JPH04292071A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JPH04292071A
JPH04292071A JP3080461A JP8046191A JPH04292071A JP H04292071 A JPH04292071 A JP H04292071A JP 3080461 A JP3080461 A JP 3080461A JP 8046191 A JP8046191 A JP 8046191A JP H04292071 A JPH04292071 A JP H04292071A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、グループ3ファクシミリ装置の原
稿の読み取りモードには、標準線解像度と、それよりも
副走査方向の線密度が2倍に設定されている高解像度の
2種類が設定されており、その読み取りモードは、送信
側のユーザが操作して設定している。
【0003】一般に、原稿に記録されている画像の内容
が細かい活字や図面の場合などに高解像度を設定し、ま
た、手書きの原稿などの場合には、標準解像度を設定す
ると好適であるが、ファクシミリ装置の操作に不慣れな
ユーザでは、常に同一の読み取りモードが使用される場
合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、従来
では、送信側のユーザの操作により、原稿の読み取りモ
ードが設定されているため、高解像度で読み取るべき画
像が標準解像度で読み取られて送信された結果、細部が
つぶれた画像が受信側で記録出力されたり、標準解像で
読み取っても十分に判読できるような画像が高解像度で
読み取られて送信され、通信時間が長くなるというよう
な不都合を生じることがあった。
【0005】なお、このような不都合を解消するために
は、例えば、事前に送信原稿のコピー画像を形成し、そ
のコピー画像の内容に基づいて読み取り解像度を設定す
るという方法もあるが、そのコピー画像を形成するため
に、時間と記録紙が無駄に費やされるという不都合を生
じる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、画像送信時の操作を簡単にするとともに
、適切な解像度の画像を送信できるファクシミリ装置の
制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画情報の送信
に先立って、高解像度で送信原稿の先頭部の画像を読み
取って蓄積し、その読み取って得た画信号の内容に基づ
いて送信原稿の最適読み取り線密度を判別し、相手先か
ら通知された受信可能な画像線密度と判別線密度から送
信画像の線密度を決定し、その決定線密度が高解像度の
場合には、蓄積している先頭部の画信号を符号化圧縮し
、それによって得た画情報を送信した後に、残りの部分
の画像を高解像度の線密度で読み取り、それによって得
た画信号を符号化圧縮し、それによって得た画情報を送
信する一方、その決定線密度が標準解像度の場合には、
蓄積している先頭部の画信号を標準解像度の画信号に変
換し、その変換後の画信号を符号化圧縮し、それによっ
て得た画情報を送信した後に、残りの部分の画像を標準
解像度の線密度で読み取り、それによって得た画情報を
送信するようにしたものである。
【0008】
【作用】したがって、送信原稿の画像が、高解像度で読
み取ったほうがよいのか、あるいは、標準解像度で読み
取ったほうがよいのかの判断が、自動的に行われるため
、送信時にいちいち線密度を指定する必要がなく、ユー
ザの操作の手間が軽減される。また、宛先の端末機能に
応じて、送信時の画情報の線密度が選択されるので、効
率のよい画情報送信が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0011】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。
【0012】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0013】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0014】グループ3ファクシミリモデム9は、グル
ープ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのもの
であり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム
機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.29モデム、V.
27terモデム)を備えている。
【0015】網制御装置10は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0016】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ
3ファクシミリモデム9、および、網制御装置10は、
システムバス11に接続されており、これらの各要素間
でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバス1
1を介して行われている。
【0017】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。
【0018】図2は、画情報送信時において、送信原稿
の画像を読み取り入力するときの原稿読み取りプロセス
の一例を示し、また、図3および図4は、画情報送信時
に行う送信プロセスの一例を示している。
【0019】図2において、ユーザが送信原稿をスキャ
ナ4にセットした状態で、宛先の指定など、画情報送信
に必要な指定動作を行った後に、画情報送信の開始を指
令入力すると、制御部1は、まず、スキャナ4の読み取
り線密度を高解像度に設定した状態で、最初の送信原稿
について、先頭から所定ライン数の領域(以下、判定領
域という)の部分の画像を読み取り入力させて、その画
信号をシステムメモリ2のワークエリアに蓄積する(処
理101)。
【0020】次いで、その蓄積した画信号のうち連続す
る2ラインについて、それぞれの画素位置で画信号が変
化しているかどうかを調べる(処理102)。そして、
その変化点の数が所定数以上の場合には、現在読取中の
送信原稿の読み取り線密度ととして高解像度を用いると
判定するとともに、変化点の数が所定数未満の場合には
、現在読取中の送信原稿の読み取り線密度として標準解
像度を用いると判定する判定処理を行う(処理103)
。この判定処理の判定結果は、送信プロセスに通知され
る。
【0021】この状態で、送信プロセスより、送信モー
ドの決定結果が判定されるまで待機する(判断104の
NOループ)。そして、送信プロセスより、送信モード
の線密度が通知されて、判断104の結果がYESにな
ると、その通知された線密度をスキャナ4にセットして
、残りの部分の画像を読み取り入力させる(処理105
)。
【0022】1ページ分の画像読取を終了すると、スキ
ャナ4に次のページがセットされているかどうかを調べ
て(判断106)、判断106の結果がYESになると
きには、その旨を送信プロセスに通知するとともに、処
理101に戻り、それ移行の処理を繰り返し行う。
【0023】また、スキャナ4にセットされた全てのペ
ージについて、画像読取を終了して、判断106の結果
がNOになるときには、一連の原稿読み取り動作を終了
する。
【0024】図3および図4において、上述と同様にし
て、ユーザが送信開始を指令入力すると、制御部1は、
まず、宛先を発呼して(処理201)、宛先端末から機
能通知のために送出される非標準機能識別信号NSF、
および、デジタル識別信号DISを受信して(処理20
2)、それらの情報フィールドの内容を保持しておき、
原稿読み取りプロセスから線密度の判定結果が通知され
るまで待つ(判断203のNOループ)。
【0025】線密度の判定結果が通知されると(判断2
03の結果がYES)、記憶している情報フィールドの
線密度に関する情報と、通知された線密度の判定結果に
基づき、そのときの線密度として、高解像度(DTL)
を用いることができるかどうかを判定する(判断204
)。
【0026】判断204の結果がNOになるときには、
線密度として標準解像度(STD)を用いるので、送信
モードとして標準解像度を用いることを原稿読み取りプ
ロセスに通知するとともに、そのときに使用する伝送機
能を通知するための非標準機能設定信号NSSの情報フ
ィールドとして、その旨を含む情報をセットし、かかる
非標準機能設定信号NSSを宛先端末に送出し、それに
対する応答信号を受信する(処理205)。
【0027】そして、そのときに設定したモデム速度で
、所定のモデムトレーニング手順を実行するとともに(
処理206)、それと並列的に、システムメモリ2のワ
ークエリアに蓄積している判定領域の画信号を、標準解
像度の画信号に線密度変換する(処理207)。この線
密度変換処理としては、例えば、連続する2ラインを処
理単位として、2ラインの画信号を画素毎に論理和処理
するという、周知の処理を用いることができる。
【0028】モデムトレーニング処理および線密度処理
を終了すると、ワークエリアに蓄積されている判定領域
の画信号を、そのときに設定した符号化方式で符号化圧
縮し、それによって得た画情報を宛先端末に送信した後
に(処理208)、判定領域以降の画信号を、同様に符
号化圧縮し、それによって得た画情報を宛先端末に送信
して(処理209)、宛先端末に1ページ分の画情報を
送信する。
【0029】なお、この場合、上述したように、原稿読
み取りプロセスでは、判定領域以降の画像の読み取り解
像度としては、この送信プロセスで設定した線密度(こ
の場合は、標準解像度)を用いるため、判定領域以降の
画信号を直接に符号化圧縮して画情報に変換することが
できる。また、原稿読み取りプロセスが読み取った画信
号は、ワークエリアの所定領域に順次蓄積される。
【0030】また、線密度として高解像度を用いること
を判定した場合で、判断204の結果がYESになると
きには、送信モードとして高解像度を用いることを原稿
読み取りプロセスに通知するとともに、そのときに使用
する伝送機能を通知するための非標準機能設定信号NS
Sの情報フィールドとして、その旨を含む情報をセット
し、かかる非標準機能設定信号NSSを宛先端末に送出
し、それに対する応答信号を受信する(処理210)。
【0031】そして、そのときに設定したモデム速度で
、所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理21
1)、処理208に移行し、そのページの画情報を宛先
端末に送信する。
【0032】このようにして、1ページ分の画情報送信
を終了すると、原稿読み取りプロセスより次のページが
セットされていることが通知されたかどうかを調べて(
判断212)、判断212の結果がYESになるときに
は、原稿読み取りプロセスから、次のページの線密度の
判定結果が通知されるまで待つ(判断213のNOルー
プ)。
【0033】線密度の判定結果が通知されると(判断2
13の結果がYES)、記憶している非標準機能識別信
号NSFまたはデジタル識別信号DISの情報フィール
ドの線密度に関する情報と、通知された線密度の判定結
果に基づき、そのときの線密度として、高解像度を用い
ることができるかどうかを判定する(判断214)。
【0034】判断214の結果がNOになるときには、
線密度として標準解像度を用いることを原稿読み取りプ
ロセスに通知する。このとき、設定する線密度が前のペ
ージのものと同じであるかどうかを調べて(判断215
)、判断215の結果がYESになるときには、メッセ
ージ終了信号EOMを送出して、対応する応答信号を受
信する(処理216)。
【0035】そして、非標準機能識別信号NSFおよび
デジタル識別信号DISを受信し(処理217)、上述
と同様な情報フィールドをもつ非標準機能設定信号NS
Sを送出して応答信号を受信し(処理218)、そのと
きに設定したモデム速度で、所定のモデムトレーニング
手順を実行するとともに(処理219)、それと並列的
に、システムメモリ2のワークエリアに蓄積している判
定領域の画信号を、標準解像度の画信号に線密度変換す
る(処理220)。
【0036】モデムトレーニング処理および線密度処理
を終了すると、ワークエリアに蓄積されている判定領域
の画信号を、そのときに設定した符号化方式で符号化圧
縮し、それによって得た画情報を宛先端末に送信した後
に(処理221)、判定領域以降の画信号を、同様に符
号化圧縮し、それによって得た画情報を宛先端末に送信
して(処理222)、宛先端末に1ページ分の画情報を
送信する。
【0037】また、線密度として標準解像度を用いる場
合で、その線密度が前のページと同じ線密度であり、判
断215の結果がYESになるときには、マルチページ
信号MPSを送出して宛先端末より対応する応答信号を
受信すると(処理223)、処理220に移行して、1
ページ分の画情報を送信する。
【0038】また、線密度として高解像度を用いること
を判定した場合で、判断214の結果がYESになると
きには、送信モードとして高解像度を用いることを原稿
読み取りプロセスに通知する。このとき、設定する線密
度が前のページのものと同じであるかどうかを調べて(
判断224)、判断224の結果がYESになるときに
は、メッセージ終了信号EOMを送出して、対応する応
答信号を受信する(処理225)。
【0039】そして、非標準機能識別信号NSFおよび
デジタル識別信号DISを受信し(処理226)、上述
と同様な情報フィールドをもつ非標準機能設定信号NS
Sを送出して応答信号を受信し(処理227)、そのと
きに設定したモデム速度で、所定のモデムトレーニング
手順を実行して(処理228)、処理221に移行し、
そのページの画情報を宛先端末に送信する。
【0040】また、線密度として高解像度を用いる場合
で、その線密度が前のページと同じ線密度であり、判断
224の結果がYESになるときには、マルチページ信
号MPSを送出して宛先端末より対応する応答信号を受
信すると(処理229)、処理221に移行して、1ペ
ージ分の画情報を送信する。
【0041】このようにして、1ページ分の画情報の送
信を終了すると、判断212に戻り、次のページに関す
る処理を同様にして行う。
【0042】また、全ての送信原稿の画像送信を終了し
た場合で、判断212の結果がNOになるときには、手
順終了信号EOPを送出して対応する手順信号を受信し
(処理230)、切断命令信号DCNを送出して(処理
231)、回線を復旧し(処理232)、一連の画情報
送信動作を終了する。
【0043】以上の構成で、ユーザが画情報送信すると
きには、送信原稿をスキャナ4にセットした後に、宛先
を指定する動作を操作表示部6を用いて行い、操作表示
部6のスタートキー(図示略)などを操作して、画情報
送信動作を開始するように指令すると、発呼動作が開始
されるとともに、スキャナ4により、1ページ目の送信
原稿の読み取り動作が開始される。
【0044】1ページ目の送信原稿の判定領域の部分の
画像の読み取りが終了すると、線密度の判定動作が行な
われて、その判定結果と、宛先端末の受信能力との関係
から、その画情報伝送で設定される線密度が判定される
【0045】その設定結果が標準線解像度の場合には、
判定領域の部分の画信号が高解像度から標準解像度に線
密度変換された後に、その線密度変換後の画信号が、設
定された符号化方式の画情報に符号化圧縮され、その画
情報が宛先端末に送信される。また、設定結果が高解像
度の場合には、判定領域の部分の画信号が符号化圧縮さ
れ、その画情報が宛先端末に送信される。
【0046】それととともに、スキャナ4では、設定さ
れた線密度が通知されて、判定領域以降の部分の画像は
、その通知された線密度で画像読み取りが行なわれ、そ
れによって得られた画信号は符号化圧縮され、それによ
って得られた画情報は、宛先端末に送信される。
【0047】1ページ目の送信原稿の画像送信が終了す
ると、後続のページについても同様の動作が行なわれて
、それぞれのページの画情報の送信動作が行われる。
【0048】このようにして、本実施例では、ユーザが
送信画像の読み取り線密度を設定入力しなくても、おの
おののページについて、読み取りに最適な線密度が判定
されるとともに、その判定結果と宛先端末の能力に応じ
た線密度が自動的に設定されるので、ユーザの送信時の
操作が簡単になるとともに、宛先端末で得られる受信原
稿の画像を、より適切なものにすることができる。
【0049】ところで、上述した実施例では、送信原稿
の読み取り線密度の判定を、制御部1のソフト処理によ
り行っているが、この判定動作を、回路的に行うことも
でき、その回路例を図5に示す。この場合、1ラインを
m個のブロックに分割するとともに、連続する2ライン
分の画素について、それぞれの画素位置で画信号の内容
(白黒画素)が一致していない画素数を計数して、その
計数値が所定値よりも大きくなっていることを判定する
判定動作をブロック単位に行っており、判定結果が真に
なるブロックが1つ以上得られた場合に、そのラインの
画像の読み取り線密度を高解像度の線密度と判定してい
る。
【0050】同図において、画素クロックCLK(図6
(b)参照)に同期して出力される高解像度の画信号D
Dxは、1ライン分の記憶容量をもつラインバッファL
Bに加えられるとともに、排他的論理和回路EX1〜E
Xmの一方の入力端に加えられている。
【0051】ラインバッファLBには、画素クロックC
LKに同期して画信号DDxが順次入力され、その出力
信号は、画信号DDxの1ライン前の画信号DDyとし
て、排他的論理和回路EX1〜EXmに加えられている
【0052】排他的論理和回路EX1〜EXmには、現
在読み取られて出力されているラインの画信号DDxと
、同じ画素位置の1ライン前の画信号DDyが加えられ
ており、排他的論理和回路EX1〜EXmは、それらが
不一致の場合、すなわち、同一画素位置の2ライン分の
画信号の内容が一致していない高解像度と判定できる場
合にその出力信号が論理Hレベルに立ち上がり、その出
力信号は、それぞれアンド回路AA1〜AAmの一方の
入力端に加えられている。
【0053】アンド回路AA1〜AAmの他方の入力端
には、それぞれのブロックB1〜Bmのタイミングで論
理Hレベルに立ち上がるブロック選択信号SB1〜SB
m(図6(c)〜(e)参照)が加えられており、これ
により、おのおののアンド回路AA1〜AAmは、それ
ぞれブロック選択信号SB1〜SBmが論理Hレベルに
立ち上がっている期間、すなわち、ブロックB1〜Bm
の画信号DDxが出力されている期間で動作可能な状態
になり、その出力信号は、ブロックB1〜Bmの画素が
高解像度と判定できる場合に論理Hレベルに立ち上がる
。このアンド回路AA1〜AAmの出力信号は、それぞ
れアンド回路AB1〜ABmの一方の入力端に加えられ
ている。
【0054】アンド回路AB1〜ABmの他方の入力端
には、画素クロックCLKが加えられており、したがっ
て、アンド回路AA1〜AAmの出力信号が論理Hレベ
ルに立ち上がっている期間では、アンド回路AB1〜A
Bmが動作可能になるため、画素クロックCLKがアン
ド回路AB1〜ABmを介して、それぞれカウンタCN
1〜CNmに加えられている。
【0055】カウンタCN1〜CNmは、アンド回路A
B1〜ABmを介して出力される画素クロックCLKを
計数するものであり、その計数値が、それぞれのブロッ
クB1〜Bmを高解像度のブロックとして判定するため
の閾値に対応した値に達した時点で、キャリ信号C1〜
Cmを出力するものであり、キャリ信号C1〜Cmは、
それぞれDフリップフロップDF1〜DFmのクロック
入力端に加えられている。
【0056】DフリップフロップDF1〜DFmのデー
タ入力端には、論理Hレベルの信号が加えられており、
クロック入力端が論理Hレベルになると、そのタイミン
グで論理Hレベルに立ち上がる。フリップフロップDF
1〜DFmの出力信号は、オア回路ORを介して、Dフ
リップフロップDFFのクロック入力端に加えられてい
る。
【0057】DフリップフロップDFFのデータ入力端
には、論理Hレベルの信号が加えられており、クロック
入力端が論理Hレベルになると、そのタイミングで論理
Hレベルに立ち上がる。このDフリップフロップDFF
の出力信号は、高解像度信号DDLとして出力される。
【0058】また、カウンタCN1〜CNm、Dフリッ
プフロップDF1〜DFm,DFFは、それぞれライン
単位に出力されるクリア信号CLR(図6(a)参照)
によって、その内容がクリアされる。
【0059】以上の構成で、まず、1ライン分の画信号
DDxの入力に先立って、クリア信号CRLが出力され
、これにより、カウンタCN1〜CNm、Dフリップフ
ロップDF1〜DFm,DFFがクリアされ、カウンタ
CN1〜CNmの計数値が0に初期化されるとともに、
DフリップフロップDF1〜DFm,DFFの状態が論
理Lレベルに初期設定される。
【0060】この状態で、1ライン分の画信号DDxが
、画素クロックCLKに同期して入力されるとともに、
それぞれのブロック期間に応じて、ブロック選択信号S
B1〜SBmが順次論理Hレベルに立ち上がる。
【0061】高解像度の画素のタイミングでは、画信号
DDxと1ライン前の画信号DDyの内容(画素状態)
が異なるため、その画素のタイミングで、排他的論理和
回路EX1〜EXmの出力が論理Hレベルに変化し、そ
の結果、それぞれのブロックB1〜Bmの期間で、高解
像度の画素が出力されるタイミングで、アンド回路AA
1〜AAmの出力信号が論理Hレベルに立ち上がる。
【0062】これによって、それぞれのブロックB1〜
Bmの期間で、高解像度の画素が出力されるタイミング
でアンド回路AB1〜ABmを介して、画素クロックC
LKがカウンタCN1〜CNmに出力され、それにより
、それぞれのブロックB1〜Bmの期間で、高解像度の
画素の数が、カウンタCN1〜CNmにより計数される
【0063】そこで、おのおののブロックB1〜Bmの
期間における高解像度の数が、所定数よりも大きくなっ
ているブロックB1〜Bmでは、カウンタCN1〜CN
mの計数値が閾値を超え、その結果、キャリ信号C1〜
Cmが出力されて、DフリップフロップDF1〜DFm
が論理Hレベルに変化する。
【0064】したがって、いずれかのブロックB1〜B
mにおいて、高解像度の画素が所定数以上検出された場
合には、オア回路ORの出力信号が論理Hレベルに立ち
上がるので、DフリップフロップDFFが論理Hレベル
に変化し、その結果、高解像度信号DDLが高解像度を
あらわす論理Hレベルに立ち上がる。
【0065】このようにして、ラインバッファLBにあ
らかじめ1ライン分の画信号DDyが蓄積されている状
態では、1ライン分の画像の読み取りが終了した時点で
、高解像度信号DDLを調べることにより、その読み取
ったラインについて、画像を高解像度で読み取るべき内
容であるか否かを判定することができる。
【0066】この判定動作を、判定領域の画像の各ライ
ンについて行い、高解像度信号DDLが論理Hレベルに
変化したラインの数が所定数以上の場合に、その読み取
っている送信原稿の読み取り線密度を高解像度として判
定することができる。
【0067】図7は、図5に示した回路の他の例を示し
ている。なお、同図において、図5と同一部分および相
当する部分には、同一符号を付している。
【0068】同図において、画素クロックCLK(図8
(b)参照)に同期して出力される高解像度の画信号D
Dxは、1ライン分の記憶容量をもつラインバッファL
Bに加えられるとともに、排他的論理和回路EXの一方
の入力端に加えられており、排他的論理和回路EXの他
方の入力端には、ラインバッファLBから出力される画
信号DDyが加えられている。
【0069】排他的論理和回路EXには、現在読み取ら
れて出力されているラインの画信号DDxと、同じ画素
位置の1ライン前の画信号DDyが加えられており、排
他的論理和回路EXは、それらが不一致の場合、すなわ
ち、同一画素位置の2ライン分の画信号の内容が一致し
ていない高解像度と判定できる場合にその出力信号が論
理Hレベルに立ち上がり、その出力信号は、アンド回路
ANの一方の入力端に加えられている。
【0070】アンド回路ANの他方の入力端には、画素
クロックCLKが加えられており、したがって、排他的
論理和回路EXの出力信号が論理Hレベルに立ち上がっ
ている期間では、アンド回路ANが動作可能になるため
、画素クロックCLKがアンド回路ANを介して、それ
ぞれカウンタCNに加えられている。
【0071】カウンタCNは、アンド回路ANを介して
出力される画素クロックCLKを計数するものであり、
その計数値が、ブロックB1〜Bmを高解像度のブロッ
クとして判定するための閾値に対応した値に達した時点
で、キャリ信号CCを出力するものであり、キャリ信号
CCは、DフリップフロップDFFのクロック入力端に
加えられている。
【0072】また、カウンタCNは、それぞれのブロッ
クB1〜Bmの開始タイミングで、出力されるクリア信
号CRB(図8(c)参照)によってその内容がクリア
され、DフリップフロップDFFは、ライン単位に出力
されるクリア信号CLR(図8(a)参照)によって、
その内容がクリアされる。
【0073】この場合も、図5に示した回路と同様にし
て、ラインバッファLBにあらかじめ1ライン分の画信
号DDyが蓄積されている状態では、1ライン分の画像
の読み取りが終了した時点で、高解像度信号DDLを調
べることにより、その読み取ったラインについて、画像
を高解像度で読み取るべき内容であるか否かを判定する
ことができる。
【0074】なお、この図7の回路は、排他的論理和回
路EXに、同一画素の多値画信号の最上位ビットと、最
上位ビットの次のビットを入力することで、読み取り画
像が中間調画像であるか否かを判定する、いわゆる、像
域判定回路を構成することができる。
【0075】ところで、上述した実施例では、送信動作
の都度、宛先端末との間で行う伝送手順によって通知さ
れた伝送機能情報に基づいて、宛先端末の解像度を判定
しているが、例えば、それぞれの宛先端末について、種
々の端末機能を記憶している場合などで、宛先端末の解
像度が送信動作に先立って判明する場合には、その解像
度で判定領域の画像解像度の判定を行うようにしてもよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信原稿の画像が、高解像度で読み取ったほうがよいの
か、あるいは、標準解像度で読み取ったほうがよいのか
の判断が、自動的に行われるため、送信時にいちいち線
密度を指定する必要がなく、ユーザの操作の手間が軽減
される。また、宛先の端末機能に応じて、送信時の画情
報の線密度が選択されるので、効率のよい画情報送信が
可能となるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】線密度判定の処理例を示すフローチャート。
【図3】送信時の処理例の一部を示すフローチャート。
【図4】送信時の処理例の残りの部分を示すフローチャ
ート。
【図5】線密度判定の回路の一例を示すブロック図。
【図6】図5の回路の動作を説明するための動作波形図
【図7】線密度判定の回路の他の例を示すブロック図。
【図8】図7の回路の動作を説明するための動作波形図
【符号の説明】
1  制御部 2  システムメモリ 3  パラメータメモリ 4  スキャナ LB  ラインバッファ EX1〜EXm,EX  排他的論理和回路AA1AA
m,AB1ABm,AN  アンド回路OR  オア回
路 CN1CNm,CN  カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画情報の送信に先立って、高解像度で
    送信原稿の先頭部の画像を読み取って蓄積し、その読み
    取って得た画信号の内容に基づいて送信原稿の最適読み
    取り線密度を判別し、相手先から通知された受信可能な
    画像線密度と判別線密度から送信画像の線密度を決定し
    、その決定線密度が高解像度の場合には、蓄積している
    先頭部の画信号を符号化圧縮し、それによって得た画情
    報を送信した後に、残りの部分の画像を高解像度の線密
    度で読み取り、それによって得た画信号を符号化圧縮し
    、それによって得た画情報を送信する一方、その決定線
    密度が標準解像度の場合には、蓄積している先頭部の画
    信号を標準解像度の画信号に変換し、その変換後の画信
    号を符号化圧縮し、それによって得た画情報を送信した
    後に、残りの部分の画像を標準解像度の線密度で読み取
    り、それによって得た画情報を送信することを特徴とす
    るファクシミリ装置の制御方法。
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