JP3329787B2 - 揺動式ベッド - Google Patents

揺動式ベッド

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JP3329787B2
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bed
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swing
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    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
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    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストフレーム
(担架部)を左右に揺動させうるようにした揺動式ベッ
ドに関し、特に医療用として大角度の揺動を静粛に行え
るようにした揺動式ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揺動式ベッドとしては図13に示
すような全ギヤ式のものが提案されており、ベースフレ
ーム(架台)1上の支柱2に揺動軸3を介し支持された
レストフレーム4が、揺動軸3と一体のウォームホイー
ル11に噛み合うウォーム12の回転および反転により左右
へ揺動しうるように構成されている。そして、ウォーム
12と一体の第1回転軸13が、駆動部20における電動モー
ター20Aにより、減速・反転機構20B,出力軸20a,ギ
ヤカップリング21,第1伝動軸15,傘歯軸16,18,第2
回転軸17,平歯車14, 19を介し回転駆動されるようにな
っている。
【0003】上述のような揺動式ベッドでは、レストフ
レーム4を揺動させる伝動機構が、すべて歯車伝動機構
で構成されているため、製造コストを低くおさえること
ができる半面、作動時の各歯車による騒音が激しくなる
という不具合があり、また動力源としての電動モーター
の大型化を招き、全体としてコスト高になるという問題
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、モー
ターの小型化を図りながら、駆動力の伝達機構における
騒音の低減を図り、しかも簡素な構成でマットレス装着
用レストフレームの左右への揺動を的確に行えるように
した揺動式ベッドを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の揺動式ベッドは、ベースフレームと、同ベ
ースフレームの両端部にそれぞれ立設された支柱と、同
支柱の上端部に左右に揺動可能に支持されたマットレス
装着用レストフレームと、同レストフレームを揺動させ
るための駆動機構とをそなえ、同駆動機構が、上記レス
トフレームの下側に装着されたモーターと、同モーター
の回転軸に連結された減速機と、上記レストフレームの
揺動軸線の下方で同揺動軸線と平行に上記減速機から突
出した出力軸と、同出力軸の先端に上端部を固着されて
上記レストフレームの水平状態では鉛直下方に垂下され
るアームと、同アームの下端部の被案内部材を上下にの
み案内すべく上記ベースフレーム上に設けられた鉛直案
内部材とにより構成されるとともに、上記出力軸の正逆
回動により上記レストフレームを左右に揺動させるべ
く、上記モーターを正逆転させるモーター制御部が設け
られたことを特徴としている。
【0006】また、本発明の揺動式ベッドは、上記アー
ムの端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着さ
れた単一のローラとして構成され、上記鉛直案内部材
が、上記ローラを上下方向に案内しうる一対の案内面を
同ローラの両側にそれぞれ近接してそなえていることを
特徴としている。
【0007】さらに、本発明の揺動式ベッドは、上記ア
ームの端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着
されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材に枢着され
た一対のローラとにより構成され、上記鉛直案内部材
が、上記一対のローラにより挟持されて鉛直方向に延在
するガイドバーとして構成されていることを特徴として
いる。
【0008】また本発明の揺動式ベッドは、上記モータ
ー制御部が、上記レストフレームの傾斜角を検出する角
度センサーからの検出信号に基づき、上記レストフレー
ムの最大設定傾斜角への到達時に上記モーターを反転さ
せる切換スイッチをそなえて構成されたことを特徴とし
ている。
【0009】さらに本発明の揺動式ベッドは、上記レス
トフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するため
の傾斜角設定器が、上記モーター制御部に接続されてい
ることを特徴としている。
【0010】また、本発明の揺動式ベッドは、上記レス
トフレームの左右への揺動の周期を調節するためのモー
ター回転速度設定器が、上記モーター制御部に接続され
ていることを特徴としている。
【0011】上述の本発明の揺動式ベッドでは、マット
レス装着用レストフレームの下側の駆動機構においてモ
ーターの回転軸に連結された減速機の出力軸が緩やかに
回動するのに伴い、同出力軸の先端に同出力軸と直角に
固着されたアームが旋回しようとして、同アームの下端
の被案内部材が、その鉛直案内部材に当接する反力を
受けるので、上記アームは側方へ緩やかに振り出される
ようになり、このようにして上記被案内部材の上記鉛直
案内部材に沿う上昇を伴いながら、上記レストフレーム
が静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようになる。
【0012】そして、モーター制御部により上記モータ
ーの正逆転制御が行われるのに伴い、上記レストフレー
ムは左右へ的確に揺動するようになる。
【0013】また上記アームの端部の被案内部材が、
同アームの先端部に枢着された単一のローラとして構成
されて、同ローラの両側に近接する一対の案内面をそな
えた鉛直案内部材が設けられていると、上記アームの先
端部の上下動が著しく円滑に行われるようになり、これ
によりマットレスを搭載する上記レストフレームの左右
への揺動も滑らかに且つ静粛に行われるようになる。
【0014】さらに、上記アームの端部の被案内部材
が、同アームの先端部に枢着されたローラ支持部材と、
同ローラ支持部材に枢着された一対のローラとして構成
されて、同ローラの相互間に上記鉛直案内部材としての
ガイドバーが挟持される場合も、上記アームの先端部の
上下動が極めて円滑に行われるようになり、その際、上
記一対のローラは互いに逆向きに回転しながら昇降でき
るので、上記ガイドバーとの間に常時隙間を有すること
なく密着した状態で的確に作動し、このようにして上記
レストフレームの左右への揺動が一層滑らかに且つ静粛
に行われる。
【0015】また、上記モーターの制御部が、上記レス
トフレームの傾斜角を検出する角度センサーからの検出
信号に基づき、上記レストフレームの最大設定傾斜角へ
の到達時に上記モーターを反転させる切換スイッチをそ
なえて構成されていると、上記モーターの正転よび反転
の制御が常に適切に行われ、上記レストフレームの過度
の傾斜が防止されるようになる。
【0016】さらに、上記レストフレームの最大傾斜角
を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定信号を送る
傾斜角設定器が上記モーターの制御部に接続されている
場合は、上記レストフレームの最大傾斜角を、このベッ
ドに横たわる患者の容態に応じて適切に設定することが
でき、患者の拘束を十分に行ってから、必要に応じ60
度付近の最大傾斜角の設定も可能になる。
【0017】また、上記レストフレームの左右への揺動
の周期を調節するためのモーター回転速度設定器が、上
記モーター制御部に接続されていると、上記レストフレ
ームの周期変更が容易に且つ円滑に行われるようにな
り、前記レストフレームの最大傾斜角の調節と相まっ
て、患者の姿勢変化を最適に行わせる効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1は本発明の一実施形態とし
ての揺動式ベッドについてマットレスを取外して示す平
面図、図2は図1のベッドのA−A矢視側面図、図3は
図1のベッドのB−B矢視正面図、図図4は図3のベッ
ドの制御部を取外して示す正面図、図5は図4のベッド
の斜視図、図6は図4のベッドの傾斜状態を示す正面
図、図7は図6のベッドの要部を示す斜視図、図8は図
6のベッドがさらに傾斜して最大傾斜角に到達した状態
を示す正面図、図9は図8のベッドの要部を示す斜視
図、図10は図2のベッドにおける駆動機構の拡大側面
図、図11は上記ベッドにおける制御系を示すブロック
図であり、図12は上記揺動式ベッドにおける駆動機構
の変形例を示す正面図である。
【0019】図1〜5および図10に示すように、車輪
111をそなえたベースフレーム112の両端部に支柱113, 1
14が立設されて、同支柱113, 114の上端部にマットレス
装着用レストフレーム115が支軸116(図4参照)を介し
左右に揺動可能に支持されている。なお、図示の状態で
はレストフレーム115における患者横臥用マットレスは
取外されている。また車輪111の支持部材を駆動してベ
ッド高さを調整するための伸縮シリンダ111aが設けら
れている。
【0020】レストフレーム115を揺動させるための駆
動機構G(図2および図10参照)は、レストフレーム
115の下側に支持部材117を介して設けられた電動モータ
ー118と、同モーター118の回転軸に連結された第1段減
速機としての遊星歯車減速機119(減速比1/10)
と、同減速機119に連結された第2段減速機としてのウ
ォーム減速機120(減速比1/150)とをそなえてい
る。このようにして、減速機全体としては減速比が1/
1500になっている。
【0021】そして、ウォーム減速機120の出力軸121
は、レストフレーム115の揺動軸線115a(図5参照)の
下方で同軸線115aと平行に突出しており、この出力軸1
21の先端には同出力軸121と直角に上端を固着されたア
ーム122が設けられて、レストフレーム115の水平状態で
は同アーム122は鉛直に垂下された状態になっている。
【0022】またアーム122の下端部(先端部)には被
案内部材としての単一のローラ123が設けられて、同ロ
ーラ123はベースフレーム112上に設けられた鉛直案内部
材124により上下にのみ案内されるようになっており、
同案内部材124はローラ123の両側にそれぞれ近接して配
置された一対の互いに平行な案内面124aをそなえてい
る。なお、一対の案内面124aの相互間隔に比べて、ロ
ーラ123の直径は0.2mm小さくなっており、これによ
り僅かな余裕が形成されている。
【0023】このようにして、レストフレーム115を左
右に揺動させる駆動機構Gが構成されている。すなわ
ち、駆動機構Gにおけるモーター118が回転すると、遊
星歯車減速機119およびウォーム減速機120により十分に
減速された出力軸121が、同出力軸121に一端を固着され
たアーム122と共にゆっくりと回動してゆき、図6,7
に示すように、アーム122の先端のローラ123が鉛直案内
部材124に案内されながら上昇するのに伴い、レストフ
レーム115が支軸116を中心として傾動する構成になって
いる。
【0024】さらに、出力軸121の正逆回動によりレス
トフレーム115を左右に揺動させるように、モーター118
を正逆転させるモーター制御部125(図11参照)が設
けられており、同モーター制御部125はレストフレーム1
15の水平状態からの傾斜角を検出する角度センサー126
からの検出信号に基づき、レストフレーム115の最大傾
斜角(例えば62度;図8,9参照)到達時にモーター
118を反転させる切換スイッチをそなえている。
【0025】また、レストフレーム115の最大傾斜角を
所望の傾斜角に調節しうる傾斜角設定器127がモーター
制御部125に接続されていて、本実施形態では角度セン
サー126の検出信号が傾斜角設定器127を経由してモータ
ー制御部125に送られるようになっている。
【0026】また、レストフレーム115の左右への揺動
(部分的な回動)の周期を調節するためのモーター回転
速度設定器130(図11参照)が、モーター制御部125に
接続されて、同制御部125へ回転速度設定信号を送るよ
うに構成されている。
【0027】上述の本実施形態の揺動式ベッドでは、マ
ットレス装着用レストフレーム115の下側の駆動機構G
においてモーター118の回転軸に連結された減速機119,
120の出力軸121が緩やかに回動するのに伴い、同出力軸
121の先端に同出力軸121と直角に固着されたアーム122
が旋回しようとして、同アーム122の先端の被案内部材
としてのローラ123が、その鉛直案内部材124に当接する
反力を受けるので、アーム122は側方へ緩やかに振り出
されるようになり、このようにしてローラ123の鉛直案
内部材124に沿う上昇を伴いながら、レストフレーム115
が静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようになる。
【0028】そして、モーター制御部125によりモータ
ー118の正逆転制御が行われるのに伴い、レストフレー
ム115は左右に揺動するようになる。またアーム122の
端部の被案内部材が、同アーム122の先端部に枢着され
た単一のローラ123として構成されて、同ローラ123の両
側に近接する一対の案内面をそなえた鉛直案内部材124
が設けられているので、アーム122の先端部の上下動が
著しく円滑に行われるようになり、これによりマットレ
スを搭載するレストフレーム115の左右への揺動も滑ら
かに且つ静粛に行われるようになる。
【0029】さらに、モーター118の制御部が、レスト
フレーム115の傾斜角を検出する角度センサー126からの
検出信号に基づき、レストフレーム115の最大設定傾斜
角への到達時にモーター118を反転させる切換スイッチ
をそなえて構成されているので、モーター118の正転よ
び反転の制御が常に適切に行われ、レストフレーム115
の過度の傾斜が防止されるようになる。
【0030】さらに、レストフレーム115の最大傾斜角
を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定信号を送る
傾斜角設定器127がモーター118の制御部に接続されてい
るため、レストフレーム115の最大傾斜角を、このベッ
ドに横たわる患者の容態に応じて適切に設定することが
でき、患者の拘束を十分に行ってから、必要に応じ60
度付近の最大傾斜角の設定も可能になる。
【0031】また、レストフレーム115の左右への揺動
の周期を調節するためのモーター回転速度設定器130
が、モーター制御部125に接続されていると、レストフ
レーム115の周期変更が容易に且つ円滑に行われるよう
になり、レストフレーム115の最大傾斜角の調節と相ま
って、患者の姿勢変化を最適に行わせる効果が得られ
る。
【0032】なお、アーム122の先端部の被案内部材の
変形例として、図12に示す構成を採用することも可能
である。すなわち、出力軸121に上端部を固着されたア
ーム122の端部の被案内部材が、同アーム122の先端部
に支軸128aで枢着されたローラ支持部材128と、同ロー
ラ支持部材128に枢着された一対のローラ123a, 123a
とにより構成され、これらのローラ123a,123aにより
挟持されて鉛直方向に延在する鉛直案内部材としてのガ
イドバー124がベースフレーム112上に立設されるように
してもよい。
【0033】このように、アーム122の先端部の被案内
部材が、同アーム122の先端部に枢着されたローラ支持
部材128と、同ローラ支持部材に枢着された一対のロー
ラ123aとして構成されて、同ローラ123aの相互間に鉛
直案内部材としてのガイドバー124が挟持される場合
も、アーム122の先端部の上下動が極めて円滑に行われ
るようになり、その際、一対のローラ123aは互いに逆
向きに回転しながら昇降できるので、ガイドバー124
の間に常時隙間を有することなく密着した状態で的確に
作動し、このようにしてレストフレーム115の左右への
揺動が一層滑らかに且つ静粛に行われる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の揺動式ベ
ッドによれば次のような効果が得られる。 (1) マットレス装着用レストフレームの下側の駆動機構
においてモーターの回転軸に連結された減速機の出力軸
が緩やかに回動するのに伴い、同出力軸の先端に同出力
軸と直角に上端部を固着されたアームが旋回しようとし
て、同アームのの被案内部材が、その鉛直案内部
材に当接する反力を受けるので、上記アームは側方へ緩
やかに振り出されるようになり、上記被案内部材の上記
鉛直案内部材に沿う上昇を伴いながら、上記レストフレ
ームが静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようにな
る。そして、モーター制御部により上記モーターの正逆
転制御が行われるのに伴い、上記レストフレームは左右
へ的確に揺動するようになる。このようにして、モータ
ーの小型化を図りながら騒音の低減をもたらすことがで
き、構造も全歯車式の場合に比べて大幅に簡素化される
ようになる。 (2) 上記アームの端部の被案内部材が、同アームの先
端部に枢着された単一のローラとして構成されて、同ロ
ーラの両側に近接する一対の案内面をそなえた鉛直案内
部材が設けられていると、上記アームの先端部の上下動
が著しく円滑に行われるようになり、これによりマット
レスを搭載する上記レストフレームの左右への揺動も滑
らかに且つ静粛に行われるようになる。 (3) 上記アームの端部の被案内部材が、同アームの先
端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材
に枢着された一対のローラとして構成されて、同ローラ
の相互間に上記鉛直案内部材としてのガイドバーが挟持
される場合も、上記アームの先端部の上下動が極めて円
滑に行われるようになり、その際、上記一対のローラは
互いに逆向きに回転しながら昇降できるので、上記ガイ
ドバーとの間に常時隙間を有することなく密着した状態
で的確に作動し、このようにして上記レストフレームの
左右への揺動が一層滑らかに且つ静粛に行われる。 (4) 上記モーターの制御部が、上記レストフレームの傾
斜角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、
上記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記
モーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成され
ていると、上記モーターの正転よび反転の制御が常に適
切に行われ、上記レストフレームの過度の傾斜が防止さ
れるようになる。 (5) 上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に
調節するための傾斜角設定信号を送る傾斜角設定器が上
記モーターの制御部に接続されている場合は、上記レス
トフレームの最大傾斜角を、このベッドに横たわる患者
の容態に応じて適切に設定することができ、患者の拘束
を十分に行ってから、必要に応じ60度付近の最大傾斜
角の設定も可能になる。 (6) 上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節す
るためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御
部に接続されていると、上記レストフレームの周期変更
が容易に且つ円滑に行われるようになり、前記レストフ
レームの最大傾斜角の調節と相まって、患者の姿勢変化
を最適に行わせる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての揺動式ベッドにつ
いてマットレスを取外して示す平面図である。
【図2】図1のベッドのA−A矢視側面図である。
【図3】図1のベッドのB−B矢視正面図である。
【図4】図3のベッドの制御部を取外して示す正面図で
ある。
【図5】図4のベッドの斜視図である。
【図6】図4のベッドの傾斜状態を示す正面図である。
【図7】図6のベッドの要部を示す斜視図である。
【図8】図6のベッドがさらに傾斜して最大傾斜角に到
達した状態を示す正面図である。
【図9】図8のベッドの要部を示す斜視図である。
【図10】図2のベッドにおける駆動機構の拡大側面図
である。
【図11】上記ベッドにおける制御系を示すブロック図
である。
【図12】上記揺動式ベッドにおける駆動機構の変形例
を示す正面図である。
【図13】従来の揺動式ベッドの要部を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
111 車輪 111a 伸縮シリンダ 112 ベースフレーム 113,114 支柱 115 レストフレーム 115a 揺動軸線 116 支軸 117 支持部材 118 モーター 119 遊星歯車減速機 120 ウォーム減速機 121 出力軸 122 アーム 123,123a ローラ 124 鉛直案内部材(ガイドバー) 124a 案内面 125 モーター制御部 126 角度センサー 127 傾斜角設定器 128 ローラ支持部材 128a 支軸 130 モーター回転速度設定器 G 駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 7/008

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフレームと、同ベースフレームの
    両端部にそれぞれ立設された支柱と、同支柱の上端部に
    左右に揺動可能に支持されたマットレス装着用レストフ
    レームと、同レストフレームを揺動させるための駆動機
    構とをそなえ、同駆動機構が、上記レストフレームの下
    側に装着されたモーターと、同モーターの回転軸に連結
    された減速機と、上記レストフレームの揺動軸線の下方
    で同揺動軸線と平行に上記減速機から突出した出力軸
    と、同出力軸の先端に上端部を固着されて上記レストフ
    レームの水平状態では鉛直下方に垂下されるアームと、
    同アームの下端部の被案内部材を上下にのみ案内すべく
    上記ベースフレーム上に設けられた鉛直案内部材とによ
    り構成されるとともに、上記出力軸の正逆回動により上
    記レストフレームを左右に揺動させるべく、上記モータ
    ーを正逆転させるモーター制御部が設けられたことを特
    徴とする、揺動式ベッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおい
    て、上記アームの端部の被案内部材が、同アームの先
    端部に枢着された単一のローラとして構成され、上記鉛
    直案内部材が、上記ローラを上下方向に案内しうる一対
    の案内面を同ローラの両側にそれぞれ近接してそなえて
    いることを特徴とする、揺動式ベッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおい
    て、上記アームの端部の被案内部材が、同アームの先
    端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材
    に枢着された一対のローラとにより構成され、上記鉛直
    案内部材が、上記一対のローラにより挟持されて鉛直方
    向に延在するガイドバーとして構成されていることを特
    徴とする、揺動式ベッド。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおい
    て、上記モーター制御部が、上記レストフレームの傾斜
    角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、上
    記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記モ
    ーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成された
    ことを特徴とする、揺動式ベッド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の揺動式ベッドにおい
    て、上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に
    調節するための傾斜角設定器が、上記モーター制御部に
    接続されていることを特徴とする、揺動式ベッド。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の揺動式ベッドにおい
    て、上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節す
    るためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御
    部に接続されていることを特徴とする、揺動式ベッド。
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