JP2833889B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP2833889B2 JP2833889B2 JP3274058A JP27405891A JP2833889B2 JP 2833889 B2 JP2833889 B2 JP 2833889B2 JP 3274058 A JP3274058 A JP 3274058A JP 27405891 A JP27405891 A JP 27405891A JP 2833889 B2 JP2833889 B2 JP 2833889B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の送
信機能に関する。
信機能に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ送信機で
は、相手ファクシミリ受信機がＥＣＭ機能を持っていれ
ば、ＥＣＭで送信していた。
は、相手ファクシミリ受信機がＥＣＭ機能を持っていれ
ば、ＥＣＭで送信していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ送信機は、相手ファクシミリ受信機がＥＣＭ機能
を持っていれば、必ずＥＣＭで送信していたので、ＥＣ
ＭとＥＣＭを行わないＧ３で符号化方式が同じ場合や、
１ページの画像データ量が多く、ブロックサイズが２５
６フレームを越えたためにポストメッセージの送受信を
行う場合に、相手ファクシミリ受信機との回線状態が良
好で画像データの送信に誤りが発生しない場合には、Ｅ
ＣＭを行わないＧ３モードに比べて通信時間がかかる欠
点がある。
シミリ送信機は、相手ファクシミリ受信機がＥＣＭ機能
を持っていれば、必ずＥＣＭで送信していたので、ＥＣ
ＭとＥＣＭを行わないＧ３で符号化方式が同じ場合や、
１ページの画像データ量が多く、ブロックサイズが２５
６フレームを越えたためにポストメッセージの送受信を
行う場合に、相手ファクシミリ受信機との回線状態が良
好で画像データの送信に誤りが発生しない場合には、Ｅ
ＣＭを行わないＧ３モードに比べて通信時間がかかる欠
点がある。
【０００４】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るファクシミリ送信機は、１ページの画
像データをＥＣＭで送信するときのブロック数を計算す
るブロック計算部と各宛先の過去の送信結果を保持する
送信結果記憶部を有し、ブロック計算部で計算されたＥ
ＣＭ送信時のブロック数と送信結果記憶部に記憶されて
いる過去の画像データ送信の誤り発生状況からＥＣＭで
送信するかＥＣＭを行わないＧ３で送信するかを決定す
る通信モード決定部を備えて構成される。
に、本発明に係るファクシミリ送信機は、１ページの画
像データをＥＣＭで送信するときのブロック数を計算す
るブロック計算部と各宛先の過去の送信結果を保持する
送信結果記憶部を有し、ブロック計算部で計算されたＥ
ＣＭ送信時のブロック数と送信結果記憶部に記憶されて
いる過去の画像データ送信の誤り発生状況からＥＣＭで
送信するかＥＣＭを行わないＧ３で送信するかを決定す
る通信モード決定部を備えて構成される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
て図面を参照して具体的に説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。
成図である。
【０００８】図１において、制御部１はファクシミリ全
体を制御し、読取部２は画像データの読取を行い、ブロ
ック計算部３は読取部２で読み取られた１ページの画像
データをＥＣＭで送信するときのブロックサイズを計算
する。ブロックサイズとは、画像データを符号化し、Ｃ
ＣＩＴＴ Ｔ．３０勧告で定義されているファクシミリ
符号化データ部のフレームサイズでフレーム化したとき
のフレーム数である。さらに、通信部４は相手ファクシ
ミリ受信機と通信を行い、通信モード決定部５は、ブロ
ック計算部３で計算されたＥＣＭ送信時の各ページのブ
ロックサイズと送信結果記憶部４に記憶されている過去
複数回の送信結果から、ＥＣＭで送信するか、Ｇ３で送
信するかを決定し、送信結果記憶部６は、過去に行われ
た送信において、画像データの送信誤りが発生したかど
うかを予め規定した回数分保持する。画像データの送信
誤りとは、例えば、ＥＣＭ送信でＰＰＲの受信や、Ｇ３
送信でＲＴＮ、ＰＩＮの受信、受信機側で検出した画像
データのエラーライン数を通知する機能を持った送受信
機間で通知されたエコーライン数が０以外であったとき
のことをいう。
体を制御し、読取部２は画像データの読取を行い、ブロ
ック計算部３は読取部２で読み取られた１ページの画像
データをＥＣＭで送信するときのブロックサイズを計算
する。ブロックサイズとは、画像データを符号化し、Ｃ
ＣＩＴＴ Ｔ．３０勧告で定義されているファクシミリ
符号化データ部のフレームサイズでフレーム化したとき
のフレーム数である。さらに、通信部４は相手ファクシ
ミリ受信機と通信を行い、通信モード決定部５は、ブロ
ック計算部３で計算されたＥＣＭ送信時の各ページのブ
ロックサイズと送信結果記憶部４に記憶されている過去
複数回の送信結果から、ＥＣＭで送信するか、Ｇ３で送
信するかを決定し、送信結果記憶部６は、過去に行われ
た送信において、画像データの送信誤りが発生したかど
うかを予め規定した回数分保持する。画像データの送信
誤りとは、例えば、ＥＣＭ送信でＰＰＲの受信や、Ｇ３
送信でＲＴＮ、ＰＩＮの受信、受信機側で検出した画像
データのエラーライン数を通知する機能を持った送受信
機間で通知されたエコーライン数が０以外であったとき
のことをいう。
【０００９】次に本発明の動作を図１と図２の通信モー
ド決定部５の通信モード決定手順を示したフローチャー
トに基づいて説明する。制御部１は、画像データの読取
を読取部２に、ブロックサイズの計算をブロック計算部
３に指示する。ブロック計算部３は、読み取った画像デ
ータを符号化してフレーム化した場合のブロックサイズ
を計算する。制御部１は、通信部４から通知された相手
ファクシミリ受信機の受信能力（ＥＣＭの有無、符号化
方式）、ブロック計算部３から通知された各ページのブ
ロックサイズ、相手ファクシミリ受信機の宛先データを
通信モード決定部５に渡して通信モードの決定を行う。
ＥＣＭとＧ３で同一の画像データを送信する場合、ＥＣ
Ｍは符号化された画像データをＨＤＬＣで送るためデー
タ量が多くなる。また、ＥＣＭでブロックサイズが２５
６フレームを越える場合はポストメッセージの送受信を
行うため、通信時間が余計にかかる。そこで、通信モー
ド決定部５は、画像データの送信中に誤りが発生しない
と考えられる場合は、通信時間が短くなるようにＥＣＭ
またはＧ３を選択する。通信モード決定部５は、相手フ
ァクシミリ受信機がＥＣＭを持っているか判断する（ス
テップ１０）。ＥＣＭを持っていないときには、Ｇ３を
選択する。ＥＣＭを持っている場合には、ＥＣＭでＣＣ
ＩＴＴで規定されているＴ．６符号化を行うかどうかを
確認する（ステップ１１）。Ｔ．６符号化を行う場合に
は、ブロック計算部３で計算されたブロックサイズが各
ページとも２５６フレーム以下かどうか確認する。ブロ
ックサイズが２５６フレーム以下のときには、ＥＣＭを
選択する（ステップ１２）。Ｔ．６符号化を行わないと
き、またはブロックサイズが２５６より大きいときに
は、送信結果記憶部６から過去数回分の送信結果を取り
出し、過去の送信において誤りが発生したかどうかを確
認する（ステップ１３）。過去の送信で誤りが発生して
いないときには、Ｇ３を選択し、複数回の送信中に１回
でも誤りがあったときには、ＥＣＭを選択する。制御部
１は、通信モード決定部５から通知された通信モードで
送信することを通信部４に指示する。送信が終了する
と、制御部１は、通信部４から受けた誤り発生状況を通
信モード決定部５通知する。通信モード決定部５は、誤
り発生状況を送信結果記憶部６に保存する。
ド決定部５の通信モード決定手順を示したフローチャー
トに基づいて説明する。制御部１は、画像データの読取
を読取部２に、ブロックサイズの計算をブロック計算部
３に指示する。ブロック計算部３は、読み取った画像デ
ータを符号化してフレーム化した場合のブロックサイズ
を計算する。制御部１は、通信部４から通知された相手
ファクシミリ受信機の受信能力（ＥＣＭの有無、符号化
方式）、ブロック計算部３から通知された各ページのブ
ロックサイズ、相手ファクシミリ受信機の宛先データを
通信モード決定部５に渡して通信モードの決定を行う。
ＥＣＭとＧ３で同一の画像データを送信する場合、ＥＣ
Ｍは符号化された画像データをＨＤＬＣで送るためデー
タ量が多くなる。また、ＥＣＭでブロックサイズが２５
６フレームを越える場合はポストメッセージの送受信を
行うため、通信時間が余計にかかる。そこで、通信モー
ド決定部５は、画像データの送信中に誤りが発生しない
と考えられる場合は、通信時間が短くなるようにＥＣＭ
またはＧ３を選択する。通信モード決定部５は、相手フ
ァクシミリ受信機がＥＣＭを持っているか判断する（ス
テップ１０）。ＥＣＭを持っていないときには、Ｇ３を
選択する。ＥＣＭを持っている場合には、ＥＣＭでＣＣ
ＩＴＴで規定されているＴ．６符号化を行うかどうかを
確認する（ステップ１１）。Ｔ．６符号化を行う場合に
は、ブロック計算部３で計算されたブロックサイズが各
ページとも２５６フレーム以下かどうか確認する。ブロ
ックサイズが２５６フレーム以下のときには、ＥＣＭを
選択する（ステップ１２）。Ｔ．６符号化を行わないと
き、またはブロックサイズが２５６より大きいときに
は、送信結果記憶部６から過去数回分の送信結果を取り
出し、過去の送信において誤りが発生したかどうかを確
認する（ステップ１３）。過去の送信で誤りが発生して
いないときには、Ｇ３を選択し、複数回の送信中に１回
でも誤りがあったときには、ＥＣＭを選択する。制御部
１は、通信モード決定部５から通知された通信モードで
送信することを通信部４に指示する。送信が終了する
と、制御部１は、通信部４から受けた誤り発生状況を通
信モード決定部５通知する。通信モード決定部５は、誤
り発生状況を送信結果記憶部６に保存する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
相手ファクシミリ受信機の受信能力と１ページの画像デ
ータ量、過去の相手ファクシミリ受信機との送信結果か
らＥＣＭで送信するか、ＥＣＭを行わないＧ３で送信す
るか決定することにより、通信時間を短縮できる効果が
得られる。
相手ファクシミリ受信機の受信能力と１ページの画像デ
ータ量、過去の相手ファクシミリ受信機との送信結果か
らＥＣＭで送信するか、ＥＣＭを行わないＧ３で送信す
るか決定することにより、通信時間を短縮できる効果が
得られる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図２】通信モード決定部５の通信モード決定手順を示
したフローチャートである。
したフローチャートである。
１…制御部 ２…読取部 ３…ブロック計算部 ４…通信部 ５…通信モード決定部 ６…送信結果記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−47972（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 1/32 - 1/34
Claims (1)
- 【請求項１】 誤り訂正方式（ＥＣＭ）と誤り訂正を行
わないＧ３方式を有するファクシミリ送信機に、１ペー
ジの画像データをＥＣＭで送信するときのブロックサイ
ズを計算するブロック計算部と、各宛先の過去の送信結
果を保持する送信結果記憶部と、前記ブロック計算部で
計算されたＥＣＭ通信時のブロックサイズと前記送信結
果記憶部に記憶されている過去の誤り発生状況からＥＣ
Ｍで送信するかＥＣＭを行わないＧ３で送信するかを決
定する通信モード決定部と、該通信モード決定部に通信
モードの決定を指示する制御部とを付加して構成される
ことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274058A JP2833889B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274058A JP2833889B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05114984A JPH05114984A (ja) | 1993-05-07 |
| JP2833889B2 true JP2833889B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17536384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274058A Expired - Fee Related JP2833889B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2833889B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3274058A patent/JP2833889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05114984A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |