JP3318518B2 - Vr形レゾルバ - Google Patents

Vr形レゾルバ

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JP3318518B2
JP3318518B2 JP27590097A JP27590097A JP3318518B2 JP 3318518 B2 JP3318518 B2 JP 3318518B2 JP 27590097 A JP27590097 A JP 27590097A JP 27590097 A JP27590097 A JP 27590097A JP 3318518 B2 JP3318518 B2 JP 3318518B2
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JP
Japan
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stator
rotor
winding
poles
resolver
Prior art date
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JP27590097A
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完治 北沢
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VR形レゾルバに
関し、特に、ステータのスロット数を増加させることな
く多極状態を作り出すための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のVR形レ
ゾルバにおいては、1×の検出構成では通常ステータス
ロット数が4であり、n×の検出構成ではステータスロ
ット数が4×n必要となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、用いられていた
この種のVR形レゾルバは、以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、多
極形の検出を行うためにはステータのスロットを増加す
ることしかなく、そのためには、ステータの径を大きく
しなければならず、小形化を達成することは不可能であ
った。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ステータのスロット数を増
加させることなく多極状態を作り出すようにしたVR形
レゾルバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるVR形レゾ
ルバは、ステータに励磁巻線と出力巻線を有し、前記ス
テータに対してギャップパーミアンスがnサイクル/1
回転で変化するように構成されn個のロータ歯を有する
ロータを用いるVR形レゾルバにおいて、前記ステータ
に形成されたS個のステータスロットと、前記ステータ
の各歯に形成されたm個の小歯とを備え、前記励磁巻線
は1相で前記ステータのS個の極に巻き、前記出力巻線
を1相以上で前記ステータのP2個の極に巻いた時、n
=m×S±P2/2の関係となるようにした構成であ
る。
【0006】また、ステータに励磁巻線と出力巻線を有
し、前記ステータに対してギャップパーミアンスがnサ
イクル/1回転で変化するように構成されn個のロータ
歯を有するロータを用いるVR形レゾルバにおいて、前
記ステータに形成されたS個のステータスロットと、前
記ステータの各歯に形成されたm個の小歯とを備え、前
記励磁巻線は1相以上で前記ステータのP2個の極に巻
き、前記出力巻線を1相で前記ステータのS個の極に巻
いた時、n=m×S±P2/2の関係となるようにした
構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるV
R形レゾルバの好適な実施の形態について説明する。図
1はステータを示し、図2は図1に用いるロータを示
し、図3は図2のロータの他例を示し、図4は図1にロ
ータを組合わせた場合の要部を示している。図1におい
て符号1で示されるものは周知の積層型で輪状のステー
タであり、このステータ1の内面にはS個のステータス
ロット2及び極である歯3(すなわち、スロット2と歯
(極)3は同数のS個)が交互に形成されている。前記
各歯3の内面にはm個の小歯3aが形成されていると共
に、1相の励磁巻線4がS個の極(すなわち歯3でS個
のスロット2と同数)に巻かれ、1相以上の出力巻線5
がP2個の前記極に巻かれている。従って、ステータ1
の全周ではS×mの数の歯を有する状態となると共に、
励磁巻線4と出力巻線5は異なる極に設けるため、前述
のように記号をSとP2で区別している。
【0008】前記ステータ1の内側位置には、図2で示
すように、その外周にn個のロータ歯6を有し前記n個
と同じ数のnサイクルのギャップパーミアンスを有する
と共に巻線を有しないコアのみからなるロータ7が回転
自在に設けられており、この各ロータ歯6が前記各小歯
3aに対応するように構成されている。図3は図2のロ
ータ7の他例で、ロータ歯6が矩形状ではなくサイン波
状の山形又は半円形となっている。前記ステータ1とロ
ータ7を組合わせてVR形レゾルバを構成すると図4の
構成となり、出力巻線5は前記歯3に巻かれ任意のP2
個の前記極に巻かれている。従って、ロータ歯数をn、
ステータスロット数をS、小歯の数をm、励磁巻線をS
個の極に設け、出力巻線をP2個の極に設けると、n=
m×S±P2/2の関係が成立し、ステータスロット2
の数を増加させることなく多極の状態を得ることができ
る。
【0009】なお、前述の励磁巻線4は1相でステータ
1のS個の極に巻き、出力巻線5を1相以上でステータ
1のP2個の極に巻いた時、n=m×S±P2/2の関係
が成立し、さらに、これと逆構成で、励磁巻線4を1相
以上でステータ1のP2個の極に巻き、出力巻線5を1
相でステータ1のS個の極に巻いた時、n=m×S±P
2/2の関係となるようにすることができる。また、前
記出力巻線5は周知の正弦波状に分布巻きとなるように
巻数が形成されている。
【0010】前記各ステータスロット2すなわち極の出
力巻線5を図4で示すようにWS1,WS2とすると、各出
力巻線5から出力される出力は次の数1の通りとなる。
【0011】
【数1】
【0012】
【発明の効果】本発明によるVR形レゾルバは、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、ロータにn個のロータ歯が設けら
れ、ステータの各歯にも複数の小歯が設けられているた
め、このロータ歯と小歯のギャップ変化を用いることに
より、数少ないステータのスロット数で多極と同じ作用
を得ることができ、1×のステータ構造でn×のレゾル
バ機能を得ることができる。従って、ステータの外径を
大きくすることなく多極機能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVR形レゾルバを示す構成図であ
る。
【図2】図1に用いるロータを示す構成図である。
【図3】図2の他例を示す構成図である。
【図4】図1のステータと図2のロータを組合わせた状
態の一部を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 ステータスロット 3 歯 3a 小歯 4 励磁巻線 5 出力巻線 6 ロータ歯 7 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 H02K 24/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ(1)に励磁巻線(4)と出力巻線
    (5)を有し、前記ステータ(1)に対してギャップパーミア
    ンスがnサイクル/1回転で変化するように構成されn
    個のロータ歯(6)を有するロータ(7)を用いるVR形レゾ
    ルバにおいて、前記ステータ(1)に形成されたS個のス
    テータスロット(2)と、前記ステータ(1)の各歯(3)に形
    成されたm個の小歯(3a)とを備え、前記励磁巻線(4)は
    1相で前記ステータ(1)のS個の極に巻き、前記出力巻
    線(5)を1相以上で前記ステータ(1)のP2個の極に巻い
    た時、n=m×S±P2/2の関係となるように構成し
    たことを特徴とするVR形レゾルバ。
  2. 【請求項2】 ステータ(1)に励磁巻線(4)と出力巻線
    (5)を有し、前記ステータ(1)に対してギャップパーミア
    ンスがnサイクル/1回転で変化するように構成されn
    個のロータ歯(6)を有するロータ(7)を用いるVR形レゾ
    ルバにおいて、前記ステータ(1)に形成されたS個のス
    テータスロット(2)と、前記ステータ(1)の各歯(3)に形
    成されたm個の小歯(3a)とを備え、前記励磁巻線(4)は
    1相以上で前記ステータ(1)のP2個の極に巻き、前記出
    力巻線(5)を1相で前記ステータ(1)のS個の極に巻いた
    時、n=m×S±P2/2の関係となるように構成した
    ことを特徴とするVR形レゾルバ。
JP27590097A 1997-10-08 1997-10-08 Vr形レゾルバ Expired - Lifetime JP3318518B2 (ja)

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JPH11122890A JPH11122890A (ja) 1999-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62144017A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Shinko Electric Co Ltd 磁極位置検出器
JPS62144018A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Shinko Electric Co Ltd 磁気式位置検出器
JPH0695025B2 (ja) * 1988-05-11 1994-11-24 横河電機株式会社 位置・速度検出装置

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