JP3311235B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3311235B2
JP3311235B2 JP09025896A JP9025896A JP3311235B2 JP 3311235 B2 JP3311235 B2 JP 3311235B2 JP 09025896 A JP09025896 A JP 09025896A JP 9025896 A JP9025896 A JP 9025896A JP 3311235 B2 JP3311235 B2 JP 3311235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にV.34半二
重通信、さらには、全二重通信が可能なファクシミリ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、ITU−T
勧告V.21手順、V.27ter、V.29、V.1
7画伝送により通信を実行していたが、最近は、ITU
−Tにより、V.8手順、V.34画伝送の標準化が行
なわれ、さらに、全二重での音声と画像の同時通信も
V.DSVDという形で標準化が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばV.
8手順、V.34画伝送を考えても、着信時に、まず、
従来のCED信号の代わりに、ANSamという210
0Hzを15Hzで変調した信号を送信し、ここで、C
M信号の受信へ移行し、この信号を検出したら、V.8
手順、V.34画伝送へ移行し、また、CM信号を検出
できないと、従来のV.21手順へ移行する。
【0004】しかしながら、ここで、V.8手順、V.
34画伝送をサポートしているファクシミリ装置が、
V.8手順を実行すると、既存のG3ファクシミリ装置
が誤動作する可能性があった。
【0005】本発明は、通信手順を有効に選択でき、誤
動作の少ない確実な通信を行うことができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
呼出し信号の複数のパターンを検出する手段を有するフ
ァクシミリ装置において、呼出し信号のパターンによ
り、V.8手順を実行するか、V.21手順を実行する
かを登録する登録手段を有し、この登録内容に基づいて
通信を実行することにより、既存のG3ファクシミリ装
置からの着信は、従来通り、V.21手順で応答し、新
規の通信機能をサポートしているファクシミリ装置から
の着信は、V.8手順で応答でき、通信エラーのない、
かつ、迅速な通信モードの識別による通信が可能にな
る。
【0007】また、本出願の第2の発明は、全二重通信
によりデータ通信を行う手段を有し、半二重通信のV.
8、V.34通信、半二重通信のV.21、V.27t
er、V.29、V.17通信のどれを実行するかを呼
出信号のパターンにより上記登録手段に登録し、この登
録内容に基づいて通信を実行することにより、全二重の
データ通信、半二重のV.21、V.27ter、V.
29、V17通信、半二重のV.8、V.34通信を適
確に、かつ短時間で決定することができる。
【0008】また、本出願の第3の発明は、全二重通信
で音声とデータ通信する手段を有し、半二重通信のV.
8、V.34通信、半二重通信のV.21、V.27t
er、V.29、V.17通信、全二重通信のデータ通
信のどれを実行するかを呼出信号のパターンにより上記
登録手段に登録し、この登録内容に基づいて通信を実行
することにより、全二重音声データ通信、全二重データ
通信、半二重のV.21、V.27ter、V.29、
V.17通信、半二重のV.8、V.34通信を適確
に、かつ短時間で決定することができる。
【0009】また、本出願の第4の発明は、全二重でデ
ータ通信を行なう呼出信号のパターン、あるいは、全二
重で音声とデータ通信を行う呼出信号のパターンを検出
すると、表示部を起動して、その旨を表示し、以後、全
二重通信を行なうことにより、半二重通信が選択された
時は、この通信に対して、ユーザの操作は不要なので、
表示部は起動せずに、省エネルギ化が可能となり、全二
重通信が選択された時は、この通信に対して、キーボー
ド等の操作と表示部を見ながら、全二重で、ユーザ自身
により通信動作をするので、表示部を起動し、ユーザに
データの全二重通信、あるいは、データと音声の全二重
通信が選択されたことを知らせることで、すぐにオペレ
ータが応答できる。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0011】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0012】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6の経由で、変復
調器8に送るものである。
【0013】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34、全二重V.34、V.DSVDに基づいた変調、
および復調を行なうものであり、信号線20cにより、
各伝送モードが指定される。この変復調器8は、信号線
20bに出力されている信号を入力し、変調データを信
号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信
号を入力し、復調データを信号線8bに出力する。
【0014】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20bに、信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号10aに何
も信号を出力しない。
【0015】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0016】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0017】呼出信号検出回路22は、信号線2bの信
号を入力し、呼出信号を検出していると信号線22aに
信号レベル「1」の信号を出力し、呼出信号を検出して
いないと信号線22aに信号レベル「0」の信号を出力
する。
【0018】呼出信号パターン検出回路24は、信号線
2bの信号を入力し、呼出信号の複数のパターンを検出
するものである。具体的には、図2に示した呼出信号パ
ターン1(2秒オン、1秒オフの繰り返し)を検出する
と、信号線24aに信号「1」の信号を出力し、同様
に、図2に示した呼出信号パターン2(2秒オン、0.
5秒オフ、0.5秒オン、1秒オフの繰り返し)、呼出
信号のパターン3(1秒オン、1秒オフの繰り返し)、
パターン4(2秒オン、0.3秒オフ、0.3秒オン、
0.3秒オフ、0.3秒オン、1秒オフの繰り返し)、
パターン5(1秒オン、0.3秒オフ、1秒オン、1秒
オフの繰り返し)を検出すると、信号線24aに、それ
ぞれ順に、信号「2」、「3」、「4」、「5」を出力
する。
【0019】表示部26は、パソコンなみの14インチ
の表示部であり、信号線20fの情報を入力し、表示を
行う。キーボード28は、パソコンなみのキーボードで
あり、押下されたキー情報は、信号線28aに出力され
る。
【0020】登録回路30は、図2に示した呼出信号の
パターンに対応し、着信動作を信号線30aを介して登
録する回路である。
【0021】マイク32は、入力した音声情報は、ディ
ジタル情報に変換し、信号線32aに出力される。スピ
ーカ34は、信号線20gに出力されるディジタル音声
情報をアナログ情報に変換して出力するものである。
【0022】制御回路20は、ファクシミリ装置全体の
制御を行うものであり、特に本発明の第1実施例におい
て、上記検出回路24によって検出される呼出信号のパ
ターンにより、上記登録回路30の登録内容に基づき、
V.8手順を実行するか、V.21手順を実行するかを
決定して通信を行う制御を司るものである。
【0023】図3〜図6は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0024】まず、S42では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S44で
は、信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力し、
ANSam信号を送出しない。また、S46では、信号
線20fを介して表示部26に何も表示しない。さら
に、S48では、信号線20gを介して、スピーカ34
から出力しない。
【0025】S50では、信号線28aの情報を入力
し、登録回路30への登録が選択されたか否かを判断
し、選択されるとS52に進み、選択されていないとS
54に進む。
【0026】S52では、信号線30aを介して呼出信
号のパターンに対応し、着信動作を登録する。ここで
は、呼出信号のパターン1を検出すると、V.21、
V.27ter、V.29、V.17通信を行い、呼出
信号のパターン2を検出すると、V.8、V.34半二
重通信を行うと登録されているものとする。また、未登
録の呼出信号のパターンを検出した時には、V.21、
V.27ter、V.29、V.17通信を行うものと
する。
【0027】S54では、信号線22aの情報を入力
し、呼出信号を検出したか否かを判断し、呼出信号を検
出していないと、S56に進み、その他の処理をする。
また、呼出信号を検出すると、S58に進む。
【0028】そして、S58、S60では、信号線24
aの情報を入力し、呼出信号のパターンをチェックし、
パターン1であるとS96に進み、パターン2であると
S62に進み、パターンを検出できない、あるいは、未
登録のパターンであるとS96に進む。
【0029】S62以降では、呼出信号のパターン2を
検出したので、V.8、V.34半二重通信を行うが、
まず、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力
し、CMLをオンする。S64では、T1タイマに35
秒をセットし、S66では、ANSam信号の送出を行
う。
【0030】次に、S68、S70では、V.8のCM
信号をANSam信号の送出終了までに検出したか否か
を判断し、検出すると、後述のS92に進む。また、検
出しないと、S72に進み、V.21のNSF/DIS
信号の送信を行う。そして、このDIS信号のF1Fの
中で、V.8、V.34半二重通信機能ありを宣言す
る。
【0031】S74、S76では、所定時間、例えば、
3秒以内に、V.8のCI信号、あるいは、V.21の
NSS/DCS信号を検出したか否かを判断し、CI信
号を検出するとS66に進み、NSS/DCS信号を検
出するとS82に進み、何も検出しないとS78に進
む。
【0032】S78では、T1タイマがタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS42に進
み、タイムオーバーしないとS72に進む。
【0033】S82では、V.21による残りの前手順
を行い、S84では、V.27ter、V.29、V.
17による画伝送を行う。さらに、S86では、V.2
1による後手順を行い、S88では、信号線20aに信
号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。
【0034】そして、S90では、今検出した宛先はパ
ターン2の呼出信号であったが、V.8、V.34半二
重通信機能を有していない旨の情報を信号線20eに出
力し、プリントする。これにより、呼出信号のパターン
による着信動作の決定がうまくいってない宛先をオペレ
ータに通知できる。この後、S42に進む。
【0035】また、S92では、V.8による残りの前
手順を行い、S94では、V.34による画伝送と手順
を行う。この後、S42に進む。
【0036】また、S96では、信号線20aに信号レ
ベル「1」の信号を出力してCMLをオンする。S98
では、T1タイマに35秒をセットし、S100では、
CED信号の送信を行う。
【0037】次に、S102では、V.21のNSF/
DIS信号を送信する。ここでDIS信号のFIFによ
り、V.8、V.34半二重通信機能ありを宣言する。
【0038】この後、S104、S106では、所定時
間(例えば、3秒)以内に、V.21のNSS/DCS
信号を検出、あるいは、V.8のCI信号を検出したか
否かを判断し、NSS/DCS信号を検出するとS11
0に進み、CI信号を検出するとS116に進み、何も
検出しないとS108に進む。
【0039】S108では、T1タイマがタイムオーバ
ーしたか否かを判断し、タイムオーバーするとS42に
進み、タイムオーバしていないとS102に進む。
【0040】また、S110では、V.21による残り
の前手順を行い、S112では、V.27ter、V.
29、V.17による画伝送を行う。さらに、S114
では、V.21による後手順を行い、S42に進む。
【0041】また、S116では、V.8による残りの
前手順を行い、S118では、V.34による画伝送と
後手順を行う。
【0042】次に、S120では、信号線20aに信号
レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S12
2は、今検出した宛先は、V.8、V.34半二重通信
の呼出信号のパターンではなかったが、V.8、V.3
4半二重通信が行われた旨の情報を信号線20eを介し
てプリントする。これにより、呼出信号のパターンによ
る着信動作の決定がうまくいっていない宛先をオペレー
タに通知できる。この後、S42に進む。
【0043】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0044】この第2実施例のファクシミリ装置では、
上記第1実施例の機能に加えて、さらに、全二重でデー
タ通信する機能と、全二重で音声とデータ通信する機能
とを有し、半二重通信のV.8、V.34通信と、半二
重通信のV.21、V27ter、V.29、V.17
通信と、全二重通信のデータ通信、全二重で音声とデー
タの同時通信とのどれを実行するかを呼出信号のパター
ンに対応して登録回路30に登録し、この登録内容に基
づいて通信を実行する。また、この第2実施例におい
て、全二重でデータ通信を行う呼出信号のパターン、あ
るいは、全二重で音声とデータの通信を行う呼出信号の
パターンを検出すると、表示部26を起動して、その旨
を表示し、以後、全二重通信を行う。
【0045】図7、図8は、この第2実施例の制御のう
ち、上記第1実施例(図3〜図6)と異なる部分を示す
フローチャートである。
【0046】まず、本実施例では、上記S52で、さら
に、呼出信号のパターン3を検出すると、全二重のデー
タ通信を行い、呼出信号のパターン4を検出すると、全
二重の音声とデータの同時通信(例えば、V.DSVS
通信)を行うことが登録されているものとする。
【0047】次に、S132は、S60のNOを表して
いる。そして、S134では、信号線24aの情報を入
力し、検出した呼出信号のパターンは、パターン3であ
るか否かを判断し、パターン3であると、S136に進
み、パターン3でないとS150に進む。
【0048】S136では、タイマに20秒をセット
し、S138では、信号線20fを介して表示部26に
全二重データ通信が選択された旨を表示する。
【0049】S140では、信号線28aの情報を入力
し、オペレータから何らかのキー操作があったか否かを
判断し、キー操作があると、S144に進み、キー操作
がないと、S142に進む。
【0050】S142では、タイマがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーすると、S148
(上記S42)に進み、タイムオーバーしていないとS
140に進む。
【0051】S144では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S146で
は、表示部26、キーボード28を使用したV.34全
二重に基づくデータ通信を行う。この後、S148(上
記S42)に進む。
【0052】また、S150では、信号線24aの情報
を入力し、検出した呼出信号のパターンは、パターン4
であるか否かを判断し、パターン4でないとS152
(上記S96)に進む。また、パターン4であると、S
154に進み、タイマに20秒をセットし、S156に
進み、信号線20fを介して、表示部26に全二重のデ
ータと音声の同時通信が選択された旨を表示する。
【0053】次に、S158では、信号線28a、32
aの情報を入力し、オペレータからの何らかのキー操
作、あるいはマイク入力があったか否かを判断し、ある
とS162に進み、ないとS160に進む。
【0054】S160では、タイマがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーすると、S166
(上記S42)に進み、タイムオーバーしていないと、
S158に進む。
【0055】また、S162では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S16
4では、例えば、ITU−T勧告V.DSVDに基づい
た全二重の音声データ通信を行う。ここで、音声通信
は、マイク32とスピーカ34により行い、データ通信
は、表示部26とキーボード28により行う。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、既存のG3ファクシミリ装置からの着信
は、従来通りV.21手順で応答し、新規の通信機能を
サポートしているファクシミリ装置からの着信は、V.
8手順で応答でき、通信エラーをなくし、かつ、迅速な
両モードの識別が可能になるという効果がある。
【0057】本出願の第2の発明によれば、全二重デー
タ通信、半二重のV.21、V.27ter、V.2
9、V.17通信、半二重のV.8、V.34通信を適
確に、かつ、短時間で決定できる効果がある。
【0058】本出願の第3の発明によれば、全二重音声
データ通信、全二重データ通信、半二重のV.21、
V.27ter、V.29、V.17通信、半二重の
V.8、V.34通信を適確に、かつ、短時間で決定で
きる効果がある。
【0059】本出願の第4の発明によれば、半二重通信
が選択された時は、この通信に対して、ユーザの操作は
不要であるので、表示部を起動せずに、エネルギの節減
が可能となり、全二重通信が選択された時は、この通信
に対して、キーボード等の操作と表示部を見ながら、全
二重で、ユーザ自身により、通信動作をするため、表示
部を起動し、ユーザにデータの全二重通信、あるいは、
データと音声の全二重通信が選択されたことを知らせる
ことで、すぐにオペレータが応答できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例で用いる呼び出し信号のパターンを
示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第2実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図8】上記第2実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…呼出信号検出回路、 24…呼出信号パターン検出回路、 26…表示部、 28…キーボード、 30…登録回路、 32…マイク、 34…スピーカ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出し信号の複数のパターンを検出する
    手段を有するファクシミリ装置において、 呼出し信号のパターンにより、V.8手順を実行する
    か、V.21手順を実行するかを登録する登録手段を有
    し、この登録内容に基づいて通信を実行することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 全二重通信によりデータ通信を行う手段を有し、半二重
    通信のV.8、V.34通信、半二重通信のV.21、
    V.27ter、V.29、V.17通信のどれを実行
    するかを呼出信号のパターンにより上記登録手段に登録
    し、この登録内容に基づいて通信を実行することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 全二重通信で音声とデータ通信する手段を有し、半二重
    通信のV.8、V.34通信、半二重通信のV.21、
    V.27ter、V.29、V.17通信、全二重通信
    のデータ通信のどれを実行するかを呼出信号のパターン
    により上記登録手段に登録し、この登録内容に基づいて
    通信を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 全二重でデータ通信を行なう呼出信号のパターン、ある
    いは、全二重で音声とデータ通信を行う呼出信号のパタ
    ーンを検出すると、表示部を起動して、その旨を表示
    し、以後、全二重通信を行なうことを特徴とするファク
    シミリ装置。
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