JPH10203179A - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
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- JPH10203179A JPH10203179A JP824097A JP824097A JPH10203179A JP H10203179 A JPH10203179 A JP H10203179A JP 824097 A JP824097 A JP 824097A JP 824097 A JP824097 A JP 824097A JP H10203179 A JPH10203179 A JP H10203179A
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- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内の有効スペースの増大が図れ、かつ走行
安定性の向上を図り得る自動車の車体構造を提供する。 【解決手段】 車両の前席の下方側にエンジン収納用空
間部を形成し、このエンジン収納用空間部の前方に前輪
軸を配置した自動車の車体構造において、上記エンジン
収納用空間部４1 に、エンジン７及びトランスミッショ
ン８を車体幅方向に搭載し、かつ上記エンジン７の上端
部を車体後方側に傾斜させて配置し、上記前輪軸２ａ，
２ａにデファレンシャルギヤ１７を設け、このデファレ
ンシャルギヤ１７に上記トランスミッション８から動力
伝達手段を介して動力を伝達するようにした。
安定性の向上を図り得る自動車の車体構造を提供する。 【解決手段】 車両の前席の下方側にエンジン収納用空
間部を形成し、このエンジン収納用空間部の前方に前輪
軸を配置した自動車の車体構造において、上記エンジン
収納用空間部４1 に、エンジン７及びトランスミッショ
ン８を車体幅方向に搭載し、かつ上記エンジン７の上端
部を車体後方側に傾斜させて配置し、上記前輪軸２ａ，
２ａにデファレンシャルギヤ１７を設け、このデファレ
ンシャルギヤ１７に上記トランスミッション８から動力
伝達手段を介して動力を伝達するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の有効スペー
スの増大が図れ、かつ走行安定性の向上を図り得る自動
車の車体構造に関する。
スの増大が図れ、かつ走行安定性の向上を図り得る自動
車の車体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、車室空間を確保する為、
エンジンをフロア下面側に配置するキャブオーバ型ある
いは１ボックスタイプの自動車がある。この種の自動車
では、前席の下方側のフロアパネルに、上方に向けて突
出するエンジン収納用空間部を形成し、このエンジン収
納用空間部にエンジンを搭載している。
エンジンをフロア下面側に配置するキャブオーバ型ある
いは１ボックスタイプの自動車がある。この種の自動車
では、前席の下方側のフロアパネルに、上方に向けて突
出するエンジン収納用空間部を形成し、このエンジン収
納用空間部にエンジンを搭載している。
【０００３】そして、エンジンの後方にトランスミッシ
ョンを配置して、プロペラシャフトを介して後輪軸に動
力を伝達している。前輪軸はエンジン前方に配置して前
席の搭乗員の足元空間を確保するようにしている。関連
する先行技術として特開昭６３−２４０４８０号公報が
ある。
ョンを配置して、プロペラシャフトを介して後輪軸に動
力を伝達している。前輪軸はエンジン前方に配置して前
席の搭乗員の足元空間を確保するようにしている。関連
する先行技術として特開昭６３−２４０４８０号公報が
ある。
【０００４】こうして、車室空間を広げるとともに車体
前部に偏りがちな荷重分布を車体全域に広げるようにし
ている。
前部に偏りがちな荷重分布を車体全域に広げるようにし
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の車体構造では、エンジンの後方にトランス
ミッションおよびプロペラシャフトが配置されているの
で、車体後部のフロア位置が高くなり、室内空間が狭く
なる課題がある。また、後輪駆動のために充分な走行安
定性が得られにくいという課題があった。
ような従来の車体構造では、エンジンの後方にトランス
ミッションおよびプロペラシャフトが配置されているの
で、車体後部のフロア位置が高くなり、室内空間が狭く
なる課題がある。また、後輪駆動のために充分な走行安
定性が得られにくいという課題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決し、室内の有効ス
ペースの増大が図れ、かつ走行安定性の向上を図り得る
自動車の車体構造を提供することを目的とする。
ペースの増大が図れ、かつ走行安定性の向上を図り得る
自動車の車体構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車両の前席の下方側にエンジン収納用空間部
を形成し、このエンジン収納用空間部の前方に前輪軸を
配置した自動車の車体構造において、上記エンジン収納
用空間部に、エンジン及びトランスミッションを車体幅
方向に搭載し、かつ上記エンジンの上端部を車体後方側
に傾斜させて配置し、上記前輪軸にデファレンシャルギ
ヤを設け、このデファレンシャルギヤに上記トランスミ
ッションから動力伝達手段を介して動力を伝達するよう
にしたことにある。また、本発明は、エンジンの吸気系
を、エンジンの傾斜面の上方側に配置し、エンジンの排
気系をエンジンの傾斜面の下方側に配置したことにあ
る。さらに、本発明は、前席下方側のフロアを上方に向
けて突出させて上記エンジン収納用空間部を形成し、か
つ後席下方側のフロアを上方に向けて突出させて燃料タ
ンク収納用空間部を形成し、上記エンジン収納用空間部
にエンジン及びトランスミッションを収納するとともに
上記燃料タンク収納用空間部に燃料タンクを収納し、上
記前席および後席の足元フロアを平面に形成したことに
ある。
するため、車両の前席の下方側にエンジン収納用空間部
を形成し、このエンジン収納用空間部の前方に前輪軸を
配置した自動車の車体構造において、上記エンジン収納
用空間部に、エンジン及びトランスミッションを車体幅
方向に搭載し、かつ上記エンジンの上端部を車体後方側
に傾斜させて配置し、上記前輪軸にデファレンシャルギ
ヤを設け、このデファレンシャルギヤに上記トランスミ
ッションから動力伝達手段を介して動力を伝達するよう
にしたことにある。また、本発明は、エンジンの吸気系
を、エンジンの傾斜面の上方側に配置し、エンジンの排
気系をエンジンの傾斜面の下方側に配置したことにあ
る。さらに、本発明は、前席下方側のフロアを上方に向
けて突出させて上記エンジン収納用空間部を形成し、か
つ後席下方側のフロアを上方に向けて突出させて燃料タ
ンク収納用空間部を形成し、上記エンジン収納用空間部
にエンジン及びトランスミッションを収納するとともに
上記燃料タンク収納用空間部に燃料タンクを収納し、上
記前席および後席の足元フロアを平面に形成したことに
ある。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【０００９】図１は本発明の自動車の車体構造を概念的
に示す側面図、図２は図１のエンジン部分を示す平面
図、図３は本発明の自動車の動力伝達機構を示す系統図
である。
に示す側面図、図２は図１のエンジン部分を示す平面
図、図３は本発明の自動車の動力伝達機構を示す系統図
である。
【００１０】図１および図２によって、本発明に係る自
動車の車体構造を説明する。１は１ボックスカーに適用
した自動車の車体で、前車輪２と後車輪３の間にエンジ
ン収納用空間部４1 が設けられている。このエンジン収
納用空間部４1 は、前席５の下方側に空間部Ａを形成し
て設けられたもので、室内フロアを形成するフロアパネ
ル６を前席５下部側の位置で上方に矩形状に突出させて
形成したものである。
動車の車体構造を説明する。１は１ボックスカーに適用
した自動車の車体で、前車輪２と後車輪３の間にエンジ
ン収納用空間部４1 が設けられている。このエンジン収
納用空間部４1 は、前席５の下方側に空間部Ａを形成し
て設けられたもので、室内フロアを形成するフロアパネ
ル６を前席５下部側の位置で上方に矩形状に突出させて
形成したものである。
【００１１】このエンジン収納用空間部４1 には、エン
ジン７およびトランスミッション８が車体幅方向に略横
向きに配置されている。エンジン７は上方を車体後方側
に傾斜させて配設されており、エンジン７の傾斜面の上
方側に吸気系となる吸気マニホルド９が設けられ、エア
クリーナ１０に接続されている。エンジン７の傾斜面の
下方側に排気系となる排気マニホルド１１が接続され、
車体１後方に配置されたマフラ１２に接続されている。
上記エンジン７は、車両平面視、進行方向中心より左側
に、トランスミッション８は、車両平面視、進行方向中
心より右側に配置されている。
ジン７およびトランスミッション８が車体幅方向に略横
向きに配置されている。エンジン７は上方を車体後方側
に傾斜させて配設されており、エンジン７の傾斜面の上
方側に吸気系となる吸気マニホルド９が設けられ、エア
クリーナ１０に接続されている。エンジン７の傾斜面の
下方側に排気系となる排気マニホルド１１が接続され、
車体１後方に配置されたマフラ１２に接続されている。
上記エンジン７は、車両平面視、進行方向中心より左側
に、トランスミッション８は、車両平面視、進行方向中
心より右側に配置されている。
【００１２】上記フロアパネル６は後席１３下部側から
後方を上方に立ち上げて燃料タンク収納用空間部４2 が
形成されており、この後席１３下部側に燃料タンク１４
が配設されている。上記エンジン７およびトランスミッ
ション８は車体１を構成するサイドフレーム１５相互間
に並設されて配設されており、トランスミッション８か
らの出力が動力伝達手段としての伝達軸（プロペラシャ
フト）１６を介して前車輪２の車輪軸２ａ，２ａに設け
られたデファレンシャルギヤ１７に動力を伝達するもの
である。伝達軸（プロペラシャフト）１６およびデファ
レンシャルギヤ１７は平面視片側、図示例では進行方向
右側に偏って配置されている。上記フロアパネル６は、
エンジン７およびトランスミッション８を前席５の下部
側に、燃料タンク１４を後席１３下部側に配設したこと
により、前席５および後席１３の足元を前車輪２と後車
輪３の上端より低く車輪軸２ａ，２ａよりわずかに高い
位置に、配設することができる。
後方を上方に立ち上げて燃料タンク収納用空間部４2 が
形成されており、この後席１３下部側に燃料タンク１４
が配設されている。上記エンジン７およびトランスミッ
ション８は車体１を構成するサイドフレーム１５相互間
に並設されて配設されており、トランスミッション８か
らの出力が動力伝達手段としての伝達軸（プロペラシャ
フト）１６を介して前車輪２の車輪軸２ａ，２ａに設け
られたデファレンシャルギヤ１７に動力を伝達するもの
である。伝達軸（プロペラシャフト）１６およびデファ
レンシャルギヤ１７は平面視片側、図示例では進行方向
右側に偏って配置されている。上記フロアパネル６は、
エンジン７およびトランスミッション８を前席５の下部
側に、燃料タンク１４を後席１３下部側に配設したこと
により、前席５および後席１３の足元を前車輪２と後車
輪３の上端より低く車輪軸２ａ，２ａよりわずかに高い
位置に、配設することができる。
【００１３】次に、上記動力伝達機構について図３にし
たがって説明する。動力伝達機構は、エンジン７のクラ
ンクシャフト７ａから出力がトランスミッション８の入
力軸１８に伝達される。トランスミッション８では、入
力軸１８に設けられた変速ギヤＺ1 ，Ｚ2 ，Ｚ3 ，Ｚ4
と、中間軸１９に設けられた変速ギヤＺ1 ′，Ｚ2 ′，
Ｚ3 ′，Ｚ4 ′との間で減速して出力軸２０に設けられ
たベベルギヤ２１に動力を伝達する。ベベルギヤ２１の
回転は上記伝達軸１６から減速小歯車２２を介してデフ
ァレンシャルギヤ１７に動力が伝達される。デファレン
シャルギヤ１７は減速小歯車２２から差動歯車箱２３に
装着された減速大歯車２４に動力が伝達され、差動歯車
箱２３に内装された差動歯車２５を作動させる。差動歯
車２５は差動小歯車軸２６に回転自在に支持された一対
の差動小歯車２７と、この差動小歯車２７，２７にそれ
ぞれ噛合するとともに、出力軸２８，２８に回転自在に
支持された一対の差動大歯車２９，２９とで構成されて
いる。出力軸２８，２８の回転は前車輪２のドライブシ
ャフトとしての車輪軸２ａ，２ａにそれぞれ伝達され
る。上記クランクシャフト７ａは進行方向と直交する方
向に配置されている。
たがって説明する。動力伝達機構は、エンジン７のクラ
ンクシャフト７ａから出力がトランスミッション８の入
力軸１８に伝達される。トランスミッション８では、入
力軸１８に設けられた変速ギヤＺ1 ，Ｚ2 ，Ｚ3 ，Ｚ4
と、中間軸１９に設けられた変速ギヤＺ1 ′，Ｚ2 ′，
Ｚ3 ′，Ｚ4 ′との間で減速して出力軸２０に設けられ
たベベルギヤ２１に動力を伝達する。ベベルギヤ２１の
回転は上記伝達軸１６から減速小歯車２２を介してデフ
ァレンシャルギヤ１７に動力が伝達される。デファレン
シャルギヤ１７は減速小歯車２２から差動歯車箱２３に
装着された減速大歯車２４に動力が伝達され、差動歯車
箱２３に内装された差動歯車２５を作動させる。差動歯
車２５は差動小歯車軸２６に回転自在に支持された一対
の差動小歯車２７と、この差動小歯車２７，２７にそれ
ぞれ噛合するとともに、出力軸２８，２８に回転自在に
支持された一対の差動大歯車２９，２９とで構成されて
いる。出力軸２８，２８の回転は前車輪２のドライブシ
ャフトとしての車輪軸２ａ，２ａにそれぞれ伝達され
る。上記クランクシャフト７ａは進行方向と直交する方
向に配置されている。
【００１４】上記構成によると、エンジン７およびトラ
ンスミッション８を前席５の下方側に形成したエンジン
収納用空間部４1 に車体幅方向に横向きに配置している
ので、前席５の前後に位置するフロアを低く設定するこ
とができる。こうして、前席５および後席１３に座る乗
員の足元スペースを確保することができる。車両前側の
スペースを拡大できるので、車体前部にサブトランクを
設けるスペースＢを確保ことができる。また、前車輪２
の近くには、エンジン７等の緩衝部品もないので、ステ
アリングおよびサスペンションのための空間も充分にあ
ることから、設計の自由度も増え、さらには後車輪３へ
の重量配分も適正化できることと合わせて走行安定性の
向上を図ることができる。
ンスミッション８を前席５の下方側に形成したエンジン
収納用空間部４1 に車体幅方向に横向きに配置している
ので、前席５の前後に位置するフロアを低く設定するこ
とができる。こうして、前席５および後席１３に座る乗
員の足元スペースを確保することができる。車両前側の
スペースを拡大できるので、車体前部にサブトランクを
設けるスペースＢを確保ことができる。また、前車輪２
の近くには、エンジン７等の緩衝部品もないので、ステ
アリングおよびサスペンションのための空間も充分にあ
ることから、設計の自由度も増え、さらには後車輪３へ
の重量配分も適正化できることと合わせて走行安定性の
向上を図ることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
の車体構造によれば次のような効果を奏することができ
る。請求項１において、車両の前席の下方側にエンジン
収納用空間部を形成し、このエンジン収納用空間部の前
方に前輪軸を配置した自動車の車体構造において、上記
エンジン収納用空間部に、エンジン及びトランスミッシ
ョンを車体幅方向に搭載し、かつ上記エンジンの上端部
を車体後方側に傾斜させて配置し、上記前輪軸にデファ
レンシャルギヤを設け、このデファレンシャルギヤに上
記トランスミッションから動力伝達手段を介して動力を
伝達するようにしたので、前席の前後に位置するフロア
を低く設定して、乗員の足元空間を確保できるととも
に、室内の有効スペースの拡大を図ることができる。ま
た、前車輪の周囲に空間部が形成されるので、ステアリ
ングおよびサスペンションの設計自由度が増え、車両前
部に比較的大きなスペースが確保できることから、サブ
トランクに利用することができる。さらに車両の前後方
向の重量配分が良好になったことと、前輪駆動としたこ
ととが相まって走行安定性の向上を図ることができる。
請求項２において、エンジンの吸気系を、エンジンの傾
斜面の上方側に配置し、エンジンの排気系をエンジンの
傾斜面の下方側に配置したので、エンジンの吸気マニホ
ルドおよび排気マニホルドの配管が容易である。請求項
３において、前席下方側のフロアを上方に向けて突出さ
せて上記エンジン収納用空間部を形成し、かつ後席下方
側のフロアを上方に向けて突出させて燃料タンク収納用
空間部を形成し、上記エンジン収納用空間部にエンジン
及びトランスミッションを収納するとともに上記燃料タ
ンク収納用空間部に燃料タンクを収納し、上記前席およ
び後席の足元フロアを平面に形成したので、乗員の足元
空間を確保できるとともに、室内の有効スペースの拡大
を図ることができる。
の車体構造によれば次のような効果を奏することができ
る。請求項１において、車両の前席の下方側にエンジン
収納用空間部を形成し、このエンジン収納用空間部の前
方に前輪軸を配置した自動車の車体構造において、上記
エンジン収納用空間部に、エンジン及びトランスミッシ
ョンを車体幅方向に搭載し、かつ上記エンジンの上端部
を車体後方側に傾斜させて配置し、上記前輪軸にデファ
レンシャルギヤを設け、このデファレンシャルギヤに上
記トランスミッションから動力伝達手段を介して動力を
伝達するようにしたので、前席の前後に位置するフロア
を低く設定して、乗員の足元空間を確保できるととも
に、室内の有効スペースの拡大を図ることができる。ま
た、前車輪の周囲に空間部が形成されるので、ステアリ
ングおよびサスペンションの設計自由度が増え、車両前
部に比較的大きなスペースが確保できることから、サブ
トランクに利用することができる。さらに車両の前後方
向の重量配分が良好になったことと、前輪駆動としたこ
ととが相まって走行安定性の向上を図ることができる。
請求項２において、エンジンの吸気系を、エンジンの傾
斜面の上方側に配置し、エンジンの排気系をエンジンの
傾斜面の下方側に配置したので、エンジンの吸気マニホ
ルドおよび排気マニホルドの配管が容易である。請求項
３において、前席下方側のフロアを上方に向けて突出さ
せて上記エンジン収納用空間部を形成し、かつ後席下方
側のフロアを上方に向けて突出させて燃料タンク収納用
空間部を形成し、上記エンジン収納用空間部にエンジン
及びトランスミッションを収納するとともに上記燃料タ
ンク収納用空間部に燃料タンクを収納し、上記前席およ
び後席の足元フロアを平面に形成したので、乗員の足元
空間を確保できるとともに、室内の有効スペースの拡大
を図ることができる。
【図１】本発明による自動車の車体構造を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】図１のエンジン部分の平面図である。
【図３】図１の自動車の動力伝達機構を示す系統図であ
る。
る。
１ 車体 ２ 前車輪 ３ 後車輪 ４1 エンジン収納用空間部 ４2 燃料タンク収納用空間部 ５ 前席 ６ フロアパネル ７ エンジン ８ トランスミッション ９ 吸気マニホルド １０ エアクリーナ １１ 排気マニホルド １３ 後席 １４ 燃料タンク １５ サイドフレーム
Claims (3)
- 【請求項１】 車両の前席の下方側にエンジン収納用空
間部を形成し、このエンジン収納用空間部の前方に前輪
軸を配置した自動車の車体構造において、上記エンジン
収納用空間部に、エンジン及びトランスミッションを車
体幅方向に搭載し、かつ上記エンジンの上端部を車体後
方側に傾斜させて配置し、上記前輪軸にデファレンシャ
ルギヤを設け、このデファレンシャルギヤに上記トラン
スミッションから動力伝達手段を介して動力を伝達する
ようにしたことを特徴とする自動車の車体構造。 - 【請求項２】 上記エンジンの吸気系を、エンジンの傾
斜面の上方側に配置し、エンジンの排気系をエンジンの
傾斜面の下方側に配置したことを特徴とする請求項１に
記載の自動車の車体構造。 - 【請求項３】 上記前席下方側のフロアを上方に向けて
突出させて上記エンジン収納用空間部を形成し、かつ後
席下方側のフロアを上方に向けて突出させて燃料タンク
収納用空間部を形成し、上記エンジン収納用空間部にエ
ンジン及びトランスミッションを収納するとともに上記
燃料タンク収納用空間部に燃料タンクを収納し、上記前
席および後席の足元フロアを平面に形成したことを特徴
とする請求項１または２に記載の自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP824097A JPH10203179A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP824097A JPH10203179A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 自動車の車体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203179A true JPH10203179A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11687633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP824097A Pending JPH10203179A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203179A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006117224A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-05-11 | Toyota Motor Corp | 車両前部構造 |
| JP2010083275A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP824097A patent/JPH10203179A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006117224A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-05-11 | Toyota Motor Corp | 車両前部構造 |
| US7850228B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-12-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle front structure |
| JP2010083275A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050311 |