は前記車輪取付筒内に差し込まれ、その吸込み口は、車輪取付筒の底面に向き、車輪取付筒内の潤滑油の液面下に浸漬される位置まで延びている。一方、潤滑油ポンプの吐出側には供給配管が接続され、この供給配管も前記車輪取付筒内に差し込まれ、車輪取付筒内に潤滑油ポンプからの潤滑油を供給する構成となっている。
特開昭62−221918号公報 特開2006−264394号公報
走行減速機の潤滑油冷却装置を搭載した作業車両においては、新車組立時、あるいは分解修理後に動作確認試験を行う必要がある。この動作確認試験は、電源ケーブルの締め付け忘れや、誤接続があると、冷却装置が動作しないとか、潤滑油ポンプが逆回転して破損する等の懸念があり、これを払拭するためである。
しかしながら、潤滑油ポンプは、潤滑油の温度が閾値(基準温度)以上に上昇した場合にのみ作動させるものであるから、組立直後においては、何らかの手段を取らなければ潤滑油冷却装置の動作確認をすることができない。この潤滑油冷却装置の動作確認の一方法として、作業車両を実際に走行させ、潤滑油温度を閾値以上に上昇させ、これにより潤滑油冷却装置の動作確認を行うことが考えられる。しかし、作業車両を動作させる作業環境が冷温である場合、潤滑油温度を閾値以上に上昇させるには、作業車両を数時間から半日以上走行させる必要があり、現実的でない。
潤滑油ポンプの駆動モータはインバータ制御されているので、インバータユニットを直接操作すれば、任意の回転速度で回転させることができるが、このようなインバータユニットの操作による動作確認試験には下記のような問題がある。
(1)作業環境が低温である状態において、潤滑油ポンプの回転速度を速くしてしまうと、潤滑油ポンプの吐出圧力が過大となり、潤滑油の循環路に設置されるオイルクーラ等の機器を破損するおそれがある。すなわち大型作業車両においては、減速機の歯車にかかる負荷が多大であるため、この負荷に耐えるため、潤滑油として粘度の高い例えば#90あるいは#140のものが使用される。このような潤滑油は低温になると蜂蜜状あるいは蜂蜜と水あめの中間程度の流動性しか有していない。このため、低温の作業環境においては、潤滑油の粘度が高くなるため、潤滑油ポンプを定格速度で回転させると吐出圧力が過大となる。
(2)作業環境が低温である状態において、潤滑油ポンプの回転速度を速くしてしまうと、前述のように潤滑油の粘度が高いことから、滑油ポンプの駆動モータに電力を供給するインバータや駆動モータが過負荷となり、破損する虞がある。
(3)通常、インバータは配電盤に取付けられており、電機作業の有資格者でなければインバータの操作はできないため、一般整備作業者では操作ができない。しかし、電機作業の有資格者は少数であるため、この動作確認試験に迅速に対処することがことができないという不都合が生じやすい。例えば鉱山のような実稼動地においては、整備作業者の資格が厳格に運用されているので、このことが潤滑油冷却装置の動作確認試験に支障を来すことになる。
(4)インバータの制御ソフトに試運転モードを追加すれば、動作確認試験は可能であるが、しかし通常制御に影響を与えずに試運転の制御ソフトを追加することは、ソフト構成上の難易度が高い上、ソフトの信頼性を確認するために、さらに開発コストの上昇を招く。
本発明は、上記問題点に鑑み、寒冷地の冬季のような低温の作業環境であっても、構成部品に損傷を与えず、かつ迅速、容易に動作確認試験が行えると共に、廉価に実現できる動作確認試験手段を有する走行減速機用潤滑油の冷却装置を提供することを目的とする。
請求項1の走行減速機用潤滑油の冷却装置は、
作業車両の車輪と一体に回転する筒状の車輪取付筒と、
前記車輪取付筒駆動用の走行用モータと、
前記車輪取付筒内に設けられ、前記走行用モータの回転を減速して前記車輪取付筒に伝える歯車機構からなる減速機と、
前記車輪取付筒の外部に設けられ、減速機用潤滑油を前記車輪取付筒内から吸い出し、オイルクーラにより冷却して前記車輪取付筒内に戻す循環路およびインバータ制御の駆動モータにより駆動される潤滑油ポンプとを備えた作業車両における走行減速機用潤滑油の冷却装置において、
前記インバータの出力周波数として定格周波数の1/20〜1/10の低い周波数を設定し前記駆動モータを作動させる一般作業者操作用の自動復帰式手動スイッチを備えたことを特徴とする。
請求項2の走行減速機用潤滑油の冷却装置は、請求項1に記載の走行減速機用潤滑油の冷却装置において、
前記インバータは複数の作動制御信号入力部とリセット信号入力部とを有し、前記手動スイッチは、2つの固定接点と、この2つの固定接点間にあって両固定接点に接続しない中間位置に自動復帰する可動接点とを有し、前記2つの固定接点のうちの一方は前記作動制御信号入力部のうちの微速作動用入力部に接続し、他方の固定接点は前記リセット信号入力部に接続したことを特徴とする。
請求項1の発明は、コントローラと別に手動スイッチを備え、手動スイッチを操作することにより、インバータに起動信号が加えられ、潤滑油ポンプを定格速度の1/20〜1/10の微速で作動させるようにしたので、低温の作業環境下であって潤滑油の粘度が高い場合においても、駆動モータや潤滑油ポンプに過大な負荷をかけることなく、動作確認試験を行うことができる。このため、駆動モータや潤滑油ポンプ等の破損の発生を防止することができる。
また、動作確認試験において、潤滑油ポンプが微速で作動するため、潤滑油の粘度が高い場合であっても、吐出圧力が過大となることがなく、このため、オイルクーラ等の破損を防止することができる。
また、手動スイッチはコントローラと別に設けられた一般作業者用のスイッチとしてキャビン5内や配電盤以外の車体に設けるため、電機作業の有資格者でなくても一般作業者によって迅速、容易に操作することが可能であり、動作確認試験を行うことができる。
また、本発明は、インバータの制御ソフトに試運転モードを追加する必要もなく、廉価な手動スイッチの追加によって実現できるので、廉価に実現できる上、制御ソフトを追加することが無いため、ソフトの信頼性を低下させることもない。また、手動スイッチを自動復帰式としたので、手動スイッチが操作されたままで放置されることがなく、インバータに悪影響を与えることがない。
請求項2の発明によれば、手動スイッチは、速度指令のみならず、リセット信号の発生も行えるようにしたので、動作確認試験を行った後、動作確認試験が後の処理に悪影響を及ぼすことがない。
本発明を適用する作業車両の一例を示す側面図である。 本発明を適用する走行駆動装置の一例を示す構成図である。 本発明を適用する走行駆動装置の一例を示す断面図である。 本発明による潤滑油の冷却装置の一実施の形態を示す系統図である。 この実施の形態における潤滑油と吸込配管との位置関係を示す断面図である。 この実施の形態の潤滑油の冷却装置の機器をキャビン側から透視して見た図である。 この実施の形態の走行駆動装置の制御ブロック図である。 この実施の形態の潤滑油の冷却装置において、動作確認試験を行うための構成を示すブロック図である。 この実施の形態の動作確認試験を行う回路を示す回路図である。
図1は本発明を適用する大型作業車両の一例を示す側面図である。この例は作業車両がダンプトラックである場合について示す。このダンプトラックは頑丈なフレーム構造をなし、前輪2および後輪3を有する車体1と、車体1上に搭載された荷台としてのベッセル4とキャビン5とを備える。ベッセル4は、例えば砕石物や石炭等の重い荷物を多量に積載するため、全長が10〜13mにも及ぶ大型の容器として構成され、前側上部にキャビン5を上側から覆う庇部4aが一体に設けられている。このベッセル4は、後側のピン連結部6により車体1に起伏可能に取付けられる。7はこのベッセル4を起伏させる起伏シリンダである。
前輪2はダンプトラックの運転者により操舵される操舵輪を構成する。後輪3は左右にそれぞれ2本ずつ設けられ、ダンプトラックの駆動輪を構成する。前輪2および後輪3は例えば2〜4mに及ぶ大きな外径寸法を持つものである。
図2にはこの作業車両の全体構成を示す平面図である。図2において、8は車体1上におけるキャビン5の下側に搭載される原動機としてのエンジンであり、このエンジン8は、例えば大型のディーゼルエンジンにより構成される。このエンジン8は、主発電機9を駆動して交流電力(例えば1500kW程度)を発生させる。11は副発電機10により充電されるバッテリである。また、エンジン8は、油圧源となる油圧ポンプ(図示せず)等を回転駆動し、ベッセル4を起伏させる起伏シリンダ7や操舵シリンダ(図示せず)等に圧油を給排させる機能も有している。図1に示すように、油圧ポンプから吐出される作動油タンク12は、車体1の側部に搭載されている。
図2において、14は電力制御装置であり、これはこのダンプトラックの電力制御を車体コントローラ15と共に行うものである。車体コントローラ15はバッテリ11を電源とする。電力制御装置14は、図1に示すように、キャビン5の側方に位置して車体1上に立設された配電制御盤等により構成されている。そして電力制御装置14は、図2に示す車体コントローラ15から出力される制御信号に従って、主発電機9で発生させた電力により走行用モータ16や潤滑油ポンプ17の駆動モータ18(図3参照)等を駆動するものである。なお、走行用モータ16は、その回転数が個別にフィードバック制御されるものである。
20はこのダンプトラックの後部に設けられた走行用モータ16を含む走行駆動装置である。この走行駆動装置20は、左右の走行用モータ16、左右の走行用モータ16を収容するモータ収容筒22、走行用モータ16により回転駆動される回転軸24、および減速機27(図3参照)等により構成される。
図3は走行用モータ16や減速機27等の構造および潤滑油の冷却装置の配管接続構造を示す図である。図3において、モータ収容筒22の軸方向の外端には、筒状スピンドル25がボルト26により着脱可能に固着される。筒状スピンドル25は、軸方向の外側を小径にしたテーパー部25aと、このテーパー部25aから外方に延出させた小径部25bとを有する。この小径部25bには、軸受30,31を介して車輪取付筒32が回転可能に外嵌される。車輪取付筒32には、左右2本の車輪3のリム3aが外嵌固定される。
筒状スピンドル25のテーパー部25aの内端部には、径方向内向きに突出する複数の取付座25cが一体に形成される。これらの取付座25cに走行用モータ16の外周に設けた取付用フランジ16aを合わせてボルト(図示せず)によって結合することにより、走行用モータ16が筒状スピンドル25に取付けられる。また、筒状スピンドル25のテーパー部25aの内周側には、径方向内向きに突出する環状の取付部25dが形成され、この取付部25dと走行用モータ16との間に走行用モータ16と減速機収容部との間を隔離する隔壁33が取付けられている。34は筒状スピンドル25の外周と車輪取付筒32との間に設けたシール材である。このシール材34は、車輪取付筒32内に収容する潤滑油29の漏出を防止すると共に、外部からの塵埃等が車輪取付筒32内に侵入することを防止するものである。
次に回転軸24と車輪取付筒32との間に設けられる減速機27について説明する。車輪取付筒32の外端には、内歯車36と外側ドラム37とが、長尺ボルト(図示せず)により、固定して取付けられる。減速機27は、第1の減速機構39と、第2の減速機構40とにより構成される。第1の減速機構39は、回転軸24の先端にスプライン結合された太陽歯車41と、この太陽歯車41に噛合し、太陽歯車41の回転に従って自転する例えば3個の遊星歯車42(1個のみ図示)と、各遊星歯車42を支持ピン43を介して回転可能に支持したキャリア44と、遊星歯車42に噛合する内歯車45とにより構成される。キャリア44はボルト46により外側ドラム37の外端に着脱可能に固定される。キャリア44の中心部には点検用の開口部が形成され、その開口部に蓋板47がボルトにより着脱可能に取付けられる。
第2の減速機構40は、第1の減速機構39の内歯車45と一体をなすカップリング49を介して回転軸24と同心に設けた太陽歯車50と、筒状スピンドル25の小径部25bの外端部に筒状部51aがスプライン結合等により回転不能にかつ着脱可能に内嵌されたキャリア51と、前記車輪取付筒32に固定された前記内歯車36と、前記キャリア51に固定した例えば3本の支持ピン53にそれぞれ回転可能に取付けられ、前記太陽歯車50および内歯車36に噛合する遊星歯車54とからなる。
このように、減速機27は、第1の減速機構39と第2の減速機構40とにより、走行用モータ16により回転される回転軸24の回転速度に対し、車輪3の回転速度を例えば30〜40分の1程度の速度に減速し、大トルクで車輪3を回転させるものである。
55は走行用モータ16の回転軸24に取付けたディスク、56はこのディスクの外周に対向させて設けられた速度センサである。この速度センサ56は、走行用モータ16の回転軸24の回転速度を検出するものである。走行用モータ16は交流電動モータでなり、その固定子にこの走行用モータ16の温度を検出する温度センサ(以下第1の温度センサと称す。)57が設けられている。
次に減速機27に供給する潤滑油の冷却装置について説明する。図4は潤滑油の冷却装置の系統図である。潤滑油ポンプ17は左右の車輪3,3に対応してそれぞれ設けられ、潤滑油の循環路58,58もそれぞれ左右の車輪3,3に対応して設けられる。2台の潤滑油ポンプ17,17は1台の駆動モータ18により駆動される。なお、各潤滑油ポンプ17についてそれぞれ駆動モータ18を設けてもよい。
循環路58は、図3、図4に示すように、隔壁33より筒状スピンドル25内の軸心方向の外側領域に設けられた吸込配管59と、この吸込配管59に隔壁33の部分で接続され、内端が潤滑油ポンプ17の吸込ポートに接続された吸込配管60と、潤滑油ポンプ17の吐出ポートから隔壁33に至る供給配管61と、この供給配管61に隔壁33において接続され、隔壁33より筒状スピンドル25内の軸心方向の外側領域に設けられた供給配管62とを備える。
吸込配管59は、図3、図5に示すように、筒状スピンドル25の小径部25bの底部に設けた孔25eに通し、その下端の吸込口59aは車輪取付筒32の底部に溜められた潤滑油29内に浸漬される。一方隔壁33より軸心方向の外側に設けられた供給配管62は、図3に示すように、筒状スピンドル25内を通り、先端をキャリア51内に望ませて設けている。
図6はモータ収容筒22内の機器の配置を、走行用モータ16の図示を省略して、キャビン5側(前方)より透視して見た図である。図4、図6に示すように、潤滑油ポンプ17の供給配管61には、吐出された潤滑油の圧力(吐出圧力)を検出する圧力センサ64と、潤滑油の温度を検出する温度センサ(以下第2の温度センサと称す。)65と、圧力保持弁66と、除塵用フィルタ67と、オイルクーラ68とを備える。なお、潤滑油ポンプ17は、1台で2つの入力ポートと2つの出力ポートを有するものについて示している。また、圧力センサ64と第2の温度センサ65は1つのケースに収められている。また、圧力保持弁66は、例えば0.15MPa程度のクラッキング圧で開弁し、潤滑油ポンプ17から吐出された潤滑油をフィルタ67が設置された下流側へと流通させるものである。
また、オイルクーラ68は、車体1上におけるモータ収容筒22より前部に搭載されたファン(図示せず)から、モータ収容筒22の前面に空けられた通風孔22aを通して供給されるモータ空冷用冷却風を流用して潤滑油を冷却するものである。
69は供給配管61におけるオイルクーラ68より上流側と吸込配管60との間に設けたオイルクーラ68保護用のバイパス弁である。このバイパス弁69は逆止弁でなり、供給配管61内の潤滑油の圧力が過剰圧となった際に開弁して供給配管61の潤滑油を吸込配管60側に還流させるものである。このバイパス弁69のクラッキング圧はオイルクーラ68が破損される虞がある1MPaより低い例えば0.4〜0.6MPa程度に設定される。なお、図4において、70はエアブリーザであり、このエアブリーザ70は、車輪取付筒32の上方に設置され、車輪取付筒32内の空気圧が内部温度の影響で変動するのを防止し、内部の圧力を大気圧程度に保つ機能を有している。
図7は前記走行用モータ16および潤滑油ポンプ駆動モータ18の制御ブロック図である。図示のように、車体コントローラ15はバッテリ11を電源とし、前記走行用モータ16の速度センサ56、圧力センサ64、第1の温度センサ57および第2の温度センサ65の検出信号が入力される。車体コントローラ15の出力側にはキャビン5に備える表示器71が接続されると共に、電力制御装置14に接続される。表示器71は、オペレータに対し、センサ異常等の警報情報を表示するものである。車体コントローラ15は、ROM,RAM(不揮発性のメモリを含む。)等からなる記憶部15Aを有し、この記憶部15Aには、速度センサ56、第1、第2の温度センサ57,65および圧力センサ64でそれぞれ検出される速度、温度、圧力と比較する基準値等が格納される。また、記憶部15Aには、これらのセンサ56,57,64,65の検出値を参照して潤滑油ポンプ17の駆動モータ18の駆動、停止、速度制御を行う潤滑油の供給制御用のプログラム等が格納されている。
図8はこの実施の形態の潤滑油の冷却装置において、動作確認試験を行うための構成を示すブロック図である。図8において、73は主発電機9により出力される交流を整流する整流器、74はこの整流器73の整流された出力から周波数制御された交流電力を発生させて潤滑油ポンプ17用駆動モータ18に供給するインバータ、75はこのインバータに前記温度センサ57,65、圧力センサ64、速度センサ56等のセンサ信号等からインバータ74の起動、停止、周波数制御信号を発生させるインバータ用コントローラである。76は本発明により付加された動作確認試験用手動スイッチである。この手動スイッチ76は、インバータ74により発生させる周波数を定格周波数の1/20〜1/10程度の周波数として設定する自動復帰式のものである。ここで、手動スイッチ76の操作により発生させる周波数を1/20〜1/10の範囲にしている理由は、1/20未満であると駆動モータ18の起動が困難になる場合もあり、また、1/10を超えると潤滑油が低温である際には駆動モータ18が過負荷になる虞があるからである。
この手動スイッチ76は、図1に示すようにキャビン5内に設けるか、あるいは車体1における配電盤以外の、一般作業者が操作可能な箇所に設けられる。
図9はこの実施の形態の動作確認試験を行う回路を示す回路図である。図9に示すように、インバータ74には周波数設定のためのディジタル信号(オン、オフ信号)が入力される複数(本例では3個)の作動制御信号入力部S1〜S3と、インバータ74の状態をリセットするためのリセット信号入力部RSTとの4チャンネルの例を示しているが、このディジタルポートのチャンネル数はこれに限定されるものでないことはいうまでもない。リセット信号入力部RSTは、インバータ74が過負荷となり停止したときにこれを解除するものである。作動制御信号入力部S1は微速作動指令と起動指令の入力部を兼ねている。81〜83は前記作動制御信号入力部S1〜S3とコントローラ75とをそれぞれ接続する回路である。84はリセット信号入力部84とコントローラ75とを接続する回路である。
動作確認試験を行うための手動スイッチ76は、2つの固定接点76a,76bと、この2つの固定接点76a,76bの間にある可動接点76cとを有する。76d,76eは可動接点76cの手動操作力が無くなった際に、この可動接点76cを両固定接点76a,76bに接続しない中間位置に自動復帰させるばねである。可動接点76cはグランドに接地される。手動スイッチ76の一方の固定接点76aは、インバータ74のスイッチ信号を入力する微速作動指令兼起動指令入力部S1につながる回路81に接続され、他方の固定接点76bはリセット信号入力部RSTにつながる回路84に接続される。
表1はインバータ64の周波数設定のための入力部S1〜S3をそれぞれ接地された場合とオープンとした場合にインバータ74において発生させる周波数、すなわち駆動モータ18の速度との関係を示す。表1において、GNDとはコントローラ75あるいは手動スイッチ76により、入力部S1〜S3がグランドに接地された場合を示し、OPENとは開放の場合を示す。
Figure 0005014359
手動スイッチ76の可動接点76cが固定接点76aに接続された状態は、インバータ74の起動を指令すると共に、表1において微速で運転する指令が発生した状態に相当する。この微速とは、インバータ74の出力周波数が3〜6Hzであり、高速に相当する定格周波数60Hzの1/20〜1/10である。従って、手動スイッチ76の操作により可動接点76cを固定接点76aに接続すると、駆動モータ18は定格速度の1/20〜1/10の速度で駆動され、潤滑油ポンプ17がその速度で回転される。潤滑油ポンプ17の正常な回転の確認は、圧力センサ64により吐出圧力が発生していることの確認、あるいは潤滑油ポンプ17もしくは駆動モータ18の回転軸の確認により行うことができる。回転軸の目視により回転の確認を行う場合、微速で回転させるため、目視確認が容易となる。
手動スイッチ76に加える手動による操作力を無くすると、手動スイッチ76の可動接点76cは固定接点76aから離れるので、インバータ74の動作、すなわち駆動モータ18、潤滑油ポンプ17の動作は停止する。一方、手動スイッチ76の操作により可動接点76cを固定接点76cに接続するとインバータ74にリセット信号が加えられ、インバータ74がリセットされる。
以上に述べたように、この実施の形態においては、インバータ74のコントローラ75と別に手動スイッチ76を備え、手動スイッチ76を操作することにより、インバータ74に起動信号が加えられ、潤滑油ポンプ17を定格速度の1/20〜1/10の微速で作動させるようにしたので、低温の作業環境下であって潤滑油29の粘度が高い場合においても、駆動モータ18や潤滑油ポンプ17に過大な負荷をかけることなく、動作確認試験を行うことができる。このため、駆動モータ18や潤滑油ポンプ17等の破損の発生を防止することができる。
また、動作確認試験において、潤滑油ポンプ17が微速で作動するため、潤滑油29の粘度が高い場合であっても、吐出圧力が過大となることがなく、このため、オイルクーラ68等の破損を防止することができる。
また、手動スイッチ76はコントローラ75と別に設けられた一般作業者用のスイッチとしてキャビン5内や配電盤以外の車体1に設けるため、電機作業の有資格者でなくても操作することが可能であり、一般作業者によって容易、迅速に動作確認試験を行うことができる。
また、本発明は、インバータの制御ソフトに試運転モードを追加する必要もなく、廉価な手動スイッチ76の追加によって実現できるので、廉価に実現できる上、制御ソフトをソフトを追加することが無いため、ソフトの信頼性を低下させることもない。また、手動スイッチを自動復帰式としたので、手動スイッチ76が操作されたままで放置されることがなく、悪影響を与えることがない。
また、この実施の形態においては、手動スイッチ76は、速度指令のみならず、リセット信号の発生も行えるようにしたので、動作確認試験を行った後、動作確認試験が後の処理に悪影響を及ぼすことがない。
1:車体、2:前輪、3:後輪、4:ベッセル、5:キャビン、7:起伏シリンダ、8:エンジン、9:主発電機、10:副発電機、11:バッテリ、12:作動油タンク、14:電力制御装置、15:車体コントローラ、16:走行用モータ、17:潤滑油ポンプ、18:駆動モータ、20:走行駆動装置、22:モータ収容筒、24:回転軸、25:筒状スピンドル、27:減速機、30,31:軸受、32:車輪取付筒、33:隔壁、34:シール材、36:内歯車、37:外側ドラム、39:第1の減速機構、40:第2の減速機構、41:太陽歯車、42:遊星歯車、43:支持ピン、44:キャリア、45:内歯車、47:蓋板、50:太陽歯車、51:キャリア、53:支持ピン、54:遊星歯車、55:デイスク、56:速度センサ、57:第1の温度センサ、58:循環路、59,60:吸込配管、61,62:供給配管、64:圧力センサ、65:第2の温度センサ、66:圧力保持弁、67:除塵用フィルタ、68:オイルクーラ、69:バイパス弁、70:エアブリーザ、76:手動スイッチ、76a,76b:固定接点、76c:可動接点、76d,76e:ばね、RST:リセット信号入力部、S1〜S3:作動制御信号入力部

Claims (2)

  1. 作業車両の車輪と一体に回転する筒状の車輪取付筒と、
    前記車輪取付筒駆動用の走行用モータと、
    前記車輪取付筒内に設けられ、前記走行用モータの回転を減速して前記車輪取付筒に伝える歯車機構からなる減速機と、
    前記車輪取付筒の外部に設けられ、減速機用潤滑油を前記車輪取付筒内から吸い出し、オイルクーラにより冷却して前記車輪取付筒内に戻す循環路およびインバータ制御の駆動モータにより駆動される潤滑油ポンプとを備えた作業車両における走行減速機用潤滑油の冷却装置において、
    前記インバータの出力周波数として定格周波数の1/20〜1/10の低い周波数を設定し前記駆動モータを作動させる一般作業者操作用の自動復帰式手動スイッチを備えた
    ことを特徴とする走行減速機用潤滑油の冷却装置。
  2. 請求項1に記載の走行減速機用潤滑油の冷却装置において、
    前記インバータは複数の作動制御信号入力部とリセット信号入力部とを有し、前記手動スイッチは、2つの固定接点と、この2つの固定接点間にあって両固定接点に接続しない中間位置に自動復帰する可動接点とを有し、前記2つの固定接点のうちの一方は前記作動制御信号入力部のうちの微速作動用入力部に接続し、他方の固定接点は前記リセット信号入力部に接続した
    ことを特徴とする走行減速機用潤滑油の冷却装置。
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