JPH08195953A - 画像通信方法及び装置 - Google Patents

画像通信方法及び装置

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JPH08195953A
JPH08195953A JP519395A JP519395A JPH08195953A JP H08195953 A JPH08195953 A JP H08195953A JP 519395 A JP519395 A JP 519395A JP 519395 A JP519395 A JP 519395A JP H08195953 A JPH08195953 A JP H08195953A
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JP
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image
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transmission error
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transmission
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Pending
Application number
JP519395A
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English (en)
Inventor
Akifumi Arayashiki
明文 荒屋敷
Shinichi Hirata
晋一 平田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の通信に際して、伝送エラーに強い画像
通信をはかりたい。 【構成】 画像を例えば4×4のブロックに分割する。
この各ブロックをその分割順に、符号化器1でブロック
単位で符号化し、符号化器2でブロック単位で伝送誤り
検出符号化(例えばCRCチェックコード)し付加し、
伝送する。受信側では、復号化器6で伝送誤り検出符号
を復号して伝送誤りがあるか否かをブロック単位でチェ
ックし、正常であれば復号化器7でブロック単位で復号
する。伝送エラー検出であれば、そのブロックについて
代替フレーム又は特定パターンに置き換えて復号化器7
に送る。復号化器7では、この伝送エラー検出のブロッ
クについて、処理(正常ブロックからのコピーや正常ブ
ロックからの補間等)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2には、従来の画像通信装置を示す。
送信装置10は、情報源符号化器1、伝送誤り訂正符号
化器2、変調器3より成り、受信装置20は、復調器
5、伝送誤り訂正復号化器6、情報源復号化器7より成
る。送信装置10と受信装置20とを結ぶものが伝送路
4である。入力画像データは、符号化器1で符号化さ
れ、誤り訂正符号化器2で伝送誤り訂正符号化され、変
調器3で変換され、伝送路4へと伝送される。復調器5
では、伝送路4から伝わるデータ(信号)を復調し、誤
り訂正復号化器6で伝送誤り訂正復号化され、復号化器
7で情報源(入力画像データ)が復号化される。
【0003】伝送誤り訂正符号化器2は、誤り訂正符号
化(FEC:forward error correction)を行うもので
あり、この目的は、伝送路4で受ける符号誤り(伝送符
号誤り)の影響を軽減するためである。誤り訂正復号化
器6は、誤り訂正符号化されたものを復号化するもので
あり、これによって伝送符号誤りがあるか否かがチェッ
クされる。誤りが検出されると、そのデータは廃棄され
欠落データとして扱われる。そして、情報源復号化器7
では、この欠落データは無視したままで、情報源復号化
を行う。
【0004】図2で用いる情報源符号化器1の符号化法
を図3に開示する。この符号化法は、JPEG(Joint
Photographic Expers Group)と呼ばれるもので、原画
像を所定の大きさ(例えばn×m)のブロック(図3で
は7×5のブロック数)に分割し、このブロックを基本
単位として符号化を行うものである。この符号化の単位
をMCU(Minimum Code Unit)と呼ぶ。
【0005】通常、JPEG符号化時の圧縮条件は、マ
ーカーコードと呼ばれ、圧縮率を変更することがしばし
ば行われるので、画素データに付加して伝送される。ま
た装置によって変わる可能性の多い画素数、間引き率、
量子化テーブル等をいくつかの段階に分けて数バイトで
表し、画素データに先だって伝送される。図3では、a
1→a2…→a7→b1→b2→…→b6→b7のブロック順
に符号化データを送り出す例及びその先頭にマーカーコ
ードを付加した例を示してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】JPEG方式による符
号化法によれば、原画像をブロックに分割し、それを単
位として情報源符号化を行うことになるが、その符号化
データの中で1ビットの誤りがあってもそのブロック全
体に誤りの影響が及ぶ。また誤りのあった位置によって
は情報源復号できない場合もある。このような誤りに対
する対策法には以下のやり方がある。 (1)、誤りのあったデータ又は全ての画像を再送す
る。 (2)、誤り訂正符号を付加して、受信側で誤ったデー
タを訂正する(これは図2の例そのものに該当)。しか
し、(1)では再送手順及び再送時間による通信時間の
増加が避けられない、(2)では誤りが残留する可能性
があるために、結局誤りの影響や復号不可の可能性が避
けられない。
【0007】本発明の目的は、伝送路等に誤りがあって
も、最後まで復号可能なデータの伝送を行う画像通信方
法及び装置を提供するものである。更に本発明の目的
は、伝送路等に誤りがあっても、原画像に近い画像を受
信側で得ることを可能にする画像通信方法及び装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報源画像を
ブロック分割し、このブロック画像単位に符号化・伝送
化・伝送誤り処理・情報源復号化を行うようにした。
【0009】更に本発明は、情報源画像をブロック分割
し、このブロック画像単位に送信し、受信させて情報源
画像の通信を行う画像通信方法において、ブロック画像
単位に、情報源符号化・伝送誤り検出符号化・伝送化・
伝送誤り検出復号化・情報源復号化を行うものとした。
【0010】更に本発明は、情報源画像をブロック分割
し、このブロック画像単位に送信し、受信させて情報源
画像の通信を行う画像通信方法において、ブロック画像
単位に、情報源符号化・伝送誤り検出符号化・伝送化・
伝送誤り検出復号化・情報源復号化・誤り検出復号化に
よる伝送誤り検出時のその誤りブロックの処理・を行う
ものとした。
【0011】更に本発明は、画像通信方法において、情
報源画像のブロック分割は、奇数のライン番号より成る
奇数ライン画像と、偶数のライン番号より成る偶数ライ
ン画像と、の2分割とした。
【0012】更に本発明は、情報源画像を奇数のライン
番号より成る奇数ライン画像と、偶数のライン番号より
成る偶数ライン画像とに分割し、この奇数ライン画像と
偶数ライン画像とを、交互に独立して送信し、受信させ
るようにした画像通信方法において、各ライン画像の送
信にあっては、それぞれのライン画像をブロックに細分
割し、この細分割したブロック単位に、情報源符号化・
伝送誤り検出符号化・伝送化・伝送誤り検出復号化・情
報源復号化・誤り検出復号化による伝送誤り検出時のそ
の誤りブロックの処理・を行うものとした。
【0013】更に本発明は、画像通信方法において、そ
の誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があったブロ
ックに対して、ある定めた画一的な画素データを埋め込
む処理とした。
【0014】更に本発明は、画像通信方法において、そ
の誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があったブロ
ックに対して、他方のライン画像のブロックの画素デー
タのコピーを埋め込む処理とした。
【0015】更に本発明は、画像通信方法において、そ
の誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があったブロ
ックに対応する他ライン画像のブロックの、画素データ
から補間を行い、この補間で得た画素データを、その伝
送誤りのあったブロックに画素データとして埋め込む処
理とした。
【0016】更に本発明は、画像通信方法において、上
記補間対象の画素位置は左から右、上から下へのラスタ
スキャン方式によって走査されるものとし、且つこの画
素位置の補間には周囲の他方のライン画像の画素位置の
画素データ(又は、この画素データと自己のライン画像
の既補間済みの画素データ)を用いて補間するものとし
た。
【0017】更に本発明は、情報源画像をm×nの小ブ
ロックに分割する第1の手段と、小ブロック毎に情報源
符号化を行う第2の手段と、この符号化データに伝送誤
り検出符号を付加する第3の手段と、このブロック対応
の情報源符号化データ及び伝送誤り検出符号化データを
変調する第4の手段と、変調後のブロック対応の信号を
フレーム化して伝送する第5の手段と、伝送されてきた
信号をフレーム単位に復調する第6の手段と、復調した
信号から伝送誤り検出復号化を行う第7の手段と、第7
の手段での伝送誤り検出時にそのフレームに代わる代替
ユニットに置換する第8の手段と、伝送誤り検出のない
フレーム及び伝送誤り検出時の代替ユニットを取り込
み、伝送誤り検出のないフレームからは情報源復号化を
行い、代替ユニットからはその誤りブロックの処理を行
う第9の手段と、この情報源復号化及び伝送誤りブロッ
クの処理結果とから各ブロックを組み立てた情報源画像
を得る第10の手段と、より成る。
【0018】更に本発明は、情報源画像を奇数ライン画
像と偶数ライン画像とに分割し、この奇数ライン画像と
偶数ライン画像とを、交互に独立して送信し、受信させ
るようにした画像通信装置において、各ライン画像を
m′×n′の小ブロックに細分割する第1の手段と、小
ブロック毎に情報源符号化を行う第2の手段と、この符
号化データに伝送誤り検出符号を付加する第3の手段
と、このブロック対応の情報源符号化データ及び伝送誤
り検出符号化データを変調する第4の手段と、変調後の
ブロック対応の信号をフレーム化して伝送する第5の手
段と、伝送されてきた信号をフレーム単位に復調する第
6の手段と、復調した信号から伝送誤り検出復号化を行
う第7の手段と、伝送誤り検出時にそのフレームに代わ
る代替ユニットに置換する第8の手段と、伝送誤り検出
のないフレーム及び伝送誤り検出時の代替ユニットを取
り込み、伝送誤り検出のないフレームからは情報源復号
化を行い、代替ユニットからはその誤りブロックの処理
を行う第9の手段と、この情報源復号化及び誤りブロッ
クの処理結果から得られるブロックを組み立てて出力情
報源画像を得る第10の手段と、より成る。
【0019】更に本発明は、上記第9の手段における代
替ユニットの代わりに、特定ビットパターン又はフレー
ム番号を付与することとした。
【0020】更に本発明は、上記第9の手段における伝
送誤りブロックの処理とは、対応する他方のライン画像
の画素データをそのまま誤りブロックにコピーすること
とした。
【0021】更に本発明は、上記第9の手段における伝
送誤りブロックの処理とは、予め画一的に定めた画素デ
ータをその誤りブロックの画素データとして埋め込むこ
ととした。
【0022】更に本発明は、上記第9の手段における伝
送誤りブロックの処理とは、対応する他方のライン画像
の画素データからの補間データをその誤りブロックの画
素データとして埋め込むこととした。
【0023】
【作用】本発明によれば、ブロック単位に、符号化・復
号化・伝送誤り処理・情報源復号化を行うため、情報源
画像の通信に際して、効率的な通信が可能となる。更に
本発明によれば、情報源画像を偶奇の2つのライン画像
に分割して通信を行うことにしたため、更にこの2つの
ライン画像を更に小ブロックに細分化して送っているた
め、効率のよい画像通信が可能となる。更に、この小ブ
ロック化のもとで、伝送エラーの発生した小ブロックに
対しては、正常な小ブロックの内容をそのコピーした
り、補間して求めて埋め込むようにしたりするため、画
像の復号化を効率的且つ迅速に行うことができ、画像の
広義の再生も容易となる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の画像通信装置の実施例図で
ある。本実施例では、JPEG方式による符号化を情報
符号化器1が行う。図では、ブロック分けを4×4(1
6通り)としている。a1→a2→a3→a4→b1→b2
…の順に符号化し、この符号化順に得た符号化データを
出力する。伝送誤り訂正符号化器2は符号化器1で出力
するブロック単位の符号化データに伝送誤り訂正符号化
(例えばCRCコード化)処理を行い、ブロック単位の
伝送誤り訂正符号化データを得る。このブロック単位の
情報源符号化データ及びそのブロック対応の誤り訂正符
号化データを1伝送フレームとして、符号化器2は出力
する。変調器3はこれを変調した上で伝送フレーム単位
に伝送路上に送出する。図でN+1、N、N−1はこの
伝送フレーム番号を示す。伝送フレームは例えばHDL
Cの如きフレームを使う。
【0025】受信側では、復調器4で伝送路上を伝わっ
てくる伝送フレーム単位のデータを復調し、伝送誤り訂
正復号化器6に送る。この復号化器6は伝送誤り符号化
データ、例えばCRCチェックを復号し、1伝送フレー
ム毎に伝送誤りがあるか否かチェックする。例えばフレ
ーム番号Nのデータが伝送誤りを発生していたとし、フ
レーム番号N−1、及びN+1は伝送誤りがなかったも
のとする。このチェックによりフレーム番号N−1、N
+1は正常、フレーム番号Nが異常と判定される。そし
て、フレーム番号Nについてはそのデータに代わって代
替データ(これを代替ユニットと称す)を代替させ、フ
レーム番号N−1→N→N+1の順に出力する。ここ
で、代替ユニットとは、特定のビットパターン、また予
め用意した復号可能且つ適当なデータである。
【0026】情報源復号化器7は、誤り訂正符号化器6
からのフレームを受け取り、復号化する。先のフレーム
番号Nのブロックをa3とした場合、ハッチングで示し
た部分が代替ユニットによる復号化後のデータである。
代替ユニットを復号化器7でどう扱うか(即ち伝送誤り
ブロックの処理の内容をどうするか)が問題であるが、
(1)、代替ユニットを無視するやり方、(2)、代替
ユニットの復号化結果をそのまま利用するやり方、
(3)、代替ユニットの復号化結果は無視すると共に、
代わりに正常なグループのデータを利用してこのユニッ
トのデータを作成するやり方、等の方法がある。(1)
の方法は、フレーム番号Nのブロックを無視して、例え
ばオール0のリセット状態に代替させるとかの方法であ
る。(2)は、代替ユニットのデータに意味を持たせて
おく如き例に適用(例えば異常ユニットであることを意
味するデータ構成従って、この画像表示に際しては異常
を示す形態でそのブロックに表示される)できる。
(3)は、その異常ユニットに近い位置のブロックの中
で正常なブロックのデータを持ってくるやり方、その異
常ユニットに近い位置のブロックのデータを用いて画素
毎に補間を行ってその補間後のデータを埋め込むやり
方、がある。尚、(1)〜(3)の処理は復号化器7の
内部で行うことも、外部に別に設けた処理手段で行うこ
ともある。
【0027】本実施例によれば、JPEGによるブロッ
ク毎の符号化を行ったもとで、そのブロック毎の処理
(即ちブロック毎に伝送誤り訂正符号化及びブロック毎
に定まるフレーム単位の送出、並びにこのフレーム単位
に伝送誤り訂正復号化、更に伝送エラー検出時に代替ユ
ニットをそのユニットに代わって置換するとのやり方)
をとったが故に、伝送エラーが発生した場合にも原画像
の再送が不要となり、更に伝送エラーが途中で生じても
中断することなく最後のブロックまで復号化されること
になった。更に代替ユニットを伝送エラー発生のユニッ
トに代わって置換するため、代替ユニット自体の復号化
後の処理においても、前記(1)〜(3)の如きやり方
でデータの代替が可能になった。
【0028】図4は、図1の送信処理の手順、又は図1
をコンピュータシステムで実現した場合でのフローチャ
ートを示す図である。図5はその受信処理を示す図であ
る。図4において、送信処理が開始されると、まず画像
ブロックを読出し(ステップS1)、次に情報源符号化
を行い(ステップS2)、更に伝送誤り検出符号化を行
い(ステップS3)、変調化した後で送出する(ステッ
プS4)。ステップS1〜S4を全ブロックについて行う
(S5)。
【0029】図5の受信処理では、受信処理が開始され
ると、復調を行った後で先ずフレーム受信したか否かチ
ェックされる(ステップS6)。フレーム単位の受信が
なされると、そのフレームに伝送エラーが発生したか否
かを伝送誤り訂正復号化後に判定する(ステップ
7)。正常であれば情報源復号化を行い(ステップ
9)、誤りがあれば代替ユニットに置換し(ステップ
8)、その後で情報源復号化する(ステップS9)。以
上のステップS6〜S9の処理を、送信されてくる原画像
の全フレーム(全ブロック)について行う(ステップS
10)。更に、代替ユニットに代替したブロックについ
て、前記(1)〜(3)のいずれかの処理を行うと共
に、例えば4×4のマトリックスにブロックを並べ換え
る原画像の再成(構成)がなされる(ステップS11)。
【0030】図6は図5に代わる他の実施例による処理
手順又はフローチャートである。本実施例は、代替ユニ
ットとして特定ビットパターンを充当した例である。即
ち、受信したフレームが正常でない時に(ステップ
7)、このフレームを特定ビットパターンに置換する
(ステップS12)。以上の処理(S6、S7、S12)を全
フレームについて行う(ステップS13)。
【0031】この全フレームの処理(S6、S7、S12
終了後、1符号ユニットを読み出し(ステップS14)、
それがステップS12で付加された特定ビットパターンか
否かをチェックする(ステップS15)。特定ビットパタ
ーンでなければ、情報源の1符号ユニットである故、そ
れの復号化を行う(ステップS16)。特定ビットパター
ンであれば、誤りブロックの画像の処理(前述の
(1)、(2)、(3)の中のどれか)を行う(ステッ
プS17)。そして、これを全ユニットについて実施し終
了する(ステップS18)。
【0032】次に本発明のインターリーブ画像通信の実
施例を説明する。上述の実施例は、原画像をブロックに
区分した例であったが、インターリーブ画像通信では、
原画像を奇数ライン画像と偶数ライン画像との2つに区
分する。ここで、ラインとは、原画像の画素サイズ数を
(縦画素数×横画素数=M×N)とした場合、M個の縦
方向のラインを、奇数ライン(ライン1、3、5…)と
偶数ライン(2、4、6…)とに分け、奇数ラインより
成る画像を奇数ライン画像、偶数ラインより成る画像を
偶数ライン画像としたものである。各1ラインは、N個
の画素より成る。
【0033】かかるインターリーブ画像通信装置の実施
例を図7、その処理手順を図8に示す。図7で、送信装
置10は、分割器9、情報源符号化器1、誤り訂正符号
化器2、変調器3より成り、受信装置201は、復調器
5、誤り訂正復号化器6、情報源復号化器7、補正器
8、構成器11より成る。分割器9、補正器8、構成器
11が新しく付加したものである。
【0034】図7の分割器9は、原画像を奇数ライン画
像と偶数ライン画像とに2分するものである。この2分
化は、原画像のアクセスの仕方で行う。即ち、原画像を
ラスタスキャンをし、奇数ラインの画像は奇数ライン画
像とし、偶数ラインの画像は偶数ラインの画像とする。
情報源符号化器2は、この偶奇のライン画像別々に符号
化を行う。誤り訂正符号化器2は偶奇のライン画像別々
に、情報源符号化のデータに対して伝送誤り訂正の符号
化を行う。変調器3は変調を行い、伝送路4に送出す
る。
【0035】受信装置20では、先ず復調器5で復調を
行い、伝送誤り訂正復号化器6で伝送誤り訂正復号化を
行い、情報源復号化器7で情報源の復号化を行う。補正
器8は、前記(1)〜(3)のうちのいずれかの画像の
処理を誤り訂正検出のフレームに対して行う。ここでの
(1)〜(3)の処理対象は、先の実施例では各ブロッ
クであったが本実施例では奇数ライン画像、偶数ライン
画像との2つである。構成器11は、この奇数ライン画
像と偶数ライン画像とを合成して原画像対応の画像を構
成する。
【0036】図8は、図7による処理を手順化して示し
たものであり、奇数ライン画像と偶数ライン画像とにそ
れぞれ分けて処理されている様子が示されている。尚、
受信側での最後の手順での「伸長」とは、偶奇のライン
画像を合わせて1つの画像にしたことを意味し、実際上
は「2倍化」に相当する。
【0037】この図7、図8の実施例は、偶奇のライン
画像それぞれ独立に伝送誤りが発生しているか否かをチ
ェックするものであり、補正器8はそれに見合った処理
を行う。先の(1)〜(3)の処理のいずれをも採用可
能である。即ち、(1)の方法によれば、その誤り発生
のライン画像は無視され、誤り発生のないライン画像の
みが得られる。1つの画像から分割された偶奇いずれの
ライン画像にも誤り発生があればその画像はすべて無視
される。(2)のほうほうも偶奇それぞれに独立に行わ
れる。(3)の方法も、誤り発生のライン画像が誤り発
生のないライン画像によって新しいライン画像が作成さ
れる。1つの画像から分割された偶奇のライン画像いず
れも伝送誤りが発生すれば、(2)又は(3)の処理は
行われず、(1)の方式と同様の結果となる。
【0038】図7、図8は、原画像を2分化した例であ
ったが、この2分化と併せて、偶奇のライン画像それぞ
れを、更に小区分のブロックに分けてもよい。これによ
り、図7、図8では偶奇のライン画像それぞれに伝送誤
りがあれば、その該当するライン画像そのものが無視さ
れたり、他方の正常なライン画像を利用して作成された
りするが、本実施例ではライン画像が更に小区分のブロ
ックに細分化され、そのブロック単位に送信、受信の処
理が行われるため、1つのブロックに伝送誤りがあって
も、そのブロックの属するライン画像そのものが無視さ
れたり作成されたりすることはなくなる。
【0039】かかるライン画像での小ブロック化の送
信、受信の処理例を図9に示す。原画像が自動車の例で
あり、これが偶奇の2つのライン画像に分割され、所定
の符号化・及び変調後に伝送される。受信側では、例え
ば奇数のライン画像のブロック番号aで伝送誤りが発見
されたとする。そして情報源の復号化がなされるが、こ
の時に、(1)〜(3)の方法の中で(1)又は(2)
の方法をとった場合(図9の例)、奇数のライン画像の
該当エラーブロックは黒くつぶされた表示となり、偶数
のライン画像の対応するブロックの部分は、正常状態下
での表示となる。尚、エラーブロックを黒くしたのは、
いわゆるオールゼロの値とし、これが黒を意味する階調
としたためである。
【0040】図10は、(3)の方法を採用した例であ
る。これは、伝送エラーの発生した奇数のライン画像の
該当ブロックに対して、正常な、偶数のライン画像の、
対応するブロックの内容をコピーすることにしたもので
ある。図11にはその説明図を示す。奇数のライン画像
の伝送エラー発生のブロックの一部がライン番号(2k
+1)、(2k+3)、(2k+5)とし、これに対し
て、奇数のライン画像の対応ブロックのライン番号(+
1した隣りの番号)(2k+2)、(2k+4)、(2
k+6)の画素データをそのままコピーした例を示して
ある。この図12の例を数式で示すと以下となる。
【数1】 逆に奇数ライン画像が正常受信、偶数ライン画像が誤り
検出であれば
【数2】 となる。勿論、−1の前のラインの画素データを代替さ
せるやり方もありうる。
【0041】以上の図10、図11の実施例によれば、
画像を構成する前に、コピーするだけでよいとの利点が
ある。尚、対応する奇数/偶数のライン画像の、双方に
伝送誤りがあった場合は、(数1)、(数2)の如きコ
ピーは使えない。この場合は、周囲の正常なブロックの
画素データを利用して補間を行う。即ち、奇数ライン画
像に対しては、その誤りブロックの周囲の正常ブロック
の画素データを利用、偶数ライン画像に対してはその誤
りブロックの周囲の正常ブロックの画素データを利用し
て、補間により求める。
【0042】図12は(3)の方法の別例を示す。近接
4点補間法を採用したものであり、奇数ライン画像iの
画像のブロックが伝送誤り発生の場合(偶数ラインiの
画像でも以下と同じようにすることは当然である)、i
−1、i+1の上下の2つの偶数ライン画素を利用す
る。この近接4点補間法の計算式は(数3)となる。
【数3】 ここで、(数3)のサフィックスは画素位置を示す。
(i、j)が補間対象となる画素位置、(i−1、j)
が1ライン手前で同一列位置、(i、j−1)が同一ラ
イン上で一列手前の画素位置、(i、j+1)が同一ラ
イン上で一列後の画素位置、(i+1、j)が1ライン
後で同一列位置を示す。W(1)〜W(4)は、各画素
位置の画素データに対する重みを示す。
【0043】かかる4点補間法の位置関係とW(1)〜
W(4)の設定例を図12に示す。図12(イ)がW
(1)〜W(4)と中央画素Cijとの関係を示す。但
し、ラインiの全列の画素位置が補間対象となるため、
本来、ラインiの一列手前、一列後の画素データは不明
である。従って、W(2)=W(3)=0とするやり方
をとるとよい。図12(ロ)、(ハ)は他の重み設定例
を示す。図12(ロ)では、ライン上を左から右に順
(正確には、左から右、上から下へのラスタスキャン)
に補間してゆく場合に使用する例であり、左側が1個ず
つ補間で確定するため、同一ライン上の左側の一列手前
の画素データは、その直前に確定している。そこで、こ
の左側の一列手前の画素位置の重みW(2)を、重みW
(2)=1にし、逆に一列右側の画素位置の重みW
(3)を、未だ確定していない故に重みW(3)=0に
設定する。実質3点補間法となる。図12(ハ)は、逆
に右から左へライン上を補間してゆく時に使用する例で
ある。
【0044】図13には、図12(ロ)に対応する補間
例、図14には図12(ハ)に対応する補間例を示して
いる。共に、矢印がその補間の方向を示す。次に8点補
間法の設定例を説明する。8点とは、補間対象の画素位
置(i、j)を中心にして3×3の画素サイズを切り出
し、この(i、j)を除く周囲8点の画素データでC
i、jを補間するものである。図15が補間位置とその周
囲画素位置、及び重み設定例を示す。図15(イ)がC
i、jに対する周囲8点の画素に重みW(1)〜W(8)
付け例である。W(1)〜W(8)=1とすれば、すべ
て均等な重み付け例となる。また、同一行の前後の列の
画素が未定との観点であれば、W(4)=W(5)=0
にする。
【0045】図15(ロ)は、左側から右側にライン上
の画素を補間してゆく場合の重み例であって、W(5)
=0としている。更に、画素位置(i、j)に対して、
ななめ方向の画素位置に比べて左及び上下方向の画素位
置は近い位置であることから、距離の大小を加味した重
み付けを行っている。即ち、ななめ方向の重みW(1)
=W(3)=W(6)=W(8)=1、W(2)=W
(4)=W(7)=2、W(5)=0としている。図1
5(ハ)は逆に右側から左側へライン上の画素を補間し
てゆく例である。距離の大小の加味による重み付けの仕
方は種々あるが、基本的な考え方は、距離に反比例、即
ち、遠くの画素位置の重みは小さく、近くの画素位置の
重みは大きくする。図15(ロ)、(ハ)の例でみれば
ななめ方向は、左及び上下方向に比べて距離が2倍にな
っていることから、重みは、斜め方向が、左の及び上下
方向に比べて半分の値になっている。
【0046】図16、図17は図15(ロ)、(ハ)に
それぞれ対応した例であり、矢印方向が補間の確定する
補間を示している。図16が左から右、図17が右から
左への例である。
【0047】図18は図6に対比したものであり、特定
ビットパターンであれば(ステップS15)、コピー可能
か否かをチェック(ステップS19)する。コピー可能で
あれば対応する他方のライン画像の該当ブロック(ユニ
ット)の画素データをコピーする(ステップS20)。コ
ピー不可能であれば、別に用意しておいた代替ユニット
に置換する。この代替ユニットとは、オールゼロとか、
中間階調値とかの値である。またコピー不可能とは、偶
奇いずれものライン画像の、該当ブロック相互が誤りで
ある場合を云う。
【0048】図19は、図18に比べて特定ビットパタ
ーン置換をせずに、代替ユニット置換(ステップS22
を行い、エラーナンバー記憶(ステップS23)を行うも
のである。代替ユニット置換とは、そのエラーブロック
の代わりに代替ユニットを挿入するものであり、この代
替ユニットとは画像データを含まない単なるフレームを
示す情報である。そして、ステップS23ではその代替ユ
ニットが何番目のフレーム番号であるかを確認しラッチ
する。尚、正常受信したフレームに対してもフレーム番
号が受信順に付加される。これはステップS7で行う。
そして、全フレーム受信終了(S13)、1符号ユニット
読み出し(ステップS14)、正常受信したフレーム番号
についてのみ情報源復号化(S16)を行い、その終了後
(ステップS18)、補間処理を行う。補間処理は、先に
ステップS23でラッチしたエラーフレーム番号に対して
行う。
【0049】図20が補間処理手順を示す。先ず、画像
ブロック番号(フレーム番号)を更新してゆき、エラー
発生の番号であれば(ステップS25、S26)、ステップ
28で補間可能か否かチェックを行い、可能であれば補
間処理をする(S29)。補間不可能であれば、ステップ
27に移り、全ブロック処理が終了したか否かをチェッ
クする。ここで、補間不可能とは、偶奇のライン画像
の、相互に該当するブロック同士がエラー発生している
場合である。この場合は補間は行わない。
【0050】他の実施例を以下簡単に述べる。 (1)、インターリーブは、偶奇による2つとしたが3
個以上の分割例も存在する。分割の仕方も種々ある。 (2)、分割の仕方は、行方向のものであったが、列方
向の分割の仕方も採用できる。 (3)、補間を4点又は8点の例としたが、それ以外の
例もある。 (4)、誤り検出は、CRCチェックコードとしたが、
パリティチェックコード等の他の方法もある。また誤り
検出の他には、誤り訂正符号化方式(ハミング符号化や
サイクリックコード等)もありうる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、再送等による伝送時間
の増大や、誤り検出符号化等の複雑な処理による処理時
間の増加、又は伝送データ量の増加を伴うこくなく、原
画像に近い画像を伝送・再生することが可能である。ま
た補間等に関わる処理は情報源復号化の後で行うので、
従来の情報源符号復号化の技術をそのまま利用でき、シ
ステム的に安価で効果的な画像通信装置が実現可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像通信装置の実施例図である。
【図2】従来の画像通信装置を示す図である。
【図3】従来例のJPEG方式の概略図である。
【図4】本発明の画像送信方法の処理手順を示す図であ
る。
【図5】本発明の画像受信方法の処理手順を示す図であ
る。
【図6】本発明の画像受信方法の他の処理手順を示す図
である。
【図7】本発明のインターリーブ画像通信を行う画像通
信装置の実施例図である。
【図8】本発明のインターリーブ画像の送受信の処理手
順を示す図である。
【図9】本発明のインターリーブ画像の伝送誤り発生時
の処理手順例を示す図である。
【図10】本発明のインターリーブ画像の伝送誤り発生
時の他の処理手順例を示す図である。
【図11】図1の処理例の説明図である。
【図12】本発明のインターリーブ画像の伝送誤り発生
時の重み係数の設定例を示す図である。
【図13】図12(ロ)の重み係数の設定例に伴う、誤
り発生時の処理の説明図である。
【図14】図12(ハ)の重み係数の設定例に伴う、誤
り発生時の処理の説明図である。
【図15】本発明のインターリーブ画像の伝送誤り発生
時の重み係数の他の設定例を示す図である。
【図16】図15(ロ)の重み係数の設定例に伴う、誤
り発生時の処理の説明図である。
【図17】図15(ハ)の重み係数の設定例に伴う、誤
り発生時の処理の説明図である。
【図18】本発明の受信装置の手順を示す図である。
【図19】本発明の他の受信処理の手順を示す図であ
る。
【図20】図19の処理における画像補間処理手順を示
す図である。
【符号の説明】
1 情報源符号化器 2 誤り検出符号化器 3 変調器 4 伝送路 5 復調器 6 誤り検出復号化器 7 情報源復号化器 8 補正器 9 分割器 10 送信装置 11 構成器 20 受信装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報源画像をブロック分割し、このブロ
    ック画像単位に符号化・伝送化・伝送誤り処理・情報源
    復号化を行うようにした画像通信方法。
  2. 【請求項2】 情報源画像をブロック分割し、このブロ
    ック画像単位に送信し、受信させて情報源画像の通信を
    行う画像通信方法において、ブロック画像単位に、情報
    源符号化・伝送誤り検出符号化・伝送化・伝送誤り検出
    復号化・情報源復号化を行うものとした画像通信方法。
  3. 【請求項3】 情報源画像をブロック分割し、このブロ
    ック画像単位に送信し、受信させて情報源画像の通信を
    行う画像通信方法において、ブロック画像単位に、情報
    源符号化・伝送誤り検出符号化・伝送化・伝送誤り検出
    復号化・情報源復号化・誤り検出復号化による伝送誤り
    検出時のその誤りブロックの処理・を行うものとした画
    像通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜4のいずれかの画像通信方法
    において、情報源画像のブロック分割は、奇数のライン
    番号より成る奇数ライン画像と、偶数のライン番号より
    成る偶数ライン画像と、の2分割とした画像通信方法。
  5. 【請求項5】 情報源画像を奇数のライン番号より成る
    奇数ライン画像と、偶数のライン番号より成る偶数ライ
    ン画像とに分割し、この奇数ライン画像と偶数ライン画
    像とを、交互に独立して送信し、受信させるようにした
    画像通信方法において、各ライン画像の送信にあって
    は、それぞれのライン画像をブロックに細分割し、この
    細分割したブロック単位に、情報源符号化・伝送誤り検
    出符号化・伝送化・伝送誤り検出復号化・情報源復号化
    ・誤り検出復号化による伝送誤り検出時のその誤りブロ
    ックの処理・を行うものとした画像通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項3又は5の画像通信方法におい
    て、その誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があっ
    たブロックに対して、ある定めた画一的な画素データを
    埋め込む処理とした画像通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項5の画像通信方法において、その
    誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があったブロッ
    クに対して、他方のライン画像のブロックの画素データ
    のコピーを埋め込む処理とした画像通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項5の画像通信方法において、その
    誤りブロックの処理とは、伝送誤り検出があったブロッ
    クに対応する他ライン画像のブロックの、画素データか
    ら補間を行い、この補間で得た画素データを、その伝送
    誤りのあったブロックに画素データとして埋め込む処理
    とした画像通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8の画像通信方法において、上記
    補間対象の画素位置は左から右、上から下へのラスタス
    キャン方式によって走査されるものとし、且つこの画素
    位置の補間には周囲の他方のライン画像の画素位置の画
    素データ(又は、この画素データと自己のライン画像の
    既補間済みの画素データ)を用いて補間するものとした
    画像通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の画像通信方法において、左
    から右の代わりに右から左とした画像通信方法。
  11. 【請求項11】 情報源画像をm×nの小ブロックに分
    割する第1の手段と、 小ブロック毎に情報源符号化を行う第2の手段と、 この符号化データに伝送誤り検出符号を付加する第3の
    手段と、 このブロック対応の情報源符号化データ及び伝送誤り検
    出符号化データを変調する第4の手段と、 変調後のブロック対応の信号をフレーム化して伝送する
    第5の手段と、 伝送されてきた信号をフレーム単位に復調する第6の手
    段と、 復調した信号から伝送誤り検出復号化を行う第7の手段
    と、 第7の手段での伝送誤り検出時にそのフレームに代わる
    代替ユニットに置換する第8の手段と、 伝送誤り検出のないフレーム及び伝送誤り検出時の代替
    ユニットを取り込み、伝送誤り検出のないフレームから
    は情報源復号化を行い、代替ユニットからはその誤りブ
    ロックの処理を行う第9の手段と、 この情報源復号化及び誤りブロックの処理結果とから各
    ブロックを組み立てた情報源画像を得る第10の手段
    と、より成る画像通信装置。
  12. 【請求項12】 情報源画像を奇数ライン画像と偶数ラ
    イン画像とに分割し、この奇数ライン画像と偶数ライン
    画像とを、交互に独立して送信し、受信させるようにし
    た画像通信装置において、 各ライン画像をm′×n′の小ブロックに細分割する第
    1の手段と、小ブロック毎に情報源符号化を行う第2の
    手段と、 この符号化データに伝送誤り検出符号を付加する第3の
    手段と、 このブロック対応の情報源符号化データ及び伝送誤り検
    出符号化データを変調する第4の手段と、 変調後のブロック対応の信号をフレーム化して伝送する
    第5の手段と、 伝送されてきた信号をフレーム単位に復調する第6の手
    段と、 復調した信号から伝送誤り検出復号化を行う第7の手段
    と、 第7の手段の伝送誤り検出時にそのフレームに代わる代
    替ユニットに置換する第8の手段と、 伝送誤り検出のないフレーム及び伝送誤り検出時の代替
    ユニットを取り込み、伝送誤り検出のないフレームから
    は情報源復号化を行い、代替ユニットからはその誤りブ
    ロックの処理を行う第9の手段と、 この情報源復号化及び誤りブロックの処理結果から得ら
    れるブロックを組み立てて出力情報源画像を得る第10
    の手段と、より成る画像通信装置。
  13. 【請求項13】 上記第9の手段における代替ユニット
    の代わりに、特定ビットパターン又はフレーム番号を付
    与することとした請求項12の画像通信装置。
  14. 【請求項14】 上記第9の手段における伝送誤りブロ
    ックの処理とは、対応する他方のライン画像の画素デー
    タをそのまま誤りブロックにコピーすることとした請求
    項13又は14の画像通信装置。
  15. 【請求項15】 上記第9の手段における伝送誤りブロ
    ックの処理とは、予め画一的に定めた画素データをその
    誤りブロックの画素データとして埋め込むこととした請
    求項13又は14の画像通信装置。
  16. 【請求項16】 上記第9の手段における伝送誤りブロ
    ックの処理とは、対応する他方のライン画像の画素デー
    タからの補間データをその誤りブロックの画素データと
    して埋め込むこととした請求項13又は14の画像通信
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013171826A1 (ja) * 2012-05-14 2013-11-21 富士機械製造株式会社 制御システム
WO2019181064A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 オリンパス株式会社 内視鏡

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WO2013171826A1 (ja) * 2012-05-14 2013-11-21 富士機械製造株式会社 制御システム
JPWO2013171826A1 (ja) * 2012-05-14 2016-01-07 富士機械製造株式会社 制御システム
WO2019181064A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 オリンパス株式会社 内視鏡

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