JP2006049998A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 最も安価で、しかも負荷のかからない方法で、画像劣化を極力緩和させるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】 このファクシミリ装置は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるものであって、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を具備して、前記比較回路を用いて、(1)前ラインと同一データであった縮小対象のラインを優先して間引く、または、(2)縮小率に合わせたライン群のなかで最も同一率の高いラインを選択して間引くようにする。さらに、(3)ライン単位に画データ中の画素データを分析する分析手段を用いて、1ライン中の画素データが全て白または黒であるラインを優先して間引くようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】 このファクシミリ装置は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるものであって、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を具備して、前記比較回路を用いて、(1)前ラインと同一データであった縮小対象のラインを優先して間引く、または、(2)縮小率に合わせたライン群のなかで最も同一率の高いラインを選択して間引くようにする。さらに、(3)ライン単位に画データ中の画素データを分析する分析手段を用いて、1ライン中の画素データが全て白または黒であるラインを優先して間引くようにする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、ファクシミリ装置における画像処理に関する。
従来のファクシミリ装置では、受信した画像を記録する場合、画像データの副走査方向のライン数が用紙内に収まらなければ、ライン単位で間引きを行うことにより用紙内に収める、所謂自動縮小記録を行う機能を備えたものがある。
また、受信した画情報が、例えば、A4サイズをわずかに越えるような場合、この画情報の副走査方向のみをA4サイズに合わせるように縮小して記録する、所謂定型紙に収めるための副走査方向の縮小処理を行う機能を備えたものもある。
このように、受信した画情報を縮小する場合、一般に、副走査方向に間引くようにして縮小処理を行っているが、一律に間引きを行うと、データが欠落するので画質が劣化するという問題がある。
この問題点を解決するために、特許文献1の技術では、G4ファクシミリとG3ファクシミリに対してコンパチブルなファクシミリ装置がインチ系とミリ系のプロッタを用いていることに鑑み、メモリに格納されたミリ系の画データのライン数をカウントし、プロッタがインチ系で全ラインを記録することができる場合には変倍装置が自動縮小を行わないように制御するようにして、画質が劣化することなく画像を自動縮小することができるようにする。
また、特許文献2の技術では、復号化された画情報の全ライン数を基に、画メモリに蓄積されたこのB4サイズの画情報をA4サイズに縮小するための副走査間引き率およびこの画情報をA4サイズの定型紙に収める副走査間引き率を算出する。この算出された副走査間引き率に基づいて、縮小するために間引くラインと定型紙に収めるために間引くラインとが重なった場合は、この間引くラインの一方をこのラインから2ラインずらしたラインを間引き、隣接した場合は、このラインの一方を該隣接したラインの他方から離れる方向に1ライン離れたラインを間引くようにして、2つの処理により画情報のラインの間引きが同時に行われても、2つのラインが連続して間引かれる箇所が発生しないようになるので、滑らかな縮小画を得ることができる。
特開平05−227394号公報
特開平06−125455号公報
また、受信した画情報が、例えば、A4サイズをわずかに越えるような場合、この画情報の副走査方向のみをA4サイズに合わせるように縮小して記録する、所謂定型紙に収めるための副走査方向の縮小処理を行う機能を備えたものもある。
このように、受信した画情報を縮小する場合、一般に、副走査方向に間引くようにして縮小処理を行っているが、一律に間引きを行うと、データが欠落するので画質が劣化するという問題がある。
この問題点を解決するために、特許文献1の技術では、G4ファクシミリとG3ファクシミリに対してコンパチブルなファクシミリ装置がインチ系とミリ系のプロッタを用いていることに鑑み、メモリに格納されたミリ系の画データのライン数をカウントし、プロッタがインチ系で全ラインを記録することができる場合には変倍装置が自動縮小を行わないように制御するようにして、画質が劣化することなく画像を自動縮小することができるようにする。
また、特許文献2の技術では、復号化された画情報の全ライン数を基に、画メモリに蓄積されたこのB4サイズの画情報をA4サイズに縮小するための副走査間引き率およびこの画情報をA4サイズの定型紙に収める副走査間引き率を算出する。この算出された副走査間引き率に基づいて、縮小するために間引くラインと定型紙に収めるために間引くラインとが重なった場合は、この間引くラインの一方をこのラインから2ラインずらしたラインを間引き、隣接した場合は、このラインの一方を該隣接したラインの他方から離れる方向に1ライン離れたラインを間引くようにして、2つの処理により画情報のラインの間引きが同時に行われても、2つのラインが連続して間引かれる箇所が発生しないようになるので、滑らかな縮小画を得ることができる。
しかしながら、上述した従来のファクシミリ装置において、ライン単位での単純間引きは画像劣化が大きく、横細線などが消えたり、数字の8が0と見えるようになるなど、それを回避する決定的な技術はいまだ提案されていない。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、最も安価で、しかも負荷のかからない方法で、画像劣化を極力緩和させるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、最も安価で、しかも負荷のかからない方法で、画像劣化を極力緩和させるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を備え、前記比較回路により、前ラインと同一データであった縮小対象のラインを優先して間引くようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を備え、前記比較回路により、縮小率に合わせたライン群のなかで最も同一率の高いラインを選択して間引くようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のファクシミリ装置において、前記比較回路が画像圧縮伸長ブロック内に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、ライン単位に画データ中の画素データを分析する分析手段を備え、該分析手段により1ライン中の画素データが全て白または黒であるラインを優先して間引くようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のファクシミリ装置において、MH圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データが全白または全黒であることを示すMHコードにより判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のファクシミリ装置において、MR圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データの所定コードにより判断することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を備え、前記比較回路により、縮小率に合わせたライン群のなかで最も同一率の高いラインを選択して間引くようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のファクシミリ装置において、前記比較回路が画像圧縮伸長ブロック内に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、ライン単位に画データ中の画素データを分析する分析手段を備え、該分析手段により1ライン中の画素データが全て白または黒であるラインを優先して間引くようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のファクシミリ装置において、MH圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データが全白または全黒であることを示すMHコードにより判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のファクシミリ装置において、MR圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データの所定コードにより判断することを特徴とする。
本発明によれば、副走査方向に間引くときには、同一データまたは同一性の高いラインを優先的に間引くことにより安価で簡単な制御で画像劣化を極力防ぐことができる。
また、既存のデータパスを使用することで、より安価で簡単な制御を実現することができる。
また、既存のデータパスを使用することで、より安価で簡単な制御を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図であり、同図において、ファクシミリ装置1は、ROM3に格納されたプログラムを実行することにより装置全体を制御するCPU2、装置全体を制御するプログラムを格納したROM(Read Only Memory)メモリ3、システム制御及びラインバッファに用いるRAM4は、画データを圧縮・伸長するときに使用するDCRブロック5、DMA(Direct Memory Access)を制御するDMACブロック6、プロッタ部7、オペレータインタフェースである操作部8、画データを読み取り2値化を行うスキャナ9、送受信時のデータ変復調を行うモデム10、網制御を行うNCU11、画像データを格納するSAF12、前ラインデータと現ラインのデータ比較を行う比較回路13からなっている。
以下、縮小率90%の場合(10ラインに1ラインを間引く場合)、即ち、メモリ送信で、受信側の条件によって縮小する時の動作を例として説明するが、他の縮小率においても同様に適用することができる。
画データの縮小は、SAF12に格納された圧縮データを一旦ライン単位に伸長し、主走査方向の画データに所望の縮小処理を行った後、1つ前のラインの画データをRAM4に保管しておいた参照ラインを用いて、再び圧縮することによって得られ、この縮小された画データをSAF12に格納しておき、送信データとすることができる。
このとき、10ラインに1回伸長されたデータを捨てる処理を行うことによって副走査方向の縮小が行われる(所謂、間引き処理)。
この副走査方向の縮小は、比較回路13を用いて、RAM4に記憶させておいた前ラインデータ(参照ライン)と伸長した現ラインデータと比較して、同一データであると判断された場合、その現ラインデータを捨てるようにする。ここでラインを捨てた場合には、10ラインのうち、残りのラインについてはこの比較は行わない。
また、比較回路13を用いて、同一でないと判断された場合には、その現ラインデータを、参照ラインを用いて圧縮し、現ラインデータを参照ラインと置き換え、次のラインに対しても同じ動作を行う。この動作を9ラインに渡って行っても同一ラインが検出できない場合は、10ライン目を捨てるようにする。
以上のように、10ラインごとの周期で伸長と圧縮動作を繰り返すことによって、元の画データを縮小することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図であり、同図において、ファクシミリ装置1は、ROM3に格納されたプログラムを実行することにより装置全体を制御するCPU2、装置全体を制御するプログラムを格納したROM(Read Only Memory)メモリ3、システム制御及びラインバッファに用いるRAM4は、画データを圧縮・伸長するときに使用するDCRブロック5、DMA(Direct Memory Access)を制御するDMACブロック6、プロッタ部7、オペレータインタフェースである操作部8、画データを読み取り2値化を行うスキャナ9、送受信時のデータ変復調を行うモデム10、網制御を行うNCU11、画像データを格納するSAF12、前ラインデータと現ラインのデータ比較を行う比較回路13からなっている。
以下、縮小率90%の場合(10ラインに1ラインを間引く場合)、即ち、メモリ送信で、受信側の条件によって縮小する時の動作を例として説明するが、他の縮小率においても同様に適用することができる。
画データの縮小は、SAF12に格納された圧縮データを一旦ライン単位に伸長し、主走査方向の画データに所望の縮小処理を行った後、1つ前のラインの画データをRAM4に保管しておいた参照ラインを用いて、再び圧縮することによって得られ、この縮小された画データをSAF12に格納しておき、送信データとすることができる。
このとき、10ラインに1回伸長されたデータを捨てる処理を行うことによって副走査方向の縮小が行われる(所謂、間引き処理)。
この副走査方向の縮小は、比較回路13を用いて、RAM4に記憶させておいた前ラインデータ(参照ライン)と伸長した現ラインデータと比較して、同一データであると判断された場合、その現ラインデータを捨てるようにする。ここでラインを捨てた場合には、10ラインのうち、残りのラインについてはこの比較は行わない。
また、比較回路13を用いて、同一でないと判断された場合には、その現ラインデータを、参照ラインを用いて圧縮し、現ラインデータを参照ラインと置き換え、次のラインに対しても同じ動作を行う。この動作を9ラインに渡って行っても同一ラインが検出できない場合は、10ライン目を捨てるようにする。
以上のように、10ラインごとの周期で伸長と圧縮動作を繰り返すことによって、元の画データを縮小することができる。
以上の縮小動作を図2のフローチャートを用いて説明する。ここで、メモリNは10ライン周期をカウントするカウンタであり、メモリAは、10ラインの周期内で、間引きしたときに値1を、間引きしていないときには値0を設定するものとする。
まず、初期値として、メモリAおよびメモリNに値0を設定する(ステップS1)。1ライン分のラインを取り出して伸長する(ステップS2)。メモリAの内容が値1でない場合(ステップS3のN)、前のラインと伸長した現ラインとを比較し(ステップS4)、同一でない場合には(ステップS5のN)、メモリNの内容が10でなければ(ステップS6のN)、メモリNに1を加えて(ステップS7)、前のラインを参照して現ラインを圧縮し(ステップS8)、ステップS19へ進む。
一方、メモリNの内容が10であれば(ステップS6のY)、現ラインを削除し(ステップS9)、次の10ライン周期をカウントするためにメモリNとメモリAを0に設定し(ステップS10、S11)、ステップS19へ進む。
また、前ラインと現ラインが同一であった場合(ステップS5のY)、現ラインを削除し(ステップS12)、ラインを間引いたことを示すためにメモリAに1を設定し(ステップS13)、ステップS19へ進む。
さらに、1ラインを伸長したときに既に間引いた後(A=1)であれば(ステップS3のY)、メモリNに1を加え(ステップS14)、前のラインを参照して現ラインを圧縮し(ステップS15)、メモリNの内容が10でなければ(ステップS16のN)、ステップS19へ進み、メモリNの内容が10であれば(ステップS16のY)、次の10ライン周期をカウントするためにメモリNとメモリAを0に設定し(ステップS17、S18)、ステップS19へ進む。
まず、初期値として、メモリAおよびメモリNに値0を設定する(ステップS1)。1ライン分のラインを取り出して伸長する(ステップS2)。メモリAの内容が値1でない場合(ステップS3のN)、前のラインと伸長した現ラインとを比較し(ステップS4)、同一でない場合には(ステップS5のN)、メモリNの内容が10でなければ(ステップS6のN)、メモリNに1を加えて(ステップS7)、前のラインを参照して現ラインを圧縮し(ステップS8)、ステップS19へ進む。
一方、メモリNの内容が10であれば(ステップS6のY)、現ラインを削除し(ステップS9)、次の10ライン周期をカウントするためにメモリNとメモリAを0に設定し(ステップS10、S11)、ステップS19へ進む。
また、前ラインと現ラインが同一であった場合(ステップS5のY)、現ラインを削除し(ステップS12)、ラインを間引いたことを示すためにメモリAに1を設定し(ステップS13)、ステップS19へ進む。
さらに、1ラインを伸長したときに既に間引いた後(A=1)であれば(ステップS3のY)、メモリNに1を加え(ステップS14)、前のラインを参照して現ラインを圧縮し(ステップS15)、メモリNの内容が10でなければ(ステップS16のN)、ステップS19へ進み、メモリNの内容が10であれば(ステップS16のY)、次の10ライン周期をカウントするためにメモリNとメモリAを0に設定し(ステップS17、S18)、ステップS19へ進む。
ステップS19では、1ページ分の縮小処理が終了していない場合には(ステップS19のN)、残りのラインを処理するためにステップS2へ戻る。一方、1ページ分の縮小処理が終了していれば(ステップS19のY)、1ページ分の縮小処理を終了する。但し、他のページが残っている場合には、この残ったページに対しても上記のステップS1からステップS19の処理を行う。
上記の比較回路13では副走査方向の比較にラインが同一か否かによっていたが、前ラインとの同一率を計測して、最も同一率の高いラインを削除するようにしてもよい。この場合には、図3に示した比較回路によって同一率の高いラインを検出する。
この比較回路13は、DMA20、21によって前ラインレジスタ22と現ラインレジスタ23を1バイト(或いはワード)ごとに対で転送し、CMP回路24でこれらの対をビット比較し、非同一ビット数を加算回路25にて出力レジスタ26に累計していく。ここで、1ライン分のデータ転送及び比較が終了すると、INT信号27で割り込みを発生し、それを受けたCPU2は出力レジスタ26の値を読んで同一率を知ることができる。
この比較回路13を用いるときには、まず、SAF12に格納された圧縮データをライン単位に10ライン分伸長し、この伸長データをRAM4に一旦格納しておく。次に、上記の比較回路を動作させて、各ラインの前ラインに対する同一率を計測し、最も同一率の高いラインを削除して、残った9ライン分の圧縮を行うようにする。上記動作を10ライン周期で行う。
また、上記の比較処理をDCRブロック(圧縮伸長回路)5において、10ライン分の伸長時に同時に同一率を測定してしまうようにすれば、新しいDMA20、21等を追加しなくても比較回路を容易に実現することができる。
通常、圧縮伸長回路には、図3で示す前ラインレジスタ22が参照ラインレジスタ、現ラインレジスタ23が伸長出力レジスタとして存在しており、図3に示した比較回路(CMP回路)24、加算器25、出力レジスタ26を追加するだけで本発明の構成をとることができる。
上記の比較回路13では副走査方向の比較にラインが同一か否かによっていたが、前ラインとの同一率を計測して、最も同一率の高いラインを削除するようにしてもよい。この場合には、図3に示した比較回路によって同一率の高いラインを検出する。
この比較回路13は、DMA20、21によって前ラインレジスタ22と現ラインレジスタ23を1バイト(或いはワード)ごとに対で転送し、CMP回路24でこれらの対をビット比較し、非同一ビット数を加算回路25にて出力レジスタ26に累計していく。ここで、1ライン分のデータ転送及び比較が終了すると、INT信号27で割り込みを発生し、それを受けたCPU2は出力レジスタ26の値を読んで同一率を知ることができる。
この比較回路13を用いるときには、まず、SAF12に格納された圧縮データをライン単位に10ライン分伸長し、この伸長データをRAM4に一旦格納しておく。次に、上記の比較回路を動作させて、各ラインの前ラインに対する同一率を計測し、最も同一率の高いラインを削除して、残った9ライン分の圧縮を行うようにする。上記動作を10ライン周期で行う。
また、上記の比較処理をDCRブロック(圧縮伸長回路)5において、10ライン分の伸長時に同時に同一率を測定してしまうようにすれば、新しいDMA20、21等を追加しなくても比較回路を容易に実現することができる。
通常、圧縮伸長回路には、図3で示す前ラインレジスタ22が参照ラインレジスタ、現ラインレジスタ23が伸長出力レジスタとして存在しており、図3に示した比較回路(CMP回路)24、加算器25、出力レジスタ26を追加するだけで本発明の構成をとることができる。
以上の縮小動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、10ライン分の圧縮データを取り出して伸長して、一旦RAM4へ格納しておく(ステップS30、S31)。
保存しておいた前の10ラインのデータのうち、最後の10ライン目のデータと伸長したうちの1ライン目のデータと比較し、同一率を結果1としてRAM4へ保存する(ステップS32)。
次に、伸長した1ライン目と2ライン目のデータと比較し、同一率を結果2としてRAM4へ保存する(ステップS33)。
次に、伸長した2ライン目と3ライン目のデータと比較し、同一率を結果3としてRAM4へ保存する(ステップS34)。
以下同様にして、伸長した9ライン目と10ライン目のデータと比較し、同一率を結果10としてRAM4へ保存する(ステップS35)。
このようにして求めたRAM4に記憶された結果1から10のうち最も高い同一率のラインを削除し(ステップS36)、残りの9ラインを圧縮する(ステップS37)。
最後に、伸長した現在の10ラインのうち、最後の10ライン目を参照ラインとして残し、1ページ分の縮小処理が終了していなければ(ステップS38のN)、残りのラインを処理するためにステップS30へ戻る。
一方、1ページ分の縮小処理が終了していれば(ステップS38のY)、1ページ分の縮小処理を終了する。但し、他のページが残っている場合には、この残ったページに対しても上記のステップS30からステップS38の処理を行う。
上述した比較回路を1ラインのデータが全白または全黒であるかを判断する回路とすることによって、さらに簡素化した比較回路を構成することがきる。
または、MH圧縮の場合には、生データではなく圧縮データに分析器を設け、EOL間に全白コード又は全黒コードであること示すMHコードであるかを判断すると簡素化した比較回路を構成することができる。
また、MR圧縮の場合には、生データではなく圧縮データに分析器を設け、EOL間に圧縮データの所定コード(MRコード(V0コード))のみがあるかを判断すると簡素化した比較回路を構成することができる。
まず、10ライン分の圧縮データを取り出して伸長して、一旦RAM4へ格納しておく(ステップS30、S31)。
保存しておいた前の10ラインのデータのうち、最後の10ライン目のデータと伸長したうちの1ライン目のデータと比較し、同一率を結果1としてRAM4へ保存する(ステップS32)。
次に、伸長した1ライン目と2ライン目のデータと比較し、同一率を結果2としてRAM4へ保存する(ステップS33)。
次に、伸長した2ライン目と3ライン目のデータと比較し、同一率を結果3としてRAM4へ保存する(ステップS34)。
以下同様にして、伸長した9ライン目と10ライン目のデータと比較し、同一率を結果10としてRAM4へ保存する(ステップS35)。
このようにして求めたRAM4に記憶された結果1から10のうち最も高い同一率のラインを削除し(ステップS36)、残りの9ラインを圧縮する(ステップS37)。
最後に、伸長した現在の10ラインのうち、最後の10ライン目を参照ラインとして残し、1ページ分の縮小処理が終了していなければ(ステップS38のN)、残りのラインを処理するためにステップS30へ戻る。
一方、1ページ分の縮小処理が終了していれば(ステップS38のY)、1ページ分の縮小処理を終了する。但し、他のページが残っている場合には、この残ったページに対しても上記のステップS30からステップS38の処理を行う。
上述した比較回路を1ラインのデータが全白または全黒であるかを判断する回路とすることによって、さらに簡素化した比較回路を構成することがきる。
または、MH圧縮の場合には、生データではなく圧縮データに分析器を設け、EOL間に全白コード又は全黒コードであること示すMHコードであるかを判断すると簡素化した比較回路を構成することができる。
また、MR圧縮の場合には、生データではなく圧縮データに分析器を設け、EOL間に圧縮データの所定コード(MRコード(V0コード))のみがあるかを判断すると簡素化した比較回路を構成することができる。
1 ファクシミリ装置、2 CPU、3 ROM、4 RAM、5 DCRブロック、6 DMACブロック、7 プロッタ部、8 操作部、9 スキャナ、10 モデム、11 NCU、12 SAP、13 比較回路、20、21 DMA、22 前ラインレジスタ、23 現ラインレジスタ、24 CMP回路、25 加算回路、26 出力レジスタ、27 INT信号
Claims (6)
- 画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を備え、前記比較回路により前ラインと同一データであった縮小対象のラインを優先して間引くようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
- 画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、1ライン分の画データとその前ラインの画データとを比較する比較回路を備え、前記比較回路により、縮小率に合わせたライン群のなかで最も同一率の高いラインを選択して間引くようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1または2に記載のファクシミリ装置において、前記比較回路は画像圧縮伸長ブロック内に設けられていることを特徴とするファクシミリ装置。
- 画データを副走査方向にライン間引きを行い縮小させるファクシミリ装置において、ライン単位に画データ中の画素データを分析する分析手段を備え、該分析手段により、1ライン中の画素データが全て白または黒であるラインを優先して間引くようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項4に記載のファクシミリ装置において、MH圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データが全白または全黒であることを示すMHコードにより判断することを特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項4に記載のファクシミリ装置において、MR圧縮の場合、前記分析手段は、圧縮データの所定コードにより判断することを特徴とするファクシミリ装置。
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JP2010278618A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
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2004
- 2004-07-30 JP JP2004224467A patent/JP2006049998A/ja active Pending
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