JP2868892B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信画像に対して、通常の2値画像に有効
な画像補正機能を備えたファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 画像補正の方法としては、例えば、特開昭58−114573
号公報に見られるようなスムージング処理や、特開昭62
−59513号公報に見られるような孤立点除去処理がよく
知られている。
スムージング処理は、画像の階段状になった輪郭部を
滑らかに補正するもので、孤立点除去処理は、原稿の地
膚汚れやノイズなどを除去するものである。
近年、このような画像補正機能を備えたファクシミリ
装置が開発されている。
通常、ファクシミリ装置は、原稿画像を白黒の2値で
読み取って2値画像として伝送する。しかし、最近、多
値で読み取ってディザ処理などを行なって2値の疑似中
間調画像として送信する機能を備えたものがよく使用さ
れている。
従来は、上記のような画像補正機能を備えたファクシ
ミリ装置が、画像受信した場合、受信画像が2値画像の
ときでも、中間調画像のときでも、常にそれらの補正処
理を実行するようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、中間調画像は白画素と黒画素とを適当に離
散させて濃淡を表現しており、そのような画像に対し
て、上記補正処理を実行すると、却って画質を悪化させ
てしまうという問題があった。
このような問題を解決する方法として、送信側から受
信側に画像の種別を通知することが考えられる。
しかしながら、そのためには、送信側に新たな通知機
能が必要となると共に、NSS信号などにその通知情報を
新たに定義しなくてはならない。このため、従来装置と
通信する場合には、せっかく備えた機能も利用できず、
従来装置との互換性がなくなってしまう問題がある。
本発明は、以上の問題を解決し、受信画像の画質を向
上させると共に、従来装置との互換性を有することがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このために、本発明の第1の手段は、画像受信の際
に、画信号のデータ伝送速度と伝送時間と画像サイズと
に基づいて、画像の単位サイズ当たりのデータ量を判定
し、そのデータ量が一定値以下の場合に、通常の2値画
像に対して有効な各種画像補正を実行するようにしたも
のである。
また、第2の手段は、スムージング機能と孤立点除去
機能とを備えている場合、上記データ量が規定値以下の
ときには、スムージング機能により画像補正を実行し、
そのデータ量がさらに小さい別の規定値以下のときに
は、スムージング機能と孤立点除去機能との両方で画像
補正を行なうようにしたものである。
[作用] 疑似中間調画像は、通常の2値画像に比べて、データ
量が大幅に増大するので、画像の単位サイズ当たりのデ
ータ量が少ない場合、2値画像であると判定することが
できる。上記第1の手段では、2値画像と判別した場合
のみ各種画像補正を行なうので、良好な画像が得られる
と共に、中間調画像の場合には画像補正を行なわないの
で、画質の劣化を防止することができる。
ところで、上記データ量が多くも少なくもなく、2値
画像かどうか判別できない場合がある。このような場合
にスムージング処理を実行すると、2値画像のときには
画質が向上するものの、中間調画像のときには画質が悪
化する。しかし、このとき、2値画像における画質向上
の効果は高く、中間調画像における画質悪化の程度は小
さい。
上記第2の手段では、2値画像かどうか判別不能の場
合に、スムージング処理を実行するので、特に2値画像
の場合に、良好な画像を得ることができる。
また、上記第1および第2の手段は、送信側および伝
送制御手順は従来と異なっていないので、従来装置との
互換性を有することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画像を記録紙に記録するものである。
符号化復号化部3は、送信する画情報を符号化によるデ
ータ圧縮する一方、受信した画情報を復号化して元の画
情報を再生するものである。
ページメモリ4は、送受信する1ページ分の画情報を
一時格納するものである。画像補正部5は、受信画像に
対して前述したスムージング処理および孤立点除去処理
により画像情報を行なうものである。モデム6は、画情
報を変復調して伝送すると共に、伝送制御のための各種
手順信号を伝送するものである。網制御装置7は、電話
回線が接続され、発着信の際に所定の回線制御を行なう
ものである。
操作表示部8は、装置が動作状態を表示する一方、オ
ペレータが各種操作を行なうものである。システムメモ
リ9は、装置に対して予め設定する情報を格納すると共
に、通信動作中に得る情報を必要に応じて格納するもの
である。
システム制御部10は、上記各部を制御するマイクロコ
ンピュータである。信号バス11は、以上の各部が相互間
で各種制御信号やデータをやりとりする信号ラインであ
る。
以上の構成で、次の本実施例のファクシミリ装置の受
信動作を説明する。
このファクシミリ装置は、第2図に示すように、着信
すると(処理101)、G3ファクシミリの既知の伝送制御
手順を開始する。このとき、DCS信号またはNSS信号によ
り、送信側から画像幅などの通信モード情報を得る。ま
た、モデムトレーニングを実行して、画信号のデータ伝
送速度を決定する(処理102)。
この後、画信号の受信を監視し(処理103のNのルー
プ)、画信号の受信が開始すると(処理103のY)、制
御プログラム上のタイマをスタートさせる(処理10
4)。そして、画信号から画情報を取り出してページメ
モリ4に格納する(処理105)。
この画信号は、画情報1ページ分連続して送信され
る。ファクシミリ装置は、この間、画信号の連続を監視
しながら(処理106、処理106のN)、上記受信を繰り返
す(処理105へ)。
そして、1ページ分受信して画信号が断になると(処
理106のY)、上記タイマを停止する(処理107)。
次いで、そのタイマが示す画信号の伝送時間Tを読み
取る。また、受信画像のライン数Nおよびその画像幅を
判定する(処理108)。そして、1ライン当たりの伝送
時間tを、t=T/Nとして算出する(処理109)。
ところで、システムメモリ9内には、第3図に示すよ
うに、A4サイズとB4サイズの各画像幅、および2400bps
から9600bpsまでの各種データ伝送速度におけるそれぞ
れの各種伝送時間tm1〜tm8,tn1〜tn8のデータが予め格
納されている。
伝送時間tm1〜tm8は、それぞれの条件において、1ラ
イン当たりの伝送時間が、その値未満であるとき、2値
画像であると判別するためのデータである。また、伝送
時間tn1〜tn8は、1ライン当たりの伝送時間が、その値
以上のとき、中間調画像であると判別するためのデータ
である。各伝送時間tniは、対応する伝送時間tmiよりも
大きい値である。
ファクシミリ装置は、それらの記憶情報の内、いま画
信号を受信したときのデータ伝送速度と、受信画像の幅
とに対応した1つの伝送時間tmi,tniを読み出す(処理1
10)。
次に、その伝送時間tniと、上記算出した伝送時間t
とを比較する(処理111)。そして、伝送時間t<tni
場合(処理111のY)、画像補正部5におけるスムージ
ング処理機能をオン状態にする(処理112)。
次いで、上記伝送時間tmiと、上記伝送時間tとを比
較する(処理113)。そして、伝送時間t<tmiの場合
(処理113のY)、画像補正部5における孤立点除去の
処理機能をオン状態にする(処理114)。
この後、ページメモリ4に格納した画情報を画像補正
部5を経由してプロッタ2に転送する。このとき、画像
補正部5において、スムージングまたは孤立点除去の処
理機能がオンになっている場合、その画像補正処理が実
行され、補正画像が記録されるようになる(処理11
5)。
一方、上記判別において、伝送時間t≧tniの場合
(処理111のN)、あるいは伝送時間t≧tmiの場合(処
理113のN)、直ちに画像記録を実行する(処理115
へ)。
この後、次ページの画信号が送信されるかどうか判別
し(処理116)、送信される場合には(処理116のY)、
その画信号を同様に処理する(処理103へ)。そして、
最終ページまで受信すると(処理116のN)、以上の受
信処理を終了する。
ところで、上記において、実際の伝送時間tがt≧tn
iとなる場合は、中間調画像と判別すると共に、伝送時
間t<tmiの場合は、2値画像と判別していることを意
味している。
一方、伝送時間tmi≦t<tniとなる場合は、判別不能
を意味している。
本実施例では、2値画像と判別した場合、スムージン
グ機能と孤立点除去機能とをオンする一方、判別不能の
場合にも、スムージング機能をオンにしている。
これにより、受信画像が2画像の場合、画質が向上す
るようになる。また、中間調画像と判定できた場合に
は、その受信画像の画質の劣化を確実に防止することが
できるようになる。
また、本実施例は、受信側にのみ新たな機能を備えた
ものである。従って、送信側ファクシミリ装置および伝
送制御手順は従来のままで、上記のように画像受信する
ことができ、従来装置との互換性を有することができ
る。
なお、本実施例では、1ライン当たりの画信号の伝送
時間の長短により画像のデータ量の大小を判別するよう
にしたが、画信号の伝送時間,画像サイズおよびデータ
伝送速度を元にすれば、任意サイズを単位として画像の
データ量を算出することができる。そのデータ量によ
り、同様に受信画像の種別を判定することができること
は当然である。
また、スムージング処理と孤立点除去処理について説
明したが、2値画像に対して有効な他の画像補正処理に
対して、本発明が同様に適用できることはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、画像受信の際に、画
信号のデータ伝送速度と伝送時間と画像サイズとに基づ
いて、画像の単位サイズ当たりのデータ量を判定し、そ
のデータ量が一定値以下の場合に、通常の2値画像に有
効な各種画像補正を実行するようにしたので、受信した
2値画像の画質が向上すると共に、中間調画像の画質の
劣化を防止することができると共に、送信側および伝送
制御手順は従来どおりであるため、従来装置との互換性
を有することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図はそのファクシミリ装置の受信動
作のフローチャート、第3図は予め記憶している伝送時
間データの説明図である。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復号化
部、4……ページメモリ、5……画像補正部、6……モ
デム、7……網制御装置、8……操作表示部、9……シ
ステムメモリ、10……システム制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の2値画像または疑似中間調の2値画
    像を受信し、受信した画像に対して通常の2値画像に対
    して有効な画像補正を行なう機能を備えたファクシミリ
    装置において、画像受信の際に画信号のデータ伝送速度
    と伝送時間と画像サイズとに基づいて画像の単位サイズ
    当たりのデータ量を判定するデータ量判定手段と、判定
    した上記データ量が一定値以下の場合に上記画像補正を
    実行する補正実行手段と、補正した画像を記録する記録
    手段とを備えていることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】上記画像補正の機能として画像の輪郭を滑
    らかにするスムージング機能と画像の孤立点を除去する
    孤立点除去機能とを備える一方、上記判定したデータ量
    が規定値以下の場合に上記スムージング機能により画像
    補正を実行する手段と、上記データ量がさらに小さい別
    の規定値以下の場合にスムージング機能と孤立点除去機
    能とにより画像補正を行なう手段とを備えていることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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