JP3303655B2 - 表面処理組成物及び表面処理方法 - Google Patents

表面処理組成物及び表面処理方法

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JP3303655B2
JP3303655B2 JP05608796A JP5608796A JP3303655B2 JP 3303655 B2 JP3303655 B2 JP 3303655B2 JP 05608796 A JP05608796 A JP 05608796A JP 5608796 A JP5608796 A JP 5608796A JP 3303655 B2 JP3303655 B2 JP 3303655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面処理組成物及び
それを用いた基体の表面処理方法に関し、詳細には表面
処理組成物から基体表面への金属不純物の汚染を防止
し、安定的に極めて清浄な基体表面を達成する事ができ
る基体の表面処理組成物及び表面処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】超LSIや、TFT液晶等に代表される
各種デバイスの高集積化に伴い、基板表面の清浄化への
要求は益々厳しいものになっている。清浄化を妨げるも
のとして各種汚染物質があり、汚染物質の中でも、特に
金属汚染はデバイスの電気的特性を劣化させるものであ
り、かかる劣化を防止するためにはデバイスが形成され
る基板表面における金属不純物の濃度を極力低下させる
必要がある。そのため、基板表面を洗浄剤により洗浄す
る事が一般に行われる。
【0003】半導体洗浄工程においては、[アンモニア
+過酸化水素+水]洗浄(SC−1洗浄)(RCA Revie
w, p.187-206, June(1970)等)が、広く用いられてい
る。本洗浄は通常、40〜90℃で行われ、組成比とし
ては通常(30重量%アンモニア水):(31重量%過
酸化水素水):(水)=0.05〜1:1:5程度で使
用に供される。しかし、本洗浄法は高いパーティクル除
去能力や有機物除去能力を持つ反面、溶液中にFeやA
l、Zn、Ni等の金属が極微量存在すると、基板表面
に付着して逆汚染してしまうという問題がある。このた
め、半導体洗浄工程においては、通常、[アンモニア+
過酸化水素+水]洗浄の後に、[塩酸+過酸化水素+
水]洗浄(SC−2洗浄)等の酸性洗浄剤による洗浄を
行い、基板表面の金属汚染を除去している。
【0004】溶液中の金属不純物が基板表面に付着する
問題は、洗浄工程のみならず、シリコン基板のアルカリ
エッチングや、シリコン酸化膜の希フッ酸によるエッチ
ング工程等の、溶液を使用した基板表面処理工程全般に
おいて大きな問題となっている。希フッ酸エッチング工
程では、液中にCuやAu等の貴金属不純物があると、
シリコン表面に付着して、キャリアライフタイム等のデ
バイスの電気的特性を著しく劣化させる。また、アルカ
リエッチング工程では、液中にFeやAl等の微量金属
不純物があると、基板表面に容易に付着してしまう。そ
こでかかる汚染を防止する技術が強く求められていた。
【0005】この問題を解決するために、表面処理剤に
キレート剤等の錯化剤を添加し、液中の金属不純物を安
定な水溶性錯体として捕捉し、基板表面への付着を防止
する方法が提案されているが、特にアルカリ性表面処理
剤については基体表面に容易に金属が付着するためキレ
ート剤等の錯化剤の添加がかなりの数提案されている
(特開平6−116770等)。しかし従来から提案さ
れていた錯化剤を添加した場合、特定の金属(例えば、
Fe)に関しては付着防止、あるいは除去に顕著な効果
が見られたものの、処理液や基板を汚染しやすいFe以
外の金属(例えば、Al)については上記特許に記載の
錯化剤の効果が極めて小さく、大量の錯化剤を添加して
も十分な効果が得られないという問題があった。
【0006】そこでアルカリ洗浄剤中のAlに対する金
属付着防止能の高いキレート剤が開発されるようになっ
た。特開平7−254581号ではデスフェリオキサミ
ンB等の1分子中に−C(=O)−N(OH)−基を3
個以上含有するキレート剤が記載されている。しかしA
l以外のFe等の金属に対しては付着防止能が低いた
め、さらにFe等に効果のある他の錯化剤を添加する必
要があった。
【0007】本発明者らは、上記課題を解決するために
特願平7−191504号において、表面処理組成物中
に金属付着防止剤としてエチレンジアミンジオルトヒド
ロキシフェニル酢酸〔通称:EDDHA〕等の芳香族炭
化水素に直接結合したフェノール性OH基を含む特定の
錯化剤が含有する表面処理組成物を提案した。この表面
処理組成物は、FeだけでなくAl等の他の金属不純物
に対しても基体への処理液からの付着防止効果が著しく
向上する。
【0008】しかし上記の有機錯化剤を金属付着防止剤
として添加した表面処理組成物を使用した場合、長期間
使用した場合に金属付着防止能の性能劣化が見られた。
特にシリコンウェハの洗浄剤としてよく用いられる、ア
ンモニア/過酸化水素水にこれらの有機錯化剤を添加し
た場合、数時間で金属付着防止能が低下するという問題
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、表面処
理組成物から基体表面への金属不純物汚染が深刻な問題
となっているが、それを長期に渡って防止する技術は、
いまだ不十分である。本発明は上記問題を解決するため
になされたものであり、表面処理組成物から基体表面へ
の金属不純物の汚染を長期に渡って防止し、安定的に極
めて清浄な基体表面を達成する事ができる基体の表面処
理方法及び表面処理組成物を提供する事を目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題のために鋭意検
討を重ねた結果、有機錯化剤が酸化剤によって、酸化分
解されていたことを見いだした。さらに研究を重ねた結
果、酸化剤濃度を3重量%以下にすることで、特定の有
機錯化剤を添加含有せしめたときの、処理液から基体へ
の金属不純物の付着防止効果が長期に渡って持続する事
を見いだし、本発明に到達した。
【0011】すなわち本発明の要旨は、液媒体中にアル
キルアミンのフェノール誘導体であって、1分子中に芳
香族炭化水素に直接結合したフェノール性OH基を2個
以上有する化合物である有機錯化剤および酸化剤を含有
する表面処理組成物において、酸化剤濃度が1重量pp
m以上、3重量%以下であることを特徴とする半導体基
板用表面処理組成物、に存する。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、表面処理組成物とは、基体の洗浄、エ
ッチング、研磨、成膜等を目的として用いられる表面処
理液の総称である。本発明での半導体ウェハ等の基体の
洗浄工程において、酸化剤濃度は表面処理液組成全溶液
中の全濃度が1重量ppm以上、3重量%以下になるよ
うに添加される。このとき添加される酸化剤としては、
過酸化水素、オゾン、過塩素酸や過臭素酸等の過ハロゲ
ン酸、ペルオキソ2硫酸、硝酸等が挙げられ、とくに過
酸化水素が好ましく用いられる。
【0013】酸化剤の含有量が3重量%を越えると有機
錯化剤の分解が起こるので好ましくない。1重量ppm
未満では、酸化剤としての機能が不十分となる。酸化剤
が過酸化水素の場合、特に100重量ppm以上、3重
量%以下が好ましい。本発明における表面処理組成物と
は、基体の洗浄、エッチング、研磨、成膜等を目的とし
て用いられる表面処理液の総称である。本発明におい
て、金属付着防止剤として使用される有機錯化剤として
は、具体的には以下に記載のものが挙げられるが、アル
キルアミンのフェノール誘導体であって、1分子中に芳
香族炭化水素に直接結合したフェノール性OH基を2個
以上有する化合物である有機錯化剤であれば、特にこれ
らに限定されるものではない。
【0014】アルキルアミンのフェノール誘導体 エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸[通
称:EDDHA]、N,N−ビス(2−ヒドロキシベン
ジル)エチレンジアミン−N,N−2酢酸[通称:HB
ED]など。
【0015】有機錯化剤の選択にあたっては、基板表面
に要求される清浄度レベル、錯化剤コスト等から総合的
に判断し、選択される為、一概にどの錯化剤が最も優れ
ているとは言えないが、金属付着防止効果が極めて優れ
ている反面、酸化剤によって酸化分解され易い、エチレ
ンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸[通称:E
DDHA]等の1分子中に芳香族炭化水素基に直接結合
したフェノール性水酸基を2個以上有する化合物に本発
明を用いることにより、優れた金属付着防止効果が長期
的に維持される。
【0016】また、アルキルアミンのフェノール誘導体
であって、1分子中に芳香族炭化水素に直接結合したフ
ェノール性OH基を2個以上有する化合物である有機錯
化剤のほかに、そのほかの金属配位子を有する錯化剤を
添加し、錯化剤の種類を2種以上にするとより効果的で
ある。以下に第2成分として添加される錯化剤の具体例
を挙げるが、特にこれらに限定されるものではない。
【0017】[1]ドナー原子である硫黄または炭素を
有する錯化剤として以下の(14)及び(15)が挙げ
られる。 (14)ドナー原子である硫黄を有する錯化剤 配位基として、式HS-、S2-、S23 2-、RS-、R−CO
-、R−CSS-若しくはCS3 2-で示される基の少なく
とも1種を有するか、またはRSH、R’2S若しくは
2C=Sで示されるチオール、スルフィド若しくはチ
オカルボニル化合物から選ばれるものがある。ここでR
はアルキル基を表し、またR’はアルキル基またはアル
ケニル基を表し、さらに互いに連結して硫黄原子を含む
環を形成する事もできる。具体的には、HS-基または
2-基を有するものとして硫化水素またはその塩、ある
いは硫化アンモニウム等の硫化物;S23 2-基を有する
ものとしてチオ硫酸またはその塩;RSHまたはRS-
基を有するものとしてチオール、エタンチオール、1−
プロパンチオールなどの低級アルキルチオールまたはそ
の塩;R−COS-基を有するものとしてチオ酢酸、ジ
チオシュウ酸またはその塩;R−CSS-基を有するも
のとしてエタンジビス(ジチオ酸)、ジチオ酢酸または
その塩;CS3 2-基を有するものとして、トリチオ炭酸
またはその塩;R’2Sで示されるスルフィドとして硫
化メチル、メチルチオエタン、硫化ジエチル、硫化ビニ
ル、ベンゾチオフェンなど;R2C=S基で示されるチ
オカルボニル化合物としてプロパンチオン、2,4−ペ
ンタンジチオンなどが挙げられる。
【0018】(15)ドナー原子である炭素を有する錯
化剤 配位基として、NC-、RNC、RCC-を有するものが
ある。具体的には、シアン化水素、シアン化アンモニウ
ム等のシアン化物類、イソシアン化エチル等のイソシア
ン化物類、アリレン、金属アセチリドなど。
【0019】[2]ドナー原子である窒素を有する錯化
剤として以下の(16)から(29)が挙げられる。 (16)モノアミン類 エチルアミン、イソプロピルアミン、ビニルアミン、ジ
エチルアミン、ジプロピルアミン、N−メチルエチルア
ミン、トリエチルアミン、ベンジルアミン、アニリン、
トルイジン、エチルアニリン、キシリジン、チミルアミ
ン、2,4,6−トリメチルアニリン、ジフェニルアミ
ン、N−メチルジフェニルアミン、ビフェニリルアミ
ン、ベンジジン、クロロアニリン、ニトロソアニリン、
アミノベンゼンスルホン酸、アミノ安息香酸など。
【0020】(17)ジアミン及びポリアミン類 エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トリメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、ジアミノベンゼン、トルエンジアミン、N−メチ
ルフェニレンジアミン、トリアミノベンゼン、アミノジ
フェニルアミン、ジアミノフェニルアミンなど。
【0021】(18)アミノアルコール類 エタノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2−
アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−
2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−(エチル
アミノ)エタノール、2,2’−イミノジエタノール、
ジメチルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミ
ン、エチルジエタノールアミン、3−ジエチルアミノ−
1,2−プロパンジオール、トリエタノールアミンな
ど。
【0022】(19)アミノフェノール類 アミノフェノール、p−アミノフェノール硫酸塩、(メ
チルアミノ)フェノール、アミノレゾルシノールなど。
【0023】(20)アミノ酸類 グリシン、グリシンエチルエステル、サルコシン、アラ
ニン、アミノ酪酸、ノルバリン、バリン、イソバリン、
ノルロイシン、ロイシン、イソロイシン、セリン、L−
トレオニン、システイン、シスチン、メチオニン、オル
ニチン、リシン、アルギニン、シトルリン、アスパラギ
ン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、β−
ヒドロキシグルタミン酸、N−アセチルグリシン、グリ
シルグリシン、ジグリシルグリシン、フェニルアラニ
ン、チロシン、L−チロキシン、N−フェニルグリシ
ン、N−ベンゾイルグリシンなど。
【0024】(21)イミノカルボン酸類 イミノ2酢酸、ニトリロ3酢酸、ニトリロ3プロピオン
酸、エチレンジアミン2酢酸[通称:EDDA]、エチ
レンジアミン4酢酸[通称:EDTA]、ヒドロキシエ
チルエチレンジアミン4酢酸[通称:EDTA−O
H]、トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン4酢
酸[通称:CyDTA]、ジヒドロキシエチルグリシン
[通称:DHGE]、ジアミノプロパノール4酢酸[通
称:DPTA−OH]、ジエチレントリアミン5酢酸
[通称:DTPA]、エチレンジアミン2プロピオン2
酢酸[通称:EDDP]、グリコールエーテルジアミン
4酢酸[通称:GEDTA]、1,6−ヘキサメチレン
ジアミン4酢酸[通称:HDTA]、ヒドロキシエチル
イミノ2酢酸[通称:HIDA]、メチルEDTA(ジ
アミノプロパン4酢酸)、トリエチレンテトラミン6酢
酸[通称:TTHA]、3,3’−ジメトキシベンジジ
ン−N,N,N’,N’−4酢酸など。
【0025】(22)イミノホスホン酸類 エチレンジアミン−N,N’−ビス(メチレンホスホン
酸)[通称:EDDPO]、エチレンジアミンテトラキ
ス(メチレンホスホン酸)[通称:EDTPO]、ニト
リロトリス(メチレンホスホン酸)[通称:NTP
O]、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン
酸)[通称:ETTPO]、プロピレンジアミンテトラ
(メチレンホスホン酸)[通称:PDTMP]など。
【0026】(23)複素環式アミン類 ピリジン、コニリン、ルチジン、ピコリン、3−ピリジ
ノール、イソニコチン酸、ピコリン酸、アセチルピリジ
ン、ニトロピリジン、4−ピリドン、ビピリジル、2,
4,6−トリス(2−ピリジル)−1,3,5−トリア
ジン[通称:TPTZ]、3−(2−ピリジル)−5,
6−ビス(4−スルフォニル)−1,2,4−トリアジ
ン[通称:PDTS]、syn−フェニル−2−ピリジ
ルケトキシム[通称:PPKS]などのピリジン類、キ
ノリン、キナルジン、レピジン、ジメチルキノリン、8
−キノリノール、2−メチル−8−キノリノール、メト
キシキノリン、クロロキノリン、キノリンジオール、キ
ナルジン酸、キニン酸、ニトロキノリン、キヌリン、キ
ヌレン酸、8−アセトキシキノリン、ビシンコニン酸な
どのキノリン類、イソキノリン類、アクリジン、9−ア
クリドン、フェナントリジン、ベンゾキノリン、ベンゾ
イソキノリンなどのベンゾキノリン類、ナフトキノリン
などのナフトキノリン類、o−フェナントロリン、2,
9−ジメチル−1,10−フェナントロリン、バソクプ
ロイン、バソクプロインスルホン酸、バソフェナントロ
リン、バソフェナントロリンスルホン酸、2,9−ジメ
チル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリ
ンなどのフェナントロリン類、ピラゾール、5−ピラロ
ゾンなどのピラゾール類、イミダゾール、メチルイミダ
ゾールなどのイミダゾール類、2−イミダゾリン、イミ
ダゾリジン、エチレン尿素などのイミダゾリンおよびイ
ミダゾリジン類、ベンゾイミダゾールなどのベンゾイミ
ダゾール類、ジアジン、ピリミジン、ピラジンなどのジ
アジン類、ウラシル、チミンなどのヒドロピリミジン
類、ピペラジンなどのピペラジン類、シンノリン、フェ
ナジンなどのベンゾジアジンおよびジベンゾジアジン
類、トリアジン類、プリン類、オキサゾール、4−オキ
サゾロン、イソオキサゾール、アゾキシムなどのオキザ
ゾールおよびイソオキサゾール類、4H−1,4−オキ
サジン、モルホリンなどのオキサジン類、チアゾールお
よびベンゾチアゾール類、イソチアゾール類、チアジン
類、ピロール類、ピロリン類およびピロリジン類、イン
ドール類、インドリン類、イソインドール類、カルバゾ
ール類、インジゴ類、ポルフィリン類など。
【0027】(24)アミド及びイミド類 カルバミン酸、カルバミド酸アンモニウム、オキサミド
酸、オキサミド酸エチル、N−ニトロカルバミド酸エチ
ル、カルバニル酸、カルバニロニトリル、オキサニル
酸、ホルムアミド、ジアセトアミド、ヘキサンアミド、
アクリルアミド、乳酸アミド、シアノアセトアミド、オ
キサミド、スクシンアミド、サリチルアミド、ニトロベ
ンズアミド、スクシンイミド、マレイミド、フタル酸イ
ミドなど。
【0028】(25)アニリド類 ホルムアニリド、アセトアニリド、ヒドロキシアニリ
ド、クロロアニリド、メトキシアセトアニリド、オキサ
ニリドなど。 (26)尿素、チオ尿素及びその誘導体 尿素、N−メチル尿素、N,N’−エチリデン尿素、ア
ロファン酸、グリコルル酸、オキサルル酸、ビウレッ
ト、N−ニトロ尿素、アゾジカルボンアミド、チオ尿
素、メチルチオ尿素、ジメチルチオ尿素など。 (27)オキシム類 ホルムアルドキシム、p−ベンゾキノンジオキシム、ベ
ンズアルドキシム、ベンジルジオキシムなど。
【0029】(28)窒素同士が結合した配位基を有す
るもの アゾベンゼン、アゾトルエン、メチルレッド、アゾベン
ゼンジカルボン酸、ヒドロキシアゾベンゼン、アゾキシ
ベンゼンなどのヒドラジン及びヒドラジド類として、フ
ェニルヒドラジン、p−ブロモフェニルヒドラジン、p
−ニトロフェニルヒドラジン、N’,−フェニルアセト
ヒドラジドなどのアゾおよびアゾキシ化合物類、ヒドラ
ゾベンゼン、ヒドラゾ2安息香酸などのヒドラゾ化合物
類、オキサリックビス(サリシリデンヒドラジド)、サ
リシルアルデヒド(2−カルボキシフェニル)ヒドラゾ
ン、ベンズアルデヒドヒドラゾン、アセトアルデヒドフ
ェニルヒドラゾンなどのヒドラゾン類、ベンジリデンア
ジンなどのアジン類、ベンゾイルアジドなどのアジド
類、ベンゼンジアゾニウムクロリドなどのジアゾニウム
塩類、ベンゼンジアゾヒドロキシドなどのジアゾ化合物
類、セミカルバジドなどのセミカルバジド類、チオセミ
カルバジドなどのチオセミカルバジド類など。
【0030】(29)その他 アジ化アンモニウム、アジ化ナトリウムなどのアジ化物
類、アセトニトリルなどのニトリル類、アミド硫酸、イ
ミド2硫酸、ニトリド3硫酸、チオシアン酸、チオシア
ン酸アンモニウムなど。
【0031】[3]金属配位基としてカルボキシル基を
有する錯化剤として以下の(30)から(33)が挙げ
られる。 (30)モノカルボン酸類 ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、
デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、ステアリン酸、
アクリル酸、クロトン酸、オレイン酸、モノクロロ酢
酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、フルオロ酢酸、安
息香酸、メチル安息香酸、クロロ安息香酸、ニトロ安息
香酸、スルホカルボン酸、フェニル酢酸など。
【0032】(31)ポリカルボン酸類 シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル
酸、1,2,3−プロパントリカルボン酸、クロロコハ
ク酸、フタル酸、1,3,5−ベンゼントリカルボン
酸、ジクロロフタル酸、ニトロフタル酸、フェニルコハ
ク酸など。
【0033】(32)水酸基4以下のヒドロキシモノカ
ルボン酸類 水酸基を1つ有するものとして、グリコール酸、乳酸、
2−ヒドロキシ酪酸、ヒドロアクリル酸、ヒドロキシ安
息香酸、サリチル酸、スルホサリチル酸など、水酸基を
2つ有するものとして、グリセリン酸、8,9−ジヒド
ロキシステアリン酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、
プロトカテク酸など、水酸基を3つ有するものとして、
没食子酸など。
【0034】(33)水酸基4以下のヒドロキシジカル
ボン酸類 水酸基を1つ有するものとして、タルトロン酸、リンゴ
酸、2−ヒドロキシブタン2酢酸、2−ヒドロキシドデ
カン2酢酸、ヒドロキシフタル酸など、水酸基を2つ有
するものとして、酒石酸、3,4−ジヒドロキシフタル
酸など、水酸基を4つ有するものとして、テトラヒドロ
キシコハク酸など。
【0035】[4]金属配位基としてカルボニル基を有
する錯化剤として以下の(34)から(41)が挙げら
れる。 (34)脂肪族アルデヒド類 ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアル
デヒド、イソブチルアルデヒド、アクリルアルデヒド、
クロトンアルデヒド、クロロアセトアルデヒド、ジクロ
ロアセトアルデヒド、ブチルクロラール、ヒドロキシア
セトアルデヒド、ラクトアルデヒド、D−グリセリンア
ルデヒド、ホルマール、アセタール、ジクロロアセター
ルなど。
【0036】(35)脂肪族ケトン類 アセトン、エチルメチルケトン、2−メチルペンタノ
ン、3−ペンタノン、3ーメチル−2−ブタノン、4−
メチル−2−ペンタノン、ピナコリン、2−ヘプタノ
ン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、6−メチルーヘ
プタノン、ジイソブチルケトン、ジ−tert−ブチル
ケトン、ジヘキシルケトン、メチルビニルケトン、アリ
ルアセトン、1−クロロ−2−プロパノン、1,1−ジ
クロロ−2−プロパノン、ヒドロキシアセトン、ジヒド
ロキシアセトンなど。
【0037】(36)ポリオキソ化合物類 グリオキサール、マロンアルデヒド、スクシンアルデヒ
ドなどのジおよびポリアルデヒド類、ジアセチル、アセ
チルアセトン、アセトニルアセトンなどのジおよびポリ
ケトン類、ピルビンアルデヒド、4−オキソペンタナー
ルなどのケトアルデヒド類など。
【0038】(37)ケテン類 ケテン、ジメチルケテンなど。 (38)ケトカルボン酸およびアルデヒドカルボン酸類 4,4,4−トリフルオロ−1−フェニル−1,3−ブ
タンジオン、2,2,6,6−テトラメチル−3,5−
ヘプタンジオン、ピルビン酸、マロンアルデヒド酸、ア
セト酢酸、グリオキシル酸、メソシュウ酸、オキサロ酢
酸、オキサログルタル酸など。
【0039】(39)芳香族アルデヒド類および芳香族
ケトン類 ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、フェニルアセトア
ルデヒド、シンナムアルデヒド、テレフタルアルデヒ
ド、プロトカテクアルデヒド、アセトフェノン、メチル
アセトフェノン、ベンゾフェノン、クロロアセトフェノ
ン、ジヒドロキシベンゾフェノン、フェニルグリオキサ
ールなど。
【0040】(40)キノン類 o−ベンゾキノン、p−ベンゾキノン、ナフトキノン、
キンヒドロン、2,6−ジクロロ−p−ベンゾキノン、
2,5−ジヒドロキシ−p−ベンゾキノン、テトラヒド
ロキシ−p−ベンゾキノン、2,3−ヒドロキシ−1,
4−ナフトキノンなど。 (41)トロポロン類 トロポロン、6−イソプロピルトロポロンなど。
【0041】[5]この他にも無機系の錯化剤として、
フッ化水素酸、塩酸、臭化水素、ヨウ化水素等のハロゲ
ン化水素またはそれらの塩、硫酸、リン酸、宿合リン
酸、ホウ酸、ケイ酸、炭酸、硝酸、亜硝酸、過塩素酸、
塩素酸、塩素酸、亜塩素酸、次亜塩素酸等のオキソ酸類
またはそれらの塩が挙げられる。本発明で添加される錯
化剤の量は、付着防止対象である液中の金属不純物の種
類と量、基板表面に要求される洗浄度レベルによって異
なるので一概には決められないが、表面処理組成物の総
添加量として、通常、10-7〜5重量%、好ましくは1
-6〜0.1重量%である。上記添加量より少なすぎる
と本研究の目的である金属付着防止効果が発現し難く、
一方多すぎてもそれ以上の効果が得られず、また基体表
面に錯化剤が付着する危険性が高くなるので好ましくな
い。
【0042】本発明で使用される液媒体としては、酸、
アルカリ、電解イオン水、界面活性剤等の水溶液、水、
有機溶媒、あるいはこれらの混合物が用いられる。特に
半導体基板の洗浄やエッチングに用いられる、希フッ酸
もしくはアルカリ性水溶液には溶液中の金属不純物が基
体表面に特に付着しやすいため、本発明が好ましく用い
られる。
【0043】本発明はアルカリ性の表面処理組成物にお
いて特に好適に用いられる。本発明において、アルカリ
性水溶液とは、そのpHが7よりも大きい水溶液を表
す。アルカリ性成分としては、特に限定されないが、代
表的なものとしてアンモニアが挙げられる。また、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、ある
いは、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等の
アルカリ性塩類、あるいは、テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド[通称:TMAH]、トリメチル−2−ヒ
ドロキシエチルアンモニウムヒドロキシド、コリン等の
第4級アンモニウム塩ヒドロキシドなども用いられる。
これらのアルカリは、2種以上添加しても何等差し支え
ない。
【0044】アルカリ性水溶液のpHは一般に11以下
が好ましい。pHが高いと、錯化剤の酸化還元電位は卑
な方向にシフトし、有機錯化剤が極めて酸化分解されや
すくなる。アルカリ成分としてアンモニアを添加する場
合には、アンモニア含有量を3重量%以下にするのが好
ましい。
【0045】本発明に係わる錯化剤を表面処理組成物に
配合する方法は特に限定されない。表面処理組成物を構
成している成分(例えば、アンモニア水、過酸化水素
水、水等)の内、いずれか一成分、あるいは複数成分に
あらかじめ配合し、後にこれらの成分を混合して使用し
ても良いし、当該成分を混合した後に該混合液にこれを
配合して使用しても良い。また、フェノール類、カルボ
ン酸類等の酸類を添加含有せしめる場合には、これらを
酸の形態で添加しても良いし、アンモニウム塩等の塩の
形態で添加しても良い。この表面処理組成物の使用され
る温度は通常は室温〜90℃であるが、高温での使用の
場合、有機金属錯化剤の劣化が促進されるので、70℃
以下での使用が特に好ましい。
【0046】本発明の表面処理組成物は基体の金属不純
物汚染が問題となる半導体、金属、ガラス、セラミック
ス、プラスチック、磁性体、超伝導体等の基体の、洗
浄、エッチング、研磨、成膜等の表面処理に用いられ
る。特に、高清浄な基体表面が要求される半導体基板の
洗浄、エッチングには本発明が好適に使用される。半導
体基板の洗浄の中でも特に[アンモニア+過酸化水素+
水]洗浄等のアルカリ洗浄に本発明を適用すると、該洗
浄法の問題点であった基板への金属不純物付着の問題が
改善され、これにより該洗浄によって、パーティクル、
有機物汚染と共に、金属汚染のない高清浄な基板表面が
達成されるため、極めて好適である。
【0047】本発明を洗浄に用いる場合には、液を直
接、基体に接触させる方法が用いられる。このような洗
浄方法としては、洗浄槽に洗浄液を満たして基板を浸漬
させるディップ式クリーニング、基板に液を噴霧して洗
浄するスプレー式クリーニング、基板上に洗浄液を滴下
して高速回転させるスピン式クリーニング等が挙げられ
る。本発明においては、上記洗浄方法の内、適当なもの
が用いられるが、好ましくはディップ式クリーニングが
用いられる。洗浄時間については、適当な時間洗浄され
るが、好ましくは10秒〜30分、より好ましくは30
秒〜15分である。時間が短すぎると洗浄効果が十分で
なく、長すぎるとスループットが悪くなるだけで、洗浄
効果は上がらず意味がない。洗浄は常温で行っても良い
が、洗浄効果を向上させる目的で、加温して行う事もで
きる。また、洗浄の際には、物理力による洗浄方法と併
用させても良い。このような物理力による洗浄方法とし
ては、たとえば、メガソニック洗浄等の超音波洗浄、洗
浄ブラシ、電磁波を用いた洗浄法などが挙げられる。
【0048】
【実施例】次に実施例を用いて、本発明の具体的態様を
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例により何ら限定されるものではない。 実施例1〜6および比較例1〜5 金属付着防止剤としてEDDHAを100ppm添加し
た系でアンモニア水(30重量%)、過酸化水素水(3
1重量%)及び水を容量比X:Y:Zに混合して、得ら
れた混合溶液を主成分の水性溶媒とし、温度を40から
50℃保つことで表面処理組成物とした。
【0049】こうして調整した表面処理液を一定時間放
置したあと、Al、Feを1ppbずつ、各々塩化物と
して添加した後、清浄なシリコンウェハ(p型、CZ、
面方位(100))を10分間浸漬した。浸漬したウェ
ハは、超純水で10分間オーバーフローリンスした後、
窒素ブローにより乾燥し、ウェハ表面に付着したAl、
Feを定量した。シリコンウェハ上に付着したAl、F
eはフッ酸0.1重量%と過酸化水素1重量%の混合液
で回収し、フレームレス原子吸光法により該金属量を測
定し、基板表面濃度(atoms/cm2)に換算した。結果を表
−1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表−1に示したように、酸化剤濃度が3重
量%以下であるときに長時間放置した後の基板表面への
金属付着防止効果が維持されることが分かる。 実施例7 さらに実施例6と温度以外の条件は同一で保持温度を7
0℃に変化させた場合、2時間放置後の基板への金属付
着量は Al=18、Fe<6 atoms/cm2 であり、金属付
着防止能が維持されていた。
【0052】比較例6〜9 金属付着防止剤としてタイロンを1000ppm添加し
た系でアンモニア水(30重量%)、過酸化水素水(3
1重量%)及び水を容量比X:Y:Zに混合して、得ら
れた混合溶液を主成分の水性溶媒とし、温度を40から
50℃保つことで表面処理組成物とした。
【0053】こうして調整した表面処理液を一定時間放
置したあと、Al、Feを1ppbずつ、各々塩化物と
して添加した後、清浄なシリコンウェハ(p型、CZ、
面方位(100))を10分間浸漬した。浸漬したウェ
ハは、超純水で10分間オーバーフローリンスした後、
窒素ブローにより乾燥し、ウェハ表面に付着したAl、
Feを定量した。シリコンウェハ上に付着したAl、F
eはフッ酸0.1重量%と過酸化水素1重量%の混合液
で回収し、フレームレス原子吸光法により該金属量を測
定し、基板表面濃度(atoms/cm2)に換算した。結果を表
−2に示す。
【0054】
【表2】
【0055】実施例8、9および比較例10、11 金属付着防止剤として芳香族に直接結合したフェノール
性OH基を有するEDDHAを10ppm、o−フェナ
ントロリンを10ppm添加した系でアンモニア水(3
0重量%)、過酸化水素水(31重量%)及び水を容量
比X:Y:Zに混合して、得られた混合溶液を主成分の
水性溶媒とし、温度を40から50℃保つことで表面処
理組成物とした。
【0056】こうして調整した表面処理液を一定時間放
置したあと、Al、Feを1ppbずつ、各々塩化物と
して添加した後、清浄なシリコンウェハ(p型、CZ、
面方位(100))を10分間浸漬した。浸漬したウェ
ハは、超純水で10分間オーバーフローリンスした後、
窒素ブローにより乾燥し、ウェハ表面に付着したAl、
Feを定量した。シリコンウェハ上に付着したAl、F
eはフッ酸0.1重量%と過酸化水素1重量%の混合液
で回収し、フレームレス原子吸光法により該金属量を測
定し、基板表面濃度(atoms/cm2)に換算した。結果を表
−3に示す。
【0057】
【表3】
【0058】
【発明の効果】本発明の表面処理組成物は、金属付着防
止剤として特定の錯化剤を含有したときの酸化剤濃度を
3重量%以下にする事により、表面処理組成物から基体
表面へのAl、Fe等の金属不純物汚染を防止し、長期
間安定的に極めて清浄な基体表面を長期に渡り達成する
事ができる。また半導体基板のアルカリ洗浄に本発明を
適用すると、該洗浄法の問題点であった基板への金属不
純物付着の問題が改善され、これにより該洗浄によっ
て、パーティクル、有機物汚染と共に、金属汚染のない
高清浄な基板表面が達成され、従来、該洗浄の後に用い
られてきた、[塩酸+過酸化水素水+水]洗浄の酸洗浄
が省略でき、洗浄コスト、及び排気設備等のクリーンル
ームのコストの大幅な低減が可能となり、かつまた長期
に渡って効果が持続するということはアンモニア水およ
び過酸化水素水使用量の1日当たりの使用量が大幅に削
減されることにもつながるため、半導体集積回路の工業
生産上利するところ大である。以上のように、本発明の
表面処理剤の波及的効果は絶大であり、工業的に非常に
有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−31784(JP,A) 特開 昭49−52784(JP,A) 特開 平8−17775(JP,A) 特開 平6−41773(JP,A) 特開 平3−219000(JP,A) 特開 平3−256665(JP,A) 特開 昭56−149499(JP,A) 特開 昭55−52397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 3/00 H01L 21/304 C11D 7/26 C11D 7/50 - 7/52

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液媒体中にアルキルアミンのフェノール
    誘導体であって、1分子中に芳香族炭化水素に直接結合
    したフェノール性OH基を2個以上有する化合物である
    有機錯化剤および酸化剤を含有する表面処理組成物にお
    いて、酸化剤濃度が1重量ppm以上、3重量%以下で
    あることを特徴とする半導体基板用表面処理組成物。
  2. 【請求項2】 液媒体中に2種以上の錯化剤を含有し、
    該錯化剤のうち、少なくとも1種は分子中に芳香族炭化
    水素基に直接結合したフェノール性OH基を有さない錯
    化剤であることを特徴とする請求項1に記載の表面処理
    組成物。
  3. 【請求項3】 酸化剤が100重量ppm以上、3重量
    %以下の過酸化水素であることを特徴とする請求項1
    たは2に記載の表面処理組成物。
  4. 【請求項4】 3重量%以下のアンモニアを含有するこ
    とを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の表
    面処理組成物。
  5. 【請求項5】基体を請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の表面処理組成物で処理することを特徴とする表面処理
    方法。
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