JP3312536B2 - 溶銑の脱りん方法 - Google Patents
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に関する。
っているが、純酸素上吹転炉による脱りん脱炭同時処理
で充分な低りん鋼を得るには、媒溶剤が大量に必要であ
る。また、転炉1基の吹錬では炉壁へスラグが付着する
ことにより、〔%P〕を下げることが困難である。そこ
で、低りん鋼の安定溶製および媒溶剤使用量の節減によ
る溶製コスト合理化を目的とする溶銑脱りん法が行われ
るようになった。具体的にはトーピードカー、取鍋また
は転炉を用い、溶銑中に生石灰、CaF2、Na2CO3等を添加
して撹拌(インジェクション)する方法がとられてき
た。しかし、生石灰、CaF2およびNa2CO3は比較的高価で
あり、コスト面から媒溶剤使用量の更なる節減が望まれ
ている。
て、溶銑段階における脱りん処理の際に上吹転炉滓を用
いることが有効であることを開示した。すなわち、上吹
転炉滓の脱りん能力は1600〜1750℃という高温の転炉終
点では、ほぼ飽和状態となっている。しかし上吹転炉滓
は、溶銑のように1250〜1400℃程度の低温で、熱力学的
に脱りんに有利な条件下にあり、かつ転炉終点に比べ未
だ脱りんされていない高いりん含有量を持つ溶銑に対し
ては、まだ充分な脱りん能力を有する。
んに使用し、低りん鋼のみならず一般鋼溶製のトータル
コストミニマム化を図る新プロセスであって、転炉滓系
媒溶剤を用いるメリットを最大限に活用した2段の階分
式向流精錬法を具現化したものである。さらに、この方
法は、反応容器として、例えば脱りん炉、脱炭炉と呼ば
れる2基の上底吹転炉形式の炉を用いる製鋼法である。
理剤(フラックス)として従来は、「鉄と鋼」〔第76年
(1990)第11号の第1817〜1822頁、同第1801〜1808頁〕ま
たは上記特公昭55-30042号公報に示されているように、
生石灰系または転炉滓系の脱りん剤が用いられていた。
フラックスとして転炉滓を使用することにより、スラグ
の滓化が促進されるため、効率的な脱りんが可能となる
とともに、しかも脱りん、脱炭に必要なトータルの媒溶
剤量を約半減し、かつ発生スラグ量も大幅に低減するこ
とができた。
期スラグ(転炉滓)を脱りん用上底吹転炉形式の炉に脱
りんフラックスとしてリターンさせて使用することによ
り、大幅な媒溶剤使用量の節減と発生スラグ量の大幅低
減等、非常に有益な効果がもたらされた。通常、低りん
鋼溶製の際はスラグの塩基度(CaO/SiO2)を2以上とし、
滓化促進のためCaF2を添加した組成のフラックスを用い
るのが一般的であった。しかし、媒溶剤使用量を更に低
減するためには、CaF2使用量をミニマムにし、かつ低い
塩基度で脱りんすることが必要である。
滓化不良またはスラグが凝固する際の3CaO ・SiO2→2
CaO ・SiO2+f-CaO (f-CaO:遊離石灰)反応により生じる
遊離石灰がスラグ中にほとんど存在しないため、エージ
ング処理を省略しても処理後スラグを路盤材として利用
できる可能性がある。
しない脱りんフラックスとしてCaO-Al2O3-Fe2O3 系でCa
O:Al2O3=2.5 〜20:1、(SiO2)が10%以下のものが提案さ
れている。この発明では、生石灰、天然ボーキサイト、
鉄鉱石等を事前に混合して上記組成の脱りん剤としてお
り、粉砕および混合の費用が発生する。さらに、単に混
合しただけでは滓化に時間がかかってしまう。短時間に
滓化させようとすれば混合した後、プリメルトにする必
要があり、さらにコストが増大する。したがって、低コ
ストでしかも良好な滓化性を得るためには、転炉滓を使
用することが必要となる。
初期に添加するフラックスの組成のみが示されている。
しかしこの場合、脱りん処理中に溶銑中の〔Si〕が酸化
してSiO2を生成し、スラグ中(%SiO2) が増大するので、
スラグ塩基度が低下してしまう。また、CaO-Al2O3-Fe2O
3 系フラックスによる溶銑の脱りん処理中には〔Mn〕が
酸化され、スラグ中の(%MnO)が増大する。そのため、初
装フラックス組成、特にCaO/Al2O3 比を規定するだけで
は、安定した脱りんを達成することができない可能性が
ある。また脱りん処理中にスラグ中の(%FeO)は低下して
いくが、処理末期まで或る値以上の高(%T.Fe)を維持し
なければ脱りんは充分に進行しない。つまり、脱りん処
理中のスラグ組成〔塩基度、(%Al2O3)、(%T.Fe) 、(%Mn
O)〕を規定しなければ高脱りん率は達成できないのであ
る。
合、脱りん処理スラグ中の(%F)が高いとスラグへの(Mg
O)溶解度が増大し、耐火物原単位が悪化する。
ん法において、さらに脱りん用フラックスおよび耐火物
のコストを低減し、かつ脱りん処理後スラグを低コスト
で路盤材等に利用するための脱りんスラグ系において、
特に脱りんに有効なスラグ組成および脱りん方法を提供
することにある。
銑の脱りん方法にある。
酸化鉄とを主成分とする脱りん用フラックスを用い、酸
素を上吹きして溶銑を脱りん処理する際、処理中のスラ
グ条件を重量%で、塩基度(%CaO/%SiO2)=1.2〜2.0 、(A
l2O3)=2〜15%、(T.Fe)= 7〜25%、かつ(MnO)=5〜15
%に制御することを特徴とする溶銑の脱りん方法。
(F) 〔スラグ中のフッ素〕を2%以下に制御すること、
および(Al2O3) の制御の際のAl2O3 源として鋼の連続鋳
造滓および/または造塊滓を用いることである。
現する装置および方法の例を説明する。図1は、転炉
滓、酸化鉄、鋼の連続鋳造滓および/または造塊滓から
なる脱りん用フラックスを用いる本発明の脱りん方法の
工程例を示す概略図である。
(脱P炉)で脱硫(脱S)溶銑の脱りん処理を行う。こ
のとき、脱りん用フラックスとして、媒溶剤−1(造塊
滓、酸化鉄)および別の上底吹脱炭転炉(脱C炉)で用
いた媒溶剤−2(造滓剤、ただし、少量のCaF2をさらに
添加する場合もある)と脱C炉で発生した酸化鉄とから
なる脱炭末期の低りん(P)転炉滓、必要に応じて、さ
らに鋼の連続鋳造(連鋳)滓および/または造塊滓を配
合して用いる。
れる。一方、脱P炉で脱りん処理された溶銑は、別の上
底吹転炉(脱C炉)に移され、媒溶剤−2を添加して脱
C処理を行い、溶鋼とする。すなわち、図1の例は、反
応容器として脱P炉および脱C炉の2基の上底吹転炉形
式の炉を用い、スラグとメタルの流れが向かい合う2段
の階分式向流精錬法の一つである。
ようにAl2O3 を含有し、しかも、いったん溶融した滓で
あり、脱りん用フラックスへの添加剤として好適であ
る。
理後スラグを路盤材等に利材化するためのエージング処
理によるコスト増大を解決するために、CaF2レスで、低
塩基度(CaO/SiO2)のフラックスを用いて低りん鋼溶製に
必要な脱りん処理を行うものである。「CaF2レス」と
は、上底吹脱C炉で用いたCaF2が低P転炉滓中に残存し
て含まれている以外は、脱りん用フラックスへのF(フッ
素)分を新たに添加せず、または、F 分 をある値以下
に維持するという意味である。
CaO-SiO2- Fet O-Al2O3-MnO 系とし、その組成を適正化
することにより、〔Mn〕の酸化量を調節しながら、低り
ん鋼溶製に必要な脱りん率が90%以上および処理後〔%
P〕が0.01重量%以下を達成することが可能であること
が判明した。これを図2〜図8により詳細に説明する。
に及ぼすスラグ組成の影響について検討した。処理温度
は1300〜1400℃とし、脱りん用フラックスは予めプリメ
ルトしたものを用いた。近年需要の高い低りん鋼を溶製
するためには、脱りん処理後の〔%P〕を0.01%以下とす
る必要があるので、これを目標とした。
2O3)と処理後〔%P〕との関係を示す図である。図示する
ように、(%Al2O3)が2%未満ではAl2O3 添加によるスラ
グ融点の低下が充分でないため、目標の〔%P〕が達成で
きない。一方、(%Al2O3)が15%を超えると、(%CaO)が相
対的に低下することによりフォスフェイトキャパシティ
が低下してしまうため、脱りんが不十分となる。
(%CaO/%SiO2)と処理後〔%P〕との関係を示す図である。
図示するように、スラグ中の(%Al2O3)を2〜15%に調整
しても、目標〔%P〕を達成するにはスラグ塩基度を適正
な範囲に制御する必要があることがわかる。
に、処理後〔%P〕が目標値に到達しないのは、スラグ塩
基度が低いためにフォスフェイトキャパシティが低下し
たことによる。一方、塩基度が2.0 を超えるとスラグの
滓化が悪化して脱りんが進行しにくくなり、目標〔%P〕
を達成することができない。
Fe) と処理後〔%P〕との関係を示す図である。図示する
ように、スラグ中の(%Al2O3)= 2〜15%、スラグの塩基
度=1.2〜2.0 と適正な条件としても、さらに適正なスラ
グ中の(%T.Fe) の範囲が存在することがわかる。すなわ
ち、(%T.Fe) が7%未満では、スラグの酸素ポテンシャ
ルが低いため、脱りんが充分に進行しない。一方、(%T.
Fe) が25%を超えるとスラグ中の(%CaO)が相対的に低下
してしまうため、フォスフェイトキャパシティが低下
し、脱りんが不十分となる。
O)と処理後〔%P〕との関係を示す図である。図に示すよ
うに、スラグ中の(%Al2O3)= 2〜15%、スラグの塩基度
=1.2〜2.0 、(%T.Fe)=7〜25%とし、さらにスラグ中の
(%MnO)= 5〜15%とすることにより、脱りん率が飛躍的
に向上することがわかる。スラグ中の(%MnO)が5%未満
では(%MnO)の脱りんに対する影響はほとんどない。一
方、スラグ中の(%MnO)が15%を超えるとスラグの融点が
上昇して滓化が悪化し、脱りんが進行しにくくなり、目
標〔%P〕を達成することができない。
底吹きN2 またはCO2 の上底吹ガス比を操作する〔M
n〕の酸化量調節および/またはMn鉱石添加を行うこと
により可能である。前者では、有価金属であるMnをロス
するため鋼の溶製コストが高くなるが、〔Mn〕の酸加熱
の分だけ熱的に有利となる。このときの望ましい上底吹
ガス比の範囲は、上吹きO2 、底吹きN2 の場合 0.1〜
0.5 、上吹きO2 、底吹きCO2 の場合0.05〜0.25であ
る。後者のMn鉱石添加では、有価金属であるMnのロス量
が低減できるが、Mn鉱石の昇熱分だけ熱的に不利とな
る。両者を併用する場合は、造滓剤中のMn鉱石量を減少
することができるので熱的に有利となり、しかも初期(%
MnO)が低いためスラグの融点が低く、滓化が促進される
という効果を得ることができる。
グ条件は、塩基度(%CaO/%SiO2)で1.2 〜2.0 、(%Al2O3)
で2〜15%、(%T.Fe) で7〜25%、(%MnO)で5〜15%に
制御することとした。
ダイアスポア、赤泥、連鋳滓、造塊滓および精製アルミ
ナのうち一種以上を混合した物を使用することができ
る。連続鋳造滓および造塊滓は、Al脱酸時に生成したAl
2O3 を含有するCaO-Al2O3-SiO2系の鋼滓であり、スムー
ズな滓化が期待できる一種のプリメルトスラグである。
および/または造塊滓を選んで用いるのが最も望まし
い。これらを使用することにより、効率的でしかも低コ
ストで脱りん処理を行うことができる。
件で製造したフラックスで脱りんした場合について、処
理中スラグの滓化率および脱りん率の時間変化を示す図
である。
た場合(記号○) (b)低P転炉滓、鉄鉱石、ボーキサイトを混合した場合
(記号●) (c)生石灰、鉄鉱石、造塊滓を混合した場合(記号△) (d)生石灰、鉄鉱石、ボーキサイトを混合した場合(記
号□) 表1に上記の各使用材の組成の一例を示す。
く、処理末期には滓化率、脱りん率とも最も高い。(b)
は滓化が(a) に比べやや遅いが、処理末期の滓化率、脱
りん率はともに(a) とほぼ同等である。(c) は(a) およ
び(b) に比べ滓化時期が遅く、処理末期の滓化率、脱り
ん率はともに低い。(d) は滓化が最も遅く、処理末期の
滓化率、脱りん率とも最も低くなっている。
化を促進して溶銑脱りんを効率よく行うために必要であ
り、造塊滓をAl2O3 源として添加すると更に滓化が促進
されることがわかる。すなわち、CaO 源として滓化性の
良い低P転炉滓を用いることにより、スラグ滓化促進剤
であるCaF2の替わりにAl2O3 を用いても、十分滓化さ
せ、脱りんを効率よく行うことができるのである。
れ使用する転炉滓および造塊滓は安価であるので、溶銑
脱りんコストを低減することができる。
中のスラグ中(%MnO)と処理後〔%Mn〕との関係を示す
図である。処理後〔%P〕を低下させるとともに処理後
〔%Mn 〕をできるだけ高くしようとする観点からは、図
示するようにスラグ中の(%MnO)を8%以上として〔Mn〕
の酸化量を低減するのがよい。しかし、スラグ中の(%Mn
O)が15%を超えると滓化が悪化し、スラグ−メタル反応
が阻害されるため、スラグ中の(%MnO)が増加しても〔M
n〕の酸化は抑制されない。
耐火物溶損指数との関係を示す図である。耐火物溶損指
数は、スラグ中の(%F)= 0%の時の耐火物溶損量を1.0
として指数化したものである。図8から、(%F)が2%を
超えると耐火物溶損が急激に増大することがわかる。
溶剤−2として少量のCaF2を用いる場合もあるため、脱
りん処理に使用する低P転炉滓中に含まれるCaF2によ
り、脱りん処理スラグ中に(%F)が存在する可能性があ
る。したがって、 (%F)の低い低P転炉滓を使用する、 高(%F)の低P転炉滓を使用する場合には、生石灰およ
びMgO 等の添加量を増やして(%F)を希釈する 等の方法により、脱りん処理時のスラグ中の(%F)を2%
以下に制御すれば、耐火物溶損を抑制し、かつ脱りんを
効率的に行うことができる。
も、耐火物溶損は若干増大する傾向があり、(%F)は可能
であれば1%以下にできるだけ低減することが、さらに
望ましい。
で行うのが望ましい。これは、スラグが滓化していれ
ば、熱力学的に低温ほど脱りんに有利となるためであ
る。また、脱りんフラックスをペレットやブリケットに
合成化して使用すると、スラグの滓化促進上有利であ
る。
滓は遊離石灰の含有量が低いため、エージング処理を施
すことなく、低コストで路盤材などとして有効に活用す
ることが可能となる。
80℃、組成は〔%C〕: 約4.4 、〔%P〕: 約0.1 、〔%Mn
〕: 約0.25)2トンに:転炉滓(組成は CaO:48.4 %-
SiO2:5.1 %-Al2O3:0.5%-T.Fe:23%-P2O5:2%) 約25k
g/t、鉄鉱石10〜30kg/t、Mn鉱石0〜11kg/T、および造
塊滓(組成は CaO:47 %-Al2O3:18.6 %-SiO2:11%-P2O
5:1%) 約10kg/tを添加し、更に珪砂およびボーキサイ
トを適宜添加して、塩基度および(%Al2O3)を調整し、酸
素を上吹き、N2 ガスを吹き込み速度0.25Nm3/min ・t
で底吹きして脱りん処理を実施した。
量および上吹酸素ランス−湯面間距離を調整することに
より行い、吹錬時間は約10分とした。処理後〔%P〕目標
は0.01%以下とし、この目標の達成可否および処理後ス
ラグのエージング処理なしでの使用可否を調査した。
じくスラグ組成、脱りん処理前後における溶銑中〔%
P〕、上吹送酸速度(Nm3/min・t)、処理後温度(℃)お
よび評価結果を併せて示す。
条件で処理した場合は、スラグの融点が低下し、目標
〔%P〕0.01%以下を達成することができた。
遊離石灰の含有率が0.5 重量%以下と少なく、特にエー
ジング処理を実施しなくとも水和膨張の恐れが無く、エ
ージング処理コストをかけずに安価に路盤材なとへの利
材化を図ることができるスラグであった。×印の処理後
スラグでは水和膨張があり、エージング処理が必要であ
った。
スに蛍石(CaF2)を添加することなく、低CaO/SiO2の安価
なフラックスを使用して脱りん処理が可能であり、低り
ん鋼溶製コストの低減を達成することができる。脱りん
処理後スラグは、エージング処理を省略して路盤材等へ
有効に活用することができ、本発明方法は処理後スラグ
の利材化の観点からも経済的なものである。
る。
P〕との関係を示す図である。
理後〔%P〕との関係を示す図である。
P〕との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
グの滓化率および脱りん率の時間変化を示す図である。
(%MnO)と処理後〔%Mn 〕との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】上底吹き転炉形式の炉において、転炉滓と
酸化鉄とを主成分とする脱りん用フラックスを用い、酸
素を上吹きして溶銑を脱りん処理する際、処理中のスラ
グ条件を重量%で、塩基度(%CaO/%SiO2)=1.2〜2.0 、(A
l2O3)=2〜15%、(T.Fe)= 7〜25%、かつ(MnO)=5〜15
%に制御することを特徴とする溶銑の脱りん方法。
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JP21686595A JP3312536B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 溶銑の脱りん方法 |
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JP21686595A Expired - Fee Related JP3312536B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 溶銑の脱りん方法 |
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