JP3315345B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、半導体
記憶装置などの半導体集積回路の製造に適用可能な製造
処理に係わり、特に、薄いレジストを用いた半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置などの半導体集積回路を
製造する際には、フォトファブリケーション技術を利用
して所望の回路パターンを形成している。このフォトフ
ァブリケーション技術には、化学作用のある光(例え
ば、紫外線(UV)放射)を制御しながら照射して、写
真マスクのパターンを、半導体ウェハ上に堆積されたレ
ジストなどの感光材料に転写する技術が含まれる。典型
的なマスクは、レジストが塗布されたウェハに転写すべ
き回路パターンが遮光材層により規定された光透過性の
基板からなっている。
【0003】ネガレジストの場合、マスクを透過した光
を受けた露出領域では重合や架橋結合が生じ、分子量が
増加する。このため、次の現像工程では、レジスト層の
うち露出されていない部分が現像液により洗い流され、
レジスト層がパターンとして残り、マスクパターンの反
転画像、即ち、陰画像が形成される。一方、ポジレジス
トの場合には、マスクを透過した光を受けた露出領域は
現像液に溶け易くなり、レジスト層のうち露出された部
分が現像工程で洗い流されて、マスクパターンに対応し
たレジストパターンが残る。いずれの場合にも、露出及
び現像後に残ったレジストにより形成されたパターン
が、所望の半導体装置を形成するための次の処理工程
(例えば、エッチングや堆積)に移される。露出及び現
像に供される材料は、例えば、絶縁体、導体、半導体で
ある。
【0004】リソグラフィー装置の重要なパラメータ
は、分解能と焦点深度である。分解能は近接した対象を
個々の像として形成することのできる装置の能力であ
る。四分の一ミクロン(0.25μ)の半導体集積回路
のデザインルールでは、最小分解能はレイリーの式を用
いてこれを次のように表すことができる。
【0005】 R=(K1 ・λ)/NA=0.25 (1) 上式において、Rは最小分解能、λは露出光の波長(例
えば、λ=248ナノメートル)、NAは開口数(レン
ズの設計パラメータ)(例えば、NA=0.5)、K1
は経験に基づく第1のプロセスパラメータ(例えば、K
1 =0.5)である。このK1 は有限のレジスト厚、光
学系の部分干渉性σ(集光レンズNA/投射レンズN
A)、パターン構造等の要素を考慮したプロセスパラメ
ータである。一般に、K1 は遠紫外線(DUV)(λ=
248ナノメートル)を用いたリソグラフィーでは約
0.5〜約0.6である。
【0006】光学像は装置の焦点がずれるに従って劣化
する。許容することのできる焦点のずれは、焦点深度
(DOF)と呼ばれる。焦点深度が大きければ、露出装
置が最良の合焦状態から僅かにずれていても悪影響を最
小限に抑えることができる。焦点深度DOFは通常のレ
イリーの式を用いてこれを次のように表すことができ
る。
【0007】 DOF=(K2 ・λ)/(NA)2 (2) 上式において、DOFは焦点深度、λは露出光の波長
(例えば、λ=248ナノメートル)、NAは開口数
(レンズの設計パラメータ)(例えば、NA=0.
5)、K2 は経験に基づく第2のプロセスパラメータ
(例えば、K2 =0.7)である。有限のレジスト厚d
を考慮した場合、焦点深度DOFは次のように表すこと
ができる。
【0008】 DOF=(K2 ・λ)/(NA)2 −(d/n) (3) 上式において、DOFは焦点深度、λは露出光の波長
(例えば、λ=248ナノメートル)、NAは開口数
(レンズの設計パラメータ)(例えば、NA=0.
5)、dはレジストの厚さ、nは露出光の波長(例え
ば、248ナノメートル)におけるレジストの屈折率、
2 は経験に基づく第2のプロセスパラメータ(例え
ば、K2 =0.7)である。例えば、 Arnold et al.
、Proc. SPIE 772, 21(1987) 及び Boettiger et al.M
icroelectronics Engineering 23, 159 (1994)を参照の
こと。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】遠紫外線(DUV)リ
ソグラフィー処理のような最先端のリソグラフィー処理
では、分解能をより高める技術がなければ、半導体集積
回路のデザインルールを四分の一ミクロン以下にするこ
とはできない。しかし、分解能を高めた場合、焦点深度
が悪化する。例えば、レンズの開口数NAを大きくする
に従い、ウェハ全体に焦点を適切に合わせることが困難
となる。したがって、焦点深度などのプロセスウィンド
ウ(process window)を犠牲とすることなく分解能を高
めることが可能な技術が望まれている。
【0010】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、プロセス
ウィンドウを犠牲とすることなく分解能を高めることが
可能な半導体装置の製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するためになされたものであり、薄いレジストと、
薄膜干渉効果が少なく、エッチングに対する耐性が比較
的高い反射防止膜(ARC膜)とを用いて基板に製造処
理を施すことにより、プロセスウィンドウを犠牲とする
ことなく分解能を高めることができる。
【0012】この発明の一実施態様の製造処理では、処
理対象としての基板に二種類以上の異なる材料の層から
成る反射防止膜を形成する。この反射防止膜の上に薄い
レジストを形成し、このレジストでパターンを形成す
る。このパターン化したレジストをマスクとして基板を
処理する。
【0013】この発明によれば、薄いレジストを用いて
いるため、リソグラフィー処理では分解能及び焦点深度
が共に改善され、エッチング処理ではエッチングにより
形成されるパターンの形状及びエッチングのマイクロロ
ーディング効果が共に改善される他に、光学的近接効果
が減少する。さらに、レジスト層の膜厚が薄いため、開
口数の大きい露出装置を使用することができるようにな
る。しかも、薄膜レジストを使用することにより、コン
タクトホールのプロセスウィンドウも改善できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0015】レジスト膜厚を薄くした場合、式(1)の
係数K1 が減少し、式(2)及び式(3)の係数K2
増大するが、露出光の波長λ及び光学系の開口数(N
A)は変化しない。したがって、レジストの膜厚を薄く
すれば、分解能と焦点深度の両者が共に改善されること
が分かる。以下に述べる実験結果から、焦点深度を表す
式として次の等式が導かれる。
【0016】 DOF=(K2 ・λ)/(NA)2 −(n−1)(d/n) (4) この式は実験データに良く一致する。より一般的には、
焦点深度DOFは部分干渉性σを含む照射状態のみに依
存するものではなく、パターン構造や薄膜干渉効果など
の影響も受ける。焦点深度DOFは次式で表すことがで
きる。
【0017】 DOF=2D(p,c)−f(d)(d/n) (5) ここで、D(p,c)は、特定のパターン構造p(例え
ば、ピッチ)の空間像コントラストcの関数としてのデ
フォーカス、f(d) は、レジストの膜厚の関数であり
周期がλ/2nである減衰振動曲線( modified damped
osillation curve )の一種である。この減衰振動曲線
f(d)は、次のように表すことができる。
【0018】 f(d)=A+Bd+Cexp (−Dd)cos [2πd/(λ/2n)+E] (6) ここで、A、B、C、D、Eは定数である。Azuma et a
l., J. Vac. Sci. Technol. B13,2928 (1995) 参照。
【0019】レジストの膜厚は、先に提示した焦点深度
の式(5)により求められる正弦曲線に従って調節する
ことが望ましい。例えば、図9は焦点深度DOFとレジ
ストの膜厚との関係を示すグラフであり、このグラフは
薄膜干渉効果による正弦曲線的な変化を示している。し
たがって、ピーク点A、B、Cに対応するレジストの膜
厚は、点D、E、Fに対応するレジストの膜厚と比較し
て良好な焦点深度DOF値を提供できる。レジストの膜
厚は基板表面の凹凸にかなり影響を受ける。このため、
焦点深度DOFに関する本発明の利点を得るためには、
基板表面をできるだけ平坦にすべきである。
【0020】したがって、薄膜レジスト処理は、焦点深
度を増大するとともにリソグラフィー処理における高分
解能をもたらす。また、薄膜レジスト処理は、エッチン
グすべき孔のアスぺクト比が小さくなるため、微細加工
能力を改善する。しかしながら、薄膜レジスト処理は、
レジストが薄いため、薄膜干渉効果の影響が大きく、適
正露出範囲が小さくなってしまう。適正露出範囲とは、
ある焦点深度を保持した状態で許容可能な照射量(パー
セントで表す)である。さらに、膜厚が薄いため、基板
表面がエッチングによる損傷を受けないようにするに
は、エッチング処理後にも基板表面が保護されるようエ
ッチングの選択比を高める必要がある。
【0021】以下、この発明の一実施例に基づく製造処
理について、図1、図2を参照して説明する。この実施
例はこの発明を基板の製造に適用した場合について記載
している。以下に述べる処理は、飽くまでも例示に過ぎ
ず、材料や数値などはこの発明を何等限定するものでは
ない。ここでは、シリコン基板にシリコン酸化物(Si
2 )の層を形成する場合について説明するが、この発
明は特定の種類の基板の製造に限定されるものではな
く、半導体装置の分野において、シリコン基板を含むあ
らゆる基板、即ち、導体、半導体、絶縁体の基板の製造
に適用可能であることは言うまでもない。
【0022】図1(a)は加工対象の基板100 を示して
いる。この例において、基板100 は厚さがほぼ500ナ
ノメートル(nm)のシリコン酸化物(SiO2 )の基板
であり、この基板100 は、例えばシリコンウエハ101 の
上に形成されている。しかしながら、上述したように、
この発明はこの例に限定されるものではない。基板100
の表面には反射防止膜(ARC膜)102 が形成される。
この例において、反射防止膜102 は酸化物と炭素とから
成る複合反射防止膜であり、この複合反射防止膜はほぼ
100ナノメートル(nm)の厚さにスパッタされた炭素
(C)膜102aと、化学気相成長法(CVD)によりほぼ
50ナノメートル(nm)の厚さに形成されたCVDシリ
コン酸化膜(SiO2 )102bとにより構成されている。
後に図3を参照して説明するが、炭素膜102aとシリコン
酸化膜102bとの間には、窒化シリコン(Si3 4 )か
らなるバリア層102cを形成してもよい(図3(b)参
照)。炭素膜102aの厚さや、シリコン酸化膜102bの厚さ
は、ここに示した値に限定されないことは言うまでもな
い。炭素膜は厚さを変えても光学特性が余り変化しない
ため、炭素膜の厚さの上限は、炭素膜をマスクとして用
い、基板をどの程度エッチングするのかによって決めれ
ばよい。炭素膜の厚さの下限は、基板による反射を十分
効果的に減少させる厚さに設定すればよい。ところで、
シリコン酸化膜102bを設ける理由は、化学増幅型レジス
トを炭素などの膜上に形成することには汚染などの問題
があるため、汚染の心配のないレジストの下地を確保す
るためである。従って、シリコン酸化膜102bの厚さは、
形成するレジストが炭素膜102aにより汚染されることを
十分に防止できる程度であれば良い。レジストの汚染防
止のためには、シリコン酸化膜102bの厚さは約50ナノ
メートル程度あればよいと思われる。シリコン酸化膜10
2bは、以下の説明から明らかなように、炭素膜102aと形
成したレジスト層との間の優れたパターン転写媒体とし
て機能する。その理由は、酸化物に対するレジストのエ
ッチングレート比が一般に10より大きく、炭素膜に対
する酸化物のエッチングレート比が一般に50より大き
く、炭素膜に対する酸化物のエッチングレート比が一般
に約20だからである。
【0023】図3、図4を参照して、酸化物と炭素とか
ら成る複合反射防止膜の成膜処理を説明する。この成膜
処理には、例えば、エンデュラ・システム・ツール(En
durasystem tool)(Applied Materials, Inc. 社から
入手可能)を用いることができる。エンデュラ・システ
ム・ツールは、スパッタ成膜チャンバとCVDチャンバ
の両者を具備している。先ず図4に示すステップ201 に
おいて、処理すべき基板を有するウェハをスパッタ成膜
チャンバに搬入し、スパッタリングにより炭素膜102aを
約100ナノメートルの厚さに成膜させる。次にステッ
プ203 において、スパッタされた炭素膜を有するウェハ
をCVDチャンバに移送し、炭素膜102aにN2 プラズマ
処理を施す。ステップ205 、及び図3(a)の表に示す
ように、純粋なSiH4 をCVDチャンバに供給する。
次に、ステップ207 に移行し、図3(a)の表に示すよ
うに、CVDチャンバにN2 (NH3 でも良い)を供給
し、N2 (NH3 でも良い)の供給量を80%に増加
し、SiH4 の供給量を20%に削減する。次のステッ
プ209 ではCVDチャンバに供給するN2 (又はN
3 )を90%に増大させ、SiH4 の供給を10%に
減少させる。この時点で、窒化シリコンの遷移層又はバ
リア層102cが成長する。この遷移層は厚さが約10ナノ
メートルであり、炭素膜102aとシリコン酸化膜102bとの
境界面の反射率を減少させる機能を果たす。次にステッ
プ211 に移行し、40%のN2 (又はNH3)、50%
のO2 、10%のSiH4 からなる混合ガスをCVDチ
ャンバに供給する。続いて、90%のO2 と10%のS
iH4 との混合ガスをCVDチャンバに供給し、約50
ナノメートルの厚さのCVDシリコン酸化膜102bを堆積
する。このようにして、図3(b)に示す酸化物と炭素
とから成る複合反射防止膜が形成される。この複合反射
防止膜の概略を図3(b)に示す。以上に述べたステッ
プにおいて、圧力、温度、力などの制御パラメータは、
この技術分野において明らかなように、膜厚等の要因に
依存している。この発明は、以上に述べた製造処理によ
り形成される特定の複合反射防止膜、即ち、酸化物と炭
素とから成り遷移層を有する特定の複合反射防止膜に限
定されるものではない。
【0024】以上に述べた製造処理及びこの製造処理で
形成した複合反射防止膜は次のような特徴を有してい
る。即ち、既に述べたように、遷移層により炭素膜と酸
化膜との境界の反射率が減少するだけでなく、処理室を
複数個有するマルチチャンバ・デポジション・システム
を使用しているため、成膜処理が容易である。さらに、
酸化膜と炭素膜との複合反射防止膜により、基板及びレ
ジストのエッチングレートが共に改善され、炭素膜とD
UVレジストとが光学的に良く整合し、反射率が効果的
に減少する。
【0025】ここで、図1(b)に戻る。上記のように
して形成した反射防止膜102 の表面上に約300ナノメ
ートル乃至約850ナノメートルの厚さのレジスト104
を形成する。レジスト104 は、例えば、Shipley 社で製
造しているAPEX-E又はUVIIHSである。しかしながら、こ
の発明は、化学増幅型レジスト、非化学増幅型レジス
ト、ポジタイプのレジスト、ネガタイプのレジストを含
み、どのような種類のレジストを用いても一般に構わな
い。マスクを用いてレジストを露出し、レジスト104 で
パターンを形成する。露出にはSVGL, Inc.社で入手可能
なMicrascan IIやNikon Corp. 社で入手可能なNSR-S201
A を用いることができる。Micrascan IIは水銀−キセノ
ンのショートアークランプによる広帯域照明ステップ・
アンド・スキャン光学投影装置であり、波長が244〜
252ナノメートル(Δλ=8nm)で、NA=0.
5、σ=0.6である。NSR-S201A はKrFエキシマレ
ーザの単一帯域照明ステップ・アンド・スキャン光学投
射装置であり、波長が248ナノメートル(Δλ=0.
8ピコメートル)、NA=0.6、σ=0.6である。
先進のリソグラフィーでは、198ナノメートルの単一
帯域ArFエキシマレーザが用いられている。
【0026】次に、図1(c)に示すように、シリコン
酸化膜102bをエッチングする。酸化膜のエッチングには
どのような技術を用いても構わない。例えば、TEL Cor
p. 社から入手可能なUNITY 85 DRM、又はLAM Research
Corp.社から入手可能なLAM 4500を用いたCF4 /CH
3 /Arの混合ガスで酸化物層をエッチングできる。
レジスト104 のシリコン酸化膜102bに対するエッチング
の選択性は比較的高い。この特定の実施例では、レジス
ト104 のエッチング速度はシリコン酸化膜102bのエッチ
ング速度よりもほぼ10倍遅い。
【0027】次に、レジスト104 及びシリコン酸化膜10
2bをマスクとして用いて炭素膜102aを、図2(a)に示
すようにエッチングする。炭素膜102aのエッチングには
通常の技術を用いることができる。例えば、O2 /Ar
混合ガス、及びLAM ResearchCorp.社から入手可能なLAM
4500 Rainbowエッチング装置、又はApplied Material
s, Inc. 社から入手可能なAME P5000 エッチング装置を
用いることができる。この実施例では炭素膜102aのエッ
チング速度よりもほぼ50倍遅い速度でシリコン酸化膜
102bをエッチングしている。O2 /Ar混合ガスで炭素
をエッチングする場合、炭素のエッチング速度とレジス
トのエッチング速度との間には殆ど違いがない。その理
由は、レジストが主に炭素、水素、酸素の各原子から成
っており、構成要素が炭素膜とほぼ同じだからである。
エッチング速度がこのように類似しているため、レジス
ト104 と炭素膜102aとの間に中間層としてシリコン酸化
膜102bを設け、エッチング後に炭素膜が部分的に残るよ
うにして、炭素膜のパターンを形成し、これをマスクと
して基板をエッチングできるようにしている。
【0028】この後、図2(b)に示すように、エッチ
ングした炭素膜102aをマスクとして基板100 がエッチン
グされる。基板のエッチングには、例えば、CF4 /C
HF3 /Ar混合ガスを用いた従来の技術を用いること
ができる。この実施例では、基板100 のエッチング速度
よりも20倍遅い速度で炭素膜102aをエッチングしてい
る。図2(c)に示すように、炭素をアッシングして炭
素膜102aを除去し、パターン化された基板100 を残す。
【0029】図5は、以下に述べる例に用いた各材料が
248ナノメートルの波長で示す屈折率の一覧表であ
る。図6(a)には、膜厚500ナノメートルのシリコ
ン酸化物基板200 の上に形成したAPEX-Eレジスト202 が
示されている。図6(b)はシミュレーションに基づく
グラフであり、このグラフには反射防止膜を設けていな
い場合の反射率とレジスト厚との関係が示されている。
【0030】図7(a)は、膜厚500ナノメートルの
シリコン酸化物の基板208 上に膜厚90ナノメートルの
有機反射防止膜210 (Shipley 社やBrewer Science社な
どで入手可能)とAPEX-Eレジスト212 とを順次形成した
状態を示している。図7(b)は、膜厚90ナノメート
ルの有機反射防止膜210 が設けられている場合の反射率
とレジスト厚との関係をシミュレーションに基づいて示
すグラフである。図7(a)に示すように、有機反射防
止膜210 を設けることにより、図6(a)に示す構成に
比べて反射率を低くすることができる。
【0031】図8(a)は膜厚500ナノメートルのシ
リコン酸化物の基板226 上に酸化物層と炭素膜とから成
る複合反射防止膜222 及びAPEX-Eレジスト層224 が形成
されている場合を示している。酸化物層と炭素膜との複
合反射防止膜は、膜厚100ナノメートルのα−炭素
(アモルファス・カーボン)膜及び膜厚50ナノメート
ルのシリコン酸化膜を含んでいる。図8(b)は、酸化
物層と炭素膜とから成る複合反射防止膜の反射率とレジ
ストとの関係をシミュレーションに基づいて示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、酸化物層と炭
素膜とから成る複合反射防止膜222 を設けることによっ
ても、図6(a)の構成に比べて、反射率を減少させる
ことができる。
【0032】図7(a)及び図8(a)のいずれの構成
でも反射率を抑制する効果はほぼ同等である。しかし、
前記パターン転写処理を採用する場合には、酸化物層と
炭素膜とから成る複合反射防止膜の方がエッチングの選
択性が優れている。有機反射防止膜は前記転写処理を採
用しない場合でさえもエッチングの選択性の点で劣って
いる。
【0033】図9は反射防止膜を用いない場合と、酸化
物層と炭素膜とから成る複合反射防止膜を用いた場合と
のそれぞれにおける焦点深度とレジストの膜厚との関係
を示している。いずれの場合にも、レジストの膜厚が薄
くなるに従って焦点深度が増大することが分かる。しか
し、複合反射防止膜では薄膜干渉効果により生じる正弦
曲線を描く変化が除去されている。したがって、この発
明では、薄膜による干渉効果が生じることなく焦点深度
が増大する。さらに、既に述べたように、この発明の複
合反射防止膜はエッチング選択性が高い。
【0034】以下に詳述する例示は、先進の遠紫外線露
出装置と、リソグラフィー及びエッチング処理のための
反射防止膜と幾つかの化学的増幅型レジストとを組合わ
せて使用する、300〜850ナノメートルの範囲の膜
厚の薄膜レジスト処理の能力の可能性を検証するもので
ある。ライン・アンド・スペースパターンは減少された
レジストの膜厚により、大きなプロセスウィンドウが得
られることを示している。薄膜レジストプロセスは、リ
ソグラフィープロセスばかりでなく、エッチング処理も
改善することが分かる。即ち、薄膜レジストプロセス
は、エッチングにより形成されるパターンのプロファイ
ル及びエッチングの微細加工能力を改善し、光学的近接
効果が減少する。さらに、薄膜レジストプロセスを先進
の高NA露出装置に使用可能なことを実証できるであろ
う。
【0035】また、薄膜レジストプロセスは、コンタク
トホールのプロセスウィンドウにも効果のあることが分
かる。コンタクト抵抗及びコンタクトチェーン抵抗の電
気テストの結果は薄膜レジストプロセスの方がより安定
しているため、エッチング後に十分なレジストが残って
いるためと推定される。また、パターン転写処理では分
解能をk1 =0.4にまで下げることができる。以上の
結果は、エッチングに必要な最低限のレジストの膜厚よ
りもレジストを薄くしてしまうと言うことさえなけれ
ば、レジスト厚をできる限り薄くすることにより、薄膜
レジストプロセスにおけるプロセスウィンドウが改善さ
れることを示している。
【0036】以下に例を述べるが、以下の例は飽くまで
もこの発明を説明するためのものに過ぎず、この発明を
何等限定するものではない。例えば、以下の例では単一
層のレジストを用いているが、多層レジストを用いるこ
とも可能である。ArFエキシマレーザ(波長は198 ナ
ノメートル)を用いた先進のリソグラフィー技術を採用
する場合には、多層レジストを使用してもよい。
【0037】(実施例)8インチの積層基板ウェハを有
機反射防止膜又は無機反射防止膜(シリコン酸化膜と炭
素膜とから成る複合反射防止膜)で被覆し、このいずれ
かの膜を厚さが300〜850ナノメートルの2種類の
ポジタイプ化学増幅型遠紫外線レジスト層で被覆した。
使用したレジストの種類はShipley 社から入手可能なAP
EX-E及びUVIIHSである。使用した露出装置のうち、1台
は波長が244〜252ナノメートル(Δλ=8ナノメ
ートル)、NA=0.5、σ=0.6の水銀−キセノン
短アーク灯広帯域照明ステップ・アンド・スキャン光学
投影装置(SVGL, Inc から入手可能なMicrascan II)で
あり、もう1台は波長が248ナノメートル(Δλ=8
ナノメートル)、NA=0.6、σ=0.6のKrFエ
キシマレーザ単一帯域照明ステップ・アンド・スキャン
光学投影装置(Nikon Corp. 社から入手可能なNSR-S201
A )である。使用したエッチング装置は、LAM Research
Corp.社から入手可能なLAM 4500 Rainbow(反射防止膜
及びシリコン酸化物のエッチングに使用)、Applied Ma
terials, Inc. 社から入手可能なAME P5000 (反射防止
膜及び窒化シリコンのエッチングに使用)、TEL Corp.
社から入手可能なUNITY 85 DRM(シリコン酸化物のエッ
チングに使用)である。レジストのパターンの測定及び
エッチング後の基板のプロファイルの測定には、トップ
ダウン走査電子顕微鏡(SEM )及び断面走査電子顕微鏡
(SEM )を使用した。リソグラフィーやエッチングの各
処理のプロセスウィンドウを比較するため、±25ナノ
メートル(1/4ミクロンの±10%)のパターン寸法
(CD)における露出デフォーカスをプロット(EDツ
リー)した。
【0038】(実施例1)図10〜図12にAPEX-Eのド
ーズ・トゥ・クリア(dose to clear )(E0 )をシリ
コン酸化物基板及びレジストのそれぞれの厚さの関数と
してモニターしたシミュレーションの結果を示す。ドー
ズ・トゥ・クリアとは、ポジレジストの場合には、レジ
ストを開口して大きなパッド領域を形成するのに必要な
照射量(E0 ) のことであり、ネガレジストの場合に
は、余分なレジストを除去して大きなパッド領域を残す
のに必要な照射量のことである。
【0039】図10(a)には、図10(b)に示す積
層構造、即ち、シリコン酸化物基板250 、90ナノメー
トルの膜厚の有機反射防止膜251 、APEX-Eレジスト252
にMicrascan IIを用いた場合の結果が示されている。図
11(a)には、図11(b)に示す積層構造、即ち、
シリコン酸化物基板260 、100ナノメートルの膜厚の
炭素層と50ナノメートルの膜厚の酸化物層とから成る
複合反射防止膜261 、APEX-Eレジスト262 にMicrascan
IIを用いた場合の結果が示されている。図12(a)に
は、図12(b)に示す積層構造、即ち、シリコン酸化
物基板270 、99ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜
271 、APEX-Eレジスト272 にNSR-S201Aを用いた場合の
結果が示されている。
【0040】図10(a)、図11(a)、図12
(a)に示す各曲線は、積層基板構造及び露出系に応じ
て最適な結果を得るのに必要な反射防止膜の最小膜厚を
計算したものである。使用した波長におけるAPEX-Eレジ
スト、有機反射防止膜、炭素層のそれぞれの平均屈折率
(n)をこの順番に以下に示す。
【0041】 nAPEX-E = 1.76 − 0.08i nAEC = 1.95 − 0.26i nCARBON = 1.75 − 0.50i (実施例2)785ナノメートルの膜厚のシリコン酸化
物基板、90ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜、3
00〜850ナノメートル厚のAPEX-Eレジストの積層構
造物に対して、Micrascan IIで露光して、線幅/線相互
間隔=250/300ナノメートル(即ち、550ナノ
メートルのピッチ)のパターンを形成し、ダマシンプロ
セス(金属配線形成プロセス)により配線を形成して電
気的に線幅を測定した結果を図13に示す。有機反射防
止膜及びシリコン酸化物のエッチングに使用したエッチ
ング装置(LAM 4500 Rainbow)は、シリコン酸化物基板
を比較的浅く(200ナノメートル)エッチングするた
め、APEX-Eの厚さが300ナノメートルでもシリコン酸
化物とAPEX-Eのエッチング選択性を十分に有していた。
【0042】図10(a)に示すシミュレーション結果
によれば、500ナノメートル厚のAPEX-E及び610ナ
ノメートル厚のAPEX-EのそれぞれのE0 の値を示す減衰
振動曲線は、シリコン酸化物の厚さが785ナノメート
ル辺りで相互に重なり合うことが分かる。減衰振動曲線
の挙動の差異は、特定のシリコン酸化物の膜厚のために
実験的に観測された焦点深度の傾向と矛盾することを表
している。しかしながら、300ナノメートル厚のAPEX
-Eと、610ナノメートル厚のAPEX-Eと、850ナノメ
ートル厚のAPEX-Eとを比較すると、最適な照射状態の下
での焦点深度は、図13に示すように、レジスト厚が減
少するに連れて増大することが分かるが、610ナノメ
ートル厚のAPEX-Eの焦点深度は、図13から明らかなよ
うに、500ナノメートル厚のAPEX-Eの焦点深度よりも
高い。300ナノメートル厚のAPEX-Eのドーズウィンド
ウが比較的低いのは、薄膜干渉効果の影響をかなり受け
ているためであると考えられる。
【0043】(実施例3)図14(a)〜図14(d)
は、図13(実施例2)に示す条件の下で、シリコン酸
化物基板の厚さが785ナノメートル、有機反射防止膜
の膜厚が90ナノメートル、APEX-Eの厚さが610ナノ
メートルの場合におけるエッチング後の断面のSEM測
定の結果(図14(a)(b))と、シリコン酸化物基
板の厚さが785ナノメートル、有機反射防止膜の厚さ
が90ナノメートル、APEX-Eの厚さが850ナノメート
ルの場合(図14(c)(d))におけるエッチング後
の断面のSEM測定の結果を比較して示している。85
0ナノメートル厚のAPEX-Eのエッチング後における酸化
物の底部はより削られている。これは610ナノメート
ルの膜厚のAPEX-Eが使用された場合、アスペクト比が減
少するためであると判断される。
【0044】(実施例4)レジスト厚を薄くすることに
より生じるリソグラフィー処理の際の光学的近接効果と
エッチング処理の際のマイクロローディング効果とを、
(1) タングステン・ポリサイド・ゲ−ト電極基板、45
ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜、850ナノメー
トルの膜厚のAPEX-Eから成る積層構造物とMicrascan II
とを用いた場合、及び(2) タングステン・ポリサイド・
ゲ−ト電極基板、90ナノメートルの膜厚の有機反射防
止膜、610ナノメートルの膜厚のAPEX-Eから成る積層
構造物とMicrascan IIとを用いた場合のそれぞれについ
て、図15(a)〜図15(g)に示す異なるゲ−ト電
極パターン構造毎に調べた。図16はレジスト厚を薄く
した場合のリソグラフィー処理における光学的近接効果
の変化を示す。図16に示す相対的デルタCD値(即
ち、ターゲットからのパターン寸法値の相対的なずれ)
は、リソグラフィー後のトップダウンSEM測定に基づ
いている。図17はレジストの膜厚を薄くした場合のエ
ッチング処理におけるマイクロローディング効果の変化
を示す。図17に示す相対的デルタCD値は、反射防止
膜と窒化シリコンのエッチング装置(AME P5000 )とタ
ングステン・ポリサイド・ゲート電極のエッチング装置
(UNITY 84 DRM)とでタングステン・ポリサイド・ゲ−
ト電極パターンを形成した後に線幅を電気的に測定した
結果である。図16及び図17に示す実験結果は、相対
的デルタCD値が、ゲ−ト電極パターンの構造に拘ら
ず、90ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜上に形成
した610ナノメートルの膜厚のAPEX-Eの方が45ナノ
メートルの膜厚の反射防止膜上に形成した850ナノメ
ートルの膜厚のAPEX-Eよりも小さいことを示している。
したがって、レジスト厚を薄くすることにより、リソグ
ラフィー処理の際の光学的近接効果だけでなく、エッチ
ング処理の際のマイクロローディング効果も改善される
ことが分かる。
【0045】(実施例5)従来の単一層レジストの最大
分解能の例として、薄膜レジストとNA=0.6及びσ
=0.6の高NA露出装置NSR-S201A との組み合わせに
より、175ナノメートルに等しい線幅と線間隔の解像
が可能である(350ナノメートル・ピッチ)。1ギガ
ビットDRAMレベルの設計ルールは、図18(a)及
び図18(b)に示したように、ベアシリコン基板を覆
う99ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜上に形成し
た610ナノメートルの膜厚のAPEX-E、又は610ナノ
メートルの膜厚のUVIIHSにより解決される(k1 =0.
42)。1ギガビットDRAMレベルの設計ルールは、
現在のところ175ナノメートルと言われているが、製
造段階では150ナノメートルと思われる。回路設計に
応じて、ピッチは設計ルールの約二倍になる。ところ
が、ベアシリコンを99ナノメートルの膜厚の有機反射
防止膜で覆い、この上に850ナノメートルの膜厚のAP
EX-Eと、850ナノメートルの膜厚のUVIIHSをレジスト
として形成した場合には、1ギガビットDRAMの設計
ルールを解像できない。高NAの単一帯照明装置では、
図12(a)から明らかなように、正弦曲線に従ってレ
ジストの膜厚を好ましい値に調節することが重要にな
る。特に、ピーク点ではレジストの薄膜干渉効果が少な
いため、正弦曲線のピーク点に相当するレジストの膜厚
が望ましい。薄膜干渉効果が少なければ、焦点深度(D
OF) 、分解能、及びドーズ許容度等のプロセス・ウィ
ンドウが改善される。
【0046】(実施例6)レジストに直径300ナノメ
ートルのコンタクトホール(エッチング後の直径は33
0ナノメートル)を形成した場合のプロセス・ウィンド
ウを図19に示す。この図19は、700ナノメートル
の膜厚のシリコン酸化物を90ナノメートルの膜厚の有
機反射防止膜で覆い、この上に610ナノメートルの膜
厚のAPEX-Eを形成した場合と、850ナノメートルの膜
厚のAPEX-Eを形成した場合との比較を示している。ウェ
ハの露出にはMicrascan IIを使用し、反射防止膜のエッ
チングにはAME P5000 を、シリコン酸化物のエッチング
にはUNITY 85 DRMをそれぞれ使用した。リソグラフィー
後及びエッチング後のいずれにおいてもSEMで断面を
測定してコンタクトホールのパターン寸法値(CD値)
を調べた。この実験結果は薄膜レジストプロセスが、コ
ンタクトホールのプロセス・ウィンドウを改善できるこ
とを示している。コンタクトホールのエッチング後の直
径を330ナノメートルにするためのエッチング前の直
径のCD値が300ナノメートルである場合、610ナ
ノメートルの膜厚のAPEX-E及び850ナノメートルの膜
厚のAPEX-Eのいずれでもプロセス・ウィンドウが拡大す
る。エッチング前後の610ナノメートルの膜厚のAPEX
-Eの焦点深度の差がエッチング前後の850ナノメート
ルの膜厚のAPEX-Eの焦点深度の差よりも小さいのは、エ
ッチング状態(例えば、過剰エッチング時間)が同じで
あったためと思われる。
【0047】(実施例7)図20及び図21は、コンタ
クト抵抗及びコンタクトチェーン抵抗の電気テストの結
果を示している。コンタクトホールパターンは、550
ナノメートルの膜厚のシリコン酸化物を90ナノメート
ルの膜厚の反射防止膜で覆い、この上に500ナノメー
トルの膜厚のAPEX-E、610ナノメートルの膜厚のAPEX
-E、又は850ナノメートルの膜厚のAPEX-Eに形成し
た。直径300ナノメートルのコンタクトホールは、Mi
crascan II、LAM 4500 Rainbow、化学的機械研磨(CM
P)プロセス、ライナーとしてTi/TiN、及び充填
材としてタングステンをそれぞれ使用して形成されてい
る。薄膜レジストプロセスは、コンタクト抵抗及びコン
タクトチェーン抵抗を共に安定化することが判明した。
但し、500ナノメートルの膜厚のAPEX-Eのコンタクト
抵抗及びコンタクトチェーン抵抗は、610ナノメート
ルの膜厚のAPEX-Eのコンタクト抵抗及びコンタクトチェ
ーン抵抗よりも僅かに安定していない。この原因は、図
22(a)〜図22(f)に示すように、エッチング後
のレジストの厚さが不十分であったためと思われる。
【0048】(実施例8)図23を参照して、酸化物と
炭素の複合反射防止膜を用いたパターン転写処理につい
て説明する。図23(a)に示すように、NA=0.
5、σ=0.6のMicrascan IIを使用して500ナノメ
ートルの膜厚のシリコン酸化物基板上に、ほぼ50ナノ
メートルの膜厚のCVDシリコン酸化物と、スパッタリ
ングされたほぼ100ナノメートルの膜厚の炭素層とで
構成した反射防止膜を形成し、この膜の上に610ナノ
メートルの膜厚のAPEX-Eレジストを形成し、200ナノ
メートルの線幅及び線相互間隔(すなわち、400ナノ
メートルのピッチ)のパターンを解像する。さらに、AM
E P5000 とUNITY 85 DRMとを組み合わせてエッチングを
することにより、200ナノメートル幅の複数本の線及
びこれらの線の相互間隔を200ナノメートルに維持し
たパターンを500ナノメートル厚のシリコン酸化物基
板に確実に転写できた(図23(b))。スパッタリン
グにより形成した炭素層は、正確に厚さを制御しなくて
も、有効反射防止特性の最小厚以上に設定することによ
り、優れた反射防止特性を示した。炭素層は図23
(c)に示すように、基板(シリコン酸化物)に対して
優れたエッチング選択性を示した。610ナノメートル
の膜厚のAPEX-Eレジストと、500ナノメートルの膜厚
のシリコン酸化物基板を覆う100ナノメートルの膜厚
の炭素層との間の50ナノメートルの膜厚のシリコン酸
化物層により、APEX-Eパターンの炭素膜からの汚染を防
止できる。シリコン酸化物と炭素膜とから成る複合反射
防止膜の使用により分解能は実用的な限界(K1 =0.
4)に達すると思われるが、中間層の光学的特性の更な
る最適化によりプロセス・ウィンドウをさらに増大でき
る。
【0049】尚、この発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、複合反射防止膜上に形成されるレジスト
の膜厚は、例えば約300乃至500ナノメートルの範
囲、又は、複合反射防止膜の膜厚の約3倍乃至6倍の範
囲としてもよい。
【0050】その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて種々変形可能なことは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、薄いレジストを用いているため、リソグラフィー処
理では分解能及び焦点深度が共に改善され、エッチング
処理ではエッチングにより形成されるパターンの形状及
びエッチングのマイクロローディング効果が共に改善さ
れる他に、光学的近接効果が減少する。さらに、レジス
ト層の膜厚が薄いため、開口数の大きい露出装置を使用
することができるようになる。しかも、薄膜レジストを
使用することにより、コンタクトホールのプロセスウィ
ンドウも改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜図1(c)は、この発明の一実施
例におけるパターンの転写工程を示す図。
【図2】図2(a)〜図2(c)は、図1(c)に続く
この発明の一実施例におけるパターンの転写工程を示す
図。
【図3】図3(a)、図3(b)は、酸化物層と炭素層
とから成る図1(a)の複合反射防止膜の形成過程に関
する詳細を示す図。
【図4】図4は、酸化物層と炭素層とから成る図1
(a)の複合反射防止膜の形成過程に関する詳細を示す
図。
【図5】図5は、248ナノメートルの単一帯域光にお
ける様々な材料の屈折率を説明するために示す図。
【図6】図6(a)は反射防止膜のない構造の基板を示
す図であり、図6(b)は図6(a)の基板の反射率の
シミュレーションを示す図。
【図7】図7(a)は有機反射防止膜のある構造の基板
を示す図であり、図7(b)は図7(a)の基板の反射
率のシミュレーションを示す図。
【図8】図8(a)は酸化物層とα−炭素層とから成る
複合反射防止膜を有する構造の基板を示す図であり、図
8(b)は図8(a)の基板の反射率のシミュレーショ
ンを示す図。
【図9】図9は焦点深度とレジスト厚との関係を示す
図。
【図10】図10(a)はMicrascan IIの照射量対APEX
-Eレジストの除去量(E0 )をシリコン酸化物基板の厚
さと90ナノメートル厚の有機反射防止膜で被覆したレ
ジストの厚さとの関数としてモニターしたシミュレーシ
ョンの結果を示す図であり、図10(b)は図10
(a)のシミュレーションに用いた基板を示す図。
【図11】図11(a)はMicrascan IIの照射量対APEX
-Eレジストの除去量(E0 )をシリコン酸化物基板の厚
さと、シリコン酸化物の層(50ナノメートル)及び炭
素の層(100ナノメートル)から成る複合反射防止膜
で被覆したレジストの厚さとの関数としてモニターした
シミュレーションの結果を示す図であり、図11(b)
は図11(a)のシミュレーションに用いた基板を示す
図。
【図12】図12(a)はNSR-S201A の照射量対APEX-E
レジストの除去量(E0 )をシリコン酸化物基板の厚さ
と99ナノメートルの有機反射防止膜で被覆したレジス
トの厚さとの関数としてモニターしたシミュレーション
の結果を示す図であり、図12(b)は図12(a)の
シミュレーションに用いた基板を示す図。
【図13】図13は785ナノメートル厚のシリコン酸
化物基板、90ナノメートル厚の有機反射防止膜、85
0〜300ナノメートルのいずれかの厚さのAPEX-Eレジ
ストから成る各構造物に対して、Micrascan IIの露出に
より線幅/線と線との間隔=250/300ナノメート
ルのパターン(550ナノメートルのピッチ)を形成
し、電気的に線幅を測定した結果を示す図。
【図14】図14(a)、図14(b)は、610ナノ
メートル厚のAPEX-E、図14(c)、図14(d)は、
850ナノメートル厚のAPEX-Eを用いて、線幅/線相互
間隔=250/300ナノメートルのパターン(550
ナノメートルのピッチ)のエッチングをした場合に得ら
れるそれぞれの断面を示すSEMによる写真。
【図15】図15(a)乃至図15(g)は、リソグラ
フィー処理の際の光学的近接効果及びエッチング処理の
際のマイクロローディング効果の評価に用いた異なるゲ
ート電極パターン構造の断面の概略図。
【図16】図16は、タングステン・ポリサイド・ゲー
ト電極、45ナノメートル厚の有機反射防止膜、610
ナノメートル厚のAPEX-Eから成る構造と、タングステン
・ポリサイド・ゲート電極、45ナノメートル厚の有機
反射防止膜、850ナノメートル厚のAPEX-Eから成る構
造の各々について、レジスト厚を薄くすることによりリ
ソグラフィー処理で生じる光学的近接効果をリソグラフ
ィー後のトップダウンSEM測定により示す図である。
【図17】図17は、タングステン・ポリサイド・ゲー
ト電極、45ナノメートル厚の有機反射防止膜、610
ナノメートル厚のAPEX-Eから成る構造と、タングステン
・ポリサイド・ゲート電極、45ナノメートル厚の有機
反射防止膜、850ナノメートル厚のAPEX-Eから成る構
造の各々について、レジスト厚を薄くすることによりエ
ッチング処理で生じるマイクロローディング効果の変化
を示す図。
【図18】図18は、シリコン酸化物基板、99ナノメ
ートル厚の有機反射防止膜、610ナノメートル厚のAP
EX-Eから成る構造と、シリコン酸化物基板、99ナノメ
ートル厚の有機反射防止膜、610ナノメートル厚のUV
IIHSから成る構造の各々について、NSR-S201A を用いて
形成した175ナノメートル幅の線と175ナノメート
ル幅の線相互間隔(350ナノメートルのピッチ)に関
するSEMによる断面を示す写真。
【図19】図19は、700ナノメートルの膜厚のシリ
コン酸化物、90ナノメートルの膜厚の有機反射防止
膜、610ナノメートルの膜厚のAPEX-Eから成る構造
と、700ナノメートルの膜厚のシリコン酸化物、90
ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜、850ナノメー
トルの膜厚のAPEX-Eから成る構造の各々について、リソ
グラフィー(寸法目標300ナノメートル)とエッチン
グ(寸法目標330ナノメートル)とを行った後のコン
タクトホールのプロセスウィンドウを比較して示す図。
【図20】図20は、550ナノメートルの膜厚のシリ
コン酸化物基板と、90ナノメートルの膜厚の有機反射
防止膜とから成る構造物に、500ナノメートルの膜厚
のAPEX-E、610ナノメートルの膜厚のAPEX-E、850
ナノメートルの膜厚のAPEX-Eのいずれかを組み合わせた
場合における300ナノメートルのコンタクト抵抗に関
する電気的な試験結果を示す図。
【図21】図21は、550ナノメートルの膜厚のシリ
コン酸化物基板と、90ナノメートルの膜厚の有機反射
防止膜とから成る構造物に、500ナノメートルの膜厚
のAPEX-E、610ナノメートルの膜厚のAPEX-E、850
ナノメートルの膜厚のAPEX-Eのいずれかを組み合わせた
場合における300ナノメートルのコンタクトチェーン
抵抗に関する電気的な試験結果を示図。
【図22】550ナノメートルの膜厚のシリコン酸化物
基板と、90ナノメートルの膜厚の有機反射防止膜とか
ら成る構造物に、図22(a)、図22(b)は、50
0ナノメートルの膜厚のAPEX-E、図22(c)、図22
(b)は、610ナノメートルの膜厚のAPEX-E、図22
(e)、図22(f)は、850ナノメートルの膜厚の
APEX-Eのいずれかを組み合わせた各々の構造において、
レジストに直径300ナノメートルのコンタクトホール
を形成し各コンタクトホールをSEMで測定して得られ
た断面を示す写真。
【図23】500ナノメートル厚のシリコン酸化物基
板、シリコン酸化物層と炭素層とから成る複合反射防止
膜、610ナノメートル厚のAPEX-Eから成る構造物に2
00ナノメートル幅の線を200ナノメートルの間隔
(400ナノメートルのピッチ)で複数本形成した場合
について、図23(a)はMicrascan II による露出
後、図23(b)はシリコン酸化物と炭素との複合反射
防止膜のエッチング後、図23(c)はシリコン酸化物
基板をエッチングしたパターン転写後の各時点において
SEMで測定して得られた断面を示す写真。
【符号の説明】
100…基板、 102…複合反射防止膜、 102a…シリコン酸化膜、 102b…炭素膜、 104…レジスト。
フロントページの続き (72)発明者 東 司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 大岩 徳久 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松田 哲朗 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 デビッド・エム・ドブツィンスキー アメリカ合衆国、 ニューヨーク州 12533、 ホープウエル・ジャンクショ ン、 シエナンドー・ロード 29 (72)発明者 奥村 勝弥 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 特開 昭60−117723(JP,A) 特開 平5−226244(JP,A) 特開 平2−58221(JP,A) 特開 平5−114559(JP,A) 特開 平7−263309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/11 503

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべき基板を供給する工程と、 この基板上に炭素膜、酸化物の膜、及び前記炭素膜と前
    記酸化物の膜との間に形成された遷移層を有する複合反
    射防止膜を形成する工程と、前記複合反射防止膜上に、厚さが約300ナノメートル
    から約850ナノメートルの範囲のレジストでパターン
    を形成する工程と、 前記レジストのパターンをマスクとして前記複合反射防
    止膜をエッチングし、前記炭素膜のパターンを形成する
    工程と、 前記炭素膜のパターンをマスクとして前記基板を加工す
    る工程と を有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 加工すべき基板を供給する工程と、 この基板上に炭素膜の上に膜厚が約50ナノメートルの
    酸化物の膜が形成された複合反射防止膜を形成する工程
    と、 前記複合反射防止膜上に、厚さが約300ナノメートル
    から約850ナノメートルの範囲のレジストでパターン
    を形成する工程と、 前記レジストのパターンをマスクとして前記複合反射防
    止膜をエッチングし、前記炭素膜のパターンを形成する
    工程と、 前記炭素膜のパターンをマスクとして前記基板を加工す
    る工程と を有する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基板を加工する工程は基板をエッチ
    ングする処理を含むことを特長とする請求項1又は2
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記酸化物の膜厚は前記炭素膜の膜厚よ
    り薄く設定されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記炭素膜は厚さが約100ナノメート
    ルであることを特長とする請求項記載の半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記パターンを構成するレジストは厚さ
    が約610ナノメートルであることを特長とする請求項
    又は2記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記パターンを構成するレジストは化学
    増幅型レジストであることを特長とする請求項1又は2
    記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板は絶縁体であることを特長とする請
    求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記基板は導体であることを特長とする
    請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記基板は半導体であることを特長と
    する請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記基板を加工する工程は遠紫外線加
    工処理であることを特長とする請求項1又は2記載の半
    導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記レジストの膜厚は前記複合反射防
    止膜の膜厚の約3倍乃至6倍であることを特長とする請
    求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
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