JP2725018B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2725018B2 JP9441188A JP9441188A JP2725018B2 JP 2725018 B2 JP2725018 B2 JP 2725018B2 JP 9441188 A JP9441188 A JP 9441188A JP 9441188 A JP9441188 A JP 9441188A JP 2725018 B2 JP2725018 B2 JP 2725018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来技術] 受信側ファクシミリ装置において、画情報の伝送エラ
ーが発生し、受信した画像の1部のラインにエラーがあ
った場合、画像記録の際に、受信画像を補正する前ライ
ン置換法や前後ライン補間法などが知られている。
前ライン置換法は、エラーラインの代りに前ラインの
画情報を記録するもので、前後ライン補間法は、例え
ば、エラーラインが1ラインのときは、前後のラインの
画情報の論理和情報等を記録し、複数ラインのときは、
前半には前ライン、後半には後ラインの画情報をそれぞ
れ記録するものである。
ここで、例えば、第4図(a)に示すように、送信側
で傾斜した棒状のパターP0の画像がライン1〜7で読み
取られて送信されたとする。各ラインの画情報は、符号
化されると共に1ラインの画情報の終わりを示すEOLコ
ードが付加されて送信される。受信側は、そのEOLコー
ドを検出することにより、1ラインの画情報を取り出
し、そのエラーのチェックを行なっている。
いま、受信側において、同図(a)におけるライン4
と5の画情報の伝送エラーを検出したとすると、画像記
録の際に、例えば、前後ライン補間法では、同図(b)
に示すように、ライン4にはライン3の画情報を記録
し、ライン5にはライン6の画像を記録することによ
り、受信画像を補正したパターンP1を記録する。
ところで、伝送エラーは、画情報データだけでなく上
記EOLコードに生じる場合がある。例えば、いま、ライ
ン4の画情報に付加されたEOLコードがエラーになる
と、ライン4と5との区切れ目を検出できなくなるた
め、ライン4と5の2ライン分の画情報をライン4の1
ラインの画情報と判断してしまうことになる。
そして、その1ラインがエラーしているので、受信画
像は、同図(c)に示すように、そのライン4のみが補
正され、1ライン欠落したパターンP2が記録される。こ
のため、原稿画像の長さL0に対して、記録画像の長さL1
が短縮されると共に、その記録画像はエラーラインの継
ぎ目で不自然になり、画像の再現性が悪化するという問
題があった。
[目的] 本発明は、上記の問題を解決し、画像の再現性を向上
させたファクシミリ装置を提供することを目的とする。
[構成] このために本発明は、ライン終端符号であるEOLコー
ドによりラインの区切れ目を識別して、各ラインの画情
報データを取り出し、その各ラインの画情報データのデ
ータ誤りを検出する一方、上記データ誤りがあることを
検出したエラーラインの画情報データのビット数を判定
し、そのエラーラインの前ラインおよび後ラインの正常
な各ラインの画情報データのビット数からエラーライン
位置の1ライン当たりのビット数を推定し、その1ライ
ン当たりのビット数と上記エラーラインの画情報データ
のビット数とによりエラーラインの本数を算出し、その
エラーラインの本数分だけ他の画情報を記録することに
より受信画像を補正するようにしたことを特徴とするも
のである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って所定の解像度の画情報
を取り出すもので、プロッタ2は画情報を記録紙に記録
するものである。符号化復合化部3は、送信する画情報
の符号化および受信した画情報の復合化を行なうもので
ある。バッファメモリ4は、受信した画情報を一時格納
するものである。
網制御装置5は、回線の補捉,発信先電話番号である
選択信号の送出,着信の検出などにより、所定の発呼動
作および着信動作を行なうものである。モデム6は、画
情報を変復調して伝送すると共に、伝送制御手順におけ
る各種手順信号を伝送するものである。通信制御部7
は、これら網制御装置5とモデム6を制御して所定の伝
送制御手順により、ファクシミリ伝送を実行するもので
ある。
操作表示部8は、操作ガイダンス等を表示すると共
に、そのガイダンスに従ってこのファクシミリ装置に所
定の送受信処理を実行させるための各種操作を行なうも
のである。
記録制御部9は、プロッタ2を制御して受信した画情
報を記録するものである。受信した画情報の一部のライ
ンにエラーがあった場合、この操作表示部8は、そのエ
ラーライン数を判定し、記録紙に記録する際にそのエラ
ーラインには、隣接する正常ラインを記録することによ
り、画像を補正する機能を備えている。
システム制御部10は、マイクロコンピュータシステム
から構成され、上記各部を制御してこのファクシミリ装
置の所定の動作を実行するものである。
以上の構成で、本実施例のファクシミリ装置は画像を
受信する場合、網制御装置5が着信を検知して回線接続
し、通信制御部7は、モデム6を介して、所定の手順で
画情報を受信する。そして、受信した画情報を順次バッ
ファメモリ4に格納する。記録制御部9は、その受信動
作に並行して、記録処理を実行する。
第2図は、この記録処理を示したもので、まず、バッ
ファメモリ4より符号化されている1ラインの画情報を
読み出し(処理101)、そのデータのビット数Nをレジ
スタ等で記憶する一方(処理102)、符号化復合化部3
により復合化する(処理103)。
いま、例えば、バッファメモリ4内に、第3図に示す
ように、ラインi〜i+3までの画情報データが、格納
されているとする。各ラインの画情報データの最後に
は、EOLコードが付加されている。復合化の際には、そ
のEOLコードを検知して1ラインの画情報データを識別
し、その1ラインの画情報データを読み出して復合化す
ることになる。
ところで、受信した画情報に伝送エラーによるデータ
エラーがあると、上記復合化の過程で、規定されていな
いコードやコードの並び方の誤りが検出される。また、
正常に復合化が実行されると、例えば、A4サイズの原稿
であれば、1728ビットというように所定ビット数の復合
化データが得られるが、データエラーがあると、所定の
復合化データが得られない。
次に、上記に基づいて、そのラインの画情報のデータ
エラーの有無を判別し(処理104)、データエラーがな
い場合(処理104のN)、直前の1ラインがエラーであ
ったかどうか判定する(処理105)。ここで、直前の1
ラインがエラーでなかった場合(処理105のN)、ビッ
ト数Nをビット数N0とおく(処理106)。
いま、第3図に示すように、ラインiの画情報にデー
タエラーがないものとすると、そのラインiの画情報デ
ータのビット数n1が上記ビット数N0となる。
次いで、復合化した画情報をプロッタ2に転送して通
常どおり画像を1ライン記録する(処理107)。そし
て、バッファメモリ4にまだ記録すべき画情報がある場
合(処理108のY)、前記処理101に戻り、上記と同様
に、次の1ラインの画情報を読み出す(処理101へ)。
ここで、第3図に示すように、ラインi+1のEOLコ
ードがエラーしているとすると、1ライン分の画情報デ
ータが識別できなくなるため、ラインi+2のEOLコー
ドを検知して、1ラインの画情報と判定してしまうこと
になる。従って、この場合、上記ビット数Nは、ライン
i+1とラインi+2の画情報データのビット数の和n2
+n3になる(処理102)。そして、復合化処理の後(処
理103)、データエラーが判定され(処理104のY)、こ
こで、上記ビット数Nがビット数Neとおかれ、ビット数
Neは、上記ビット数の和n2+n3になる(処理109) 次に、第3図のラインi+3の画情報が、前記と同様
に処理される。この画情報にデータエラーがないものと
すると、ビット数Nは、ライン4の画情報のビット数n4
になる。いま、直前のラインがエラーであったので(処
理105のN)、次に、ビット数Nxを、上記ビット数N,N0
とにより、Nx=(N+N0)/2として算出する。いま、ビ
ット数Nはライン4のビット数n4、ビット数N0はライン
1のビット数n4がそれぞれセットされているので、ビッ
ト数Nxは、両者のビット数の平均値になる。つまり、一
般に隣接するラインのデータ量は、ほぼ等しいので、上
記ビット数Nxは、エラーとなったラインiとi+2にお
ける1ライン当たりの推定ビット数になる(処理11
0)。
次に、ライン数Iを、上記ビット数Ne,Nxとにより、
I=Ne/Nxとして算出する。いま、ビット数Neには、エ
ラーラインであるラインi+1とラインi+2の画情報
データのビット数の和n2+n3がセットされている。ま
た、上記ビット数Nxは、エラーライン位置における1ラ
イン当たりの推定ビット数であるため、ライン数Iは、
エラーライン数の近似値になる。つまり、第3図の例で
は、ライン数Iは、2に近い小数値が得られるようにな
る(処理111)。
そこで、このライン数Iを整数化し(処理112)、そ
のライン数I分だけ、例えば、正常は隣接ラインの画情
報を記録するという所定の記録方式により受信画像を補
正する(処理113)。
この後、正常なラインi+3の1ラインの画像を記録
した後(処理107)、同様の処理を繰り返す。
これにより、例えば、元の画像が第4図(a)に示し
たような画像で、ライン4のEOLコードがエラーした場
合でも、同図(b)に示すように、ライン4とライン5
の2ラインの画像が補正され、良好な画像が得られるよ
うになる。
また、以上の例では、1ラインのEOLコードがエラー
する例を説明したが、2ライン以上の場合でも、同様に
補正されるようになる。
以上のように、本実施例では、各ラインの画情報エラ
ーを検知した場合、そのエラーラインの画像情報のビッ
ト数Neとし、そのラインの前ラインの画情報のビット数
N0と後ラインの各情報ビット数Nとの平均値を算出する
ことにより、エラーライン位置の1ライン当たりのビッ
ト数Nxを推定している。そして、上記ビット数NeとNxと
により、エラーラインの本数Iを求め、その本数I相当
分だけ、所定の記録方式により、受信画像を補正するよ
うにしている。
これにより、第4図(c)に示したように、複数ライ
ンが1ラインとして記録されることがなくなるため、記
録画像の長さが短縮されることがなくなると共に、エラ
ーラインの継ぎ目で不自然になることもなくなるため、
画像の再現性が向上する。
なお、以上の実施例では、エラーラインの前後1ライ
ンの画情報の各ビット数の平均を求めてエラーライン位
置の1ライン当たりのビット数を推定するようにした
が、エラーラインの前後の複数ラインの平均を求めるよ
うにしてもよい。
[効果] 以上のように、本発明によれば、ライン終端符号の識
別により各ラインの画情報データを取り出してデータ誤
りを検出する一方、データ誤りがあることを検出したエ
ラーラインの画情報データのビット数を判定し、そのエ
ラーラインの前と後の正常ラインの画情報データのビッ
ト数の平均値を算出してエラーライン位置の1ライン当
たりのビット数を推定して、そのビット数とエラーライ
ンのビット数とに基づいてエラーラインの本数を算出
し、記録時にそのエラーラインの本数分だけ所定の補正
を行なうようにしたので、複数ラインが1ラインとして
記録されることがなくなるため、記録画像の長さが短縮
されることがなくなると共に、エラーラインの継ぎ目で
不自然になることもなくなり、画像の再現性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図は記録処理の動作フローチャー
ト、第3図は各ラインの画情報の一例を示す説明図、第
4図(a)〜(c)は従来の受信画像の補正動作を示す
説明図である。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復合化
部、4……バッファメモリ、5……網制御装置、6……
モデム、7……通信制御部、8……操作表示部、9……
記録制御部、10……システム制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化された各ラインの画情報データにそ
    の終端を示すライン終端符号が付加されている画情報信
    号を受信して、上記各ラインの画情報データのデータ誤
    りを検出する一方、画像記録の際にデータ誤りを検出し
    たエラーライン位置には他の画情報を記録することによ
    り受信画像を補正するファクシミリ装置において、 上記ライン終端符号によりラインの区切れ目を識別して
    各ラインの画情報データを取り出す画情報抽出手段と、 取り出した上記各ラインの画情報データのデータ誤りを
    検出する誤り検出手段と、 上記データ誤りがあることを検出したエラーラインの画
    情報データのビット数を判定するエラーラインデータ量
    判定手段と、 上記エラーラインの前後の正常な各ラインの画情報デー
    タのビット数から1ライン当たりのビット数を推定する
    1ラインデータ量推定手段と、 上記推定した1ライン当たりのビット数と上記エラーラ
    インの画情報データビット数とによりエラーラインの本
    数を算出するエラーライン数判定手段と、 上記算出したエラーライン数分だけ他の画情報を記録す
    ることにより受信画像を補正する画像補正手段と を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
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