JP3303612B2 - データ通信におけるエラー復元方法及びエラー復元装置 - Google Patents

データ通信におけるエラー復元方法及びエラー復元装置

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JP3303612B2
JP3303612B2 JP19070695A JP19070695A JP3303612B2 JP 3303612 B2 JP3303612 B2 JP 3303612B2 JP 19070695 A JP19070695 A JP 19070695A JP 19070695 A JP19070695 A JP 19070695A JP 3303612 B2 JP3303612 B2 JP 3303612B2
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32609Fault detection or counter-measures, e.g. original mis-positioned, shortage of paper

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、データ通信にお
いて、受信データ中のエラーを訂正して正しいデータに
復元するエラー復元方法及びエラー復元装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、データ通信における誤り訂正
方法としては、誤り訂正符号を用いて受信データ中のエ
ラーを検出して訂正する方法(Forward Error Control
system:FEC) 、或いは受信データ中にエラーが検出され
たときに、送信側にデータの再送を要求する方法(Autom
atic Report Request system:ARQ) が知られている。フ
ァクシミリ装置では、ECM(エラーコレクションモー
ド)通信機能を用いることにより、受信画データ中に含
まれるエラーデータを訂正することができる。即ち、こ
のECM通信では、画データが所定ビット毎のフレーム
に分割されて送信され、受信側において受信フレーム中
にエラーデータが検出された場合には、送信側にそのエ
ラーデータを含むフレームの再送が要求される。そし
て、エラーデータを含むフレームを、再送されてきたフ
レームと置き換えることにより、エラーデータを訂正す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
のようなECM通信機能を備えていない通常のファクシ
ミリ装置では、画データが単に符号化データとして伝送
されるだけで、エラーデータが受信されてもそれを訂正
することはできなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、特別な誤り訂正制御手
順を用いることなく、受信データ中に含まれるエラーを
訂正して正しいデータに復元することが可能なデータ通
信におけるエラー復元方法及びエラー復元装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1の発明では、データの変調方式に応じ
て特定されるエラー訂正パターンを予め用意しておき、
受信データ中にエラーが検出されたときに、その受信デ
ータの変調方式に応じたエラー訂正パターンを同データ
に適用して前記エラーを訂正するデータ通信におけるエ
ラー復元方法であって、エラーデータを含む1ライン分
の画データの一部にエラー訂正パターンを論理演算する
処理と、その論理演算されたデータがエラーラインであ
るか否かを判断する処理とを、エラー訂正パターンを画
データに適用する箇所を変更しながら繰り返し、エラー
ラインでないと判断されたデータのなかから1つのデー
タを正しく復元されたラインデータとして選択するもの
である。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において、
エラーラインであるか否かの判断は、論理演算されたデ
ータを白黒のランレングスに復号したとき、1ライン分
の画素データの合計ビット数が規定の数になったか否
か、或いは論理演算されたデータに対応する規定の符号
があるか否かによって行われるものである。
【0007】請求項3の発明では、データの変調方式に
応じて特定されるエラー訂正パターンを予め記憶する記
憶手段と、受信データ中のエラーを検出する検出手段
と、エラーが検出されたときに、その受信データの変調
方式に応じたエラー訂正パターンを同データに適用して
前記エラーを訂正する訂正手段とを備え、訂正手段は、
エラーデータを含む1ライン分の画データの一部にエラ
ー訂正パターンを論理演算する処理と、その論理演算し
たデータがエラーラインであるか否かを判断する処理と
を、エラー訂正パターンを画データに適用する箇所を変
更しながら繰り返し、エラーラインでないと判断したデ
ータのなかから1つのデータを正しく復元されたライン
データとして選択するものである。
【0008】データ通信において、データは所定の変調
方式にて変調された状態で伝送されるが、変調方式によ
っては、その方式に応じてエラーの発生パターンを特定
できる場合がある。従って、請求項1又は請求項3の発
明では、このエラー発生パターンがエラー訂正パターン
として予め用意されている。そして、受信データ中にエ
ラーが検出されたときには、その受信データの変調方式
に応じたエラー訂正パターンが同データに適用されて前
記エラーが訂正されるので、特別な誤り訂正制御手順を
用いる必要はない。また、エラーデータを含む1ライン
分の画データの一部にエラー訂正パターンを論理演算す
る処理と、その論理演算されたデータがエラーラインで
あるか否かを判断する処理とが、エラー訂正パターンを
画データに適用する箇所が変更されながら繰り返され
る。そして、エラーラインでないと判断されたデータの
なかから1つのデータが、正しく復元されたラインデー
タとして選択される。このため、エラー訂正をより確実
に行い得る。
【0009】請求項2の発明によれば、復号の際に、論
理演算されたデータに対応する規定の符号(例えばMH
方式で定義されている符号)がある場合には、エラーラ
インでないと判断され、ない場合にはエラーラインであ
ると判断される。或いは、論理演算されたデータを白黒
のランレングスに復号したとき、1ライン分の画素デー
タの合計ビット数が規定の数(例えばA4サイズに対応
するデータの場合には1728ビット)になった場合に
は、エラーラインでないと判断され、規定の数にならな
かった場合にはエラーラインであると判断される。この
ように、エラーラインであるか否かを、規定の符号があ
るか否かや画素データの合計ビット数が規定の数になっ
たか否かに基づき容易に判断できる。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明をファクシミリ装
置に具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、この実施の形態におけるファクシミリ装置の回
路構成を示す。CPU(中央処理装置)1は、ファクシ
ミリ装置全体の動作を制御するためのものである。RO
M(リードオンリメモリ)2は、CPU1の動作に必要
なプログラム等を格納している。RAM3は、受信画デ
ータ等の各種情報を一時的に記憶する。NCU(ネット
ワークコントロールユニット)4は、電話回線との接続
を制御する。モデム5は送受信データの変調/復調を行
う。読取部6は原稿上の画像を読み取るためのものであ
る。記録部7は受信画データ等に基づいて記録紙上に印
字を行う。又、CPU1は符号化/復号手段を構成し、
送受信画データを例えばMH方式等の標準符号化方式に
て符号化及び復号する。
【0012】前記モデム5は、ITU−T(国際電気通
信連合)の勧告V.27terによる多相差動位相変調
方式に従って変調を行うものであり、データの伝送速度
が4800bpsの場合には8相差動位相変調方式(8
相DPSK方式)が用いられ、2400bpsの場合に
は4相差動位相変調方式(4相DPSK方式)が用いら
れる。
【0013】ここで、前述の多相差動位相変調方式につ
いて説明すると、この変調方式は、2進データであるビ
ット列をnビット毎に区切り、そのnビットの情報を一
定振幅の搬送波のN=2n 個の位相状態の変化に対応し
て伝送する方式である。具体的には、8相差動位相変調
方式では、送信側のモデム5において、図3に示すよう
に、送信画データのビット列が3つの連続するビット毎
のグループ(以下、トリビットという)に分割される。
各トリビットの値に対応する搬送波の位相変化は予め定
められている。図4は、各トリビットの値を搬送波の位
相変化として表すための直交座標であり、この直交座標
上における45度毎の8個の点P1〜P8が位相を表す
点である。そして、前記各トリビットの値は搬送波の位
相変化としてこの座標上の点P1〜P8で表される。
【0014】例えば、図3及び図4において、現在のト
リビットの値Bが「010」であり、直前のトリビット
の値Aが座標上における点P4で表されているとする。
この場合、「010」のトリビットの値Bに対応する位
相変化は90度であるので、この「010」のトリビッ
トの値Bは直前の点P4から90度位相が進んだ点P6
で表される。又、次のトリビットの値Cが「011」で
ある場合には、そのトリビットの値Cに対応する位相変
化が135度であるので、この「011」のトリビット
の値Cは直前の点P6から135度位相が進んだ点P1
で表される。そして、このトリビットの値を表す座標上
の点、言い換えれば位相変化を表す座標上の点に基づ
き、サイン波及びコサイン波を用いて搬送波が位相変調
されて送信される。
【0015】一方、受信側のモデム5では、上記のよう
な変調信号が受信されると、送信側とは逆の手順によっ
て変調信号の復調が行われる。即ち、変調信号がサイン
波及びコサイン波を用いて復調されて図4に示す座標上
の何れかの点P1〜P8で表される。次に、直前の点に
対する現在の点の位相変化が求められ、その位相変化に
対応するトリビットの値が図3に従って求められる。そ
して、この求められたトリビットがビット列として出力
される。
【0016】例えば、図3及び図4において、受信され
た変調信号を復調した結果、その変調信号を表す点Bが
座標上における点P6となり、直前の変調信号を表す点
Aが座標上における点P4であったとする。この場合、
直前の点Aに対する点Bの位相変化は90度であるの
で、この90度の位相変化に対応するトリビットの値が
図3より「010」と求められる。又、次の変調信号を
表す点Cが座標上における点P1となった場合には、直
前の点Bに対する点Cの位相変化が135度であるの
で、この135度の位相変化に対応するトリビットの値
が図3より「011」と求められる。
【0017】次に、4相差動位相変調方式では、送信側
のモデム5において、図5に示すように、送信画データ
のビット列が2つの連続するビット毎のグループ(以
下、ダイビットという)に分割される。各ダイビットの
値に対応する搬送波の位相変化は予め定められている。
図6は、各ダイビットの値を搬送波の位相変化として表
すための直交座標であり、この直交座標上における90
度毎の4個の点P1〜P4が位相を表す点である。そし
て、前記各ダイビットの値は、前述の8相差動位相変調
方式の場合と同様にして、搬送波の位相変化としてこの
座標上の点P1〜P4で表される。そして、このダイビ
ットの値を表す座標上の点に基づき、サイン波及びコサ
イン波を用いて搬送波が位相変調されて送信される。
【0018】又、受信側のモデム5においても、前述の
8相差動位相変調方式の場合と同様にして、受信された
変調信号の復調が行われる。即ち、変調信号がサイン波
及びコサイン波を用いて復調されて図6に示す座標上の
何れかの点P1〜P4で表される。次に、直前の点に対
する現在の点の位相変化が求められ、その位相変化に対
応するダイビットの値が図5に従って求められる。そし
て、この求められたダイビットがビット列として出力さ
れる。
【0019】次に、前記モデム5の構成を詳細に説明す
る。図2に示すように、モデム5は送信用回路11と受
信用回路12とを備えている。先ず、送信用回路11に
ついて説明すると、スクランブラ回路13は、複数ビッ
トの繰り返しパターンに対する保護用回路としての機能
を備え、符号化された読取画データを1ビットずつ入力
すると、その入力画データを「1+X-6+X-7」という
生成多項式を用いて除算して1ビットずつマッピング回
路14に出力する。例えば、前述の図3及び図5におい
て、「001」,「00」というトリビットやダイビッ
トの値に対応する搬送波の位相変化は0度である。従っ
て、この「001」,「00」というトリビットやダイ
ビットの値が連続して変調された場合には、搬送波の位
相が変化されず、送受信間において伝送データの同期が
とれなくなるおそれが生じる。このような問題を回避す
るために、スクランブラ回路13は入力画データの各ビ
ットの「0,1」を上記のような生成多項式に従って反
転して、乱雑にした状態で出力するようにしている。
【0020】マッピング回路14は、スクランブラ回路
13から入力されるビット列を、データの伝送速度に応
じてトリビット又はダイビットに分割する。そして、マ
ッピング回路14は、前記ROM2に予め記憶された図
3又は図5に示すようなデータに従って、前記トリビッ
ト又はダイビットの値に対応する搬送波の位相変化を求
めるとともに、その位相変化を表す点を図4又は図6に
示すような座標上における何れかの点P1〜P8に決定
する。変調回路15は、マッピング回路14により決定
された座標上における点に基づき、サイン波及びコサイ
ン波を用いて搬送波を位相変調して、NCU4を介して
電話回線上に送出する。
【0021】次に、受信用回路12について説明する
と、復調回路16は、NCU4を介して受信された変調
信号としての画データを、その伝送速度に応じて、サイ
ン波及びコサイン波を用いて復調して、図4又は図6に
示すような座標上における点として表す。判定回路17
は、その点を座標上における8個の点P1〜P8の何れ
か又は4個の点P1〜P4の何れかに決定する。復号回
路18は、その決定された点に基づき直前の点に対する
位相変化を求めるとともに、その位相変化に対応するト
リビット又はダイビットの値を、ROM2内の図3又は
図5に示すようなデータに従って求めて、ビット列とし
てディスクランブラ回路19に出力する。ディスクラン
ブラ回路19は、ビット列を1ビットずつ入力すると、
送信側のスクランブラ回路によって処理されたデータを
基に戻すべく、入力データを「1+X-6+X-7」という
生成多項式を用いて乗算して1ビットずつ出力する。そ
して、このディスクランブラ回路19からの出力データ
が、例えばMH符号等の符号データとしてRAM3に記
憶される。
【0022】前記CPU1は、RAM3内の符号データ
を白黒のランレングスに復号してイメージデータとして
1ライン分ずつ記録部7に出力する。このとき、CPU
1は、復号されたラインデータがエラーラインであるか
否かを判断する。この判断は、符号データを復号する
際、例えばその符号データがMH方式で定義されている
符号中に存在するか否かや、符号データを1ライン分復
号した結果、ランレングスの合計、言い換えれば1ライ
ン分の画素データの合計ビット数が規定の数(例えばA
4サイズに対応するデータの場合には1728ビット)
になったか否か等によって行われる。このように、エラ
ーラインであるか否かを、復号ラインにおける画素デー
タの合計ビット数が規定の数になったか否かや符号デー
タに対応する規定の符号があるか否かに基づき容易に判
断できる。
【0023】又、この実施の形態において、CPU1は
エラー復元手段を構成し、前記符号データの復号時にエ
ラーラインを検出した場合には、そのエラーラインを訂
正して正しいラインデータに復元する。具体的には、R
OM2には、図7(a),(b)に示すようなエラー訂
正パターンのデータが予め記憶されている。図7(a)
に示す5つのエラー訂正パターンEa1〜Ea5は、データ
の伝送速度が4800bpsの場合に用いられるもので
あり、図7(b)に示す3つのエラー訂正パターンEb1
〜Eb3は、データの伝送速度が2400bpsの場合に
用いられるものである。そして、CPU1は、これらの
エラー訂正パターンEa1〜Ea5,Eb1〜Eb3を用いてエ
ラーラインの訂正を行う。
【0024】ここで、前述のエラー訂正パターンについ
て説明すると、これらの訂正パターンEa1〜Ea5,Eb1
〜Eb3は、ITU−Tの勧告V.27terによる多相
差動位相変調方式の特性を利用して導き出されたもので
ある。即ち、図3及び図5に示すトリビット及びダイビ
ットの値は、隣り合う値を比較したとき互いに1ビット
しか異ならないような設定となっている。例えば図3に
おいて、90度の位相変化に対応するトリビットの値は
「010」であり、それに隣り合う135度の位相変化
に対応するトリビットの値は「011」であり、両値の
違いは最下位の桁の1ビットだけである。
【0025】又、現在の電話回線においては、伝送され
る搬送波がそれほど激しく乱れることはない。そのた
め、伝送エラーはそれほど頻繁に発生することはなく、
エラー率は多くとも1本のラインデータについて1箇所
程度の割合である。しかも、受信された変調信号に基づ
き求められる座標上の点も、位相がそれほど大きくずれ
ることはなく、隣の点(4800bpsの場合には±4
5度、2400bpsの場合には±90度)に間違う程
度である。例えば前述の図4に示すような場合において
は、点Bが座標上における正しい点P6に対して45度
位相のずれた隣の点P7或いはP5に間違う程度であ
る。
【0026】又、この図4に示すような場合において、
伝送エラーにより前記点Bが座標上における点P7に誤
ったとする。この誤った点をBe とすると、直前の点A
に対する点Be の位相変化は135度になるので、この
135度の位相変化に対応するトリビットの値が図3よ
り「011」と求められる。又、点Be に対する次の点
Cの位相変化は90度になるので、この90度の位相変
化に対応するトリビットの値が図3より「010」と求
められる。つまり、勧告V.27terにおいては、直
前の点に対する次の点の位相変化に基づきトリビットの
値が求められるので、図4からも明らかなように、1つ
の点の位相がずれると、そのずれた点を挟んで求められ
る2つのトリビットの値が間違うことになる。これは、
図6に示す伝送速度が2400bpsの場合についても
同様であり、1つの点の位相がずれると、そのずれた点
を挟んで求められる2つのダイビットの値が間違う。
【0027】纏めると、トリビット及びダイビットの値
は、隣り合う値が互いに1ビットしか異ならない。又、
受信された変調信号に基づき求められる座標上の点は、
隣の点に間違う程度である。従って、座標上における1
つの点が間違うと、その間違った点を挟んで求められる
連続する2つのトリビット又はダイビットの値がそれぞ
れ1ビットずつ間違うことになる。例えば、図4に示す
ような場合において、点A,B,Cが点A,Be ,Cの
ように誤ると、図8(a)に示すように、連続する2つ
のトリビットにおいてそれぞれ1ビットずつの誤りが発
生して、合計2ビットの誤りが発生することになる。
【0028】又、このビット誤りはディスクランブラ回
路19の処理によっても影響される。即ち、ディスクラ
ンブラ回路19では、入力データに「1+X-6+X-7
という3項の多項式を用いて乗算を行っている。このた
め、誤った1つのビットデータが3ビットの間違いとな
って出力される。例えば、上記の図8(a)において、
「001001(1がエラービットを示す)」をエラー
パターンのデータとする。そして、このエラーパターン
のデータをディスクランブラ回路19で処理すると、図
8(b)に示すように、同回路19からの出力が「00
10010011011」となり、2つのエラービット
を含む入力データが6つのエラービットを含むデータと
して出力される。尚、このディスクランブラ回路19に
よる乗算とは、排他的論理和(XOR)を用いた乗算の
ことである。
【0029】以上のように、勧告V.27terにおい
ては、座標上における1つの点の誤りが、6ビットの誤
りとなって出力される。又、伝送エラー率は多くとも1
本のラインデータについて1箇所程度の割合であるの
で、伝送エラーは多くとも1本のラインデータについて
6ビットとなる。
【0030】しかも、上記のエラーのパターンは、デー
タの伝送速度が4800bpsの場合には5パターン、
2400bpsの場合には3パターンに限られる。即
ち、前述のように、座標上における1つの点が間違う
と、その間違った点を挟んで求められる連続する2つの
トリビット又はダイビットの値がそれぞれ1ビットずつ
間違うことになる。このため、連続する2つのトリビッ
ト及びダイビットのエラーパターンは、図9(a),
(b)に示すようなパターンに限られる。尚、同図にお
いて「0」は正しいビットを示し、「1」はエラービッ
トを示す。
【0031】そして、図10(a)〜(e)に示すよう
に、これらのエラーパターンのデータを、前記図8
(b)と同様にしてディスクランブラ回路19で処理す
ると、図10(a)〜(e)の右側に示すようなエラー
パターンのデータが得られる。尚、2400bpsの場
合における3つのエラーパターンは4800bpsの場
合における5つのエラーパターン中に含まれるので、重
複するエラーパターンについては特に図示しない。つま
り、勧告V.27terにおいては、受信画データを1
ライン分復調して得られたデータ中にエラーが存在して
いた場合、その1ライン分のデータ中に、この図10
(a)〜(e)に示すようなエラーパターンのうちの何
れか1つが含まれている場合が殆どであると考えられ
る。
【0032】従って、受信データ中にエラーラインが検
出された場合には、そのエラーラインにおけるエラー箇
所に図10(a)〜(e)に示す何れかのエラーパター
ンを当てはめて、そのエラーパターンの「1」に対応す
るビットの「0,1」を反転させれば、エラーラインを
正しいラインに復元できることになる。
【0033】以上のようなことから、本実施の形態で
は、この図10(a)〜(e)に示すエラーパターン
を、図7(a),(b)に示すように、エラー訂正パタ
ーンEa1〜Ea5,Eb1〜Eb3として利用したものであ
る。
【0034】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用を説明する。さて、このファクシミリ装置
の受信時には、CPU1の制御のもとで図11及び図1
2のフローチャートに示すような動作が行われる。尚、
この通信動作は、勧告V.27terに従って行われる
ものである。先ず図11に示すように、変調信号として
の画データが受信されると、その受信画データがモデム
5にてMH符号等の符号データに順次復調されるととも
に、その符号データがRAM3に順次記憶される(ステ
ップS1〜S3)。画データの受信が終了されると、R
AM3内の符号データが1ライン分読み出されて、白黒
のランレングスに復号される(ステップS4〜S6)。
そして、その復号されたラインデータがエラーラインで
あるか否かが判断される(ステップS7)。ここで、エ
ラーラインでない場合には、そのラインデータがイメー
ジデータとして記録部7に出力され、同記録部7にて記
録紙上に1ライン分の印字が行われる(ステップS
8)。
【0035】次に、1ページ分の印字が終了したか否か
が判断され(ステップS9)、終了していない場合には
前記ステップS5に戻り、終了した場合にはRAM3内
に次ページの符号データが有るか否かが判断される(ス
テップS10)。そして、次ページの符号データが有る
場合には前記ステップS5に戻り、次ページの符号デー
タが無い場合には処理が終了される。
【0036】一方、前記ステップS7において、復号さ
れたラインデータがエラーラインである場合には、図1
2に示すように、そのエラーラインと同エラーラインの
直前のラインデータとが比較されて、エラーラインにお
けるエラー箇所が推定される(ステップS11)。この
エラー箇所の推定は、例えば図13(a)に示すよう
に、エラーラインとその直前のラインデータとを、復号
前の符号データの状態で先頭から1ビットずつ比較する
ことにより行われる。そして、エラーラインにおいて、
直前のラインデータに対してビットの「0,1」が一致
する箇所までが正しいデータであると見なされ、ビット
の「0,1」が異なる箇所以降がエラービットを含むエ
ラー箇所であると推定される。
【0037】次に、ROM2内の図7(a),(b)に
示すようなエラー訂正パターンのデータの中から所定の
訂正パターンのデータが選択される(ステップS1
2)。尚、フローチャートには示していないが、データ
の伝送速度が4800bpsであるか2400bpsで
あるかは、画データの受信開始前に発信側との間で行わ
れるDIS信号やDCS信号等のファクシミリ制御手順
信号のやり取りに基づき、予め認識されている。そし
て、例えばデータの伝送速度が4800bpsであると
認識されている場合には、図7(a)に示す5つのエラ
ー訂正パターンEa1〜Ea5のデータの中から所定の1つ
の訂正パターンのデータが選択される。
【0038】次に、先に推定したエラーラインにおける
エラー箇所に、前記選択したエラー訂正パターンが論理
演算される(ステップS13)。具体的には、例えばエ
ラー訂正パターンとして図7(a)における訂正パター
ンEa1が選択されているとすると、図13(b)に示す
ように、エラーラインにおけるエラー推定箇所の先頭ビ
ットにエラー訂正パターンEa1の先頭ビットを対応させ
た状態で、両データの排他的論理和(XOR)が演算さ
れる。これにより、エラーラインにおいて、エラー訂正
パターンEa1の「1」に対応するビットの「0,1」が
反転され、その結果訂正ラインデータが得られる。
【0039】次に、先に得られた訂正ラインデータがラ
ンレングスに復号される(ステップS14)。そして、
その復号された訂正ラインデータがエラーラインである
か否かが判断される(ステップS15)。ここで、エラ
ーラインでないと判断された場合には、この復号された
訂正ラインデータを正しいラインデータの候補の1つと
して残すべく、同ラインデータがRAM3に記憶保持さ
れ(ステップS16)、ステップS17に移行される。
又、訂正ラインデータがエラーラインであると判断され
た場合には、この訂正ラインデータが誤ったものである
とされて、そのままステップS17に移行される。
【0040】そして、ステップS17においては、前記
ステップS13の論理演算処理がエラーラインにおける
エラー推定箇所に対して全て終了したか否かが判断され
る。ここで、全て終了していない場合には、例えば図1
3(c)にも示すように、エラーラインにおけるエラー
推定箇所に対するエラー訂正パターンの適用箇所が1ビ
ット分シフトされ(ステップS18)、前記ステップS
13に戻って再度論理演算処理が行われる。又、全て終
了した場合には、ステップS13の論理演算処理が全て
のエラー訂正パターンを用いて終了したか否かが判断さ
れる(ステップS19)。
【0041】ここで、終了していない場合には、前記ス
テップS12に戻り、ROM2内のエラー訂正パターン
のデータの中から別の訂正パターンのデータが選択され
る。例えば、データの伝送速度が4800bpsである
場合には、図7(a)に示す5つのエラー訂正パターン
Ea1〜Ea5のデータの中から、未だ論理演算処理に用い
られていない所定の1つの訂正パターンのデータが選択
される。又、論理演算処理が全てのエラー訂正パターン
を用いて終了した場合には、RAM3内に記憶保持され
ている訂正ラインデータの中から1つの訂正ラインデー
タが選択される(ステップS20)。そして、前記図1
1のステップS8に移行され、その選択された訂正ライ
ンデータが正しく復元されたラインデータとして記録部
7に出力される。
【0042】尚、エラーラインにおける所定のエラー推
定箇所に対して所定のエラー訂正パターンを論理演算し
て得られた訂正ラインデータがエラーラインでないと判
断されたときに、その訂正ラインデータを正しく復元さ
れたラインデータとして直ちに記録部7に出力するよう
にしてもよい。このようにすれば、処理時間を短縮する
ことができる。しかし、実際には、エラーラインでない
と判断される訂正ラインデータは、必ずしもエラーライ
ンにおける特定のエラー推定箇所に対して特定のエラー
訂正パターンを論理演算したときにのみ得られるもので
はなく、エラー訂正パターンを適用する箇所を変更した
り、或いは適用するエラー訂正パターンを変更したりし
た場合にも得られることがある。このため、本実施の形
態では、上記のフローチャートに示すように、ステップ
S13の論理演算処理を、エラーラインにおける全ての
エラー推定箇所に対して、全てのエラー訂正パターンを
用いて行うようにしている。そして、その論理演算処理
によって得られた全ての訂正ラインデータについてエラ
ーラインであるか否かの判断を行い、エラーラインでな
いと判断された訂正ラインデータが複数の場合には、そ
れらの中から最適と思われるものを選択するようにして
いる。その結果、エラー訂正をより確実に行うことが可
能となる。尚、どの訂正ラインデータを選択するかは、
例えば直前のラインデータに最も似ているものを選択す
る等の処理が挙げられる。
【0043】又、論理演算処理によって得られた全ての
訂正ラインデータがエラーラインであると判断される場
合もある。このような場合には、フローチャートには示
していないが、通常のエラー処理、つまり例えばエラー
ラインに代えて直前のラインデータを印字する等の処理
が行われる。
【0044】以上のように、この実施の形態のファクシ
ミリ装置では、データの変調方式の特性を利用して導き
出されたエラー訂正パターンが予め用意されている。こ
のエラー訂正パターンは、データの変調方式に応じてそ
れぞれ用意されている。そして、データの受信時には、
そのデータの変調方式に対応するエラー訂正パターンを
用いて、エラーデータを訂正するようにしている。この
ため、ECM通信機能を備えていないファクシミリ装置
であっても、受信データ中に含まれるエラーを訂正して
正しいデータに復元することができる。その結果、高品
質な印字画像を得ることができる。
【0045】又、この実施の形態では、エラーデータを
訂正するために、誤り訂正符号を用いる等の特別な誤り
訂正制御手順を行っているわけではない。このため、エ
ラーデータを訂正するために、通常のファクシミリ通信
手順から逸脱した手順を行う必要がなく、ファクシミリ
装置として汎用性に優れたものとすることができる。
【0046】更に、エラーラインが検出されたとき、そ
のエラーラインにおいて、直前のラインデータに対して
ビットが一致する箇所までは正しいデータであると見な
し、ビットが異なる箇所以降を、エラービットを含むエ
ラー箇所であると推定している。そして、エラーライン
の訂正に際しては、同ラインのエラー推定箇所にのみエ
ラー訂正パターンを適用するようにしている。このた
め、エラーラインの全域に対してエラー訂正パターンを
適用する場合と比較して、処理時間を短縮することがで
きる。
【0047】尚、この発明は例えば以下のように変更し
て具体化してもよい。 (1) エラーラインの訂正に際して、そのエラーライ
ンにおける所定のエラー推定箇所に対して全てのエラー
訂正パターンを適用した後に、それら訂正パターンを適
用するエラー推定箇所を1ビット分シフトするように変
更すること。このようにしても、前記の実施の形態と同
様な作用効果が得られる。
【0048】(2) エラーラインの訂正に際して、エ
ラー箇所を推定することなく、エラーラインの全ての箇
所に対してエラー訂正パターンを適用すること。 (3) 4相及び8相作動位相変調方式以外の位相変調
方式についても、前記実施の形態と同様にエラー訂正パ
ターンを用意してエラー訂正を行うようにすること。
又、それ以外の変調方式、例えば直交振幅変調方式(Q
AM)(例えばITU−Tの勧告V.29)において具
体化すること。
【0049】(4) 前記実施の形態におけるエラー訂
正処理を行うための専用のハードウェアによる回路を設
けること。 (5) 本発明を、ファクシミリ装置におけるデータ通
信以外に、FAXモデムを使用したパソコンのデータ通
信において具体化すること。
【0050】(6) エラーラインの判断をパリティチ
ェックやCRCチェックで行うこと。 前記の実施の形態から把握できる技術的思想について以
下に述べる。
【0051】(1) 前記訂正パターンは1種類の変調
方式に対して複数あり、前記論理演算処理は全ての訂正
パターンを用いて行われる請求項2に記載のデータ通信
におけるエラー復元方法。
【0052】このようにすれば、エラー訂正をより確実
に行い得る。 (2) エラーデータを含む1ライン分の画データの一
部に訂正パターンを論理演算するとともに、その論理演
算されたデータがエラーラインであるか否かを判断し、
エラーラインでないと判断された場合には、そのデータ
を正しく復元されたラインデータとし、エラーラインで
あると判断された場合には、前記訂正パターンを画デー
タに適用する箇所を変更して再度論理演算処理以降の処
理を繰り返す請求項1に記載のデータ通信におけるエラ
ー復元方法。
【0053】このようにすれば、処理時間を短縮でき
る。 (3) データの変調方式に応じて特定されるエラー訂
正パターンを予め記憶する記憶手段と、受信データ中の
エラーを検出する検出手段と、エラーが検出されたとき
に、その受信データの変調方式に応じたエラー訂正パタ
ーンを同データに適用して前記エラーを訂正する訂正手
段とを備えたデータ通信におけるエラー復元装置。
【0054】ここでは、ROM2が記憶手段を構成し、
CPU1が検出手段及び訂正手段を構成している。この
ようにすれば、特別な誤り訂正制御手順を用いることな
く、受信データ中に含まれるエラーを訂正して正しいデ
ータに復元することが可能となる。
【0055】(4) エラーデータを含む1ライン分の
画データにおいて、直前のラインデータに対してビット
が一致する箇所までは正しいデータであると見なし、ビ
ットが異なる箇所以降を、エラービットを含むエラー箇
所であると推定し、そのエラー推定箇所にのみ前記訂正
パターンを適用する請求項2に記載のデータ通信におけ
るエラー復元方法。
【0056】このようにすれば、処理時間を短縮でき
る。
【0057】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれば
次のような優れた効果を奏する。請求項1又は請求項3
の発明によれば、特別な誤り訂正制御手順を用いること
なく、受信データ中に含まれるエラーを訂正して正しい
データに復元することが可能となる。また、エラー訂正
をより確実に行い得る。
【0058】請求項2の発明によれば、エラーラインで
あるか否かの判断が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるファクシミリ装
置の回路構成図。
【図2】 モデムの回路構成図。
【図3】 トリビットの値とそれに対応する位相変化と
を示す説明図。
【図4】 トリビットの値を位相変化として表すための
直交座標を示す説明図。
【図5】 ダイビットの値とそれに対応する位相変化と
を示す説明図。
【図6】 ダイビットの値を位相変化として表すための
直交座標を示す説明図。
【図7】 (a)は4800bps用のエラー訂正パタ
ーンを示す説明図、(b)は2400bps用のエラー
訂正パターンを示す説明図。
【図8】 (a)は連続する2つのトリビットにおいて
発生するビット誤りを示す説明図、(b)は(a)にお
けるエラーパターンをディスクランブラ回路で処理した
後のデータを示す説明図。
【図9】 (a)は連続する2つのトリビットのエラー
パターンを示す説明図、(b)は連続する2つのダイビ
ットのエラーパターンを示す説明図。
【図10】 図9におけるエラーパターンをそれぞれデ
ィスクランブラ回路で処理した後のデータを示す説明
図。
【図11】 受信時における動作を示すフローチャー
ト。
【図12】 受信時における動作を示すフローチャー
ト。
【図13】 (a)はエラーラインにおけるエラー箇所
の推定処理を示す説明図、(b),(c)はそれぞれエ
ラー訂正パターンを用いたエラー訂正処理を示す説明
図。
【符号の説明】
1…検出手段及び訂正手段を構成するCPU、2…記憶
手段を構成するROM、3…RAM、5…モデム、16
…復調回路、17…判定回路、18…復号回路、19…
ディスクランブラ回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04L 1/00 H04L 1/08 - 1/24 H04L 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの変調方式に応じて特定されるエ
    ラー訂正パターンを予め用意しておき、受信データ中に
    エラーが検出されたときに、その受信データの変調方式
    に応じたエラー訂正パターンを同データに適用して前記
    エラーを訂正するデータ通信におけるエラー復元方法で
    あって、エラーデータを含む1ライン分の画データの一
    部にエラー訂正パターンを論理演算する処理と、その論
    理演算されたデータがエラーラインであるか否かを判断
    する処理とを、エラー訂正パターンを画データに適用す
    る箇所を変更しながら繰り返し、エラーラインでないと
    判断されたデータのなかから1つのデータを正しく復元
    されたラインデータとして選択するデータ通信における
    エラー復元方法。
  2. 【請求項2】 エラーラインであるか否かの判断は、論
    理演算されたデータを白黒のランレングスに復号したと
    き、1ライン分の画素データの合計ビット数が規定の数
    になったか否か、或いは論理演算されたデータに対応す
    る規定の符号があるか否かによって行われる請求項1に
    記載のデータ通信におけるエラー復元方法。
  3. 【請求項3】 データの変調方式に応じて特定されるエ
    ラー訂正パターンを予め記憶する記憶手段と、受信デー
    タ中のエラーを検出する検出手段と、エラーが検出され
    たときに、その受信データの変調方式に応じたエラー訂
    正パターンを同データに適用して前記エラーを訂正する
    訂正手段とを備え、訂正手段は、エラーデータを含む1
    ライン分の画データの一部にエラー訂正パターンを論理
    演算する処理と、その論理演算したデータがエラーライ
    ンであるか否かを判断する処理とを、エラー訂正パター
    ンを画データに適用する箇所を変更しながら繰り返し、
    エラーラインでないと判断したデータのなかから1つの
    データを正しく復元されたラインデータとして選択する
    データ通信におけるエラー復元装置。
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