JPS59111468A - 通信誤りの訂正機能を有するフアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通信誤りの訂正機能を有するファクシミリ装置
に関する。

ファクシミリ装置はデータ専用回線、公衆回線等を利用
してデータの送受信を行なうものであるが、該回線の状
態によシデータが誤って伝送されるデータエラーを生じ
ることがある。

従来、上記データエラーを検出する方法としては、一般
的には、各走査線を符号化する毎に、自己同期形のライ
ン同期符号を挿入し、復号器側では同期符号を検出した
時点で復号再生した走査線の画素数をチェックし、走査
線あたシの規定画素数と比べて過不足がなければ正しく
受信できたとし、過不足があれば符号誤シによって誤っ
た復号化が行なわれたものとみなすような誤り検出方法
が採られることが多い。

この方法でデータエラーを検卸した場合には、１ラスタ
（走査線）のうちどの部分にエラーがあるかを知ること
ができなかったが、アナログデータあるいはＭＨ（モデ
ィファイドハフマン）変換、ＭＲ（モディファイドリー
ド）変換されたデジタルデータの伝送では、データエラ
ーが発生しても、１ミリあたシ３．８５ラスタあるいは
７．７ラスタのラスタがあるので、データエラーがあっ
た場合にはエラーのあったラスタに代えて１つ前の正し
いラスタで置き換えることによって、あまり不自然でな
い両生画像を得ることができる。

しかし、ファクシミリデータとして情報交換用米国標準
符号（ＡＳＣＩＩ）、日本工業規格（ＪＩＳ）などのコ
ード情報を伝送データとして取扱う場合を想定すると、
１ケ所のデータエラーによってデータが全く異ったもの
となってしまうという問題が生じる。

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、データエラ
ーを検出し、訂正する機能を有するファクシミリ装置を
提供することを目的とする。

そこで本発明はファクシミリ装置に、送受信データに基
づいて送信データの伝送誤ｂ’を検出するためのチェッ
クキャラクタを作シ出すチェックキャラクタ発生装置と
、前記チェックキャラクタを含んだ送受信データを記憶
するデータメモリと、チェックキャラクタを含んだ受信
データに基づいて伝送誤シを検出する誤シ検出手段とを
設け、前記誤シ検出手段によって誤シが検出されたとき
対応するデータの再送を要求し、また再送が要求された
場合にはデータメモリに記憶された送信データから必要
なデータを再送することによって画質劣化を生じないよ
うにしている。

以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る通信誤りの訂正機能を有するファ
クシミリ装置の一実施例を示すブロック図で、読取部１
、送信側データ変換部２、送信側データメモリ３、回線
制御部４、記録部５、および受信側データ変換部６は、
それぞれシステムコントロール部７からの制御信号によ
ってその動作が制御されるようになっている。

読取部１は送信する原稿を送信走査によって画素に分解
するとともに、各画素の濃淡を光電変換して画素信号と
して、送信側データ変換部２に出力する。

送信側データ変換部２は該画素信号に対して適当す符号
化（モディファイトノ蔦フマンあるいはモディファイド
リードなど）を施し、符号化された送信データに変換し
、該送信データを送信側データメモリ３に収納する。

送信側チェックキャラクタ発生部８はメモリ３が例えば
１回の送信号（数ページ分）を収納した時点で、データ
の適当なブロック（例えば１ライン毎）に対してＣＲＣ
（サイクリック・リダンダンシ・チェック）などの誤シ
検出のだめのデータ（チェックキャラクタ）をチェック
キャラクタ生成多項式を用いて算出し、前記ブロック毎
にそのチェックキャラクタ全付加してメモリ３内に整え
る。第２図はこのようにしてメモリ３内に収納された送
信データのデータフォーマットを示す。

なお、前記チェックキャラクタ生成多項式は国際電信電
話諮問委員会（ＣＣＩＴＴ）の推奨する多項式、 ｘ１６＋　Ｘ′２＋Ｘ’　＋　１ を用いてもよいし、独自の式を用いてもよい。

通信側データメモリ３内に収納されたチェックキャラク
タを含んだ送信データは、回線制御部４を介して回線９
に送出される。

上記送信データは回線９を介して受信側のファクシミリ
装置によって受信される。なお、説明の便宜上、第１図
に示したファクシミリ装置を以下受信側のファクシミリ
装置と争で説明する。

回線９から回線制御部４を介して受信したデータは、送
信時と同様に受信側データメモリ１０にブロック毎（チ
ェックキャラクタを付加した１ライン毎）に収納され（
第２図参照）、受信側チェックキャラクタ発生部１１は
、前記受信側データメモリ１０に格納された受信データ
のうちチェックキャラクタを除いたデータを受入し、こ
のデータに対して送信側と同一の生成多項式によってチ
ェックキャラクタを算出し、逐次チェックキャラクタを
比較部１２に出力する。比較部１２の他の入力には受信
側データメモリ１０から受信したチェックキャラクタが
逐次加えられており、比較部１２は受信したチェックキ
ャラクタと新たに演算を施して得たチェックキャラクタ
とを比較する。比較部１２は両方のチェックキャラクタ
が不一致の場合に、伝送誤りが生じたと判断し、伝送誤
シがあったことを示す信号を受信側データ再送制御部１
３に送出する。

受信側データ再送制御部１３はシステムコントロール部
７、回線制御部４、回線９を介して伝送誤シが生じたデ
ータの再送を要求する。このデータ再送要求を受けた送
信側のファクシミリ装置（以下第１図に示すファクシミ
リ装置を送信側とする）は、送信側データ再送制御部１
４にょシステムコントロール部７を制御し、送信側デー
タメモリ３から必要なデータを読み出し、このデータを
再送する。なお、このデータ再送は、誤りが発見される
毎に行なってもよいし、１通信分の誤りをメモリに収納
しておいて、まとめて行なってもよい。

また、チェックキャラクタの算出、比較も受信中にリア
ルタイムで行ない、誤り’に記憶させておくことも可能
である。

このようにして誤りが全て訂正されたデータが受信側デ
ータメモリ１０に収納されると（以下第１図に示すファ
クシミリ装置を受信側とする）、メモリ１０に収納され
たデータは受信側データ変換部６に送出され、ここで復
号される。受信側データ変換部６で復号された画業信号
は記録部５に加えられ原稿再生が行なわれる。

なお、この実施例では送信側データメモリと受信側デー
タメモリ、送信側チェックキャラクタ発生部と受信側チ
ェックキャラクタ発生部、送信側データ再送制御部と受
信側データ再送制御部を別々に設けたが、それぞれ併用
させるようにしてもよい。また、データメモリ、チェッ
クキャラクタ発生部、比較部、およびデータ再送制御部
はファクシミリ装置と一体構成としてもよいし、各々別
面体としてもよい。

以上説明したように本発明によれば、受信したデータに
ついて、伝送誤りの検出、および誤シのあったデータの
再送を行なうことにょシ、画質劣化のない再生原稿を得
ることができる。

また、ＡＳＣＩＩ、ＪＩＳなどのコード情報を伝送デー
タとして取扱う場合は、伝送誤りの検出および再送によ
る誤シの訂正は特に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる通信誤りの訂正機能を有するフ
ァクシミリ装置のブロック図、第２図はデータメモリに
収納されたデータのデータフォーマット図を示す。 】・・・読取部、２・・・送信側データ変換部、３・・
・送信側データメモリ、４・回線制御部、５・・・記録
部、６・・・受信側データ変換部、７・・・システムコ
ントロール部、８・・・送信側チェックキャラクタ発生
部、９・・・回線、ｌＯ・・・受信側データメモリ、１
１・・・受信側チェックキャラクタ発生部、１２・・・
比較部、１３・・・受信側データ再送制御部、１４・・
・送信側データ再送制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送受信データに基づいて送信データの伝送誤りを検出す
   るためのチェックキャラクタを作り出すチェックキャラ
   クタ発生装置と、前記チェックキャラクタを含んだ送受
   信データを記憶するデータメモリと、チェックキャラク
   タを含んだ受信データに基づいて伝送誤りを検出する誤
   り検出手段と、誤９が検出されたとき対応するデータの
   再送を要求する信号を伝送し、再送を要求する信号を受
   信したときデータメモリに記憶された送信データから必
   要なデータを再送するデータ再送制御部とを具えたこと
   を特徴とする通信誤シの訂正機能を有するファクシミリ
   装置。