JPH0683139A - 大形の原稿を搬送できる原稿搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】かなり大形の原稿を搬送し、選択的に再循環さ
せて像形成部を通過させることができる原稿搬送装置を
提供する。 【構成】本装置は、エンドレス通路を形成する搬送機
構、大形原稿の前縁を選択的かつ解放可能につかむグリ
ッパーバー、グリッパーバーを支持し、所定の像形成速
度で像形成部を通過させる被駆動チェーンと、通路内の
原稿を所定の像形成速度で像形成部を通過させるため像
形成部の近くに配置された駆動ローラーを備えている。
コントローラは、グリッパーバーから原稿を解放するた
めに像形成部より下流の第１位置に、そして原稿をグリ
ッパーバーに選択的に挿入し保持させるために像形成部
より上流の第２位置にグリッパーバーを停止させる。原
稿の迅速な再循環と次の原稿の迅速な挿入を可能にする
ため、チェーンはグリッパーバーを第１位置から第２位
置まで像形成速度よりかなり速い速度で再循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、一般にはシート状素材
取扱い装置、より詳細にはグラフィック装置の像形成部
へ（から）大形の原稿を搬送することができる原稿取扱
い装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】米国特許第3,179,404 号は、原稿をしっ
かりつかんで原稿挿入区域と原稿トレー間の通路に沿っ
て移動させるグリッパーを備えた原稿搬送装置を開示し
ている。原稿を走査するために、原稿読取り部が設置さ
れている。グリッパーは駆動輪に取り付けられた２本の
ベルトに結合されていて、通路に沿って移動する。

【０００３】米国特許第4,2694090 号は、原稿を繰り返
し搬送して電子写真式複写機の光学式スキャナの下を通
過させる搬送機構を開示している。搬送機構は、光学式
スキャナの下を通過するサイクルの間、原稿の前縁をし
っかりつかむグリッパーユニットを備えている。また、
この米国特許は、光学式スキャナの下流に設置した搬送
ローラーを使用し、原稿を迅速に循環させて搬送ローラ
ーへ戻している。グリッパーユニットが通過した後、搬
送ローラーは非能動位置から能動位置へ機械的に動かさ
れ、続いて真空が加えられ、原稿が像形成部に吸着され
て保持される。

【０００４】Research Disclosure Journal, Disclosur
e No.16063, August 1977, p.54 は、走査部すなわち露
光部の反対側にローラー対が配置された走査部搬送装置
を開示している。下部ローラーと上部ローラー間の距離
を増したり、原稿に作用する力を大きくするために、上
部ローラーは垂直方向に移動可能なように取り付けられ
ている。これにより、原稿がローラーニップ内にあると
き、また搬送装置のそばにあるとき、多種多様な原稿の
搬送が改善されている。

【０００５】米国特許第4,713,674 号は、原稿を通路の
まわりを連続して１周させることによって、あるいは搬
送を連続して反転させることによって像形成部を通過さ
せるエンドレス搬送通路を備えた露光装置を開示してい
る。さらに、この米国特許は、原稿を効率的に像形成す
るために検出器を使用して原稿の搬送を適切に選択して
いる。像形成部において前方へ搬送したり、後方へ搬送
するため、像形成区域の反対側にローラーが設置されて
いる。

【０００６】米国特許第4,986,526 号は、搬送装置上で
運ばれるグリッパーバーによって保持されたシートの整
合を修正する方法を採用したコピーシート再循環搬送装
置を開示している。現像された異なる単色画像が連続し
てシートへ転写されてぴったり合った合成画像が得られ
るので、シートは通路のまわりに再循環させることが予
定されている。搬送装置は、シートとシートグリッパー
が接触する位置へ動かされるときそれぞれの動きを計時
するセンサを備えている。計時された動きは所定の基準
と比較され、シートとグリッパーが同時にローディング
区域に到着するように、グリッパーとシートの相対的動
きが調整される。

【０００７】米国特許第3,266,796 号は、搬送体が取り
付けられた連続移動エンドレス軌道を備えたシート取扱
い装置を開示している。搬送体は原稿をしっかりつかん
だり、解放したりできるグリッパー部材を備えている。
搬送体はエンドレス部材の通路に沿って原稿ポケツトを
搬送する。グリッパー部材はいろいろなサイズの原稿を
取り扱うことが可能であり、そのグリッパー部材から原
稿を解放するために、通路内に挿入できるカムが設置さ
れている。

【０００８】米国特許第3,689,143 号は、数種類のサイ
ズのコピーを作成するように構成されたゼログラフィー
複写機を開示している。複写機は、原稿が像形成部に向
かって動かされるとき、複写する原稿のサイズを検出す
る複数の検出装置を備えている。この米国特許は、像形
成する原稿を動かして検出区域を通過させるとき原稿を
保持するためにグリッパーフィンガーの付いた搬送ロー
ラーを使用している。

【０００９】米国特許第3,345,065 号は、スプロケット
で支持された２個の搬送チェーンで駆動される搬送部を
備えたシート搬送装置を開示している。搬送チェーンは
ローラー式スプロケットチェーンが好ましい。搬送チェ
ーンに取り付けられた２個のグリッパーは、現像すべき
静電潜像をもつ可撓シートの縁をしっかりつかむように
構成されている。つかんだシートの静電潜像支持面が下
向きに現像装置ハウジングの上部に接触した状態でシー
トを横方向に搬送し、次に別の処理のため垂直方向に搬
送することができるように、シートの縁をしっかりつか
むグリッパーまで運ぶ真空プラテン搬送装置が設置され
ている。

【００１０】米国特許第4,996,556 号は、大形の原稿を
搬送して、感光ドラムを露光する照明走査スリット式像
形成装置の下を通過させる原稿搬送装置を開示してい
る。原稿は、最初寸法を測るためニップによって第１方
向に迅速に搬送されて走査スリットを通過し、次に像形
成を開始できるように逆方向に迅速に搬送される。その
あと、所望の数のイメージが完成してその原稿が解放さ
れるまで、複数の各コピーについて、迅速な逆方向送り
の後に一定速度の順方向走査送りが続くプロセスが生じ
る。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】上記諸文献に開示され
ている諸装置は、これまでのところは十分な成果が得ら
れているが、多くの欠点や問題点はそのままであり、こ
のため市販されている装置の性能が低下したり、有用性
が損なわれている。一部の装置は自動再循環をさせない
ために、あるいは１回または複数回の非走査パスが必要
なために、効率が悪い。また一部の装置は原稿の損傷、
供給ミス、詰まり、等の問題を過度に起こしがちであ
り、一部の装置は製造および保守が過度に複雑または高
価である。このため、比較的小形のエンドレス軌道を有
し、過度に原稿を損傷させるおそれがなく、像形成する
原稿を迅速に再循環させると同時に、ローディングが容
易で、原稿を一定の方向に動かし像形成部を一定の速度
で通過させる、比較的低価格で、簡単な構造の、大形原
稿搬送装置が要望されている。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、比較的大形の
原稿を搬送し、選択的に再循環させて像形成部を通過さ
せる、以下の特徴を有する原稿搬送装置を提供する。本
発明は、第１の態様として、エンドレス原稿通路を形成
する手段を備えた原稿搬送装置を提供する。大形原稿の
前縁を選択的に、解放可能にしっかりつかむために、グ
リッパーバーが設置されている。グリッパーバーによっ
てしっかりつかまれた原稿を所定の像形成速度で像形成
部を通過させるために、グリッパーバーを原稿通路に沿
って所定の像形成速度で動かす第１手段が設置されてい
る。さらに、原稿を所定の像形成速度で像形成部を通過
させるために、像形成部の近くの原稿通路内で原稿を駆
動する手段が設置されている。本発明は、さらに、グリ
ッパーバーに対する原稿の挿入および解放を可能にする
ために、原稿通路に沿った像形成部より下流の第１位置
および像形成部より上流の第２位置にグリッパーバーを
停止させる手段を備えている。最後に、本発明は、グリ
ッパーバーを第２位置から第１位置へ所定の像形成速度
よりかなり大きな再循環動速度でかす第２手段を備えて
いる。

【００１３】

【実施例】次に、本発明の好ましい実施例を記載した図
１〜図５を参照して、本発明を詳細に説明する。図１に
示すように、本発明の搬送装置４０は、シートを像形成
部へ搬送し、像形成部を通過させるエンドレス軌道を備
えている。透明プラテン５０は、原稿５３が定速駆動機
構５４によって原稿挿入区域すなわち入力区域５１から
像形成区域すなわち走査区域５２を通過するとき原稿５
３を支持する。理解されるように、走査区域５２は実際
にはプラテン５０の幅を横切って延びる走査線であるか
ら、原稿は駆動機構５４によってプラテン５０に沿って
動かされるとき１行づつ走査される。駆動機構５４は、
走査区域５２の両側で、ロールニップの間に原稿５３を
はさんで、原稿５３を所定の速度でプラテン５０を横切
って動かす入力原稿送りローラー対５５と出力原稿送り
ロール対５６を有する。駆動ロール５５ｂ，５６ｂを作
動させるために、ステップモーター５７が設置されてい
る。この実施例には、さらに像形成入力装置６０が原稿
を像形成できるように、走査区域５２でプラテン５０の
帯状区域を照明する露光ランプ５８が設置されている。

【００１４】本発明の原稿搬送装置４０は、さらにチェ
ーン６２ともう１つのチェーン（図示せず）をもつチェ
ーン駆動装置６１を備えている。チェーン６２はスプロ
ケット６４，６５（図示せず）に取り付けられ、もう１
つのチェーン（図示せず）も同様にスプロケット（図示
せず）に取り付けられている。スプロケット６４はアイ
ドラ車軸６７に取り付けられ、スプロケット６５は駆動
車軸７１に取り付けられている。もう１つのスプロケッ
ト（図示せず）も同様である。駆動車軸７１の回転をチ
ェーンへ伝達するために、駆動車軸７１に適当な駆動手
段たとえばステップモーター７４が結合されている。チ
ェーン６２ともう１つのチェーン（図示せず）の間に、
原稿グリッパーバー７６が支持されている。グリッパー
バー７６を他の適当な手段たとえばグリップフィンガー
や同種の装置で置き換えてもよいことはわかるであろ
う。

【００１５】チェーンは、原稿再循環通路８２のほか
に、原稿入力区域５１から像形成区域５２を通って原稿
解放区域８０までの原稿移動通路を形成している。本実
施例のグリッパーバー７６を搬送するチェーン／スプロ
ケット駆動装置を、別の手段たとえばベルト／プーリー
駆動装置で置き換えることができることは、聞き及んで
いるであろうし、理解されるであろう。以下詳しく説明
するように、グリッパーバー７６は、原稿入力区域５１
で原稿の前縁をしっかりつかみ；原稿入力区域５１から
像形成区域５２を通って選択解放区域８０まで一定速度
で原稿を搬送し；再循環しない原稿を解放区域８０で解
放し；そして別の原稿を挿入するか、解放しなかった原
稿を再循環させるために入力区域８０へ戻すように機能
する。このため、搬送装置４０は、駆動機構５４で原稿
を像形成部まで運んで像形成部を通過させた後、上記原
稿を選択的に解放または再循環させる手段を備えてい
る。

【００１６】また、入力区域５１において原稿をグリッ
パーバー７６へ挿入するとき原稿を案内するために、視
覚的または機械的ガイドを設置するとよいことは理解さ
れるであろう。原稿を駆動して像形成区域５２を通過さ
せる駆動機構５４は、像形成区域の両側に駆動ローラー
５５ｂ，５６ｂを有する。アイドラローラー５５ａ，５
６ａは、それぞれ駆動ローラー５５ｂ，５６ｂと接触し
て各ローラー対５６，５５のニップを原稿通路内に形成
する。アイドラローラー５５ａ，５６ａは、それぞれ垂
直方向に移動可能な車軸９７，９９（図２および図３参
照）に取り付けられている。図２に示すように、車軸９
７，９９はそれぞれ支持ブラケツト１０２，１０３の中
に取り付けられている。各支持ブラケットには縦溝穴１
０４が設けられていて、その溝穴に車軸９７，９９が延
びている。ばね部材１０５と、本実施例の場合には、重
力がアイドラローラー５５ａ，５６ａを駆動ローラー５
５ｂ，５６ｂに圧接する。従って、グリッパーバー７６
がローラー対５６のニップを通過している図３に示すよ
うに、細長いグリッパーバー７６がローラー対５５，５
６のニップを通過するとき、各ローラー対５５ａ，５５
ｂおよび５６ａ，５６ｂは上下に分かれる。

【００１７】図４は、原稿解放区域８０においてチェー
ン６２上に置かれたグリッパーバー７６と、駆動スプロ
ケット６５を示す。カムアクチュエータアーム１１１
は、矢印１１４で示すように、駆動車軸７１の回りに回
転できるように取り付けられたカム１１３の回転を阻止
する作動位置（図４）から、カム１１３の自由回転を許
す非作動位置へ動くことができる。カムアクチュエータ
アーム１１１が作動位置にあるときは、グリッパーバー
７６の長い部材すなわちアーム１１９がカム１１３に当
たって、カム１１３を車軸７１上で回転させる。従っ
て、カムアクチュエータアーム１１１がカム１１３の回
転を阻止している状態で、グリッパーバー７６が解放区
域８０から原稿入力区域に向かって移動すると、アーム
１９がグリッパーバー７６の上部分１２１に向けて押さ
れる。この上部分１２１はチェーンに結合され、かつグ
リッパーバー７６の下部分１２３に旋回自在に取り付け
られている。下部分１２３はアーム１１９に直接結合さ
れているので、アーム１１９が上方に押されると、図４
に示すように、下部分１２３が上部分１２１から離され
る。従って、カム１１３の運動がアーム１１１によって
阻止されているとき、グリッパーバー７６が通路に沿っ
て移動し続けると、上部分１２１と下部分１２３の間に
はさまれた原稿が解放される。

【００１８】アーム１１１の作動手段は、直線運動を与
えるソレノイドであってもよいし、あるいは図１に矢印
１１５で示すように、カム１１２の運動を阻止するアク
チュエータアーム１１０に回転運動を与えるソレノイド
（図示せず）であってもよい。グリッパーバー７６にお
ける原稿の「つかみ」は、原稿の「解放」と多少異なる
ことを理解されたい。すなわち、チェーン駆動装置６１
が入力区域５１で停止したあと、グリッパーバー７６が
入力区域５１で開いて原稿が挿入され、次にアクチュエ
ータアーム１１０が引っ込められてカムが解放され、ば
ね部材１３９と磁石１４２の作用によってグリッパーバ
ーが原稿をしっかりつかむ。本実施例においては、磁石
１４２は上部分１２１に取り付けられており、下部分１
２３は強磁性材料でできている。

【００１９】図４において、グリッパーバー７６が解放
区域８０で停止したとき、ローラー対５６，５５によっ
て像形成部から送られてきた原稿がトレーの中で輪形１
３５を形成するのに助けるために、原稿キャッチトレー
１３２の上部近くに、アイドラローラー１３０が配置さ
れている。この方法により、原稿がグリッパーバー７６
から解放されると、原稿は原稿解放区域８０からトレー
の中に落下する。また、図４に示すように、グリッパー
バー７６から解放された原稿がトレー１３２の中に落下
するように、弾性材料で作られたエプロン１３３を設置
してもよい。

【００２０】図５に、グリッパーバー７６の好ましい実
施例の構成要素を詳しく示す。前に述べたように、グリ
ッパーバー７６は、下部分１２３に直接結合されたアー
ム１１９を有する。アーム１１９と下部分１２３は両方
共、上部分１２１と下部分１２３の相互にかみ合った管
状部分の間に延びた細長い部材１３８によってグリッパ
ーバー７６の上部分１２１にジョイントされている。グ
リッパーバー７６をチェーンに取り付けるピン１３６が
上部分１２１から延びている。強磁性材料で作られた下
部分１２３と、上部分１２１に固定された磁石１４２と
を接触させて原稿を両者の間にしっかりはさむために、
バネ部材１４０が設置されている。

【００２１】コントローラ３００は、この分野で周知の
形式のマイクロプロセッサが好ましいが、一連の素子で
同様な機能を行わせることもできる。すなわち、コント
ローラ３００は、クロック信号と作動信号をローラー駆
動モーター５７とチェーン駆動モーター７４へ送る。モ
ーターへ送る制御信号は、像形成区域を通る原稿の線速
度が一定であるように、そして原稿の後縁が像形成区域
５２および図１の実施例の場合のようにローラー対５６
のニップを通過したとき、より高速の再循環速度になる
ように脚色される。

【００２２】また、コントローラ３００は、命令／イン
タフェースパネル３１０に接続されている。命令／イン
タフェースパネル３１０では、マシン生成メッセージが
オペレータへ送られ、オペレータの命令がマシンへ送ら
れる。従って、図１の実施例においては、明らかなよう
に、原稿取扱い装置の動作のための制御信号はコントロ
ーラ３００によって与えられる。コントローラ３００
は、広範な文献たとえば米国特許第4,475,156 号やその
引用文献によって実証されているように、既知のプログ
ラム可能マイクロプロセッサシステムで構成することが
好ましい。原稿取扱い装置および関連装置とは異なる場
所に、複数の、しかし相互接続されたマイクロプロセッ
サを使用することができる。コントローラ３００はここ
に記載したすべてのマシンステップおよび機能を制御す
ることが予定されている。

【００２３】また、理解されるように、センサたとえば
センサ３３０，３３１，３３３はコントローラ３００へ
情報信号を提供する。詳しく述べると、センサ３３０
は、グリッパーバーに対する原稿の挿入を表す信号と、
原稿後縁の通過を表す信号を発生し、センサ３３１はグ
リッパーバーの通過を表す信号と、像形成する原稿の存
在を表す信号と、原稿後縁の通過を表す信号を発生し、
同様にセンサ３３３はグリッパーバーの通過を表す信号
と、原稿の存在を表す信号と、原稿後縁を表す信号を発
生する。上記のセンサおよび他のセンサからの情報信号
の組合せのほかに、コントローラ３００へ提供される他
の情報信号や比較信号を用いて、原稿長さの決定、像形
成処理の中止、および他のいろいろな諸機能たとえば原
稿の解放、ローラー駆動装置やチェーン駆動装置の駆動
速度の調整のほか、チェーン駆動装置の停止や始動を行
わせることができる。

【００２４】

【発明の効果】以上の説明から、本発明によって、取り
扱う原稿のサイズに関係なく、像形成後、原稿をより速
い速度で再循環させることができる原稿搬送装置が得ら
れることが理解されるであろう。すなわち、取り扱う原
稿の長さよりもエンドレス軌道の長さをかなり短くする
ことができるので、取り扱う原稿の長さは軌道の長さに
よって決まらない。実例として、出願人が制作した実施
例においては、全長約２６″のエンドレス軌道で長さ６
０″の原稿を取り扱った。さらに長い原稿を同様に取り
扱えることも明らかであった。最後に、どんな問題も起
こらずに、またどんな改造もせずに、より小形の原稿を
同じように取り扱えたことを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

【図１】大形の原稿を像形成部へ（から）搬送するよう
に特別に改造した、本発明の原稿搬送装置を示す略正面
図である。

【図２】図１の原稿搬送装置の一部の拡大正面図であ
る。

【図３】図２のローラー対の１つの拡大正面図である。

【図４】図１の原稿搬送装置の一部の拡大正面図であ
る。

【図５】図１の原稿搬送装置のグリッパーバーの拡大正
面図である。

【符号の説明】

４０ 原稿搬送装置 ５０ 透明プラテン ５１ 原稿挿入区域 ５２ 像形成区域 ５３ 原稿 ５４ 搬送機構 ５５，５６ 原稿送りローラー対 ５７ ローラー駆動モーター ５８ 露光ランプ ６０ イメージ入力装置 ６１ チェーン駆動装置 ６２ チェーン ６４ アイドラスプロケット ６５ 駆動スプロケット ６７ アイドラ車軸 ７１ 駆動車軸 ７４ チェーン駆動モーター ７６ 原稿グリッパーバー ８０ 原稿解放区域 ８２ 原稿再循環通路 ９７，９９ アイドラローラーの車軸 １０２，１０３ 支持ブラケツト １０４ 縦溝穴 １１０，１１１ カムアクチュエータアーム １１２，１１３ カム １１４ 移動方向 １１５ 回転方向 １１９ アーム １２１ グリッパーバーの上部分 １２３ グリッパーバーの下部分 １３０ アイドラローラー １３２ 原稿キャッチトレー １３５ 輪形 １３６ ピン １３９，１４０ ばね部材 １４２ 磁石 ３００ コントローラ ３１０ 命令／インタフェースパネル ３３０，３３０，３３３ センサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 大形の原稿を搬送して像形成部を通過さ
   せる原稿搬送装置であって、 エンドレス原稿通路を形成する手段、 大形原稿の前縁を選択的かつ解放可能にしっかりつかむ
   グリッパーバー、 グリッパーバーでつかまれた原稿の前縁が所定の像形成
   速度で像形成部を通過するように、グリッパーバーを前
   記原稿通路に沿って所定の像形成速度で動かす第１手
   段、 前記グリッパーバーとは無関係に、像形成部に近い原稿
   通路において原稿を駆動し、所定の像形成速度で像形成
   部を通過させる手段、 前記グリッパーバーを原稿通路に沿った像形成部より下
   流の第１位置と、像形成部より上流の第２位置に停止さ
   せる手段、および前記グリッパーバーを第１位置から第
   ２位置へ像形成速度より大きな再循環速度で動かす第２
   手段、を備えていることを特徴とする原稿搬送装置。