JPH0815386B2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPH0815386B2
JPH0815386B2 JP62025061A JP2506187A JPH0815386B2 JP H0815386 B2 JPH0815386 B2 JP H0815386B2 JP 62025061 A JP62025061 A JP 62025061A JP 2506187 A JP2506187 A JP 2506187A JP H0815386 B2 JPH0815386 B2 JP H0815386B2
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JP
Japan
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teeth
brushless motor
main
rotor magnet
main teeth
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JP62025061A
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峰世 遠藤
逸扶 宮地
英二 坂口
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブラシレスモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、第16図に示す様に、4極のロータマグネット
aと、12本のティースb…を有するステータcと、を備
えた3相4極ユニポーラのブラシレスモータでは、各コ
イルd,d,dは、順次3本づつのティースb…に巻設され
ている。なお、第16図では1相分のみが示されている。
また、各コイルdは、第17図に示す様に、巻設されるテ
ィースbが順次1本づつずらされている。
しかして、このようなブラシレスモータに、第18図に
示す波形I,II,IIIの如き電流が各コイルdに印加されれ
ば、発生する逆起電力波形は、第19図I,II,IIIに示す様
な波形となり、その合成トルク波形は、第20図に示す様
な波形となり、トルクリップルが極めて大となり、この
ようなブラシレスモータは、滑らかに回転しないという
欠点があった。
そこで、本発明では、従来のこのような問題点を解決
して、常に滑らかに回転することができるブラシレスモ
ータを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のブラシレスモータは、多極着磁されたロータ
マグネットと、該ロータマグネットに対向し偶数相のコ
イルが巻設されたステータとを備え、前記ステータを、
等間隔に配置された相数に等しい数の補歯と、隣合う2
つの前記補歯間にそれぞれ2本以上配設された主歯とを
備えて構成し、隣り合う2つの補歯間に位置する前記2
本以上の主歯とこの2本以上の主歯に点対称の関係にあ
る他の2本以上の主歯とに、2相のコイルを、対称関係
にある対の主歯の巻方向が異なるように連続して巻設し
たものである。
この場合、nを1以上の整数として、ロータマグネッ
トの磁極数をP、ステータの主歯の数をmとしたとき
に、P/m=3/2nとなるようにすることが望ましい。
〔作用〕
上述の如く構成して、各コイルに順次通電すれば、リ
ップルが非常に小さい合成トルクを得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説す
る。
第1図は本発明に係るブラシレスモータの簡略図を示
し、同図において、1は4つの磁極を有するロータマグ
ネットであって、N極・S極が交互に相隣位するように
円周等ピッチにて着磁されている。2は該ロータ1に内
嵌されるステータであって、該ロータ1の内側に近接対
峙する6本の主歯3a…と3本の補歯4…を有し、該主歯
3a…に3相分のコイル5,5,5が巻設されている。
しかして、主歯3a…は補歯4,4間に夫々2本づつ配設
され、1相目のコイル5は主歯3aと主歯3bに巻設され、
2相目のコイル5は主歯3cと主歯3dに巻設され、3相目
のコイル5は主歯3eと主歯3fに巻設されている。また、
主歯3b,3d,3fは夫々右巻きであり、主歯3a,3c,3eは夫々
左巻きとされている。なお、第2図はロータマグネット
1とステータ2の関係を示すための展開図である。
従って、この場合のブラシレスモータは、ロータマグ
ネット1の磁極数をPとし、ステータ2の主歯3a…の数
をmとしたときに、P/m=4/(3n)(nは1以上の整
数)となる。具体的には、この場合のブラシレスモータ
は、3相4極ユニポーラであって、P=4、m=6であ
り、4/6=4/3nとなりn=2となる。
しかして、このように構成されたブラシレスモータ
は、ロータマグネット1の回転位置に対応して、コイル
5,5,5が順次通電されることによって回転する。なお、
この場合、ホール素子等によるロータ位置検出器(図示
省略)が、該ロータマグネット1の近傍の固定部に付勢
され、各コイル5,5,5に順次電流が転流される。
しかして、上述の如く構成すれば、ロータ位置を検出
する波形が第3図に示す様I,II,IIIとなると共に、発生
する逆起電力波形は第4図におけるI,II,IIIに示す様な
波形となり、その3相分の合成トルクの波形は第5図に
示す様な脈動の少ない波形となる。つまり、この合成ト
ルクのトルクリップルは極めて小さくなっている。ま
た、このブラシレスモータは従来例の第16図に示すブラ
シレスモータに比べて、主歯3a…の歯幅寸法Wを大とす
ることができる。
次に、第6図は他の実施例を示し、この場合、ロータ
マグネット1は、磁極数が8とされ、ステータ2は、第
1図に示される実施例と同様、6本の主歯3a…と3本の
補歯4…を有している。また、コイル5,5,5も、第1図
に示される実施例と同様に、主歯3a…に巻設されている
が、この場合、2相分のコイルを同時に励磁するバイポ
ーラ方式とされる。つまり、このブラシレスモータは、
3相8極のバイポーラであって、P=8、m=6であ
り、8/6=4/3nとなり、n=1となる。なお、第7図は
ロータマグネット1とステータ2の関係を示すための展
開図である。
しかして、この場合のブラシレスモータはロータ位置
を検出する波形が第8図に示す様なI,II,IIIとなると共
に、発生する逆起電力は第9図の実線、点線及び二点鎖
線に示す様な波形となり、この3相分の合成トルク波形
は、第10図に示す様なほぼ均一なものとなる。
次に、第11図はさらに別の実施例を示し、この場合、
ロータマグネット1は、磁極数が6とされ、ステータ2
は、8本の主歯3a…と4本の補歯4…を有している。ま
た、コイル5は、図例では2相分のみ示されているが、
実際は4相分とされ、各2相分のコイル5,5は、夫々主
歯3a,3b,3e,3fと、主歯3c,3d,3g,3hと、に巻設されてい
る。なお、主歯3a,3b,3g,3hは夫々左巻き、主歯3c,3d,3
e,3fは夫々右巻きとされている。なお、第12図はロータ
マグネット1とステータ2との関係を示すための展開図
である。
従って、この場合、4相6極ユニポーラであり、P/m
=3/2nとなる。即ち、この場合、P=6,m=8であり、6
/8=3/2nとなり、n=2となる。
しかして、このようなブラシレスモータにおいても、
ロータ位置を検出する波形が第13図に示す様なI,IIとな
ると共に、発生する逆起電力波形は第14図の実線、点線
に示す様な波形となり、この4相分の合成トルク波形
は、第15図に示す様なほぼ均一なものとなる。
本発明は図示の実施例に限定されず、主歯3aの直径
と、補歯4aの直径とは必ずしも同一とする必要はない
(ギャップの相違させてもよい。)また、相数、極数は
自由であり、P/m=1/nとなるブラシレスモータとするも
自由である。また、インナー・ロータ・タイプ、アウタ
ー・ロータ・タイプとするも自由であると共に、ステー
タ2とロータマグネット1についてはアキシャル対向タ
イプ、ラジアル対向タイプ等とするも自由である。
〔発明の効果〕
本発明のブラシレスモータは、リップルが非常に小さ
い(つまり略均一な)合成トルクを得ることができ、発
生するコギングトルクを極めて小さくすることができ
る。従って、このモータは、常に滑らかに回転し、高効
率のモータとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例を示す簡略平面図、第2
図はその展開図、第3図はコイルに印加される電流波形
図、第4図は発生する逆起電力波形図、第5図は合成ト
ルク波形図、第6図は他の実施例を示す簡略平面図、第
7図はその展開図、第8図はコイルに印加される電流波
形図、第9図は発生する逆起電力波形図、第10図は合成
トルク波形図、第11図はさらに別の実施例を示す簡略平
面図、第12図はその展開図、第13図はコイルに印加され
る電流波形図、第14図は発生する逆起電力波形図、第15
図は合成トルク波形図である。第16図は従来例を示す簡
略平面図、第17図はその展開図、第18図はコイルに印加
される電流波形図、第19図は逆起電力波形図、第20図は
合成トルク波形図である。 1……ロータマグネット、2……ステータ、3a……主
歯、4……補歯。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極着磁されたロータマグネットと、該ロ
    ータマグネットに対向し偶数相のコイルが巻設されたス
    テータとを備えたブラシレスモータであって、 前記ステータは、等間隔に配置された相数に等しい数の
    補歯と、隣合う2つの前記補歯間にそれぞれ2本以上配
    設された主歯とを備えてなり、前記隣合う2つの補歯間
    に位置する前記2本以上の主歯と該2本以上の主歯に点
    対称の関係にある他の2本以上の主歯とには、2相のコ
    イルが、対称関係にある対の主歯の巻方向が互いに異な
    るように連続して巻設されている、 ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】nを1以上の整数として、ロータマグネッ
    トの磁極数をP、ステータの主歯の数をmとしたとき
    に、P/m=3/2nとなる特許請求の範囲第1項記載のブラ
    シレスモータ。
JP62025061A 1987-02-04 1987-02-04 ブラシレスモ−タ Expired - Fee Related JPH0815386B2 (ja)

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JP62025061A JPH0815386B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 ブラシレスモ−タ

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JPS63194558A JPS63194558A (ja) 1988-08-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472410A (en) * 1977-11-22 1979-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Revolving electrical machinery
JPS5563564A (en) * 1978-11-01 1980-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electrocnic commutator-type motor

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JPS63194558A (ja) 1988-08-11

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