JP3713820B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばファクシミリ装置等の通信端末装置に関するものである。より詳しくは、本発明は、例えばITU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)の勧告V.34に準拠して、データの通信途中で通信速度を変更することが可能な通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばファクシミリ装置において、ECM(エラーコレクションモード)通信機能を備えたものがある。このECM通信では、64Kバイト分の画データが1つのブロックとして送信される。ブロックは256バイトを1つのフレームとして、256個のフレームに分割されている。各フレームには、画データを記憶するための領域に加えて、エラーチェックのためのデータを記憶する領域が設けられている。
【0003】
受信側は、画データを受信すると、エラーチェックデータに基づいて、受信データ中にエラーがあるか否かを各フレーム毎に判断し、エラーがあった場合には、エラーがあったフレームの再送要求を送信側に対して行う。すると、送信側は、エラーがあったフレームを受信側に対して再送する。
【0004】
そして、従来のファクシミリ装置では、前記再送が所定回数繰り返されてもエラーが解消されない場合には、送受信間における通信速度を落として、画データの伝送エラーを回避するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来のファクシミリ装置では、伝送エラーの回避のために通信速度を落とすまでに、画データの再送が複数回繰り返されるため、適正な通信速度に設定されるまでに長い時間が必要となり、結果的に通信時間が長くなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、受信データのエラー状況に応じて適正な通信速度に直ちに変更することができ、データを極力速い速度で確実に受信し得る通信端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、データの通信途中において通信速度を変更可能な機能を有する通信端末装置であって、データの信中におけるエラーの発生頻度に応じて、該データの信中に送信側に通信速度の変更を要求して、その送信側との間の通信速度を速くするか又は遅くするかの再設定をする速度設定手段と、設定し得る各通信速度にそれぞれ対応して、エラーの発生頻度と通信速度との関係を設定したテーブルデータを記憶する記憶手段とを備え、前記速度設定手段は、データの受信時において、エラーの発生頻度と現在の通信速度に対応するテーブルデータとに基づき、再設定すべき通信速度を決定し、前記記憶手段は、設定し得る各通信速度に対応する前記テーブルデータとして、エラーの発生頻度に対応する通信速度の値が異なるものを複数種記憶し、前記速度設定手段は、データの受信時における回線状態に応じて、参照するテーブルデータを変更するようにしたものである。
【0008】
請求項2の発明では、請求項1において、前記速度設定手段は、受信データを構成するラインデータが所定本数分受信される毎に、その所定本数分のラインデータ中におけるエラーラインの本数に基づきエラーの発生頻度を判断するものである。
【0010】
従って、請求項1〜の発明は次のような作用を奏する。
請求項1の発明によれば、データの受信時においては、受信データ中におけるエラーの発生頻度に応じて、送信側に通信速度の変更が要求されて、その送信側との間の通信速度が適正な速度に直ちに再設定される。例えば、エラーの発生頻度が高いほど、送信側との間の通信速度がより遅い速度に再設定される。また、再設定すべき通信速度を、予め設定されたテーブルデータに基づき容易に決定できる。
【0011】
請求項2の発明によれば、エラーの発生頻度は、所定本数分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数に基づき容易に判断される
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をファクシミリ装置に具体化した一実施形態を、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1に、この実施形態のファクシミリ装置の回路構成を示す。CPU(中央処理装置)1には、装置全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶した記憶手段としてのROM(リードオンリメモリ)2、及び制御に必要なデータ等を一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)3が接続されている。NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)4は、電話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先の電話番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を検出する機能等を備えている。モデム5は、送受信データの変調、復調を行うものであり、後述するV.34通信手順を可能とするための機能を備えている。本実施形態では、CPU1、ROM2、RAM3及びモデム5により、速度設定手段が構成されている。
【0013】
読取部6はCCDイメージセンサ等よりなり、原稿を副走査方向へ移動させながら、同原稿上の画像を1ライン分ずつ読み取る。画像メモリ7は、受信された画データや読取部6にて読み取られた画データを記憶する。コーデック8は、送信画データを符号化するとともに、受信画データを復号する。記録部9は受信画データや読取部6にて読み取られた画データ等に基づいて記録紙上に印字を行う。キー操作部10は、電話番号等を入力するためのテンキー、ファクシミリ通信動作を開始させるためのスタートキー等の各種操作キーを備えている。表示部11は、入力された電話番号等の各種情報を表示する。第1カウンタ12は、受信画データを構成するラインデータ中にエラーラインが検出される度に、カウント値を「1」ずつインクリメントして、そのエラーラインを計数する。第2カウンタ13は、正常なラインデータが所定本数(本実施形態では100本)連続して受信されたときに、カウント値を「1」インクリメントする。
【0014】
次に、V.34通信手順の概要について説明する。このV.34通信手順においては、データ伝送速度をN×2.4Kbps(Nは1〜14までの整数)の範囲で14段階に設定でき、その最大伝送速度は33.6Kbpsとなる。又、このV.34通信手順では、データを双方向に同時に伝送できる全二重通信が可能であり、しかも通信途中であっても、通信回線の状態に応じて通信速度を上記の範囲で自由に変更可能となっている。この通信速度の変更は、送信側が受信側に対して要求することもできるし、受信側が送信側に対して要求することもできる。従って、V.34通信手順では、データの伝送エラーを回避しつつ、データを極力高速に伝送することができる。
【0015】
そして、本実施形態のファクシミリ装置は、このV.34通信手順の特徴の1つである通信速度の変更機能を利用して、受信データ中におけるエラーラインの発生頻度に応じて、通信速度をエラーラインが生じない適正な速度に変更しようとするものである。
【0016】
前記ROM2には、例えば図2に示すような複数のテーブルデータが予め記憶されている。このテーブルデータは、エラーラインの発生頻度と通信速度との関係を設定したものであり、V.34通信手順において設定し得る2.4Kbpsから33.6Kbpsまでの14段階の各通信速度にそれぞれ対応したものが用意されている。このテーブルデータにおいては、エラーラインの発生頻度が、所定本数分(本実施形態では100本分)の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数として表されている。そして、画データの受信時には、現在の通信速度に対応するテーブルデータが参照されることにより、エラーラインの発生頻度に応じて、変更すべき適正な通信速度が決定されるようになっている。例えば、現在の通信速度が9.6Kbpsの場合には、その9.6Kbpsに対応するテーブルデータが参照される。そして、ラインデータが100本受信されたとき、その100本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数が1〜5本の場合には、変更すべき通信速度が7.2Kbpsに決定される。
【0017】
次に、前記のように構成されたファクシミリ装置の作用を説明する。
さて、本実施形態のファクシミリ装置が受信側となった場合において、前記CPU1の制御のもとで行われる通信動作を、図3及び図4に示すフローチャートに従って説明する。
【0018】
まず図3に示すように、送信側装置の発呼に基づく交換機からの呼出信号がNCU4を介して検出されると(ステップS1)、NCU4により送信側装置との間の回線が接続される(ステップS2)。続いて、モデム5により、ITU−Tの勧告V.8に準拠した通信手順が開始される。尚、このV.8通信手順とは、送信側と受信側との間で自身が対応可能な変調方式を報告し合うことにより、両者間における最適な変調方式を自動的に決定する手順である。このV.8通信手順が開始されたとき、送信側がV.8通信手順を行っていない場合には、送受信間におけるV.8通信手順が成立しない。このように、V.8通信手順が成立しない場合には(ステップS3)、送信側装置がV.34通信機能を備えていないと判断され、V.34通信手順以外の互いに合致する変調方式で通信手順が実行される(ステップS4)。
【0019】
一方、V.8通信手順が成立した場合には、そのV.8通信手順の実行によって、送信側装置がV.34通信機能を備えているか否かが判断される(ステップS5)。ここで、送信側装置がV.34通信機能を備えていない場合には、前記ステップS4に移行して、V.34通信手順以外の互いに合致する変調方式で通信手順が実行される。
【0020】
また、送信側装置がV.34通信機能を備えている場合には、そのV.34通信手順に従って通信が開始される(ステップS6)。このV.34通信手順においては、先ず送信側装置との間における回線状態のプロービング(測定)が行われ、その測定結果等に基づいてモデム5における各種パラメータの設定が行われるとともに、モデム5のトレーニング(調整)が行われる(ステップS7)。このとき、送信側装置との間における通信速度も設定される。
【0021】
続いて、第1及び第2カウンタ12,13のカウント値がそれぞれ「0」にクリアされた後、画データの受信が開始される(ステップS8,S9)。尚、このときのデータ通信速度は、回線状態が良好であれば、例えば最大通信速度である33.6Kbpsに設定される。
【0022】
続いて、図4に示すように、画データの受信開始に伴い、1ライン分の画データ(ラインデータ)が受信されると(ステップS10)、そのラインデータがエラーラインであるか否かが判断される(ステップS11)。この判断は、例えば、受信画データがMH(モディファイドハフマン)方式にて符号化されているものであれば、受信された符号データをコーデック8で復号する際にその符号データがMH方式で定義されている符号中に存在するか否かや、1ライン分の符号データを復号した結果、ランレングスの合計、言い換えれば1ライン分の画素データの合計数が規定の数になったか否か等によって行われる。
【0023】
前記ステップS11において、ラインデータがエラーラインであると判断された場合には、第1カウンタ12のカウント値が「1」インクリメントされた後、ラインデータが100本分受信されたか否かが判断される(ステップS12,S13)。また、ラインデータがエラーラインでないと判断された場合には、そのままステップS13に移行する。ステップS13において、ラインデータが100本分受信されていない場合には、画データの受信が全て終了したか否かが判断される(ステップS14)。ここで、受信が全て終了した場合には処理が終了され、終了していない場合には前記ステップS10に戻って、次のラインデータの受信が行われる。
【0024】
一方、前記ステップS13において、ラインデータが100本分受信された場合には、第1カウンタ12のカウント値が「0」であるか否かが判断される(ステップS15)。言い換えれば、100本分の受信ラインデータ中にエラーラインが1本も無かったか否かが判断される。ここで、第1カウンタ12のカウント値が「0」でない場合、つまり100本分の受信ラインデータ中にエラーラインが有った場合には、通信速度を遅くするべく、送信側装置に対して通信速度の変更要求がなされる(ステップS16)。そして、100本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数(つまり、第1カウンタ12のカウント値)と、現在の通信速度に対応するテーブルデータとに基づき、再設定すべき通信速度が決定されて、送信側装置との間における通信速度が、エラーラインを生じない適正な速度に再設定される(ステップS17)。
【0025】
図2に示すように、例えば、現在の通信速度が28.8Kbpsの場合には、その28.8Kbpsに対応するテーブルデータが参照される。そして、100本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数が1〜5本の場合には、再設定すべき通信速度が19.2Kbpsに決定され、エラーラインの本数が6〜10本の場合には、再設定すべき通信速度が14.4Kbpsに決定される。つまり、再設定される通信速度は、エラーラインの発生頻度が高いほど、現在の通信速度に比してより遅い速度となる。
【0026】
ステップS17の処理後、第1及び第2カウンタ12,13のカウント値がそれぞれ「0」にクリアされる(ステップS18)。続いて、前記ステップS14に移行して、受信が全て終了したか否かが判断され、終了していない場合には、前記ステップS10に戻って、次のラインデータの受信が新たに再設定された通信速度で行われる。
【0027】
一方、前記ステップS15において、第1カウンタ12のカウント値が「0」である場合、つまり100本分の受信ラインデータ中にエラーラインが1本も無かった場合には、第2カウンタ13のカウント値が「1」インクリメントされる(ステップS19)。続いて、その第2カウンタ13のカウント値が「3」であるか否かが判断される(ステップS20)。言い換えれば、300本分の連続した受信ラインデータ中にエラーラインが1本も無かったか否かが判断される。ここで、第2カウンタ13のカウント値が「3」に達していない場合には、前記ステップS14に移行し、画データの受信が終了していなければ次のラインデータの受信が行われる。
【0028】
また、第2カウンタ13のカウント値が「3」である場合、つまり300本分の連続した受信ラインデータ中にエラーラインが1本もなかった場合には、通信速度を速くするべく、送信側装置に対して通信速度の変更要求がなされる(ステップS21)。そして、送信側装置との間における通信速度が、現在の通信速度より1段階(2.4Kbps)速い速度に再設定される(ステップS22)。例えば、現在の通信速度が14.4Kbpsの場合には、その14.4Kbpsより1段階(2.4Kbps)速い16.8Kbpsの通信速度に再設定される。
【0029】
ステップS22の処理後、第2カウンタ13のカウント値が「0」にクリアされる(ステップS23)。続いて、前記ステップS14に移行して、受信が全て終了したか否かが判断され、終了していない場合には、前記ステップS10に戻って、次のラインデータの受信が新たに再設定された通信速度で行われる。
【0030】
なお、このフローチャートには示していないが、上記のファクシミリ通信がECM通信である場合には、エラーを生じたフレームの再送が行われる。しかし、本実施形態では、エラーラインが生じた場合には、そのエラーラインの発生頻度に応じて、適正な通信速度に直ちに変更されるので、前記従来とは異なり、エラーを生じたフレームの再送が何度も繰り返されるということはない。
【0031】
本実施形態のファクシミリ装置は上記のように動作するので、次のような優れた効果を奏する。
(1)受信画データ中にエラーラインがあるときには、送信側に対して通信速度を変更するように要求がなされる。そして、エラーラインの発生頻度と、現在の通信速度に対応したテーブルデータとに基づき、送信側との間の通信速度が、エラーラインを生じない適正な通信速度に落とされる。このように、エラーラインの発生頻度に応じて、送信側との間の通信速度が適正な通信速度に直ちに変更されるので、適正な通信速度に設定されるまでの時間が短くて済む。その結果、画データを極力速い速度で確実に受信することができる。
【0032】
(2)エラーラインの発生頻度を、100本分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数に基づき容易に判断することができる。
(3)再設定すべき通信速度を、予め設定されたテーブルデータに基づき容易に決定することができる。
【0033】
(4)300本分の連続した受信ラインデータ中にエラーラインが1本もなかった場合には、通信速度を速くするべく、送信側装置に対して通信速度の変更要求がなされる。そして、送信側装置との間における通信速度が、現在の通信速度より1段階(2.4Kbps)速い速度に再設定される。つまり、エラーラインが比較的長い間現れない場合には、通信速度を若干速くしてもエラーが生じないであろうと判断されて、通信速度が若干速い速度に変更される。このため、画データを極力速い速度で正確に受信する上で、非常に有効である。
【0034】
尚、この発明は例えば以下のように変更して具体化してもよい。
(1)図2に示すテーブルデータの内容はあくまで例示であり、自由に変更して構わない。例えば、エラーラインの本数に対応する通信速度の値は、適宜変更してもよい。また、現在の通信速度に対応するテーブルデータとして、エラーラインの本数に対応する通信速度の値が異なるものを複数種用意しておき、通信時における回線状態等に応じて、参照するテーブルデータを適宜変更するようにしてもよい。このようにすれば、通信速度を回線状態等に応じて、よりきめ細かく変更することができる。
【0035】
(2)上記実施形態では、エラーラインの発生頻度を、ラインデータを100本分受信する毎に判断するようにしていたが、例えば、1ページ分の画データを受信する毎に判断したりする等、100本に限定されることはない。
【0036】
(3)上記実施形態では、300本分の連続した受信ラインデータ中にエラーラインが1本もなかった場合には、通信速度が1段階速い速度に変更されるようになっていたが、例えば、1ページ分の受信画データ中にエラーラインが1本もなかった場合に通信速度を速くする等、通信速度を速くするための判断基準となる300本という値を自由に変更して構わない。また、通信速度を速くする場合、1段階以上速い速度に変更するようにしてもよい。
【0037】
(4)通信速度の変更手順は、V.34通信手順に準拠した方法で行われるが、この通信速度の変更は、通信データのページ間で行ってもよいし、1ページ分の画データの通信途中において、任意のタイミングで行ってもよい。
【0038】
前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に述べる。
(1)前記速度設定手段は、所定本数分の連続した受信ラインデータ中にエラーラインが発生しなかった場合には、送信側に通信速度の変更を要求して、その送信側との間の通信速度を現在の通信速度より速い速度に再設定する請求項2に記載の通信端末装置。
【0039】
このようにすれば、画データを極力速い速度で正確に受信する上で、非常に有効である
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば次のような優れた効果を奏する。
請求項1の発明によれば、受信データのエラー状況に応じて適正な通信速度に直ちに変更することができ、データを極力速い速度で確実に受信することができる。また、再設定すべき通信速度を、予め設定されたテーブルデータに基づき容易に決定できる。さらに、通信速度を回線状態に応じて、参照するテーブルデータをよりきめ細かく変更することができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、受信データのエラー発生頻度を、所定本数分の受信ラインデータ中におけるエラーラインの本数に基づき容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるファクシミリ装置の回路構成図。
【図2】 テーブルデータを示す説明図。
【図3】 ファクシミリ受信時における動作を示すフローチャート。
【図4】 ファクシミリ受信時における動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…速度設定手段を構成するCPU、2…速度設定手段を構成する記憶手段としてのROM、3…速度設定手段を構成するRAM、5…速度設定手段を構成するモデム。

Claims (2)

  1. データの通信途中において通信速度を変更可能な機能を有する通信端末装置であって、
    データの信中におけるエラーの発生頻度に応じて、該データの信中に送信側に通信速度の変更を要求して、その送信側との間の通信速度を速くするか又は遅くするかの再設定をする速度設定手段と、
    設定し得る各通信速度にそれぞれ対応して、エラーの発生頻度と通信速度との関係を設定したテーブルデータを記憶する記憶手段と
    を備え、前記速度設定手段は、データの受信時において、エラーの発生頻度と現在の通信速度に対応するテーブルデータとに基づき、再設定すべき通信速度を決定し、
    前記記憶手段は、設定し得る各通信速度に対応する前記テーブルデータとして、エラーの発生頻度に対応する通信速度の値が異なるものを複数種記憶し、前記速度設定手段は、データの受信時における回線状態に応じて、参照するテーブルデータを変更するようにした通信端末装置。
  2. 前記速度設定手段は、受信データを構成するラインデータが所定本数分受信される毎に、その所定本数分のラインデータ中におけるエラーラインの本数に基づきエラーの発生頻度を判断する請求項1に記載の通信端末装置。
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