JPH0129635Y2 - - Google Patents

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JPH0129635Y2
JPH0129635Y2 JP19976783U JP19976783U JPH0129635Y2 JP H0129635 Y2 JPH0129635 Y2 JP H0129635Y2 JP 19976783 U JP19976783 U JP 19976783U JP 19976783 U JP19976783 U JP 19976783U JP H0129635 Y2 JPH0129635 Y2 JP H0129635Y2
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magnetic tape
memory
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recording
button
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JP19976783U
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Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕 この考案はメモリ内の記憶データを磁気テープ
に転送記録可能な磁気テープ装置において、メモ
リの記憶内容に応じてテープの無記録部分のサー
チ時間を設定するようにした記録位置検出装置に
関する。 〔従来技術及びその問題点〕 近年、プログラマブル計算機やメロデイメモリ
機能付電子楽器等では、内部メモリに記憶させた
プログラムデータや楽音データ等の記憶データを
KCS(カンサス・シテイ・スタンダード)等の規
格にしたがつて磁気テープに記録保存することが
行われている。その際のテープ記録位置合せは、
磁気テープの再生音を実際に聞きながらテープ上
の無記録部分を探し出した後、巻戻し操作を行な
うといつた煩雑な作業を必要とするものであつ
た。 〔考案の目的〕 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、メモリの記憶容量に応じ
てサーチ時間を設定し、このサーチ時間と対応す
る長さの磁気テープ上の無記録部分を自動的に探
索し、更にその無記録部分の先頭位置まで自動巻
戻しを行なう記録位置検出装置を提供することに
あり、これによりメモリを増設した場合でも確実
にデータ全体を記録することの出来る磁気テープ
上の位置が自動的に検出可能となるものである。 〔実施例〕 以下、図面を参照してこの考案をメロデイメモ
リ機能を有するテープレコーダ付電子楽器に適用
した一実施例について説明する。第1図におい
て、キースイツチ部1は電子楽器本体のケース前
面に配設されており、テープレコーダモードT、
楽器モードP及び自動演奏モードRのモード切替
えを行うレバースイツチ2を有している。この楽
器モードPは鍵盤3を操作して通常のマニユアル
演奏を行う場合のモードで、その場合、鍵盤3か
らのキー操作信号はCPU(中央処理装置)4に入
力して処理され、操作鍵に対応した楽音データが
ゲート回路G3を介しトーンジエネレータ5に与
えられる。トーンジエネレータ5では対応する楽
音信号が作成され、この楽音信号がスイツチSW2
及びボリユームVRを介してパワーアンプ6に与
えられスピーカ7から楽音が放音される。また、
自動演奏モードRは鍵盤3の鍵操作によつて内蔵
RAM(ランダムアクセスメモリ)8および電子
楽器本体に対し着脱可能な増設RAM9に楽音デ
ータを書込むと共に磁気テープ11に対して転送
記録を行うためのモードである。その場合、上記
鍵操作による楽音データはCPU4を介し上記
RAM8,9に書込まれる。このRAM8,9に
楽音データを書込んだ後にブランクサーチセーブ
釦10を操作すると、後述するブランクサーチ処
理によつて磁気テープ11の無音部分(無記録部
分)が必要量だけ自動的にサーチされ、その無音
部分の先頭位置まで磁気テープ11の巻戻しを行
なうことにより記録可能なテープ位置が設定され
る。そして、RAM8,9内の楽音データが順次
読出され、CPU4、ゲート回路G2、インターフ
エイス12、スイツチSW1、録音アンプ14、録
音イコライザ15及び録音ヘツドRHを介し磁気
テープ11に転送されてセーブされる。また、こ
のようにして磁気テープ11に記録された楽音デ
ータを再生するときには、レバースイツチ2を自
動演奏モードRに設定したままロード釦16を操
作する。これにより、磁気テープ11に記録され
た楽音データが再生ヘツドPHで再生されて、再
生イコライザ17、再生アンプ18、インターフ
エイス12及びCPU4を介しRAM8,9に書込
まれる。RAM8,9への楽音データ書込みが終
了すると、この楽音データがRAM8,9から順
次読出され、CPU4、ゲート回路G3、トーンジ
エネレータ5、スイツチSW2、ボリユームVR、
パワーアンプ6を介しスピーカ7から楽音として
放音される。尚、磁気テープ11に対する楽音デ
ータの記録、再生はKCS(カンサス・シテイ・ス
タンダード)方式に基づいて行われる。 キースイツチ部1には更に、磁気テープモード
Tのモード設定時において通常用いられる録音釦
19、巻戻し釦20、プレイ釦21、早送り釦2
2及び停止釦23が設けられている。上記録音釦
19を操作すれば、マイク(MIC)から入力さ
れるオーデイオ信号がスイツチSW1、録音アンプ
14、録音イコライザ15及び録音ヘツドRHを
介し磁気テープ11に記録され、また再生釦21
を操作すれば磁気テープ11に記録されたデータ
が再生ヘツドPH、再生イコライザ17、再生ア
ンプ18、スイツチSW2、ボリユームVR、アン
プ6を介してスピーカ7から放音される。 CPU4はこのテープレコーダ付電子楽器のす
べての動作を制御する回路であり、マイクロプロ
セツサ等から成る。このCPU4は自動演奏モー
ドRの設定時に内蔵RAM8に対し、チツプイネ
ーブ信号CE1及びリード/ライト制御信号R/
W1を出力すると共に、アドレスバスADB1を
介してアドレスデータを送出し、データバスDB
1を介してデータの授受を行なう。また増設
RAM9に対し、チツプイネーブ信号CE2及びリ
ード/ライト制御信号R/W2を出力すると共
に、アドレスバスADB2を介してアドレスデー
タを送出し、データバスDB2を介してデータの
授受を行なう。また、CPU4はブランクサーチ
セーブ釦10の操作を検出するとブランクサーチ
処理を開始し、CPU4は先ず内部RAM8のみが
用いられているか、或いは増設RAM9も付加さ
れているかの判定を行う。これは増設RAM9の
所定アドレスのデータを読取ること、及び増設
RAM9に所定データを書込んでそれを再び読出
し、同一データか否かを判断することによつて検
出する。尚、増設RAM9も付加されていた場合
には、CPU4はその内部に設けられたフラグレ
ジスタRFに対し、2値論理レベルのデータ“1”
をセツトする。 また、CPU4は巻戻し指令S2、プレイ指令S3
早送り指令S4、停止指令S5を機構駆動部24に与
えて磁気テープ11のテープ走行の制御を行う
他、ゲート制御信号S6をオアゲート25を介しア
ンドゲート26に与えてゲート制御を行う。更に
カウンタ27にはリセツト信号を与えてリセツト
し、ゲート回路G1にはゲート制御信号g1を与え
てゲート制御を行う。上記カウンタ27は磁気テ
ープ11の走行時間(RAM8,9のセーブ時
間)をカウントするために設けられているもの
で、その計時データTは比較回路28においてバ
ツフア29からのサーチ時間と比較され、その比
較結果はCPU4に与えられる。このサーチ時間
はRAM8,9の記憶容量に応じてCPU4が設定
する時間であり、その詳細は後述する。またカウ
ンタ27は、所定周波数のクロツクCKをアンド
ゲート26を介して入力してカウント動作を行
う。このアンドゲート26はオアゲート25の出
力によつてゲート制御されるが、このオアゲート
25には上述したゲート制御信号S6のほかに、無
音検出回路30の検出信号S7もゲート制御信号と
して入力されている。この無音検出回路30は、
磁気テープ11の再生信号のレベルを判定して無
音部分(データ無記録部分)を検出する回路であ
り、再生アンプ18の出力がゲート回路G1を介
して与えられている。そして再生信号が無音の間
は検出信号S7が“1”としてオアゲート25に与
えられる。 CPU4は磁気テープモードTのモード下にお
いて巻戻し釦20、プレイ釦21、早送り釦22
及び停止釦23が操作された場合にも上記各指令
S2,S3,S4,S5を機構駆動部24に与える。また
録音釦19が操作されると録音指令S1を機構駆動
部24に与え、対応したテープ走行制御を行わせ
る。そして磁気テープ11に対してはテープ終始
端検出回路(図示略)が設けられており、テープ
の終端及び始端の検出時には、“1”レベルの検
出信号S8が出力されCPU4に与えられる。 またCPU4はゲート回路G2,G3に対しては
夫々、ゲート制御信号g2,g3を印加し、各ゲート
制御を行う。またスイツチSW1,SW2は共に、
CPU4の制御によつて磁気テープモードTでは
端子T側に自動的に切換えられ、また楽器モード
P及び自動演奏モードRでは端子P,R側に切換
えられる。 ここで、RAM8,9の容量とセーブ時間等の
関係について説明する。RAM8,9内のデイジ
タルデータを磁気テープ11へセーブする場合、
RAM8,9の記憶容量と、セーブ時のボーレー
トによりセーブ時間が決定される。例えば、8ビ
ツトデータ<D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7
D8>を12ビツトデータ<0,D1,D2,D3,D4
D5,D6,D7,D8,P11>(Pはパリテイビツ
ト)に変換してセーブする場合にはRAM8,9
の記憶容量が夫々8×1024bitで、ボーレートを
300bpsとすると、RAM容量とセーブ時間の関係
は以下のようになる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したように、プログラマブ
ル計算機やメロデイメモリ機能付電子楽器等のデ
ータを磁気テープに記録する際に、メモリが増設
されたか否かを検出してメモリの全記憶容量をセ
ーブするのに必要なサーチ時間を設定し、このサ
ーチ時間に対応する長さの磁気テープ上の無記録
部分を自動的に探索して、更にその無記録部分の
先頭位置まで磁気テープを自動的に巻戻すことに
より、メモリ内のデータが記録可能なテープ位置
を検出するようにしたものであるから、メモリを
増設した場合でも確実にメモリ容量全体のデータ
が記録可能なテープ位置が検出可能となり、また
すでに記録済のデータの誤消去も確実に防止でき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案をテープレコーダ付電子楽器
に適用した一実施例のブロツク回路図、第2図は
動作を説明するフローチヤートを示す図、第3図
は磁気テープのデータ記憶状態とセーブ時のテー
プ走行方向を示す図である。 2……レバースイツチ、3……鍵盤、4……
CPU、5……トーンジエネレータ、7……スピ
ーカ、8……内蔵RAM、9……増設RAM、1
0……ブランクサーチセーブ釦、11……磁気テ
ープ、14……録音アンプ、15……録音イコラ
イザ、16……ロード釦、17……再生イコライ
ザ、18……再生アンプ、19……録音釦、20
……巻戻し釦、21……プレイ釦、22……早送
り釦、23……停止釦、24……機構駆動部、2
7……カウンタ、28……比較回路、29……バ
ツフア、30……無音検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メモリが増設可能にされると共にこのメモリ内
    の記憶データを磁気テープに対して記録可能に構
    成された磁気テープ装置において、磁気テープの
    記録データを再生する再生ヘツドと、この再生ヘ
    ツドからの再生信号を入力して磁気テープの無記
    録部分の時間を検出する検出手段と、前記メモリ
    が増設されたことを検知しメモリの全記憶容量分
    の記憶データを磁気テープに記録するのに要する
    時間に対応したサーチ時間を設定する設定手段
    と、サーチキー操作時に前記設定手段で設定され
    たサーチ時間と対応する長さの磁気テープの無記
    録部分が前記検出回路で検出された際にその無記
    録部分の先頭位置まで磁気テープの巻戻しを行な
    う制御手段とを具備して成る記録位置検出装置。
JP19976783U 1983-12-31 1983-12-31 記録位置検出装置 Granted JPS60112847U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19976783U JPS60112847U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 記録位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19976783U JPS60112847U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 記録位置検出装置

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JPS60112847U JPS60112847U (ja) 1985-07-31
JPH0129635Y2 true JPH0129635Y2 (ja) 1989-09-08

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JP19976783U Granted JPS60112847U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 記録位置検出装置

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