JP3319958B2 - シート材切断刃用キャリッジおよびこれを用いたシート材切断装置 - Google Patents

シート材切断刃用キャリッジおよびこれを用いたシート材切断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等に使用されるシート材を切断するのに
用いられるシート材切断刃用キャリッジおよびこれを用
いたシート材切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
記録装置に搭載されているシート材切断装置としては、
例えば特公昭50−24466号公報に記載されるよう
な切断幅に対応する幅を持つ2つの刃物を使用して、一
方の刃物を旋回動作させ他方の刃物に交差圧接すること
によりシート材を切断する、いわゆるロータリ式切断装
置がある。また、実公昭58−37594号公報に記載
されるような切断幅に対応する幅を有する2つの刃物を
使用して、一方の刃物を上下動させ他方の刃物と圧接摺
動させてシート材を切断する、いわゆるギロチン式シー
ト材切断装置がある。これらの装置は、切断幅に対応す
る2つの刃物を使用するため、シート材をすばやく切断
できるという利点がある。
【0003】これらは、シート材の幅を有する刃物を使
用して切断するため、切断速度が速いという利点があ
る。しかし、刃物のサイズが大きいため、刃物を駆動す
る負荷が大きいという問題がある。このような刃物に対
して、実開平4−128195号公報あるいは実開平3
−88688号公報に記載されるようなシート材の切断
幅方向に差し渡した実質的に直線刃先を有する固定刃に
対して、円形刃もしくはナイフエッジ状の刃物を圧接摺
動させながら移動させる刃物移動型のシート材切断装置
が提案されている。この刃物移動型のシート材切断装置
は、切断刃物自体が移動するものであり、移動する刃物
のサイズは切断幅に制約されず小型でよいため、刃物を
駆動する際の負荷が上述したロータリー式あるいはギロ
チン式の刃物と比べて小さいという利点がある。そのた
めシート材切断装置自体の小型化にとって刃物移動型の
シート材切断装置は有利である。
【0004】さらに、特開平7−52085号公報、特
開平7−24782号公報、特開平5−177585号
公報、特開平2−250793号公報、実開平1−14
9286号あるいは、特開平8−57797号には、固
定刃を使用せず、一対の円形刃をお互いに圧接するよう
に組み合わせて組体とし、この組体を切断方向に移動さ
せて円形刃同士の圧接部でシート材を切断する、円形刃
対の刃物移動型のシート切断装置が提案されている。こ
の円形刃対の刃物移動型のシート切断装置は、切断幅に
対応する長さの固定刃が不要であり、さらに装置の小型
化が達成できるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した刃物移動型の
シート切断装置は、装置の小型化が達成できるため、省
スペース化が求められる複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等のOA機器への組み込みにとって有利である。この
ような刃物移動型のシート切断装置には、固定刃を使用
するシート切断装置、および回転刃対を移動するシート
切断装置いずれも、刃物を支持し切断方向へ移動するキ
ャリッジが必要である。固定刃を使用するタイプの刃物
移動型のシート切断装置に対して、特開平7−1248
92号公報には、回転刃となる丸刃を回転可能に支持し
た軸受け機構を有する回転刃を組み込んだキャリッジが
開示されている。また、同公報には、上記回転刃と同軸
に転動車輪を設け、転動車輪を固定刃に接触させて回転
刃を強制回転する機構を有するキャリッジが開示されて
いる。
【0006】このような回転刃を組み込んだキャリッジ
について、本発明者が検討したところ、案内軌道とキャ
リッジとのクリアランスによって、切断途中における位
置精度が低下するという問題が生じた。具体的には、微
小なガタつきにより、切断不良部が生じたり、刃物位置
が切断しようとする直線上からずれて精度が低下すると
いう問題が生じたのである。本発明の目的は、上述した
問題点に鑑み、キャリッジのクリアランスに起因する切
断不良を低減することが可能なキャリッジを提供すると
ともに、より確実な直線切断ができる新しいキャリッジ
を提供することを目的とする。また、この新しいキャリ
ッジに適したシート材切断装置を提供すること目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、キャリッジ
と案内軌道とのクリアランスに起因した切断精度の低下
を防止する新しいキャリッジの構造を検討した。そし
て、従来のように案内軌道に接触して回転する部材がな
いキャリッジ、または案内軌道の一方のみに接触する回
転刃を回転するためのローラ等の従動回転部材を有する
キャリッジではなく、案内軌道の表裏面から、案内軌道
を挟み込みつつ、キャリッジの移動に伴って回転可能な
従動回転部材対を具備するものとすることによって切断
精度を飛躍的に高めることができることを見いだした。
【0008】すなわち、本発明は回転刃を具備し、切断
幅方向に差し渡された案内軌道によってガイドされるシ
ート材切断刃用キャリッジであって、前記案内軌道の表
裏面から該案内軌道を挟み込みつつキャリッジの移動に
伴って回転可能な従動回転部材対を具備することを特徴
とするシート材切断刃用キャリッジである。
【0009】好ましくは、従動回転部材の回転により回
転する回転刃を具備することが望ましい。また好ましく
は、従動回転部材対を構成する少なくとも一方の従動回
転部材には、同軸状に回転刃が配置されており、前記従
動回転部材の回転により前記回転刃が回転するものとす
る。さらに、トーイン角をもって押圧された回転刃対を
具備しており、該回転部材対を構成する一方の回転刃
は、前記従動回転部材の一方に同軸状に連結されてお
り、他方の回転刃は、前記従動回転部材の他方に同軸状
に連結されており、それぞれの従動回転部材の回転によ
って、それぞれの従動回転部材に連結した回転刃が回転
するものとすることが望ましい。
【0010】本発明のシート材切断装置は、切断幅方向
に差し渡された平板状部を有する案内軌道と、該案内軌
道によってガイドされる上述したシート材切断刃物用キ
ャリッジと、該キャリッジを移動させる移動手段とを具
備するものである。
【0011】望ましくは、前記平板状部の表側が、シー
ト材の載置面となるとともに、前記一方の従動回転部材
の走行面となり、シート材は前記キャリッジの移動によ
り前記平板状部の表側と前記一方の従動回転部材により
押さえられるものとする。さらに望ましくは 前記移動
手段は、案内軌道の裏面側に配置されるものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な構成において、
最も重要な構成の一つは案内軌道の表裏面から案内軌道
を挟み込みつつ、キャリッジの移動に伴って回転可能な
従動回転部材対を具備するものとしたことである。この
ように、案内軌道を従動回転部材対で挾み込むことによ
って、案内軌道に対してキャリッジは、がたつきなくガ
イドされることになる。また、従動回転部材同士がお互
いの圧接反力を受けるようにすれば、つり合いの効果に
より、キャリッジに余分な力が加わらなくなり、移動時
のフリクションロスが少ないキャリッジとなる。さら
に、キャリッジの移動にともなって回転可能な従動回転
部材としたことで、従来の摺動接触のみによってガイド
するよりもキャリッジ移動が妨げられることが少なく、
キャリッジの滑らかな移動が可能になる。従動回転部材
としては、好ましくは、弾性体(例えばゴム等)でなる
Oリングやローラを使用することができる。より確実な
ガイドを行なうには、従動回転部材をその円周の10度
以上に相当する部分を圧接し弾性変形させて使用するこ
とができる。
【0013】上述した従動回転部材は、キャリッジが支
持する回転刃と独立に設けても良い。 しかし、例えば
切断幅方向に差し渡した固定刃と前記回転刃とを圧接摺
動させてシート材を切断する場合、あるいはキャリッジ
に設置した回転刃対を移動させ、この回転刃対の圧接点
でシート材を切断する場合のどちらの場合でも、キャリ
ッジの移動に伴いシート材を引き込むような強制回転を
回転刃に付与することが望ましい。そのためには、例え
ば上述した回転刃対を移動するタイプでは、図1に示す
ようにキャリッジ本体1の、上記従動回転部材2aおよ
び2bそれぞれに同軸状に回転刃3a、3bを配置し、
従動回転部材の回転により回転刃3a、3bを共にに強
制回転を付与するものとすることができる。また、図1
では、上述した従動回転部材2a,2bによりシート材
を載置する平板状部5を有するガイドレール6、すなわ
ち本発明の案内軌道が挟み込まれる構造としている。
【0014】また、切断幅方向に差し渡した固定刃とキ
ャリッジに設けた回転刃とを圧接摺動させてシート材を
切断する場合、図2に示すようにキャリッジ本体1の、
上記従動回転部材2aに同軸状に回転刃3aを配置し、
かつ従動回転部材の回転により前記回転刃に強制回転を
付与するものとすることができる。この時、本発明の基
本構成である従動回転部材対としてはガイドレール6に
対して、上記従動回転部材2aの裏側に従動回転部材2
bを配することができる。なお、図2に示すシート切断
装置においては、固定刃4はガイドレール6の上面部に
固着するものとしている。もちろんガイドレール6を固
定刃4と兼用する構成としても良い。図1あるいは図2
に例示するように、回転刃と従動回転部材を同軸状に配
置することは、案内軌道によって回転刃が直接ガイドさ
れることになり、回転刃の位置精度をより高めることが
可能となる。
【0015】なお、本発明でより好ましい構造は、たと
えば図1に示す回転刃対を有する構造である。これは、
図2に示すような固定刃を使用する構造では、片側の回
転刃に対する切断反力によって、キャリッジに回転モー
メントが加わり、キャリッジの動作を防げることになる
からである。これに対して、回転刃対を有する場合は、
回転刃対によって切断反力が相殺されるため、キャリッ
ジの動作は滑らかなものになり好ましいのである。また
回転刃対を使用し、それぞれの回転刃に強制回転を与え
る構成とすれば、切断時にシート材を引き込む作用が確
実なものとなるという利点もある。
【0016】図3に図1で示すキャリッジ本体1によっ
て支持される回転刃同士および従動回転部材同士の配置
例を示す。図3においては、図1に示すガイドレール6
の裏面に配置する回転刃3bと従動回転部材2bの回転
軸8を実線で示すものであり、矢印で示す進行方向に平
行に従動回転部材を配置している。一方、ガイドレール
の表面に配置する回転刃3aと従動回転部材2aの配置
を破線で示す。図3に示すように、回転刃3aにはトー
イン角θを設けて、回転刃同士が実質的に一点で圧接す
るようにしている。こうすることにより、切断反力に対
抗する圧接力の確保が容易になる。なお、本発明におい
て好ましいトーイン角は0.2〜3度である。
【0017】また図3に示す例では、シート材を挟み込
む表面側の従動回転部材2aは、表側の回転軸を傾けて
トーイン角θを得ているため、従動回転部材2aにもθ
だけ傾きが得られるようにしている。すなわち、従動回
転部材の一つを、トーイン角を有してシート材に接触し
つつ、このシート材を案内軌道との間に挾み込むものと
している。これにより、従動回転部材2aによって挟み
込まれるシート材には、図3矢印fで示す方向の力を与
えることができる。この力fをシート材の排出方向とす
ることにより、シート材に張りが与えられ、切断精度を
より向上することが可能となる。なお、この場合はシー
ト材を支持する図示しない送りローラ等により、シート
材の供給側が確実に固定されていることが好ましい。
【0018】また、従動回転部材2aおよび2bを異な
る外径とすることによって、回転刃同士の周速を異なる
ものとすることが望ましい。異なる周速を持つ回転刃を
用いることによって、紙を撫でる作用が強くなり、切断
を滑らかにすることが可能となる。上述したキャリッジ
を組み込んでシート材切断装置を構成することが可能で
ある。
【0019】具体的には、図1あるいは図2に示すよう
に、切断幅方向に差し渡された案内軌道となるガイドレ
ール6と、上記キャリッジを組み合わせ、キャリッジを
切断方向に移動させる移動手段とを具備するものとする
ことが望ましい。このとき、案内軌道の表側の平板状部
5が、シート材の載置面となるとともに、前記一方の従
動回転部材2aの走行面となる。このとき、シート材7
は前記キャリッジの移動により前記平板状部5と前記一
方の従動回転部材2aの間で押さえつけられ、切断時に
シート材が動いて切断精度が低下するのを防止できる。
【0020】また、図1に示すように、シート材切断装
置の構成部材間隙にシート材を誘導することなく、案内
軌道上に直接載置するフリーセットが可能な構成とすれ
ば、シート材の交換時のシート材の誘導の煩雑さを低減
でき好ましいものとなる。この場合には、移動手段がシ
ート材と干渉しないように、移動手段は案内軌道の裏面
側に配置することが望ましい。具体的な移動手段として
は、図1に示すスクリュネジ10や、図2に示す切断方
向に張力を掛けて引っ張るワイヤ12、あるいはギヤな
どを使用することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
しく説明する。図1は、本発明のキャリッジを組み込ん
だシート材切断装置のキャリッジ部分の一例を示す図で
あり、図1aは外観を示し、図1bはA−A断面図であ
る。シート材切断装置の全体の構成を図4に示す。図1
に示す本発明のキャリッジは、回転刃対を移動するタイ
プである。キャリッジ本体1には、従動回転部材2aと
して、外径 12mmのゴム製Oリングを設置し、従動
回転部材2bとして外径 10mmのゴム製Oリングを
設置した。従動回転部材2a、2bのそれぞれに同軸状
に回転刃3a、3bを設け、従動回転部材の回転により
回転刃がそれぞれ別の回転数となり、異なる周速度で強
制回転できるようにした。
【0022】また、上述した回転刃3aには、回転刃3
bと圧接するため、圧接バネ9を設けた。従動回転部材
2aおよび2bは案内軌道となる板厚t 0.8mmの
コの字断面のガイドレール6の平板上部5を挟み込むよ
うに設置され、スクリュネジ10の回転によりキャリッ
ジ本体1が図1の矢印で示す切断方向に移動する。これ
によって、従動回転部材2aおよび2bが回転し、これ
に伴い回転刃3a,3bがシート材7を引き込む方向に
強制回転される。Oリングはそれぞれ円周の約30度分
だけ圧接により弾性変形させて使用した。なお、図示し
ないが、キャリッジ本体にはスクリュネジ10の溝11
と勘合摺動するガイド部材を設けている。図4に示すよ
うに、スクリュネジ10を回転させる機構としては、モ
ータ13とギヤ14、15とを組み合わせた構成とし
た。図4に示すように、前記移動手段となるスクリュネ
ジ10は、ガイドレール6の裏面側に配置されるため、
シート材7と干渉せず、シート材をガイドレール6の平
板状部5にフリーセットすることが可能である。
【0023】ここで、ガイドレール6の表面側の平板状
部5と接する従動回転部材2aを、図3に示すように、
シート材の切断方向に対してθ=1度となるように傾け
て配置し、トーイン角を1度とするとともに、従動回転
部材2aによってシート材が引き出される方向の力fが
作用するようにした。一方従動回転部材2bは、図3に
示すように、実質的にキャリッジ本体1の移動方向と平
行に配置した。
【0024】図4に示すシート材切断装置をファクシミ
リに組み込みA4サイズのロール状感熱紙の切断試験を
行った。この時スクリュネジ10の溝のピッチは7m
m、回転数は5000RPMとした。その結果、100
00回の切断試験においても、切断しようとする直線か
らの位置の偏倚が0.2mm以内に抑えられ、また切断
不良による感熱紙の破損もないことを確認した。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、回転刃を支持するキャ
リッジに案内軌道を挟み込む従動回転部材対を設置する
ことによって、キャリッジのクリアランスに起因する切
断不良を低減することが可能となり、またより確実な直
線切断が可能となった。したがって、本発明のキャリッ
ジを使用したシート材切断装置は、プリンタやファクシ
ミリ等の紙等の切断精度向上にとって極めて有効なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート材切断装置用キャリッジの一例
を示す図である。
【図2】本発明のシート材切断装置用キャリッジの別の
例を示す図である。
【図3】本発明のシート材切断装置用キャリッジの従動
回転部材と回転刃の関係の一例を示す図である。
【図4】本発明のシート材切断装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ本体、2a,2b 従動回転部材、3
a,3b 回転刃、4 固定刃、5 平板状部、6 ガ
イドレール、7 シート材、8 回転軸、9 圧接バネ
10 スクリュネジ、11 溝、12 ワイヤ、13
モータ 14,15 ギヤ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 1/00 - 1/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転刃を具備し、切断幅方向に差し渡さ
    れた案内軌道によってガイドされるシート材切断刃用キ
    ャリッジであって、前記案内軌道の表裏面から該案内軌
    道を挟み込みつつキャリッジの移動に伴って回転可能な
    従動回転部材対を具備することを特徴とするシート材切
    断刃用キャリッジ。
  2. 【請求項2】 従動回転部材の回転により回転する回転
    刃を具備することを特徴とする請求項1に記載のシート
    材切断刃用キャリッジ。
  3. 【請求項3】 従動回転部材対を構成する少なくとも一
    方の従動回転部材には、同軸状に回転刃が配置されてお
    り、前記従動回転部材の回転により前記回転刃が回転す
    るものであることを特徴とする請求項2に記載のシート
    材切断刃用キャリッジ。
  4. 【請求項4】 トーイン角をもって押圧された回転刃対
    を具備しており、該回転部材対を構成する一方の回転刃
    は、前記従動回転部材の一方に同軸状に連結されてお
    り、他方の回転刃は、前記従動回転部材の他方に同軸状
    に連結されており、それぞれの従動回転部材の回転によ
    って、それぞれの従動回転部材に連結した回転刃が回転
    するものであることを特徴とする請求項3に記載のシー
    ト材切断刃物用キャリッジ。
  5. 【請求項5】 前記従動回転部材対を構成する従動回転
    部材は、それぞれ異なる外径で前記案内軌道に接するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のシート材切断装置用キ
    ャリッジ。
  6. 【請求項6】 従動回転部材の一つは、トーイン角を有
    してシート材と接触しつつ、該シート材を案内軌道との
    間に挾み込むものであることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載のシート材切断装置用キャリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 切断幅方向に差し渡された平面状部を有
    する案内軌道と、該案内軌道によってガイドされる請求
    項1ないし6のいずれかに記載のシート材切断刃物用キ
    ャリッジと、該キャリッジを移動させる移動手段とを具
    備することを特徴とするシート材切断装置。
  8. 【請求項8】 前記案内軌道の表側が、シート材の載置
    面となるとともに、前記一方の従動回転部材の走行面と
    なり、シート材は前記キャリッジの移動により前記平板
    状部の表側と前記一方の従動回転部材により押さえられ
    ることを特徴とする請求項7に記載のシート切断装置。
  9. 【請求項9】 前記移動手段は、案内軌道の裏面側に配
    置されることを特徴とする請求項7ないし8のいずれか
    に記載のシート材切断装置。
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