JP3307188B2 - 写真焼付け装置 - Google Patents

写真焼付け装置

Info

Publication number
JP3307188B2
JP3307188B2 JP25876595A JP25876595A JP3307188B2 JP 3307188 B2 JP3307188 B2 JP 3307188B2 JP 25876595 A JP25876595 A JP 25876595A JP 25876595 A JP25876595 A JP 25876595A JP 3307188 B2 JP3307188 B2 JP 3307188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
photosensitive material
shaped photosensitive
printing apparatus
stopping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25876595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08292543A (ja
Inventor
有治 山本
英利 西川
和伸 志摩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP25876595A priority Critical patent/JP3307188B2/ja
Priority to KR1019950034367A priority patent/KR960015054A/ko
Priority to CN95117288A priority patent/CN1097209C/zh
Priority to US08/542,458 priority patent/US5933221A/en
Priority to EP95307237A priority patent/EP0708365B1/en
Priority to DE69532269T priority patent/DE69532269T2/de
Priority to CA002160493A priority patent/CA2160493C/en
Publication of JPH08292543A publication Critical patent/JPH08292543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3307188B2 publication Critical patent/JP3307188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/34Varying the phase of feed relative to the receiving machine
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真焼付け装置に関する
もので、特に、焼付け済みのシート状感光材料を一時的
に停留した後、現像処理部に自動的に供給する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】写真焼付け装置は、焼付け処理部では感
光材料を間欠的に処理し、現像処理部では感光材料を連
続的に処理するという特徴があり、焼付け処理部の間欠
的処理の中にはネガフィルムの交換作業も含まれてい
る。したがって、焼付け処理部で焼付け処理が終了して
も、現像処理部で現像処理が終了しないうちは、次の感
光材料の焼付け処理を行うことができず、また、焼付け
処理部でのネガフィルムの交換作業中は現像処理を行う
ことができず、焼付け現像処理の面で不都合が生じてい
た。
【0003】そこで、両者の処理能力の差を吸収して効
率的な焼付け現像処理が可能な装置として焼付け処理部
と現像処理部との間にアキュームレータユニットを配設
した装置が提案されるに至った(特開平2ー28125
5号公報)。しかしかかる従来の装置の処理対象はポス
ターであり、1枚の感光材料をループ状に湾曲して停留
するものであるので、ループ状にできないシート状感光
材料に対しては使用不可能になるという問題があった。
【0004】また、かかる従来の装置は、複数のシート
状感光材料を一か所に集中して停留させることができな
いので、複数のシート状感光材料を停留させようとする
と、複数のアキュームレータユニットを列設しなければ
ならず、装置自体が大型化して実用的でなくなるという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、複数のシート状感光材料を、ループ状に湾曲させる
ことなく、一か所に集中的に停留させることができる写
真焼付け装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の写真焼付け装
置は、シート状感光材料の焼き付け処理を行う焼き付け
処理部から焼き付け処理済みのシート状感光材料を現像
処理部に搬送する搬送経路に、停留供給装置を設け、該
停留供給装置を、焼き付け処理済みのシート状感光材料
を一時的に搬送方向に沿って複数枚停留する停留手段
と、停留手段に、焼き付け済みのシート状感光材料を先
行するシート状感光材料に対し連続的に停留させるよう
に搬送する搬入手段と、現像処理部の処理状況に合わせ
て現像処理部に順次停留中の焼付け済みのシート状感光
材料を連続的に供給する供給手段とで構成したことを特
徴とするものである。
【0007】請求項2の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の写真焼付け装置において、上記停留手段は、焼付
け済みのシート状感光材料の先端を掴持する複数の掴持
部と、これらの掴持部を所定間隔を設けて環状の搬送路
に沿って移動させる搬送部とを備えた構成とし、上記搬
入手段は、シート状感光材料の先端を停留手段の搬入位
置に位置する掴持部までガイドしてこの掴持部に掴持さ
せる構成とし、上記供給手段は、搬送路の搬入位置から
供給位置まで移動した掴持部からシート状感光材料を解
放して現像処理部に供給する構成としたことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項3の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の写真焼付け装置において、上記停留手段は、搬送
経路中に設けられる停留用搬送路にて焼付け済みシート
状感光材料を停留状態に置く構成とするとともに、前記
停留用搬送路にターン部を形成し、このターン部を停留
用搬送路の最短搬送コースに対して近接・離間させて停
留用搬送路の長さを調整する停留量調整手段を付加する
ことによって上記停留供給装置を構成したことを特徴と
するものである。
【0009】請求項4の写真焼付け装置は、請求項3に
記載の写真焼付け装置において、一対の搬送ベルトを並
設することにより焼付け済みシート状感光材料を挟持し
て搬送するための停留用搬送路を形成し、一対の搬送ベ
ルトの挟持部を曲げてターン部を形成したことを特徴と
するものである。
【0010】請求項5の写真焼付け装置は、請求項3に
記載の写真焼付け装置において、搬送ベルトと、この搬
送ベルトに沿って配設される複数の圧着ローラー、ガイ
ド、圧着用搬送ベルトのうち少なくとも一つとで焼付け
済みシート状感光材料を挟持して搬送するための停留用
搬送路を形成し、搬送ベルトを曲げ、かつこの搬送ベル
トの曲げに対応して圧着ローラー、ガイド、圧着用搬送
ベルトのうちいずれか一つ以上を移動させることにより
ターン部を形成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項6の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の停留供給装置において、停留手段は、並設される
搬送ベルトにて複数の焼付け済みシート状感光材料を挟
持して搬送しながら停留する構成とし、搬入手段は、先
行のシート状感光材料の先端側をずらせて先行と後行の
それぞれのシート状感光材料を重ねた状態で停留手段に
搬入する構成とし、供給手段は、シート状感光材料の先
端を引っ掛けてシート状感光材料を現像処理部に供給す
る構成としたことを特徴とするものである。
【0012】請求項7の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の停留供給装置において、停留手段は、複数枚の挟
持板をヒンジで連ねて折り重ね自在に構成される無端ベ
ルトと、無端ベルトの一部を折り重ねて収納する収納部
と無端ベルトを収納部に取り入れ供給するベルト取り入
れ部と、無端ベルトを収納部から取り出すベルト取り出
し部とを備えた構成とし、搬入手段は、ベルト取り入れ
部の供給動作と同期して収納部内の無端ベルトの折り重
ね部の始端側の挟持板間に焼付け済みのシート状感光材
料を搬入する構成とし、供給手段は、ベルト取り出し部
の取り出し動作と同期して収納部内の無端ベルトの折り
重ね部の終端側の挟持板間からシート状感光材料を取り
出して現像処理部に供給する構成としたことを特徴とす
るものである。
【0013】請求項8の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の停留供給装置において、停留手段は、複数の焼付
け済みシート状感光材料を積み重ねて停留する構成と
し、搬入手段は、停留手段にシート状感光材料を搬入す
る構成とし、供給手段は、停留手段に停留する最下層又
は最上層のシート状感光材料の先端側及び所定間隔離れ
た後端側の下面又は上面をシート状感光材料の先端側お
よび後端側にそれぞれ配設された吸着口を有する吸着ヘ
ッドにて吸着保持すると共に、先端側の吸着ヘッドを下
方又は上方に移動させて最下層又は最上層のシート状感
光材料の先端を停留手段に停留する他のシート状感光材
料から分離する分離手段と、分離手段にて分離されたシ
ート状感光材料の先端を掴んで停留手段から取り出して
現像処理部に供給する供給手段とで上記停留供給装置を
構成したことを特徴とするものである。
【0014】請求項9の写真焼付け装置は、請求項1に
記載の写真焼付け装置において、停留手段は、複数の焼
付け済みシート状感光材料を積み重ねて停留する構成と
し、搬入手段は、停留手段にシート状感光材料を搬入す
る構成とし、供給手段は、シート状感光材料を吸着する
吸着口を有する吸着ヘッド及び吸着口の周縁部の吸着ヘ
ッドを吸着口に向けて窪ませて形成した分離促進部を備
え、停留手段に停留された最下層又は最上層のシート状
感光材料の先の下面又は上面を吸着口にて吸着保持する
と共に、吸着口を下方又は上方に移動させて最下層又は
最上層のシート状感光材料の先端を停留手段に停留され
た他のシート状感光材料から分離する分離手段と、分離
手段にて分離されたシート状感光材料の先端を掴んで停
留手段から取り出して現像処理部に供給する構成とした
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項10の写真焼付け装置は、請求項1
から請求項9のいずれか1項に記載の写真焼付け装置に
おいて、焼付け済みシート状感光材料の停留枚数を、焼
付け処理部でのネガフィルムの交換に伴う焼付け処理の
中断時間と現像処理部の現像処理能力との関係から設定
したことを特徴とするものである。
【0016】請求項11の写真焼付け装置は、請求項1
0に記載の写真焼付け装置において、焼付け済みシート
状感光材料の停留枚数を、少なくとも4枚に設定したこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項12の写真焼付け装置は、請求項1
0又は請求項11に記載の写真焼付け装置において、現
像処理部の処理能力を越える数の焼付け済みシート状感
光材料に対応して焼付け済みシート状感光材料の停留枚
数を調節できるように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0018】
【作用】請求項1の写真焼付け装置によると、焼き付け
処理部では現像処理速度と無関係に高速でシート状感光
材料を焼き付け処理した後、複数の焼付け済みシート状
感光材料を1つの停留供給装置に集中して停留し、現像
処理部の処理速度に合わせて現像処理部に焼付け済みシ
ート状感光材料を供給する。
【0019】すなわち、現像処理部の処理能力を越える
数の焼付け済みのシート状感光材料が一時的に搬送され
て来ても、焼付け済みのシート状感光材料を一時的に搬
送方向に沿って複数枚停留するので、焼付け処理部は現
像部の処理能力と無関係に梗塞で焼付け処理できる。そ
して、滞留させた焼付け済みのシート状感光材料を、現
像処理部の処理状況に合わせて現像処理部に順次供給す
るので、焼付け時間と現像時間の時間差を吸収すること
ができる。
【0020】請求項2の写真焼付け装置によると、焼付
け済みシート状感光材料を停留手段の搬送路の搬入位置
に位置する掴持部に掴持させ、停留手段の供給部に向け
て環状の搬送路に沿って移動させる。次に、停留手段の
供給位置まで移動した掴持部からシート状感光材料を解
除して現像処理部にシート状感光材料を供給する。
【0021】このように請求項2の写真焼付け装置によ
ると、シート状感光材料を掴持した掴持部が環状の搬送
路に沿って搬入位置から供給位置まで移動する間、複数
のシート状感光材料を停留状態に置くことにより、焼付
け時間と現像時間の時間差を吸収することができる。
【0022】請求項3の写真焼付け装置によると、複数
のシート状感光材料を停留用搬送路に沿って搬送する
間、シート状感光材料を停留状態に置く。そして、停留
用搬送路のターン部を停留用搬送路の最短搬送コースに
近接させると、搬送ベルトの搬送路が短くなってシート
状感光材料の停留量を減少させることができる。逆に、
停留用搬送路のターン部を停留用搬送路の最短搬送コー
スから離間させると、搬送ベルトの搬送路が長くなって
シート状感光材料の停留量を増加させることができる。
この結果、現像処理部の処理状況に合わせて焼付け済み
シート状感光材料を現像処理部に供給することができ
る。
【0023】請求項4の写真焼付け装置によると、一対
の搬送ベルトにて焼付け済みシート状感光材料を挟持し
て搬送する間、焼付け済みシート状感光材料を停留状態
に置く。また、一対の搬送ベルトを曲げて形成させるタ
ーン部の移動によって搬送路の長さを調整して、現像処
理部の処理状況に合わせて焼付け済みシート状感光材料
を現像処理部に供給することができる。
【0024】請求項5の写真焼付け装置によると、搬送
ベルトとこの搬送ベルトに沿って配設される複数の圧着
ローラー、ガイド、圧着用搬送ベルトのうち少なくとも
一つとで焼付け済みシート状感光材料を挟持して搬送す
る間、焼付け済みシート状感光材料を一時的に停留状態
に置く。また、搬送ベルトを曲げ、かつこの搬送ベルト
の曲げに対応して、圧着ローラー、ガイド、圧着用搬送
ベルトのうちいずれか一つ以上の移動によって搬送路の
長さを調整して、現像処理部の処理状況に合わせて焼付
け済みシート状感光材料を現像処理部に供給することが
できる。
【0025】請求項6の写真焼付け装置によると、並設
される搬送ベルトにて複数の焼付け済みシート状感光材
料を挟持してシート状感光材料を一時的に停留すること
ができるので、焼付け時間と現像時間の時間差を吸収す
ることができる。また、先行のシート状感光材料と後行
のシート状感光材料を重ねることによりシート状感光材
料の停留量を増加させることができるので、焼付け処理
部での焼付け作業の状況に十分に対処することができ
る。
【0026】さらに、先行のシート状感光材料の先端側
を外して先行と後行のそれぞれのシート状感光材料を重
ねるので、先行のシート状感光材料の先端側を引っ掛け
ることにより先行のシート状感光材料を後行のシート状
感光材料から確実に分離することができる。
【0027】請求項7の写真焼付け装置によると、無端
ベルトの挟持板は収納部内にベルト取り入れ部にて次々
と折り重ねられて収納されると共に、無端ベルトの折り
重ね部の終端側の挟持板はベルト取り出し部にて収納部
から次々と取り出される。一方、ベルト取り入れ部の無
端ベルトの取り入れ動作と同期するシート状感光材料の
搬入手段の搬入動作によって、収納部内の無端ベルトの
折り重ね部の始端側の挟持板間にシート状感光材料が次
々と搬入される。
【0028】それと共に、挟持板間に挿入されたシート
状感光材料は、ベルト取り出し部の無端ベルトの取り出
し動作と同期するシート状感光材料の搬出手段の搬出動
作によって、収納部内の無端ベルトの折り重ね部の終端
側の挟持板間から次々と搬出されて現像処理部に供給さ
れる。このように請求項7の写真焼付け装置によると、
複数のシート状感光材料は無端ベルトの折り重ね部に挟
持板間に位置している間は停留状態に置かれるので、焼
付け時間と現像時間の時間差を吸収することができる。
【0029】請求項8の写真焼付け装置によると、複数
の焼付け済みシート状感光材料を停留手段に搬入手段に
て搬入して積み重ねる。停留手段において積み重ねられ
たシート状感光材料のうち、最下層又は最上層に位置す
るシート状感光材料の先端及び所定間隔離れた後端側の
下面又は上面がそれぞれ吸着保持されると共に、シート
状感光材料の先端が下方又は上方に移動して、最下層又
は最上層のシート状感光材料が他のシート状感光材料か
ら分離する。
【0030】分離されたシート状感光材料の先端を取り
出し手段にて掴まれて停留手段から取り出されて現像処
理部に供給される。このように請求項8の写真焼付け装
置によると、複数のシート状感光材料は停留手段におい
て積み重ねられている間は停留状態に置かれるので、焼
付け時間と現像時間の時間差を吸収することができる。
しかも、停留手段において積み重ねられたシート状感光
材料を一枚一枚確実に取り出して現像処理部に供給する
ことができる。
【0031】請求項9の写真焼付け装置によると、複数
の焼付け済みのシート状感光材料を停留手段に搬入手段
にて搬入して積み重ねる。停留手段において積み重ねら
れたシート状感光材料のうち、最下層又は最上層に位置
するシート状感光材料の先端及び後端の下面又は上面が
それぞれ吸着保持されると共に、シート状感光材料の先
端が下方又は上方に移動して最下層又は最上層のシート
状感光材料が他のシート状感光材料から分離する。
【0032】この時、分離促進部に沿って最下層又は最
上層のシート状感光材料の先端側が窪むので、最下層又
は最上層のシート状感光材料の先端側と最下層の直ぐ
上、又は最上層の直ぐ下のシート状感光材料との間に空
気が入ってシート状感光材料を確実に分離する。分離し
たシート状感光材料は、その先端が取り出し手段にて掴
まれて停留手段から取り出され、現像処理部に供給され
る。
【0033】このように請求項9の写真焼付け装置によ
ると、複数のシート状感光材料は停留手段において積み
重ねられている間は停留状態に置かれるので、焼付け時
間と現.時間の時間差を吸収することができる。しか
も、停留手段において積み重ねられたシート状感光材料
を一枚一枚確実に取り出して現像処理部に供給すること
ができる。
【0034】請求項10の写真焼付け装置によると、焼
付け済みシート状感光材料の停留枚数を、焼付け処理部
でのネガフィルムの交換に伴う焼付け処理の中断時間と
現像処理部の現像処理能力との関係から設定したので、
ネガフィルム交換のために焼付け処理を中断している間
も、シート状感光材料を現像処理部に供給して現像処理
することができる。
【0035】請求項11の写真焼付け装置によると、焼
付け済みシート状感光材料の停留枚数を少なくとも4枚
に設定したので、現像処理部の現像処理能力が1000
枚/時間程度の場合に、停留供給装置を有効に働かせる
ことができる。すなわち、ネガフィルムの交換時間は作
業者によって異なるが、平均的には15秒程度である。
したがって、1000枚/時間程度の処理能力がある現
像処理部では、フィルム交換作業中に15秒間に約4枚
程度の現像処理が可能であるので、停留枚数を4枚とす
ることにより、フィルム交換時間による両者の能力差を
吸収できる。
【0036】また、1000枚/時間を超える処理能力
がある現像処理部でも、フィルム交換時間は変化しない
ので、停留枚数を4枚以上とすることにより両者の能力
差を吸収できる。なお、1000枚/時間に達しない低
能力の現像処理部では、停留枚数を少なくとも4枚とす
ることにより、停留枚数に余裕を持たせることができ
る。
【0037】請求項12の写真焼付け装置によると、現
像処理部の処理能力を越える数の焼付け済みシート状感
光材料に対応して焼付け済みシート状感光材料の停留枚
数を調節することにより、停留枚数を必要最小限度にと
どめることができる。
【0038】
【実施例】
実施例1 図1は写真焼付け装置の概略図を示しており、ロール感
光材料を収納したマガジン1aと、焼付け処理部2と、
現像処理部3と、焼付け処理部2と現像処理部3との間
の搬送経路4中に設けられる停留供給装置5とから構成
されている。焼付け処理部2は、ネガフィルムをマガジ
ン1aに収納したロール感光材料を焼付けサイズに応じ
たサイズのシートに切断する供給部2eにより供給され
るシート状感光材料1に焼付けするものであって、光源
ユニット2aとネガマスク2bとレンズ部2cと露光部
2d等から構成されている。光源ユニット2aはランプ
とフィルターと拡散箱を備えている。
【0039】現像処理部3は焼付け済みのシート状感光
材料1を現像処理するものであって、現像液を入れた現
像槽3aと漂白、定着液を入れた漂白定着槽3bと安定
液を入れた安定槽3c及び3dと現像処理されたシート
状感光材料1を乾燥させる乾燥部3eとから構成されて
いる。
【0040】停留供給装置5は、現像処理部の処理能力
を越える数の焼付け済みシート状感光材料1を一時的に
停留し、かつ焼付け済みのシート状感光材料1を現像処
理部3の処理速度に合わせて現像処理部に供給するもの
である。停留供給装置5は、複数のシート状感光材料1
を一時的に停留する停留手段6と、停留手段6にシート
状感光材料1を搬入する搬入手段7と、停留手段6から
シート状感光材料1を供給する搬出手段8とで構成され
ている。
【0041】停留手段6は、スプロケット6a及び6d
にて回転するチェーン6bに適宜間隔を置いて複数の掴
持部6cを所定間隔を設けて取付け、掴持部6cをシー
ト状感光材料1の搬入位置9からシート状感光材料1の
搬出位置10に向けて移動させるものである。掴持部6
cは、ころ63c付きの掴持アーム62cを掴持本体6
1cに軸着すると共に、掴持アーム62cを掴持方向に
ばね付勢して構成されている。
【0042】搬入手段7は、停留手段6の搬入位置9に
配設されており、駆動ローラー7aと圧着ローラー7b
とカム7cとシート状感光材料1のセンサー7dとで構
成されている。圧着ローラー7bはスプロケット6a及
び6dの回転と同期して駆動ローラー7aの外周面に沿
って移動制御されるものである。
【0043】センサー7dは焼付け処理部2から送られ
てくる焼付け済みのシート状感光材料1の先端を検出
し、この検出信号により駆動ローラー7aと圧着ローラ
ー7bとはシート状感光材料1を挟持してシート状感光
材料1を掴持部6cまで送るように制御されるものであ
る。搬出手段8は駆動ローラー8aとセンサー8bとで
構成され、停留手段6の供給位置に配設されている。
【0044】以上のようにして構成される停留供給装置
5は、次のように動作して複数の焼付け処理済みのシー
ト状感光材料1を一時的に停留して現像処理部3に供給
するものである。 (1)まず、スプロケット6aの回転により掴持部6c
を搬入位置まで移動させることにより、カム7cにより
掴持部6cの掴持アーム62cを開く。 (2)次に、センサー7dの検出信号により、圧着ロー
ラー7bをセンサー7dの近くまで位置させて駆動ロー
ラー7aと圧着ローラー7bとでシート状感光材料1の
先端を挟む(図3)。 (3)次に、シート状感光材料1を挟んだ状態で、駆動
ローラー7aを回転させると共に駆動ローラー7aの回
転に合わせて圧着ローラー7bを掴持部6cの近くまで
移動させることにより、シート状感光材料1の先端を掴
持部6cに挿入する(図4)。 (4)次に、シート状感光材料1の先端がセンサー7d
による検出から換算して掴持部6cに達した時点で、ス
プロケット6aを一定角度回転させて掴持アーム62c
をカム7cから解除すると共に、掴持部6cの掴持本体
61cと掴持アーム62cとでシート状感光材料1の先
端を挟む。
【0045】一方、圧着ローラー7bをセンサーの近く
(待機位置)まで戻す(図5) (5)次に、駆動ローラー7aを回転させてシート状感
光材料1の後端側も停留手段6に向けて排出する(図
6)。 (6)このようにしてシート状感光材料1の掴持部6c
への受け渡しをくり返すことにより、停留手段6におい
て複数のシート状感光材料1が停留状態におかれる。こ
の状態でのチェーン6bのたわみの増減量61b,62
bは、アジャストスプロケット6e,6fの上下動によ
り一定の張力が保たれる。 (7)次に、停留手段6の供給側においては、掴持部6
cは掴持アーム62cが駆動ローラー8aによって開い
てシート状感光材料1を解放する(図2)。
【0046】この時点でセンサー8bのシート状感光材
料1の検出信号によってスプロケット6dを所定位置に
停止させる。このとき、シート状感光材料1は駆動ロー
ラー8aと掴持部6cの掴持アーム62cのころ63c
とで挟持されている。この状態で駆動ローラー8aを回
転させてシート状感光材料1を現像処理部3に向けて供
給し(図2)、シート状感光材料1の後端をセンサー8
bが検出すると、検出信号によってスプロケット6dを
回転させ、次の掴持部6cを停留手段6の供給位置まで
移動させ、現像処理部3へのシート状感光材料1の供給
動作をくり返す。 (8)以上の動作を繰り返すことにより、複数のシート
状感光材料1は一時的に停留したのち現像処理部3に次
々と供給されて現像処理部3で現像処理が行われる。
【0047】なお、焼付け処理部2の処理能力及び現像
処理部3の処理能力によって、掴持部6cの数、搬入位
置9から供給位置10までの掴持部6cの移動時間等は
適宜設計変更されるものである。
【0048】実施例2 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図7及び図8に示す構成が採用され
ている。図7は停留供給装置5の全体図を示しており、
一対の搬送ベルト5a,50aを対向して配設すると共
に搬送ベルト5a,50aの挟持部にて複数のシート状
感光材料1を搬送する搬送路5Aが形成されている。
【0049】搬送ベルト5a,50aは焼付け処理部2
寄りの駆動ローラー5b,50bと、現像処理部3寄り
の駆動ローラー5c,50cと、駆動ローラー5b,5
0b,5c,50c間に配設される搬送ローラー5d,
50dと、搬送路5Aの外側に配設される固定ローラー
5e,50e及び移動可能なテンションローラー5f,
50fとに掛け渡されている。
【0050】搬送ローラー5d,50d及びテンション
ローラー5f,50fは図7及び図8の矢印で示す方向
に移動可能となっており、搬送経路5Aが最短となる位
置をホーム位置としている。
【0051】焼付け側の駆動ローラー5b,50bによ
る搬送ベルト5a,50aの搬送速度および現像側の駆
動ローラー5c,50cによる搬送ベルト5a,50a
の搬送速度は、それぞれ独立して変更可能に構成されて
いる。
【0052】焼付け処理部2から送られている焼付け済
みのシート状感光材料1を現像処理部3に供給し始める
時には、搬送路5Aを最短にしてシート状感光材料1を
現像処理部3へ最短時間で送るようにする。1枚目のシ
ート状感光材料1を現像処理部3側に送り込んだ時点で
駆動ローラー5c,50cの搬送速度は現像処理部3の
処理速度と同じ一定速度で制御される。
【0053】一方、シート状感光材料1の焼付け処理量
が増加するに従って現像側の駆動ローラー5c,50c
の搬送速度より焼付け側の駆動ローラー5b,50bの
搬送速度が速いため、搬送ローラー5d,50d及びテ
ンションローラー5f,50fを図7の矢印方向に移動
するように制御する。これにより、搬送路5Aの長さが
長くなってシート状感光材料1の停留量が除々に増加す
る(図8)。その結果、現像処理時間に合わせて焼付け
処理済みのシート状感光材料1を現像処理部3に供給す
ることができる。
【0054】焼付け処理部2からの焼付け済みのシート
状感光材料1の供給がなくなると、焼付け側の駆動ロー
ラー5b,50bの回転が止まり、現像側の駆動ローラ
ー5c,50cのみが搬送するため、搬送ローラー5
d,50d及びテンションローラー5f,50fを図8
の矢印で示す方向に移動させて搬送路5Aを最短にする
(図7)。
【0055】搬送路5Aが最短となった状態にて焼付け
側の駆動ローラー5b,50bも現像側の駆動ローラー
5c,50cと同速度で回転し、シート状感光材料1を
すべて搬出させる。
【0056】実施例3 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図9乃至図13のように構成されて
いる。停留供給装置5は、焼付け済みシート状感光材料
1を挟持して搬送しながら焼付け済みシート状感光材料
1を停留する停留手段6と、シート状感光材料1を停留
手段6に搬入する搬入手段7と、停留手段6からシート
状感光材料1を取り出して現像処理部3に供給する供給
手段8と、供給補助手段9とで構成されている(図
9)。
【0057】停留手段6は対向して配設される搬送ベル
トにて構成され、一側には真っ直ぐな第1搬送ベルト6
1が、他側にはL字状の第2搬送ベルト62及びL字状
の第3搬送ベルト63がそれぞれ配設されている。第1
搬送ベルト61は固定ローラー61aに掛け渡されてい
る。第2および第3搬送ベルト62,63は固定ローラ
ー62a,63a及び移動可能なテンションローラー6
2b,63bに掛け渡さており、移動ローラー62b,
63bが矢印で示す方向に移動することにより搬送ベル
ト62,63の位置が変更できるように構成されてお
り、各搬送ベルト61,62,63は焼付け処理部2か
らの送られてくる焼付け処理済みのシート状感光材料1
の搬送速度に同期して駆動する。
【0058】搬入手段7は駆動ローラー71と圧着ロー
ラー71aとガイド部72と搬入口73とで構成されて
いる。ガイド部72は搬入口73から搬入されるシート
状感光材料1は停留手段6の搬入口までガイドするもの
であって、湾曲したガイド板72aの基端部を搬入口7
3の近くに軸体72bに軸支すると共に、湾曲板72a
を揺動手段(図示省略)にて図9の矢印方向に揺動可能
となるように構成されている。
【0059】供給手段8は上下一対の搬送ベルト81,
82をローラー81a,81b,82a,82bに掛け
渡し、上段の搬送ベルト81の先端側のローラー81a
には分離アーム83を第1搬送ベルト61に向けて水平
方向に出没自在に取付け、搬送ベルト81,82の搬出
側には排出口84を設け、かつシート状感光材料1の先
端を検出するセンサー85を装着して構成されている。
【0060】供給手段8の高さ位置は昇降手段(図示省
略)にて変更でき、上限位置では供給手段8の排出口8
4は供給補助手段9と同レベルとなる。供給補助手段9
は駆動ローラー9aと圧着ローラー9bと排出口9cと
で構成されている。
【0061】次に、停留供給装置5の動作について説明
する。 (1)焼付け処理部2から送られてくるシート状感光材
料1を停留手段6に搬入する時には、図9等の実線で示
すようにガイド板72aを略水平にしてガイドされる先
行のシート状感光材料1の先端を第1搬送ベルト61と
第2搬送ベルト62とで挟持する。 先行のシート状感
光材料1を挟持した時には、図9の二点鎖線で示すよう
にガイド板72aを下方に揺動して先行のシート状感光
材料1の後端を垂下させる。 (2)次に、ガイド板72aを再び略水平にして後行の
シート状感光材料1の先端を第1搬送ベルト61と第2
搬送ベルト62とで挟持した後、ガイド板72aを下方
に揺動して後行のシート状感光材料1の後端を垂下させ
る。 (3)以下、同じ動作を繰り返すことにより先行のシー
ト状感光材料1の先端側をずらせて先行と後行のそれぞ
れのシート状感光材料1,1を重ねた状態でシート状感
光材料1を搬送ベルト61,62間に搬入すると共に、
次々と上昇させる。
【0062】なお、先行のシート状感光材料1の先端側
のずらし量は、例えば5mm以上とする。
【0063】(4)次に、供給手段8に到達したシート
状感光材料1をセンサー85が検出し、この検出信号に
より分離アーム83を先頭のシート状感光材料1の先端
の真上に位置するまで搬送ベルト63に突き出す(図1
0)。 (5)次に、分離アーム83を突き出したまま供給手段
8を下降させて分離アーム83のガイドによってシート
状感光材料の先端の向きを供給手段8の方向に変える
(図11)。 (6)次に、分離アーム83を引っ込めると共に供給手
段8を駆動させてシート状感光材料1を供給手段8の搬
送ベルト81,82間に搬入した後、搬送ベルト81,
82を停止させる(図12)。 (7)次に、供給手段8を上限位置まで上昇させた後、
供給手段8と供給補助手段9とで焼付け済のシート状感
光材料1を現像処理部3に供給する(図9)。 (8)以上の動作を繰り返すことにより、複数のシート
状感光材料1を一時的に停留したのち現像処理部3に次
々と供給して現像処理部3で現像処理が行われる。
【0064】なお、先行のシート状感光材料1の先端の
ずらせ量を調整したり、搬送ベルト61,62,63に
よるシート状感光材料1の搬送速度を調整することによ
りシート状感光材料の停留量等を変更することができ
る。
【0065】実施例4 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図14及び図15に示す構成が採用
されている。図14は停留供給装置5の全体図を示して
いる。
【0066】図中6は無端ベルトであって、複数枚の挟
持板6aをヒンジ6bで連ねて折り重ね自在に構成され
ている(図15)。挟持板6aは可撓性を有する合成樹
脂製のシート材にて形成されており、挟持板6aの長さ
寸法及び幅寸法は最大プリントサイズに対応できるよう
に設定されている。
【0067】無端ベルト6の一部は収納部7内に折り重
ねられた状態で収納されると共に、無端ベルト6の他の
一部は収納部7外の待機部に折り重ねられた状態で置か
れる。
【0068】収納部7には無端ベルト6の取り入れ口7
a及び取り出し口7bと、シート状感光材料1の搬入口
7c及び搬出口7dとが設けられている。ベルト取り入
れ口7aには駆動ローラー8aと圧着ローラー8bとで
構成されるベルト取り入れ部8が配設されている。ま
た、ベルト取り出し口7bには駆動ローラー9aと圧着
ローラー9bとで構成されるベルト取り出し部9が配設
されている。
【0069】シート状感光材料1の搬入口7cには駆動
ローラー10aと圧着ローラー10bとで構成される搬
入手段10が配設されており、この搬入手段10はベル
ト取り入れ部8の供給動作と同期して収納部7内の無端
ベルト6の折り重ね部6Aの始端側の挟持板6a間にシ
ート状感光材料1を搬入することができるように制御さ
れる。シート状感光材料1の搬出口7dには駆動ローラ
ー11aと圧着ローラー11bとで構成される搬出手段
11が配設されており、この搬出手段11はベルト取り
出し部9の取り出し動作と同期して収納部7内の無端ベ
ルト6の折り重ね部6Aの終端側の挟持板6a間からシ
ート状感光材料1を取り出して現像処理部3に供給でき
るように制御される。
【0070】このようにして構成される停留供給装置5
は、無端ベルト6の挟持板6aは収納部7内に次々と折
り重ねられた状態で収納されると共に、無端ベルト6の
折り重ね部6Aの終端側の挟持板6aは収納部7から取
り出されて収納部7外の待機部に折り重ねられる。一
方、焼付け処理部2から送られてくる焼付け済みのシー
ト状感光材料1はベルト取り入れ部8の供給動作と同期
して収納部7内の無端ベルト6の折り重ね部6Aの始端
側の挟持板6a間に次々と搬入されると共に、挟持板6
a間に挿入されたシート状感光材料1は無端ベルト6の
折り重ね部6Aの終端側の挟持板6a間から次々と搬出
されて現像処理部3に供給される。
【0071】実施例5 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図16乃至図18に示す構成が採用
されている。停留供給装置5は、停留手段6と搬入手段
7と分離手段8と供給手段9とで構成されている(図1
6)。
【0072】停留手段6は複数の焼付け済みのシート状
感光材料1を積み重ねた状態で停留させるための収納体
6aに搬入口6b及び搬出口6cを設けて構成されてお
り、搬出口6cからはシート状感光材料1を屈曲させる
ための屈曲板6dが斜め下方に延設されている。また、
搬入口6bには搬入手段7が配設されており、搬出口6
cには供給手段9が配設されている。
【0073】なお、収納体6aの底部は先端側(図面の
右側)を下方に傾斜してシート状感光材料1の先端が揃
った状態で収納体6a内に積み重ねられるように構成さ
れている。
【0074】搬入手段7は停留手段6にシート状感光材
料を搬入するものであって、駆動ローラー7aと圧着ロ
ーラー7bとで構成されている。
【0075】分離手段8は停留手段6に積み重ねられた
複数のシート状感光材料1のうち最下層のシート状感光
材料1の先端を他のシート状感光材料1から分離するた
めのものである。分離手段8は、吸引ファン8aを内蔵
した吸引ダクト8bから停留手段6の収納体6cの底部
の先端及び後端に向けて分岐ダクト8e,8fを導出す
ると共に、各分岐ダクト8e,8fの先端に吸着口を有
する吸着ヘッド8g,8hを取着して構成されている。
【0076】先端側の分岐ダクト8eは蛇腹体等にて収
縮自在に形成されており、先端側の吸着ヘッド8gは引
込み手段(図示省略)にて斜め下方に引込み自在に配設
されている。なお、先端側及び後端側の吸着ヘッド8
g,8hは最短サイズのシート状感光材料1に合わせて
配設されている。
【0077】供給手段9は分離手段8にて分離されたシ
ート状感光材料1の先端を掴んで停留手段6から取り出
して現像処理部に供給するものであって、駆動ローラー
9aと圧着ローラー9bと供給ガイド9cとで構成され
ている。供給ガイド9cは停留手段6の収納体6aの屈
曲板6dに対して引込み手段(図示省略)にて引退自在
に配設されており、供給ガイド9cには圧着ローラー9
bが一体的に取付けられている。
【0078】このようにして構成される停留供給装置5
は、以下のように動作する。 (1)まず、焼付け処理部から送られてくる焼付け済み
シート状感光材料1を搬入手段7にて停留手段6の収納
体6a内に搬入してシート状感光材料1を積み重ねられ
た状態で収納体6a内に停留する(図16)。 (2)次に、シート状感光材料1の下面を先端側および
後端側の吸着ヘッド8g,8hにて吸着保持する(図1
6)。
【0079】そして、この状態で供給ガイド9c及び圧
着ローラー9bを後退させると共に先端側の吸着ヘッド
8gを斜め下方に移動させてシート状感光材料1の先端
側を停留手段6の屈曲板6dに沿わせる(同図)。この
時、シート状感光材料1の後端側は後端側の吸着ヘッド
8hにて吸着保持されるので、シート状感光材料1の後
端側が浮き上がって他のシート状感光材料1の先端側が
下降するのを防止することができて最下層のシート状感
光材料1の先端側を他のシート状感光材料1から確実に
分離することができる。
【0080】(3)次に、供給ガイド9c及び圧着ロー
ラー9bを元の位置に復帰させて圧着ローラー9bと駆
動ローラー9aとで最下層のシート状感光材料1を挟持
すると共に、供給ガイド9cを最下層のシート状感光材
料1と他のシート状感光材料1との間に介在させる(図
17)。それと共に、吸着ヘッド8g,8hによるシー
ト状感光材料1の吸着を解除して圧着ローラー9bと駆
動ローラー9aとでシート状感光材料1を現像処理部3
に向けて供給する(図18)。
【0081】実施例6 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図19乃至図21に示す構成が採用
されている。焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路
中に設けられる停留供給装置5は、停留手段6と搬入手
段7と分離手段8と供給手段9とで構成されている(図
19)。
【0082】本実施例の停留供給装置5は、複数のシー
ト状感光材料1を積み重ねて停留させる点で実施例5と
共通するが、焼付け済みシート状感光材料1を既に保管
しているシート状感光材料1の下層に溜めていき、かつ
上層のシート状感光材料1から順に現像処理部3に供給
する点で実施例5とは相違する。
【0083】停留手段6は複数の焼付け済みシート状感
光材料1を傾斜させた状態で収納体6a内に積み重ねて
停留させるものであり、収納体6aの一側部の上部には
搬入口6bが、収納体6aの他側部の下部には搬出口6
cがそれぞれ形成されている。また、搬出口6cからは
シート状感光材料1を屈曲させるための屈曲板6dが斜
め下方に延設されている。
【0084】収納体6aの搬入口6bには搬入手段7が
配設されており、搬出口6cには供給手段9が配設され
ている。
【0085】搬入手段7はシート状感光材料1を挟持し
て移動させる駆動ローラー7aと圧着ローラー7bとで
構成されている。圧着ローラー7bは、矢印で示すよう
に駆動ローラー7aの外周面に沿って往復移動制御され
る。即ち、焼付け処理部2から送られてくる焼付済みの
シート状感光材料1の先端を掴む場合には、圧着ローラ
ー7bは停留手段6の搬入口6bとは反対側に位置し
(図19)、シート状感光材料1を停留手段6の搬入口
6bまで案内する場合には、圧着ローラー7bは駆動ロ
ーラー7aの回動と同期して停留手段6の搬入口6bに
臨む位置まで移動し、さらに次に送られてくるシート状
感光材料1を掴む場合には、圧着ローラー7bは停留手
段6の搬入口6bとは反対側に戻るように制御されるも
のである。
【0086】分離手段8は、停留手段6に積み重ねられ
たシート状感光材料1のうち最上層のシート状感光材料
1の先端を他のシート状感光材料1から分離するための
ものである。分離手段8は、吸引ファン8aを内蔵した
吸引ダクト8bから停留手段6の収納体6cの一側部に
向けて分岐ダクト8e,8fを導出すると共に、各分岐
ダクト8e,8fの先端に吸着口を有する吸着ヘッド8
g,8hを取着して構成されており、分岐ダクト8eは
蛇腹体等にて収縮自在に形成されており、先端側の吸着
ヘッド8gは引込み手段(図示省略)にて外側方に引込
み自在に配設されている。吸着ヘッド8g,8hは最短
サイズのシート状感光材料1に合わせて配設されてい
る。
【0087】供給手段9は実施例5で説明した構成と同
じ構成が採用されているので、図面に同符号を付すこと
により供給手段9の説明を省略する。
【0088】このようにして構成される停留供給装置5
は、以下のように動作する。 (1)まず、上述のように焼付け処理部から送られてく
る焼付済みのシート状感光材料1の先端を圧着ローラー
7bと駆動ローラー7aとで挟み(図19)、シート状
感光材料1を停留手段6の搬入口6bまで案内する(図
20)。停留手段6の搬入口6bに臨む位置まで移動し
た圧着ローラー7bは既に停留手段6の収納体6a内に
保管されているシート状感光材料1を押し上げる形とな
り(図20)、駆動ローラー7aの搬送動作によりシー
ト状感光材料1の先端を停留手段6の収納体6aの最下
層に搬入する(同図)。 (2)次に、圧着ローラー7bを元の位置に移動させる
と共に、駆動ローラー7aの搬送動作により、シート状
感光材料1の後端を停留手段6の収納体6a内に送り込
む。 (3)そして、以上の動作を繰り返すことにより、シー
ト状感光材料1を焼付けた順に既に保管されているシー
ト状感光材料1の下層に溜めていく。 (4)このようにして積み重ねられたシート状感光材料
1は、分離手段8によって最上層のシート状感光材料1
が他のシート状感光材料1から分離され、かつ供給手段
9によって上層のシート状感光材料1から順に現像処理
部3に供給される。
【0089】実施例7 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図22乃至図26に示す構成が採用
されている。停留供給装置5は、停留手段6と搬入手段
7と分離手段8と供給手段9とで構成されている(図2
2)。
【0090】停留手段6は複数の焼付け済みシート状感
光材料1を積み重ねて停留するための収納体6aに搬入
口6b及び搬出口6cを設けて構成されており、搬出口
6c寄りの底板部6dはヒンジ6eにて斜め下方に屈曲
自在になっている。また、搬入口6bには搬入手段7が
配設されており、搬出口6cには供給手段9が配設され
ている。
【0091】なお、収納体6aの底部は先端側(図面の
右側)が下方に傾斜し、シート状感光材料1の先端が揃
った状態で収納体6a内に積み重ねられるように構成さ
れている。
【0092】搬入手段7は停留手段6にシート状感光材
料を搬入するものであって、駆動ローラー7aと圧着ロ
ーラー7bとで構成されている。
【0093】分離手段8は停留手段6に積み重ねられた
複数のシート状感光材料1のうち最下層のシート状感光
材料1の先端を他のシート状感光材料1から分離するた
めのものである。分離手段8は、吸引ファン8aを内蔵
した吸引ダクト8bから停留手段6の収納体6aの底部
の先端側に向けて蛇腹体等にて形成された伸縮ダクト8
dを導出すると共に伸縮ダクト8dの先端に吸着口8e
を有する吸着ヘッド8fを取着して構成されており、吸
着ヘッド8fの吸着口8eの周縁部を吸着口8eに向け
て窪ませることよって分離促進部8gが形成されている
(図23及び図24)。
【0094】また、吸着ヘッド8fは停留手段6の収納
体6aの底板部6dに取付けられており、底板部6d及
び吸着ヘッド8fは引込み手段(図示省略)にて斜め下
方に引込み自在に配設されている。
【0095】供給手段9は分離手段8にて分離されたシ
ート状感光材料1の先端を掴んで停留手段6から取り出
して現像処理部に供給するものであって、駆動ローラー
9aと圧着ローラー9bと供給ガイド9cとで構成され
ている。供給ガイド9cは引込み手段(図示省略)にて
矢印方向に引退自在に配設されており、供給ガイド9c
には圧着ローラー9bが一体的に取付けられている。
【0096】このようにして構成される停留供給装置5
は、以下のように動作する。 (1)まず、焼付け処理部から送られてくる焼付け済み
シート状感光材料1を搬入手段7にて停留手段6の収納
体6a内に搬入し、複数のシート状感光材料1を積み重
ねられた状態で収納体6a内に停留させる(図22)。 (2)次に、シート状感光材料1の下面を吸着ヘッド8
fにて吸着する(図25)。
【0097】この状態で供給ガイド9c及び圧着ローラ
ー9bを後退させると共に先端側の吸着ヘッド8fを斜
め下方に移動させてシート状感光材料1の先端側を停留
手段6の底板部6dの上面に沿わせる(同図)。この
時、吸着ヘッド8fの分離促進部8gに沿って最下層の
シート状感光材料1の先端側が窪むので、最下層のシー
ト状感光材料1の先端側と最下層の直ぐ上のシート状感
光材料との間に空気が入って最下層のシート状感光材料
1を確実に分離させることができる。
【0098】(3)次に、供給ガイド9c及び圧着ロー
ラー9bを元の位置に復帰させて圧着ローラー9bと駆
動ローラー9aとで最下層のシート状感光材料1を挟持
すると共に、供給ガイド9cを最下層のシート状感光材
料1と他のシート状感光材料1との間に介在させる(図
26)。それと共に、吸着ヘッド8fによるシート状感
光材料1の吸着を解除して圧着ローラー9bと駆動ロー
ラー9aとでシート状感光材料1を現像処理部3に向け
て供給する(同図)。
【0099】実施例8 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図27に示す構成が採用されてい
る。焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設け
られる停留供給装置5は、停留手段6と搬入手段7と分
離手段8と供給手段9とで構成されている。
【0100】本実施例の停留供給装置5は、実施例6の
ものと同様に、焼付け済みシート状感光材料1を既に保
管しているシート状感光材料1の下層に溜めていき、か
つ上層のシート状感光材料1から順に現像処理部3に供
給するものである。
【0101】停留手段6は複数の焼付け済みシート状感
光材料1を傾斜させた状態で収納体6a内に積み重ねて
停留させるものであり、収納体6aの一側部の上部には
搬入口6bが、収納体6aの他側部の下部には搬出口6
cがそれぞれ形成されており、搬出口6c寄りの底板部
6dはヒンジ6eにて外側方に屈曲自在になっている。
収納体6aの搬入口6bには搬入手段7が配設されてお
り、搬出口6cには供給手段9が配設されている。
【0102】分離手段8は停留手段6に積み重ねられた
複数のシート状感光材料1のうち最上層のシート状感光
材料1の先端を他のシート状感光材料1から分離するた
めのものである。分離手段8は、吸引ファン8aを内蔵
した吸引ダクト8bから停留手段6の収納体6aの一側
部の下端側に向けて蛇腹体等にて形成された伸縮ダクト
8dを導出すると共に伸縮ダクト8dの先端に吸着口8
eを有する吸着ヘッド8fを取着して構成されており、
吸着ヘッド8fの吸着口8eの周縁部を吸着口8eに向
けて窪ませることよって分離促進部8gが形成されてい
る。
【0103】また、吸着ヘッド8fは停留手段6の収納
体6aの側板部6dに取付けられており、底板部6d及
び吸着ヘッド8fは引込み手段(図示省略)にて外側方
に引込み自在に配設されている。
【0104】搬入手段7は実施例6で説明した構成と同
じものが採用されており、供給手段9は実施例7で説明
した構成と同じものが採用されているので、図面に同符
号を付してこれらの説明を省略する。
【0105】このようにして構成される停留供給装置5
は、実施例6で述べた動作と同様にシート状感光材料1
を焼付けた順に既に保管されている複数のシート状感光
材料1の下層に溜めていく。積み重ねられた複数のシー
ト状感光材料1は、分離手段8によって最上層のシート
状感光材料1が他のシート状感光材料1から分離され、
かつ供給手段9によって上層のシート状感光材料1から
順に現像処理部3に供給される。
【0106】実施例9 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図28及び図29に示す構成が採用
されている。図28は停留供給装置5の全体図を示して
おり、図中5Aは停留用の搬送路であって、並設される
一対の搬送ベルト5a,50aで複数のシート状感光材
料1を挟持して搬送するように構成されており、この搬
送路5Aにて焼付け済みシート状感光材料1が搬送され
る間、焼付け済みシート状感光材料1は停留状態に置か
れる。
【0107】搬送ベルト(従動ベルト)5aは、焼付け
処理部2寄りの圧着ローラー5bと、現像処理部3寄り
の圧着ローラー5cと、圧着ローラー5b,5c間に配
設されるテンションローラー5dと、搬送路5Aの外側
に配設される固定ローラー5e及び移動可能なテンショ
ンローラー5fとに掛け渡されている。搬送ベルト(駆
動ベルト)50aは、焼付け処理部2寄りの駆動ローラ
ー50bと、現像処理部3寄りの駆動ローラー50c
と、駆動ローラー50b,50c間に配設されるテンシ
ョンローラー50dと、搬送路5Aの外側に配設される
固定ローラー50e及び移動可能なテンションローラー
50fとに掛け渡されている。
【0108】テンションローラー5d,50d及びテン
ションローラー5f,50fは、図28の矢印で示す方
向及び逆方向に移動可能となっている。また、テンショ
ンローラー5d,50dは同図の矢印の方向に、テンシ
ョンローラー5f,50fは同図の矢印の方向に向とは
逆方向にそれぞれ弾性付勢されている。また、同図に示
すように搬送経路5Aが最短搬送コースとなる場合のロ
ーラー位置をホーム位置としている。
【0109】そして、テンションローラー5d,50d
が最短搬送コースに対して離間する方向に移動すると、
図29に示すように搬送路5Aにターン部Tが形成され
て搬送路5Aが長くなる。
【0110】焼付け側の駆動ローラー50b及び現像側
の駆動ローラー50cの回転速度はそれぞれ独立して変
更可能となっており、駆動ローラー50b,50cの回
転・停止及び駆動ローラー50b,50cによる搬送ベ
ルト5a,50aの搬送速度は、駆動ローラー50b,
50cの駆動回路に接続される制御部(図示省略)によ
って制御される。
【0111】焼付け処理部2から送られる焼付け済みシ
ート状感光材料1が現像処理部3に供給され始める時に
は、図28に示すように、搬送路5Aを最短にしてシー
ト状感光材料1を現像処理部3に最短時間で送るように
する。1枚目のシート状感光材料1を現像処理部3側に
送り込んだ時点で搬送速度は現像処理部3の処理速度と
同じ一定速度となるように制御される。
【0112】一方、シート状感光材料1の焼付け処理量
が増加するに従って現像側の駆動ローラー50cによる
搬送速度よりも焼付け側の駆動ローラー50bによる搬
送速度が大きくなるように制御され、テンションローラ
ー5d,50d及びテンションローラー5f,50fは
図28の矢印方向に移動する。これにより、搬送路5A
が長くなってシート状感光材料1の停留時間が長くなる
と共に停留量が増加し(図29)、現像処理速度に合わ
せて焼付け処理済みシート状感光材料1は現像処理部3
に供給される。
【0113】焼付け処理部2からの焼付け済みシート状
感光材料1の供給がなくなると、焼付け側の駆動ローラ
ー50bは停止して現像側の駆動ローラー50cのみが
回転し、テンションローラー5d,50d及びテンショ
ンローラー5f,50fはホーム位置に戻って搬送路5
Aが最短となる(図28)。
【0114】搬送路5Aが最短となった状態では、焼付
け側の駆動ローラー50bは現像側の駆動ローラー50
cによる搬送速度と同速度で回転して焼付け処理済みシ
ート状感光材料1はすべて現像処理部に搬出される。
【0115】なお、上記実施例では、テンションローラ
ー5d,50dは、共に移動するようになっているが、
いずれか一方のみを移動させてターン部Tを形成するよ
うにしても良い。また、固定ローラー5e,50e、テ
ンションローラー5f,50fを設けない場合でも同様
の機能を得ることができる。
【0116】実施例10 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図30及び図31に示す構成が採用
されている。図30は停留供給装置5の全体図を示して
いる。
【0117】図中5Aは複数のシート状感光材料1を挟
持して搬送する間焼付け済みシート状感光材料1を停留
状態に置くための停留用の搬送路であって、搬送ベルト
50aとこの搬送ベルト50aに沿って配設される搬送
ガイド部材5B,5C及びターン部形成部材5Dにて構
成されている。
【0118】搬送ベルト50aは焼付け処理部2寄りの
駆動ローラー50bと、現像処理部3寄りの駆動ローラ
ー50cと、駆動ローラー50b,50c間に配設され
るテンションローラー50dと、搬送路5Aの外側に配
設される固定ローラー50及び移動可能なテンションロ
ーラー50fとに掛け渡されている。
【0119】ターン部形成部材5Dは一対の圧着ローラ
ー51D及び圧着ローラー51D間に配設されるガイド
板52Dから成り、ガイド板52Dは搬送ベルト50a
に沿って湾曲している。搬送ガイド部材5Bは圧着ロー
ラー51B、ガイドローラー52B及びガイド板53
B,54Bを列設して形成されている。
【0120】搬送ガイド部材5Cは圧着ローラー51
C、ガイドローラー52C及びガイド板53Cを列設し
て形成されている。なお、ここで、圧着ローラー51
D,51B,51Cは、搬送されるシート状感光材料1
の送り長さよりも短い間隔で配置されている。
【0121】テンションローラー50d及びターン部形
成部材5Dは、図30の矢印で示す方向及び逆方向に一
体となって移動可能となっており、テンションローラー
50fは、図30の矢印で示す方向及び逆方向に移動可
能となっている。また、送ローラー50d及びターン部
形成部材5Dは同図の矢印の方向に、テンションローラ
ー50fは同図の矢印の方向とは逆方向にそれぞれ弾性
付勢されている。また、同図に示すように搬送経路5A
が最短搬送コースとなる場合のローラー位置をホーム位
置としている。
【0122】そして、テンションローラー50d及びタ
ーン部形成部材5Dが最短搬送コースから離間する方向
に移動すると、搬送路5Aのターン部Tが搬送路5Aの
最短搬送コースから離間して搬送路5Aが長くなり(図
31)、現像処理部の処理状況に合わせて焼付け済みシ
ート状感光材料1が現像処理部に供給される。
【0123】焼付け側の駆動ローラー50b及び現像側
の駆動ローラー50cの回転速度はそれぞれ独立して変
更可能となっており、駆動ローラー50b,50cの回
転・停止及び駆動ローラー50b,50cによる搬送ベ
ルト5a,50aの搬送速度は、駆動ローラー50b,
50cの駆動回路に接続される制御部(図示省略)によ
って制御される。
【0124】焼付け処理部2から送られる焼付け済みシ
ート状感光材料1が現像処理部3に供給され始める時に
は、図30に示すように、搬送路5Aを最短にしてシー
ト状感光材料1を現像処理部3に最短時間で送るように
する。1枚目のシート状感光材料1を現像処理部3側に
送り込んだ時点で搬送速度は現像処理部3の処理速度と
同じ一定速度となるように制御される。
【0125】一方、シート状感光材料1の焼付け処理量
が増加するに従って現像側の駆動ローラー50cによる
搬送速度よりも焼付け側の駆動ローラー50bによる搬
送速度が大きくなるように制御され、テンションローラ
ー50d、ターン部形成部材5D及びテンションローラ
ー50fは図30の矢印方向に移動する。これにより、
搬送路5Aが長くなってシート状感光材料1の停留量が
除々に増加し(図31)、現像処理速度に合わせて焼付
け処理済みシート状感光材料1が現像処理部3に供給さ
れる。
【0126】焼付け処理部2からの焼付け済みシート状
感光材料1の供給がなくなると、焼付け側の駆動ローラ
ー50bは停止して現像側の駆動ローラー50cのみが
回転し、テンションローラー50d、ターン部形成部材
5D及びテンションローラー50fはホーム位置に戻っ
て搬送路5Aを最短にする(図30)。
【0127】搬送路5Aが最短となった状態では、焼付
け側の駆動ローラー50bは現像側の駆動ローラー50
cによる搬送速度と同速度で回転して焼付け処理済みシ
ート状感光材料1はすべて現像処理部に搬出される。
【0128】また、固定ローラー50e、テンションロ
ーラー50fを設けない場合でも同様の機能を得ること
ができる。
【0129】実施例11 写真焼付け装置は、マガジン、焼付け処理部及び現像処
理部については実施例1と同じ構成が採用されており、
焼付け処理部と現像処理部の間の搬送経路中に設けられ
る停留供給装置5は図32及び図33に示す構成が採用
されている。本実施例では、ターン部形成部材5D以外
の構成については、実施例10と同じ構成が採用されて
いるので、図面に同符号を付してそれらの説明を省略す
る。
【0130】ターン部形成部材5Dは、図32に示すよ
うにローラー51Dにターンベルト52Dを掛け渡して
構成され、ターンベルト52Dは搬送ベルト50aに沿
って湾曲している。
【0131】テンションローラー50d及びターン部形
成部材5Dは、図32の矢印で示す方向及び逆方向に一
体となって移動可能となっている。また、送ローラー5
0d及びターン部形成部材5Dは同図の矢印の方向に弾
性付勢されている。そして、テンションローラー50d
及びターン部形成部材5Dが最短搬送コースから離間す
る方向に移動すると、搬送路5Aのターン部Tが最短搬
送コースから離間して搬送路5Aが長くなる(図3
3)。
【0132】焼付け処理部2から送られる焼付け済みシ
ート状感光材料1が現像処理部3に供給され始める時に
は、図32に示すように、搬送路5Aを最短にしてシー
ト状感光材料1を現像処理部3に最短時間で送る。1枚
目のシート状感光材料1を現像処理部3側に送り込んだ
時点で搬送速度は現像処理部3の処理速度と同じ一定速
度となるように制御される。
【0133】一方、シート状感光材料1の焼付け処理量
が増加するに従って現像側の駆動ローラー50cによる
搬送速度よりも焼付け側の駆動ローラー50bによる搬
送速度が大きくなるように制御され、テンションローラ
ー50d、ターン部形成部材5D及びテンションローラ
ー50fは図32で示す矢印方向に移動する。これによ
り、搬送路5Aが長くなってシート状感光材料1の停留
量が除々に増加し(図33)、現像処理速度に合わせて
焼付け処理済みシート状感光材料1が現像処理部3に供
給される。
【0134】焼付け処理部2からの焼付け済みシート状
感光材料1の供給がなくなると、焼付け側の駆動ローラ
ー50bは停止して現像側の駆動ローラー50cのみが
回転し、テンションローラー50d、ターン部形成部材
5D及びテンションローラー50fはホーム位置に戻っ
て搬送路5Aを最短にする(図32)。
【0135】搬送路5Aが最短となった状態では、焼付
け側の駆動ローラー50bは現像側の駆動ローラー50
cと同速度で回転し、焼付け処理済みシート状感光材料
1をすべて搬出させる。また、固定ローラー50e、テ
ンションローラー50fを設けない場合でも同様の機能
を得ることができる。
【0136】以上の実施例1〜11の停留供給装置5の
シート状感光材料1の停留枚数は、上記作用で述べた理
由から少なくとも4枚としている。また、現像処理能力
などを考慮して停留供給装置5のシート状感光材料1の
停留枚数は調節されるものである。
【0137】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
の写真焼付け装置によれば、請求項1〜請求項9の写真
焼付け装置によると、現像処理時間に関係なく焼付け作
業を行えるため、焼付けの作業効率が向上し、この結
果、焼付け作業の拘束時間を短縮でき、その短縮された
時間を他の作業を振り向けることができる。
【0138】しかも、1つの停留供給装置で複数枚のシ
ート状感光材料の停留することができるので、複数枚の
シート状感光材料を一か所に集中的に停留することがで
き、この結果、従来の装置のようにアキュームレータを
並べる必要がなくなり、装置の小型化が可能となって実
用的なものとなる。また、請求項10及び請求項11の
写真焼付け装置によると、ネガフィルム交換のために焼
付け処理が中断している間も現像処理部にシート状感光
材料を供給することができるので、ネガフィルムの交換
作業による現像処理効率の低下を防止することができ
る。
【0139】また、請求項12の写真焼付け装置による
と、停留枚数を必要最小限度にとどめることができるの
で、効率的な焼付け現像処理が可能となる。
【0140】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真焼付け装置の実施例1を示す概略
【図2】同実施例の停留供給装置の正面図
【図3】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図4】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図5】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図6】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図7】本発明の写真焼付け装置の実施例2を示す正面
【図8】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図9】本発明の写真焼付け装置の実施例3を示す正面
【図10】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図11】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図12】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図13】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図14】本発明の写真焼付け装置の実施例4を示す正
面図
【図15】同実施例の部分拡大斜視図
【図16】本発明の写真焼付け装置の実施例5を示す正
面図
【図17】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図18】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図19】本発明の写真焼付け装置の実施例6を示す正
面図
【図20】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図21】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図22】本発明の写真焼付け装置の実施例7を示す正
面図
【図23】同実施例の吸着ヘッドの正断面図
【図24】同実施例の吸着ヘッドの平面図
【図25】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図26】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図27】本発明の写真焼付け装置の実施例8を示す正
面図
【図28】本発明の写真焼付け装置の実施例9を示す正
面図
【図29】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図30】本発明の写真焼付け装置の実施例10を示す
正面図
【図31】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【図32】本発明の写真焼付け装置の実施例11を示す
正面図
【図33】同実施例の停留供給装置の動作説明図
【符号の説明】
1 シート状感光材料 2 焼付け処理部 3 現像処理部 4 搬送経路 5 停留供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−35162(JP,A) 特開 平6−332144(JP,A) 実開 昭53−28732(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 13/00 G03B 27/46

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状感光材料の焼き付け処理を行う焼
    き付け処理部から焼き付け処理済みのシート状感光材料
    を現像処理部に搬送する搬送経路に、停留供給装置を設
    け、該停留供給装置を、 焼き付け処理済みのシート状感光材料を一時的に搬送方
    向に沿って複数枚停留する停留手段と、 停留手段に、焼き付け済みのシート状感光材料を先行す
    るシート状感光材料に対し連続的に停留させるように搬
    送する搬入手段と、 現像処理部の処理状況に合わせて現像処理部に順次停留
    中の焼付け済みのシート状感光材料を連続的に供給する
    供給手段とで構成したことを特徴とする写真焼付け装
    置。
  2. 【請求項2】上記停留手段は、焼付け済みのシート状感
    光材料の先端を掴持する複数の掴持部と、これらの掴持
    部を所定間隔を設けて環状の搬送路に沿って移動させる
    搬送部とを備えた構成とし、 上記搬入手段は、シート状感光材料の先端を停留手段の
    搬入位置に位置する掴持部までガイドしてこの掴持部に
    掴持させる構成とし、 上記供給手段は、搬送路の搬入位置から供給位置まで移
    動した掴持部からシート状感光材料を解放して現像処理
    部に供給する構成としたことを特徴とする請求項1に記
    載の写真焼付け装置。
  3. 【請求項3】上記停留手段は、搬送経路中に設けられる
    停留用搬送路にて焼付け済みシート状感光材料を停留状
    態に置く構成とするとともに、前記停留用搬送路にター
    ン部を形成し、 このターン部を停留用搬送路の最短搬送コースに対して
    近接・離間させて停留用搬送路の長さを調整する停留量
    調整手段を付加することによって上記停留供給装置を構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の写真焼付け装
    置。
  4. 【請求項4】 一対の搬送ベルトを並設することにより
    焼付け済みシート状感光材料を挟持して搬送するための
    停留用搬送路を形成し、 一対の搬送ベルトの挟持部を曲げてターン部を形成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の写真焼付け装置。
  5. 【請求項5】 搬送ベルトと、この搬送ベルトに沿って
    配設される複数の圧着ローラー、ガイド、圧着用搬送ベ
    ルトのうち少なくとも一つとで焼付け済みシート状感光
    材料を挟持して搬送するための停留用搬送路を形成し、 搬送ベルトを曲げ、かつこの搬送ベルトの曲げに対応し
    て圧着ローラー、ガイド、圧着用搬送ベルトのうちいず
    れか一つ以上を移動させることによりターン部を形成し
    たことを特徴とする請求項3に記載の写真焼付け装置。
  6. 【請求項6】停留手段は、並設される搬送ベルトにて複
    数の焼付け済みシート状感光材料を挟持して搬送しなが
    ら停留する構成とし、 搬入手段は、先行のシート状感光材料の先端側をずらせ
    て先行と後行のそれぞれのシート状感光材料を重ねた状
    態で停留手段に搬入する構成とし、 供給手段は、シート状感光材料の先端を引っ掛けてシー
    ト状感光材料を現像処理部に供給する構成とすることに
    よって上記停留供給装置を構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の写真焼付け装置。
  7. 【請求項7】停留手段は、複数枚の挟持板をヒンジで連
    ねて折り重ね自在に構成される無端ベルトと、無端ベル
    トの一部を折り重ねて収納する収納部と無端ベルトを収
    納部に取り入れ供給するベルト取り入れ部と、無端ベル
    トを収納部から取り出すベルト取り出し部とを備えた構
    成とし、 搬入手段は、ベルト取り入れ部の供給動作と同期して収
    納部内の無端ベルトの折り重ね部の始端側の挟持板間に
    焼付け済みのシート状感光材料を搬入する構成とし、 供給手段は、ベルト取り出し部の取り出し動作と同期し
    て収納部内の無端ベルトの折り重ね部の終端側の挟持板
    間からシート状感光材料を取り出して現像処理部に供給
    する構成とすることによって上記停留供給装置を構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の写真焼付け装置。
  8. 【請求項8】停留手段は、複数の焼付け済みシート状感
    光材料を積み重ねて停留する構成とし、 搬入手段は、停留手段にシート状感光材料を搬入する構
    成とし、 供給手段は、停留手段に停留する最下層又は最上層のシ
    ート状感光材料の先端側及び所定間隔離れた後端側の下
    面又は上面をシート状感光材料の先端側および後端側に
    それぞれ配設された吸着口を有する吸着ヘッドにて吸着
    保持すると共に、先端側の吸着ヘッドを下方又は上方に
    移動させて最下層又は最上層のシート状感光材料の先端
    を停留手段に停留する他のシート状感光材料から分離す
    る分離手段と、分離手段にて分離されたシート状感光材
    料の先端を掴んで停留手段から取り出して現像処理部に
    供給する供給手段とで上記停留供給装置を構成とするこ
    とによって上記停留供給装置を構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の写真焼付け装置。
  9. 【請求項9】停留手段は、複数の焼付け済みシート状感
    光材料を積み重ねて停留する構成とし、 搬入手段は、停留手段にシート状感光材料を搬入する構
    成とし、 供給手段は、シート状感光材料を吸着する吸着口を有す
    る吸着ヘッド及び吸着口の周縁部の吸着ヘッドを吸着口
    に向けて窪ませて形成した分離促進部を備え、停留手段
    に停留された最下層又は最上層のシート状感光材料の先
    の下面又は上面を吸着口にて吸着保持すると共に、吸着
    口を下方又は上方に移動させて最下層又は最上層のシー
    ト状感光材料の先端を停留手段に停留された他のシート
    状感光材料から分離する分離手段と、分離手段にて分離
    されたシート状感光材料の先端を掴んで停留手段から取
    り出して現像処理部に供給する構成とすることによって
    上記停留供給装置を構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の写真焼付け装置。
  10. 【請求項10】 焼付け済みシート状感光材料の停留枚
    数を、焼付け処理部でのネガフィルムの交換に伴う焼付
    け処理の中断時間と現像処理部の現像処理能力との関係
    から設定したことを特徴とする請求項1から請求項9の
    いずれか1項に記載の写真焼付け装置。
  11. 【請求項11】 焼付け済みシート状感光材料の停留枚
    数を、少なくとも4枚に設定したことを特徴とする請求
    項10に記載の写真焼付け装置。
  12. 【請求項12】 現像処理部の処理能力を越える数の焼
    付け済みシート状感光材料に対応して焼付け済みシート
    状感光材料の停留枚数を調節できるように構成したこと
    を特徴とする請求項10又は請求項11に記載の写真焼
    付け装置。
JP25876595A 1994-10-13 1995-10-05 写真焼付け装置 Expired - Lifetime JP3307188B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25876595A JP3307188B2 (ja) 1994-10-13 1995-10-05 写真焼付け装置
KR1019950034367A KR960015054A (ko) 1994-10-13 1995-10-06 사진소부장치(寫眞燒付裝置)
US08/542,458 US5933221A (en) 1994-10-13 1995-10-12 Photographic printing apparatus
EP95307237A EP0708365B1 (en) 1994-10-13 1995-10-12 Photographic printing apparatus
CN95117288A CN1097209C (zh) 1994-10-13 1995-10-12 照相晒印装置
DE69532269T DE69532269T2 (de) 1994-10-13 1995-10-12 Fotoprinter
CA002160493A CA2160493C (en) 1994-10-13 1995-10-13 Photographic printing apparatus

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-247966 1994-10-13
JP24796694 1994-10-13
JP7-33890 1995-02-22
JP3389095 1995-02-22
JP25876595A JP3307188B2 (ja) 1994-10-13 1995-10-05 写真焼付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08292543A JPH08292543A (ja) 1996-11-05
JP3307188B2 true JP3307188B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=27288242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25876595A Expired - Lifetime JP3307188B2 (ja) 1994-10-13 1995-10-05 写真焼付け装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5933221A (ja)
EP (1) EP0708365B1 (ja)
JP (1) JP3307188B2 (ja)
KR (1) KR960015054A (ja)
CN (1) CN1097209C (ja)
CA (1) CA2160493C (ja)
DE (1) DE69532269T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19842443C1 (de) * 1998-09-16 2000-04-20 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung zum Zwischenspeichern von blattförmigem, fotografischem Material
US6278511B1 (en) * 1998-12-30 2001-08-21 Agfa Corporation Method and apparatus for stacking and drying cut imaged media
DE19961179A1 (de) * 1999-12-18 2001-06-28 Baeuerle Gmbh Mathias Verfahren zum Zwischenspeichern von Dokumenten sowie Vorrichtung zur Durchführung eines solchen Verfahrens
CN110143054A (zh) * 2019-04-02 2019-08-20 广东前润机械科技有限公司 一种正反印刷轮转机

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4155546A (en) * 1977-07-27 1979-05-22 Itek Corporation Bottom sheet feeding apparatus
DE3645136C2 (ja) * 1985-01-30 1993-06-17 Konica Corp., Tokio/Tokyo, Jp
US4601570A (en) * 1985-06-24 1986-07-22 Lucht Engineering, Inc. Photographic media accumulator system
JPH0317304Y2 (ja) * 1986-06-27 1991-04-12
JPS6353553A (ja) * 1986-08-22 1988-03-07 Minolta Camera Co Ltd 現像機付きプリンタにおける感材シ−ト搬送方法
US4791456A (en) * 1987-04-15 1988-12-13 Hope Henry F Photographic printer apparatus
JPS6453954A (en) * 1987-08-21 1989-03-01 Minolta Camera Kk Conveying device for sheet type processed body
US4881095A (en) * 1987-09-11 1989-11-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Process for developing photographed film and for printing images through developed film
US4926211A (en) * 1987-10-12 1990-05-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Printing paper conveying apparatus for photographic printing apparatus
DD268165A1 (de) * 1987-12-30 1989-05-24 Polygraph Leipzig Vorrichtung zum zwischenspeichern von blattfoermigen produkten
US4931826A (en) * 1988-12-01 1990-06-05 Castle Rock Manufacturing, Inc. Photographic printer-processor
JP2804775B2 (ja) * 1989-02-15 1998-09-30 富士写真フイルム株式会社 写真処理装置の乾燥制御方法
JPH02281255A (ja) 1989-04-21 1990-11-16 Konica Corp 感光材料処理装置
US5168301A (en) * 1990-05-28 1992-12-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for making a color proof and method of transferring a photosensitive material for the same
GB9207929D0 (en) * 1992-04-10 1992-05-27 Ncr Int Inc Apparatus for loading sheets into a receptacle
JPH0683139A (ja) * 1992-06-29 1994-03-25 Xerox Corp 大形の原稿を搬送できる原稿搬送装置
DE4235961C2 (de) * 1992-10-24 2002-11-07 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren zum Fördern von Papierbogen und Vorrichtungen zur Durchführung des Verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
KR960015054A (ko) 1996-05-22
DE69532269T2 (de) 2004-10-21
JPH08292543A (ja) 1996-11-05
CA2160493A1 (en) 1996-04-14
EP0708365A1 (en) 1996-04-24
DE69532269D1 (de) 2004-01-22
CA2160493C (en) 2000-09-12
CN1159611A (zh) 1997-09-17
EP0708365B1 (en) 2003-12-10
CN1097209C (zh) 2002-12-25
US5933221A (en) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3897256B2 (ja) 印刷版枚葉供給装置
US8056895B2 (en) Method and apparatus for separating media combinations from a media stack
US20100129190A1 (en) Methods and apparatus for storing slip-sheets
JP3845005B2 (ja) 画像記録材料枚葉装置
JP3307188B2 (ja) 写真焼付け装置
US6623003B1 (en) Sheet material stacking device and automatic exposure device for a printing plate
JP3912665B2 (ja) 画像記録材料枚葉装置
JP2765652B2 (ja) 感光材料整列装置
US7614619B2 (en) Methods and apparatus for separating image recordable materials from a media stack
US6935238B2 (en) Image recording material conveying device and automatic image recording system
EP2107994A1 (en) Separating a slip-sheet from a device
JP4000303B2 (ja) シート体の吸着枚葉方法及び吸着枚葉装置
JP2004149313A (ja) 搬送装置
JP2695052B2 (ja) シート体枚葉装置
JP2001188355A (ja) 画像露光装置
JP3296125B2 (ja) 写真焼付け装置
JP2796009B2 (ja) 印刷版枚葉装置
JP2001287851A (ja) シート材の切出し装置
JP2007031139A (ja) 平版刷版の自動給排装置
JP2003276878A (ja) 画像記録材料枚葉搬送装置
JPH0980759A (ja) 印刷版供給装置
JP2000185864A (ja) 搬送処理手段およびこれを用いた写真処理装置
JPH10250868A (ja) 両面給紙装置
JP2006089228A (ja) シート材料の枚葉装置
JPH06127737A (ja) 吸着式シート移送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020416

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801

ABAN Cancellation due to abandonment
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350