JPH1013648A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1013648A
JPH1013648A JP8161689A JP16168996A JPH1013648A JP H1013648 A JPH1013648 A JP H1013648A JP 8161689 A JP8161689 A JP 8161689A JP 16168996 A JP16168996 A JP 16168996A JP H1013648 A JPH1013648 A JP H1013648A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データのエラー状況に応じて、適正な通
信速度に直ちに変更することができるようにする。 【解決手段】 ITU−Tの勧告V.34に準拠した通
信に際して、受信側は、ラインデータを100本分受信
する毎に、その100本分のラインデータ中にエラーラ
インがあるか否かを判断する(ステップS13,S1
5)。エラーラインがある場合には、通信速度を遅くす
るべく、送信側に対して通信速度の変更を要求するとと
もに、予め設定されたテーブルデータに基づき、100
本分のラインデータ中におけるエラーラインの本数に応
じて、送信側との間の通信速度を、エラーラインの生じ
ない適正な通信速度に再設定する(ステップS16,S
17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えばファクシ
ミリ装置等の通信端末装置に関するものである。より詳
しくは、本発明は、例えばITU−T(国際電気通信連
合−電気通信標準化部門)の勧告V.34に準拠して、
データの通信途中で通信速度を変更することが可能な通
信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えばファクシミリ装置において、E
CM(エラーコレクションモード)通信機能を備えたも
のがある。このECM通信では、64Kバイト分の画デ
ータが1つのブロックとして送信される。ブロックは2
56バイトを1つのフレームとして、256個のフレー
ムに分割されている。各フレームには、画データを記憶
するための領域に加えて、エラーチェックのためのデー
タを記憶する領域が設けられている。
【0003】受信側は、画データを受信すると、エラー
チェックデータに基づいて、受信データ中にエラーがあ
るか否かを各フレーム毎に判断し、エラーがあった場合
には、エラーがあったフレームの再送要求を送信側に対
して行う。すると、送信側は、エラーがあったフレーム
を受信側に対して再送する。
【0004】そして、従来のファクシミリ装置では、前
記再送が所定回数繰り返されてもエラーが解消されない
場合には、送受信間における通信速度を落として、画デ
ータの伝送エラーを回避するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 従って、従来のファ
クシミリ装置では、伝送エラーの回避のために通信速度
を落とすまでに、画データの再送が複数回繰り返される
ため、適正な通信速度に設定されるまでに長い時間が必
要となり、結果的に通信時間が長くなるという問題があ
った。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、受信データのエラー状
況に応じて適正な通信速度に直ちに変更することがで
き、データを極力速い速度で確実に受信し得る通信端末
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1の発明では、データの通信途中におい
て通信速度を変更可能な機能を有する通信端末装置であ
って、受信データ中におけるエラーの発生頻度に応じ
て、送信側に通信速度の変更を要求して、その送信側と
の間の通信速度を再設定する速度設定手段を備えたもの
である。
【0008】請求項2の発明では、請求項1において、
前記速度設定手段は、受信データを構成するラインデー
タが所定本数分受信される毎に、その所定本数分のライ
ンデータ中におけるエラーラインの本数に基づきエラー
の発生頻度を判断するものである。
【0009】請求項3の発明では、請求項1または2に
おいて、設定し得る各通信速度にそれぞれ対応して、エ
ラーの発生頻度と通信速度との関係を設定したテーブル
データを記憶する記憶手段を備え、前記速度設定手段
は、データの受信時において、エラーの発生頻度と現在
の通信速度に対応するテーブルデータとに基づき、再設
定すべき通信速度を決定するものである。
【0010】従って、請求項1〜3の発明は次のような
作用を奏する。請求項1の発明によれば、データの受信
時においては、受信データ中におけるエラーの発生頻度
に応じて、送信側に通信速度の変更が要求されて、その
送信側との間の通信速度が適正な速度に直ちに再設定さ
れる。例えば、エラーの発生頻度が高いほど、送信側と
の間の通信速度がより遅い速度に再設定される。
【0011】請求項2の発明によれば、エラーの発生頻
度は、所定本数分の受信ラインデータ中におけるエラー
ラインの本数に基づき容易に判断される。請求項3の発
明によれば、再設定すべき通信速度を、予め設定された
テーブルデータに基づき容易に決定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明をファクシミリ装
置に具体化した一実施形態を、図1〜図4に基づいて詳
細に説明する。図1に、この実施形態のファクシミリ装
置の回路構成を示す。CPU(中央処理装置)1には、
装置全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶し
た記憶手段としてのROM(リードオンリメモリ)2、
及び制御に必要なデータ等を一時的に記憶するRAM
(ランダムアクセスメモリ)3が接続されている。NC
U(ネットワーク・コントロール・ユニット)4は、電
話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先の電話番
号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を検出す
る機能等を備えている。モデム5は、送受信データの変
調、復調を行うものであり、後述するV.34通信手順
を可能とするための機能を備えている。本実施形態で
は、CPU1、ROM2、RAM3及びモデム5によ
り、速度設定手段が構成されている。
【0013】読取部6はCCDイメージセンサ等よりな
り、原稿を副走査方向へ移動させながら、同原稿上の画
像を1ライン分ずつ読み取る。画像メモリ7は、受信さ
れた画データや読取部6にて読み取られた画データを記
憶する。コーデック8は、送信画データを符号化すると
ともに、受信画データを復号する。記録部9は受信画デ
ータや読取部6にて読み取られた画データ等に基づいて
記録紙上に印字を行う。キー操作部10は、電話番号等
を入力するためのテンキー、ファクシミリ通信動作を開
始させるためのスタートキー等の各種操作キーを備えて
いる。表示部11は、入力された電話番号等の各種情報
を表示する。第1カウンタ12は、受信画データを構成
するラインデータ中にエラーラインが検出される度に、
カウント値を「1」ずつインクリメントして、そのエラ
ーラインを計数する。第2カウンタ13は、正常なライ
ンデータが所定本数(本実施形態では100本)連続し
て受信されたときに、カウント値を「1」インクリメン
トする。
【0014】次に、V.34通信手順の概要について説
明する。このV.34通信手順においては、データ伝送
速度をN×2.4Kbps(Nは1〜14までの整数)
の範囲で14段階に設定でき、その最大伝送速度は3
3.6Kbpsとなる。又、このV.34通信手順で
は、データを双方向に同時に伝送できる全二重通信が可
能であり、しかも通信途中であっても、通信回線の状態
に応じて通信速度を上記の範囲で自由に変更可能となっ
ている。この通信速度の変更は、送信側が受信側に対し
て要求することもできるし、受信側が送信側に対して要
求することもできる。従って、V.34通信手順では、
データの伝送エラーを回避しつつ、データを極力高速に
伝送することができる。
【0015】そして、本実施形態のファクシミリ装置
は、このV.34通信手順の特徴の1つである通信速度
の変更機能を利用して、受信データ中におけるエラーラ
インの発生頻度に応じて、通信速度をエラーラインが生
じない適正な速度に変更しようとするものである。
【0016】前記ROM2には、例えば図2に示すよう
な複数のテーブルデータが予め記憶されている。このテ
ーブルデータは、エラーラインの発生頻度と通信速度と
の関係を設定したものであり、V.34通信手順におい
て設定し得る2.4Kbpsから33.6Kbpsまで
の14段階の各通信速度にそれぞれ対応したものが用意
されている。このテーブルデータにおいては、エラーラ
インの発生頻度が、所定本数分(本実施形態では100
本分)の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本
数として表されている。そして、画データの受信時に
は、現在の通信速度に対応するテーブルデータが参照さ
れることにより、エラーラインの発生頻度に応じて、変
更すべき適正な通信速度が決定されるようになってい
る。例えば、現在の通信速度が9.6Kbpsの場合に
は、その9.6Kbpsに対応するテーブルデータが参
照される。そして、ラインデータが100本受信された
とき、その100本分の受信ラインデータ中におけるエ
ラーラインの本数が1〜5本の場合には、変更すべき通
信速度が7.2Kbpsに決定される。
【0017】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用を説明する。さて、本実施形態のファクシ
ミリ装置が受信側となった場合において、前記CPU1
の制御のもとで行われる通信動作を、図3及び図4に示
すフローチャートに従って説明する。
【0018】まず図3に示すように、送信側装置の発呼
に基づく交換機からの呼出信号がNCU4を介して検出
されると(ステップS1)、NCU4により送信側装置
との間の回線が接続される(ステップS2)。続いて、
モデム5により、ITU−Tの勧告V.8に準拠した通
信手順が開始される。尚、このV.8通信手順とは、送
信側と受信側との間で自身が対応可能な変調方式を報告
し合うことにより、両者間における最適な変調方式を自
動的に決定する手順である。このV.8通信手順が開始
されたとき、送信側がV.8通信手順を行っていない場
合には、送受信間におけるV.8通信手順が成立しな
い。このように、V.8通信手順が成立しない場合には
(ステップS3)、送信側装置がV.34通信機能を備
えていないと判断され、V.34通信手順以外の互いに
合致する変調方式で通信手順が実行される(ステップS
4)。
【0019】一方、V.8通信手順が成立した場合に
は、そのV.8通信手順の実行によって、送信側装置が
V.34通信機能を備えているか否かが判断される(ス
テップS5)。ここで、送信側装置がV.34通信機能
を備えていない場合には、前記ステップS4に移行し
て、V.34通信手順以外の互いに合致する変調方式で
通信手順が実行される。
【0020】また、送信側装置がV.34通信機能を備
えている場合には、そのV.34通信手順に従って通信
が開始される(ステップS6)。このV.34通信手順
においては、先ず送信側装置との間における回線状態の
プロービング(測定)が行われ、その測定結果等に基づ
いてモデム5における各種パラメータの設定が行われる
とともに、モデム5のトレーニング(調整)が行われる
(ステップS7)。このとき、送信側装置との間におけ
る通信速度も設定される。
【0021】続いて、第1及び第2カウンタ12,13
のカウント値がそれぞれ「0」にクリアされた後、画デ
ータの受信が開始される(ステップS8,S9)。尚、
このときのデータ通信速度は、回線状態が良好であれ
ば、例えば最大通信速度である33.6Kbpsに設定
される。
【0022】続いて、図4に示すように、画データの受
信開始に伴い、1ライン分の画データ(ラインデータ)
が受信されると(ステップS10)、そのラインデータ
がエラーラインであるか否かが判断される(ステップS
11)。この判断は、例えば、受信画データがMH(モ
ディファイドハフマン)方式にて符号化されているもの
であれば、受信された符号データをコーデック8で復号
する際にその符号データがMH方式で定義されている符
号中に存在するか否かや、1ライン分の符号データを復
号した結果、ランレングスの合計、言い換えれば1ライ
ン分の画素データの合計数が規定の数になったか否か等
によって行われる。
【0023】前記ステップS11において、ラインデー
タがエラーラインであると判断された場合には、第1カ
ウンタ12のカウント値が「1」インクリメントされた
後、ラインデータが100本分受信されたか否かが判断
される(ステップS12,S13)。また、ラインデー
タがエラーラインでないと判断された場合には、そのま
まステップS13に移行する。ステップS13におい
て、ラインデータが100本分受信されていない場合に
は、画データの受信が全て終了したか否かが判断される
(ステップS14)。ここで、受信が全て終了した場合
には処理が終了され、終了していない場合には前記ステ
ップS10に戻って、次のラインデータの受信が行われ
る。
【0024】一方、前記ステップS13において、ライ
ンデータが100本分受信された場合には、第1カウン
タ12のカウント値が「0」であるか否かが判断される
(ステップS15)。言い換えれば、100本分の受信
ラインデータ中にエラーラインが1本も無かったか否か
が判断される。ここで、第1カウンタ12のカウント値
が「0」でない場合、つまり100本分の受信ラインデ
ータ中にエラーラインが有った場合には、通信速度を遅
くするべく、送信側装置に対して通信速度の変更要求が
なされる(ステップS16)。そして、100本分の受
信ラインデータ中におけるエラーラインの本数(つま
り、第1カウンタ12のカウント値)と、現在の通信速
度に対応するテーブルデータとに基づき、再設定すべき
通信速度が決定されて、送信側装置との間における通信
速度が、エラーラインを生じない適正な速度に再設定さ
れる(ステップS17)。
【0025】図2に示すように、例えば、現在の通信速
度が28.8Kbpsの場合には、その28.8Kbp
sに対応するテーブルデータが参照される。そして、1
00本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの
本数が1〜5本の場合には、再設定すべき通信速度が1
9.2Kbpsに決定され、エラーラインの本数が6〜
10本の場合には、再設定すべき通信速度が14.4K
bpsに決定される。つまり、再設定される通信速度
は、エラーラインの発生頻度が高いほど、現在の通信速
度に比してより遅い速度となる。
【0026】ステップS17の処理後、第1及び第2カ
ウンタ12,13のカウント値がそれぞれ「0」にクリ
アされる(ステップS18)。続いて、前記ステップS
14に移行して、受信が全て終了したか否かが判断さ
れ、終了していない場合には、前記ステップS10に戻
って、次のラインデータの受信が新たに再設定された通
信速度で行われる。
【0027】一方、前記ステップS15において、第1
カウンタ12のカウント値が「0」である場合、つまり
100本分の受信ラインデータ中にエラーラインが1本
も無かった場合には、第2カウンタ13のカウント値が
「1」インクリメントされる(ステップS19)。続い
て、その第2カウンタ13のカウント値が「3」である
か否かが判断される(ステップS20)。言い換えれ
ば、300本分の連続した受信ラインデータ中にエラー
ラインが1本も無かったか否かが判断される。ここで、
第2カウンタ13のカウント値が「3」に達していない
場合には、前記ステップS14に移行し、画データの受
信が終了していなければ次のラインデータの受信が行わ
れる。
【0028】また、第2カウンタ13のカウント値が
「3」である場合、つまり300本分の連続した受信ラ
インデータ中にエラーラインが1本もなかった場合に
は、通信速度を速くするべく、送信側装置に対して通信
速度の変更要求がなされる(ステップS21)。そし
て、送信側装置との間における通信速度が、現在の通信
速度より1段階(2.4Kbps)速い速度に再設定さ
れる(ステップS22)。例えば、現在の通信速度が1
4.4Kbpsの場合には、その14.4Kbpsより
1段階(2.4Kbps)速い16.8Kbpsの通信
速度に再設定される。
【0029】ステップS22の処理後、第2カウンタ1
3のカウント値が「0」にクリアされる(ステップS2
3)。続いて、前記ステップS14に移行して、受信が
全て終了したか否かが判断され、終了していない場合に
は、前記ステップS10に戻って、次のラインデータの
受信が新たに再設定された通信速度で行われる。
【0030】なお、このフローチャートには示していな
いが、上記のファクシミリ通信がECM通信である場合
には、エラーを生じたフレームの再送が行われる。しか
し、本実施形態では、エラーラインが生じた場合には、
そのエラーラインの発生頻度に応じて、適正な通信速度
に直ちに変更されるので、前記従来とは異なり、エラー
を生じたフレームの再送が何度も繰り返されるというこ
とはない。
【0031】本実施形態のファクシミリ装置は上記のよ
うに動作するので、次のような優れた効果を奏する。 (1)受信画データ中にエラーラインがあるときには、
送信側に対して通信速度を変更するように要求がなされ
る。そして、エラーラインの発生頻度と、現在の通信速
度に対応したテーブルデータとに基づき、送信側との間
の通信速度が、エラーラインを生じない適正な通信速度
に落とされる。このように、エラーラインの発生頻度に
応じて、送信側との間の通信速度が適正な通信速度に直
ちに変更されるので、適正な通信速度に設定されるまで
の時間が短くて済む。その結果、画データを極力速い速
度で確実に受信することができる。
【0032】(2)エラーラインの発生頻度を、100
本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数
に基づき容易に判断することができる。 (3)再設定すべき通信速度を、予め設定されたテーブ
ルデータに基づき容易に決定することができる。
【0033】(4)300本分の連続した受信ラインデ
ータ中にエラーラインが1本もなかった場合には、通信
速度を速くするべく、送信側装置に対して通信速度の変
更要求がなされる。そして、送信側装置との間における
通信速度が、現在の通信速度より1段階(2.4Kbp
s)速い速度に再設定される。つまり、エラーラインが
比較的長い間現れない場合には、通信速度を若干速くし
てもエラーが生じないであろうと判断されて、通信速度
が若干速い速度に変更される。このため、画データを極
力速い速度で正確に受信する上で、非常に有効である。
【0034】尚、この発明は例えば以下のように変更し
て具体化してもよい。 (1)図2に示すテーブルデータの内容はあくまで例示
であり、自由に変更して構わない。例えば、エラーライ
ンの本数に対応する通信速度の値は、適宜変更してもよ
い。また、現在の通信速度に対応するテーブルデータと
して、エラーラインの本数に対応する通信速度の値が異
なるものを複数種用意しておき、通信時における回線状
態等に応じて、参照するテーブルデータを適宜変更する
ようにしてもよい。このようにすれば、通信速度を回線
状態等に応じて、よりきめ細かく変更することができ
る。
【0035】(2)上記実施形態では、エラーラインの
発生頻度を、ラインデータを100本分受信する毎に判
断するようにしていたが、例えば、1ページ分の画デー
タを受信する毎に判断したりする等、100本に限定さ
れることはない。
【0036】(3)上記実施形態では、300本分の連
続した受信ラインデータ中にエラーラインが1本もなか
った場合には、通信速度が1段階速い速度に変更される
ようになっていたが、例えば、1ページ分の受信画デー
タ中にエラーラインが1本もなかった場合に通信速度を
速くする等、通信速度を速くするための判断基準となる
300本という値を自由に変更して構わない。また、通
信速度を速くする場合、1段階以上速い速度に変更する
ようにしてもよい。
【0037】(4)通信速度の変更手順は、V.34通
信手順に準拠した方法で行われるが、この通信速度の変
更は、通信データのページ間で行ってもよいし、1ペー
ジ分の画データの通信途中において、任意のタイミング
で行ってもよい。
【0038】前記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて以下に述べる。 (1)前記速度設定手段は、所定本数分の連続した受信
ラインデータ中にエラーラインが発生しなかった場合に
は、送信側に通信速度の変更を要求して、その送信側と
の間の通信速度を現在の通信速度より速い速度に再設定
する請求項2に記載の通信端末装置。
【0039】このようにすれば、画データを極力速い速
度で正確に受信する上で、非常に有効である。 (2)設定し得る各通信速度に対応するテーブルデータ
として、エラーの発生頻度に対応する通信速度の値が異
なるものを複数種用意し、データの受信時における回線
状態等に応じて、参照するテーブルデータを変更するよ
うにした請求項3に記載の通信端末装置。
【0040】このようにすれば、通信速度を回線状態等
に応じて、よりきめ細かく変更することができる。
【0041】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれば
次のような優れた効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、受信データのエラー状況に応じて適正な通信速度に
直ちに変更することができ、データを極力速い速度で確
実に受信することができる。
【0042】請求項2の発明によれば、受信データのエ
ラー発生頻度を、所定本数分の受信ラインデータ中にお
けるエラーラインの本数に基づき容易に判断することが
できる。
【0043】請求項3の発明によれば、再設定すべき通
信速度を、予め設定されたテーブルデータに基づき容易
に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるファクシミリ装
置の回路構成図。
【図2】 テーブルデータを示す説明図。
【図3】 ファクシミリ受信時における動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】 ファクシミリ受信時における動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…速度設定手段を構成するCPU、2…速度設定手段
を構成する記憶手段としてのROM、3…速度設定手段
を構成するRAM、5…速度設定手段を構成するモデ
ム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの通信途中において通信速度を変
    更可能な機能を有する通信端末装置であって、受信デー
    タ中におけるエラーの発生頻度に応じて、送信側に通信
    速度の変更を要求して、その送信側との間の通信速度を
    再設定する速度設定手段を備えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記速度設定手段は、受信データを構成
    するラインデータが所定本数分受信される毎に、その所
    定本数分のラインデータ中におけるエラーラインの本数
    に基づきエラーの発生頻度を判断する請求項1に記載の
    通信端末装置。
  3. 【請求項3】 設定し得る各通信速度にそれぞれ対応し
    て、エラーの発生頻度と通信速度との関係を設定したテ
    ーブルデータを記憶する記憶手段を備え、前記速度設定
    手段は、データの受信時において、エラーの発生頻度と
    現在の通信速度に対応するテーブルデータとに基づき、
    再設定すべき通信速度を決定する請求項1または2に記
    載の通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003032316A (ja) * 2001-05-11 2003-01-31 Kddi Corp 画像伝送プロトコル制御装置
JP2007531457A (ja) * 2004-03-30 2007-11-01 トムソン ライセンシング モデムの使用許可料を決定するための電話回線の検査

Cited By (3)

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