JP2004270916A - 二重管及びその製造方法 - Google Patents
二重管及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004270916A JP2004270916A JP2003282402A JP2003282402A JP2004270916A JP 2004270916 A JP2004270916 A JP 2004270916A JP 2003282402 A JP2003282402 A JP 2003282402A JP 2003282402 A JP2003282402 A JP 2003282402A JP 2004270916 A JP2004270916 A JP 2004270916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tube
- double
- diameter
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/18—Double-walled pipes; Multi-channel pipes or pipe assemblies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/18—Double-walled pipes; Multi-channel pipes or pipe assemblies
- F16L9/19—Multi-channel pipes or pipe assemblies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/02—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled
- F28D7/024—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled the conduits of only one medium being helically coiled tubes, the coils having a cylindrical configuration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/02—Tubular elements of cross-section which is non-circular
- F28F1/06—Tubular elements of cross-section which is non-circular crimped or corrugated in cross-section
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49879—Spaced wall tube or receptacle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Geometry (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
【課題】 緩く曲げた箇所でも、外管と内管の当たりを強くすることができ、ビビリ音の発生を防止することのできる製作簡単な二重管を提供する。
【解決手段】 第1流体を流す外管1の内部に第2流体を流す内管2を配設した二重管を得るに当たり、予め内管2を螺旋状または波状に加工し、その螺旋状または波状に加工した内管2を外管1の内部に挿入し、その状態で外管1を所定形状に曲げ変形させることにより、外管1の曲げ変形部分で内管2と外管1を圧接させた。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1流体を流す外管1の内部に第2流体を流す内管2を配設した二重管を得るに当たり、予め内管2を螺旋状または波状に加工し、その螺旋状または波状に加工した内管2を外管1の内部に挿入し、その状態で外管1を所定形状に曲げ変形させることにより、外管1の曲げ変形部分で内管2と外管1を圧接させた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用空調装置の冷媒配管などに使用される二重管及びその製造方法に関する。
冷媒を循環させるための配管部材として、外管の内部に内管を設けて二重の流路が得られるようにした二重管を用いる試みがなされている。
このような二重管を用いると、配管部材の引き回しをシンプル且つコンパクトに行うことができるので、特に車両用空調装置のように車体の構造等によって配管レイアウトが大きく制限される場合には非常に有利である。また、二重管を用いることで、空調装置の組み立て作業も簡素化されることになり、製造コストの低減も可能となる。
従来の二重管としては、図15に示すように、第1流体を流す外管1の内部に第2流体を流す内管2を配設すると共に、外管1と内管2の間に連結リブ3を設けることで、両管1、2を接続した構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような二重管は、一般的には、外管1と内管2と連結リブ3とを、アルミニウム材からの押し出し加工または引き抜き加工により一体成形することで作製している。
特開平2001−341027号公報
しかし、上記従来の連結リブ3を備えた二重管は、押し出し加工または引き抜き加工により製作する必要があるので、コスト高であった。また、管端の加工をする場合に、連結リブ3の切断工程が必要となるため、配管作業時の工数が多くなるという問題もあった。
そこで、大径の外管に後から小径の内管を挿入することで二重管を構成することが考えられる。そうできれば、外管と内管を独立管として製作できてコスト安となるからである。だが、単に外管の内部に内管を挿入しただけでは、如何に外管と内管の端部をしっかりと固定したとしても、途中で内管と外管が接触した場合に車両振動などによりビビリ音が発生する可能性がある。
例えば、図16に示すように、外管1内に内管2を挿入した状態で、求める配管レイアウトに対応した形状に二重管を曲げ加工すると、内管2と外管1が接触する箇所A、B、C、Dが生じ、その箇所で車両振動によりビビリ音が発生する可能性がある。特に配管の長さが長い場合、外管1の中で内管2がたるむ部分Eが生じるため、そのたるみ部分Eでの接触箇所Cにおいて大きなビビリ音が発生する可能性がある。
これを解消するため、図17に示すように曲げの曲率を小さくし(つまり、きつく曲げ)、接触箇所A、Bにおいて内管2が外管1の内壁に強く当たるようにすれば、ビビリ音の発生を抑えることができる。しかし、必ずしも全部の部分を小さい曲率で曲げられるとは限らず、図18に示すような緩い曲がり箇所があると、その接触部分Aの当たりが弱くなってしまい、ビビリ音の発生が避けられない可能性がある。
本発明は、上記事情を考慮し、小さく曲げた箇所でも、外管と内管の当たりを強くすることができ、ビビリ音の発生を防止することのできる製作簡単な二重管及びその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明の二重管は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管において、前記内管を螺旋状に形成した上で前記外管の内部に挿入し、内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項2の発明の二重管は、請求項1記載の二重管であって、前記内管の螺旋外径を前記外管の内径と等しいか小さくした上で、内管を外管の内部に挿入し、しかる後に前記外管を曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項3の発明の二重管は、請求項1記載の二重管であって、前記内管の螺旋外径を前記外管の内径より等しいか小さくした上で、内管を外管の内部に挿入し、しかる後に、外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項4の発明の二重管は、請求項1記載の二重管であって、前記内管の螺旋外径を前記外管の内径よりも大きくした上で、内管を外管の内部に挿入することにより、内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項5記載の二重管の製造方法は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、予め前記内管をその螺旋外径が前記外管の内径と等しいか小さい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を所定形状に曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項6の発明の二重管の製造方法は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、予め前記内管をその螺旋外径が前記外管の内径と等しいか小さい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項7の発明の二重管の製造方法は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、予め前記内管をその螺旋外径が前記外管の内径よりも大きい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を前記外管の内部に挿入することにより、螺旋状に加工した内管のバネ反力で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項8の発明の二重管の製造方法は、請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、2本の直線状の内管を互いに螺旋状に巻き付けた後、相互に解いて、内管を螺旋状に加工したことを特徴とする。
請求項9の発明の二重管の製造方法は、請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、直線状の内管を円柱形の芯材に螺旋状に巻き付けた後、解いて、内管を螺旋状に加工したことを特徴とする。
請求項10の発明の二重管の製造方法は、請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、直線状の内管を円柱形の芯材に螺旋状に巻き付けた後、解いて、内管を所望の螺旋外径よりも大きな螺旋状にし、しかる後に、内管を螺旋軸方向に引き伸ばすことで所望の螺旋外径に加工したことを特徴とする。
請求項11の発明の二重管は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管において、前記内管を波状に形成した上で前記外管の内部に挿入し、内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項12の発明の二重管は、請求項11記載の二重管であって、前記内管の振幅を前記外管の内径と等しいか小さくした上で、内管を外管の内部に挿入し、しかる後に前記外管を曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項13の発明の二重管は、請求項11記載の二重管であって、前記内管の振幅を前記外管の内径より等しいか小さくした上で、内管を外管の内部に挿入し、しかる後に、外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項14の発明の二重管は、請求項11記載の二重管であって、前記内管の振幅を前記外管の内径よりも大きくした上で、内管を外管の内部に挿入することにより、内管と外管を圧接させたことを特徴とする。
請求項15の発明の二重管の製造方法は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、予め前記内管をその振幅が前記外管の内径と等しいか小さい波状に加工し、その波状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を所定形状に曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項16の発明の二重管の製造方法は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、予め前記内管をその振幅が前記外管の内径と等しいか小さい波状に加工し、その波状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項17の発明の二重管は、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管をその振幅が前記外管の内径よりも大きい波状に加工し、その波状に加工した内管を前記外管の内部に挿入することにより、波状に加工した内管のバネ反力で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
予め前記内管をその振幅が前記外管の内径よりも大きい波状に加工し、その波状に加工した内管を前記外管の内部に挿入することにより、波状に加工した内管のバネ反力で内管と外管を圧接させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内管を螺旋状に形成した上で外管内に挿入して、内管と外管を圧接させたので、外管を緩やかに曲げ加工した箇所でも、確実に内管と外管を強く圧接させることができ、従って、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、螺旋状に加工した内管は、直管に比べて剛性が高まるので、振動しづらくなり、それによってもビビリ音が発生しにくくなる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができ、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易であり、また、管端の加工に手間がかかることもない。
請求項2の発明によれば、外管を曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させたので、例えば、配管レイアウトに従って外管を曲げ加工するだけで、曲げ加工部分の外管断面の扁平化あるいは縮径化により内管と外管を強く圧接させることができ、同部分におけるビビリ音の発生を簡単に防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させたので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも、内管と外管の強い圧接を実現することができ、ビビリ音の発生を防止することができる。
請求項4の発明によれば、内管の螺旋外径を外管の内径よりも大きくした上で、内管を外管の内部に挿入することにより、内管を外管の内壁に圧接させたので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも、内管と外管の強い圧接を実現することができ、ビビリ音の発生を防止することができる。
請求項5の発明によれば、予め内管を螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を外管の内部に挿入し、その状態で外管を所定形状に曲げ変形させることにより、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させるので、外管を緩やかに曲げ加工した箇所においても、確実に内管と外管を強く圧接させることができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間に設けていた連結リブが不要であるから、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。また、螺旋状に加工した内管を隙間をもって緩めの状態で外管に挿入した場合は、独立管として製作した内管を外管内に挿入する際に、余計な力を加える必要がなく製作が容易である。
請求項6の発明によれば、予め前記内管を螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を局部的または全体的に内側に変形させることにより、その変形部分で内管と外管を圧接させるので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも内管と外管の強い圧接を実現することができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。また、螺旋状に加工した内管を隙間をもって緩めの状態で外管に挿入した場合は、独立管として製作した内管を外管内に挿入する際に、余計な力を加える必要がなく製作が容易である。
請求項7の発明によれば、予め内管をその螺旋外径が外管の内径よりも大きい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管を外管の内部に挿入することにより、螺旋状に加工した内管のバネ反力で内管と外管を圧接させるので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも内管と外管の強い圧接を実現することができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。
請求項8の発明によれば、2本の直線状の内管を互いに螺旋状に巻き付けた後、相互に解いて、内管を螺旋状に加工したため、螺旋状の内管を加工するにあたり複雑な金型が不要となり、安価に螺旋状の内管を加工できる。
請求項9の発明によれば、直線状の内管を円柱形の芯材に螺旋状に巻き付けた後、解いて、内管を螺旋状に加工したため、螺旋状の内管を加工するにあたり複雑な金型が不要となり、安価に螺旋状の内管を加工できる。
請求項10の発明によれば、直線状の内管を円柱形の芯材に螺旋状に巻き付けた後、解いて、内管を所望の螺旋外径よりも大きな螺旋状にし、しかる後に、内管を螺旋軸方向に引き伸ばすことで所望の螺旋外径に加工したため、螺旋状の内管を加工するにあたり複雑な金型が不要となり、安価に螺旋状の内管を加工できる。しかも、内管を所望の螺旋外径よりも大きな螺旋状にしておき、その状態から螺旋ピッチを大きくするように引き伸ばすことで所望の螺旋外径に加工するため、外管の内部に納めた後に、内管のスプリングバックによって内管がより外管に密着することが期待される。
請求項11の発明によれば、内管を波状に形成した上で外管内に挿入して、内管と外管を圧接させたので、外管を緩やかに曲げ加工した箇所でも、確実に内管と外管を強く圧接させることができ、従って、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、波状に加工した内管は、直管に比べて剛性が高まるので、振動しづらくなり、それによってもビビリ音が発生しにくくなる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができ、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易であり、また、管端の加工に手間がかかることもない。
請求項12の発明によれば、外管を曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させたので、例えば、配管レイアウトに従って外管を曲げ加工するだけで、曲げ加工部分の外管断面の扁平化あるいは縮径化により内管と外管を強く圧接させることができ、同部分におけるビビリ音の発生を簡単に防ぐことができる。
請求項13の発明によれば、外管を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管と外管を圧接させたので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも、内管と外管の強い圧接を実現することができ、ビビリ音の発生を防止することができる。
請求項14の発明によれば、内管の振幅を外管の内径よりも大きくした上で、内管を外管の内部に挿入することにより、内管を外管の内壁に圧接させたので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも、内管と外管の強い圧接を実現することができ、ビビリ音の発生を防止することができる。
請求項15の発明によれば、予め内管を波状に加工し、その波状に加工した内管を外管の内部に挿入し、その状態で外管を所定形状に曲げ変形させることにより、その曲げ変形部分で内管と外管を圧接させるので、外管を緩やかに曲げ加工した箇所においても、確実に内管と外管を強く圧接させることができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間に設けていた連結リブが不要であるから、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。また、波状に加工した内管を隙間をもって緩めの状態で外管に挿入した場合は、独立管として製作した内管を外管内に挿入する際に、余計な力を加える必要がなく製作が容易である。
請求項16の発明によれば、予め前記内管を波状に加工し、その波状に加工した内管を前記外管の内部に挿入し、その状態で外管を局部的または全体的に内側に変形させることにより、その変形部分で内管と外管を圧接させるので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも内管と外管の強い圧接を実現することができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。また、波状に加工した内管を隙間をもって緩めの状態で外管に挿入した場合は、独立管として製作した内管を外管内に挿入する際に、余計な力を加える必要がなく製作が容易である。
請求項17の発明によれば、予め内管をその振幅が外管の内径よりも大きい波状に加工し、その波状に加工した内管を外管の内部に挿入することにより、波状に加工した内管のバネ反力で内管と外管を圧接させるので、例えば、ほとんど曲げ加工しない直管に近い部分でも内管と外管の強い圧接を実現することができ、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易で、管端の加工に手間がかかることもない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態の二重管及びその製造方法の説明図である。この二重管10は、第1流体を流す外管1の内部に第2流体を流す内管2を配設したもので、外管1と内管2の間に両者間の隙間を一定に保つ連結リブを有しない構造のものである。
この二重管10を得るには、図1(a)に示すように、予め独立管である小径の内管2を、外管1の内径よりも僅かに小さいか等しい螺旋外径の螺旋状に形成した上で、同じく独立管である大径の外管1の内部に挿入する。そして、その状態で、図1(b)に示すように、外管1を配管レイアウトに従って所定形状に曲げ変形させて、その曲げ変形部分で内管2を外管1の内壁に圧接させる。
このようにすることで、図2に曲げ方向に沿った断面を示すように、内管2と外管1が、曲げ変形部分における外管1の断面の扁平化や縮径化などによって互いに強く圧接することになる。従って、外管1を緩やかに曲げ加工した箇所においても、確実に内管2と外管1を強く圧接させることができるようになり、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、螺旋状に加工した内管2は、直管1に比べてそれ自体の剛性が高まるので、振動しづらくなり、それによってもビビリ音の発生が抑えられる。
また、螺旋状に加工した内管2を隙間をもって緩めの状態で外管1内に挿入した場合でも、配管レイアウトに従って外管1を曲げるだけで、内管2と外管1を強く圧接させることができるので、独立管として製作した内管2を外管1内に挿入する際に余計な力を加える必要がなく製作が容易にできる。
また、内管2と外管1は独立管として製作した上で互いに組み合わせるので、内管2と外管と連結リブとを、引き抜き加工や押し出し加工などにより一体に成形する場合と比べて、製作コストがかからないし、また、内管2と外管1の間には余計な連結リブが存在しないので、管端の加工に手間がかかることもない。
なお、螺旋状に加工した内管2と外管1を強く圧接させる他の方法として、例えば図3〜図6のように、外管1を局部的または全体的に内側に変形させることで、内管2と外管1とを圧接させてもよい。
図3では、外管1の管壁の一部を押し潰して断面を扁平化することにより、内管2と外管1を圧接させた場合を示している。符号5で示す部分が押し潰した部分である。
図4では、外管1を扱(しご)いて縮径化させ、それにより縮径した部分で内管2と外管1を強く圧接させている。具体的には、扱き治具21に対して外管1を矢印方向に引っ張ることにより、外管1を縮径化させ、それにより縮径した部分で内管2と外管1を強く圧接させている。
図5では、外管1を絞り加工して縮径化させ、それにより縮径した部分で内管2と外管1を強く圧接させている。具体的には、外管1をローラー22で絞り加工している。
図6では、外管1の管壁を周方向の複数箇所で加締め治具などにより押し潰して内側に突出させることで、外管1と内管2を圧接させている。符号5で示す部分が押し潰した部分であり、外管1の周方向に複数個設けられている。部分的な押し潰しは、加締め治具を用いたり、転造工具を用いたりして簡単に行うことができる。
このように外管1を局部的または全体的に内側に変形させて内管2に圧接させた場合には、後から外管1を曲げ加工するかしないかに拘わらず、内管2と外管1を強く圧接させることができる。即ち、曲げ加工しない直管部分を含めて全ての部分で、内管2と外管1の強い圧接を実現することができ、それにより、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる利点がある。しかも、螺旋状に加工した内管を隙間をもって緩めの状態で外管に挿入できるため、独立管として製作した内管を外管内に挿入する際に、余計な力を加える必要がなく製作が容易である利点もある。
次に第2実施形態の二重管の製造方法について説明する。
この製造方法では、図7に示すように、予め内管2を螺旋状に加工する際に、内管2の螺旋外径D1を、外管1の内径D2よりも大きくしておく。このように内管2を螺旋状に加工した上で、内管2を外管1の内部に挿入することにより、内管2を外管1の内壁に圧接させることができる。つまり、内管2を外管1の内部に挿入するには、内管2のバネ性を利用して螺旋の径を小さくしながら内管2を外管1の内部に押し込まなければならないから、挿入し終わった状態において、内管2のバネ反力で内管2と外管1が強く圧接することになる。つまり、D1とD2の寸法差は嵌め合い代のようなもので、この寸法差に応じた力で内管2と外管1が圧接することになる。
従って、後から外管1を曲げ加工するかしないかに拘わらず、内管2と外管1を強く圧接させることができる。即ち、曲げ加工しない直管部分を含めて全ての部分で、内管2と外管1の強い圧接を実現することができ、それにより、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、内管2と外管1は独立管として製作した上で組み合わせることができる上、内管2と外管1の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易であり、しかも管端の加工に手間がかかることもない。
ここで、内管2を螺旋状に加工する方法としては、例えば図8〜図10に示すような方法がある。
図8に示す方法は、(a)に示すように内管2を2本用意して両者を螺旋状に巻いていき、巻いた後に、(b)に示すように2本の回転を戻しながら1本づつにばらして、螺旋状の内管2を得る方法である。後は上記実施形態で詳説した如く(c)のように、螺旋加工した内管2を外管1の内部に挿入し、内管2と外管1を圧接する。
図9に示す方法は、図9(a)に示すように内管2と円柱形の芯材31を用意して、(b)のように芯材31に内管2を螺旋状に巻いていき、巻いた後に、芯材31から内管2を外して螺旋状の内管2を得る方法である。後は上記実施形態で詳説した如く(d)のように、螺旋加工した内管2を外管1の内部に挿入し、内管2と外管1を圧接する。
図10に示す方法は、まず、図10(a)に示すように内管2と求める螺旋外径D1よりも大きな螺旋外径D0となるように大径の芯材32を用意して、(b)のように芯材32に内管2を狭いピッチで螺旋状に巻いていき、巻いた後に、芯材32から内管2を外して、螺旋状の内管2を得る。次に、この螺旋状の内管2を、(c)に示すように螺旋軸方向に引き伸ばし、所望の螺旋外径D1で所望の螺旋ピッチの内管2を得る。後は、後は上記実施形態で詳説した如く(d)のように、螺旋加工した内管2を外管1の内部に挿入し、内管2と外管1を圧接する。
この図10に示す方法では、内管2を所望の螺旋外径D1よりも大きな螺旋状にしておき、その状態から螺旋ピッチを大きくするように内管2を引き伸ばすことで所望の螺旋外径D1に加工するため、内管2を外管1の内部に納めた後に内管2はそのスプリングバックによって外管1に密着することが期待される。
このような図8〜図10に示すような内管2の螺旋加工にあっては、特別な金型などが不要であるため、螺旋内管2を安価に製造できる利点がある。
なお、本発明にあっては図11に示すように、押し出し加工型23を用いて直管材(内管2)を押し出すことで螺旋化することもできるし、図12に示すように、熱間成形型24を用いて螺旋化したり、図13に示すように、モノコックベンダー25を用いて螺旋化したりすることもできる。
次に第3実施形態の二重管の製造方法を図14を参照しつつ説明する。
この製造方法では、図14(a)(b)に示すようにプレス型41により予め内管2を波状に加工した上で、(c)に示すように内管2を外管1の内部に挿入し、内管2を外管1の内壁に圧接させるものである。内管2と外管1との圧接方法は、波状内管2の振幅H(波形の高さ)の設定により上記第1、2実施形態のいずれの方法を選択してもよく、詳細な説明は省略する。なお、内管2の波形加工はもちろんプレス型以外であってもよい。
以上要するに本発明にあっては、第1流体を流す外管の内部に第2流体を流す内管を配設した二重管において、内管を螺旋状または波形状に形成した上で外管内に挿入して内管と外管を圧接させたので、外管を緩やかに曲げ加工した箇所でも、確実に内管と外管を強く圧接させることができ、従って、車両振動等の際のビビリ音の発生を防止することができる。また、螺旋状に加工した内管は、直管に比べて剛性が高まるので、振動しづらくなり、それによってもビビリ音が発生しにくくなる。また、内管と外管は独立管として製作した上で組み合わせることができ、内管と外管の間には余計な連結リブが存在しないので、製作が容易であり、また、管端の加工に手間がかかることもない。
1 外管
2 内管
31 芯材
32 芯材
D0 内管の螺旋外径
D1 内管の螺旋外径
D2 外管の内径
h 内管の振幅
2 内管
31 芯材
32 芯材
D0 内管の螺旋外径
D1 内管の螺旋外径
D2 外管の内径
h 内管の振幅
Claims (17)
- 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管において、前記内管(2)を螺旋状に形成した上で前記外管(1)の内部に挿入し、内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。
- 請求項1記載の二重管であって、
前記内管(2)の螺旋外径(D1)を前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入し、しかる後に前記外管(1)を曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 請求項1記載の二重管であって、
前記内管(2)の螺旋外径(D1)を前記外管(1)の内径(D2)より等しいか小さくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入し、しかる後に外管(2)を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 請求項1記載の二重管であって、
前記内管(2)の螺旋外径(D1)を前記外管(1)の内径(D2)よりも大きくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入することにより、内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその螺旋外径(D1)が前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入し、その状態で外管(1)を所定形状に曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその螺旋外径(D1)が前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入し、その状態で外管(1)を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその螺旋外径(D1)が前記外管(1)の内径(D2)よりも大きい螺旋状に加工し、その螺旋状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入することにより、螺旋状に加工した内管(2)のバネ反力で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。 - 請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、
2本の直線状の内管(2)を互いに螺旋状に巻き付けた後、相互にぼどいて、内管(2)を螺旋状に加工したことを特徴とする二重管の製造方法。 - 請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、 直線状の内管(2)を円柱形の芯材(31)に螺旋状に巻き付けた後、外して、内管(2)を螺旋状に加工したことを特徴とする二重管の製造方法。
- 請求項5〜7の何れか1項記載の二重管の製造方法において、
直線状の内管(2)を円柱形の芯材(32)に螺旋状に巻き付けた後、外して、内管(2)を所望の螺旋外径(D1)よりも大きな螺旋状にし、しかる後に、内管(2)を螺旋軸方向に引き伸ばすことで所望の螺旋外径(D1)に加工したことを特徴とする二重管の製造方法。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管において、前記内管(2)を波状に形成した上で前記外管(1)の内部に挿入し、内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。
- 請求項11記載の二重管であって、
前記内管(2)の振幅(H)を前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入し、しかる後に前記外管(1)を曲げ変形させ、その変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 請求項11記載の二重管であって、
前記内管(2)の振幅(H)を前記外管(1)の内径(D2)より等しいか小さくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入し、しかる後に外管(2)を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 請求項11記載の二重管であって、
前記内管(2)の振幅(H)を前記外管(1)の内径(D2)よりも大きくした上で、内管(2)を外管(1)の内部に挿入することにより、内管(2)と外管(1)を圧接させたことを特徴とする二重管。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその振幅(H)が前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さい波状に加工し、その波状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入し、その状態で外管(1)を所定形状に曲げ変形させ、その曲げ変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその振幅(H)が前記外管(1)の内径(D2)と等しいか小さい波状に加工し、その波状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入し、その状態で外管(1)を局部的または全体的に内側に変形させ、その変形部分で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。 - 第1流体を流す外管(1)の内部に第2流体を流す内管(2)を配設した二重管の製造方法において、
予め前記内管(2)をその振幅(H)が前記外管(1)の内径(D2)よりも大きい波状に加工し、その波状に加工した内管(2)を前記外管(1)の内部に挿入することにより、波状に加工した内管(2)のバネ反力で内管(2)と外管(1)を圧接させることを特徴とする二重管の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003282402A JP2004270916A (ja) | 2003-02-17 | 2003-07-30 | 二重管及びその製造方法 |
EP04003546A EP1447606B1 (en) | 2003-02-17 | 2004-02-17 | Double pipe and method of manufacturing the double pipe |
DE602004002122T DE602004002122T2 (de) | 2003-02-17 | 2004-02-17 | Doppelrohr und Verfahren zu dessen Herstellung |
US10/781,528 US7077165B2 (en) | 2003-02-17 | 2004-02-17 | Double pipe |
US11/389,796 US20060174468A1 (en) | 2003-02-17 | 2006-03-27 | Method of manufacturing double pipe |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003038626 | 2003-02-17 | ||
JP2003282402A JP2004270916A (ja) | 2003-02-17 | 2003-07-30 | 二重管及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004270916A true JP2004270916A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=32684298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003282402A Pending JP2004270916A (ja) | 2003-02-17 | 2003-07-30 | 二重管及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7077165B2 (ja) |
EP (1) | EP1447606B1 (ja) |
JP (1) | JP2004270916A (ja) |
DE (1) | DE602004002122T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030125A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Murata Mach Ltd | 工作機械のワークローディングシステム |
JP2008544166A (ja) * | 2005-06-08 | 2008-12-04 | シングル・ブイ・ムーリングス・インコーポレイテッド | 極低温対応型移送ホース |
DE102006061048B4 (de) * | 2005-12-28 | 2015-07-23 | Denso Corporation | Verfahren zur Herstellung eines Doppelrohrs |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005052972A1 (de) * | 2004-11-09 | 2006-06-14 | Denso Corp., Kariya | Doppelwandiges Rohr und dieses verwendende Kühlkreisvorrichtung |
EP1671563B1 (en) * | 2004-12-15 | 2008-02-13 | Hill-Rom Services, Inc. | Connector apparatus for an air mattress |
KR100916176B1 (ko) * | 2005-12-23 | 2009-09-08 | 피플렉스 피/에스 | 플렉시블 유체라인 및 그 제조방법 |
US8651146B2 (en) * | 2007-09-28 | 2014-02-18 | Covidien Lp | Cable stand-off |
US7896108B2 (en) * | 2008-03-06 | 2011-03-01 | Able Robert E | Dual string orbital drilling system |
US9675170B2 (en) * | 2009-11-28 | 2017-06-13 | Linak A/S | Telescopic column, preferably for furniture |
KR100959242B1 (ko) * | 2010-04-06 | 2010-05-20 | 전정자 | 다수의 내관을 갖는 합성수지제 튜브 |
KR101600296B1 (ko) * | 2010-08-18 | 2016-03-07 | 한온시스템 주식회사 | 이중관식 열교환기 및 그 제조방법 |
CN102230754A (zh) * | 2010-11-30 | 2011-11-02 | 上海科米钢管有限公司 | 换热管及换热管的在线制管加工工艺 |
CA2861893A1 (en) | 2012-01-19 | 2013-07-25 | Joseph Dugan | Internally heated fluid transfer pipes with internal helical heating ribs |
DE102013100886B4 (de) * | 2013-01-29 | 2015-01-08 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Wärmetauscher für ein Kraftfahrzeug mit einem doppelwandigen Wärmetauscherrohr |
US8739902B2 (en) | 2012-08-07 | 2014-06-03 | Dura Drilling, Inc. | High-speed triple string drilling system |
KR101249721B1 (ko) | 2012-09-05 | 2013-04-02 | 주식회사 화승알앤에이 | 열교환용 이중관 |
DE102014011188B4 (de) * | 2014-07-31 | 2018-07-19 | Drägerwerk AG & Co. KGaA | Flexibles, auziehbares, koaxiales Schlauchsystem |
CN107405223B (zh) | 2015-03-16 | 2021-03-02 | 宝洁公司 | 具有改善的强度的吸收制品 |
GB2555016B (en) | 2015-03-16 | 2021-05-12 | Procter & Gamble | Absorbent articles with improved cores |
BR112017020367B1 (pt) * | 2015-03-24 | 2022-04-19 | Sanoh Industrial Co., Ltd | Tubo automotivo |
GB201513415D0 (en) * | 2015-07-30 | 2015-09-16 | Senior Uk Ltd | Finned coaxial cooler |
CN106482568B (zh) * | 2015-08-25 | 2019-03-12 | 丹佛斯微通道换热器(嘉兴)有限公司 | 用于换热器的换热管、换热器及其装配方法 |
CN108758112B (zh) * | 2018-06-13 | 2020-08-18 | 东阳市特意新材料科技有限公司 | Pvc污水排水管 |
PL3899343T3 (pl) * | 2020-02-27 | 2023-04-24 | Swan Products Llc | Przewód giętki odporny na skręcanie |
CN112963629A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-15 | 陈瑜珍 | 一种带有连接座的双层无缝钢管 |
CN113048817A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-29 | 金竟(广州)科技有限责任公司 | 一种换热装置的制造方法 |
CN114083259B (zh) * | 2021-11-11 | 2024-09-24 | 格力电器(重庆)有限公司 | 一种自动穿管装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE144701C (ja) * | ||||
US2259433A (en) * | 1937-11-15 | 1941-10-14 | Hoover Co | Heat exchanger |
US3163707A (en) * | 1962-12-27 | 1964-12-29 | Ralph E Darling | Non-stretch flexible tube with conductors therein |
US3250420A (en) * | 1964-02-27 | 1966-05-10 | Vehoc Corp | Internal access means for containers |
US3227800A (en) * | 1964-06-03 | 1966-01-04 | Lewis A Bondon | Coaxial cable and inner conductor support member |
US3750058A (en) * | 1971-12-08 | 1973-07-31 | Bell Telephone Labor Inc | Waveguide structure utilizing compliant helical support |
DE2320125C3 (de) * | 1973-04-19 | 1980-03-06 | Spiral Tubing Corp., New Britain, Conn. (V.St.A.) | Verfahren zur Herstellung einer Rohreinheit |
US4194560A (en) * | 1976-03-19 | 1980-03-25 | Nihon Radiator Co., Ltd. | Oil cooler and method for forming it |
US4199955A (en) * | 1976-10-27 | 1980-04-29 | Sun-Econ, Inc. | Heat extraction or reclamation apparatus for refrigerating and air conditioning systems |
US4188946A (en) * | 1977-10-07 | 1980-02-19 | Rayburn Robert L | Controllable partial rebreathing anesthesia circuit and respiratory assist device |
US4336798A (en) * | 1980-10-06 | 1982-06-29 | Anthony V. Beran | Medical corrugated respiratory tube |
US4838258A (en) * | 1987-10-26 | 1989-06-13 | Gibeck-Dryden Corporation | Gas sampling lumen for breathing system |
US6009908A (en) * | 1997-10-30 | 2000-01-04 | Chrysler Corporation | Tube assembly for auxiliary heating and air conditioning system |
US6131615A (en) * | 1997-10-30 | 2000-10-17 | Bundy Corporation | Tube assembly for auxiliary heating and air conditioning system |
GB2345199B (en) * | 1998-12-22 | 2003-06-04 | Philip Head | Tubing and conductors or conduits |
FR2795806B1 (fr) * | 1999-07-02 | 2001-07-27 | Coflexip | Dispositif limiteur de propagation d'une deformation dans un tube a double paroi enroule |
JP4257039B2 (ja) | 2001-02-06 | 2009-04-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | 二重管用継手、二重管用継手と二重管とのろう付け方法 |
JP4776791B2 (ja) | 2000-03-31 | 2011-09-21 | カルソニックカンセイ株式会社 | 二重管端末加工方法 |
-
2003
- 2003-07-30 JP JP2003282402A patent/JP2004270916A/ja active Pending
-
2004
- 2004-02-17 US US10/781,528 patent/US7077165B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-02-17 EP EP04003546A patent/EP1447606B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-02-17 DE DE602004002122T patent/DE602004002122T2/de not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-03-27 US US11/389,796 patent/US20060174468A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544166A (ja) * | 2005-06-08 | 2008-12-04 | シングル・ブイ・ムーリングス・インコーポレイテッド | 極低温対応型移送ホース |
JP2007030125A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Murata Mach Ltd | 工作機械のワークローディングシステム |
DE102006061048B4 (de) * | 2005-12-28 | 2015-07-23 | Denso Corporation | Verfahren zur Herstellung eines Doppelrohrs |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7077165B2 (en) | 2006-07-18 |
DE602004002122D1 (de) | 2006-10-12 |
US20060174468A1 (en) | 2006-08-10 |
EP1447606A1 (en) | 2004-08-18 |
DE602004002122T2 (de) | 2007-01-04 |
EP1447606B1 (en) | 2006-08-30 |
US20040178627A1 (en) | 2004-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004270916A (ja) | 二重管及びその製造方法 | |
US7350823B2 (en) | Double pipe forked part structure and method of making the same | |
JP3306323B2 (ja) | 折り込み、再膨脹した熱交換器用管およびその集合体 | |
JP5192793B2 (ja) | 偏芯拡管の製造方法 | |
JP4430318B2 (ja) | 二重管 | |
JP2005172195A (ja) | 二重管及びその製造方法 | |
JP5661012B2 (ja) | 捩り管形熱交換器および捩り管形熱交換器の製造方法 | |
JPH07125529A (ja) | 管継手の製造方法 | |
JP4263991B2 (ja) | 異形曲がりテーパ管の製造方法並びにこの方法によって製造された異形曲がりテーパ管 | |
JP2005172196A (ja) | 二重管及びその製造方法 | |
JP4759868B2 (ja) | Uoe管のoプレス用金型およびuoe管の製造方法 | |
JPH11291361A (ja) | 曲り樹脂チュ―ブ及びその製造方法 | |
JP2005172198A (ja) | 二重管及びその製造方法 | |
JP2002364989A (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
KR20220083835A (ko) | 필터 소음기 및 공조 장치 | |
JP2009006391A (ja) | 配管および管端部加工方法 | |
JP4009261B2 (ja) | パイプの端部構造及びパイプの端部加工方法 | |
JP2005321122A (ja) | 管型熱交換器 | |
JP4815365B2 (ja) | フラットオーバル型フレキシブルダクト、その製造方法及び成形方法 | |
EP2392418A1 (en) | A metal pipe for conducting a medium, a pipe arrangement and a method for manufacturing a metal pipe | |
JP4917479B2 (ja) | コイルの製造方法 | |
JP2015085383A (ja) | 引抜き式拡管ユニット、装置、方法、及び熱交換器 | |
CA2530535A1 (en) | Tube bend | |
JP2005256912A (ja) | 二重管の分岐部の構造及びその製造方法 | |
JP2005188298A (ja) | 触媒コンバータ及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090915 |