JP4688368B2 - 回転刃式紙カッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転刃で紙を切断する回転刃式紙カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
店舗等においてレシートを印刷するために使用されるプリンタはロール紙が使用され、印刷が終了するとカッタでロール紙の切断をおこなっている。
この切断の際に用紙を幅方向に完全に切断(フルカット)すると、切断された紙が風で飛んでいってしまうおそれがあるために、切り残しを設けて切断するパーシャルカットをおこなうことが多い。
【0003】
従来は、このパーシャルカットはV字形状の刃を移動させてギロチン式におこなわれている。ところが、刃が重く、刃を移動させるためのモータの消費電力も多いという欠点がある。
そこで、電力消費の少ない丸刃を回転させながら幅方向に移動させて切断をおこなう回転刃式カッタでパーシャルカットをおこなうようにしたものが開発されている。例えば、特開平10−272811号公報に記載の装置がある。しかしながら、同公報の装置は、切り残しを一方の端部に形成するものである。ところが、このように、端部に切り残しが形成されたものでは、切り残しでつながれている部分が片側に偏り扱いづらいという問題や、紙の幅方向の位置のばらつきにより、切り残しに大小ができ、場合によっては、切り残しが形成されないこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑み、中央に切り残しを形成することができる回転刃式紙カッタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、回転刃式紙カッタであって、
一方向に回転するスクリューシャフトに、第1キャリッジが係合可能で第1キャリッジを第1端部から中心側位置を経て第1端部に往復移動可能な第1の溝と、第2キャリッジが係合可能で第2キャリッジを第2端部から中心側位置を経て第2端部に往復移動可能な第2の溝を設け、
第1キャリッジに第1キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第1回転刃を取付け、第2キャリッジに第2キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第2回転刃を取付け、
第1回転刃と第2回転刃が中心に向かって移動している時に、固定刃の第1回転刃と第2回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、第1回転刃と固定刃の交差部および第2回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
第1キャリッジが第1溝の第1中心側位置に到達した時に第1回転刃が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に来るように第1溝の第1中心側位置が設定され、第2キャリッジが第2溝の第2中心側位置に到達した時に第2回転刃がロール紙の切り残し予定部の第2端部側位置に来るように第2溝の第2中心側位置が設定されている、ことを特徴とする回転刃式紙カッタが提供される。
【0006】
このように構成された回転刃式紙カッタによれば、第1キャリッジが第1溝の第1端部から第1中心側位置に移動するときに第1回転刃が紙の切り残し予定部の第1端部側位置まで切断し、第2キャリッジが第2溝の第2端部から第2中心側位置に移動するときに第2回転刃が紙の切り残し予定部の第2端部側位置まで切断し、中央に予定の切り残しが形成される。
【0007】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、第1溝と第2溝が、同じ回転回数で、一方が端部側位置から中央側位置に到達した時に他方が中央側位置に到達せず、他方が中央側位置に到達した時に一方は中央側位置を離れて復路行程にあるようにされ、かつ、同時に端部位置に戻れるように、第1溝と第2溝が形成されていることを特徴とする回転刃式紙カッタが提供される。
このように構成された回転刃式紙カッタによれば、第1キャリッジと第2キャリッジは同時に中央側位置に到達しないので、第1キャリッジと第2キャリッジをそれぞれより中心に近い位置まで移動でき切り残しを小さくできる。
【0008】
請求項3の発明によれば、回転刃式紙カッタであって、
一方向に回転するスクリューシャフトに、キャリッジが係合可能でキャリッジを第1端部から第2端部を経て第1端部に往復移動可能な溝を設け、キャリッジには、キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する回転刃が取付けられ、回転刃が移動している時に、固定刃の回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
キャリッジに回転刃を取付た回転刃取付け軸の一方の端部を移動せしめて回転刃の姿勢を変換する姿勢変換機構が取付けられ、
第1端部から第2端部に向かう際に、第1の端部から第1中央位置までは回転刃を第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、第1中央位置から第2端部までは、第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、
第2端部から第1端部に向かう際に、第2の端部から第2中央位置までは回転刃を第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、第2中央位置から第1端部までは、第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、
回転刃が、下面から押し上げ力が作用すると、回転刃取付け軸の上を上方に移動できるように取付けられていて、
第1の端部から第1中央位置まで第1の姿勢で移動する時と第2の端部から第2中央位置まで第2の姿勢で移動する時は紙の切断をおこなうが、第1中央位置から第2端部まで第2の姿勢で移動する時と、第2中央位置から第1端部まで第1の姿勢で移動する際に回転刃が紙の面上を滑走して紙の切断をおこなわず、
第1中央位置は第2端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置であり、
第2中央位置は第1端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第2端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置である、ことを特徴とする回転刃式紙カッタが提供される。
【0009】
このように構成された回転刃式紙カッタによれば、第1の端部から第1中央位置まで第1の姿勢で移動する時と第2の端部から第2中央位置まで第2の姿勢で移動する時は紙の切断をおこなうが、第1中央位置から第2端部まで第2の姿勢で移動する時と、第2中央位置から第1端部まで第1の姿勢で移動する際に回転刃が紙の面上を滑走して紙の切断をおこなわないので、第1中央位置は第2端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置とし、第2中央位置は第1端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置とすることで、中央に予定の切り残しが形成される。
【0010】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明において、中央で回動可能に支持されたアームの一端に回転刃取付け軸の一方の端部が揺動自在に取付けられ、アームの他端がバネで引っ張られていて、アームの他端にはピンが取付けられていて、該ピンが筐体に固定された突起に当接することにより、アームの他端が弾かれて、回転刃の姿勢が変換せしめられる、ことを特徴とする回転刃式紙カッタが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態の斜視図である。モータ10によりギヤ群20を介して一定方向に駆動されるスクリューシャフト100に第1溝110Aと第2溝110Bが刻設されているが、両者は連続していない。第1溝110Aには第1キャリッジ200Aのピン210A、第2溝110Bには第2キャリッジ200Bのピン210Bが係合していて、スクリューシャフト100が回転すると、第1キャリッジ200A、第2キャリッジ200Bはそれぞれ、軸線方向に移動する。400A,400Bは第1キャリッジ200A、第2キャリッジ200Bが端部位置にきたことを検出するためのセンサである。
【0012】
第1キャリッジ200A(第2キャリッジ200B)にはシャフト220A(220B)が取付けられ、シャフト220A(220B)にゴム製のローラ230A(230B)と回転刃240A(240B)が取付けられている、ローラ230A(ローラ230B)は固定刃300の側面310上を回転移動し、それにともない、シャフト220A(220B)が回転すると回転刃240A(240B)が固定刃300の上面320に接しながら回転し、固定刃300と回転刃240A(240B)の交叉部でロール紙1を切断する。
【0013】
なお、図2は第1キャリッジ200A(第2キャリッジ200B)を軸方向から見た図であって、回転刃240A(240B)はシャフト220A(220B)のフランジ221A(221B)にバネ222A(222B)で押し付けられているだけで固定はされておらず、下から力を受けると上方に移動する。
【0014】
図3は、上記のように構成される第1の実施の形態の作動を説明する図であって、スクリューシャフト100の第1溝100A,第2溝100Bは実線と破線で簡略的に図示してある。
スタート時には第1キャリッジ200Aのピン210Aはスクリューシャフト100の第1溝100Aの左端位置に係合し、第2キャリッジ200Bのピン210Bはスクリューシャフト100の第2溝100Bの右端位置に係合し、
第1キャリッジ200A、第2キャリッジ200Bはそれぞれ図示の位置にある。
【0015】
スクリューシャフト100が図示のように、右からみて反時計回りに回転すると、第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bのピン210A,210Bは、それぞれ、溝の細い矢印で示す往路用部分を進行して第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bは中心に向かう。
【0016】
そして、この第1の実施の形態の場合は、丁度4回転すると第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bは最も中心寄りの地点に到達する。このとき、第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bが衝突しないように溝の形状(最も中央寄りの位置)が設定されている。
【0017】
この間、第1キャリッジ200Aの回転刃240A、第2キャリッジ200Bの回転刃240Bは、それぞれ、CAとCBで示される範囲を移動する。したがって、CRの部分は切り残される。なお、当然切断される紙の幅は図中PWの範囲に納まっていなければならない。
【0018】
スクリューシャフト100はさらに同方向に回転を続けるが、最も中心寄りの地点に達した後は、第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bのピン210A,210Bは、それぞれ、溝の太い矢印で示す復路用部分を進行して第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bはスタート地点に向かい、さらに4回転することでスタート地点に戻る。
【0019】
上記の第1の実施の形態では第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bをどこまで接近させることができるかによって、切り残しの幅CRが決定される。
そこで、以下に説明する第2の実施の形態では、第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bを衝突しないように位相差を設けて進行させ、より中心に近いところまで第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bを進ませて、切り残しの幅CRを減少している。
【0020】
図4が、第2の実施の形態のスクリューシャフト100と作動を説明する図である。
この第2の実施の形態のスクリューシャフト100も第1の実施の形態と同様に右からみて反時計回りに回転するものである。第1の実施の形態と同様に、往路用部分を細い矢印で示し、復路用部分を太い矢印で示してある。
【0021】
第1溝100Aはスタート位置から4回転半で最も中心寄りの位置に達し、3回転半でスタート位置に帰還するように形成されている。一方、第2溝100Bはスタート位置から3回転半で最も中心寄りの位置に達し、4回転半でスタート位置に帰還するように形成されている。そして、第1溝100Aと第2溝100Bの最も中心寄りの位置は、それぞれ、第1の実施の形態に比してより中心に近い側に延伸されている。
【0022】
第2の実施の形態は、上記のように構成され、第2キャリッジ200Bは3回転半でスタート位置から最も中心寄りの位置に達するが、その時点で、第1キャリッジ200AはP3.5と付記された位置にある。また、第1キャリッジ200Aは4回転半でスタート位置から最も中心寄りの位置に達するが、その時点で、第2キャリッジ200Bはすでに復路行程にありP4.5と付記された位置にある。すなわち、同時に最も中心寄りの位置に達することはなく、第1溝100Aと第2溝100Bの最も中心寄りの位置が、それぞれ、第1の実施の形態に比してより中心に近い側に延伸させているのにもかかわらず、第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bは衝突しない。
【0023】
なお、第1キャリッジ200Aは往路は4回転半であるが復路は3回転半であり、第2キャリッジ200Bは往路は3回転半であるが復路は4回転半であり、いずれも合計8回転でスタート位置に帰還できるので、スタート位置がずれることはない。
【0024】
図5は、上記の動きを示すグラフであって、横軸は図4と同じスケールで示される軸方向位置であり、縦軸はスタート時点から何回回転したかを示す回転回数である。図中左側に実線で示されるのが第1キャリッジ200Aの回転刃240Aと固定刃の交叉位置、すなわち、第1キャリッジ200Aによる紙の切断位置であり、図中右側に実線で示されるのが第2キャリッジ200Bの回転刃240Bと固定刃の交叉位置、すなわち、第2キャリッジ200Bによる紙の切断位置である。
【0025】
また、図中左側に一点鎖線で示されるのが第1キャリッジ200Aの右端部の位置であり、図中右側に一点鎖線で示されるのが第2キャリッジ200Bの左端部の位置である。同時に最も中心寄りの位置に達したならば衝突する第1キャリッジ200Aと第2キャリッジ200Bが位相差を設けることにより衝突しないことが良く理解される。
【0026】
次に、第3の実施の形態について説明する。
この第3の実施の形態は、第1、第2の実施の形態とは異なり、1つのキャリッジで中央部分に切り残しを設けるようにしたものである。
これは、図6の(A)に示すように、回転刃240Cは、固定刃300に接して進行していく際に、進行方向側を低く反進行方向側を高くすれば紙1を切断できるが、逆に、図6の(B)に示すように、進行方向側を高くして切断をおこなう刃の先端を紙1の厚さよりも高くすれば、回転刃200Cは第1の実施の形態で説明したように、バネ222Cで付勢されてシャフト220Cに取付けられているが、上方に移動可能であるので、回転刃200Cは上方に移動し紙1の上面を滑るようになり、紙1を切断しないということを利用するものである。
【0027】
なお、図6において、回転刃200Cのクロスハッチングを付した部分が上から見て固定刃300の上に重なっている部分であって、図6の(A)に示すように回転刃200Cが左側に傾いているのが後述の説明における第1の姿勢であって、図6の(A)には後述の説明における刃左交差部BLの詳細位置が示されている。また、図6の(B)に示すように回転刃240Cが右側に傾いているのが後述の説明における第2の姿勢であって、図6の(B)には後述の説明における刃右交差部BRの詳細位置が示されている。
【0028】
図7は、この第3の実施の形態を説明する図であって、キャリッジ(図示せず)は図8に示すスクリューシャフトにより右端から左端まで移動し、次いで左端から右端に戻る。図7の(A)で右端から左端への移動を説明し、図7の(B)で左端から右端への移動を説明する。
【0029】
図7の(A)に示されるように、スタート時、キャリッジ200Cの中心(軸方向の中心)はP0にあり、回転刃240Cは進行方向側が低くされた第1の姿勢にある、そして、この第1の姿勢の場合、上から見て、回転刃240Cの低い側が固定刃300と図中回転刃中心よりも左側で交差している。この回転刃中心よりも左側における交差部を刃左交差部と言い、符号BLであらわすことにすると、スタート時に刃左交差部BLはQ0の位置にある。左交差部BLの詳細な位置は図6の(A)に示してある。
【0030】
スクリューシャフト100が回転すると、キャリッジ200Cは左に移動する。前述したように、進行方向側で刃が低くなるようにして進行すれば、紙を切断することができるので、刃左交差部BLは紙を切断していく。そして、刃左交差部BLは切り残し予定部CRの右端Q1に到達する。この時キャリッジ200Cの中心はP1にある。
【0031】
キャリッジ200Cの中心がP1に移動し、刃左交差部BLが切り残し予定部CRの右端Q1に到達したら後述する方法により回転刃240Cを進行方向側が高い第2の姿勢に変換する。この第2の姿勢になると、上から見て、回転刃240Cの低い側の固定刃300との交差部は図中回転刃中心よりも右側で交差するようになる。この回転刃中心よりも右側における交差部を刃右交差部と言い、符号BRであらわすことにすると、キャリッジ200Cの中心がP1にあるときに、刃右交差部BLはQ2の位置にある。
【0032】
この第2の姿勢を保ってキャリッジ200Cはスクリューシャフト100の回転にともないが最左端位置P2に達するまで左方に進むが、この第2の姿勢では、進行方向側が高くなっているので、紙の切断は行なわれない。キャリッジ200Cが最左端位置P2に到達した時、刃右交差部BRはQ3の位置にある。
【0033】
以上が、図7の(A)に示されている、キャリッジ200Cが右端のスタート位置から左端の折り返し点まで左方向に進むときの、各部の作動であるが、この間に、紙1には、第1の姿勢で刃左交差部BLがQ0からQ1に移動する際に切れ目PX1が形成される。
【0034】
次に、図7の(B)を参照して、キャリッジ200が最左端位置P2から右端のスタート位置P0に戻るまでの作動を説明する。
キャリッジ200Cはスクリューシャフト100の回転がさらに進むと第2の姿勢で右に向かって進む。この第2の姿勢で右に進むと、進行方向側が低くなっているので、紙の切断が実行される。スクリューシャフト100を回転させて刃右交差部BRが、切り残し予定部BRの左端Q4に到達するように、キャリッジ200Cの中心をP3まで移動せしめる。
【0035】
キャリッジ200の中心がP3にきたところで、姿勢を第1の姿勢にする。そして、第1の姿勢でキャリッジ200Cを右方向に移動せしめ、キャリッジ200Cの中心をスタート時の位置P0に到達させる。第1の姿勢では、進行方向側が高くなっているので、紙の切断は行なわれない。キャリッジ200Cがスタート位置P0に到達した時、刃右交差部BRはQ0の位置にあり、次回の作業に備えることができる。
【0036】
以上が、図7の(B)に示されている、キャリッジ200が左端の位置から右端のスタート位置まで右方向に進むときの、各部の作動であるが、この間に、紙1には、第2の姿勢で刃右交差部BRがQ3からQ4に移動することにより切れ目PX2が形成され、すでに形成されている切れ目PX1との間に切れ残しCRが形成されることになる。
【0037】
図8は、上記の作動途中におこなう回転刃の姿勢変換のための姿勢変換機構の説明図である。
図8の(A)を参照すると、キャリッジ200Cの回転刃240Cを取付けるシャフト220Cは下端部でアーム250の端部に揺動可能に係合されている。アーム250Cは中央部分でキャリッジ200Cの下側部材201Cに取付けられた軸251Cに回転自在に取付けられている。また、反シャフト側の端部にはコイルバネ252Cの一端が取付けられ、コイルバネ252Cの他端はキャリッジ200Cの上側部材202Cに取付けられている。一方、アーム250Cの下面にはピン253Cが取付けられ、ピン253Cはキャリッジ200Cの下側部材201Cに形成されている穴203Cを通って、キャリッジ200Cの外部に突出している。
【0038】
一方、図示しない全体の筐体に、前記図7に関する説明において、左に進む回転刃240Cの刃左交差部BLが切り残し予定部CRの右端Q1に到達した時に、ピン253Cが当たる突起254Cが設けられている。
例えば、図7で左方向に進むときは、スタート位置からピン253Cが突起254Cに当たるまでは、上面から見た図8の(B)において、アーム250Cは第1の姿勢と付記された状態であるが、ピン253Cが突起254Cに当たってから左端位置に到達するまでは、アーム250Cは図8の(B)において第2の姿勢と付記された状態となる。
【0039】
図8の(C)は第1の姿勢の回転刃240Cまわりの様子を示し、図8の(D)は第2の姿勢の回転刃240Cまわりの様子を示している。
なお、突起254Cは前記図7に関する説明において、左端から右に進む回転刃240Cの刃左交差部BRが切り残し予定部CRの左端Q4に到達した時に、ピン253Cが当たるようにもされていて、ピン253Cが突起254Cに当たるまでは、第2の姿勢であるが、当たった後は第1の姿勢となる。
【0040】
第1の姿勢あるいは第2の姿勢になった後は、次にピン253Cが突起254Cに当たるまでは、その姿勢を維持する。というのは、バネ252Cのキャリッジ200Cの上側部材202Cへの取付け点をS1、バネ252Cのアーム250Cへの取付け点をS2、軸251Cの中心をS3とすると、S1、S2,S3で形成される3角形の一つの辺(S1とS2の間)をバネ252Cが引っ張り、この辺は、他の2つの辺、すなわち、S2とS3の間の辺と、S1とS3の間の辺と、の和よりも短いからである。
【0041】
図9は第3の実施の形態に使用されるスクリューシャフト100の溝110Cを示す図であって、第1、第2の実施の形態のように、分断されておらず、連続した溝とされている。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、回転刃式紙カッタであるが、
一方向に回転するスクリューシャフトに、第1キャリッジが係合可能で第1キャリッジを第1端部から中心側位置を経て第1端部に往復移動可能な第1の溝と、第2キャリッジが係合可能で第2キャリッジを第2端部から中心側位置を経て第2端部に往復移動可能な第2の溝を設け、
第1キャリッジに第1キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第1回転刃を取付け、第2キャリッジに第2キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第2回転刃を取付け、
第1回転刃と第2回転刃が中心に向かって移動している時に、固定刃の第1回転刃と第2回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、第1回転刃と固定刃の交差部および第2回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
第1キャリッジが第1溝の第1中心側位置に到達した時に第1回転刃が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に来るように第1溝の第1中心側位置が設定され、第2キャリッジが第2溝の第2中心側位置に到達した時に第2回転刃がロール紙の切り残し予定部の第2端部側位置に来るように第2溝の第2中心側位置が設定されている。
したがって、回転刃式紙カッタでありながら中央に予定の切り残しを形成することができる。
【0043】
特に請求項2のように、第1溝と第2溝が、同じ回転回数で、一方が端部側位置から中央側位置に到達した時に他方が中央側位置に到達せず、他方が中央側位置に到達した時に一方は中央側位置を離れて復路行程にあるようにされ、かつ、同時に端部位置に戻れるように、第1溝と第2溝が形成すれば、第1キャリッジと第2キャリッジは同時に中央側位置に到達しないので、第1キャリッジと第2キャリッジをそれぞれより中心に近い位置まで移動でき切り残しを小さくできる。
【0044】
請求項3に記載の発明は、回転刃式紙カッタであるが、
一方向に回転するスクリューシャフトに、キャリッジが係合可能でキャリッジを第1端部から第2端部を経て第1端部に往復移動可能な溝を設け、キャリッジには、キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する回転刃が取付けられ、回転刃が移動している時に、固定刃の回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
キャリッジに回転刃を取付た回転刃取付け軸の一方の端部を移動せしめて回転刃の姿勢を変換する姿勢変換機構が取付けられ、
第1端部から第2端部に向かう際に、第1の端部から第1中央位置までは回転刃を第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、第1中央位置から第2端部までは、第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、
第2端部から第1端部に向かう際に、第2の端部から第2中央位置までは回転刃を第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、第2中央位置から第1端部までは、第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、
回転刃が、下面から押し上げ力が作用すると、回転刃取付け軸の上を上方に移動できるように取付けられていて、
第1の端部から第1中央位置まで第1の姿勢で移動する時と第2の端部から第2中央位置まで第2の姿勢で移動する時は紙の切断をおこなうが、第1中央位置から第2端部まで第2の姿勢で移動する時と、第2中央位置から第1端部まで第1の姿勢で移動する際に回転刃が紙の面上を滑走して紙の切断をおこなわず、
第1中央位置は第2端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置であり、
第2中央位置は第1端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第2端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置である、ようにされている。
したがって、回転刃式紙カッタでありながら中央に予定の切り残しを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示す斜視図である。
【図2】キャリッジを拡大して軸線方向から見た図である。
【図3】第1の実施の形態のスクリューシャフトを説明する図である。
【図4】第2の実施の形態のスクリューシャフトを説明する図である。
【図5】第2の実施の形態の作動を説明するグラフである。
【図6】第3の実施の形態の回転刃の姿勢の変化を説明する図であって、
(A)は進行方向側が低い状態を示す図である。
(B)は進行方向側が低い状態を示す図である。
【図7】第3の実施の形態の作動を説明する図であって、
(A)はキャリッジが左方向に進む時の様子を示す図である。
(B)はキャリッジが右方向に進む時の様子を示す図である。
【図8】第3の実施の形態の回転刃の姿勢変換機構を説明する図であって、
(A)はキャリッジ全体を軸方向から見た図である。
(B)はアームを上から見た図である。
(C)は第1の姿勢における回転刃まわりの様子を軸に直角な側面かた見た図である。
(D)は第2の姿勢における回転刃まわりの様子を軸に直角な側面かた見た図である。
【図9】第3の実施の形態に使用されるスクリューシャフトを示す図である。
【符号の説明】
1…ロール紙
100…スクリューシャフト
110A、110B…第1、第2溝
110C…溝
200A、200B…第1、第2キャリッジ
200C…キャリッジ
210A、210B、210C…ピン
220A、220B、220C…シャフト
230A、230B、230C…ローラ
240A、240B、240C…回転刃
250C…アーム
251C…軸
252C…バネ
253C…ピン
254C…突起
300…固定刃

Claims (4)

  1. 回転刃式紙カッタであって、
    一方向に回転するスクリューシャフトに、第1キャリッジが係合可能で第1キャリッジを第1端部から中心側位置を経て第1端部に往復移動可能な第1の溝と、第2キャリッジが係合可能で第2キャリッジを第2端部から中心側位置を経て第2端部に往復移動可能な第2の溝を設け、
    第1キャリッジに第1キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第1回転刃を取付け、第2キャリッジに第2キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する第2回転刃を取付け、
    第1回転刃と第2回転刃が中心に向かって移動している時に、固定刃の第1回転刃と第2回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、第1回転刃と固定刃の交差部および第2回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
    第1キャリッジが第1溝の第1中心側位置に到達した時に第1回転刃が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に来るように第1溝の第1中心側位置が設定され、第2キャリッジが第2溝の第2中心側位置に到達した時に第2回転刃がロール紙の切り残し予定部の第2端部側位置に来るように第2溝の第2中心側位置が設定されている、
    ことを特徴とする回転刃式紙カッタ。
  2. 第1溝と第2溝が、同じ回転回数で、一方が端部側位置から中央側位置に到達した時に他方が中央側位置に到達せず、他方が中央側位置に到達した時に一方は中央側位置を離れて復路行程にあるようにされ、かつ、同時に端部位置に戻れるように、第1溝と第2溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転刃式紙カッタ。
  3. 回転刃式紙カッタであって、
    一方向に回転するスクリューシャフトに、キャリッジが係合可能でキャリッジを第1端部から第2端部を経て第1端部に往復移動可能な溝を設け、キャリッジには、キャリッジが移動する時に回転しながら固定刃に摺接する回転刃が取付けられ、回転刃が移動している時に、固定刃の回転刃が摺接する面に略直角に配置された紙を、回転刃と固定刃の交差部とで、切断し、
    キャリッジに回転刃を取付た回転刃取付け軸の一方の端部を移動せしめて回転刃の姿勢を変換する姿勢変換機構が取付けられ、
    第1端部から第2端部に向かう際に、第1の端部から第1中央位置までは回転刃を第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、第1中央位置から第2端部までは、第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、
    第2端部から第1端部に向かう際に、第2の端部から第2中央位置までは回転刃を第1端部側が低い第2の姿勢に保ち、第2中央位置から第1端部までは、第2端部側が低い第1の姿勢に保ち、
    回転刃が、下面から押し上げ力が作用すると、回転刃取付け軸の上を上方に移動できるように取付けられていて、
    第1の端部から第1中央位置まで第1の姿勢で移動する時と第2の端部から第2中央位置まで第2の姿勢で移動する時は紙の切断をおこなうが、第1中央位置から第2端部まで第2の姿勢で移動する時と、第2中央位置から第1端部まで第1の姿勢で移動する際に回転刃が紙の面上を滑走して紙の切断をおこなわず、
    第1中央位置は第2端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第1端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置であり、
    第2中央位置は第1端部に向かう回転刃と固定刃の進行方向側の交差部が紙の切り残し予定部の第2端部側位置に合致するようにキャリッジを位置せしめる位置である、
    ことを特徴とする回転刃式紙カッタ。
  4. 中央で回動可能に支持されたアームの一端に回転刃取付け軸の一方の端部が揺動自在に取付けられ、アームの他端がバネで引っ張られていて、アームの他端にはピンが取付けられていて、該ピンが筐体に固定された突起に当接することにより、アームの他端が弾かれて、回転刃の姿勢が変換せしめられる、ことを特徴とする請求項に記載の回転刃式紙カッタ。
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