JPS586730Y2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents
エンジンの冷却装置Info
- Publication number
- JPS586730Y2 JPS586730Y2 JP6767677U JP6767677U JPS586730Y2 JP S586730 Y2 JPS586730 Y2 JP S586730Y2 JP 6767677 U JP6767677 U JP 6767677U JP 6767677 U JP6767677 U JP 6767677U JP S586730 Y2 JPS586730 Y2 JP S586730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- vehicle
- engine
- fan
- subradiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のエンジン冷却装置に関し、車両騒音対
策に有利な条件のもとに冷却性能の向上を図ったことで
ある。
策に有利な条件のもとに冷却性能の向上を図ったことで
ある。
近時、車両騒音対策としてエンジンルームを遮音板で包
囲し、エンジン及びその他の装置から発生する羅音を遮
蔽するエンクロージャ付き車両が開発されている。
囲し、エンジン及びその他の装置から発生する羅音を遮
蔽するエンクロージャ付き車両が開発されている。
しかしながら、遮音板で包囲したエンジン周囲の温度上
昇により従来より設置されているラジェータのみでは十
分な冷却能力が得られず冷却性能が著しく低下する問題
がある。
昇により従来より設置されているラジェータのみでは十
分な冷却能力が得られず冷却性能が著しく低下する問題
がある。
この問題を解決するためにはラジェータの冷却能力を大
きくすればよいことは明らかであるが、そのためには必
然的にラジェータは大型化することになる。
きくすればよいことは明らかであるが、そのためには必
然的にラジェータは大型化することになる。
しかし、ラジェータの設置スペースは限られており、従
来のラジェータよりも大型化することは事実上不可能で
ある。
来のラジェータよりも大型化することは事実上不可能で
ある。
そこで、在来のラジェータの他に別個のサブラジェータ
を設けて冷却能力を大きくしたものが実開昭52−65
729号公報で開示されている。
を設けて冷却能力を大きくしたものが実開昭52−65
729号公報で開示されている。
このものは、サブラジェータを運転室のルーフ上に設置
したものであり、従って走行により抵抗体となる不都合
を有し、外観上も好ましいものではない。
したものであり、従って走行により抵抗体となる不都合
を有し、外観上も好ましいものではない。
また、荷箱が運転室のルーフより高い貨物自動車におい
ては、荷箱の前面が空気の抵抗となるために、運転室の
ルーフ上に空気抵抗低減装置を設置しているが、ルーフ
上にサブラジェータを設置したものは空気抵抗低減装置
が設置できない問題もある。
ては、荷箱の前面が空気の抵抗となるために、運転室の
ルーフ上に空気抵抗低減装置を設置しているが、ルーフ
上にサブラジェータを設置したものは空気抵抗低減装置
が設置できない問題もある。
本考案はサブラジェータの設置位置並びにラジェータフ
ァンの駆動を合理的に配慮し、上記従来の問題を解決し
たものである。
ァンの駆動を合理的に配慮し、上記従来の問題を解決し
たものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
1はエンジン、2はエンジン1の前方に設置しである在
来のラジェータ、3はそのファンである。
来のラジェータ、3はそのファンである。
本考案はさらにサブラジェータ4を車両の右側の前後輪
間に設置する。
間に設置する。
15はサブラジェータ4を支持する制振鋼板であり、フ
レーム14に固着されている。
レーム14に固着されている。
5はサブラジェータ4のファンである。
このファン5の回転駆動機構は次の通りとする。
ダンプ、ウィンチ、ミキサなど動力を必要とする場合、
トランスミッション6の側面に動力取出装置(ハワテー
クオフ)を装備している。
トランスミッション6の側面に動力取出装置(ハワテー
クオフ)を装備している。
そこでこの動力取出装置の出力軸1を利用し、これに駆
動プーリ8を取付け、テンションプーリ9、ファンプー
リ10にベルト11を掛は渡したベルト駆動とするもの
である。
動プーリ8を取付け、テンションプーリ9、ファンプー
リ10にベルト11を掛は渡したベルト駆動とするもの
である。
12はエンジン1等の周囲を包囲する遮音板、13は熱
気の排出口を示し、必要に応じ吸音材を貼り付けである
。
気の排出口を示し、必要に応じ吸音材を貼り付けである
。
本考案は上記の通りの構成によるものであるから、サブ
ラジェータ4によって冷却性能が倍刀目されエンクロー
ジャ付き車両においても十分な冷却が得られる。
ラジェータ4によって冷却性能が倍刀目されエンクロー
ジャ付き車両においても十分な冷却が得られる。
さらに本考案はサブラジェータ4を車両の右側の前後輪
間に設置したことにより次のような利点を有している。
間に設置したことにより次のような利点を有している。
すなわち、サブラジェータは従来のように運転室のルー
フ上に設置されないために走行時の空気抵抗の不具合が
解消される。
フ上に設置されないために走行時の空気抵抗の不具合が
解消される。
また、我国では車両は左側通行である。
従って車両の左側は歩道や家屋に近接するが、車両の右
側は対向車線分の幅だけ離れている。
側は対向車線分の幅だけ離れている。
この車両の左右に対向する歩道や家屋との間隔の相違は
騒音の影響が当然具なり、若しサブラジェータ4を車両
の左側に設置すると、それだけ車両の左側に近接する歩
道や家屋に騒音の悪影響を与えることになるため、車両
の右側に設置し騒音対策を図っているのである。
騒音の影響が当然具なり、若しサブラジェータ4を車両
の左側に設置すると、それだけ車両の左側に近接する歩
道や家屋に騒音の悪影響を与えることになるため、車両
の右側に設置し騒音対策を図っているのである。
さらに、トランスミッション6の動力取出口からベルト
駆動によりサブラジェータ4のファン5の駆動を行って
いることにより騒音低減の考慮がはられれている。
駆動によりサブラジェータ4のファン5の駆動を行って
いることにより騒音低減の考慮がはられれている。
例えばエンジンのフライホイールよりギヤを噛み合せて
動力を摩り出すフライホイールパワーテークオフをサブ
ラジェータ4のファン5の駆動に使用した場合にはギア
の噛合騒音が発生し、チェンドライブによる場合は、そ
の噛合振動騒音が発生し好ましくない。
動力を摩り出すフライホイールパワーテークオフをサブ
ラジェータ4のファン5の駆動に使用した場合にはギア
の噛合騒音が発生し、チェンドライブによる場合は、そ
の噛合振動騒音が発生し好ましくない。
このように本考案装置は、冷却性能の向上を図ると共に
騒音対策も十分に考慮されたものであり、従来の問題を
一挙に解決した実用的効果を有している。
騒音対策も十分に考慮されたものであり、従来の問題を
一挙に解決した実用的効果を有している。
第1図は本考案装置の主要部側面図、第2図は同平面断
面図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・ラジェータ、
4・・・・・・サブラジェータ、5・・・・・・ファン
、6・・・・・・トランスミッション 7・・・・・・
動力取出口の出力軸、8・・・・・・駆動プーリ、9・
・・・・・テンションプーリ、10・・・・・・ファン
プーリ、11・・・・・・ベルト。
面図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・ラジェータ、
4・・・・・・サブラジェータ、5・・・・・・ファン
、6・・・・・・トランスミッション 7・・・・・・
動力取出口の出力軸、8・・・・・・駆動プーリ、9・
・・・・・テンションプーリ、10・・・・・・ファン
プーリ、11・・・・・・ベルト。
Claims (1)
- エンジンの前方にラジェータを有する車両において、該
車両の右側の前後輪間にサブラジェータ及びファンを設
置し、トランスミッションの動力取出装置力)ら前記フ
ァンにベルトで動力伝達して成るエンジンの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6767677U JPS586730Y2 (ja) | 1977-05-27 | 1977-05-27 | エンジンの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6767677U JPS586730Y2 (ja) | 1977-05-27 | 1977-05-27 | エンジンの冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53162234U JPS53162234U (ja) | 1978-12-19 |
JPS586730Y2 true JPS586730Y2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=28974848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6767677U Expired JPS586730Y2 (ja) | 1977-05-27 | 1977-05-27 | エンジンの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586730Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9783041B2 (en) | 2014-02-27 | 2017-10-10 | Komatsu Ltd. | Dump truck radiator |
-
1977
- 1977-05-27 JP JP6767677U patent/JPS586730Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53162234U (ja) | 1978-12-19 |
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