JP2767675B2 - カッター機構 - Google Patents
カッター機構Info
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- JP2767675B2 JP2767675B2 JP3779693A JP3779693A JP2767675B2 JP 2767675 B2 JP2767675 B2 JP 2767675B2 JP 3779693 A JP3779693 A JP 3779693A JP 3779693 A JP3779693 A JP 3779693A JP 2767675 B2 JP2767675 B2 JP 2767675B2
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- blade
- fixed
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- round blade
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
写機やプリンタ等のOA機器に組み込まれ、ロール状に
巻かれた記録用シート(以下ロール紙)等を所望の長さ
に切断するカッター機構に関し、特に丸刃の刃先を直線
状の長尺な固定刃に押接させながら移動させ、固定刃と
丸刃の間に置かれたロール紙等を切断する丸刃装着型の
カッター機構に関する。
器において、排出されるロール紙等をページごとに切断
することを目的として用いられている。これについて
は、特願平4−186397号の形式のものが上げられ
る。
の従来のペーパーカッター機構の斜視図である。カッタ
ーフレーム1の長手方向奥側と手前側に設けられたプー
リー8を介して、丸刃台26のフック部15に引っかけ
られたワイヤー10が、回転軸にピニオン12を有する
モーター9によって、歯車13と共にプーリー8が回転
(モーター9側のプーリー8と歯車13は一体構成)す
ることにより、プーリー8の回転方向へ動くと、丸刃台
26は、ワイヤー10に引っ張られて、モーター9正転
時カッターフレーム1の長手方向奥側から手前側へ、モ
ーター9逆転時手前側から奥側へ往復運動する。32
は、丸刃台26の摺動部である。丸刃台26のフック部
15に設けられた引っ張りコイルバネ7は、ワイヤー1
0に引張を発生させ、プーリー8とワイヤー10のスリ
ップを防止している。鍵状に折り曲げられたカッターフ
レーム1の一端は、丸刃台26の走行ガイド部4であ
る。丸刃台26の一部を凹状にして走行ガイド部にはめ
込むことにより、丸刃台26は走行ガイド部4を摺動し
ながら往復する。固定刃2は、カッターフレーム1に溶
接等の手段で固定されている。固定刃2と丸刃5の間に
置かれたロール紙等が、固定刃2から離れている場合、
前ラッセル部33がロール紙等を固定刃2の近くまで導
く。
ある。丸刃5と自転コロ16は、圧入や接着等の手段で
支軸受け17と一体になっている(以下丸刃ユニットと
いう。)。自転コロ16は、固定刃2に接触している。
丸刃ユニット及び丸刃押圧バネ19は、丸刃台26の丸
刃回転軸11に挿入されている。このとき丸刃5は、固
定刃2に押し付けられている。上述したように、丸刃台
26がカッターフレーム1を摺動往復運動すると、固定
刃2に接触している自転コロ16が自転することによ
り、丸刃ユニットが自転し、固定刃2と丸刃5の間に置
かれたロール紙等を切断する。
構では、ロール紙等の切断動作時に図16に示すような
負荷が発生し、図16の切断負荷Bが大きい場合、自転
コロが固定刃に押接されていないため、自転コロが固定
刃から離れたり滑ったりすることによって丸刃ユニット
が自転できず、切断不良が発生する恐れがあり、さらに
図16の切断負荷Aが大きい場合、カッターフレームの
走行ガイド部と固定刃に対する丸刃台のガタが大きいこ
とによって、丸刃が固定刃から離れてロール紙等を切断
できない恐れがあった。
自転コロが弾性体の場合、図10のように自転コロ16
を変形させて固定刃2に押し付けているため、待機位置
で自転コロが経時変化してしまい、丸刃が自転できなく
なるという問題があった。
する切断負荷によって起こる、自転コロの固定刃からの
剥離ならびに丸刃の固定刃からの剥離を防止し、スムー
ズに切断動作を実施できるカッター機構を提供すること
にある。
形を防止することにより、長時間放置しても初期の状態
と同等の切断性能を有するカッター機構を提供すること
にある。
ームと、前記フレームに固定された直線状の長尺な固定
刃と、前記フレームに前記固定刃と平行に配設される移
動経路と、前記移動経路によって前記固定刃と平行に移
動可能に配設された移動台と、移動刃を支持する移動刃
支持台と、前記移動台から前記固定刃の刃先をまたぎ前
記移動刃支持台を懸架保持する連結アームと、前記フレ
ームに配設され、前記移動刃を前記固定刃に平行に移動
させる移動手段を有するカッター機構において、丸刃型
移動刃と、前記丸刃型移動刃の刃先が前記固定刃の刃先
にわずかに重なりあうように、前記移動刃支持台に配設
された丸刃回転軸と、前記移動刃支持台に配設され、前
記丸刃型移動刃の刃先を前記固定刃に押しつける押圧バ
ネ(丸刃押圧バネ(板バネ)19または(コイルバネ)
19A)と、前記丸刃型移動刃に固定され、前記丸刃回
転軸に対し摺動回転可能な丸刃支軸受けと、前記丸刃支
軸受けまたは前記丸刃型移動刃に固定され、前記固定刃
に接触するように配設され、前記移動手段による前記丸
刃型移動刃の移動時に前記固定刃に接触しながら自転
し、前記丸刃型移動刃と前記丸刃支軸受けを一体回転さ
せる自転コロ等の円形回転部材と、前記円形回転部材を
前記固定刃に押しつける押圧バネ(コイルバネ20また
は支持板バネ22)を有するカッター機構を構成し、以
下の四つの手段で上記の目的を達成している。
(または円形回転部材の材料の弾性力)で固定刃に押し
付ける機構を設けている。
転部材が固定刃を挾み込むように配設し、円形回転部材
を固定刃に押しつける押圧力(または円形回転部材の材
料の弾性力)と、その押圧力の反力で、固定刃を円形回
転部材と移動台で挾み込んでいる。
刃先が走行ガイド部と固定刃を挾み込むように配設し、
丸刃を固定刃に押し付ける押圧力と、その押圧力の反力
で、走行ガイド部と固定刃を移動台と丸刃で挾み込んで
いる。
ロとの接触面側において、丸刃の待機位置に溝等の段差
を設けている。
を参照して詳細に説明する。
例を示す斜視図である。丸刃支持台3は移動台6の一部
分に固定されている。ロール紙等を切断する際の摺動往
復運動を行うための構成は、上述の特願平4−1863
97号に記載のカッター機構と同様なので、説明を省略
する。
である。丸刃回転軸11に丸刃押圧バネ(板バネ)19
(または丸刃押圧バネ(圧縮コイルバネ)19A)と丸
刃ユニット18(支軸受け17に丸刃と自転コロを圧入
や接着等の手段で一体化されたもの)を挿入した丸刃支
持台3を、コイルバネ20と支持板21を取り付けた移
動台6にはめこむ。
斜視図である。荷重Aは丸刃押圧バネ19の押圧力で、
反力Aは丸刃支持台3を介して移動台6の摺動部32に
発生する、丸刃押圧バネ19の反力である。荷重Aと反
力Aで丸刃5と移動台6の摺動部32が固定刃2とカッ
ターフレーム1を挾み込んでいる。また、荷重Bはコイ
ルバネ20が丸刃支持台3を介して自転コロ16を固定
刃2に押し付ける押圧力で、反力Bはコイルバネ20が
移動台6を固定刃2に押し付ける押圧力である。荷重B
とその反力Bで自転コロ16と移動台6が固定刃2を挾
み込んでいる。
け過程を示す斜視図である。丸刃支持台3のR部が移動
台6の一部に取り付けられた支持板21をX方向に押し
下げ、丸刃支持台3をはめ込むと支持板21がY方向に
戻り、丸刃支持台3を固定する。
を示す斜視図、図6は第二実施例の分解斜視図である。
図7は第三実施例を示す分解斜視図である。移動台6の
一部にエンボス23もしくはリブ24を設けることによ
り、丸刃支持台3の位置決めを行っている。支持板バネ
22は、丸刃支持台3の移動台6からの脱落を防止する
と共に、丸刃支持台3を介して自転コロ16を固定刃2
に押し付け、さらに移動台6を固定刃2に押し付けるこ
とによって、自転コロ16と移動台6で固定刃2を挾み
込んでいる。丸刃支持台3を移動台6に取り付ける過程
は、図4と同様である。図中では丸刃押圧バネ19を記
載しているが、図2と同様に丸刃押圧バネ19Aでも実
施できる。押圧力と反力の関係は図3と同様である。
を示す斜視図、図9は第四実施例の分解斜視図、図10
は自転コロ16Aが弾性力で押し付けられている第四実
施例の部分斜視図である。弾性体の自転コロ16Aの弾
性力で、自転コロ16Aを固定刃2に押し付け、さらに
弾性力の反力が丸刃支持台3を介して移動台6を固定刃
2に押し付けることによって、自転コロ16Aと移動台
6で固定刃2を挾み込んでいる。丸刃支持台3の移動台
6への取り付けは、ネジ25で行っている。押圧力と反
力の関係は、基本的に図3と同様である。図中では丸刃
押圧バネ19を記載しているが、図2と同様に丸刃押圧
バネ19Aでも実施できる。
例を示す斜視図である。上述した実施例の丸刃支持台3
は樹脂製であるが、本実施例の丸刃支持台3Aのよう
に、板金であっても支障はない。
を、図面を参照して詳細に説明する。
施例を示す斜視図、図13は図12の要部の斜視図であ
る。図13(A)は待機状態を、図13(B)は移動時
の状態を示す。固定刃2の自転コロ16Aとの接触面側
において、丸刃5の待機位置に溝40が配設されてい
る。自転コロ16Aは、待機位置で待機中わずかに変形
しているだけか又は変形しないで、丸刃が走行すると変
形して自転する。その他の構成や動作については、上述
したカッター機構と同様なので、説明は省略する。
構は、自転コロをバネ(もしくは自転コロの材料の弾性
力)で固定刃に押し付ける機構と、移動台と自転コロが
固定刃を挾み込むように配設し、自転コロを固定刃に押
しつける押圧力(もしくは自転コロの材料の弾性力)
と、その押圧力の反力で、固定刃を自転コロと移動台で
挾み込む機構と、移動台と丸刃の刃先が走行ガイド部と
固定刃を挾み込むように配設し、丸刃を固定刃に押し付
ける押圧力と、その押圧力の反力で、走行ガイド部と固
定刃を移動台と丸刃で挾み込む機構で、ロール紙等を切
断する際に丸刃が受ける切断負荷を抑え込み、切断負荷
の影響で発生する切断不能や切断不良を防止できる効果
を奏する。
転コロとの接触面側において、丸刃の待機位置に溝等の
段差を有していることにより、弾性体の自転コロを変形
させて固定刃に押し付けていても、待機位置で自転コロ
が経時変形して自転ができなくなるということはない。
図である。
る。
例の移動台と丸刃支持台の取り付け過程を示す斜視図で
ある。
図である。
斜視図である。
図である。
表す部分斜視図である。
視図である。
視図である。
斜視図であり、(A)は待機状態を、(B)は移動時の
状態をそれぞれ示す。
る。
断負荷方向の斜視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 カッターフレームと、前記フレームに固
定された直線状の長尺な固定刃と、前記フレームに前記
固定刃と平行に配設される移動経路と、前記移動経路に
よって前記固定刃と平行に移動可能に配設された移動台
と、移動刃を支持する移動刃支持台と、前記移動台から
前記固定刃の刃先をまたぎ前記移動刃支持台を懸架保持
する連結アームと、前記フレームに配設され、前記移動
刃を前記固定刃に平行に移動させる移動手段を有するカ
ッター機構において、丸刃型移動刃と、前記丸刃型移動
刃の刃先が前記固定刃の刃先にわずかに重なりあうよう
に、前記移動刃支持台に配設された丸刃回転軸と、前記
移動刃支持台に配設され、前記丸刃型移動刃の刃先を前
記固定刃に押しつける押圧バネと、前記丸刃型移動刃に
固定され、前記丸刃回転軸に対し摺動回転可能な丸刃支
軸受けと、前記丸刃支軸受けまたは前記丸刃型移動刃に
固定され、前記固定刃に接触するように配設され、前記
移動手段による前記丸刃型移動刃の移動時に前記固定刃
に接触しながら自転し、前記丸刃型移動刃と前記丸刃支
軸受けを一体回転させる円形回転部材と、前記円形回転
部材を前記固定刃に押しつける押圧バネを有することを
特徴とするカッター機構。 - 【請求項2】 前記移動台と前記円形回転部材が前記固
定刃を挟み込むように配設され、前記円形回転部材を前
記固定刃に押しつける前記押圧バネの押圧力と、当該押
圧バネの押圧力の反力で、前記固定刃を前記移動台と前
記円形回転部材が挟み込んでいることを特徴とする請求
項1記載のカッター機構。 - 【請求項3】 前記移動経路が一体の前記フレームを有
し、前記移動台と前記丸刃型移動刃の刃先が、前記移動
経路と前記フレームに固定された前記固定刃を挟み込む
ように配設され、前記丸刃型移動刃の刃先を前記固定刃
に押しつける前記押圧バネの押圧力と、当該押圧バネの
反力で、前記移動経路と前記固定刃を前記移動台と前記
丸刃型移動刃の刃先で挟み込んでいることを特徴とする
請求項2記載のカッター機構。 - 【請求項4】 前記円形回転部材を前記固定刃に押しつ
ける前記押圧バネに代えて、前記丸刃支軸受けまたは前
記丸刃型移動刃に固定され、前記固定刃に対する接触部
が変形する大きさの外径で、変形部の弾性力で前記固定
刃に押接され、前記移動手段による前記丸刃型移動刃の
移動時に前記固定刃に押接されながら自転し、前記丸刃
型移動刃と前記丸刃支軸受けを一体回転させる機能を営
む弾性円形回転部材を有することを特徴とする請求項1
記載のカッター機構。 - 【請求項5】 前記移動台と前記弾性円形回転部材が前
記固定刃を挾み込むように配設され、前記弾性円形回転
部材の変形による弾性力と、前記移動刃支持台と連結ア
ームを介して、移動台を固定刃に押しつける前記弾性円
形回転部材の弾性力の反力で、前記移動台と前記弾性円
形回転部材が前記固定刃を挾み込むことを特徴とする請
求項4記載のカッター機構。 - 【請求項6】 前記移動経路が一体の前記フレームを有
し、前記移動台と前記丸刃型移動刃の刃先が、前記移動
経路と前記フレームに固定された前記固定刃を挟み込む
ように配設され、前記丸刃型移動刃の刃先を前記固定刃
に押しつける前記押圧バネの押圧力と、当該押圧バネの
反力で、前記移動経路と前記固定刃を前記移動台と前記
丸刃型移動刃の刃先で挟み込んでいることを特徴とする
請求項5記載のカッター機構。 - 【請求項7】 前記弾性円形回転部材がゴムであること
を特徴とする請求項4記載のカッター機構。 - 【請求項8】 前記弾性円形回転部材がゴムであること
を特徴とする請求項5記載のカッター機構。 - 【請求項9】 前記弾性円形回転部材がゴムであること
を特徴とする請求項6記載のカッター機構。 - 【請求項10】 カッターフレームと、前記フレームに
固定された直線状の長尺な固定刃と、丸刃型の移動刃
と、前記丸刃と一体回転する軸受けと、前記丸刃及び前
記軸受けと一体回転する弾性体の自転コロと、前記丸刃
の刃先が前記固定刃の刃先にわずかに重なりあうように
配設された丸刃回転軸と、前記丸刃の刃先を前記固定刃
に押しつける押圧バネと、前記フレームに前記固定刃と
平行に配設された移動経路と、前記移動経路によって前
記固定刃と平行に移動可能に配設された移動台と、前記
丸刃を保持する丸刃支持台と、前記移動台から前記固定
刃の刃先をまたぎ、前記丸刃支持台を懸架保持する連結
アームと、前記フレームに配設され前記丸刃を、前記固
定刃に平行に移動させる移動手段を有し、前記自転コロ
が変形するように前記自転コロを前記固定刃に押接し、
前記移動手段によって前記丸刃が移動すると、前記固定
刃への前記自転コロの押接力を駆動源に、前記自転コロ
が自転すると共に丸刃が自転するカッター機構におい
て、前記固定刃の前記自転コロとの接触面側において、
前記丸刃の待機位置に段差を有することを特徴とするカ
ッター機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3779693A JP2767675B2 (ja) | 1992-11-11 | 1993-02-26 | カッター機構 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-301131 | 1992-11-11 | ||
JP30113192 | 1992-11-11 | ||
JP3779693A JP2767675B2 (ja) | 1992-11-11 | 1993-02-26 | カッター機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198590A JPH06198590A (ja) | 1994-07-19 |
JP2767675B2 true JP2767675B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=26376943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3779693A Expired - Lifetime JP2767675B2 (ja) | 1992-11-11 | 1993-02-26 | カッター機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767675B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3779693A patent/JP2767675B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06198590A (ja) | 1994-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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