JP3312084B2 - Icカード型音声録音再生装置 - Google Patents

Icカード型音声録音再生装置

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JP3312084B2
JP3312084B2 JP22445294A JP22445294A JP3312084B2 JP 3312084 B2 JP3312084 B2 JP 3312084B2 JP 22445294 A JP22445294 A JP 22445294A JP 22445294 A JP22445294 A JP 22445294A JP 3312084 B2 JP3312084 B2 JP 3312084B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン及び携帯端末
装置等の電子機器のICカードスロットに適合するIC
カード型音声録音再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声を録音再生する装置として
は、記録媒体として磁気テープを使用するカセットテー
プレコーダが一般的であり、このようなカセットテープ
レコーダは、記録媒体としての磁気テープは長時間の録
音再生を行うことが可能であると共に磁気テープ自体も
安価であるといった利点を有する。ところが、カセット
テープレコーダとしては、磁気テープを走行させるため
のメカニズムが必要であるため、装置の小型化及び軽量
化が困難であり、又メカノイズの発生及び音声のアクセ
ス(早送り、巻戻し)に長時間を要するといった欠点が
あった。
【0003】このような欠点を解消する装置として、記
録媒体として半導体メモリを用いた音声録音再生装置が
開発されており、このような音声録音再生装置は、前述
のようなメカニズムが不要であるため、装置の小型化及
び軽量化が容易であり、又メカノイズも発生せず、音声
のアクセスを高速で行うことができる。
【0004】又、特開昭63−299996号公報、特
開昭63−82590号公報及び実開昭64−4260
0号公報に見られるように、前述のような半導体メモリ
を用いた音声録音再生装置をICカードのように薄型に
したものが開発されており、このような半導体メモリを
用いた音声録音装置をパソコン及び携帯端末装置等の電
子機器のICカードスロットに適合するICカード型と
したものについて図面を参照して説明する。
【0005】図7乃至図9において、1はパソコン及び
携帯端末装置等の電子機器のICカード型スロットに適
合するICカード本体、2は音声録音を行わせるREC
キー、音声再生を行わせるPLAYキー、録音データの
飛び戻しを行わせるREWSKIPキー及び録音データ
の飛び越しを行わせるFF SKIPキー等から成る操
作部、3は外部音声を集音するマイクロホン、4は操作
部2のRECボタンの操作による音声録音を受け付けな
くさせるライトプロテクトスイッチ、5は録音された音
声信号の出力端子としてのイヤホンジャック、6はパソ
コン及び携帯端末装置等の電子機器に接続されるコネク
タであり、ICカード本体1の上面に操作部2及びマイ
クロホン3が配置され、又ICカード本体1の前面にラ
イトプロテクトスイッチ4及びイヤホンジャック5が配
置され、更にICカード本体1の後面にコネクタ6が配
置されている。
【0006】7はICカード本体1とは別体に設けられ
たイヤホンであり、イヤホンジャック5に接続されるイ
ヤホンコネクタ7aと、イヤホンコネクタ7aを介して
供給される音声信号を外部に放音するスピーカ部7bと
から成っている。8はICカード本体1とは別体に設け
られた電源ユニットであり、コネクタ6に接続して電源
供給を行う。
【0007】そして、ICカード本体1の後面に配置し
たコネクタ6に電源ユニット8を接続することにより、
ICカード本体1は音声録音再生装置として使用するこ
とができるようになる。
【0008】又、図8に示すように、ICカード本体1
はその後面よりパソコン及び携帯端末装置等の機器本体
9内に装着することにより、I/Oカードやメモリカー
ドとして使用することできる。このとき、ICカード本
体1の前面は機器本体9の前面と略々一致し、ライトプ
ロテクトスイッチ4及びイヤホンジャック5が外部より
操作できるようになっている。そして、機器本体9に装
着したICカード本体1は機器本体9の前面に設けられ
たイジェクトスイッチ10の操作に基づいて取り出され
るようになっている。
【0009】そして、上記ICカード本体1は図9に示
すような電気回路を内蔵し、この電気回路によって音声
信号の録音及び再生を行う音声録音再生装置を構成して
おり、この録音再生動作を以下に説明する。
【0010】図9において、101は外部音声を集音し
てアナログ音声信号に変換するインマイク、102はイ
ンマイク101によって変換されたアナログ音声信号を
増幅する増幅器、103は増幅器102によって増幅さ
れたアナログ音声信号をディジタル音声信号に変換する
ADコンバータ、104はADコンバータ103によっ
て変換されたディジタル音声信号の音声圧縮を行う音声
圧縮回路であり、音声圧縮されたディジタル音声信号は
システムマイコン105に送出される。
【0011】106は入力されたディジタル音声信号の
伸長を行う音声伸長回路、107は音声伸長回路106
によって伸長されたディジタル音声信号をアナログ音声
信号に変換するDAコンバータ、108はDAコンバー
タ107によって変換されたアナログ音声信号を増幅す
る増幅器であり、増幅されたアナログ音声信号は別体若
しくは一体に設けられたスピーカ109に送出され、こ
のスピーカ109によって外部に放音される。
【0012】110はRECキー、PLAYキー、RE
W SKIPキー及びFF SKIPキーを有するキー
スイッチ部であり、各キー操作に応じて録音再生に関す
る動作を指示するための信号であるキー入力信号がシス
テムマイコン105に送出される。111はシステムマ
イコン105から送出されるアドレス信号ADDRES
S及びライトイネーブル信号WE,チップイネーブル信
号CE,消去信号ERASEに基づいてDATAの記
録、読み出し、消去を行うICメモリ、112は各部に
電源供給を行う電源部である。又、システムマイコン1
05、ICメモリ111及び電源112はそれぞれIC
カードコネクタ113に接続され、このICカードコネ
クタ113によってホストマシン114と接続されてい
る。
【0013】尚、図7及び図8との関係において、イン
マイク101とマイクロホン3、スピーカ109とイヤ
ホン7、キースイッチ部110と操作部2、ICカード
コネクタ113とコネクタ6、及びホストマシン114
と機器本体10がそれぞれ対応している。
【0014】そして、システムマイコン105はキース
イッチ部106からのキー入力信号及びICカードコネ
クタ113を介して入力されるホストマシンからのI/
O書き込み信号I/O WR及びI/O読み出し信号I
/O RDに基づいて音声圧縮回路104及び音声伸長
回路106に対して制御信号CONTを送出すると共
に、ICメモリ110に対してDATA、ADDRES
S、WE,CE,ERASE信号を送出する。
【0015】そして、上記のように構成された音声録音
再生装置の動作制御について、まず音声信号の録音動作
について説明する。キースイッチ部106のRECキー
を操作すると、インマイク101によって外部音声が集
音されてアナログ音声信号に変換され、増幅器12によ
って増幅される。そして、増幅器102によって増幅さ
れたアナログ音声信号はADコンバータ103によって
ディジタル音声信号に変換された後、音声圧縮回路10
4によって圧縮されてシステムマイコン105に送出さ
れる。
【0016】又、キースイッチ部106から送出される
RECキーの操作に応じたキー入力信号に基づいてシス
テムマイコン105が音声圧縮回路104を制御し、音
声圧縮回路104からのディジタル音声信号を一旦読み
取り、その一旦読み取ったディジタル音声信号をDAT
Aとしてアドレス信号ADDRESSと共にICメモリ
110に送出する。そして、ICメモリ110がシステ
ムマイコン105からのアドレス信号ADDRESSに
よってアドレスを指定しながらDATAとしてのディジ
タル音声信号を順次記録していく。
【0017】次に、音声信号の再生動作について説明す
る。キースイッチ部106のPLAYキーを操作する
と、そのPLAYキーの操作に応じたキー入力信号に基
づいてシステムマイコン105がICメモリ110にア
ドレス信号ADDRESSを送出する。そして、ICメ
モリ110がシステムマイコン105からのアドレス信
号ADDRESSが指定するアドレスのディジタル音声
データを読み出し、その読み出したディジタル音声デー
タをシステムマイコン105がDATAとして一旦読み
取り、音声伸長回路106に転送する。
【0018】そして、音声伸長回路106に転送された
ディジタル音声信号はここで伸長され、DAコンバータ
107によってアナログ音声信号に変換される。そし
て、DAコンバータ107によって変換されたアナログ
音声信号は増幅器108によって増幅された後、スピー
カ109によって外部に放音される。
【0019】他方、ICカード本体1がICカードコネ
クタ113を介してホストマシン114と接続された場
合には、ホストマシン114から送出されるI/O書き
込み信号I/O WR及びI/O読み出し信号I/O
RDに基づいてシステムマイコン105がICメモリ1
10を制御し、ホストマシン114から送出されるDA
TAを記録させる。
【0020】従って、このようなICカード型の音声録
音再生装置は、単独での使用時には携帯に優れ、パソコ
ン及び携帯端末装置等の電子機器に装着して使用する時
には電子機器のI/Oカードやメモリカードとして用い
られるため、非常に使い勝手のよいものであった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようなICカード型の音声録音再生装置は、ホストマシ
ンに装着して使用するとき、音声録音再生装置に内蔵さ
れたインマイクがホストマシン内に入り込んでしまうこ
とから、インマイクを利用して音声を録音することが困
難であるといった問題点があった。
【0022】本発明は、ホストマシンに装着したときに
おいても内蔵のインマイクを利用して音声を録音するこ
とのできるICカード型録音再生装置を提供することを
目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、発明は、電子機器のICカードスロットに適合
し、当該電子機器に対して着脱自在に設けられたICカ
ード本体から成り、該ICカード本体に、外部の音声信
号を集音するマイクロホンと、ディジタル信号を記憶す
る半導体メモリとを内蔵し、上記マイクロホンより入力
された音声信号をディジタル信号に変換して上記半導体
メモリに記憶すると共に、当該半導体メモリに記憶され
ているディジタル信号を音声信号に変換して出力するI
Cカード型音声録音再生装置において、上記マイクロホ
ンを上記ICカード本体に対して突出自在に設け、マイ
クロホンを突出させた状態でICカード本体を電子機器
のICカードスロットに装着したとき、マイクロホンが
機器本体の表面上より突出するよう構成する一方、上記
マイクロホンを用いた上記半導体メモリへのディジタル
信号の記憶を、装置単体のとき及び電子機器のICカー
ドスロットに装着したときの両方で可能とするよう構成
したものである。
【0024】又、本発明は、上記の構成に加え、上記マ
イクロホンが位置する収納部と摺動動作に作用する操作
部とからなる筺体を上記ICカード本体とは別体に設
け、上記筺体の操作部に、収納部側から後端側に向かっ
て細長となる楕円形状の中島を囲う溝と、その中島の収
納部側の中心に後端部側に延びる凹部と、その凹部部分
を囲う溝に凹部の中心よりずれた位置に頂点をおく傾斜
面とを形成すると共に、その傾斜面を側壁とする溝の底
面をその斜面方向に従って順に深くなる段差形状とし、
且つ溝の後端頂点部側の底面を傾斜面の頂点が置かれた
側に向かい深くなる段差形状とする一方、上記ICカー
ド本体に、当該ICカード本体の上面から前面にかけて
形成される切欠部と、ICカード本体に対して回動可能
で且つその自由端が上記筺体の操作部の溝に位置するロ
ック金具と、上記筺体を前面突出方向に常時押圧付勢す
る付勢圧縮ゴムとを設ける構成としたものである。
【0025】更に、本発明は、上記の構成に加え、上記
筺体が、収納部と操作部とがその接合部分において段差
をもって一体形成されると共に、ICカード本体に対し
て収納状態にあるとき、操作部が上記ICカード本体の
切欠部の後方に形成される凹部内に位置した状態で、収
納部の上面及び前面がICカード本体の上面及び前面と
面一となり、又ICカード本体に対して突出状態にある
とき、操作部が上記ICカード本体の切欠部内に位置し
た状態で、収納部がICカード本体の前面よりも突出し
た状態となる一方、上記ICカードの切欠部が、その後
端部分が筺体の収納部よりも長めに形成されるよう構成
したものである。
【0026】
【作用】従って、発明によれば、ICカード本体に内
蔵されたマイクロホンをICカード本体に対して突出さ
せた状態で電子機器が有するICカードスロットに装着
したとき、マイクロホンが電子機器本体の表面上より突
出することにより、この突出したマイクロホンを利用し
て外部音声をICカード本体に内蔵された半導体メモリ
に録音することができる。
【0027】
【0028】
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例であるIC
カード型音声録音再生装置の外観斜視図であり、(a)
はマイクロホンを収納した状態(b)はマイクロホンを
突出した状態を示す。図2はマイクロホンを収納した状
態のICカード型音声録音再生装置の要部を示す上面断
面図、図3は図2におけるD−D部分の横断面図、図4
はマイクロホンを突出した状態のICカード型音声録音
再生装置の要部を示す上面断面図、図5は図4における
H−H部分の横断面図である。尚、図1乃至図5におい
て図6乃至図9と共通する部分には共通の符号を付して
ある。
【0030】図1乃至図5において、内部にマイクロホ
ン3を保持するカード本体1とは別体に設けられた筐体
11は、カード本体1の上面から前面にかけて形成され
た切欠部1a及びその切欠部1a内の後方に形成される
凹部内に位置し、カード本体1対して前後方向に摺動可
能に設けられている。又、筐体11はマイクロホンが位
置する収納部12と摺動動作に作用する操作部13とか
ら成っており、この収納部12と操作部13とはその接
合部分において段差をもって一体形成されている。
【0031】操作部13はその片側側面が一部切り欠か
れ、その後端部分が突出され突出部13aが形成される
一方、操作部13の上面には収納部12側から後端側に
向かって少し細長となる楕円形状の中島15を囲う溝1
4が形成されており、この中島15の収納部12側の中
心に後端部側に延びる凹部15aが形成され、又その凹
部15a部分を囲う溝14には、凹部15aの中心より
突出部13aが形成された側に頂点をおく傾斜面14a
が形成されると共に、その傾斜面14aを側壁とする溝
14の底面はその斜面方向に従って順に深くなる段差形
状となっており、又溝14の後端頂点部側の底面も同様
に突出部13aが形成された側に向かい深くなる段差形
状となっている。
【0032】一方、カード本体1の凹部天面には、当該
天面に対して回動可能で且つその自由端が溝14に位置
するハンドル状のロック金具16が取り付けられ、凹部
の後端には、筐体11を前面突出方向に常時押圧付勢す
る圧縮ゴム17が形成されている。又、操作部13の突
出部13aが形成された側には、操作部13が位置する
凹部に作動片18が突出するRECスイッチ19が設け
られ、筐体11が収納状態にあるときには一部切欠によ
って作動片18が操作されずにオフ状態となり、筐体1
1が突出状態にあるときに突出部13aによってREC
スイッチ19の作動片18が操作されてオン状態とな
る。又、凹部内に位置する回路基板20より延びるリー
ド線21がマイクロホン3に接続されている。
【0033】そして、筐体11は図1(a)に示すよう
に、カード本体1に対して収納状態にあるとき、マイク
ロホン3が位置する収納部12の上面及び前面がカード
本体1の上面及び前面と面一となり、又図1(b)に示
すように、カード本体1に対して突出状態にあるとき、
マイクロホン3が位置する収納部12がカード本体1の
前面よりも突出した状態となる。
【0034】又、カード本体1に形成される切欠部1a
としては、その後端部分がマイクロホン3が位置する収
納部12よりも長めに形成され、図1(a)に示すよう
に、筐体11をカード本体1に対して収納状態としたと
き、上面側より操作部13が少し見えるような隙間1
a’が形成されている。
【0035】上記のように構成されたICカード型音声
録音再生装置における筐体11の摺動動作について、ま
ず、図1(a)、図2及び図3に示すような筐体11の
収納状態より、図1(b)、図4及び図5に示すような
筐体11の突出状態に移行させるときの動作について説
明する。
【0036】筐体11が収納状態にあるとき、筐体11
をその前面より後方(矢印E方向)に向けて押圧操作す
ると、筐体11が圧縮ゴム17の付勢に抗して隙間1
a’分だけ後方に移動する。このとき、ロック金具16
の自由端は溝14に形成された傾斜面14aに当接した
後、天面との取り付け点を中心とする回動により、その
斜面に沿って底面としては一段下に落ちた状態にある符
号Fの位置に移動する。
【0037】そして、この状態において押圧操作を停止
すると、筐体1が圧縮ゴム17の付勢力により後端より
前方に向けて移動し、所定の位置にて停止する。このと
き、ロック金具16の自由端は溝14に沿って底面とし
ては一段下に落ちた状態にある符号Gの位置に移動し、
この溝14の後端頂点部分において、これ以上筐体11
が前方に突出しないように規制されて停止する。又、こ
の筐体11の移動時、操作部13の片側側面に形成され
た一部切欠によってRECスイッチ19の作動片18は
操作されず、ロック金具16の自由端が溝14の符号G
の位置に移動して停止したとき、操作部13の片側側面
に形成された突出部13aによってRECスイッチ19
の作動片18が操作されて音声録音状態となる。
【0038】従って、筐体11を押圧操作してICカー
ド本体1の前面より突出させると、それに伴って図示し
ない半導体メモリによる音声録音が開始されてマイクロ
ホン3による外部音声の録音を行うことができる。又、
この筐体11の突出状態においてカード本体1を機器本
体9に装着したときにおいて、図6に示すように、筐体
11の収納部12が機器本体9の前面よりも突出するた
め、カード本体1を機器本体9に装着したときにおいて
も収納部12に収納部13に収納されたマイクロホン3
を利用して音声録音を行うことができる。
【0039】次に、図1(b)、図4及び図5に示すよ
うな筐体11の突出状態より、図1(a)、図2及び図
3に示すような筐体11の収納状態に移行させるときの
動作について説明する。
【0040】筐体11が突出状態にあるとき、筐体11
をその前面より後方に向けて押圧操作すると、筐体11
が圧縮ゴム17の付勢に抗して後方に移動する。このと
き、ロック金具16の自由端は溝14に沿って底面とし
ては一段下に落ちた状態にある符号Hの位置に移動す
る。又、この筐体11の移動時、操作部13の片側側面
に形成された突出部13aによるスイッチ19の作動片
18の操作がその後の切欠によって解除され、音声録音
状態以外の状態となる。
【0041】そして、この状態において押圧操作を停止
すると、筐体1が圧縮ゴム17の付勢力により後端より
前方に向けて移動し、所定の位置にて停止する。このと
き、ロック金具16の自由端は溝14の底面の段差部分
に沿って中島15の凹部15a内に移動し、この凹部1
5aへの付勢によって筐体11が前方に突出しないよう
に規制されて停止する。
【0042】又、このような筐体11の収納状態におけ
るICカード本体1を機器本体1に装着した場合におい
ても、ICカード本体1の前面に位置する筐体11を前
面から後方に向けて押圧操作することによって筐体11
の収納部12が機器本体9より突出し、それに連動して
音声録音状態となることから、機器本体9にICカード
本体1を装着した後において音声録音を行わせるとき、
カード本体1を機器本体9から取り出すことなく音声録
音状態とすることができる。
【0043】尚、本実施例では、筐体11による摺動動
作とRECスイッチによる音声録音状態への移行とを連
動とし、操作部2においてRECスイッチを省略して操
作部2における各スイッチの大型化を行って操作性を向
上させたが、これに限定されるものではなく、従来と同
様に操作部2にもRECスイッチを配置して筐体11を
ICカード本体1に対して突出させることなく音声録音
状態に移行せしめることにより、ICカード本体1単体
として使用したときにおける携帯性を向上させることが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、発明によれば、ICカ
ード本体に内蔵されたマイクロホンをICカード本体に
対して突出させた状態で電子機器のICカードスロット
に装着したとき、マイクロホンが電子機器本体の表面上
より突出することにより、この突出したマイクロホンを
利用して外部音声をICカード本体に内蔵された半導体
メモリに録音することができるため、電子機器本体にI
Cカード本体を装着したままマイクロホンによる外部音
声の録音を行うことができる。
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるICカード型音声録音
再生装置を示す外観斜視図。
【図2】マイクロホンを収納した状態のICカード型音
声録音再生装置の要部を示す上面断面図。
【図3】図2におけるD−D部分の横断面図。
【図4】マイクロホンを突出した状態のICカード型音
声録音再生装置の要部を示す上面断面図。
【図5】図4におけるH−H部分の横断面図。
【図6】同ICカード型音声録音再生装置を機器本体に
装着した状態を示す外観斜視図。
【図7】従来例であるICカード型音声録音再生装置を
示す外観斜視図。
【図8】同ICカード型音声録音再生装置を機器本体に
装着した状態を示す外観斜視図。
【図9】同ICカード型音声録音再生装置の電気的構成
を示す概略ブロック図。
【符号の説明】
1 ICカード本体 2 操作部 3 マイクロホン 4 ライトプロテクトスイッチ 5 イヤホンジャック 6 コネクタ 11 筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 19/00 G06K 19/00 H04R 1/02 G11C 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器のICカードスロットに適合
    し、当該電子機器に対して着脱自在に設けられたICカ
    ード本体から成り、 該ICカード本体に、外部の音声信号を集音するマイク
    ロホンと、ディジタル信号を記憶する半導体メモリとを
    内蔵し、 上記マイクロホンより入力された音声信号をディジタル
    信号に変換して上記半導体メモリに記憶すると共に、当
    該半導体メモリに記憶されているディジタル信号を音声
    信号に変換して出力するICカード型音声録音再生装置
    において、 上記マイクロホンを上記ICカード本体に対して突出自
    在に設け、 マイクロホンを突出させた状態でICカード本体を電子
    機器のICカードスロットに装着したとき、マイクロホ
    ンが機器本体の表面上より突出するよう構成する一方、 上記マイクロホンを用いた上記半導体メモリへのディジ
    タル信号の記憶を、装置単体のとき及び電子機器のIC
    カードスロットに装着したときの両方で可能とする こと
    を特徴とするICカード型音声録音再生装置。
  2. 【請求項2】 上記マイクロホンが位置する収納部と摺
    動動作に作用する操作部とからなる筺体を上記ICカー
    ド本体とは別体に設け、 上記筺体の操作部に、収納部側から後端側に向かって細
    長となる楕円形状の中島を囲う溝と、その中島の収納部
    側の中心に後端部側に延びる凹部と、その凹部部分を囲
    う溝に凹部の中心よりずれた位置に頂点をおく傾斜面と
    を形成すると共に、その傾斜面を側壁とする溝の底面を
    その斜面方向に従って順に深くなる段差形状とし、且つ
    溝の後端頂点部側の底面を傾斜面の頂点が置かれた側に
    向かい深くなる段差形状とする一方、 上記ICカード本体に、当該ICカード本体の上面から
    前面にかけて形成される切欠部と、ICカード本体に対
    して回動可能で且つその自由端が上記筺体の操作部の溝
    に位置するロック金具と、上記筺体を前面突出方向に常
    時押圧付勢する付勢圧縮ゴムとを設けた ことを特徴とす
    る請求項1記載のICカード型録音再生装置。
  3. 【請求項3】 上記筺体は、収納部と操作部とがその接
    合部分において段差 をもって一体形成されると共に、I
    Cカード本体に対して収納状態にあるとき、操作部が上
    記ICカード本体の切欠部の後方に形成される凹部内に
    位置した状態で、収納部の上面及び前面がICカード本
    体の上面及び前面と面一となり、又ICカード本体に対
    して突出状態にあるとき、操作部が上記ICカード本体
    の切欠部内に位置した状態で、収納部がICカード本体
    の前面よりも突出した状態となる一方、 上記ICカードの切欠部は、その後端部分が筺体の収納
    部よりも長めに形成されたことを特徴とする請求項2記
    載のICカード型録音再生装置。
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