JP3313736B2 - 熱溶断装置 - Google Patents

熱溶断装置

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JP3313736B2 JP08023191A JP8023191A JP3313736B2 JP 3313736 B2 JP3313736 B2 JP 3313736B2 JP 08023191 A JP08023191 A JP 08023191A JP 8023191 A JP8023191 A JP 8023191A JP 3313736 B2 JP3313736 B2 JP 3313736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレーザ加工
機、プラズマ加工装置などの熱溶断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱溶断装置としての例えばレ
ーザ加工機としては、種々なものが知られている。
【0003】第1に、光軸は垂直、即ちZ軸方向に動く
ものの平面的に見れば光軸は固定で、ワークがテーブル
上に設けられた複数の支持バーに載れられて水平にかつ
互に直角のX,Y軸方向に移動するものが知られてい
る。
【0004】第2に、光軸は垂直、即ちZ軸方向に動く
だけでなく、平面的に見れば光軸がX,Y軸方向に水平
に移動して、ワークはテーブル上に設けられた複数の支
持バーに載せられたまま移動しないものが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で知られて
いたレーザ加工機の第1のタイプでは、テーブル上で加
工されたワーク(製品)を取り出して次の未加工ワーク
(素材)をテーブル上に位置決めするには、平面的に見
てテーブルを光軸の圏外に移動してから上記製品の搬出
と素材の搬入、位置決めが行われなければならない。そ
の間、レーザ加工作業としては待時間となって作業能率
が低下すると言う問題がある。
【0006】次に第2のタイプでは、平面的に見て光軸
が移動してワークを載せたテーブルが固定されているだ
けで、両者の相対的な動きは第1のタイプと変りない。
【0007】従って、加工された製品を取り出して次の
未加工の素材をテーブル上に位置決めするには、平面的
に見て光軸をテーブルの圏外に移動してから上記製品の
搬出と素材の搬入、位置決めを行わなければならない。
その間、第1のタイプと同様にレーザ加工作業としては
待時間となって作業能率が低下すると言う問題がある。
【0008】この発明の目的は、ワークが熱溶断加工中
に別の領域で製品の搬出と、次のワークの搬入、位置決
めを行うようにした、高作業能率と稼動率の向上を図っ
た熱溶断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、パレットに載置されたワークの熱
溶断加工を行うための加工領域と上記パレットに対して
ワークの搬出入を行うためのワーク搬出入領域とに亘っ
て上下のガイドレールを設け、前記加工領域に前記パレ
ットを位置決めしたときに当該パレットの側面に設けた
複数の車輪が位置する位置に、前記上下のガイドレール
にそれぞれ切欠きを設けると共に、前記上下の切欠きに
おいて前記パレットの複数の車輪を支持自在の複数のコ
マを前記上下のガイドレール間を上下動自在に設け、前
記ワーク搬出入領域に前記パレットを位置決めしたとき
に当該パレットに備えた前記車輪が位置する位置に、前
記上下のガイドレールにそれぞれ切欠きを設けると共
に、当該切欠きにおいて前記パレットの前記車輪を支持
自在の複数のコマを前記上下のガイドレール間を上下動
自在に設け、前記パレットの車輪を支持した状態におい
て前記各コマを上下動することにより、前記加工領域及
びワーク搬出入領域において前記パレットを前記上下の
ガイドレール間で乗り換え自在に構成したものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。
【0020】先ず、熱溶断装置としての例えばレーザ加
工機1の概要を説明する。図2を参照するに、レーザ加
工機1は第1ベース3を備えており、この第1ベース3
は断面がおおむねチャンネル状になっている。更に前後
の側壁3a,3bには段部3c,3dが設けられてい
て、中央は梯子形状の溝部3eとなっている。上記第1
ベース3は図1における左右方向、即ちX軸方向に延伸
されている。
【0021】この第1ベース3の図1における右側に
は、第2ベース5が設けられている。この第2ベース5
の断面は、第1ベース3の側壁3a,3bと段部3c,
3d及び溝部3eがそのままX軸方向に延伸された形の
側壁5a,5bと段部5c,5d及び溝部5eが設けら
れている。
【0022】上記前側の側壁3a,5aの内側には、第
1、第2ベース3,5を通して上下にX軸方向に延伸さ
れた上段ガイドレール7aと、下段ガイドレール9aが
固定されている。同様に後側の側壁3b,5bの内側に
は、第1、第2ベース3,5を通して上下にX軸方向に
延伸された上段ガイドレール7bと下段ガイドレール9
bが固定されている。
【0023】なお後で後述するが、X軸方向に対して第
1ベース3の領域を加工領域Sとし、第2ベース5の領
域をワーク搬出入領域Hとすると、図1においては、加
工領域Sに第1パレット11が図2のように側面に張り
出された4ケの車輪13により上段ガイドレール7a,
7bにX軸方向に移動自在に支持されていると共に、ワ
ーク搬出入領域Hには第2パレット15が側面に張り出
された4ケの車輪17により下段ガイドレール9a,9
bにX軸方向に移動自在に支持されている。
【0024】前記、上段ガイドレール7a,7b及び下
段ガイドレール9a,9bには適宜な位置、即ち図1に
おける車輪13及び17の位置にはそれぞれ切欠き1
9,21が設けられていて、その中をそれぞれコマ2
3,25が上下方向に摺動して移動自在に設けられてい
る。
【0025】このコマ23,25を支持し、かつ上下方
向に移動させるために前記段部3c,3d及び5c,5
dには、それぞれエアシリンダ(パレット上下動装置)
27,29が埋込まれている。
【0026】次に、第1、第2パレット11,15をX
軸方向に移動させるために、図1における第1ベース3
の左端にはギャードモータ31によってて駆動される駆
動スプロケット33が設けられていると共に、第2ベー
ス5の右端には従動スプロケット35が設けられてい
る。これらの駆動スプロケット33と従動スプロケット
35は図3に示すようにそれぞれ側壁3aと5aに回転
自在に取り付けられている。
【0027】そして上記駆動スプロケット33と従動ス
プロケット35との間には、チェーン37が巻回されて
いる。このチェーン37の上部と下部には図1に示され
るように、それぞれ上段ガイドレール7a,7b及び下
段ガイドレール9a,9bに車輪13,17を介して載
った第1、第2パレット11,15の高さに一致するよ
うに、前記駆動スプロケット33と従動スプロケット3
5の直径や取り付け位置が考慮されている。更に、チェ
ーン37の上部及び下部が水平を保つような考慮もなさ
れているが、単に設計上の問題なので説明は省略する。
【0028】上記チェーン37と前記第1パレット11
及び第2パレット15とを係合させるために、図3およ
び図4に示されるように第1、第2パレット11,15
の側壁3a,5a側の側面には爪39が取り付けられて
いると共に、チェーン37には上記の爪39に係合する
ように駆動片41が適宜な位置に取り付けられている。
【0029】上記構成により、図1において加工領域S
にある第1パレット11上には加工されたワーク即ち製
品Wfが載せられており、又、ワーク搬出入領域Hにあ
る第2パレット15上には、次の未加工のワーク即ち素
材が載せられて固定されているとする。
【0030】この段階で、エアーシリンダ27を下降さ
せると、コマ23の上に載った車輪13を介して第1パ
レット11は下降する。この時、第1パレット11の側
面に取り付けられた爪39は、チェーン37の上部に設
けられた駆動片41から外れてチェーン37の下部に設
けられた駆動片41に係合される。
【0031】同様に、エアーシリンダ29を上昇させる
と、コマ25の上に載った車輪17を介して第2パレッ
ト15は上昇する。この時、第2パレット15の側面に
取り付けられた爪39は、チェーン37の下部に設けら
れた駆動片41から外れてチェーン37の上部に設けら
れた駆動片41に係合される。
【0032】さて次に、ギャードモータ31を回転させ
て駆動スプロケット33を図1において反時計方向に回
転させると、チェーン37の上部は左方へ、下部は右方
へ移動する。
【0033】すると、第2パレット15は車輪17を介
して上段ガイドレール7a,7b上を左方へ移動され、
第1パレット11は車輪13を介して下段ガイドレール
91,9b上を右方へ移動される。
【0034】そして、第1パレット11と第2パレット
15がすれ違う時点、即ち図1において車輪13,17
に二点鎖線をほどこした位置に来た時、エアーシリンダ
27を上昇させてコマ23を上段ガイドレール7a,7
bに設けられた切欠き19に係合させると共に、エアシ
リンダ29を下降させてコマ25を下段ガイドレール9
a,9bに設けられた切欠き21に係合させる。この作
動は、次の段階で第1、第2パレット11,15を脱線
させないための準備行為である。
【0035】更に、駆動スプロケット33の回転を継続
すると、第2パレット15は加工領域Sに到達されると
共に、第1パレット11はワーク搬出入領域Hに到達さ
れる。そこでギャードモータ31を停止して、加工領域
Sに於ては後述のレーザ加工ヘッドを作動させて素材W
rのレーザ加工が開始される。そして、又ワーク搬出入
領域Hに於ては、やはり後述のマニプレータにより製品
Wfが搬出された後、次の加工素材Wrが搬入されて位
置決め、固定が行われる。
【0036】次に、加工領域Sにおいて、第1ベース2
の側壁3a,3bの上には図2に示されるように、ガイ
ドレール43a,43bがX軸方向に延伸されて設けら
れている。そして、これらのガイドレール43a,43
bに案内されてX軸方向に摺動自在に設けられたリニヤ
ガイド45a,45bを、下部に取り付けた門型のノズ
ルキャリヤ47がX軸方向に摺動自在に設けられてい
る。このノズルキャリヤ47の柱のうち側壁3b側の柱
の下部と側壁3bとの間には、図示されないサーボモー
タで駆動される送りねじセット49が設けられていて、
ノズルキャリヤ47をX軸方向に摺動駆動するようにな
っている。
【0037】又、ノズルキャリヤ47の内部にも図示さ
れないサーボモータで駆動される図示されない送りねじ
セットが設けられていて、ノズルヘッド51は前後方
向、即ち図2における左右方向であるY軸方向に摺動自
在に保持されかつ駆動されるようになっている。ノズル
ヘッド51の下端部にはノズル53が設けられていて、
公知の装置によりレーザービームがアシストガスと共に
下方の素材Wrに照射されるようになっている。
【0038】上記構成により、加工領域Sにおいて上段
ガイドレール7a,7b上に固定された第1パレット1
1又は第2パレット15の上に位置決め固定された素材
Wrに対してノズル53は、ノズルヘッド51を介して
上記サーボモータによりX軸並びにY軸方向に移動され
て、図示されないNC装置に指令された任意の位置に移
行されるから、ノズル53からアシストガスと共にレー
ザービームを照射すれば素材Wrは上記NC装置に指令
された形状に熱溶断された所望の製品Wfが加工され
る。
【0039】次に、第2ベース5の後方に図1に示され
るように、Y軸方向に延伸された支持ブロック55と5
7が設けられていて、それらの上部は第2ベース5上に
もオーバーハングしてブーム55a,57aとしてY軸
方向前方へ延伸されている。これらのブーム55a,5
7aを含む支持ブロック55,57上にはY軸方向に延
伸されたガイドレール59,61が設けられている。
【0040】下部にそれぞれリニヤガイド63,65を
装着した支柱67,69が上記ガイドレール59,61
にそれぞれ案内されて、Y軸方向に摺動自在に設けられ
ている。これらの支柱67,69は太い中空の移動軸7
1と共に門型キャリヤ73を形成している。
【0041】そして、支柱69の下部とブーム57aを
含む支持ブロック57との間に、図示されないサーボモ
ータによって駆動される送りねじセット75が設けられ
ていて、上記門型キャリヤ73はY軸方向に摺動駆動さ
れるようになっている。又摺動軸71は、支柱69上に
装着された揺動モータ77と減速歯車により揺動される
ようになっている。
【0042】更に上記揺動軸71には、ヘッド79がX
軸方向に摺動自在に支持されていて、例えばサーボモー
タ81によって駆動される図示されないラックとピニオ
ンセットを介して摺動駆動されるようになっている。
【0043】又、ヘッド79には、揺動軸71に直角の
Z軸方向に送りねじ83が摺動自在に装着されている。
この送りねじ83は、例えばフェザーキーによって回転
が止められ、かつヘッド79に内蔵されていて図示され
ない送りナットと駆動モータによりZ軸方向に摺動駆動
されるようになっている。
【0044】そして、送りねじ73の下端にはマニプレ
ータ85が装着されている。このマニプレータ85には
ボス部87が上記送りねじ73の下端に固定されてい
て、更に上から平面的に見ると例えば4本のアーム89
がX型に放射状に延伸されている。そしてこのアーム8
9の下面及びボス部87の下面には下方に向けて複数の
バキュームパッド91が装着されている。なお前記支持
ブロック55からバキュームパッド91までの部品でワ
ーク搬出入装置93が構成されることになる。
【0045】上記構成により、マニプレータ85は揺動
軸71、支柱69、送りねじセット75を介して図示さ
れないサーボモータによりY軸方向にNC制御されると
共に、揺動軸71、ヘッド79を介してサーボモータ8
1によりX軸方向にNC制御されるから平面的に見ると
X−Y軸平面に自由に位置決め移動が可能である。
【0046】又、送りねじが図示されない駆動モータに
よりZ軸方向に降下されると、マニプレータ85は複数
のバキュームパット91を適宜に操作して、ワーク搬出
入領域Hに位置された第1パレット11又は第2パレッ
ト15上の製品Wf又はスクラップWsを吸着搬出する
ことが出来るし、又搬入された素材Wrを、パレット上
に位置決め固定してから離脱することも出来る。
【0047】従って、第2ベース5の後方(図1におけ
る紙面の裏側)及び支持ブロック55,57の間に図示
されない製品貯蔵パレット又はスクラップ貯蔵パレット
を待期しておけば、ワーク搬出入領域H内で下段ガイド
レール9a,9bに支持された第1パレット11又は第
2パレット15上の製品Wf又はスクラップWsを、製
品貯蔵パレット又はスクラップ貯蔵パレットへ搬出させ
ることが出来る。
【0048】又、第2ベース5の後方に素材Wrが立て
かけられた素材貯蔵パレットを待機させておけば、先ず
揺動モータ77を回転させてマニプレータ85の向きが
後方の素材面に合うように揺動させてから、門型キャリ
ヤ73をY軸後方へ移動させれば、立てかけられている
素材Wrの一枚を吸着することが出来る。
【0049】そこで、又門型キャリヤ73をY軸前方へ
捩すと共に揺動軸71もマニプレータ85が下方へ向く
ように回動させ、更に送りねじ83を下降させれば、バ
キュームパット91に吸着された素材Wrは、ワーク搬
出入領域にある第1パレット11又は第2パレット15
上に搬入されて位置決め固定される。そしてバキューム
パット91を非作動にしてマニプレータ85を引き上げ
れば、前述のようにギャードモータ31を回転させて第
1パレット11と第2パレット15を加工領域Sとワー
ク搬出入領域Hとの間で入れ換えることが出来る。
【0050】上述のように、加工領域Sに於て素材Wr
が熱溶断されている間に、ワーク搬出入領域Hに於ては
製品Wf及びスクラップWsの搬出と素材Wrの搬入が
行われ、更に位置決め固定が行われるのでレーザ加工機
1のサイクルタイムが短縮され、作業能率が向上される
と共に稼動率の向上を図ると言う効果がある。
【0051】なお、この発明は、前述の実施例に限定さ
れるものではなく、適宜な変更を行うことによりそれ以
外の態様でも実施しうるものである。本実施例では、熱
溶断装置としてレーザ加工機1を例にとって説明した
が、その他のプラズマ機などの熱溶断装置にも対応可能
である。
【0052】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、パレットに載置されたワ
ークの熱溶断加工を行うための加工領域(S)と上記パ
レットに対してワークの搬出入を行うためのワーク搬出
入領域(H)とに亘って上下のガイドレール(7a,7
b:9a,9b)を設け、前記加工領域(S)に前記パ
レットを位置決めしたときに当該パレットの側面に設け
た複数の車輪(13)が位置する位置に、前記上下のガ
イドレールにそれぞれ切欠き(19)を設けると共に、
前記上下の切欠き(19,21)において前記パレット
の複数の車輪(13)を支持自在の複数のコマ(23)
を前記上下のガイドレール間を上下動自在に設け、前記
ワーク搬出入領域(H)に前記パレットを位置決めした
ときに当該パレットに備えた前記車輪(13)が位置す
る位置に、前記上下のガイドレールにそれぞれ切欠き
(21)を設けると共に、当該切欠き(21)において
前記パレットの前記車輪(13)を支持自在の複数のコ
マ(25)を前記上下のガイドレール間を上下動自在に
設け、前記パレットの車輪(13)を支持した状態にお
いて前記各コマ(23,25)を上下動することによ
り、前記加工領域(S)及びワーク搬出入領域(H)に
おいて前記パレットを前記上下のガイドレール間で乗り
換え自在の構成である。
【0053】上記構成により、本発明においては、加工
領域S及びワーク搬出入領域Hにおいてパレットの車輪
13を支持した状態のコマ23,25を上下動すること
により、前記加工領域S及びワーク搬出入領域Hにおい
てパレットを上下のガイドレール間を移動し乗せ換える
ことができるものである。
【0054】したがって、ワーク搬出入領域Hにおいて
パレットを上側のガイドレールに移動し、このワーク搬
出入領域Hから加工領域Sへ移動することにより、加工
領域Sにおいてパレットを上側動することなしに当該パ
レット上のワークの加工を直ちに開始することができ、
加工の能率向上を図ることができるものである。そし
て、加工領域Sで加工を終了した後のパレットは下側の
ガイドレールに移動され、ワーク搬出入領域Hに移動さ
れるものである。その後、上側のガイドレールに移動し
た後に前記加工領域Sへ移動されるものであり、パレッ
トは常に循環移動するものであって同一形状寸法のパレ
ットを使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である正面図で、図2のI−
I線による断面説明図である。
【図2】図1におけるII−II線による断面説明図であ
る。
【図3】図1におけるIII −III 線による部分断面説明
図である。
【図4】パレットとチェーンの係合離脱を説明する部分
立体図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置(熱溶断装置) 7b 上段ガイドレール 9b 下段ガイドレール 11 第1パレット 15 第2パレット 27,29 エアーシリンダ(パレット上下動装置) 93 ワーク搬出入装置 H ワーク搬出入領域 S 加工領域 Wr 素材(未加工のワーク) Wf 製品(加工されたワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 7/10 B23K 10/00 B23K 26/10 B23Q 1/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットに載置されたワークの熱溶断加
    工を行うための加工領域(S)と上記パレットに対して
    ワークの搬出入を行うためのワーク搬出入領域(H)と
    に亘って上下のガイドレール(7a,7b:9a,9
    b)を設け、前記加工領域(S)に前記パレットを位置
    決めしたときに当該パレットの側面に設けた複数の車輪
    (13)が位置する位置に、前記上下のガイドレールに
    それぞれ切欠き(19)を設けると共に、前記上下の切
    欠き(19,21)において前記パレットの複数の車輪
    (13)を支持自在の複数のコマ(23)を前記上下の
    ガイドレール間を上下動自在に設け、前記ワーク搬出入
    領域(H)に前記パレットを位置決めしたときに当該パ
    レットに備えた前記車輪(13)が位置する位置に、前
    記上下のガイドレールにそれぞれ切欠き(21)を設け
    ると共に、当該切欠き(21)において前記パレットの
    前記車輪(13)を支持自在の複数のコマ(25)を前
    記上下のガイドレール間を上下動自在に設け、前記パレ
    ットの車輪(13)を支持した状態において前記各コマ
    (23,25)を上下動することにより、前記加工領域
    (S)及びワーク搬出入領域(H)において前記パレッ
    トを前記上下のガイドレール間で乗り換え自在に構成し
    たことを特徴とする熱溶断装置。
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