JP3839333B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ量を少なくするために、画像データを圧縮するか否かを判断できるようにしたファクシミリ装置に係り、特に1ライン間で圧縮、非圧縮データを混在させることにより効果的にデータ量を少なくできるようにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置では、原稿から読取った画像情報や受信した画像情報をメモリ等の記憶手段に格納することが行われている。
【0003】
この場合、これらの画像データをそのまま格納すると、データ量が多くなりメモリ使用量が増えるため、CCITT勧告T.4に示されるMH/MR等の画像符号化処理方法を用いて画像データを圧縮して格納している。
【0004】
しかし、画像データが1ライン中にデータ変化点を多数含まれる場合には、この画像データを圧縮処理すると却ってデータ量が大きくなってしまう場合がある。
【0005】
そこで、圧縮したデータ量を計測し、そのデータ量が元のデータ量より多くなる場合には圧縮せずにメモリに格納する非圧縮モードを用いる技術が提案されている(特開平06−197189号公報、特開平11−275331号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した各公報に係る構成では、ライン単位で圧縮モード又は非圧縮モードが判断されるため、後述するように原稿に余白がある場合には、メモリ使用量を効果的に少なくすることができない問題があった。
【0007】
即ち、一般に原稿の左右上下には余白が設けられている。このような余白は圧縮が容易で、非常に高い圧縮率が得られる。
【0008】
しかし、このような原稿を近年主流となりつつある600dpiや1200dpi等の高解像度のスキャナで読取り、かつ、非圧縮データとして扱うと、圧縮率が高くなる余白部分も元のデータで格納されてしまうため、メモリの使用量を効果的に少なくすることができず、また送信する際にも送信データ量を少なくすることができない。
【0009】
そこで、本発明は、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようにしたファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、画像データを所定の符号化方式で圧縮する符号化手段と、該符号化手段で圧縮された画像データを記憶する画像記憶手段とを備えたファクシミリ装置において、符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えたか否かを判断するデータ量判断手段と、該データ量判断手段が、圧縮された画像データのデータ量が所定値に達したと判断した場合には、当該ラインの先頭ビットから最初の変化点までのデータは圧縮し、それ以降からラインの最終ビットまでのデータは非圧縮して画像記憶手段に記憶させる圧縮モード指示手段とを設けて、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項2にかかる発明は、圧縮モード指示手段が、データ量判断手段により符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、それ以降の所定数のラインに対しては当該データ量判断手段による判断を行わずに、これらのラインのデータを非圧縮して画像記憶手段に記憶させるようにして、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようにすると共に、処理時間を短縮したことを特徴とする。
【0012】
請求項3にかかる発明は、圧縮モード指示手段が、データ量判断手段により符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、画像データの種類に応じたライン数だけ当該データ量判断手段による判断を行わずに、これらのラインのデータを非圧縮して画像記憶手段に記憶させるようにして、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようにすると共に、処理時間を短縮したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は、ファクシミリ装置1、全体を制御するCPU2、全体制御プログラムを格納したROM3、システム制御及びラインバッファやFIFOに用いるRAM4、画データを圧縮・伸長するDCR5、DMAを制御するDMAC6、プロッタ部(PLT)7、オペレーターI/Fである操作表示部(OPU)8、画データを読取り2値化を行うスキャナ(SCN)9、送受信時のデータ変復調を行うモデム(MDM)10、網制御を行うNCU11、画像データを格納するSAF12、画データ(生データ)を展開するページメモリ(PM)13である。
【0014】
このような構成で、スキャナ9で読み込まれた画像データは、ラインバッファを介してDCR5においてMMRモードで圧縮データに変換される。
【0015】
このとき従来の非圧縮モードを備えた圧縮方式では、例えばA4サイズ、200dpiの1ラインを圧縮すると、その圧縮データ量が1728ビットを超えると当該ラインの圧縮を中断して非圧縮モードとする。
【0016】
そして、該ラインを非圧縮モードとするヘッダを付加して、当該ラインの画像データは圧縮されていない生のデータで格納される。
【0017】
しかし、このような方法では、原稿の余白部分のデータも非圧縮データで格納されるため、データ量を効率的に少なくすることができない。
【0018】
そこで、本発明では、ラインの間で圧縮モードと非圧縮モードとが設定できるようにして、このような余白部分のデータは圧縮して格納するようにしている。
【0019】
即ち、ラインの先頭(0ビット目)から最初の変化点までは、通常のMMRモード等の圧縮モードで圧縮し、変化点を検出すると、それ以降は非圧縮モードにするようにしている。
【0020】
これにより、少なくとも原稿の左側(ラインの先頭に対応する側)の余白部分を含む領域のデータは圧縮され、それ以降のデータは非圧縮されたデータとなる。
【0021】
このときの手順を図2に示すフローチャートを参照して説明する。先ず、1ラインをMMRモード等の圧縮モードで順次圧縮する(ステップS1)。そして、圧縮データが1728ビットを越えたかを判断する(ステップS2)。
【0022】
圧縮データが1728ビットを越えていない場合には、圧縮モードでの圧縮を継続し、圧縮データが1728ビットを越えた場合には、最初の変化点までをデータの圧縮を行い(ステップS3)、それ以降は非圧縮モードとする(ステップS4)。
【0023】
このような処理を全てのラインに対して行い、1ページの処理が終了する(ステップS5,ステップS6)。
【0024】
なお、一般にライン毎にデータの構成が大きく変化することが少ない。例えば、画像がテキストの場合を考えると、隣接するラインのデータは殆ど同じで、テキスト行間に入ると大きく異なるようになる。
【0025】
また、原稿が写真等で疑似中間調モードで読取り込まれているような場合には、隣接するラインのデータは殆ど同じで、徐々に変化する場合が多い。
【0026】
このような特性を勘案すると、ライン毎にステップS2の圧縮データが1728ビットを越えたか否かの判断を行うことは処理時間の短縮化の観点から得策でない場合が生じる。
【0027】
かかる場合には、1ラインについて全て非圧縮モードと判断されると、それ以降の任意のライン数(例えば、5〜10ライン)に対しては、ステップS2における判断を行わずに全て非圧縮モードにするようにすることが好ましい。
【0028】
また、疑似中間調モードのデータの場合には、類似したデータのラインがテキストデータの場合より続くので、より多くのライン(例えば、20〜50ライン)に対して、ステップS2における判断を行わずに全て非圧縮モードにするようにすることが好ましい。
【0029】
このようにすることで、ステップS2における判断を行うことによるデータ処理速度の低下が抑制することが可能になる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えたか否かを判断するデータ量判断手段と、該データ量判断手段が、圧縮された画像データのデータ量が所定値に達したと判断した場合には、当該ラインの先頭ビットから最初の変化点までのデータは圧縮し、それ以降からラインの最終ビットまでのデータは非圧縮して画像記憶手段に記憶させる圧縮モード指示手段とを設けたので、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようになり、メモリ使用量の削減や送信時間の短縮が可能になる。
【0031】
請求項2にかかる発明は、、データ量判断手段により符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、それ以降の所定数のラインに対しては当該データ量判断手段による判断を行わずに、これらのラインのデータを非圧縮して画像記憶手段に記憶させるようにしたので、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようになると共に、処理時間の短縮が可能になる。
【0032】
請求項3にかかる発明は、データ量判断手段により符号化手段で圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、画像データの種類に応じたライン数だけ当該データ量判断手段による判断を行わずに、これらのラインのデータを非圧縮して画像記憶手段に記憶させるようにしたので、1ライン中にデータ変化点が多数含まれる原稿においても、効率的にデータ量を少なくすることができるようになると共に、処理時間の短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用されるファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】データを圧縮する可否圧縮とするかを判断処理する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 CPU
5 DCR
6 DMAC
7 プロッタ部
8 操作表示部
9 スキャナ
10 モデム
13 ページメモリ

Claims (3)

  1. 画像データを所定の符号化方式で圧縮する符号化手段と、前記画像データを記憶する画像記憶手段とを備えたファクシミリ装置において、
    前記画像データを前記符号化手段で圧縮した際のデータ量が、所定値を越えたか否かを判断するデータ量判断手段と、
    該データ量判断手段が、圧縮された画像データのデータ量が所定値に達したと判断した場合には、当該ラインの先頭ビットから最初の変化点までのデータは圧縮し、それ以降からラインの最終ビットまでのデータは非圧縮して前記画像記憶手段に記憶させる圧縮モード指示手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記データ量判断手段により圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、前記圧縮モード指示手段は、それ以降の所定数のラインに対して当該データ量判断手段による判断を行なわずに、これらのラインの画像データを非圧縮して前記画像記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記圧縮モード指示手段が、前記データ量判断手段により圧縮された画像データのデータ量が、所定値を越えないと判断した場合には、前記画像データの種類に応じて設定されたライン数だけ当該データ量判断手段による判断を行わずに、これらのラインの画像データを非圧縮して前記画像記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
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