JP3324049B2 - 自動二輪車用バックミラー - Google Patents

自動二輪車用バックミラー

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JP3324049B2
JP3324049B2 JP28386393A JP28386393A JP3324049B2 JP 3324049 B2 JP3324049 B2 JP 3324049B2 JP 28386393 A JP28386393 A JP 28386393A JP 28386393 A JP28386393 A JP 28386393A JP 3324049 B2 JP3324049 B2 JP 3324049B2
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義則 嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車用バックミ
ラーに関し、特にミラー本体を車体側に連結する支持用
ステーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車のバックミラーは、ミ
ラー本体を操向ハンドルやハンドル周りの車体側部材に
支持用ステーを介して取付けるのが一般的である。ミラ
ー本体は支持用ステーの先端に角度変更自在に装着され
ており、支持用ステーの基端を車体側に固定することに
よって車体に取付けられていた。
【0003】そして、この種の支持用ステーの多くは、
車体側に固定される基端に対してミラー本体の装着され
る先端が車幅方向外側に遍在されるように、途中で曲げ
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、支持用ステ
ーを車体に取付ける構造を簡素化するために、基端を車
体側に直接螺着させるようにすると、この支持用ステー
を回してねじ込みながら先端のミラー本体の位置が最適
位置になるようにしなければならないので、組付けがき
わめて面倒であった。
【0005】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、組付けを容易に行うことができるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
用バックミラーは、先端にミラー本体がステー軸線に対
して360度回動自在に取付けられたミラー本体支持用
ステーを一直線状の丸棒によって形成すると共に、この
ステーの基端にその軸線がステー軸線と同一となるよう
にねじを形成し、このステーの基端をカウリング用支持
部材に螺着させたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ミラー本体支持用ステーをカ
ウリング用支持部材にねじ込んで締め付けることで取付
けが完了する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るバックミラ
ーを装着した自動二輪車の側面図、図2は同じく後面
図、図3は要部を拡大して示す側面図、図4は同じく正
面図、図5はミラー本体支持用ステーの取付け部を拡大
して示す断面図である。
【0009】これらの図において、1は自動二輪車で、
この自動二輪車1は、車体フレーム2の前部に前輪3や
操向ハンドル4を有するフロントフォーク5が操舵自在
に支持され、後部に後輪6を有するリヤアーム7が上下
揺動自在に支持されている。車体フレーム2はフロント
フォーク5を支持するヘッドパイプ8と、このヘッドパ
イプ8から後下がりに延びるタンクレール9,ダウンチ
ューブ10と、前記タンクレール9の後端部に連結され
たシートチューブ11と、タンクレール9の途中から後
上がりに延びるシートレール12等から形成されてい
る。なお、これらのフレーム構成部材のうちヘッドパイ
プ8以外は断面四角形の管体によって形成され、左右一
対になっている。なお、この車体フレーム2には従来の
バックステーに相当するパイプは設けられてはいない。
【0010】そして、タンクレール9の後端部とシート
チューブ11の下部とにリヤアームブラケット13が溶
接され、このリヤアームブラケット13に前記リヤアー
ム7がピボット軸7aを介して支持されている。また、
リヤアーム7とシートレール12のクッションユニット
支持ブラケット(図示せず)との間にはリヤクッション
ユニット14が介装されている。
【0011】15はエンジンで、このエンジン15は2
サイクル水冷単気筒型のものであり、その前部が前記ダ
ウンチューブ10に支持され、後部が車体フレーム2の
リヤアームブラケット部分に支持されている。すなわ
ち、この車体フレーム2はダイヤモンドフレームになっ
ている。
【0012】16は前記タンクレール9とシートレール
12に支持された燃料タンク、17は気化器、18は排
気管、19はラジエータである。前記気化器17は、大
気側が吸気ダクト17aを介して燃料タンク下方のエア
クリーナ(図示せず)に連通されている。
【0013】21は車体前部を前方から覆う構造の前部
カウリング、22はシートカウリングである。前部カウ
リング21は車体フレーム2の前部に図1中に符号23
で示すアッパーカウルステー等のブラケット類を介して
支持固定され、ヘッドライト24、前側フラッシャーラ
ンプ25およびバックミラー26等が装着されている。
また、シートカウリング22はシート27が設けられ、
後輪6の上方に配置されてシートレール12に支持固定
されている。
【0014】前記アッパーカウルステー23は、図3に
示すように側面視略L字状に形成された左右一対のステ
ー本体23aと、これらの左右のステー本体23aどう
しを最前部において連結するクロスパイプ23bと、メ
ータ類28を左右のステー本体23aどうしの間に配置
するためのメータ支持板23c等から形成されている。
なお、メータ類28は、回転計28aと、速度計28b
等から構成されており、回転検出ケーブル28c、速度
検出ケーブル28dをメータ支持板23cに貫通させて
このメータ支持板23cに固定されている。そして、こ
のアッパーカウルステー23は、左右のステー本体23
aの下側後端部が支持ブラケット29を介してヘッドパ
イプ8に支持固定されている。
【0015】ステー本体23aは上端部に前部カウリン
グ21の上部が固定ねじ30によってねじ止めされると
共に、後述するバックミラー26が取付けられている。
また、クロスパイプ23bは、前記メータ類28の前縁
に略沿って左右に横架され、このクロスパイプ23bと
メータ類28との間に介装されるスポンジ等の弾性体か
らなる緩衝材31が取付けられている。そして、このク
ロスパイプ23bの前端部にメータ支持板23cの前端
が溶接されている。メータ支持板23cの前端部には前
部カウリング21が固定ねじ32によってねじ止めされ
ている。
【0016】上述したようにクロスパイプ23bとメー
タ類28との間に緩衝材31を介装すると、回転検出ケ
ーブル28cや速度検出ケーブル28dの延出方向に応
じて取付け角度が変わり易いメータ類28を、角度ずれ
が少ない状態でメータ支持板23cに取付けることがで
きる。
【0017】すなわち、回転検出ケーブル28c、速度
検出ケーブル28dによって回転計28aや速度計28
bが引っ張られたり押されたりして計器面角度が変わろ
うとするのを、それらの前縁に緩衝材31を介して当接
するクロスパイプ23bによって抑えることができる。
【0018】前記バックミラー26は、鏡体を備えたミ
ラー本体33と、このミラー本体33を前記アッパーカ
ウルステー23に固定するミラー本体支持用ステー34
とから形成されている。ミラー本体33は従来周知の構
造のものが採用され、左側用と右側用とでは形状が異な
っている。
【0019】ミラー本体支持用ステー34は金属製丸棒
によって一直線状に形成され、一端(先端)にミラー本
体33がボールジョイント34a(図4)等によってス
テー軸線Cに対して360度回動自在に取付けられると
共に、他端(基端)が前部カウリング21を貫通してア
ッパーカウルステー23に螺着されている。また、この
ステー34の取付角度は、基端に対して先端が車体前方
および車体側方に向けて延びるように設定されている。
【0020】ここで、前記ステー34をアッパーカウル
ステー23に取付ける部分の構造を図5によって説明す
る。アッパーカウルステー23におけるステー本体23
aの上端部には、バックミラー取付位置の裏面(カウリ
ングとは反対側の面)にプロジェクションナット35が
溶接されている。一方、ステー34の基端には雄ねじ3
4bが形成され、この雄ねじ34bにロックナット36
が螺合されている。この雄ねじ34bは、その軸線がス
テー34の軸線Cと同一になるように形成されている。
【0021】そして、前記雄ねじ34bは、カラー3
7、ワッシャ38、ゴム製ダンパー39,40によって
挟まれた前部カウリング21、ステー本体23aとを貫
通し、前記プロジェクションナット35に螺着されてい
る。
【0022】このように構成されたバックミラー26を
車体に組み付けるときには、ミラー本体33が予め取付
けられたミラー本体支持用ステー34をアッパーカウル
ステー23に螺着させることによって行う。詳述する
と、図5に示すように、雄ねじ34bをカラー37、ワ
ッシャ38、ゴム製ダンパー39,40によって挟まれ
た前部カウリング21、ステー本体23aとに貫通させ
てプロジェクションナット35に螺着させ、その後、ロ
ックナット36を締め付ける。
【0023】このとき、ステー34は一直線状に形成さ
れた丸棒であり、しかも、ミラー本体33がステー軸線
Cに対して360度回動自在に取付けられているため、
ステー34のねじ込み方向に対する位置が規制されるこ
とはない。
【0024】したがって、本発明に係るバックミラー2
6では、ミラー本体支持用ステー34の螺着作業が終了
することによって取付作業が終了することになる。
【0025】また、本実施例で示したようにステー34
を一直線上に形成すると、このステー34は、左側用ミ
ラー本体33や右側用ミラー本体33の何れにも使用す
ることができる。このため、部品の共通化を図ることが
でき、製造コストを低く抑えることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動二
輪車用バックミラーは、先端にミラー本体がステー軸線
に対して360度回動自在に取付けられたミラー本体支
持用ステーを一直線状の丸棒によって形成すると共に、
このステーの基端にその軸線がステー軸線と同一となる
ようにねじを形成し、このステーの基端をカウリング用
支持部材に螺着させたため、ミラー本体支持用ステーを
カウリング用支持部材にねじ込んで締め付けることで取
付けが完了する。
【0027】したがって、車体への組付けをねじ締め作
業のみによって行うことができ、しかも、ねじ締め位置
が規制されることがない。このため、ねじ部を一杯まで
締めることによって作業終了となるので、きわめて簡単
に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックミラーを装着した自動二輪
車の側面図である。
【図2】本発明に係るバックミラーを装着した自動二輪
車の後面図である。
【図3】要部を拡大して示す側面図である。
【図4】要部を拡大して示す正面図である。
【図5】ミラー本体支持用ステーの取付け部を拡大して
示す断面図である。
【符号の説明】
8 ヘッドパイプ 21 前部カウリング 23 アッパーカウルステー 26 バックミラー 33 ミラー本体 34 ミラー本体支持用ステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向ハンドルの近傍に位置するカウリン
    グに突設された自動二輪車用バックミラーにおいて、先
    端にミラー本体がステー軸線に対して360度回動自在
    に取付けられたミラー本体支持用ステーを一直線状の丸
    棒によって形成すると共に、このステーの基端にその軸
    線がステー軸線と同一となるようにねじを形成し、この
    ステーの基端をカウリング用支持部材に螺着させたこと
    を特徴とする自動二輪車用バックミラー。
JP28386393A 1993-10-19 1993-10-19 自動二輪車用バックミラー Expired - Fee Related JP3324049B2 (ja)

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