JP3573491B2 - ファクシミリ品質を判定するための方法並びに装置および同一機能を用いたシステム - Google Patents

ファクシミリ品質を判定するための方法並びに装置および同一機能を用いたシステム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリ機械に係わり更に詳細には、走査線の復号を行う事なくファクシミリ機械ページの複写品質を判定するための方法並びに装置およびこれらを用いたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
アレクサンダー・ベインは百五十年前に初期のファクシミリ機械に関する特許を受けた。電信機ならびにファクシミリはほぼ同時期に登場し、多くの共通点、例えば金属パターンの接触切り替えや情報を伝達するための電池からの電流の中断といったものを有し、両者とも紙の上に印を付けることで受信された。1843年、ベインは英国特許第9,745号を、電解質紙上に記録される受信用電信機”ファクシミリ装置”に対して獲得した。ベインは駆動力として、またタイミング操作用にクロックを提供するために振子を使用した。カッセリは1865年に、長距離用電信回路を送信された最初の商用ファクシミリを使用したと信じられている。全ての面で満足されるファクシミリ機能は多年に渡って多くの人々の、ファクシミリおよびその他の通信技術への貢献を必要とした。ドイツのアーサー・コルン博士は音叉と同期モータとを組合せ、また光学式走査および写真式記録とを始め、これらは今日のファクシミリシステムでも未だに使用されている。電話線上に真空管を導入することにより、電話線はファクシミリを送信するために使用されるようになった。AT&Tは伝送写真サービスを提供し、これは新聞の写真をファクシミリ送信で伝送した。これはAT&Tの伝送写真機器の基礎を形成し、これはエーピー(AP)社、ユーピーアイ(UPI)社およびロイター社で使用された。タイムズ全世界写真サービス(Times Wide World Photo Service)はオースティン・クーリーに接触し、かれは長年に渡ってファクシミリに開発にたずさわり、彼らに対して半携帯式ファクシミリシステムを開発した。その結果出来上がったクーリーシステムは、通常の特に調整されていない長距離電話線上でも良質の画像を送れることを立証した。ある場所で写真を撮影した写真家は写真をファクシミリ操作員のためにプリントする。次に彼はそれを携帯式ファクシミリ伝送機の円筒に装着したが、これはほぼ小さなスーツケースの大きさであり、エーピー社で使用されていた一部屋分の大きさの機器に比較して画期的な小型化であった。通常の電話呼び出しがコイン操作式の電話機を含む任意の電話機からタイムズ社の暗室に掛けられた。標準の自動車バッテリーが伝送機の電源として使用された。そこでタイムズ・ファクシミリ会社(TFC:Times Facsimile Corporation)は他者に対するファクシミリ装置の製造販売を開始した。軍はそれを天気図ファクシミリの伝送に使用した。米国空軍はこのファクシミリを第二次世界大戦中に天気図の伝送用に使用し、天気図ファクシミリの全世界的な基準を設定した。国際電信電話諮問委員会(CCITT)は最初若干異なる基準を採用していたが、これらを捨ててTFCで設定されたものを使用した。戦後、ファクシミリ天気図放送用ネットワークが電話線上並びにHF(高周波)無線上で設定された。戦後の数年にわたって、種々の新たなファクシミリ機器が特定用途に特殊化されて設計されそして製造された。電子工業会(EAI)(The Electronics Industry Association)はファクシミリシステム並びに機器に関する技術委員会TR−29を1960年代の初頭に設立した。しかしながらこれは、データ通信機器を用いた音声切換操作に関するEAI基準RS328メッセージファクシミリ機器が設定される、1966年10月まで継続しなかった。これは最初の米国のオフィスファクシミリに関する”基準”であった。1967年、AT&Tカーターフォン決定により、PSTN(公衆切換電話網)または通常のベル電話回線への直接接続の許可が認可された。第一グループ標準はグループ1ファクシミリであった。これは一般的に初期のファクシミリコピーよりも良質であったが、ファクシミリ装置は未だに信頼性が低く、ページ当たり6分を要し、またこれらはアナログ式装置であった。グループ1の品質を受容した使用者はより高速のシステムを必要とし、そのより高速なシステムはグループ2ファクシミリとなった。この標準は三分間ファクシミリ装置として知られており、既に世界的に受け入れられたシステムとなっている。高品質ファクシミリはディジタル式ファクシミリと共に始まった。最も最初のディジタル式ファクシミリ装置は適応式ランレングス符号アルゴリズムを使用している。ランレングス符号は送信されるページから冗長を取り除き、伝送時間を短縮した。このシステムではディジタル符号ワードは走査線に沿って、次の黒い画像要素(画素(pixel)またはペル(pel)が現れるまで継続する白い画像要素の個数を表している。次の符号ワードは連続する白い画像要素に続く黒い画素(画像要素)の個数を表している。1980年、CCITTはディジタルファクシミリ用の標準を採用し、これはグループ3として参照されている。V.29モデムは4線式デイジタルとして使用される事を意図されていたが、ファクシミリ装置はV.29モデムを半二重式でPSTN上で使用する事に成功し、これはグループ3標準のひとつのオプションとなった。
【0003】
グループ3用の標準はCCITブルーブックの勧告T.4およびT.30であり、1988年11月ならびにそれ以降に完成した改訂を含んでいる。T.4およびT.30の主たる改訂は、オプションのエラーフリー方法の追加と、グループ3ファクシミリのふたつの小型ページ版に関するものである。
【0004】
従来技術と示されている、図1には従来技術によるグループ3ファクシミリ装置が図示されている。例えばCCD(電荷結合素子)走査装置のような走査装置が送信されるページを読み取っている。その出力は一連の画像要素(ペルまたは画素)であって、各々のパルスの強度はCCDチップまたは走査装置の各素子上の画像の明るさを表す。走査装置は送信されるページの横幅に渡って、0.25ミリメートルまたは0.125ミリメートル幅程度の非常に細い線を読み取る。ページの幅に渡っての走査の結果は1,728個の画素となり、これは一本の線当たり1,728ビットを発生する。二線メモリは隣接する線を記憶する。走査装置からの出力はアナログ信号であってこれはA/D変換器で変換され、画像要素当たりひとつのビットを生成する。A/D変換器からの出力はディジタルであり、変形ハフマン(MH)または変形リード(MR)圧縮装置を通過させられ、この装置は画像要素情報を複数ビットの小さなかたまりに圧縮するように作用する。変形ハフマンはランレングス符号化であり、そして変形リードは二次元符号化であって、これは画素またはペル情報をさらに圧縮する。この符号化は良く知られておりまた標準であって、グループ3に対するCCITT勧告T.4で規定されている。走査線に於いて各々の検出器素子は、黒色または白色画素またはペルを表す一ビットの情報を有する。1,728ビットで構成されたページの横幅に渡る一本の白い線を送信する代わりに、MHはこれを表現する9ビット符号を送信する。1728符号ワードがひとつの行をカバーするためには必要であるから、これらの行は構成符号表の中では64個のペルまたは画素の倍数でグループ化されている。符号表等の更に詳細な説明は、種々のテキストおよび、一冊の本、タイトル”FAX:ディジタル式ファクシミリおよび応用”、ケネス・アール・マコーネルその他著、アルテックハウス社、685カントン街、ノーウッド、MA02062発行、の特に第2.5章に見られる。このテキストはここでも参考として参照されている。これらの符号は本技術分野で通常の技量の者には良く知れられている。変形リードは相対的アドレス指定符号であり、ひとつのページ上の隣接する二本の線の垂直相関を使用している。例えば、ひとつの線上の黒色画素の継続と隣接する線上の黒色画素線とがこの状態を表すために一ビットを使用する。MH/MR圧縮からの圧縮されたディジタル出力はモデムでの使用に備えてバッファメモリに格納される。モデムはこれらの信号を、通常の電話線またはPSTN上で送信可能なアナログ信号に変換する。モデムは変調/復調装置であり、これはディジタル情報を受信しこれをアナログ信号に変調し、これが電話線で受信される。勿論、受信機側ではアナログ信号は再び送信機側でのランレングス符号二進数データに変換され、これは続いてMH−MR拡張機で拡張され印字される。例えば9600b/sで動作する場合、モデムは同時に4ビットを処理し、これらは16個の異なる状態の内のひとつを表現する。CCITT勧告V.29,V.27terは変調および復調方法並びにグループ3ファクシミリ装置内に組み込まれるCCITTモデムの必要部分を規定している。勧告V.27terは4800b/sおよび2400b/sでのファクシミリデータで要求されている。勧告V.21チャンネル2(戻りチャンネル)は300b/s信号で要求されている。勧告V.29はオプションであって、ポイントツーポイント専用4線接続式電話回線および高品質交換電話回線で使用される9600b/sおよび7200b/sに於けるファクシミリデータ用である。グループ3では通常最初は9600b/sで試行し、これが成功しない場合は7200b/sに落として再試行する。もしも必要であれば、この過程は4800および2400b/sでも繰り返される。9600b/sでのV.29動作状態の時は、入力データファクシミリ信号は4ビットセグメントでサンプリングされる。先に述べたように、モデム出力には16個の異なるアナログ信号状態が存在し、これは入力に於ける4ビットの全ての考えられる0または1の配列を表している。図2は9600b/sに於けるV.29信号空間図を図示している。モデム出力には16個の異なるアナログ信号状態が存在し、これは入力に於ける4ビットの全ての考えられる0または1の配列を表している。図に於いて、Qは垂直座標を表し、Iは水平座標を表す。位相はこの座標軸の回りに反時計回りに0から360までであり、その強度は図表の中心からの距離で表現されていることに注意されたい。0から90度までは第一象限を表し、90から180度は第二象限を表し、180から270度は第三象限を表し、そして270から360度は第四象限を表す。例えば90度に於いて、図2に示すように信号状態1010は強度3を有し、状態0010は強度2を有する。9600b/sに於いて、モデム出力は毎秒2,400回変化しボーレート2,400となる。ネットワークから受信されたPSTNアナログ信号は、受信したモデムにおいて受信された信号ドットを図2のこれらの標準ドットと比較し、もしも伝送が完全であればこれらのドットは一致しなければならない。例えば位相の揺らぎや雑音の様な伝送障害は、受信信号ドットをこれらの指定された位置から回転させる形で移動させ、隣接する信号状態とする。これは誤りを表す。通常の受信機ではモデム出力はMH/MR拡張の拡張形式に変換され、これは例えばCCD走査装置からの黒色および白色画素またはペルを表す、二進数のつながりを再現する。端末印字機はビット列を元ページの印字複写に変換する。熱転写印字機は空間的に接近し、感熱紙に接触したワイヤを有し黒色の印しを表す高い電流がワイヤを流れた時に各々のワイヤの小さな点が発熱する。
【0005】
1980年代の中ごろ、ファクシミリの普及は急速に増大し、より多くのファクシミリが存在するに従って、ファクシミリ情報を格納する必要性が明かとなった。格納装置は一種のファクシミリ郵便箱であり、これは相手側が接続されていないかまたは別のファクシミリ要求を受信している時にはデータを受信し、相手側が戻るかまたは別の状態でファクシミリの受信が可能となると回収されるかまたは捨てられる。相手側は同時に複数のメッセージを受信できる。ファクシミリ郵便箱は実際には拡張されたデータを印字しないので、MH−MR拡張または走査線の復号および情報を印字する必要は無い。
【0006】
また電話中央局ではPSTNをパルス符号変調を用いてディジタル的に伝送する事が望ましくなってきており、ここではアナログ信号のサンプリングされた電圧レベルは8ビットの二進数データで表される。
【0007】
これらのファクシミリ郵便箱で受信された信号の品質を判定するのが望ましく、これは悪い品質が存在した場合は、伝送品質を改善するために送信側に通信して送信速度を遅くするかまたは別の時に送信するかそれとも別の装置で送信するかを行えるようにするためである。伝送品質は通常欠陥走査線の百分率で判定される。発明の背景で説明したようにファクシミリ機械は符号化手法(CCITTT.4)を使用し、これはひとつの走査線当たり決められた個数の画像要素を送信する。ファクシミリ書類の複写品質は通常、従来技術では欠陥走査線の百分率で測定されている。走査線内で復号されたランレングスが1728個の画像要素または画素まで達しない場合は、その線は欠陥であると考えられる。この復号は復号時間そして/またはメモリ使用の観点から、CPU(中央処理装置)の資源の観点から高価なものとなる。復号表を格納するためのメモリ空間および復号を行うサイクル時間は膨大なものとなる。
【0008】
【発明の目的と要約】
本発明のひとつの実施例によれば、ファクシミリページの複写品質を、受信されたIおよびQモデム信号に基づいてMR/MH拡張または走査線の復号を行うことなく判定するための方法並びに装置が提供されている。従来技術は欠陥走査線百分率を使用していたのに対して、出願者はI,Q点と最も近い指定座標点との間の距離を測定し、品質を判定するために予め定められた閾値距離を超える点の百分率を判定する。
【0009】
本システムの更に別の実施例ではファクシミリを記録格納するための改善されたファクシミリ郵便箱または格納システムが提供されており、これは格納装置とPCM(パルス符号変調)ディジタルPSTN信号をランレングス符号化されたMH−MRデータに変換し前記格納装置に格納しかつ前記ランレングス符号化された二進数データを前記格納装置から受信しこのデータをPCMデータとして前記電話線上に伝送するための媒体処理装置とで構成されている。媒体処理装置は受信されたファクシミリデータを格納するためにPCM形式でランレングス符号化データに変換するためのディジタルモデムと、線の終了を復号するための部分復号器を含む信号品質を判定するための装置と、受信されたモデム信号の受信されたIおよびQ信号品質を判定するための装置とを含む。
【0010】
本発明のこれらおよびその他の特徴は、本技術分野に精通の者には添付図と共に以下になされる本発明の詳細な説明から明かであろう。
【0011】
【実施例】
図3に於いて、典型的なファクシミリ機械11からの信号は走査装置兼モデム11aまたはモデム11aまたはその他の発信源のいずれかから、例えば論理1および論理0を表す強度および位相信号変調(QAM)を具備したアナログPSTN形式で、例えば電話中央局12に送られる。これらの信号は中央局でアナログ・ディジタル変換器を使用してアナログからディジタルに変換されてPCM(パルス符号変調)またはディジタルPSTN T1信号が形成される。このPCMデータはPSTNアナログ信号のサンプル電圧レベルを表現する二進数データを有する。ディジタルT1 PSTN信号はファクシミリ郵便箱システム10の媒体処理装置14で受信される。媒体処理装置14はディジタル信号処理装置であって、これらのPCMディジタルPSTN T1データ信号を時分割マルチプレクサ15経由で受信するための、ひとつまたは複数のディジタルモデム16を含む。これらのPCM信号はディジタルモデム16の中でMH−MR圧縮されたランレングス符号化二進数データに変換され、それから例えば媒体サーバコンピュータ20を用いて、ディスクファイルシステム19の中に格納される。複数のモデム16が存在する場合は、これは運転システムOSの制御のもとに時分割方式で実行される。
【0012】
格納されているランレングス圧縮されたデータが送信される際には、ディジタルモデム16の送信ポーションTに双方向バス17および内部データ線17aを介して結合されている。
【0013】
各々のディジタルモデム16はランレングス符号化されて格納されているビットを格納器19から受信し、これらを適当な搬送波の上でPCM変調しこれらを、図3に示すようにモデム16の送信ポーションTを介して伝送する。
【0014】
モデム受信機60の受信ポーションに戻ると、図4に示されるようにPCMバッファ59、線等化器61、自動利得制御器62、ヒルベルト変成器63、復調器64、同期フィルタ65、クロック再生器66、判定ロジック68および部分復号器69を含む。モデムはPCMサンプルを8Khzで受信し線等値化器61は線強度および位相歪みを訂正する。PCMバッファは256サンプルのPCMデータを格納する。自動利得制御62は可変利得ブロックを含み、これは弱い信号を増幅し、強い信号を減衰させるディジタル式プログラム可能増幅器である。利得制御は受信信号のエネルギーレベルを検出し、利得制御62aを介して適切な利得制御を提供することによって調整される。ヒルベルト変成器63は帯域制限フィルタであって、入力される受信信号中の雑音や送信信号スペクトルの様な無関係の周波数をフィルタで除去することにより整形する。更に、フィルタはIおよびQチャンネル分離用の90度位相シフトを導入するので、復調器の出力には高調波は存在しない。図示されている遅延線はヒルベルト変成器63で生じる遅れを補償するためのものである。復調器は復号変調信号から基本帯域(情報)を抽出する。復調器64はCCITT勧告で指定された搬送周波数を発振するための搬送波発振器を含む。発振器64aは信号音を発振するために正弦関数および余弦関数の対応表を使用する。復調器64は複合混合器であって、送信されたI’およびQ’信号を復元するための四つのかけ算器と二つの加算器と反転器とを具備する。復調された出力は同期フィルタを通って供給され、この同期フィルタはCCITT仕様に従って信号制限を行うパルス整形低域▲ろ▼波フィルタである。これはまたサンプリング速度を8Kから9.6Kビット毎秒(BPS)に調整する。8Kの速度は電話ディジタル内でのPCMデータ用であり、9.6Kの速度はボーレートの倍数である。フィルタの上向き転移はCCITTで指定されている。
【0015】
ファクシミリページの送信を行う前に、送信機は等化準備信号を送信し電話回線の特性に合わせた受信機の連動を支援する。準側信号検出器67は準備手順の始まりを、ビットクロック回復誤りを測定することにより検出する。タイミング回復器66は信号を分析し、信号が正しい時間でサンプリングされているかを判定し、”タイミング制御信号”を前処理フィルタに送り返す。タイミング回復器はタイミング誤差を測定するために位相並びに周波数偏差法を使用する。誤差は補間/相殺フィルタに適切なサンプリング選択を実現するためにフィードバックされる。ブロック68内の適応等化器は電話回線の逆周波数特性を追跡し模擬するために用いられる。ブロック68の搬送波回復部は送信機と受信機との間の搬送波周波数と位相との偏差を調整するために使用される。ブロック68内の搬送波回復器は受信点と理想点との間の位相差を計測し、位相差を積分し、そしてこの位相差を電圧制御式発振器を制御するために使用する。電圧制御式発振器は続いて、以降に受信される点を回転するために使用される。ブロック68の判定ロジック18は受信された信号を論理レベルに戻す。整序装置70は信号が周波数帯変換されている場合に用いられる。次に図5に於て、図5に関連して判定および複写品質ロジック18の更に詳細な説明がなされている。判定並びに複写品質ロジック18は、入力されるI’,Q’信号要素を標準と比較し、実際のものが座標点内の許容可能な位相および強度点の範囲に入っているかを判定し、もしそうであればそれが指定された最も近い点であるとの判定がなされ、そのビットの組が選択される。もしも座標点の間が選択されると、考えられる誤りが存在する。従来型のファクシミリ受信機では、データがMH−MR拡張され印字されそしてその後誤りが検出された。更にモデムに関しては、テキサス州ダラスのテキサス・インスツルメント社発行、”TMS320シリーズを使用したディジタル信号処理応用例”第2巻の221−278ページを参照されたい。このテキストはここでも参考として引用されている。
【0016】
本発明によれば、媒体処理装置14内のモデム16は上述に相当するものである。モデムは一時にひとつのブロックを処理し、複合されたボー毎に四つのビットを復元し、このボーとは4ビットで構成され、ここでひとつのビットは強度をそしてこのブロックの残り3ビットは位相を表わす。これから、実際に受信されたI,Q点が判定される。媒体処理装置14は、例えばファクシミリページの複写品質を、従来システムが行っていたように信号品質の判定のために走査線の復号を行う事なく判定するための装置を含む。先にモデム16に関連して説明したように、ディジタルモデム16の判定論理18で受信された信号はI’,Q’信号を含む。この信号から、本発明に基づく論理システムは最も近い座標点を探すためにユークリッド距離法を使用し、またこれから最短三角法距離に基づく品質の計測値が多くのボーに対して平均され、その結果を良否判定閾値と比較する。最も近い点を選ぶ、判定ロジック18からの変換された出力信号は復号器69並びに整序装置70に送られる。更に、モデム16からの出力は、走査線の終端を復号するために部分的にEOL復号器13で復号される。これらの4ビットセグメントの1または0の結果である全ての16個の参照点を示す信号空間図が図2に示されている。これら16点の各々は強度と位相が異なる信号状態を表わす。I’およびQ’信号点で表わされる実際に受信された点はディジタルモデム16で検出されロジック18に送られる。媒体処理装置14のシステムに於て、ロジック18は、図5流れ図に図示されたマイクロコードを含む。図5に於て、ステップ401でロジック18は最初に受信された信号I’,Q’がI,II,IIIまたはIVと表示されたどの象限に居るかを判定する。これが判定されると、次のステップでその象限内の正規のI,Q点である全ての点がチェックされ、標準の16点から受信点に最も近い点が選び出され、距離が決定される。これはステップ402に図示されるようにひとつの標準点Ij,Qjを取り出し、受信点からの距離を順番に測定し、ステップ404に示すように最も近い点を格納する。判定ロジックステップ405および更新ロジックステップ406に図示されるように、この判定は当該象限内の全ての点に対して行われる。判定ロジック18復号器69の出力して最も近い座標点を提供する。例えば、図6内の受信点_は受信点であって点0000に最も近い。本発明の提出された実施例では品質の測定は、検出された座標点(例ではA)と標準に配置されている最も近い理想のIおよびQ(例では点0000)との間のユークリッド距離dまたは
=(I−I’)+(Q−Q’)を計測することによってなされる。距離の二乗値が測定基準として使用される、なぜならば平方根演算を実行するのは計算上高価でありまた必要もないためである。複写品質アルゴリズムは、大まかに128ビットに相当するサンプル数に対して累積された距離の二乗を試験する。サンプル数はボー当りのビット数によって変化する。距離の累積はブロック407で行われ、累積された合計値の数のカウントダウンはブロック408および409に図示されている。計数器が設計されたサンプル数の計数を完了するまでシステムは距離の累積を継続する。次のステップ410は距離の累積値が閾値を超えているかの判定を行い、これはその信号が良い品質または悪い品質の信号であるかの判定を行う。ロジック内の別の計数器は閾値かまたは閾値よりも良好な良好フラグの個数(N側出力)と、閾値レベルに満たない場合に計数器412で悪い信号または悪いフラグ信号の個数を計数する。システムはステップ413および414を通して再初期化される。複写品質は一つのデータブロック(または128バイト)の終わりに品質フラグ内の出力データを設定することにより設定され、計数器は一頁当りの不良ブロックの個数を計数し、続いて設定可能な閾値の計数器を更新する。ひとつの頁の境界は一行の中に四つの線終端が計数されることによって判定される。判定の百分率の計算が行われ、一頁当り5パーセントが穏当なところと考えられる。判定は線終端部で行われ、11個の0とひとつの1に対応する信号が線終端を表わし、これは図3のEOL復号器13で受信される。この線終端はクロック化される。これによって判定が実施される。これは完全なMH/MR拡張を必要とせず、線の終端を表わす特定の符号、11個の論理0とそれに続くひとつの論理1、により線の終端を監視することだけが必要である。EOL復号器13は一行内の四つの線終端を計数し、頁末信号RTCをロジック30に供給する。ロジック30は判定ロジック18からのFLAG−QUALフラグおよびRTC信号とに応じて過剰誤りを判定する。図7はロジック30内の論理を図示する。ロジック30はモデム16内のPCMバッファ59に制御信号を送り、ステップ701に図示されるように256サンプルを読み取る。ステップ702に示されるように走査線データがモデムから読み出され、計数器703はバッファサンプル数を計数する。判定ロジック18からのFLAG_QUAL_BADには論理”1”が与えられ、また良好な品質には論理”0”が与えられる。FLAG_QUAL_BADがもしも論理”1”を示す場合は、ステップ706での判定はステップ707で不良バッファ計数器の計数値を更新させる信号を供給する。一行に四つのEOL(ステップ708)またはRTCが検出されたときには、品質はステップ709で判定される。ステップ709に於て、閾値は不良”データ”の百分率である。もしも例えば不良データの百分率が5パーセントの場合は判定は過剰誤りを意味し、5パーセント未満の場合は品質は良好である。
【0017】
本発明のひとつの実施例によれば、以下の手法がdの値を決定するために使用された。ひとつの雑音信号が発生されモデム信号に加算されその結果生じた誤り率が測定されdの値が測定された。誤り率が許容出来なくなるまで雑音レベルが増加され、次に1ビット戻してその結果のdの値が記録され、最大許容距離として使用された。
【0018】
下記の表はdの値と平均化された{I,Q}サンプル数とを示している。
【表1】
Figure 0003573491
【0019】
このシステムによればもしもシステムが閾値を超える不良品質を結果として示す場合は、ファクシミリ11内の送信操作装置11にRTN信号が送られ、より遅い速度で送信するように修正が行われる。
【0020】
本発明並びにその特長を詳細に説明してきたが、種々の変更、代替案並びに改変が添付の特許請求の範囲に定められた本発明の精神および範囲から逸脱することなく行えることが理解されよう。
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0021】
(1)受信されたファクシミリデータの品質を判定するための方法であって、電話モデムで受信されたPCMディジタルPSTN信号のサンプリングを行い、サンプルのI,Q点を決定し、そして
受信されたI,Q点と最も近い座標点または標準点との間の距離を測定し、これによって受信されたファクシミリデータの品質を判定する、手順を含む前記方法。
【0022】
(2)ファクシミリ複写品質の判定するための方法であって、
受信されたモデム信号のサンプリングを行い,
前記受信された信号の受信I,Qサンプル点を決定し、
受信されたサンプル点の象限を求め、
その象限内の全ての座標点をチェックし、
受信されたサンプル点に最も近い座標点または標準点を選択し、受信されたサンプル点と最も近い座費用標準点との間の距離を決定し、そして
予め与えられた閾値距離を超える受信されたサンプル点を計数する、以上の手順を含む前記方法。
【0023】
(3)第2項記載の方法に於て、更に全てのサンプル点数に対する前記予め与えられた閾値距離を超える受信されたサンプル点数の百分率を決定する手順を含む、前記方法。
【0024】
(4)第3項記載の方法に於て、頁の終了を判定するための手順と一頁に渡って閾値を超えるサンプル点の数を計数する手順を含む、前記方法。
【0025】
(5)ファクシミリ信号の品質を判定するためのシステムであって、
電話回線上のディジタルPCM信号に応答し、受信されたPCM信号をサンプリングし、受信されたサンプルのI,Q点を検出するためのモデムと、
受信されたサンプルのI,Q点が座標図のどの象限に存在するかの判定を行うための装置と、
その象限内の全ての正当な座標点をチェックし、受信されたサンプルのI,Q点に最も近い正当な点を判定するための装置と、
前記受信されたサンプルのI,Q点と正当な座標点との間の距離が与えられた閾値を超えるか否かの判定を行うための装置とを含む、前記システム。
【0026】
(6)第5項記載の装置に於て、その百分率が与えられた百分率を超えるか否かの判定を行うために、距離が閾値を超える受信されたサンプル点の個数と閾値内にはいる受信されたサンプル点の個数とを計数するための装置を含む、前記装置。
【0027】
(7)第6項記載の装置に於て、更に各々の走査線の境界を判定するための装置と、もしもモデム信号品質が走査線を復調するための生データとして使用するには劣っている場合に、不良走査線と判定するための装置を含む、前記装置。
【0028】
(8)第6項記載の装置に於て、前記与えられた百分率が5パーセントである、前記装置。
【0029】
(9)後で呼び出されるファクシミリデータを格納するためのファクシミリ郵便箱システムであって、
ファクシミリ情報を表わすディジタルデータ信号を格納するための格納装置と、
一方の端で通常電話回線に、反対側の端では前記格納装置に結合できるように適合されているディジタル処理装置と、
前記格納装置内に格納するためにPCMディジタルPSTN信号をランレングスで符号化された二進数データに変換するためのひとつまたは複数のモデムを含む、前記ディジタル処理装置と、そして
走査線の復号を行う事なく信号品質を判定するための装置を含む、前記処理装置とで構成された前記システム。
【0030】
(10)第9項記載のシステムに於て、信号品質を判定するための前記装置がPCMディジタル信号をサンプリングするための装置と、サンプル点の象限を決定するためにI,Qサンプル点位置を判定するための装置と、その象限内で最も近い座標点を選択するための装置と、サンプル点と最も近い座標点との間の距離を決定するための装置と、そして与えられた閾値距離を超えるサンプル点の個数を計数するための装置とを含む、前記システム。
【0031】
(11)第10項記載のシステムに於て、前記閾値を超える点数を計数するための装置が、前記閾値距離を超える百分率が5パーセントを超えるか否かの判定を行うための装置を含む、前記システム。
【0032】
(12)受信されたファクシミリ信号の品質判定をディジタルモデム受信機16から受信された信号を測定することにより行うためのシステム並びに方法がここに提供されている。走査線の終端は11個の論理0とそれに続くひとつの論理1から成る特殊符号を探すことによりEOL13で検出される。受信された信号要素の位置の値と標準参照位置との間の距離の値は決定され、もしもこの距離が与えられた閾値を超えるとこれはロジック30で記録され、この閾値距離を超えるものの百分率が品質を識別する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来技術に基づくグループ3ファクシミリシステムのブロック図、
【図2】図2は既知の従来技術に基づく9600b/sでのV.29信号空間図、
【図3】図3は本発明に関連して使用されるファクシミリ郵便箱システムのブロック図、
【図4】図4は図3に示す媒体処理装置のモデムの半分の受信機のブロック図、
【図5】図5は本発明のひとつの実施例に基づく図4に示す媒体処理装置のモデム内の判定並びに複写品質ロジック18の動作を示す流れ図、
【図6】図6は本発明の動作を図示するために受信されたI,Q点をプロットした図2に示すV.29空間図、
【図7】図7は本発明のひとつの実施例に基づく図3に示すロジック30の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・ファクシミリ郵便箱システム
11・・・・・・・・・ファクシミリ機械
11a・・・・・・・・モデム
12・・・・・・・・・電話中央局
13・・・・・・・・・線終端復号器
14・・・・・・・・・媒体処理装置
15・・・・・・・・・時分割マルチプレクサ
16・・・・・・・・・ディジタルモデム
18・・・・・・・・・判定ロジック
19・・・・・・・・・ディスクファイルシステム
20・・・・・・・・・媒体サーバコンピュータ
60・・・・・・・・・モデム受信機
62・・・・・・・・・自動利得制御装置
64・・・・・・・・・復調器

Claims (3)

  1. 受信されたファクシミリデータの品質を走査線の完全拡張および復号を行うことなく判定するための方法であって:
    電話モデムで受信されたPCMディジタルPSTN信号のサンプリングを完全拡張および復号の前に行い;
    サンプルのI,Q点を決定し;
    各走査線の境界を決定し
    受信されたI,Q点と最も近い座標点または標準点との間の距離を各サンプルにおいて測定し;そして
    各走査線毎のサンプル数分の蓄積された距離を決定し,これによって受信されたファクシミリデータの品質を判定する、手順を含む前記方法。
  2. ファクシミリ信号の品質を走査線の完全拡張および復号を行うことなく判定するための装置であって:
    電話回線上のディジタルPCM信号に応答し、受信されたPCM信号を完全拡張および復号の前にサンプリングし、受信されたサンプルのI,Q点を検出するためのモデムと;
    受信されたサンプルのI,Q点が座標図のどの象限に存在するかの判定を行うための装置と;
    その象限内の全ての正当な座標点をチェックし、受信されたサンプルのI,Q点に最も近い正当な点を判定するための装置と;
    各走査線の終端を決定するための装置と
    各サンプルにおいて,前記受信されたサンプルのI,Q点と正当な座標点との間の距離を決定するための装置と;
    各走査線毎のサンプル距離の総数が与えられた閾値を超えるか否かの判定を行うための装置と;
    を含む、前記装置。
  3. 後で呼び出されるファクシミリデータを格納するためのファクシミリ郵便箱システムであって:
    ファクシミリ情報を表わすディジタルデータ信号を格納するための格納装置と;
    一方の端で通常電話回線に、反対側の端では前記格納装置に結合できるように適合されているディジタル処理装置と;
    を含み,
    前記ディジタル処理装置は,前記格納装置内に格納するためにPCMディジタルPSTN信号をランレングスで符号化された二進数データに変換するためのひとつまたは複数のモデムと,走査線の完全な拡張と復号を行う事なく信号品質を判定するための装置とを含み,
    前記信号品質を判定するための装置は,PCM信号をサンプリングする装置と,I,Qサンプル位置を決定する装置と,サンプル位置の象限を決定する装置と,該象限内の最も近い座標点を選ぶ装置と,サンプル点と最も近い座標点との距離を決定する装置と,各走査線の終端を決定する装置と,各走査線毎に複数のサンプルの累積された距離を決定する装置を含む,
    前記システム。
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