JP3306323B2 - 折り込み、再膨脹した熱交換器用管およびその集合体 - Google Patents

折り込み、再膨脹した熱交換器用管およびその集合体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な薄肉熱交換器用
管と、その薄肉熱交換器用管を用いた熱交換器集合体の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで何十年にわたって、アルミニウ
ム製蒸発器コイルが霜無し冷蔵システムで使用されてき
た。その採用および使用は、冷蔵システムの運転効率、
およびより少ない冷媒の使用の両面での絶え間のない改
良と、競合する技術との対比において費用対効果の大き
い製造方法に基づいている。たとえば、代表的なものと
して、過去20年間のうちに管の壁厚は約0.9mmか
ら約0.5mmへと減少した。さらに、同じ期間に、フ
ィンの厚さも0.25mmから0.15mmへと減少し
た。一般に、完成蒸発器の必要とする 破裂強さは最高
で僅かに35kg/cm程度であり、一方、最新モデ
ルの管では、もっとも薄い壁厚の場合でも70kg/c
程度の破裂強さを有しているので、十分な安全率以
上となっている。そのため、上記のような壁厚材料の節
約が可能となった。
【0003】しかしながら、熱交換器集合体製造者が直
面している問題は、そのように薄い壁厚を有する管、す
なわち薄肉管の受入れ可能な加工方法の発明である。従
来技術の方法において明らかな問題のひとつは、小さな
半径で薄肉管を曲げて、いわゆる「曲げ戻り」を作る要
求である。薄肉管は、曲げ心金を用いて管内部から支持
するか、あるいは、これまで長年にわたってこのタイプ
の蒸発器コイルの加工に際して行われてきたようにスペ
ーサを用いて外部から支持するかして曲げる必要があ
り、支持しない場合には潰れが生じる。内部から支持す
る方法は新冷媒の清浄度に対する要求から、現在、経済
的ではない。さらに、加工方法によっては、薄肉管をフ
ィンの列を貫通して押したり、引いたりする場合に、継
ぎ輪のついたフィンセットを用いることを要求する。熱
交換器用薄肉管は十分な強度および剛性を有していない
ので、一般に加工時のこのような取り扱いは不適当であ
る。
【0004】これまで、熱交換器用薄肉管を含めた「
り返し曲げ(return bend)」を作る種々の
方法が開示されている。その一つの方法は、心金のまわ
りに管を巻くときにスペーサを用い、それによって管の
折り返し曲げ部分の座屈(潰れ)を制御し、その座屈は
後に管内部に圧力をかけて膨脹させ、元の大きさ、形状
に戻す。その技術については、たとえば、本願発明者に
与えられた米国特許第5、228、198号を参照され
たい。一方、熱交換器用薄肉管の断面形状を、フィンセ
ット、すなわちフィンの列に設けられた鍵孔状細孔に合
うように楕円形とし、後に管内部に圧力をかけて再膨脹
させ、元の大きさ、形状に戻す技術が開示されている。
その技術については、たとえば、本願発明者に与えられ
た米国特許第4、778、004号、および第4、81
8、311号を参照されたい。しかしながら、これらの
方法では、いずれも管が潰れるのを防止するために管の
折り返しげ部分を外部で支持する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、加工および組立てが容易な側面入り口型熱交換器集
合体に用いる、実質的にその管の全長にわたって座屈側
壁を有する熱交換器用薄肉細長管の加工および利用に関
する新規な方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的の一つは、従来の熱交換
器集合体よりも小型で頑丈であり、かつ従来の冷蔵シス
テムよりも高効率な薄肉熱交換器集合体を提供すること
にある。
【0007】本発明のさらに他の目的の一つは、継ぎ
輪、あるいはその他の装置を用いることなしに、蛇行管
を容易に関連するフィンセットに挿入、組立てること
可能ならしめることにある。
【0008】本発明のさらに他の目的の一つは、実質的
にその管の全長にわたって座屈側壁を有する熱交換器用
薄肉細長の座屈管を、それより大なる直径を有する直
管内に挿入し、その後に再膨脹させることによって外側
の管と堅い結合および密閉を形成させ、内側の管の漏洩
に対する保護体とした新規な熱交換器用薄肉座屈管管
用にある。これにより、可燃性冷媒を有する冷蔵シ
ステムにおいて、本願の熱交換器集合体の使用が可能と
なる。
【0009】本発明のさらに他の目的の一つは、新規な
熱交換器用管を提供することにある。すなわち、座屈管
の細長いくぼみ内に加熱線を設け、その管と加熱線をそ
の管より大なる直径を有する直管内に挿入し、その後に
再膨脹させることによって外側のとの間に堅い結合
および密閉を形成させ、熱交換器用管間の加熱線がフィ
ンセット、すなわちフィンの列に隣接して位置し、熱交
換器集合体の脱霜を容易に行える構造の熱交換器用管を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、熱交換
器用薄肉管を折り込み機構、あるいはヨーデル型圧
延機に通して、実質的に管の全長に及ぶ座屈側壁によっ
て形成される、管の径方向に細長く凹んだ一つのくぼみ
を有する座屈管を形成する。その座屈管の断面は、実質
的に管の全長に及ぶ細長いへこみ、即ち溝あるいは開口
部を有する。管を圧縮、あるいは座屈させて実質的に管
の全長に及ぶ細長いへこみ、あるいは開口部を形成した
場合の効果、熱交換器用管の実効的な直径減少
、実効的な管壁厚さ増大することである。そのよう
な管構造によって、より小さな直径を有し弾力のある管
を、座屈壁によって曲げ領域の管の潰れを防ぎなが
、心棒(マンドレル)の周囲に巻つけることが可能に
なる。このように、管の実効的な直径を減少させなが
ら、実効的な管壁厚さを増大させることによって、熱交
換器用管を曲げて蛇行コイルを成形する際に、より小さ
い心を用いることが可能になる。壁厚0.36mm以
下の座屈管を12.7mm以下の心に巻き付けるこ
とによって、曲面における隣接管間の距離を、従来の
熱交換器集合体の実態である15.9mm以上に代わっ
て、12.7mm以下とした完成コイルを提供すること
が可能となる。この構造によって、ある与えられたコイ
ル配置において、管密度を従来構造の場合に比べて、2
0%まで増大させることができる。これは、熱交換器集
合体製造上、顕著な要因である。
【0011】さらに、本発明によれば、細長管を内側
に折り込み、実質的に管の全長に及ぶ座屈側壁部分を設
けることは、折り込み部分の内壁表面が、実際上、管の
反対側壁面に接触するか、あるいは接触、あるいはかみ
あうほど近くまでになった管を提供することになる。そ
のような管構造は、曲げ作業時に、心と直接接触する
管の部分が、心から離れるように動くことによって生
じる「空洞欠陥」あるいは「へこみ欠陥」の発生を防止
する。そのような「空洞欠陥」あるいは「へこみ欠陥」
は、一般に、管加工工程における再膨脹によって回復す
ることはない。心棒とかみあっている側壁と接触する
対側の管の側壁は、管の心棒への巻き付け時に「空洞欠
陥」あるいは「へこみ欠陥」の発生を防止する管壁の補
強効果をもたらし、曲げの目的に適した実的な壁厚さ
の増大をもたらす。
【0012】本発明によって熱交換器用管を加工中に、
熱交換器用管の少なくとも一端の端から約152mm
ないし305mmの範囲は、折り込み機構あるいは折り
込み手段に付している際には座屈せず、押出し時の円形
断面を保持する。円形の端部構造は、再膨脹時に加圧装
置の取付け、あるいは接続を容易にする。
【0013】このように、本発明は、多径心棒セット
に熱交換器用座屈管を巻つける工程において、スペ
ーサの使用を必要とせずに熱交換器集合体を製造する製
造方法を開示する。さらに、本発明は、薄肉の熱交換器
座屈管を用いて、従来技術で実現している心よりも
さらに小さな寸法の心を用いて、より高い空間密度の
管配置を有する熱交換器集合体を提供する。さらに、冷
蔵産業が使用可能な種々の異なる寸法の心および大き
な設計の自由度が存在し、それによって、冷蔵システム
の蒸発器効率が増大する。また、本発明によれば、蛇行
熱交換器用細長管を有する熱交換器集合体の製造に、
これまで使用が可能であったものよりもさらに薄い厚さ
のフィンおよび薄い壁厚の管の使用が可能となり、その
結果、実質的に加工コストがやすく、さらに効率の良い
管となる。
【0014】上記したごとく、本発明によれば、蛇行型
熱交換器集合体の製造に用いられる管曲げ機構が著しく
単純化され、また、本発明によれば、熱交換器集合体製
造時の設備コストの初期投資が軽減される。
【0015】また、本発明によれば、フィンセットに対
応する交換器用管の構成、配置に大きな自由度がもたら
されるので、設計者が同じ一つの完成製品内で管および
フィン密度を変更することが可能になる。
【0016】本発明は、以下に詳細に述べ、あるいは図
面で示し、特に、付属する特許請求の範囲で指摘する新
規な特徴と構造とからなるが、本願の意図するところを
失わず、あるいは本願のいかなる効果を損なうことな
く、細部において種々の変更が可能であることは理解さ
れなければならない。
【0017】
【実施例】参照図面において、同じ、あるいは同様な部
品は各図面共通で同じ番号で示した。以下、図面を参照
して説明する。
【0018】熱交換器集合体10(図8)は、押出し円
形形状の一体長さの熱交換器用管12(図1および図
2)を有する。家庭用冷蔵システムの熱交換器に用いら
れる代表的な管12は、外径6.35mmから12.7
0mm、壁厚さ14は約0.254mmから0.762
mmの範囲にあり、計算では最小の破裂強度を有する。
壁厚さ14は押出し加工で選定した材料の種類、たと
えばAA1050級アルミニウム、ならびにアルミニウ
ムの押出し加工に許される許容差に依存する。この段階
の管12は、押出し直後のアルミニウムの微細構造
硬度とを有する押出し加工されたままの円形形状で
る。
【0019】管12は、完成熱交換器集合体の必要とす
る蛇行形状管の長さに、各集合体ごとに切断する。この
長さは、たとえば、457cmと短いものから1524
cmと長いものまで、冷蔵システムが必要とする全伝熱
量に依存して異なる。
【0020】好ましくは、管から約15−30c
mの範囲は、以下に述べるように押出し加工をした円形
のままの形状保持する。次に各管の一端を、図3に
すごとく端から約15−30cmの範囲まで圧縮手
段、あるいはヨーデル型圧延機15に挿入する。
【0021】図2、図3において、熱交換器用の薄肉管
12は、成形溝のある金型15aを有する成形機構圧縮
手段(例えばヨ−デル型圧延機15を通す。金型15
aと圧縮輪あるいは圧縮手段との組み合わせにより、
質的に管全長に及ぶ座屈側壁16(図4)を有する座屈
管13が作られる。座屈管13の断面は、図4に示すご
とく、実質的に熱交換器用管の全長に及ぶ細長いくぼみ
18を有する。管12を圧縮して座屈させ、折り込みを
設けた座屈管13内に実質的に管の全長に及ぶ細長く凹
んだくぼみ18を形成させることは、図9に示よう
に、熱交換器用の管13の実質的直径を減少せしめ、
同時に実質的な管の壁厚さ14を増大せしめる効果があ
る。そのような管構造によって、実質的に直径が小さく
なった座屈管13を種々の直径の心棒21、21´を有
する心棒セット20を用いて、曲げ領域で管が潰れるの
を側壁16で防止しながら、曲げることが可能となる。
したがって、座屈管13の実質的直径を減少せしめるの
と同時に、実質的に壁厚さ14を増大せしめることによ
って、熱交換器用に座屈管13を望ましい蛇行コイルと
なるように曲げる際に、より小さい径の心棒21、21
´を有する心棒セット20を用いることが可能となる。
また、そのような管構造によって、0.36mmという
薄い壁厚さの座屈管を径12.7mm以下の心棒21、
21´の周りに曲げることが可能となる。本発明のこの
方法により、屈曲面における隣接管間の距離を、従来の
熱交換器集合体の実態である15.9mm以上に代わっ
て12.7mm以下とした完成コイルを、図5に示すよ
うに心棒セットの中心軸20cを回転して心棒21、2
1´の周りに巻き付けることで、提供可能となる。圧延
機15から出た折り込みされた座屈管13は、図4に示
す構造形状を有する。この管を図6に示すように、座屈
管13のくぼみ18が心棒21、21´の表面と反対側
にくるように心棒21、21´の周りに巻つける。圧延
機15は、蛇行した熱交換器管の製作時に、管を巻き付
ける心棒に対して管が適当な位置にくるように、座屈管
のくぼみ18の位置があらかじめ決められたとおりにな
るように制御する。
【0022】実際上は、図6に示すごとく、細長いくぼ
18を有する座屈管13は、常にくぼみ18が心棒2
1、21′の表面の反対側になるようにして多径心棒セ
ット20に供給される。なぜならば、曲げ領域で管の潰
れが生じないように曲げるためには、直径が小さく壁厚
の厚い管のほうが容易であるからである。このようにし
て、管の実効(実質的)直径を減少せしめるのと同時
に、実効(実質的)壁厚さを増大せしめることによっ
て、より小さい径の心棒21、21′を曲げ加工に用い
ることが可能となる。たとえば、従来の加工方法では、
外形7.9mm,壁厚さ0.56mmの管は潰れて使用
できなかった。しかし、上記のごとく、本発明の方法に
よれば、ある与えられたコイル配置において、管密度を
従来技術で可能な構造の場合に比べて、20%まで増大
させることができる。また、本発明によれば、ある与え
られた熱交換器の大きさに比例して管の直径および壁厚
さは種々に変るが、本発明はすべての範囲の直径および
壁厚さに適用可能であることは注目されるべきである。
【0023】熱交換器用管12の少なくとも一端は、
上記のごとく折り込む(座屈させる)ことはしないのも
本発明の一面である。少なくとも管の一端を押出し加工
のままに円形形状で残す目的は、再膨脹時に加圧器への
取付けが容易に行えるからである。
【0024】上記したごとく、図6は、心棒21、2
1′の表面へ座屈管を巻き付ける好適な方法を示す。
管13のくぼみ18を心の反対側におき、再膨脹に
よって管が外側に広がり、元の円形、あるいはそれに近
い円形に戻れるようにする。また、本発明によれば、図
では16として示した細長い内側に折れ込んだ側壁は、
座屈管13の反対側の内壁16aと接触、あるいはほぼ
接触するぐらいに近接することが好適である。その目的
は、曲げ加工時に実際に心と接触する部分の管が心
から離れて変位し、「空洞欠陥」あるいは「へこみ欠
陥」を形成することを防止することにある。そのような
「空洞欠陥」あるいは「へこみ欠陥」は、管加工時の再
膨脹の工程でも再び円形に戻ることはない。内側に折れ
込み、心棒21、21′の面と接触する座屈管13の
反対側の内壁16aと接触した側壁16は、巻き付け時
に、管が陥没あるいはへこみを生じないように管壁を補
強する効果があり、曲げの目的に対して、見かけ上、あ
るいは実効的に壁厚さを増大する効果を有する。
【0025】図5および図6に示すごとく、曲げ戻りの
うちのいくつかは、他の曲げ戻りと異なる半径を有す
る。曲げ半径を異なるものとする目的は、後の工程で管
を種々の空間配置、すなわち「飛び越え」の位置に配置
させることを可能とし、あるいは何らかの理由で完成管
を完成熱交換器集合体内の、ほとんど、どの位置にでも
配置することを可能とするためである。図6は、たとえ
ば、霜無し冷蔵庫において、霜を捕獲する目的で種々の
管の空間配置をとる際に用いる一つの提案された管配置
を示すものである。
【0026】図7は、くぼみ18を有する螺旋形に巻い
た蛇行型管17を、心からはずし、フィンセット、す
なわちフィン列24の細孔、すなわちフィン孔22に挿
入するところを示す。従来技術と異なり、本発明に関わ
る未膨脹の折り込み蛇行型管17は、それが挿入される
フィンセット、すなわちフィンの列24の細孔、すなわ
ちフィン孔22よりも小さな直径を有する。したがっ
て、蛇行型管17をフィン孔22に滑り込ませ、位置決
めを容易にするために、従来技術による加工方法では必
要とされた継ぎ輪、あるいはその他の装置は、もはや、
不必要である。このように、本発明によれば、細長い折
り込み、すなわち座屈を有する蛇行型管17は、他の加
工方法よりも容易にフィンセット、すなわちフィンの列
に挿入できる。さらに本発明によれば、蛇行曲げ戻り管
を挿入する「犬骨」形フィン孔22(図7)は、従来必
要とされたものよりも狭くてすみ、そのため完成熱交換
器集合体のフィン表面積が大きくなる。また、冷間加工
のために、折り込み蛇行型管17は頑丈であり、フィン
細孔、すなわちフィン孔22内により容易に滑り込ませ
ることが可能である。
【0027】図8は、再膨脹させて新しい形状、この場
合は実質的に円形となった蛇行型管17および結果と
して得られた熱交換器集合体10を示す。この工程にお
いて、膨脹した管の側壁16はフィンセット、すなわち
フィン列24と密接に接触して膨脹管とフィン列との接
触を固定し、管とフィンの優れた結合を形成し、その結
果、優れた熱伝導性を実現する。再膨脹過程は極めて早
く、ある点の座屈管13の膨脹はフィンセット、すなわ
ちフィン列をその点から移動させることはない。なぜな
らば、フィンの質量が加速されて膨脹した管から離れて
移動するのに十分な時間がないからである。座屈管をフ
ィンセット、すなわちフィン列24のフィン孔22内の
適当な位置に配置して保持した後、座屈管13を膨脹さ
せることによって、膨脹した管はフィン細孔、すなわち
フィン孔22の幾何学的形状と適合する。
【0028】図9および図10は、本発明の別の実施
例、すなわち、管中管配置を示す。この場合、座屈管1
3をより大きな直径を有する直管25内に挿入した後に
再膨脹し、座屈管外表面と直管25の内表面間に強固な
結合を形成する。その後、両方の管を一緒に通常の方法
で蛇行させ、フィン付けをすることが可能である。この
実施例は保護体付き内管を提供するが、これはこれまで
の保護体付き内管製造方法では得られなかったものであ
る。上記のごとく、本発明の重要な一面は、再膨脹にあ
たって、座屈管13の細長いくぼみ18は再膨脹して円
形に完全に戻るわけではなく、二つの管の壁間に細長い
通気口26を形成する点にある。この細長い通気口26
は、冷媒を入れた内管が漏洩したときに漏洩気体の抜け
道として用いられる。この設計は、特に、可燃性冷媒を
使用する冷蔵システムの設計に際して有用である。
【0029】図11および図12は、本発明の管中管配
置のさらに別の実施例を示す。この場合、細長い加熱線
27を座屈管13の細長いくぼみ18内に配置する。す
でに上記図9および10についての説明で述べたごと
く、再膨脹にあたって、座屈管13の細長いくぼみ18
は再膨脹して円形に完全に戻るわけではない。したがっ
て、加熱線27は、二つの管の壁間に形成される細長い
通気口26内に配置される。この構造によって、加熱線
を熱交換器用管内部に、しかも霜の源であるフィンセッ
ト、すなわちフィンの列に隣接した加熱位置に配置する
ことが可能になる。この構造によって、少ない電力消費
量で熱交換器集合体の霜取りが容易に行なえる。
【0030】図13−図15は、別のタイプの完成熱交
換器集合体10を示す。この集合体では、細長い座屈管
13をフィンセット、すなわちフィン列24のフィン孔
22に挿入して貫通することによって、フィンセット、
すなわち、フィン列24を、細長い座屈管13(図1
3)のあらかじめ定められた位置に配置し、その後に、
フィンセットを有する管を心20セットの心棒21、
21′(図14)のまわりで曲げ、さらに再膨脹させ
る。再膨脹の工程で、それぞれのフィンは、図15に示
されるように管の所定の位置に固定され、熱交換器集合
体10が完成する。本発明のこの実施例において、管と
フィンとの接触を増加させ、管とフィン間の伝熱抵抗を
減少せしめるために種々の形の継ぎ輪を設けることも可
能である。フィンセットを有する座屈管を再膨脹させる
方法は、熱交換器の設計者に、配管の配置設計のみなら
ず、完成コイル内のフィンの形状、フィン列の位置につ
いても大きな自由度を与える。また、その集合体におい
て、フィンが膨脹した管を支持しないので、従来技術に
よるものよりも薄いフィン、および薄い管壁厚さの使用
が可能となる。
【0031】本発明によれば、熱交換器集合体の新規な
製造方法が開示され、その方法には、熱交換器用薄肉管
を折り込み機構を通過させ、実質的に管の全長に及ぶ座
屈した側壁を有する座屈管を供給する工程も含む。細長
い熱交換器用座屈管を多径あるいは一定直径の成形心
の周囲に巻き付けて曲げ、螺旋形に巻いた蛇行熱交換
器用管を成形する。螺旋形に巻いた蛇行熱交換器用管
は、第一および第二並行フィン表面を有する熱交換板列
と一列に並び、その第一および第二並行フィンは一列に
並んだ開口を有する。螺旋形に巻かれて成形された蛇行
熱交換器用管を、熱交換板列の開口内に挿入する。そ
の後、管を再膨脹して熱交換器用管の座屈部分を外側へ
押出し、フィンの表面と接触、結合して膨脹した管と各
フィンとを固定し、熱交換器集合体を完成する。
【0032】さらに、開口を有する各折り込みフィンセ
ット、すなわちフィン列を、細長い熱交換器用座屈管の
特定位置に配置することを含む熱交換器集合体の製作方
法も本発明の範囲内である。管の特定位置に設けられた
フィンセットおよびその管を心の周りに巻き付けて曲
げ、蛇行型熱交換器集合体を製作する。成形された蛇行
型熱交換器用座屈管を再膨脹して各フィンセット列の表
面と結合して固定し、熱交換器集合体を完成する。この
方法は、熱交換器の設計者に、完成コイル集合体内のフ
ィン列の位置のみならず、配管の配置設計についても大
きな自由度を与える。
【0033】さらに、本発明の熱交換器集合体の製作方
法は、熱放射材料シートを交互に折り込んだアコーデオ
ン状の単一、あるいは複数の熱交換フィンセット、すな
わちフィン列を用いることを含む。フィン材料の各折り
込み面間の接合部には細孔、あるいは刻み目が設けてあ
り、それらによって一体の螺旋形に巻かれた熱交換器用
座屈管とフィンがかみあい、熱交換器集合体を形成す
る。その熱交換器集合体は、座屈管を再膨脹させてフィ
ン列を管に固定することによって完成する。実質的に、
本発明の発明者に与えられた米国特許第4、778、0
04号の開示するところは、本願の発明に参考にされ
た。
【0034】本発明においては、螺旋形に巻かれた蛇行
熱交換器用管の製作に多径成形を用いるべく
開示したが、成形は単一径のものも、もちろん、
巻き熱交換器用管の製作に使用できる。さらに、成形
として、は四角形状のもの、あるいは多角形のも
のなど、希望によって、種々の幾何学的形状のコイルに
合わせた形状のものが使用できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、実質的に管全長におよ
ぶ折り込みを有する熱交換器用の座屈管を用いて管曲
げ、およびフィン列への挿入を行い、その後に座屈管を
再膨脹させてフィンを管に固定するので、従来技術に比
し、さらに薄肉のフィンおよび熱交換器用管を用いるこ
とが可能になり、伝熱面積の増大、および管材料の節減
がもたらされる。さらに、熱交換器集合体の設計に際し
て、最適なフィン配置、および配管配置の自由度が増大
し、熱交換器集合体の高効率化がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する折り込み(屈屈)前の薄肉の
熱交換器用管の斜視図である。
【図2】図1に示した熱交換器用管の断面図である。
【図3】本発明による熱交換器用座屈管製造の際の、図
1に示す管を圧延機に通して折り込み(座屈)成形した
座屈管を示す斜視図である。
【図4】図3に示す折り込み機構を通過中の熱交換器用
管の正面図である。
【図5】本発明にしたがって、連続式巻き付け法で種々
の半径の蛇行管を曲げ加工するのに用いられる多径心
セットを示す。
【図6】本発明にしたがって、図5に示した心上に連
続的に巻き付けた図3に示した熱交換器用の座屈管を示
す。
【図7】本発明にしたがって、フィンセット、すなわち
フィンの列に設けられた開口に挿入中の、図6で成形さ
れた蛇行型熱交換器用座屈管を示す。
【図8】本発明にしたがって、内部加圧手段によって膨
脹し、フィンセット、すなわちフィンの列と結合した図
7に示した蛇行型熱交換器用管を示す。
【図9】本発明の他の実施例にしたがって、座屈管を、
より大きな直径を有する円形管内に挿入した状況を示
す、管中管の断面図である。
【図10】本発明にしたがって、内部の座屈管を内部加
圧手段によって膨脹させた後の、図9に示した管中管の
断面図である。
【図11】図9に示した管中管の熱交換器用の薄肉の
屈管の細長いくぼみ内に、さらに細長い加熱線を配置し
た、本発明の他の実施例による管中管の断面図である。
【図12】本発明にしたがって、内部の座屈管を内部加
圧手段によって膨脹させた後の、図11に示した管中管
および加熱線の断面図である。
【図13】熱交換器集合体の各パイプに対応して、それ
ぞれのフィンセット、すなわちフィンの列に挿入された
図3の熱交換器用座屈管の斜視図である。
【図14】本発明にしたがって、心上に連続的に配置
された図13に示す熱交換器用座屈管を用いた熱交換器
集合体を示す。
【図15】本発明にしたがって、座屈管を内部加圧手段
によって空気膨脹させ、管とフィンセット、すなわちフ
ィンの列とを固定して完成させた図14に示した熱交換
器集合体を示す。
【符号の説明】
10 熱交換器集合体 12 熱交換器用の折り込み前の管 13 座屈管 14 管の壁厚さ 15 ヨーデル型圧延機 16 座屈管の側壁 17 蛇行型管 18 くぼみ 20 心セット21、21′ 心棒 22 フィン孔 24 フィン列 25 直管 26 通気口 27 加熱線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エイ トツド マツケイ アメリカ合衆国 イリノイ州 60443 マツテソン ハーバード レイン 751 (56)参考文献 特開 平7−305980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 1/40 F28F 1/02

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのフィンセットを有する
    側面入り口型熱交換器に用いる熱交換器用の細長い管で
    あって、該管は実質的にその管の全長にわたって設けら
    れた座屈側壁(16)によって形成される、管の径方向
    に細長く凹んだ一つのくぼみ(18)を有し、該くぼみ
    (18)は該側壁(16)が座屈管(13)の反対側の
    内壁(16a)と接触、あるいはほぼ接触するぐらいに
    近接して形成され、該くぼみ(18)は該管の実質的に
    全長さ方向に沿って延び、これにより該管を折り返し屈
    曲部で曲げることを可能にし、さらに該管を膨張させて
    上記の少なくとも一つのフィンセットと結合することを
    可能にすることを特徴とする熱交換器用の管。
  2. 【請求項2】 壁厚さが約0.25mmから0.76m
    mの範囲にあることを特徴とする請求項1記載の熱交換
    器用管。
  3. 【請求項3】 上記熱交換器用管の折り返し屈曲部
    が、心棒表面にそって曲げられることを特徴とする請求
    項2記載の熱交換器用管。
  4. 【請求項4】 上記心が、約12.7mmよりも小な
    る半径を有することを特徴とする請求項3記載の熱交換
    器用管。
  5. 【請求項5】 上記座屈側壁が、上記管の反対側の内壁
    と実質的に係合することを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器用の座屈管
  6. 【請求項6】 上記座屈側壁を有する熱交換器用の管
    は、実質的に円形の熱交換器用外側管の内部に挿入さ
    れ、上記座屈側壁を有する管が膨脹して該外側管との結
    合を可能とすることを特徴とする請求項1記載の熱交換
    器用の管
  7. 【請求項7】 上記座屈側壁を有し外側管の内部に挿入
    された上記管は、上記座屈側壁の膨脹によって、その全
    長にわたって該管と該外側管との壁間に細長い通気口を
    形成することを特徴とする請求項6記載の熱交換器用の
  8. 【請求項8】 上記座屈側壁を有し外側管の内部に挿入
    された上記管は、その全長さ方向にそって加熱線を有
    し、その加熱線は上記座屈側壁の膨脹によって、上記二
    つの管間に形成される上記細長い通気口の内部に位置す
    るように配置されることを特徴とする請求項7記載の熱
    交換器用の管
  9. 【請求項9】 上記管が、実質的に円形の端部を有する
    ことを特徴とする請 求項1記載の熱交換器用の管
  10. 【請求項10】 実質的に円形断面を有する細長い管の
    押出し工程と、完成熱交換器が必要とする長さに上記押
    出し加工された細長い管を切断する工程と、上記切断さ
    れた管を折り込み機構に通して、実質的に管の全長にお
    よぶ座屈側壁で形成される、管の径方向に細長く凹んだ
    一つのくぼみを有する管を形成する工程からなることを
    特徴とする、側面入り口型熱交換器に用いられる熱交換
    器用の管の製造方法
  11. 【請求項11】 上記押出し加工された細長い管の壁厚
    さが、約0.25mmから0.76mmの範囲にあるこ
    とを特徴とする請求項10記載の熱交換器用の管の製造
    方法
  12. 【請求項12】 薄肉熱交換器用管と、フィン孔を有す
    る少なくとも1組のフィンセットとからなる熱交換器集
    合体の製造方法において、さらに薄肉熱交換器用管を折
    り込み機構に通して、実質的に管の全長におよぶ座屈側
    壁で形成される、管の径方向に細長く凹んだ一つのくぼ
    みを有する管を形成する工程と、上記座屈側壁を有する
    管を、成形用心棒の外表面上に上記くぼみが該心棒の外
    表面と反対側になるように巻き付けて、螺旋状に巻いた
    蛇行型熱交換器用の管を形成する工程と、上記螺旋状に
    巻いた蛇行型熱交換器用の管と上記少なくとも1組のフ
    ィンセットが有するフィン孔とを位置合わせする工程
    と、該熱交換器用の管の上記座屈側壁を膨脹させて、上
    記フィンセットを膨脹した薄肉熱交換器用管に固定し、
    熱交換器集合体を形成する工程との組み合わせを有する
    ことを特徴とする熱交換器集合体の製造方法
  13. 【請求項13】 上記薄肉熱交換器用管の壁厚さが、約
    0.25mmから0.76mmの範囲にあることを特徴
    とする請求項12記載の熱交換器集合体の製造方法
  14. 【請求項14】 上記心棒の外表面が、折り込み曲げ部
    分、および異なる半径の上記螺旋状に巻いた蛇行熱交換
    器用管の4か所の曲げ部分を形成するために複数の直径
    を有することを特徴とする請求項12記載の熱交換器集
    合体の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記心棒の外表面が、実質的に同一半
    径の上記螺旋状に巻いた蛇行型熱交換器用管の折り返し
    曲げ部分を形成するために、均一な直径を有 することを
    特徴とする請求項12記載の熱交換器集合体の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 上記熱交換器集合体の製造方法が、さ
    らに上記くぼみを有する熱交換器用の細長い管を、実質
    的に円形の熱交換器用外側管の内部に挿入し、上記座屈
    側壁を有する該管を膨脹させて該熱交換器用外側管との
    結合を行う工程を有することを特徴とする請求項12記
    載の熱交換器集合体の製造方法
  17. 【請求項17】 上記座屈側壁を有する上記管の上記膨
    脹工程を上記外側管の内部で行い、結合した二つの管の
    壁間に管の全長にそって細長い通気口を形成することを
    特徴とする請求項16記載の熱交換器集合体の製造方
  18. 【請求項18】 上記座屈側壁を有する上記管は、その
    全長にそって加熱線を有し、その加熱線は上記座屈側壁
    の膨脹によって、上記細長い通気口の内部に位置するよ
    うに配置されることを特徽とする請求項17記載の熱交
    換器集合体の製造方法
  19. 【請求項19】 薄肉の熱交換器用管と、フィン孔を有
    する少なくとも1組のフィンセットとからなる熱交換器
    集合体の製造方法において、薄肉の熱交換器用管を折り
    込み機構に通して、実質的に管の全長におよぶ座屈側壁
    によって形成される、管の径方向に細長く凹んだ一つの
    くぼみを有する細長い座屈管を形成する工程と、上記座
    屈側壁を有する細長い座屈管を、上記少なくとも1組の
    フィンセットが有するフィン孔に挿入して上記少なくと
    も1組のフィンセットを上記管上に位置せしめる工程
    と、上記少なくとも1組のフィンセットを伴った上記座
    屈側壁を有する細長い座屈管を成形用心棒の外表面上に
    巻き付け、上記少なくとも1組のフィンセットを伴った
    螺旋状に巻いた蛇行型熱交換器用管を形成する工程と、
    座屈管の上記座屈側壁を膨脹させて、上記少なくとも1
    組のフィンセットを膨脹した薄肉熱交換器用管に固定し
    て熱交換器集合体を形成する工程との組み合わせを有す
    ることを特徴とする熱交換器集合体の製造方法
  20. 【請求項20】 薄肉熱交換器用管と、フィン孔を有す
    る少なくとも1組のフィンセットとからなる熱交換器集
    合体の製造方法において、薄肉熱交換器用管を折り込み
    機構に通して、実質的に管の全長におよぶ座屈側壁部分
    によって形成される、管の径方向に細長く凹んだ一つの
    くぼみを有する細長い座屈管を形成する工程と、上記座
    屈側壁部分を有する座屈管を実質的に円形の熱交換器用
    外側管 内に挿入する工程と、上記座屈側壁部分を有する
    座屈管と上記外側管を、上記少なくとも1組のフィンセ
    ットの有するフィン孔に挿入して上記少なくとも1組の
    フィンセットを上記外側管上に位置せしめる工程と、上
    記少なくとも1組のフィンセットと、上記外側管と、上
    記座屈側壁を有する座屈管を成形用心棒の外表面上に巻
    き付け、上記少なくとも1組のフィンセットを伴った螺
    旋状に巻いた蛇行型熱交換器用管を形成する工程と、該
    蛇行型熱交換器用管の上記座屈側壁を上記外側管の内部
    で膨脹させて、管同士の間を結合すると共に、上記少な
    くとも1組のフィンセットを、膨脹しそして管同士が結
    合した薄肉熱交換器用管に固定して熱交換器集合体を形
    成する工程止の組み合わせを有することを特徴とする熱
    交換器集合体の製造方法
  21. 【請求項21】 薄肉熱交換器用管と、熱放射材料シー
    トをアコーデオン状に交互に前後に折り曲げ、各折り面
    ごとにフィン細孔を設けた少なくとも1組のフィンセッ
    トとからなる熱交換器集合体の製造方法において、薄肉
    熱交換器用管を折り込み機構に通して、実質的に管の全
    長におよぶ座屈側壁によって形成される一つの深いくぼ
    みを有する細長い座屈管を形成する工程と、上記座屈側
    壁を有する座屈管を成形用心棒の外表面上に巻き付けて
    螺旋状蛇行型熱交換器用管を形成し、上記少なくとも1
    組のフィンセットが有するフィン孔を用いて上記少なく
    とも1組のフィンセットと上記螺旋状蛇行型熱交換器用
    管を結合せしめる工程と、上記座屈管の上記座屈側壁を
    膨脹させて、上記少なくとも1組のフィンセットを膨脹
    した螺旋状蛇行型薄肉熱交換器用管に固定して熱交換器
    集合体を完成する工程との組み合わせを有することを特
    徴とする熱交換器集合体の製造方法
  22. 【請求項22】 薄肉熱交換器用管と、熱放射材料シー
    トをアコーデオン状に交互に前後に折り曲げ、各折り面
    ごとにフィン細孔を設けた少なくとも1組のフィンセッ
    トとからなる熱交換器集合体の製造方法において、薄肉
    熱交換器用管を折り込み機構に通して、実質的に管の全
    長におよぶ座屈側壁によって形成される一つの深いくぼ
    みを有する細長い座屈管を形成する工程と、上記座屈側
    壁を有する座屈管を実質的に円形の熱交換器用外側管内
    に挿入する工程と、上記座屈側壁を有する座屈管と上記
    外側管とを成形用心棒の外表面上に巻き付けて螺旋状蛇
    行型熱交換器用管を形成し、上記少なくとも1組のフィ
    ンセットの有するフィン 孔を用いて上記少なくとも1組
    のフィンセットと上記螺旋状蛇行型熱交換器用管を結合
    せしめる工程と、上記外側管内の上記座屈管の上記座屈
    側壁を膨脹させて、上記少なくとも1組のフィンセット
    を膨脹した螺旋状蛇行薄肉熱交換器用管に固定して熱交
    換器集合体を完成する工程との組み合わせを有すること
    を特徴とする熱交換器集合体の製造方法
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