JP2000224683A - 記録媒体が挿着可能なヘッドホン装置 - Google Patents
記録媒体が挿着可能なヘッドホン装置Info
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- JP2000224683A JP2000224683A JP11022203A JP2220399A JP2000224683A JP 2000224683 A JP2000224683 A JP 2000224683A JP 11022203 A JP11022203 A JP 11022203A JP 2220399 A JP2220399 A JP 2220399A JP 2000224683 A JP2000224683 A JP 2000224683A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードを用いた記録再生機器において、
長時間記録を行うには、複数のICカードを内蔵又は挿
着可能と必要があり、複数のICカードの収納スペース
を確保すると記録再生機器の小型軽量化を阻害する課題
があった。 【解決手段】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部を有するヘッドホン
本体に、記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体挿着手
段を設け、この記録媒体挿着手段に挿着された記録媒体
に、記録信号生成手段からの記録信号を記録し、あるい
は記録された信号を読み出して電気機械変換手段に供給
する再生信号に変換する再生信号生成手段からの再生信
号を電気機械変換手段に供給し、制御手段によって記録
媒体の動作を制御するように構成した。
長時間記録を行うには、複数のICカードを内蔵又は挿
着可能と必要があり、複数のICカードの収納スペース
を確保すると記録再生機器の小型軽量化を阻害する課題
があった。 【解決手段】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部を有するヘッドホン
本体に、記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体挿着手
段を設け、この記録媒体挿着手段に挿着された記録媒体
に、記録信号生成手段からの記録信号を記録し、あるい
は記録された信号を読み出して電気機械変換手段に供給
する再生信号に変換する再生信号生成手段からの再生信
号を電気機械変換手段に供給し、制御手段によって記録
媒体の動作を制御するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体不揮発性メ
モリをカード化し、このカード(以下、ICカードとい
う)を用いて音楽、音声等の信号の記録を行い、または
記録した信号の再生を行う記録及びまたは再生手段と、
記録信号あるいは再生信号を音として出力するヘッドホ
ンを備えたヘッドホン装置に関するもので、特にこのヘ
ッドホンにICカードを装着可能とする手段を具備した
装置に関する。
モリをカード化し、このカード(以下、ICカードとい
う)を用いて音楽、音声等の信号の記録を行い、または
記録した信号の再生を行う記録及びまたは再生手段と、
記録信号あるいは再生信号を音として出力するヘッドホ
ンを備えたヘッドホン装置に関するもので、特にこのヘ
ッドホンにICカードを装着可能とする手段を具備した
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、切手サイズで超薄型の大容量の半
導体不揮発性メモリが開発実用化され、この不揮発性メ
モリを用いてカード化したスマートメディア等のICカ
ードが携帯情報機器に多用されている。
導体不揮発性メモリが開発実用化され、この不揮発性メ
モリを用いてカード化したスマートメディア等のICカ
ードが携帯情報機器に多用されている。
【0003】この携帯情報機器の一つとして、磁気記録
テープやディスクに代わってICカードを用いて音楽や
音声等のスピーカあるいはヘッドホン等の出力手段を介
して耳で聞く信号を記録再生する機器が開発実用化され
ている。このICカードを用いた記録再生機器は、磁気
テープや磁気ディスクを走行又は回転駆動させるための
機構構造やモータが不必要となり、振動に強く、かつ、
小型軽量化が可能となる。
テープやディスクに代わってICカードを用いて音楽や
音声等のスピーカあるいはヘッドホン等の出力手段を介
して耳で聞く信号を記録再生する機器が開発実用化され
ている。このICカードを用いた記録再生機器は、磁気
テープや磁気ディスクを走行又は回転駆動させるための
機構構造やモータが不必要となり、振動に強く、かつ、
小型軽量化が可能となる。
【0004】しかしながら、前記ICカードに用いられ
る不揮発性メモリの記録容量の増大改善が行われている
が、記録容量には制限があり、前記磁気テープや磁気デ
ィスクと同等の長時間記録には適さず、長時間記録を行
う際には、複数のICカードを記録再生機器に内蔵又は
挿着する必要があり、小型軽量化の利点が損なうことに
なる。
る不揮発性メモリの記録容量の増大改善が行われている
が、記録容量には制限があり、前記磁気テープや磁気デ
ィスクと同等の長時間記録には適さず、長時間記録を行
う際には、複数のICカードを記録再生機器に内蔵又は
挿着する必要があり、小型軽量化の利点が損なうことに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、ICカードを用
いた記録再生機器において、長時間記録を行う際には、
複数のICカードを内蔵又は挿着可能とする必要があ
り、この複数のICカードの収納スペースを確保するこ
とにより記録再生機器の小型軽量化を阻害する要因とな
る課題があった。
いた記録再生機器において、長時間記録を行う際には、
複数のICカードを内蔵又は挿着可能とする必要があ
り、この複数のICカードの収納スペースを確保するこ
とにより記録再生機器の小型軽量化を阻害する要因とな
る課題があった。
【0006】本発明は、複数のICカードを用いて、記
録再生機器と、記録した音声信号を再生聴取するヘッド
ホンとを小型軽量化できる、記録媒体が挿着可能なヘッ
ドホン装置を提供することを目的とする。
録再生機器と、記録した音声信号を再生聴取するヘッド
ホンとを小型軽量化できる、記録媒体が挿着可能なヘッ
ドホン装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、電気信
号を音に変換する電気機械変換手段をそれぞれ備えた一
対の耳当て部と該耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可
能に保持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体
と、入力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に
記録するための記録信号に変換する記録信号生成回路
と、前記記録媒体から読み出された信号から前記電気機
械変換手段に供給する再生信号を生成する再生信号生成
回路を備えた記録再生信号処理手段と、前記ヘッドホン
本体の記録媒体挿着手段に挿着される記録媒体と、前記
記録再生信号処理手段を制御し、前記記録信号を前記記
録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された信号を再生
して再生信号を生成して前記電気機械変換手段に供給す
る制御手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が
装着可能なヘッドホン装置である。
号を音に変換する電気機械変換手段をそれぞれ備えた一
対の耳当て部と該耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可
能に保持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体
と、入力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に
記録するための記録信号に変換する記録信号生成回路
と、前記記録媒体から読み出された信号から前記電気機
械変換手段に供給する再生信号を生成する再生信号生成
回路を備えた記録再生信号処理手段と、前記ヘッドホン
本体の記録媒体挿着手段に挿着される記録媒体と、前記
記録再生信号処理手段を制御し、前記記録信号を前記記
録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された信号を再生
して再生信号を生成して前記電気機械変換手段に供給す
る制御手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が
装着可能なヘッドホン装置である。
【0008】第2の本発明は、電気信号を音に変換する
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
耳当て部に設けられた記録媒体を着脱可能に保持する記
録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、前記ヘッド
ホン本体の記録媒体挿着手段に挿着される記録媒体に記
録された信号を読み出す記録媒体制御手段と、該読み出
された信号から前記電気機械変換手段に供給する再生信
号を生成する再生信号生成手段と、を具備したことを特
徴とする記録媒体が装着可能なヘッドホン装置である。
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
耳当て部に設けられた記録媒体を着脱可能に保持する記
録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、前記ヘッド
ホン本体の記録媒体挿着手段に挿着される記録媒体に記
録された信号を読み出す記録媒体制御手段と、該読み出
された信号から前記電気機械変換手段に供給する再生信
号を生成する再生信号生成手段と、を具備したことを特
徴とする記録媒体が装着可能なヘッドホン装置である。
【0009】第3の本発明は、電気信号を音に変換する
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
それぞれの耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保
持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、入
力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に記録す
るための記録信号に変換する記録信号生成回路と、前記
記録媒体から読み出された信号から前記電気機械変換手
段に供給する再生信号を生成する再生信号生成回路を備
えた記録再生信号処理手段と、前記ヘッドホン本体の一
対の記録媒体挿着手段にそれぞれ挿着される記録媒体を
切替選択すると共に、前記記録再生信号処理手段を制御
し、前記記録信号を前記選択した記録媒体に記録し、前
記選択された記録媒体に記録された信号を再生して再生
信号を生成して前記電気機械変換手段に供給する制御手
段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能
なヘッドホン装置である。
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
それぞれの耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保
持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、入
力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に記録す
るための記録信号に変換する記録信号生成回路と、前記
記録媒体から読み出された信号から前記電気機械変換手
段に供給する再生信号を生成する再生信号生成回路を備
えた記録再生信号処理手段と、前記ヘッドホン本体の一
対の記録媒体挿着手段にそれぞれ挿着される記録媒体を
切替選択すると共に、前記記録再生信号処理手段を制御
し、前記記録信号を前記選択した記録媒体に記録し、前
記選択された記録媒体に記録された信号を再生して再生
信号を生成して前記電気機械変換手段に供給する制御手
段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能
なヘッドホン装置である。
【0010】第4の本発明は、電気信号を音に変換する
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
それぞれの耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保
持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、前
記ヘッドホン本体の一対の耳当て部の記録媒体挿着手段
にそれぞれ挿着される記録媒体を切替選択すると共に、
選択した記録媒体から信号を読み出して再生信号を生成
し、該再生信号を前記電気機械変換手段に供給する再生
制御手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が装
着可能なヘッドホン装置である。
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該
それぞれの耳当て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保
持する記録媒体挿着手段を有したヘッドホン本体と、前
記ヘッドホン本体の一対の耳当て部の記録媒体挿着手段
にそれぞれ挿着される記録媒体を切替選択すると共に、
選択した記録媒体から信号を読み出して再生信号を生成
し、該再生信号を前記電気機械変換手段に供給する再生
制御手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体が装
着可能なヘッドホン装置である。
【0011】前記第1の発明の記録媒体が装着可能なヘ
ッドホン装置の前記記録媒体挿入手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が前記記録再生信号生成手段及び前記制御手段
と接続され、該記録媒体装着手段に挿着される記録媒体
への信号の記録または信号の読み出し、記録信号または
再生信号の生成を行うように構成されている。
ッドホン装置の前記記録媒体挿入手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が前記記録再生信号生成手段及び前記制御手段
と接続され、該記録媒体装着手段に挿着される記録媒体
への信号の記録または信号の読み出し、記録信号または
再生信号の生成を行うように構成されている。
【0012】前記第2の発明の記録媒体が装着可能なヘ
ッドホン装置の前記記録媒体挿着手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が、前記記録媒体制御手段と前記再生信号生成
手段に接続されて、挿着される記録媒体の信号読み出
し、再生信号の生成を行うように構成されている。
ッドホン装置の前記記録媒体挿着手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が、前記記録媒体制御手段と前記再生信号生成
手段に接続されて、挿着される記録媒体の信号読み出
し、再生信号の生成を行うように構成されている。
【0013】前記第1又は第3の発明の記録媒体が装着
可能なヘッドホン装置は、前記記録媒体への信号の記録
中に該信号を前記電気機械変換手段に供給するようにし
た。
可能なヘッドホン装置は、前記記録媒体への信号の記録
中に該信号を前記電気機械変換手段に供給するようにし
た。
【0014】第5の本発明は、電気信号を音に変換する
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と、
この耳当て部にそれぞれ設けられ記録媒体を着脱可能に
保持する記録媒体挿着手段と、前記記録媒体挿着手段に
挿着される記録媒体と電気的に接続され、該記録媒体の
記録、または読み出しの動作モードを制御する制御手段
からの制御信号と、記録媒体へ記録する信号または読み
出した信号とを伝送する第1の導線手段と、前記電気機
械変換手段に電気的に接続され、前記読み出した信号を
前記電気機械変換手段へ供給する再生信号に変換する再
生信号生成手段からの再生信号を前記電気機械変換手段
に導く第2の導線手段と、を具備したことを特徴とする
記録媒体が装着可能なヘッドホン装置である。
電気機械変換手段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と、
この耳当て部にそれぞれ設けられ記録媒体を着脱可能に
保持する記録媒体挿着手段と、前記記録媒体挿着手段に
挿着される記録媒体と電気的に接続され、該記録媒体の
記録、または読み出しの動作モードを制御する制御手段
からの制御信号と、記録媒体へ記録する信号または読み
出した信号とを伝送する第1の導線手段と、前記電気機
械変換手段に電気的に接続され、前記読み出した信号を
前記電気機械変換手段へ供給する再生信号に変換する再
生信号生成手段からの再生信号を前記電気機械変換手段
に導く第2の導線手段と、を具備したことを特徴とする
記録媒体が装着可能なヘッドホン装置である。
【0015】前記第1乃至5の発明の記録媒体が装着可
能なヘッドホン装置の前記記録媒体は、半導体不揮発性
メモリを内蔵したメモリカードであることを特徴とす
る。
能なヘッドホン装置の前記記録媒体は、半導体不揮発性
メモリを内蔵したメモリカードであることを特徴とす
る。
【0016】前記第1乃至5の発明の記録媒体が装着可
能なヘッドホン装置の前記記録媒体がスマートメディア
であることを特徴とする。。
能なヘッドホン装置の前記記録媒体がスマートメディア
であることを特徴とする。。
【0017】前記第1又は第3の発明の記録媒体が装着
可能なヘッドホン装置の前記制御手段は、記録または再
生の動作モードを切替選択する選択手段を含むことを特
徴とする。
可能なヘッドホン装置の前記制御手段は、記録または再
生の動作モードを切替選択する選択手段を含むことを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
記録媒体を挿着可能なヘッドホン装置の一実施形態の全
体構成を示す斜視図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
記録媒体を挿着可能なヘッドホン装置の一実施形態の全
体構成を示す斜視図である。
【0019】左右の耳に装着するヘッドホン(耳当て)
11A,11Bは、図示されていない電気機械変換手段
としてのスピーカが内蔵され、音声記録再生部12に接
続されている。この音声記録再生部12は、後述する各
種信号処理回路やICカード16A,16Bの制御回路
等の電気回路13と、音声集音用のマイクロホン14、
及び電池15で構成されている。前記ヘッドホン11
A,11BにはICカード16A,16Bが挿着可能な
スロット17A,17Bが設けられ、このスロット17
A,17Bに装着されたICカード16A,16Bのい
ずれか一方、又は両ICカード16A,16Bは前記音
声記録再生部12の電気回路13に電気的に接続されて
いる。
11A,11Bは、図示されていない電気機械変換手段
としてのスピーカが内蔵され、音声記録再生部12に接
続されている。この音声記録再生部12は、後述する各
種信号処理回路やICカード16A,16Bの制御回路
等の電気回路13と、音声集音用のマイクロホン14、
及び電池15で構成されている。前記ヘッドホン11
A,11BにはICカード16A,16Bが挿着可能な
スロット17A,17Bが設けられ、このスロット17
A,17Bに装着されたICカード16A,16Bのい
ずれか一方、又は両ICカード16A,16Bは前記音
声記録再生部12の電気回路13に電気的に接続されて
いる。
【0020】すなわち、この種の音声記録再生機器にお
いは、一般的には、前記音声記録再生部12の筐体内に
電気回路13やマイクロホン14及び電池15を設ける
と共に、音声信号または音楽信号の記録媒体であるIC
カードを装着する機能も備えているが、本発明は、記録
媒体であるICカード16A,16Bをヘッドホン11
A,11Bに装着するようにしたものであり、このヘッ
ドホン11A,11Bは、耳輪全体を覆うイヤパッドを
有する形状のもので、内蔵されている電気新語を音に変
換するスピーカまたはイヤホン等の電気機械変換手段に
影響しない空間部に前記ICカード16A,16Bが装
着されるスロット17A,17Bを配置された構成とし
ている。
いは、一般的には、前記音声記録再生部12の筐体内に
電気回路13やマイクロホン14及び電池15を設ける
と共に、音声信号または音楽信号の記録媒体であるIC
カードを装着する機能も備えているが、本発明は、記録
媒体であるICカード16A,16Bをヘッドホン11
A,11Bに装着するようにしたものであり、このヘッ
ドホン11A,11Bは、耳輪全体を覆うイヤパッドを
有する形状のもので、内蔵されている電気新語を音に変
換するスピーカまたはイヤホン等の電気機械変換手段に
影響しない空間部に前記ICカード16A,16Bが装
着されるスロット17A,17Bを配置された構成とし
ている。
【0021】これにより、前記音声記録再生部12は小
型軽量化が可能となり、また、前記ヘッドホン11A,
11Bの形状を変えることなく記録媒体であるICカー
ド16A,16Bが装着でき、かつ、両ヘッドホン11
A,11Bに一個づつのICカード16A,16Bが挿
着可能となり、記録媒体の記録容量の増加が可能とな
る。
型軽量化が可能となり、また、前記ヘッドホン11A,
11Bの形状を変えることなく記録媒体であるICカー
ド16A,16Bが装着でき、かつ、両ヘッドホン11
A,11Bに一個づつのICカード16A,16Bが挿
着可能となり、記録媒体の記録容量の増加が可能とな
る。
【0022】次に、前記電気回路13と前記ヘッドホン
11A,11BおよびICカード16A,16Bの関係
について、図2の回路構成ブロック図を用いて説明す
る。なお、図1と同一部分は同一符号を付している。
11A,11BおよびICカード16A,16Bの関係
について、図2の回路構成ブロック図を用いて説明す
る。なお、図1と同一部分は同一符号を付している。
【0023】前記ヘッドホン11A,11Bには、スピ
ーカ21A,21Bが内蔵されており、かつ、ICカー
ド16A,16Bが装着されている。ヘッドホン11A
に装着されたICカード16Aは、後述する電気回路1
3に接続されているが、ヘッドホン11Bに装着された
ICカード16Bは、電気回路13に接続されて無く、
単にICカード16Bの格納機能のみを有している。
ーカ21A,21Bが内蔵されており、かつ、ICカー
ド16A,16Bが装着されている。ヘッドホン11A
に装着されたICカード16Aは、後述する電気回路1
3に接続されているが、ヘッドホン11Bに装着された
ICカード16Bは、電気回路13に接続されて無く、
単にICカード16Bの格納機能のみを有している。
【0024】前記電気回路13は、前記マイクロホン1
4が集音し、音声信号に変換した音声信号が入力される
入力端子22に記録信号処理部23が接続されている。
この記録信号処理部23は、前記入力端子22に入力さ
れた音声信号をICカード16A又は16Bに記録する
ための音声データフォーマットに変換する。この音声デ
ータフォーマット変換は、一般には、入力端子22に入
力されたアナログ音声信号をディジタル音声信号に変換
すると共に、所定のデータフォーマットに成形してディ
ジタル音声信号データとして前記ICカード16A又は
16Bに記録する。前記記録信号処理部23で変換生成
された記録信号は、切替スイッチ24の記録用接点24
Aを介して、ヘッドホン11Aに装着されたICカード
16Aに供給される。
4が集音し、音声信号に変換した音声信号が入力される
入力端子22に記録信号処理部23が接続されている。
この記録信号処理部23は、前記入力端子22に入力さ
れた音声信号をICカード16A又は16Bに記録する
ための音声データフォーマットに変換する。この音声デ
ータフォーマット変換は、一般には、入力端子22に入
力されたアナログ音声信号をディジタル音声信号に変換
すると共に、所定のデータフォーマットに成形してディ
ジタル音声信号データとして前記ICカード16A又は
16Bに記録する。前記記録信号処理部23で変換生成
された記録信号は、切替スイッチ24の記録用接点24
Aを介して、ヘッドホン11Aに装着されたICカード
16Aに供給される。
【0025】前記切替スイッチ24の再生用接点24B
は、再生信号処理部25に接続されている。この再生信
号処理部25は、前記ICカード16A又は16Bに記
録されたディジタル音声信号データからアナログ音声信
号に変換する。この再生信号処理部25で生成変換され
たアナログ音声信号は、増幅部26で増幅され、前記ヘ
ッドホン11A,11Bに内蔵されているスピーカ21
A,21Bに出力する。
は、再生信号処理部25に接続されている。この再生信
号処理部25は、前記ICカード16A又は16Bに記
録されたディジタル音声信号データからアナログ音声信
号に変換する。この再生信号処理部25で生成変換され
たアナログ音声信号は、増幅部26で増幅され、前記ヘ
ッドホン11A,11Bに内蔵されているスピーカ21
A,21Bに出力する。
【0026】また、前記ICカード16Aには、ICカ
ード制御部27が接続されおり、前記記録信号処理部2
3で生成変換されたディジタル音声信号データを前記切
替スイッチ24を介してICカード16Aに記録する際
の記録制御と、又、ICカード16Aに記録されている
ディジタル音声信号データを読み出し、前記切替スイッ
チ24を介して前記再生信号処理部25に供給する際の
読み出し制御が行われる。
ード制御部27が接続されおり、前記記録信号処理部2
3で生成変換されたディジタル音声信号データを前記切
替スイッチ24を介してICカード16Aに記録する際
の記録制御と、又、ICカード16Aに記録されている
ディジタル音声信号データを読み出し、前記切替スイッ
チ24を介して前記再生信号処理部25に供給する際の
読み出し制御が行われる。
【0027】つまり、前記入力端子22に供給されたア
ナログ音声信号の前記ICカード16Aへの記録時は、
前記切替スイッチ24を記録用接点24Aに接続させる
と共に、前記ICカード制御部27からの制御信号の基
で、前記ICカード16Aを書込記録モード設定して、
前記記録信号処理部23で生成変換されたディジタル音
声信号データを書込記録する。
ナログ音声信号の前記ICカード16Aへの記録時は、
前記切替スイッチ24を記録用接点24Aに接続させる
と共に、前記ICカード制御部27からの制御信号の基
で、前記ICカード16Aを書込記録モード設定して、
前記記録信号処理部23で生成変換されたディジタル音
声信号データを書込記録する。
【0028】次に、前記ICカード16Aに記録されて
いるディジタル音声信号データを読み出し再生する際に
は、前記切替スイッチ24を再生接点24Bに接続させ
ると共に、前記ICカード制御部27からの制御信号の
基で、前記ICカード16Aを読み出し再生モードに設
定し、記録されているディジタル音声信号データを読み
出し、前記再生信号処理部25に供給する。
いるディジタル音声信号データを読み出し再生する際に
は、前記切替スイッチ24を再生接点24Bに接続させ
ると共に、前記ICカード制御部27からの制御信号の
基で、前記ICカード16Aを読み出し再生モードに設
定し、記録されているディジタル音声信号データを読み
出し、前記再生信号処理部25に供給する。
【0029】なお、前記ヘッドホン11Aに装着したI
Cカード16Aが有する書込記録容量までディジタル音
声信号データを書込記録したり、又は、前ICカード1
6Aに書込記録した内容と異なるディジタル音声信号デ
ータを書込記録する際には、前記ヘッドホン11Aと1
1Bに装着しているICカード16Aと16Bを交換し
て書込記録を継続させることにより、ICカード16の
2枚分の書込記録容量のディジタル音声信号データが記
録可能となる。また、再生時には、所望のディジタル音
声信号データが記録されているICカード16Aまたは
16Bを前記ヘッドホン11Aに挿着変更することで所
望の音声信号データの再生が可能となる。
Cカード16Aが有する書込記録容量までディジタル音
声信号データを書込記録したり、又は、前ICカード1
6Aに書込記録した内容と異なるディジタル音声信号デ
ータを書込記録する際には、前記ヘッドホン11Aと1
1Bに装着しているICカード16Aと16Bを交換し
て書込記録を継続させることにより、ICカード16の
2枚分の書込記録容量のディジタル音声信号データが記
録可能となる。また、再生時には、所望のディジタル音
声信号データが記録されているICカード16Aまたは
16Bを前記ヘッドホン11Aに挿着変更することで所
望の音声信号データの再生が可能となる。
【0030】前述の本発明の一実施形態は、一方のヘッ
ドホン11Aに挿着されたICカード16Aのみが前記
電気回路13が接続されている。
ドホン11Aに挿着されたICカード16Aのみが前記
電気回路13が接続されている。
【0031】次に、両ヘッドホン11A、11BのIC
カード16A,16Bが共に電気回路13に接続された
本発明の他の実施形態について図3を用いて説明する。
なお、図2と同一部分は同一部号を付し詳細説明は省略
する。
カード16A,16Bが共に電気回路13に接続された
本発明の他の実施形態について図3を用いて説明する。
なお、図2と同一部分は同一部号を付し詳細説明は省略
する。
【0032】図3と図2の相違は、前記ヘッドホン11
Bに挿着されているICカード16Bも前記電気回路1
3に接続できるようにした点で、前記切替スイッチ24
の可動片と前記ICカード16Aと16Bとの間にカー
ド切替スイッチ31を設け、このカード切替スイッチ3
1の可動片は前記切替スイッチ24の可動片と接続され
ている。さらに、カード切替スイッチ31の一方の固定
接点31Aは、前記ヘッドホン11AのICカード16
Aに、他方の固定接点31Bは、前記ヘッドホン11B
のICカード16Bに接続されている。また、前記IC
カード制御部27は、両ICカード16A,16Bの書
込記録と読み出し再生の制御を行う機能を有している。
Bに挿着されているICカード16Bも前記電気回路1
3に接続できるようにした点で、前記切替スイッチ24
の可動片と前記ICカード16Aと16Bとの間にカー
ド切替スイッチ31を設け、このカード切替スイッチ3
1の可動片は前記切替スイッチ24の可動片と接続され
ている。さらに、カード切替スイッチ31の一方の固定
接点31Aは、前記ヘッドホン11AのICカード16
Aに、他方の固定接点31Bは、前記ヘッドホン11B
のICカード16Bに接続されている。また、前記IC
カード制御部27は、両ICカード16A,16Bの書
込記録と読み出し再生の制御を行う機能を有している。
【0033】このような構成により、ディジタル音声信
号データは、前記カード切替スイッチ31の切替選択に
よって、前記ICカード16Aと16Bのいずれかに書
込記録が可能であり、又はICカード16Aと16Bの
いずれかに書込記録されたディジタル音声信号データの
読み出し再生が可能となる。
号データは、前記カード切替スイッチ31の切替選択に
よって、前記ICカード16Aと16Bのいずれかに書
込記録が可能であり、又はICカード16Aと16Bの
いずれかに書込記録されたディジタル音声信号データの
読み出し再生が可能となる。
【0034】このため、前記ヘッドホン11A,11B
に少なくとも2枚のICカード16A,16Bを装着し
た状態で、前記切替スイッチ24と前記カード切替スイ
ッチ31の操作のみでディジタル音声信号データの書込
記録と読み出し再生が可能となる。なお、前記ICカー
ド制御部27は、前記カード切替スイッチ31と前記切
替スイッチ24の選択切換操作に応じて前記ICカード
16A又は16Bに対して、データ書込記録モードやデ
ータ読み出し再生モードの制御信号を供給する。
に少なくとも2枚のICカード16A,16Bを装着し
た状態で、前記切替スイッチ24と前記カード切替スイ
ッチ31の操作のみでディジタル音声信号データの書込
記録と読み出し再生が可能となる。なお、前記ICカー
ド制御部27は、前記カード切替スイッチ31と前記切
替スイッチ24の選択切換操作に応じて前記ICカード
16A又は16Bに対して、データ書込記録モードやデ
ータ読み出し再生モードの制御信号を供給する。
【0035】この実施例によれば、カード切替スイッチ
31によってICカードの切替選択が可能であるため、
一方のICカードに信号を記録あるいは再生している間
に他方のICカードを交換してカード切替スイッチ31
で切り換えることで、中断時間をほとんど必要とせずに
連続的に記録再生が可能となるものである。
31によってICカードの切替選択が可能であるため、
一方のICカードに信号を記録あるいは再生している間
に他方のICカードを交換してカード切替スイッチ31
で切り換えることで、中断時間をほとんど必要とせずに
連続的に記録再生が可能となるものである。
【0036】以上説明したように、本発明は、左右のヘ
ッドホンにICカードを挿着可能とし、このICカード
と接続する少なくとも電気回路を内蔵した音声記録再生
部と接続することにより、ヘッドホンの形状寸法を代え
ることなく、複数のICカードを挿着可能で、かつ、音
声記録再生部の小型軽量化が可能な記録媒体挿着機能を
有するヘッドホン記録再生装置が提供可能となる。
ッドホンにICカードを挿着可能とし、このICカード
と接続する少なくとも電気回路を内蔵した音声記録再生
部と接続することにより、ヘッドホンの形状寸法を代え
ることなく、複数のICカードを挿着可能で、かつ、音
声記録再生部の小型軽量化が可能な記録媒体挿着機能を
有するヘッドホン記録再生装置が提供可能となる。
【0037】次に本発明の変形例を図4を用いて説明す
る。この図4に示した変形例は、既にICカード16に
書込記録済の音声信号データを読み出し再生のみを行う
記録媒体挿着機能を有するヘッドホン再生装置である。
なお、図3と同一部分は同一符号を付して詳細説明は省
略する。
る。この図4に示した変形例は、既にICカード16に
書込記録済の音声信号データを読み出し再生のみを行う
記録媒体挿着機能を有するヘッドホン再生装置である。
なお、図3と同一部分は同一符号を付して詳細説明は省
略する。
【0038】前記ヘッドホン11A,11Bに挿着され
た記録済ICカード16A’,16B’は、電気回路1
3’に接続され、この電気回路13’は、カード切替ス
イッチ31を介して再生信号処理部25に接続されてい
る。また、前記ICカード制御部27は、前記ICカー
ド16A’,16B’に書込記録された音声信号データ
の読み出し再生制御の機能のみを有している。
た記録済ICカード16A’,16B’は、電気回路1
3’に接続され、この電気回路13’は、カード切替ス
イッチ31を介して再生信号処理部25に接続されてい
る。また、前記ICカード制御部27は、前記ICカー
ド16A’,16B’に書込記録された音声信号データ
の読み出し再生制御の機能のみを有している。
【0039】このような構成により、前記カード切替ス
イッチ31で選択したICカード16A’または16
B’に書込記録されている音声信号データを前記ICカ
ード制御部27からの読み出し再生制御の基で読み出
し、前記再生信号処理部25でアナログ音声信号に変換
生成し、この生成されたアナログ音声信号を増幅部26
で増幅し、前記ヘッドホン11A,11Bのスピーカ2
1A,21Bに供給する。
イッチ31で選択したICカード16A’または16
B’に書込記録されている音声信号データを前記ICカ
ード制御部27からの読み出し再生制御の基で読み出
し、前記再生信号処理部25でアナログ音声信号に変換
生成し、この生成されたアナログ音声信号を増幅部26
で増幅し、前記ヘッドホン11A,11Bのスピーカ2
1A,21Bに供給する。
【0040】これにより、書込記録済のICカード16
A’,16B’からの音声信号データの読み出し再生専
用の記録媒体を装着可能なヘッドホン装置が提供可能と
なり、ヘッドホンの形状を変えることなく、かつ、音声
再生回路機能を有する音声再生部に必要な再生信号処理
部25,増幅部26及びICカード制御部31のみで構
成できるために小型軽量化が可能となると共に、前記左
右のヘッドホンに装着されたICカードと前記電気回路
との接続を前記カード切替スイッチの選択切換のみで連
続して再生可能となる。
A’,16B’からの音声信号データの読み出し再生専
用の記録媒体を装着可能なヘッドホン装置が提供可能と
なり、ヘッドホンの形状を変えることなく、かつ、音声
再生回路機能を有する音声再生部に必要な再生信号処理
部25,増幅部26及びICカード制御部31のみで構
成できるために小型軽量化が可能となると共に、前記左
右のヘッドホンに装着されたICカードと前記電気回路
との接続を前記カード切替スイッチの選択切換のみで連
続して再生可能となる。
【0041】なお、図では示されていないが、記録再生
の切替、ICカードの切替選択をユーザが可能なように
制御手段が設けられており、ICカード制御部もその制
御手段によって制御されるものである。また、図3、4
に示す実施形態では、説明の便宜上、カード切替スイッ
チ31を用いるとしたが、実際には、ICカード制御部
からの制御信号で一方のICカードが記録あるいは再生
動作状態に設定され、他方が非動作状態に設定されるよ
うに制御されるものであり、各ICカードへの記録信号
あるいは読み出し信号のための線路は共通なものとして
差し支えない。
の切替、ICカードの切替選択をユーザが可能なように
制御手段が設けられており、ICカード制御部もその制
御手段によって制御されるものである。また、図3、4
に示す実施形態では、説明の便宜上、カード切替スイッ
チ31を用いるとしたが、実際には、ICカード制御部
からの制御信号で一方のICカードが記録あるいは再生
動作状態に設定され、他方が非動作状態に設定されるよ
うに制御されるものであり、各ICカードへの記録信号
あるいは読み出し信号のための線路は共通なものとして
差し支えない。
【0042】以上、本発明は、音声記録再生部又は音声
再生部には、主として音声信号の記録時の記録信号処理
部と音声信号再生時の再生信号処理部及び音声信号を増
幅させる増幅部と、並びにICカード制御部とICカー
ドへの記録信号供給とICカードからの再生信号供給の
切替スイッチと、複数のICカードとの接続切換スイッ
チを有するのみで、音声信号データを書込記録するIC
カードは、前記音声記録再生部また音声再生部と接続さ
れた左右のヘッドホンに設けたスロットに挿着可能とし
たことにより、少なくとも2枚のICカードが常時保有
でき、ICカードに書込記録する音声信号データ量の拡
大が可能となると共に、記録媒体挿着機能を有するヘッ
ドホン記録再生装置又はヘッドホン再生装置全体の小型
軽量化が可能となる。
再生部には、主として音声信号の記録時の記録信号処理
部と音声信号再生時の再生信号処理部及び音声信号を増
幅させる増幅部と、並びにICカード制御部とICカー
ドへの記録信号供給とICカードからの再生信号供給の
切替スイッチと、複数のICカードとの接続切換スイッ
チを有するのみで、音声信号データを書込記録するIC
カードは、前記音声記録再生部また音声再生部と接続さ
れた左右のヘッドホンに設けたスロットに挿着可能とし
たことにより、少なくとも2枚のICカードが常時保有
でき、ICカードに書込記録する音声信号データ量の拡
大が可能となると共に、記録媒体挿着機能を有するヘッ
ドホン記録再生装置又はヘッドホン再生装置全体の小型
軽量化が可能となる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、ICカードをヘッドホンに形
成したスロットに挿着可能としたことにより、ヘッドホ
ンの形状を変えることなく複数のICカードの挿着が可
能となり、又はこのヘッドホンとICカードに接続され
る音声記録再生部や又は音声再生部の小型軽量化が可能
となり、携帯に適した記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の提供が可能となった。
成したスロットに挿着可能としたことにより、ヘッドホ
ンの形状を変えることなく複数のICカードの挿着が可
能となり、又はこのヘッドホンとICカードに接続され
る音声記録再生部や又は音声再生部の小型軽量化が可能
となり、携帯に適した記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の提供が可能となった。
【図1】本発明に係る記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の一実施形態の全体構成を示す斜視図。
装置の一実施形態の全体構成を示す斜視図。
【図2】本発明に係る記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の一実施形態の回路構成を示すブロック図。
装置の一実施形態の回路構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の他の実施形態の回路構成を示すブロック図。
装置の他の実施形態の回路構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係る記録媒体が挿着可能なヘッドホン
装置の変形例の回路構成を示すブロック図。
装置の変形例の回路構成を示すブロック図。
11…ヘッドホン、12…音声記録再生部、13…電気
回路、14…マイクロホン、15…電池、16…ICカ
ード、17…スロット、21…スピーカ、22…入力端
子、23…記録信号処理部、24…切替スイッチ、25
…再生信号処理部、26…増幅部、31…カード切替ス
イッチ。
回路、14…マイクロホン、15…電池、16…ICカ
ード、17…スロット、21…スピーカ、22…入力端
子、23…記録信号処理部、24…切替スイッチ、25
…再生信号処理部、26…増幅部、31…カード切替ス
イッチ。
Claims (11)
- 【請求項1】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該耳当て部に設け
られ記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体挿着手段を
有したヘッドホン本体と、 入力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に記録
するための記録信号に変換する記録信号生成回路と、前
記記録媒体から読み出された信号から前記電気機械変換
手段に供給する再生信号を生成する再生信号生成回路を
備えた記録再生信号処理手段と、 前記ヘッドホン本体の記録媒体挿着手段に挿着される記
録媒体と、前記記録再生信号処理手段を制御し、前記記
録信号を前記記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録さ
れた信号を再生して再生信号を生成して前記電気機械変
換手段に供給する制御手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項2】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該耳当て部に設け
られた記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体挿着手段
を有したヘッドホン本体と、 前記ヘッドホン本体の記録媒体挿着手段に挿着される記
録媒体に記録された信号を読み出す記録媒体制御手段
と、該読み出された信号から前記電気機械変換手段に供
給する再生信号を生成する再生信号生成手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項3】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該それぞれの耳当
て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体
挿着手段を有したヘッドホン本体と、 入力された信号に基づき、該信号を前記記録媒体に記録
するための記録信号に変換する記録信号生成回路と、前
記記録媒体から読み出された信号から前記電気機械変換
手段に供給する再生信号を生成する再生信号生成回路を
備えた記録再生信号処理手段と、 前記ヘッドホン本体の一対の記録媒体挿着手段にそれぞ
れ挿着される記録媒体を切替選択すると共に、前記記録
再生信号処理手段を制御し、前記記録信号を前記選択し
た記録媒体に記録し、前記選択された記録媒体に記録さ
れた信号を再生して再生信号を生成して前記電気機械変
換手段に供給する制御手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項4】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と該それぞれの耳当
て部に設けられ記録媒体を着脱可能に保持する記録媒体
挿着手段を有したヘッドホン本体と、 前記ヘッドホン本体の一対の耳当て部の記録媒体挿着手
段にそれぞれ挿着される記録媒体を切替選択すると共
に、選択した記録媒体から信号を読み出して再生信号を
生成し、該再生信号を前記電気機械変換手段に供給する
再生制御手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体挿入手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が前記記録再生信号生成手段及び前記制御手段
と接続され、該記録媒体装着手段に挿着される記録媒体
への信号の記録または信号の読み出し、記録信号または
再生信号の生成を行うように構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の記録媒体が挿着可能なヘッドホ
ン装置。 - 【請求項6】 前記記録媒体挿着手段は、前記一対の耳
当て部にそれぞれ設けられ、そのうちの一方の記録媒体
挿着手段が、前記記録媒体制御手段と前記再生信号生成
手段に接続されて、挿着される記録媒体の信号読み出
し、再生信号の生成を行うように構成されていることを
特徴とする請求項2に記載の記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項7】 前記記録媒体への信号の記録中に該信号
を前記電気機械変換手段に供給するようにしたことを特
徴とする請求項1または3に記載の記録媒体が装着可能
なヘッドホン装置。 - 【請求項8】 電気信号を音に変換する電気機械変換手
段をそれぞれ備えた一対の耳当て部と、 この耳当て部にそれぞれ設けられ記録媒体を着脱可能に
保持する記録媒体挿着手段と、 前記記録媒体挿着手段に挿着される記録媒体と電気的に
接続され、該記録媒体の記録、または読み出しの動作モ
ードを制御する制御手段からの制御信号と、記録媒体へ
記録する信号または読み出した信号とを伝送する第1の
導線手段と、 前記電気機械変換手段に電気的に接続され、前記読み出
した信号を前記電気機械変換手段へ供給する再生信号に
変換する再生信号生成手段からの再生信号を前記電気機
械変換手段に導く第2の導線手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項9】 前記記録媒体は、半導体不揮発性メモリ
を内蔵したメモリカードであることを特徴とする請求項
1乃至8のいずれかに記載の記録媒体が装着可能なヘッ
ドホン装置。 - 【請求項10】 前記記録媒体がスマートメディアであ
ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
記録媒体が装着可能なヘッドホン装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、記録または再生の動
作モードを切替選択する選択手段を含むことを特徴とす
る請求項1または3記載の記録媒体が装着可能なヘッド
ホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022203A JP2000224683A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 記録媒体が挿着可能なヘッドホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022203A JP2000224683A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 記録媒体が挿着可能なヘッドホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224683A true JP2000224683A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12076246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11022203A Pending JP2000224683A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 記録媒体が挿着可能なヘッドホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000224683A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002112376A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Victor Co Of Japan Ltd | ヘッドホン一体型音声記録再生装置及びその記録再生方法 |
US7627352B2 (en) | 2006-03-27 | 2009-12-01 | Gauger Jr Daniel M | Headset audio accessory |
US7920903B2 (en) | 2007-01-04 | 2011-04-05 | Bose Corporation | Microphone techniques |
US8031878B2 (en) | 2005-07-28 | 2011-10-04 | Bose Corporation | Electronic interfacing with a head-mounted device |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11022203A patent/JP2000224683A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002112376A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Victor Co Of Japan Ltd | ヘッドホン一体型音声記録再生装置及びその記録再生方法 |
US8031878B2 (en) | 2005-07-28 | 2011-10-04 | Bose Corporation | Electronic interfacing with a head-mounted device |
US7627352B2 (en) | 2006-03-27 | 2009-12-01 | Gauger Jr Daniel M | Headset audio accessory |
US7920903B2 (en) | 2007-01-04 | 2011-04-05 | Bose Corporation | Microphone techniques |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060502 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |