JP2527704Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2527704Y2
JP2527704Y2 JP1992025019U JP2501992U JP2527704Y2 JP 2527704 Y2 JP2527704 Y2 JP 2527704Y2 JP 1992025019 U JP1992025019 U JP 1992025019U JP 2501992 U JP2501992 U JP 2501992U JP 2527704 Y2 JP2527704 Y2 JP 2527704Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はファクシミリ装置に関
し、特に交信エラー処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりファクシミリ通信は一般電話回
線を介して情報の送信及び受信が行われて来た。例えば
A4サイズの原稿を送信する場合、CCITT(国際電
信電話諮問委員会)の勧告により1ラインの画素数は1
728ドットと定められているが、電話回線の状態が悪
いときはには送信データに誤りが発生し、1728以外
のドット数が受信機に到達することがある。このような
送信エラーを生じたとき、次のような種々の処理方法が
採用されている。
【0003】(1)受信機はエラーを無視してそのまま
プリントする。 (2)全二重交信方式の場合、受信機がエラーを発見す
ると直ちに送信機に対してエラー発生を通報し、同時に
エラー箇所を知らせる。送信機はエラー発生箇所から再
度送信を行う。 (3)半二重交信方式のうち、或るものは受信機がエラ
ーを発見すると、エラーのあるラインを1ライン前のラ
インと同一とみなしてプリントする。近年、通信システ
ムの発達に伴い自動電話、あるいは無線呼出などのい
わゆる移動通信サービスを利用するようになり、一
話回線を介して送信側である基地局を経て受信側である
移動局(例えば自動車等の移動体)へ送信されるもの、
あるいはその逆に移動局から送信する場合、または、移
動局と移動局間での送受信等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した移動通信サー
ビスを利用するファクシミリの通信方法では、移動局と
基地局との間の移動伝搬路は移動局周辺の地形や建物に
より、反射・回折・散乱等を受けるため多重伝搬路で構
成され、移動局(移動体)が走行すると受信レベルが時
々複雑に変化するいわゆるフェージング現象、等の電波
障害により送信エラーの発生する確率が高く、受信画を
図10aに示す如く例えば「村田」の文字を受信した
際、画信号ライン「01」〜「n」の内で特に連続した
複数のライン「07」・「08」・「09」・「10」
に及んで送信エラーの発生する恐れがある。
【0005】しかし、このような場合上述した処理方法
では、(1)によれば誤った複数ラインの画情報がその
ままプリントされてしまうことになる。 (2)では全二重方式であるため機器が高価となり、ま
た送信エラーの発生確率が高いため、非常に長い時間が
必要になる。 (3)では受信修正画を図10bの如く、連続した複数
ライン「07」〜「10」に及んで1ライン前のライン
と同一の画情報「06」がプリントされ、結局画信号ラ
イン「06」〜「10」の5行が同一の画情報となり、
大変読みづらくまた文字によっては解読不可能になる。
【0006】従って、本考案の目的は上記の欠点を除去
するもので、半二重交信方式でありながら画情報の送信
エラーに対し、簡易・確実な方法で対処することが可能
なファクシミリ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本考案のファクシミリ装置は、画信号の送信エラー
を連続して2ライン検出すると、該エラーラインの内前
のエラーラインは1ライン前のラインと同一とみなして
記録し、後のエラーラインは1ライン後のラインと同一
とみなして記録する。また、本考案のファクシミリ装置
は、連続して3ライン以上にエラーの発生が検出される
と、再送動作をする。
【0008】
【作用】本考案のファクシミリ装置では、2ラインエラ
ーが連続している場合に、同じラインを2度続けて記録
するのではなく前のエラーラインの1ライン前のライン
と、後のエラーラインの1ライン後のラインとで、それ
ぞれエラーラインを置換して記録するため、より原稿に
近い形で記録を行うことができる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。図2は本考案のファクシミリ装置の好適一実施例を
示す。
【0010】(1)はCPU、(2)は本ファクシミリ
の動作プログラムを記憶したROM、(3)は該プログ
ラムの進行に伴って生ずる各種のデータを記憶するRA
Mであり、(4)はRAMからなる画信号メモリであ
る。(5)は送信指令等の各種入力操作を行うための操
作パネル、(6)はモデム、(9)は回線、(10)は
原稿の画データを操作して読取り白または黒を示す2値
の電気信号に変換して出力する読取装置、(11)は受
信した画データを記録紙上にプリントアウトするための
記録装置である。(12)(13)(14)(15)は
それぞれインターフェースである。
【0011】本実施例では、送信側において画信号メモ
リ(4)に記憶する画信号の数は16ラインを1ブロッ
ク単位とし、読取装置(10)で読み取った順に図面5
b(例えば情報は図5aのように「村田」の文字とす
る)の如く記憶された後、1ブロック分の画信号「0
1」〜「16」はCPU(1)からの命令により図5c
の如く特定パターン順にインターリーブ(組み替え)さ
れ、該インターリーブされた画信号「01」〜「16」
は画信号メモリ(4)から取り出されて送信される。
【0012】受信側において受信された画信号「01」
〜「16」(図5c)は、上記と同様に16ラインを1
ブロック単位として画信号メモリ(4)に記憶された
後、CPU(1)からの命令によりデインターリーブさ
れ、図5bのように送信側の読取装置(10)で読み取
った元の順序の画信号「01」〜「16」になる。
【0013】なお、画信号メモリ(4)の構成は一例は
図3の如く、第1メモリ(21)と第2メモリ(22)
の2つのメモリから成り、夫々のメモリ(21)(2
2)は少なくとも1ブロック分(16ライン)の容量を
持っていることが必要となる。上記メモリ(21)(2
2)には、夫々入力用端子(A1)(A2)および出力
用端子(B1)(B2)が設けられ、送信側では読取装
置(10)からの信号を上記メモリ(21)または(2
2)に伝えるスイッチ(S1)と、これらメモリ(2
1)または(22)の信号をモデム(6)へ伝えるスイ
ッチ(S2)とが交互に作用するように設けられてい
る。また受信側では受信したモデム(6)からの信号を
上記メモリ(21)または(22)に伝えるスイッチ
(S1)と、これらメモリ(21)または(22)の信
号を記録装置(11)へ伝えるスイッチ(S2)とが交
互に作用するように設けられている。
【0014】ところで、例えばA4サイズの原稿を送信
する場合、副走査方向は1144ライン数あり1ブロッ
ク単位(16ライン)で分割していくと、71ブロック
と端数8ラインが残ることになり、その不足分(8ライ
ン)の画信号については前回にメモリに記憶されていた
画信号が読み出される恐れがある。従って本実施例で
は、メモリ(21)・(22)に記憶される画信号が1
6ラインに満たない場合は、その不足分は全て白信号と
してメモリへ記憶するものである。
【0015】図6は本発明の実施例において用いられる
画情報信号の概略的なフォーマットを示す。該画情報信
号は1ライン分の画情報信号(L)と位相信号(TL)
が交互にくり返される直列形式の信号であり、位相信号
(TL)にはライン終了信号(EOL)とライン番号を
示す信号(N)等が挿入されている。なお、ここでライ
ン番号を示す信号(N)の挿入位置は本実施例における
一例である。
【0016】図4はCCITTのGIIIモードに基づ
く送受信機(T)(R)間の交信について、概略的に示
したものである。
【0017】画信号の交信に先立ち、受信機(R)から
機能識別信号(DIS)が、送信機(T)から受信命令
(DCS)が送出され、更に送信機(T)からトレーニ
ング信号および回線チェック信号(TCF)が、受信機
(R)から受信準備確認信号(CFR)が夫々送出され
た後、原稿1枚目の画信号が送信される。該1枚目の画
信号送信がなされた時点で送信機(T)から画信号終了
信号(RTC)が送出され、その後上記原稿が複数枚あ
るときは送信機(T)からマルチページ信号(MPS)
が送出され、これに対し受信機(R)からメッセージ確
認信号(MCF)が送出され、次いで2枚目の原稿の画
信号交信が行われる。上記画信号の送信が終了すると送
信機(T)から手順終了信号(EOP)が発せられ、受
信機(R)からメッセージ確認信号(MCF)が、送信
機(T)から回線切断命令(DCN)が夫々送出されて
全交信が終了する。
【0018】次に、上記ファクシミリ装置による移動通
信の動作について、フローチャートで示した図1a・図
1bに基づいて更に詳細に説明する。
【0019】送信側のファクシミリ即ち送信機におい
て、CPU(1)は読取装置(10)に原稿がセット
(ステップ1)されたことを検出すると、該送信機の主
電源をオンし(ステップ2)、操作パネル(5)からの
相手先ダイヤル番号の入力と送信指令入力(ステップ
3)を待って、読取装置(10)に上記原稿の読取開始
を指示する。読取装置(10)で読み取られた白または
黒を示す画信号はインターフェース(14)でシリアル
からパラレルに変換された後、CPU(1)または図示
しない公知のカウンタ回路によってランレングス(Ru
n Length)コードに変換されてスイッチ(S
1)から入力端子(A1)を経て画信号メモリ(4)内
の第1メモリ(21)に蓄積される。(ステップ4)。
【0020】該第1メモリ(21)の画信号は前述した
ように16ラインを1ブロック単位とし(ステップ
5)、図5b(例えば情報は図5aとする)の如く画信
号「01」〜「16」は記憶され、更に特定パターン順
にインターリーブされる(ステップ6)(図5c)。次
にスイッチ(S1)は入力端子(A2)側に、スイッチ
(S2)は出力端子(B1)側に夫々切り換り、CPU
(1)はインターリーブされた第1メモリ(21)の1
ブロック分の画信号「01」〜「16」を出力端子(B
1)からスイッチ(S2)を介して順次取り込んで、ラ
ンレングスコードからMH(Modified Huf
fman)またはMR(ModifiedRead)の
コードに変換し、変換された画信号はインターフェース
(13)で更にパラレルからシリアルに変換された後、
モデム(6)で変調されて回線(9)上に送出(ステッ
プ7)される。このとき第2メモリ(22)にはスイッ
チ(S1)から入力端子(A2)を経て、新たな1ブロ
ック分(16ライン)の画信号が記憶されるので、上記
送出と原稿読取動作が同時に行われ、大変能率が良い。
そして第2メモリ(22)の画信号はインターリーブさ
れたのち、上記同様に送出され、以上の手順をくり返し
(ステップ9)、読取装置(10)からの画信号が終了
すると手順終了信号(EOP)を送信し(ステップ1
0)、回線(9)が切断されて(ステップ11)送信動
作が終了する。
【0021】受信側のファクシミリ即ち受信機について
説明すると、基地局を経て移動局へ移動通信により送出
されてきた画信号は、モデム(6)で復調されインター
フェースでシリアルからパラレルに変換された後RAM
(3)に一時的に供給され、またこれと並行して該RA
M(3)内の画信号がCPU(1)に順次取込まれてM
HコードまたはMRコードからランレングスコードに変
換されて、スイッチ(S1)から入力端子(A1)を経
て画信号メモリ(4)内の第1メモリ(21)に蓄積さ
れる(ステップ12)。該第1メモリ(21)の画信号
は前記同様に16ラインを1ブロック単位とし(ステッ
プ13)、図5cの如く画信号「01」〜「16」は記
憶され、更に特定パターン順にデインターリーブされて
(図5b)(ステップ14)、送信側の読取装置(1
0)で読み取った元の順序になる。
【0022】ここで、後述する送信エラーの無いときは
(ステップ15)スイッチ(S1)は入力端子(A2)
側に、スイッチ(S2)は出力端子(B1)側に夫々切
り換わり、CPU(1)はデインターリーブされた上記
第1メモリ(21)の1ブロック分の画信号「01」〜
「16」を出力端子(B1)からスイッチ(S2)を介
して順次取り込み、CPU(1)または前記カウンタ回
路によってランレングスコードから白または黒を示す画
信号に変換され、更にインターフェース(15)介して
記録装置(11)に供給されて、受信画像として図5a
のように記録紙上にプリントアウト(ステップ16)さ
れる。このとき第2メモリ(22)にはスイッチ(S
1)から入力端子(A2)を経て新たな1ブロック分
(16ライン)の画信号が受信され蓄積されるので、上
記受信と記録(プリントアウト)動作が同時に行われ大
変能率が良い。そしてCPU(1)が手順終了信号(E
OP)を検出したとき(ステップ17)。メッセージ確
認信号(MCF)を送出して無線回線を切断する(ステ
ップ18)。
【0023】次に、通信状態の悪い場合における本考案
の送信エラーの処理について図9a〜図9dを用いて説
明する。
【0024】前述したように、移動通信ではフェージン
グ等の電波障害により送信エラーの発生する確率が高
く、特に連続した複数ラインに及んで発生することがあ
る。送信エラー処理の第1例として、受信側において第
1メモリ(21)(あるいは第2メモリ(22))に蓄
積された1ブロック分の画信号(ステップ12)に、図
7aの如く例えば4ラインの画信号「10」・「14」
・「03」・「07」に及んで送信エラーが発生したと
しても、デインターリーブ(ステップ14)すれば図7
b(例えば情報は図7c)の如くエラーのある複数のラ
インは分担され、半二重交信方式(ステップ20)によ
りエラーのあるラインを1ライン前のラインと同一とみ
なし、この場合は「02」=「03」,「06」=「0
7」,「09」=「10」,「13」=「14」とみな
して図7dの受信修正画としてプリントアウト(ステッ
プ16)することができる。なお、このとき本実施例の
半二重交信方式(ステップ20)はCPU(1)の制御
によりエラーのあるラインを1ライン後のラインと同一
とみなし、この場合は「04」=「03」,「08」=
「07」,「11」=「10」,「15」=「14」と
みなしてプリントアウト(ステップ16)することもで
きる。
【0025】また、送信エラー処理の第2例として図8
aの如く、蓄積された1ブロック分の画信号に例えば7
ラインの画信号「06」・「10」・「14」・「0
3」・「07」・「11」・「15」に及んで連続した
送信エラーが発生したとしても、デインターリーブ(ス
テップ14)すれば図8b(例えば情報は図8c)の如
くエラーのある複数のラインは分担され、CPU(1)
の制御による上記半二重交信方式(ステップ20)によ
り、エラーのあるラインを1ライン前あるいは後のライ
ンと同一とみなして、この場合は「02」=「03」,
「05」=「06」,「08」=「07」,「09」=
「10」,「12」=「11」,「13」=「14」,
「16」=「15」とみなして図8dの受信修正画とし
てプリントアウト(ステップ16)でき、「村田」の文
字として十分に理解できる。
【0026】なお、本実施例では画信号16ラインを1
ブロック単位としているため、送信エラーの画信号が8
ライン以上(1ブロックの半数以上)基本的に対応でき
ないが、送信エラー処理の第3例として図9aの如く蓄
積された1ブロック分の画信号に例えば6ラインの画信
号「06」・「10」・「14」・「03」・「07」
と「08」に送信エラーが発生したとき、デインターリ
ーブ(ステップ14)すれば図9b(例えば情報は図9
c)の如くエラーのあるラインは分担されるものの、画
信号「06」・「07」・「08」には連続した3つの
ラインに及んでエラーのラインが存在し、上記半二重交
信方式(ステップ20)により「02」=「03」,
「05」=「06」,「09」=「08」,「11」=
「10」,「13」=「14」そして仮に「06」=
「07」(「06」は「05」と同一)と同一とみなし
て図9dの受信修正画としてプリントアウト(ステップ
16)すると、画信号「05」・「06」・「07」が
同一信号となり、送信原稿によっては細かい文章や密な
図面の場合には問題が残ることになる。
【0027】従って、本実施例では受信側で第1メモリ
(21)あるいは第2メモリ(22)に蓄積された1ブ
ロック分(16ライン)の画信号(ステップ12)をデ
インターリーブ(ステップ14)した後、連続して3ラ
イン以上にエラーの発生がCPU(1)で検出されると
きは(ステップ19)、上記1ブロック分の画信号の再
送信号をCPU(1)から発し(ステップ21)、送信
側のCPU(1)が該再送信号を検出すると(ステップ
8)、第1メモリ(21)あるいは第2メモリ(22)
の1ブロック分の画信号を再送するものである。このよ
うに再送に関しても1ブロック単位で再度送信を行うの
で、エラー処理が迅速となる。
【0028】なお、画信号メモリ(4)内の第1メモリ
(21)および第2メモリ(22)に記憶(蓄積)され
る画信号は、実施例のように16ラインを1ブロック単
位とし限定したものではなく、適宜な複数のラインとし
ても良く、そして上記画信号メモリ(4)内のメモリ
(21)・(22)はどちらか1つあるいはこれら2つ
以外にメモリを設けて対応させても良い。例えば画信号
メモリ(4)の構成の第二例として図11の如く、第1
メモリ(25)と第2メモリ(26)と第3メモリ(2
7)の3つのメモリで構成し、第1メモリ(25)には
前1ブロック分(16ライン)の画信号が、第2メモリ
(26)には現1ブロック分の画信号が、第3メモリ
(27)には次1ブロック分の画信号が記憶されるよう
になっている。即ち、画信号メモリ(4)内に3つのメ
モリ(25)(26)(27)を備えることにより、送
信エラー処理方法として第2メモリ(26)の画信号
「01」に対し第1メモリ(25)の画信号「16」を
同一とみなして記録することができ、あるいは第2メモ
リ(26)の画信号「16」に対し、第3メモリ(2
7)の画信号「01」を同一とみなして記録することが
できる。このように第2メモリ(26)の画信号のプリ
ントが終了すると、第2メモリ(26)の情報を第1メ
モリ(25)へ移行し、第3メモリ(27)の情報を第
2メモリ(26)へ移行し、第3メモリ(27)へは新
たに受信された画信号が蓄積される。
【0029】なお、送信機で画信号メモリ(4)の1ブ
ロック分の画信号をインターリーブする(ステップ6)
特定パターン順は、本実施例に限ったものではなく、受
信機で例えば連続した複数のエラー画信号がデインター
リーブ(ステップ14)したとき分担されるものが好適
である。さらに本実施例では受信機側で蓄積した1ブロ
ック分の画信号をデインターリーブ(ステップ14)
し、エラー画信号が連続3ライン以上(ステップ19)
(図9b・図9c参照)存在するときには再送動作(ス
テップ21)としているが、上記以外のときにも再送す
るようにしても良い。
【0030】以上の本実施例では移動通信を前提として
いるが、従来の一般電話回線のみによるファクシミリの
送受信にも適用できることは勿論である。更に従来公知
のビットインターリーブ及び誤り訂正等を併用すること
により、効果は最大限に発揮される。
【0031】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案によれ
ば、エラーが連続して2ライン生じた場合、これらエラ
ーラインの内前のエラーラインは1ライン前のラインと
同一とみなして記録し、後のエラーラインは1ライン後
のラインと同一とみなして記録するものであるから、エ
ラーラインが2ライン連続して生じた場合でも画像の乱
れを少なくし、読みづらくなるのを防止することができ
る。
【0032】特に、MR符号化方式の場合には、MHコ
ードラインと、このMHコードラインを参照ラインとす
るMRコードラインが対になっているためMHコードラ
インがエラーとなれば、これに続くMRコードラインは
必然的にエラーとなってしまう。すなわち、2ライン連
続してエラーラインが生じることが多くなり、本考案が
一層有効なものとなる。また、本考案は半二重方式であ
るため装置が安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは送信側、bは受信側のそれぞれの動作手順
を示すフローチャートである。
【図2】本考案の実施例に係るファクシミリ装置のブロ
ックである。
【図3】図2の画信号メモリの構成の1例を示す詳細図
である。
【図4】実施例ファクシミリ装置間の交信手順を概略的
に説明する図である。
【図5】aは1ブロックの画情報の1例を示す図、bは
読み取り装置で読み取った画信号の順序を表す図、cは
画信号をインターリーブしたときの順序を表す図であ
る。
【図6】本考案のファクシミリ装置に用いられる画情報
信号の概略的なフォーマットを示す図である。
【図7】送信エラー処理の1例を示す図である。
【図8】送信エラー処理の他の例を示す図である。
【図9】送信エラー処理の更に他の例を示す図である。
【図10】aは従来の送受信エラーの発生の1例を示す
図、bは従来のエラー処理により得られた受信修正画の
1例を示す図である。
【図11】図2の画信号メモリ(4)の構成の第2例を
示す詳細図である。
【符号の説明】
T 送信機 R 受信機 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 画信号メモリ 5 操作パネル 6 モデム 10 読取装置 11 記録装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画信号の送信エラーを連続して2ライン
    検出すると、エラーラインの内前のエラーラインは1
    ライン前のラインと同一とみなして記録し、後のエラー
    ラインは1ライン後のラインと同一とみなして記録し、
    連続して3ライン以上にエラーの発生が検出されると再
    送動作をすることを特徴とするファクシミリ装置。
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