JP3315894B2 - シリンダ錠の施・解錠検出装置 - Google Patents

シリンダ錠の施・解錠検出装置

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JP3315894B2 JP14017597A JP14017597A JP3315894B2 JP 3315894 B2 JP3315894 B2 JP 3315894B2 JP 14017597 A JP14017597 A JP 14017597A JP 14017597 A JP14017597 A JP 14017597A JP 3315894 B2 JP3315894 B2 JP 3315894B2
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誠一 大津
和宏 宮田
勝儀 重山
信夫 渡会
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Isuzu Motors Ltd
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Isuzu Motors Ltd
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ錠の施・
解錠検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダ錠のインナ部材の回動を検出す
るスイッチをシリンダ錠のアウタ部材に取り付け、シリ
ンダ錠の施錠状態時にキー以外の手段を用いてドアが開
かれると警報を発するようにした車両盗難防止装置が知
られている(実公平4−54049号公報参照)。
【0003】他方、キーを差し込むと回動可能となるシ
リンダ錠のインナ部材を押釦とし、インナ部材を解錠位
置に回した上で押し込むとロック機構が解除され、イン
ナ部材を施錠位置に回すとこれを押し込んでもロック機
構が解除されないようにした車両用ドアロック装置が知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような押釦式シリ
ンダインナを備えたシリンダ錠の場合、上記公報に開示
されている如きシリンダインナの軸方向移動を考慮して
いない従来のキーシリンダスイッチは、シリンダインナ
を押し込んだ位置ではシリンダインナの回動を検出でき
ないためにこれを適用することができない。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消し、押釦式シリンダインナが押し込まれた状態であ
っても、シリンダインナの回動を検出し得るように改良
されたシリンダ錠の施・解錠検出装置を提供することを
目的に案出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、軸線方向に変位可能であ
り、かつ常時中立位置に戻るように弾発付勢され、キー
(5)を差し込むと回動可能となるシリンダインナ
(6)と、シリンダインナに連結されてシリンダインナ
と共に回動するカム(16)と、カムの回動位置に応じ
て接点が開閉するスイッチ(18)を定位置に固定すべ
シリンダアウタ(3)に固定されるスイッチブラケッ
(15)とを有し、シリンダインナを解錠位置に回し
た上でこれを押し込むとロック状態が解除され、シリン
ダインナを施錠位置に回すとこれを押し込んでもロック
状態が解除されないようにしてなるドアロック装置に用
いるシリンダ錠の施・解錠検出装置を、スイッチブラケ
ットにカムが枢着され、シリンダインナと共に軸線方向
変位可能かつ回動可能なるロッド部材がシリンダインナ
に連結され、相対軸線方向移動自在かつ相対回動不能な
結合手段を介してロッド部材がカムに結合されているも
のとした。これによると、相対軸方向移動自在かつ相対
回動不能な結合手段を介して互いに結合したロッド部材
とカムとにより、押釦式シリンダインナを押し込んだ位
置でもカムがその軸線方向位置を変えないままでシリン
ダインナと共に回動するので、シリンダインナの軸方向
位置の如何に関わらず、スイッチを作動させることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された実施
例を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0008】図1および図2は、本発明が適用された自
動車のテールゲート用シリンダ錠を示している。このシ
リンダ錠1は、テールゲートパネル2に固着されるシリ
ンダアウタ3と、シリンダアウタ3に対して軸線方向に
のみ摺動可能に係合したスライダ4と、機械式のキー5
を差し込んだ時にのみ回動可能となるようにスライダ4
に保持されたシリンダインナ6と、スライダ4を突出方
向へ弾発付勢するように圧縮コイルばね7で弾発付勢さ
れたジョイント部材8と、シリンダインナ6の軸線方向
内端に一体的に結合されたロッド部材9と、ジョイント
部材8の軸線方向内端に一体的に結合されたロック解除
レバー10とからなっている。
【0009】軸線方向に摺動可能なスライダ4の外端
は、カップ状に絞り加工されたキャップ11を嵌着した
押し釦になっていると共に、その軸線方向端面にキーの
差込孔12が設けられている。このスライダ4は、シリ
ンダアウタ3に形成された軸線方向溝13に係合してシ
リンダアウタ3と相対回動不能になっている。またシリ
ンダインナ6にキー5を差し込まなくても押し込むこと
ができるようになっている。そしてジョイント部材8と
共に通常は突出した状態が維持されている。
【0010】キー5を差し込むことで回動可能となるシ
リンダインナ6は、スライダ4と共に軸線方向移動可能
であり、かつねじりコイルばね14によって常時中立位
置に戻るように弾発付勢されている。
【0011】ジョイント部材8に結合されたロック解除
レバー10は、図示されていないテールゲートのロック
機構に連結されたリンク機構に対し、スライダ4に加え
たロック解除操作力を伝達する役割を担っており、シリ
ンダインナ6に差し込んだキー5を回動することによ
り、リンク機構と係合する位置と係合しない位置との間
で回動変位させられるようになっている。
【0012】なおシリンダインナ6とジョイント部材8
とは、図には示されてはいないが、公知のワンウェイ機
構を介して連結されており、少なくともスライダ4を押
し込まない状態にあっては、ロック解除レバー10に直
接与えた回動力でジョイント部材8をシリンダインナ6
と無関係に回動することができると共に、キー5を介し
てシリンダインナ6に加えた回動力でロック解除レバー
10をいずれかの位置に一旦回動すると、この時のジョ
イント部材8の位置とは無関係にシリンダインナ6だけ
が中立位置に戻ることができるようになっている。
【0013】シリンダアウタ3の内端側には、シリンダ
インナ6の回動を検出するキースイッチ用のブラケット
15が取り付けられている。このブラケット15には、
シリンダインナ6に結合されたロッド部材9の軸端に係
合して回動自在なカム16と、回動するカム16によっ
てスイッチレバー17が押圧されると内部の接点が閉じ
る一対のリミットスイッチ18とが取り付けられてい
る。
【0014】ロッド部材9の端部9aとカム16の中心
孔16aとは、相対軸線方向変位は許容するが、相対回
動は不能となるような断面形状、つまりスプライン軸的
機能をもって互いに係合している。これにより、ブラケ
ット15に枢着されたカム16は、スライダ4と共に軸
線方向変位するシリンダインナ6の軸線方向位置の如何
に関わらず、キー5の回動力が伝達されることとなる。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、相対軸方向
移動自在かつ相対回動不能な結合手段を介してロッド部
材とカムとが互いに結合しているので、押釦式シリンダ
インナの押し込み位置の如何に関わらず、シリンダイン
ナと共にカムが回動可能となる。従って、シリンダイン
ナの軸方向位置の如何に関わらず、キーの回動をスイッ
チが検出可能なように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたシリンダ錠の断面図。
【図2】図1に示したシリンダ錠の左側面図。
【符号の説明】
1 シリンダ錠 2 テールゲートパネル 3 シリンダアウタ 4 スライダ 5 キー 6 シリンダインナ 7 圧縮コイルばね 8 ジョイント部材 9 ロッド部材 10 ロック開示用レバー 11 キャップ 12 キー差込孔 13 軸線方向溝 14 ねじりコイルばね 15 ブラケット 16 カム 17 スイッチレバー 18 リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重山 勝儀 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田 山3700番地 株式会社ホンダロック内 (72)発明者 渡会 信夫 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田 山3700番地 株式会社ホンダロック内 (56)参考文献 実開 平3−19232(JP,U) 実開 平2−67529(JP,U) 実開 昭59−72637(JP,U) 欧州特許出願公開143087(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 27/00 E05B 15/00 E05B 65/12 E05B 17/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に変位可能であり、かつ常時中
    立位置に戻るように弾発付勢され、キーを差し込むと回
    動可能となるシリンダインナと、該シリンダインナに連
    結されてシリンダインナと共に回動するカムと、該カム
    の回動位置に応じて接点が開閉するスイッチを定位置に
    固定すべくシリンダアウタに固定されるスイッチブラケ
    ットとを有し、前記シリンダインナを解錠位置に回した
    上でこれを押し込むとロック状態が解除され、前記シリ
    ンダインナを施錠位置に回すとこれを押し込んでもロッ
    ク状態が解除されないようにしてなるドアロック装置に
    用いるシリンダ錠の施・解錠検出装置であって、 前記カムは、前記スイッチブラケットに枢着され、 前記シリンダインナには、該シリンダインナと共に軸線
    方向変位可能かつ回動可能なるロッド部材が連結され、 該ロッド部材は、相対軸線方向移動自在かつ相対回動不
    能な結合手段を介して前記カムに結合されていることを
    特徴とするシリンダ錠の施・解錠検出装置。
JP14017597A 1997-05-29 1997-05-29 シリンダ錠の施・解錠検出装置 Expired - Fee Related JP3315894B2 (ja)

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IT8353963V0 (it) * 1983-11-21 1983-11-21 Fiat Auto Spa Dispositivo di chiusura e apertura del coperchio del baule o portellone posteriore di un autoveicolo
JPH0643970Y2 (ja) * 1988-11-10 1994-11-14 株式会社東海理化電機製作所 イグニッションキー装置
JP2532600Y2 (ja) * 1989-07-04 1997-04-16 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

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