JP2819912B2 - 画像データの蓄積方式判別方法 - Google Patents

画像データの蓄積方式判別方法

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JP2819912B2
JP2819912B2 JP4008456A JP845692A JP2819912B2 JP 2819912 B2 JP2819912 B2 JP 2819912B2 JP 4008456 A JP4008456 A JP 4008456A JP 845692 A JP845692 A JP 845692A JP 2819912 B2 JP2819912 B2 JP 2819912B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリに蓄積され
た画像データの蓄積方式を判別する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置では、読取走査
した原稿の画像データをMHやMR等の所定の符号化方
式で圧縮変換させた状態で画像メモリに一旦蓄積させた
後に、所定時間経過後に自動発呼等を行わせることによ
り、ファクシミリ送信を実行する所謂メモリ送信機能を
備えたものが開発され、使用されている。一方、かかる
メモリ送信を実行するに際しては、画像データの送信に
先立って相手側のファクシミリ装置に対し、自己の画像
データの符号化方式、原稿幅、及び画像データの線密度
(原稿読取走査時のノーマル、ファイン、S−ファイン
等のモードに対応)等のデータをプロトコル信号として
送信する必要がある。
【0003】そこで、従来では、図5に示すように、画
像読取部2で読取走査した原稿Gの画像データを信号処
理部4を介して画像メモリ1に蓄積させる際に、これと
は別に設けられた管理テーブル10に、画像データの符
号化方式、原稿幅、及び線密度等の蓄積方式のデータを
格納させていた。かかる管理テーブル10の使用によれ
ば、画像データのファクシミリ送信に先立って、管理テ
ーブル10に格納されたデータを読み出して送信出力す
ることにより、その後に送信する画像データの蓄積方式
の内容を伝えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、画像データの蓄積方式のデータを格納す
るための専用の管理テーブル10が必要であるから、ハ
ード構成が複雑化するばかりか、かかる管理テーブル1
0のメモリが何らかの事情で壊れた場合には、もはや画
像データの蓄積方式を知ることができなくなるという問
題点を生じていた。また、従来では、画像メモリ1に蓄
積する画像データのファイル毎に蓄積方式のデータを管
理テーブル10に格納しなければならないため、画像デ
ータのファイル数が多い場合には、管理テーブル10の
メモリ使用領域が大きくなり、メモリの使用効率が悪く
なるという虞れもあった。従来において、このような諸
問題は、上記のメモリ送信を行う場合に限らず、メモリ
受信を行う場合、即ち、相手側ファクシミリ装置から受
信した画像データを画像メモリへ一旦蓄積させた後に、
その画像データを読み出して記録紙に印字出力する際
に、その蓄積方式を判断する場合においても生じてい
た。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、画像メモリに蓄積された画像データの符号化方式、
原稿幅、及び線密度等の内容を、管理テーブルを用いる
ことなく適切に判別することができる、画像データの蓄
積方式判別方法を提供することを、その目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係る画像データの蓄積方式判別方
法は、符号化処理されて画像メモリに蓄積された画像デ
ータを、MH復号モードで画素信号に順次変換させなが
ら、画素信号に対するEOL信号の位置を検出して原稿
サイズを判別し、次いで後続ラインの画像データのMH
復号化がエラーとなるか否かを識別することによって、
符号化された蓄積形式を判別する構成である。
【0007】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係る画像データ
の蓄積方式判別方法において、画像メモリに蓄積された
画像データをMHの復号モードで画素信号に復号させた
場合に位置検出を行うEOL信号は、読取走査された画
像データの1ライン毎の画素信号の終わりを示すもので
あり、その位置は原稿サイズに応じて異なり、例えば原
稿幅がA4幅の場合には1728ビットの画素信号の後
にEOL信号が付され、又B4幅の場合には2048ビ
ットの画素信号の後にEOL信号が付されている。従っ
て、かかるEOL信号を検出し、画素信号に対する位置
を判断する本発明によれば、画像データの原稿幅が正確
に判断できる。
【0008】また、本発明では、2ライン目以降の画像
データをエラーなくMH復号化できれば、そのラインは
MH方式として、又エラーが発生しMH復号化ができな
ければ、そのラインはMR方式として判断する。従っ
て、本発明では、かかるMH復号化がエラーになるか否
かにより、2ライン目以降の画像データの信号が、M
H、MRの何れであるかを順次判別でき、例えばMHの
みが継続していれば1次元符号化方式(MH方式)とし
て、又MRのラインが存在すれば、二次元符号化方式
(MR方式)として判断でき、画像データの符号化方式
を正確に判断できる。
【0009】更に、上記のように、画素信号の1ライン
毎のMH、MR方式を順次識別すると、MR方式におけ
る線密度が、ノーマル、ファイン、S−ファインの何れ
のモードであるかを判別することができる。即ち、二次
元符号化方式においては、画素信号のMH化されたライ
ンの存在するピッチが、ノーマル、ファイン、S−ファ
インの各モード毎に相違するために、かかるMH化され
たラインがどのような一定間隔で存在するのかを識別す
れば、その線密度を判断することが可能となり、例えば
画素信号の第3番目のラインがMHであればノーマル、
第5番目のラインがMHであればファイン、第9番目の
ラインがMHであればS−ファインとして判断できる。
従って、本発明では、管理テーブル等に画像データの蓄
積方式を格納させることなく、画像メモリに蓄積された
画像データの原稿サイズ、符号化方式、及び線密度を各
々判別することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る画像データの蓄積方
式判別方法を適用するファクシミリ装置Fのハード構成
の一例を示すブロック図、図2は復号化処理した画像デ
ータの信号を示す説明図、図3は読取走査線密度に対応
する各ラインの符号化状態を示す説明図である。
【0011】図1のファクシミリ装置Fの画像メモリ1
に、画像読取部2で読取走査された原稿Gの画像データ
が、符号化回路3を通して符号化処理された状態で蓄積
されている場合において、その画像データの蓄積方式を
判別するには、先ず信号処理部4によって画像メモリ1
から符号化処理された画像データを読み出し、これを復
号化回路5に入力させることによりMHの復号モードで
画素信号に変換させる。かかる復号化された画像データ
の信号は、図2に示すように、1ライン目にあっては、
画像データ信号の最先端を示すEOL信号の後に、白黒
画素の情報としての所定ビット数の画素信号が続き、又
その後には画素信号の1ライン目の終端を示すEOL信
号が続くものである。尚、本発明において検出対象とな
るEOL信号は、最先端のEOL信号ではなく、終端側
のEOL信号であり、本発明において単にEOL信号と
いうときは、この終端側のEOL信号の意である。ま
た、復号化された画像データの信号の2ライン目以降に
あっては、始端側のEOL信号が存在しない点で1ライ
ン目とは相違するが、それ以外は1ライン目と同様に、
画素信号やEOL信号で構成された信号となる。
【0012】但し、上記画像データの復号に際しては、
予め原稿幅を指定する必要があるため、本実施例では例
えば先ず最初の原稿幅としてA4幅を指定する。そし
て、A4幅で画像データを復号した際には、その1ライ
ン目の画像データの信号のEOL信号が検出される迄の
画素信号のビット数を信号処理部4によってカウントさ
せることにより、その原稿幅がA4幅であるか否かが判
別できる。即ち、A4幅の画像データの白黒画素数は1
728ドットであるから、EOL信号が1728ビット
の画素信号の直後に検出されれば、当該画像データがA
4幅であると判断できる。これに対し、EOL信号が検
出される迄の画素信号が1728ビットではない場合
(エラーの場合)には、画像データの原稿幅がA4幅で
はないと判断できるから、それ以外の例えばB4幅、或
いはA3幅を新たに指定して画像データの復号化処理を
再度実行し、エラーが発生することなく、その原稿幅が
決定できるまで指定原稿幅を変更しながらその復号化処
理を繰り返し行う。
【0013】B4幅、A3幅の1ラインの白黒画素数
は、各々2048ドット、2432ドットであるから、
B4幅を指定して復号化した場合において、2048ビ
ットの画素信号の後にEOL信号が検出されれば、B4
幅であると判断でき、又A3幅で復号化した場合に24
32ビットの画素信号の後にEOL信号が検出されれ
ば、A3幅であると判断できる。このような画像データ
の原稿幅の判別は、復号化処理された画像データの信号
の1ライン目を見るだけで適切に判断できる。
【0014】次いで、前記1ライン目の画像データのM
H復号化処理に続き、2ライン目のMH復号化処理を行
うが、その際、各ラインの画像データのMH復号化がエ
ラー無く実行できれば、当然ながらそのラインはMHで
あるが、エラーとなった場合にはそのラインの画像デー
タの符号化方式はMRと判断する。従って、本発明で
は、かかる復号化処理によるエラーの発生状態を信号処
理部4によって参照し、2ライン目がMHであれば、当
該画像データの符号化方式を一次元符号化方式(MH方
式)として判断し、又これとは相違し、2ライン目がM
Rであれば、二次元符号化方式(MR方式)であると判
断する。一次元符号化方式は全てのラインがMH方式で
あるから、2ライン目の符号化方式を識別するだけで、
画像データの符号化方式が一次元符号化方式と二次元符
号化方式との何れであるかが判別できる。
【0015】また、上記により画像データが二次元符号
化方式と判別された場合には、それ以降のラインの画像
データをもMH復号化処理し、エラーが発生するか否か
により各ラインのMH、MRを判断することにより、そ
の線密度をも識別することができる。即ち、図3に示す
ように、原稿画像の読取走査線密度が、ノーマル、ファ
イン、S−ファインの何れかのモードである場合、これ
らの各モードは、1ライン目がMHである点では共通す
るものの、それ以降のラインではMHのラインの存在位
置が相違している。従って、本発明では、2ライン目以
降の各ラインの符号化方式を参照し、次のMHのライン
が、3ライン目にあればノーマルモード、5ライン目に
あればファインモード、9ライン目にあればS−ファイ
ンモードとして判断することができる。
【0016】図4のフローチャートのステップ100〜
113は、上記一連の画像データの蓄積方式判別方法の
手順を示すものであり、原稿幅は、ステップ100、1
01、109、110の原稿幅仮定による1ライン目の
復号化処理で判断でき、又その原稿幅が決定した後に
は、ステップ102〜108のB部に示すように、2ラ
イン目以降をもMH復号化処理してエラーの発生を順次
見ることにより、その線密度及び圧縮符号化方式が判断
できるものである。尚、同図において、ステップ11
1、113のBa、Bbの部位は、ステップ102〜1
08のB部と同様な手順であり、便宜上その図示を省略
したものである。
【0017】上記の如くして、画像メモリ1に蓄積され
ていた画像データの蓄積方式が判別すれば、メモリ送信
の実行に際しての相手側ファクシミリ装置とのプロトコ
ル信号の相互伝送時(ハンドシェイク時)において、フ
ァクシミリ装置Fの画像データの蓄積方式を適切に伝送
することができるから、その後に画像データの送信を支
障なく実行可能となる。また、ファクシミリ装置Fが相
手方のファクシミリ装置から画像データをメモリ受信す
る場合、即ち、受信した画像データを画像メモリ1に一
旦格納させた場合においても、その蓄積方式を適切に判
別できるから、その後の画像データの印字出力も適切に
行うことが可能となる。
【0018】画像読取部2で読取走査した画像データを
画像メモリ1に蓄積する際の符号化方式は、ファクシミ
リ装置の仕様により、MHとMRの何れかに予め定めら
れている場合があり、かかる場合にはその符号化方式を
わざわざ判断する必要性はないが、やはり原稿幅や線密
度については本発明に係る方法により判別する必要があ
る。また、メモリ受信時において相手方から送信されて
きた画像データをそのままの符号化方式で画像メモリ1
に蓄積させた場合や、これらメモリ受信した画像データ
と原稿を読取走査して得られた画像データとを一つの画
像メモリ1に混在させて蓄積させた場合等にあっては、
その符号化方式が判らない状態となるから、かかる場合
には本発明に係る方法によりその符号化方式を判別する
必要がある。尚、本発明では、符号化方式の種類として
は、MH方式、MR方式とは異なる概念として、Kパラ
メータを適用することも無論可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る画像データの蓄積方式判別方法によれば、画像
メモリに蓄積された画像データの符号化方式、原稿幅、
及び線密度等を、管理テーブルを用いることなく適切に
判別することができるため、管理テーブルを省略、除去
することによりファクシミリ装置のハード構成を従来よ
りも簡素にすることが可能となる他、画像データの蓄積
方式を記憶するためのメモリ領域を不要にできるので、
効率のよいメモリ使用が可能となり、しかも管理テーブ
ルのメモリが壊れるような事態が発生した場合であって
も、画像データの蓄積方式を適切に判別できて、メモリ
送信や記録紙への画像データの印字出力を適切に実行す
ることができるという格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像データの蓄積方式判別方法が
適用されるファクシミリ装置のハード構成の一例を示す
ブロック図。
【図2】復号化処理された画像データの信号の一例を示
す説明図。
【図3】読取走査線密度と画像データ信号の各ラインの
符号化方式との関係を示す説明図。
【図4】本発明に係る画像データの蓄積方式判別方法の
手順を示すフローチャート。
【図5】従来の画像データの蓄積方法を実行するのに適
用されたファクシミリ装置のハード構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 画像メモリ 2 画像読取部 3 符号化回路 4 信号処理部 5 復号化回路 F ファクシミリ装置 G 原稿

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化処理されて画像メモリに蓄積された
    画像データを、MH復号モードで画素信号に順次変換さ
    せながら、画素信号に対するEOL信号の位置を検出し
    て原稿サイズを判別し、次いで後続ラインの画像データ
    のMH復号化がエラーとなるか否かを識別することによ
    って、符号化された蓄積形式を判別することを特徴とす
    る画像データの蓄積方式判別方法。
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