JPH106279A - カッター機構 - Google Patents

カッター機構

Info

Publication number
JPH106279A
JPH106279A JP8161499A JP16149996A JPH106279A JP H106279 A JPH106279 A JP H106279A JP 8161499 A JP8161499 A JP 8161499A JP 16149996 A JP16149996 A JP 16149996A JP H106279 A JPH106279 A JP H106279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutter
base
fixed
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8161499A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hattori
Takeharu Kirikoshi
光一 服部
武晴 桐越
Original Assignee
Nec Eng Ltd
日本電気エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nec Eng Ltd, 日本電気エンジニアリング株式会社 filed Critical Nec Eng Ltd
Priority to JP8161499A priority Critical patent/JPH106279A/ja
Publication of JPH106279A publication Critical patent/JPH106279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/01Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
    • B26D1/12Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis
    • B26D1/14Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter
    • B26D1/20Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter coacting with a fixed member
    • B26D1/205Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter coacting with a fixed member for thin material, e.g. for sheets, strips or the like

Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸刃装着型のカッター機構において、従来よ
りも大幅に安価で、かつ加工や組立の容易なカッター機
構を提供する。 【構成】 被切断シートを横断するように長尺で、被切
断シートを設置する台部を兼ねる固定刃と、フレーム
と、被切断物を横断する移動経路と、移動経路で往復移
動自在で、固定刃の刃先を跨ぐ形状で、固定刃の被切断
シート設置側に刃物を格納可能で、該刃物の刃先が露出
するように前進方向側が開口されている刃台と、固定刃
の刃先と所定量交差するように、刃台に回転可能に軸支
されて格納されている円形の回転刃と、回転刃の刃先を
固定刃の刃先に押し付ける付勢手段と、回転刃を刃台の
移動に合わせて転動させる手段と、刃台を往復移動させ
る搬送手段とを有するカッター機構において、丸刃の固
定刃の材質を冷間圧延鋼板とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置や複
写機やプリンタ等のOA機器や家電品に組み込まれ、ロ
ール状に巻かれたシート類を所望の長さに切断するカッ
ター機構に関し、特に直線状の長尺な固定刃に沿って丸
刃を押接させながら回転走行させ、固定刃と丸刃の間に
置かれたシートを切断する丸刃装着型カッター機構に関
する。

【0002】

【従来の技術】従来この種のカッター機構は、主として
OA機器等において、排出されるロール紙をページごと
に切断することを目的として用いられている。これにつ
いては、特開平7−124892号公報で開示された発
明の形式が代表的である。この公報には、熱処理や刃付
けの不要な廉価な固定刃を用いる技術、ならびに丸刃の
配置に工夫を凝らすことで丸刃を回転させる車輪を不要
とする技術について記載されている。

【0003】図12に見るように、従来のカッター機構
では、直線状の長尺な固定刃20が板状のカッターフレ
ーム21の上面に、カッターフレーム21に設けられた
移動経路22に平行に、溶接で固定されている。移動経
路22はカッターフレーム21の一端を凹状に曲げるこ
とで構成されている。移動経路22にはキャリッジ23
の一部が入れ込まれている。刃物台25は固定刃20を
抱き抱えるような形状で、その一方が、キャリッジ23
にネジ止めされている。刃物台25は、移動経路22に
沿って摺動往復移動する。刃物台25の移動は、ワイヤ
ー30を用いた駆動機構による。刃物台25は、プーリ
31の回転軸をストッパとしている。刃物台25には、
刃物台25の移動に合わせてシートを切断点にシートを
導く前ラッセル27が構成され、かつ前ラッセル27に
続くように誘導ガイド28が配設されている。誘導ガイ
ド28は、切断片を適切な方向に誘導する。固定刃20
の刃先は微少な丸みとなっている。丸みはプレス抜きで
できた物で、全体的に均一となっている。固定刃の素材
はハードネス処理を施したステンレス鋼板とされてい
る。

【0004】次に丸刃26の配置について説明する。図
13に見るように、従来のカッター機構では、丸刃26
と丸刃軸受け32はかん合構造で、一体回転可能となっ
ている。また、丸刃軸受け32は支軸33に挿入され、
滑動回転可能となっている。丸刃26の支軸33は、固
定刃20に対して所定傾斜角度θz゜傾斜している。ま
た、この支軸33は、丸刃26の刃先が固定刃20の刃
先に僅かにオーバーラップする位置に配置されている。
これによって丸刃26の刃先は固定刃20の刃先に対し
て1点で接触するようになっている。この接点は、シー
トを切断するときの切断点である。丸刃26は板バネ等
の押圧手段で固定刃20の刃先に所定の荷重(Fs)で
押し付けられている。そしてシート切断方向に丸刃26
を移動させると、丸刃26は上記接点に発生するモーメ
ント(M)によって一定周期で回転する。必要量のモー
メントを確保するには各種条件の最適化が必要である。

【0005】

【発明が解決しようとする課題】この従来のカッター機
能には固定刃としてハードネス処理を施したステンレス
鋼板を用いている。刃物に通常用いられる工具鋼の加工
品に比べれば、相当安価な物ではあったが、素材自体が
高価であるためそれ以上の原価低減は困難であった。ま
た、このような鋼板の固定刃の場合は、型間隙間ゼロで
プレス抜きする必要があるため、金型の劣化が極端に早
く、固定刃の品質管理も難しかった。

【0006】また、この従来のカッター機構の実施例で
は、固定刃はカッターフレームを用意してそれにスポッ
ト溶接で固定されている。カッターフレームと固定刃を
別々に用意した場合、原価に大きく波及する。実施例の
一例として、カッターフレームと固定刃を一体にした物
が紹介されているが、強度的に弱くなり、またレールに
穴を開けなければならないので実用的ではなかった。ま
たステンレス材なので複雑な加工が困難という問題もあ
った。

【0007】また、この従来のカッター機構では、刃物
台はキャリッジにネジ止めされていた。このため、丸刃
の交換が容易に行えないという問題もあった。

【0008】本発明は、高い切断性能を持ち、かつ上述
したこれらの課題を解決可能で、かつ安価なカッター機
構の提供を目的とする。

【0009】

【課題を解決するための手段】これらの課題を解決すべ
く本発明のカッター機構は、被切断シートを横断するよ
うに長尺で、被切断シートを設置する台部を兼ね、材質
が冷間圧延鋼板である固定刃と、フレームと、被切断物
を横断する移動経路と、前記移動経路で往復移動自在
で、前記固定刃の刃先を跨ぐ形状で、前記固定刃の被切
断シート設置側に刃物を格納可能で、該刃物の刃先が露
出するように前進方向側が開口されている刃台と、前記
固定刃の刃先と所定量交差するように、前記刃台に回転
可能に軸支されて格納されている円形の回転刃と、前記
回転刃の刃先を前記固定刃の刃先に押し付ける付勢手段
と、前記回転刃を刃台の移動に合わせて転動させる手段
と、前記刃台を往復移動させる搬送手段とを有すること
を特徴とする。

【0010】さらに本発明では、前記固定刃と、前記フ
レームと、前記移動経路を一枚の鋼板に一体化すること
ができる。

【0011】さらに本発明では、前記回転刃と前記固定
刃の刃先が交差して生じる2交点のうち、刃台進行方向
の交点のみが接するように前記回転刃を切断面に対して
0.5゜から3゜の角度に設けることができる。

【0012】また本発明では、前記付勢手段の押圧力を
150gから350gにすることができる。

【0013】また本発明ではさらに、前記回転刃と一体
回転する車輪を有し、該車輪が前記固定刃の被切断シー
ト設置面に接地させることができる。

【0014】また本発明ではさらに、前記固定刃をプレ
スで打ち抜かれた鋼板とし、刃先にエッジを持たせない
ことができる。

【0015】また本発明ではさらに、前記刃台と前記車
輪が前記固定刃を挟み込む構造とすることができる。

【0016】また本発明ではさらに、前記刃台を、前記
回転刃を格納する回転刃刃台部と、前記移動経路に沿っ
て移動可能なキャリッジ部と、前記固定刃を跨いで前記
回転刃刃台部と前記キャリッジ部を連結するアームから
構成し、かつ前記回転刃刃台部の前進方向先端に導入ガ
イド部と、導入ガイド部から続く案内ガイド部と、前記
アームを削り取るように前記案内ガイド部から続く誘導
ガイド部とを設けることができる。

【0017】また本発明ではさらに、前記刃台の前記キ
ャリッジ部の前進方向先端にラッセル部を、前記刃台の
後進方向先端にもラッセル部を配設することができる。

【0018】また本発明ではさらに、前記刃台の回転刃
刃台部を分離可能とすることができる。

【0019】

【発明の実施の形態】以下に本発明におけるカッター機
構の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。

【0020】図1および図2に見るように本発明のカッ
ター機構は、用紙を横切る方向に長尺な固定刃1と、固
定刃1の刃先を跨ぐ形状で固定刃1によって移動可能に
支持されている刃台2と、刃台2に回転可能に支持され
る回転刃(丸刃)3と、刃台2を搬送する搬送手段とで
構成されている。尚、本実施例の搬送手段には、ワイヤ
ー6を使った駆動機構を用いているが、その他の一般的
に知られる駆動機構に代替しても特に支障は無い。例え
ば、搬送手段は人力でもよい。

【0021】固定刃1と、フレーム1aと、刃台2の移
動を案内する走行レール部1bは一枚の鋼板で一体化さ
れている。固定刃1とこれらを一枚の鋼板に一体化する
ことで部品点数の低減を図っている。固定刃1は用紙を
設置する台部1cを兼ねている。ファクシミリ装置など
の用紙を搬送する装置に用いる場合は、固定刃1は用紙
の搬送台でもある。この固定刃1の素材には冷間圧延鋼
板を用いている。これにより、固定刃は極めて安価とな
ると共に、加工も容易で、製造品質も安定する。固定刃
1はプレス型で打ち抜いた鋼板を刃付け加工無しで用い
ることができる。この時金型の刃先を抜く部分には型間
隙間を設けない。このような加工を硬度の高い素材に用
いると、金型が急激に劣化するが、冷間圧延鋼板を用い
る場合は通常の劣化となり金型が長持ちする。

【0022】刃台2は、走行レール部1bで往復移動自
在で、かつ固定刃1の刃先を跨ぐ形状で、固定刃1の用
紙設置側に刃物を格納可能で、刃物の刃先が露出するよ
うに前進方向側が開口されている。固定刃1を境に、固
定刃1の用紙設置側が回転刃刃台部2aで、固定刃1の
裏側がキャリッジ部2dである。キャリッジ部2dは摺
動支持部2oと一体である。さらに回転刃刃台部2aと
キャリッジ部2dは固定刃1の刃先を跨ぐ連結アーム2
kで連結されている。回転刃刃台部2aは便宜上取り外
し可能な方が有利である。本実施例では回転刃刃台部2
aを回転刃台支持部2bと回転刃台2cから構成してい
る。回転刃台2cは回転刃台支持部2bにロック爪2n
で固定されている。回転刃台2cは取り外し可能で、取
り外しにはなんらの工具も必要としない。

【0023】切断は長手方向奥側から長手方向手前側へ
刃台2を前進させることで行われる。切断が終わったら
長手方向手前側から長手方向奥側の待機位置まで刃台2
を後退させ、次回の切断に備える。回転刃刃台部2aの
進行方向先端には、導入ガイド部2gと、導入ガイド部
2gから連続した案内ガイド部2hがある。導入ガイド
部2gは、刃台2の進行と共に固定刃1から浮き上がっ
た用紙をかき寄せる方向に傾斜した斜面である。案内ガ
イド部2hは、固定刃1に対向して位置する固定刃1に
平行な平面で、固定刃1とで狭い隙間を形成する。用紙
はこの狭い隙間によって、回転刃3と固定刃1の接点で
ある切断点に案内される。さらに案内ガイド部2hに
は、用紙の切断された側の後端部を所定の方向に誘導す
る誘導ガイド部2iが連続している。誘導ガイド部2i
は用紙をまたぐように、案内ガイド部2hからキャリッ
ジ部2d側に、連結アーム2kを削り取るように緩やか
に傾斜した面である。傾斜をきつくすると連結アーム2
kが用紙に影響を及ぼすので、傾斜は緩やかにする必要
が有る。これらによって本実施例のカッター機構は、用
紙のばたつきを吸収しながら用紙を切断し、かつ切断片
を所定の方向に逃がして切断を終える。よって固定刃1
に対向する様に位置する、固定刃1と狭い隙間を作る用
紙搬送ガイドが無くとも、用紙の切断が可能となる。ま
た、切断片が連結アーム2kに引っかかってジャミング
となる恐れも無い。切断片は、キャリッジ2d側に落下
する。切断片は刃台2の移動中に刃台2に接触すること
がある。接触によって刃台2が切断片を蹴飛ばすとジャ
ミングとなる。刃台2にはこの蹴飛ばしの防止手段を設
けねばならない。刃台2のキャッリジ部の前進方向先端
には、前回切断した切断片を押し退ける方向に傾斜した
斜面である前ラッセル部2pが、後進方向先端には切断
した切断片を押し退ける方向に傾斜した斜面である後ラ
ッセル部2mが設けられている。また、搬送手段の全て
はキャリッジ部2d側に配置されている。このように固
定刃1の上部には用紙の設置を妨げる物が全く無いの
で、用紙は簡単に設置できる。

【0024】搬送手段は、ワイヤー6を使った駆動機構
である。ワイヤー6の両端には留め具6bがカシメられ
ている。その一端にはコイルバネ6aが通されている。
コイルバネ6aはワイヤー6に張力を与える。ワイヤー
6のそれぞれの端部は刃台2のキャリッジ部2d側に引
っかけられている。固定刃1の長手方向奥側には駆動プ
ーリ回転軸7a、手前側には中間プーリ回転軸12aが
カシメられている。駆動プーリ回転軸7aには駆動プー
リ7が、中間プーリ回転軸12aには中間プーリ12が
取り付けられている。駆動プーリ7は駆動ギア7bと一
体に作られている。駆動プーリ7側にはモータ8が取り
付けられている。モータ8の回転軸にはピニオンギア8
aが設けられ、モータ8の回転を駆動プーリ7に伝達す
る。モータ8はカッターフレーム1にネジ9で固定され
ている。駆動プーリ回転軸7aと中間プーリ回転軸12
aにはそれぞれ止め輪B13が設けられ、プーリの抜け
を防止している。

【0025】図3および図4に見るように、回転刃3
と、軸受け3aと、車輪3bと、フランジ3cは一体に
構成されている。回転刃3は回転刃軸10に回転可能に
支持されている。また、回転刃3は固定刃1の刃先に板
バネ11で押し付けられている。回転刃3は周縁に鋭利
な刃先を持っている。回転刃軸10は車輪3bを固定刃
1に押し付けるように配置されている。車輪3bには固
定刃1に押し付けられることで所定量の変形が生じる。
これによって刃台2が移動すると回転刃3が回転する。
車輪3bと、刃台2のキャリッジ部2dは、車輪の変形
による応力を利用して固定刃1を挟み込んでいる。回転
刃軸10は、回転刃台2cと蓋5で両端支持されてい
る。蓋5は回転刃台2cと一体で回転刃台2cに固定さ
れている。

【0026】次に回転刃3と固定刃1の配置について説
明する。図5に見るように回転刃3と固定刃1は所定量
以上交差している。回転刃3は板バネ11で固定刃1に
押し付けられている。回転刃3は、刃台2の進行方向と
は逆向きに一定周期で回転する。回転刃3と固定刃1の
刃先が交差して生じる2交点のうち切断に関与する方、
すなわち刃台前進方向側の交点もみが接するように、回
転刃3は切断面に対して0.5゜から3゜の範囲で、望
ましくは約2゜に配置されている。これにより、回転刃
3の刃先を確実に固定刃1の刃先に接触させることがで
きるので、切断性能の安定性が格段に向上する。

【0027】この角度が下限0.5゜未満の場合には、
丸刃の刃先以外の場所が固定刃に接触し、切断不良が発
生する。また、上限3゜を超えるた場合には、丸刃が固
定刃に食い込むため、カッターが機能しない。

【0028】上記のように車輪3bと回転刃3は一体に
構成されているため、車輪も傾斜して配置される。車輪
3bは用紙を固定刃に押し付けると共に、回転しながら
用紙を回転刃3の刃先に引き込むため切断を安定させ
る。また回転刃3は、150gから350gの範囲で、
望ましくは250gの押圧力で固定刃1に押し付けられ
ている。

【0029】押圧力が下限150g未満の場合には、厚
手の用紙を切断しようとすると、丸刃の刃先が固定刃の
刃先から浮き上がって切断不良となる。また、押圧力が
上限350gを超えた場合には、丸刃が固定刃に食い込
んだり、固定刃の上に乗り上げたりするため、カッター
が機能しない。

【0030】回転刃軸10の直径は2mm以下とし、望
ましくは直径約1mmとしている。軸径が直径2mmを
超えると、丸刃の車輪の転動力より回転負荷の方が勝る
ケースがある。この場合、丸刃の回転が安定となるため
切断不良が発生する。

【0031】これらの数値条件は、実験上解明されたデ
ータであり、固定刃の素材を冷間圧延鋼板とした場合に
適用される。望ましいとした数値はSECCを用いた場
合の最適条件である。条件の設定は素材の硬度で左右さ
れる。SECCと同じ硬度の素材であればSECCと同
様の設定で問題ない。この最適条件を満たしたカッター
機構は、35゜C85%の高温多湿環境であっても、家
庭用のティッシュ等の柔らかくて吸湿性の高い紙の切断
が可能なことが実験上明らかとなった。

【0032】次に本発明のカッター機構の切断動作につ
いて説明する。図6に見るように刃台2の待機位置は固
定刃1の長手方向奥側となっている。待機位置側では刃
台2は駆動プーリ7に衝突して停止する。モータ8が反
時計回りに回転すると。モータ8の回転はピニオンギア
8aから駆動プーリ7に伝達され、駆動プーリ7の回転
でワイヤー6は刃台2を固定刃1の長手方向手前側へ牽
引する。回転刃3は刃台2の移動に合わせ、それぞれ一
定周期で回転する。このとき回転刃3は刃台2の進行方
向とは逆向きに回転する。切断を始める時、用紙が固定
刃1から浮き上がるように丸まっている場合は、導入ガ
イド部2gが用紙をかき寄せる。かき寄せられた用紙
は、図7に見るように案内ガイド部2hによって切断点
に案内される。切断が始まると、図8に見るように用紙
の切断片は、誘導ガイド部2iによって固定刃1をまた
ぐように下側方向に誘導される。誘導ガイド部2iは緩
やかな傾斜面なので切断片はスムーズに誘導される。切
断された切断片は図9に見るように切り飛ばされる勢い
でカッター機構から少し離れた所に落下する。切断が完
了すると、刃台2は中間プーリ12に衝突し停止する。
モータ8の回転はタイマー制御されている。モータ8は
所定時間反時計回りに回転し、停止したら時計回りに所
定時間回転する。本実施例では、257mm幅の用紙の
切断を行うのに1secモータを反時計回りに回転させ
ている。時計回りも同様に1secとしている。刃台2
が待機位置に復帰し、モータ8の回転が停止すると切断
動作が完了する。このようなモータ8の動作方法は実公
平7−39580号に記載がある。制御方法には特に制
約は無く、既に知られている手段を用途に合わせて用い
ることが可能である。

【0033】次に、安全性であるが、本発明のカッター
機構では、回転刃3は刃台2に格納されており、刃先の
露出必要最低限である。したがって、意図しないかぎり
回転刃3の刃先には触れられないので安全である。また
固定刃1の刃先はプレス抜きでできた丸みのままでエッ
ジを有しておらす、触れても手が切れることは無く安全
である。

【0034】本発明の主たる実施例では、刃台2の回転
刃刃台部2aは回転刃台2cを設けることで分離可能と
したが、図10に見るように分離不可能としても問題は
無い。また、固定刃1は箱形となっているが、、図11
に見るようにL型であってもよい。

【0035】このように刃台2の形状や走行レール1b
の形状、刃台2の搬送手段には特に制約は無く、既に知
られている技術を適宜に応用したカッター機構の実施が
可能である。

【0036】

【発明の効果】以上説明したように本発明のカッター機
構は、被切断シートを横断するように長尺で、被切断シ
ートを設置する台部を兼ねる固定刃と、フレームと、被
切断物を横断する移動経路と、移動経路で往復移動自在
で、固定刃の刃先を跨ぐ形状で、固定刃の被切断シート
設置側に刃物を格納可能で、該刃物の刃先が露出するよ
うに前進方向側が開口されている刃台と、固定刃の刃先
と所定量交差するように、刃台に回転可能に軸支されて
格納されている円形の回転刃と、回転刃の刃先を固定刃
の刃先に押し付ける付勢手段と、回転刃を刃台の移動に
合わせて転動させる手段と、刃台を往復移動させる搬送
手段とを有するカッター機構において、固定刃の材質を
冷間圧延鋼板とすることで固定刃の原価低減を可能とす
ると共に、加工の容易化と供給品質の安定化を実現し
た。

【0037】さらに、固定刃と、フレームと、移動経路
を一枚の鋼板に一体化することで、部品点数の削減が可
能となった。

【0038】さらに、回転刃と固定刃の刃先が交差して
生じる2交点のうち、刃台進行方向の交点のみが接する
ように回転刃を切断面に対して0.5゜から3゜に、好
ましくは約2゜の角度に設け、かつ付勢手段の押圧力を
150gから350gに、好ましくは約250gにする
ことで安定した断性能を得ることが可能となった。

【0039】またさらに、回転刃と一体回転する車輪を
有し、該車輪を固定刃の被切断シート設置面に接地させ
ることで、車輪が被切断シートを固定刃に押し付けると
共に、回転しながら被切断シートを丸刃の刃先に引き込
むため切断性能が安定する。

【0040】またさらに、固定刃をプレスで打ち抜かれ
た鋼板とし、刃先にエッジを持たせないことで固定刃が
露出しても安全である。

【0041】またさらに、刃台と車輪が固定刃を挟み込
む構造とすることで、丸刃が固定刃の上に乗り上がらな
いため固定刃の刃先を傷める恐れがない。

【0042】またさらに、刃台を、回転刃を格納する回
転刃刃台部と、移動経路に沿って移動可能なキャリッジ
部と、固定刃を跨いで回転刃刃台部とキャリッジ部を連
結するアームから構成し、かつ回転刃刃台部の前進方向
先端に導入ガイド部と、導入ガイド部から続く案内ガイ
ド部と、アームを削り取るように案内ガイド部から続く
誘導ガイド部とを設けることで、切断動作がスムーズに
行われる。

【0043】またさらに、刃台のキャリッジ部の前進方
向先端にラッセル部を、刃台の後進方向先端にもラッセ
ル部を配設することで、切断した切断片を巻き込む恐れ
が無い。

【0044】またさらに、刃台の回転刃刃台部を分離可
能とすることで、丸刃の交換を容易としている。

【0045】このように本発明によると、高い切断性能
を持ち、かつ極めて安価なカッター機構の提供が可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明のカッター機構の斜視図である。

【図2】本発明のカッター機構の三面図である。

【図3】本発明のカッター機構の分解斜視図である。

【図4】本発明のカッター機構のa−a断面図である。

【図5】本発明のカッター機構の丸刃と固定刃の配置図
である。

【図6】本発明のカッター機構が用紙を切断する前の状
態を示す図である。

【図7】本発明のカッター機構が用紙を切り始めるとき
の状態を示す図である。

【図8】本発明のカッター機構の、用紙を切断中の状態
を示す図である。

【図9】本発明のカッター機構の、用紙を切断終了した
直後の状態を示す図である。

【図10】本発明のカッター機構の別の一例の部分斜視
図である。

【図11】本発明のカッター機構のさらに別の一例の部
分断面斜視図である。

【図12】特開平7−124892号公報に記載の従来
のカッター機構の斜視図である。

【図13】特開平7−124892号公報に記載の従来
のカッター機構の丸刃と固定刃の配置図である。

【符号の説明】

1 固定刃 1a フレーム 1b 走行レール部 1c 台部 2 刃台 2a 回転刃刃台部 2b 回転刃台支持部 2c 回転刃台 2d キャリッジ部 2g 導入ガイド部 2h 案内ガイド部 2i 誘導ガイド部 2j 押し出しガイド部 2k 連結アーム 2m 後ラッセル部 2n ロック爪 2o 摺動支持部 2p 前ラッセル部 3 回転刃(丸刃) 3a 軸受け 3b 車輪 3c フランジ 5 蓋 6 ワイヤー 6a コイルバネ 6b 留め具 7 駆動プーリ 7a 駆動プーリ回転軸 7b 駆動ギア 8 モータ 8a ピニオンギア 9 ネジ 10 回転刃軸 11 板バネ 12 中間プーリ 12a 中間プーリ回転軸 13 止め輪B 20 固定刃 21 カッターフレーム 22 移動経路部 23 キャリッジ 24 摺動保持部 25 刃物台 26 丸刃 27 前ラッセル 28 誘導ガイド 30 ワイヤー 31 プーリ 32 丸刃軸受け 33 支軸

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断シートを横断するように長尺で、
    被切断シートを設置する台部を兼ね、材質が冷間圧延鋼
    板である固定刃と、 フレームと、 被切断物を横断する移動経路と、 前記移動経路で往復移動自在で、前記固定刃の刃先を跨
    ぐ形状で、前記固定刃の被切断シート設置側に刃物を格
    納可能で、該刃物の刃先が露出するように前進方向側が
    開口されている刃台と、 前記固定刃の刃先と所定量交差するように、前記刃台に
    回転可能に軸支されて格納されている円形の回転刃と、 前記回転刃の刃先を前記固定刃の刃先に押し付ける付勢
    手段と、 前記回転刃を刃台の移動に合わせて転動させる手段と、 前記刃台を往復移動させる搬送手段とを有することを特
    徴とするカッター機構。
  2. 【請求項2】 前記固定刃と、前記フレームと、前記移
    動経路とを一枚の鋼板に一体化したことを特徴とする請
    求項1記載のカッター機構。
  3. 【請求項3】 前記回転刃と前記固定刃の刃先が交差し
    て生じる2交点のうち、刃台進行方向の交点のみが接す
    るように、前記回転刃を切断面に対して0.5゜から3
    ゜の角度に設けていることを特徴とする請求項1記載の
    カッター機構。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段の押圧力が150gから3
    50gであることを特徴とする請求項3記載のカッター
    機構。
  5. 【請求項5】 前記回転刃と一体回転する車輪を有し、
    該車輪が前記固定刃の被切断シート設置面に接地してい
    ることを特徴とする請求項3記載のカッター機構。
  6. 【請求項6】 前記刃台と前記車輪が前記固定刃を挟み
    込んでいることを特徴とする請求項5記載のカッター機
    構。
  7. 【請求項7】 前記固定刃がプレスで打ち抜かれた鋼板
    で、刃先にエッジを持たないことを特徴とする請求項1
    記載のカッター機構。
  8. 【請求項8】 前記刃台が、前記回転刃を格納する回転
    刃刃台部と、前記移動経路に沿って移動可能なキャリッ
    ジ部と、前記固定刃を跨いで前記回転刃刃台部と、前記
    キャリッジ部を連結するアームとを有し、 かつ前記カッター機構が前記回転刃刃台部の前進方向先
    端に設けられた導入ガイド部と、 導入ガイド部から続く案内ガイド部と、 前記アームを削り取るように前記案内ガイド部から続く
    誘導ガイド部と、 を有することを特徴とする請求項1記載のカッター機
    構。
  9. 【請求項9】 前記刃台の前記キャリッジ部の前進方向
    先端に、ラッセル部を有することを特徴とする請求項8
    記載のカッター機構。
  10. 【請求項10】 前記刃台の後進方向先端に、ラッセル
    部を有することを特徴とする請求項8記載のカッター機
    構。
  11. 【請求項11】 前記刃台の回転刃刃台部が分離可能で
    あることを特徴とする請求項8記載のカッター機構
JP8161499A 1996-06-21 1996-06-21 カッター機構 Pending JPH106279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8161499A JPH106279A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 カッター機構

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8161499A JPH106279A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 カッター機構
CN97114883A CN1118368C (zh) 1996-06-21 1997-06-21 切纸装置
DE1997615101 DE69715101T2 (de) 1996-06-21 1997-06-23 Papierschneider
EP19970110240 EP0813935B1 (en) 1996-06-21 1997-06-23 Paper cutting device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH106279A true JPH106279A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15736238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8161499A Pending JPH106279A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 カッター機構

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0813935B1 (ja)
JP (1) JPH106279A (ja)
CN (1) CN1118368C (ja)
DE (1) DE69715101T2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3837156B2 (ja) 2000-08-28 2006-10-25 シチズンセイミツ株式会社 用紙切断装置
JP4947904B2 (ja) * 2005-01-21 2012-06-06 カール事務器株式会社 紙裁断機
US20070044617A1 (en) * 2005-08-24 2007-03-01 Rudolf Pavlik Web material cutting device
WO2008124833A2 (en) * 2007-04-10 2008-10-16 Acco Brands Usa Llc Sheet trimmer
CN102009518B (zh) * 2010-08-25 2012-11-07 昆山华冠商标印刷有限公司 印刷机的印刷装置
US20150068377A1 (en) * 2012-02-28 2015-03-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cutting a moving media
CN103568050A (zh) * 2012-07-26 2014-02-12 林权盛 用于片材的裁切器
CN104589809A (zh) * 2015-02-08 2015-05-06 李丽容 一种用于票据打印机的自动切纸部件
CN108748354A (zh) * 2017-03-01 2018-11-06 姜纲法 一种切纸机的切刀座快拆装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035706B1 (ja) * 1969-02-20 1975-11-18
CH587106A5 (ja) * 1973-10-12 1977-04-29 Granger Maurice
GB2257084B (en) * 1991-06-27 1994-08-31 Hitachi Metals Ltd Rotary-type sheet cutter
CA2100014C (en) * 1992-07-14 1999-12-28 Fuminori Murakami Paper cutting device using a movable cutting wheel
US5322001A (en) * 1993-05-28 1994-06-21 Fiskars Oy Ab Paper cutter with circular blades
JP3141337B2 (ja) * 1993-09-09 2001-03-05 日本電気エンジニアリング株式会社 カッター機構
JP2541151B2 (ja) * 1994-05-16 1996-10-09 日本電気株式会社 紙切断装置
JP2885643B2 (ja) * 1994-07-15 1999-04-26 日華化学株式会社 フェノール性化合物の分解処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0813935A1 (en) 1997-12-29
DE69715101T2 (de) 2003-01-02
DE69715101D1 (de) 2002-10-10
EP0813935B1 (en) 2002-09-04
CN1172009A (zh) 1998-02-04
CN1118368C (zh) 2003-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0631854B1 (en) Paper cutter with circular blades
DE60204933T2 (de) Schneidvorrichtung für einen Drucker
JP3588065B2 (ja) チューブカッター
EP0706428B1 (en) Method and apparatus for bending steel rule
EP0188822B1 (en) Cutting method and apparatus for tape laying machines
CN2584307Y (zh) 侧导板对中装置
US3686991A (en) Apparatus for cutting a sheet material
US5381649A (en) Medical staple forming die and punch
EP2258494B1 (de) Biegevorrichtung für stabförmige Werkstücke
US5279472A (en) Paper feeding device and an application thereof
US5001955A (en) Paper-cutter
US6779427B2 (en) Apparatus for guiding the saw band of a band saw machine
US5174518A (en) Paper feeding device and an application thereof
JP5753452B2 (ja) 切断クランプ装置を備えた切断機
WO2009036258A1 (en) Programmable border slitter
JP2006510498A (ja) 厚板を偏心駆動機構により横方向切断するためのシャー
JP4103765B2 (ja) ステープラーのステープル脚切断機構
US4069583A (en) Sheet metal cutting
EP2142694B1 (en) Improved soft goods slitter and feed system for quilting
KR100237653B1 (ko) 시트 절단용 절단운반대와 이를 이용한 시트절단기
DE102007035062B4 (de) Federherstellungsvorrichtung und Steuerverfahren für diese
JPH05147386A (ja) 作図装置用用紙切断装置
GB2070496A (en) Film cutter
US4823663A (en) Cut sheet roll supply
TW390834B (en) Mechanism for cutting a sheet

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001128